JP6748450B2 - 車輪用軸受装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車輪用軸受装置に関する。
従来、自動車等の懸架装置として、車輪を回転自在に支持する車輪用軸受装置が知られている。車輪用軸受装置では、車輪に接続されるハブ輪(内方部材)が転動体を介して外方部材に回転自在に支持されている。
車輪用軸受装置では、外方部材内部のグリースが減る、或いは、雨水や粉塵が浸入することによって、転動体又は内方部材の転走面が損傷して、車輪用軸受装置の寿命が短くなる。このため、車輪用軸受装置には、内部に封入されているグリースの漏れを防止するとともに外部から雨水又は粉塵の浸入を防止するために、外方部材と内方部材との間の環状空間にシール機構が設けられている。シール機構は、環状空間のアウター側とインナー側とにそれぞれ設けられている(例えば、特許文献1)。
特開2013−32823号公報
特許文献1に開示されるシール機構では、外輪から伝わってくる泥水を第二シール部の堰部によって防いでいる。泥水が堰部を超えた場合には、第二シール部の第二シール部材と車輪取り付けフランジの傾斜部とによって構成されるラビリンスによって軸受内部に浸入する泥水を防いでいる。
しかし、泥水がラビリンスを超えた場合には、泥水が第一シール部のサイドリップ部先端に直接触れるため、サイドリップ部先端が劣化し、サイドリップ部の緊迫力を低下させる。その結果、泥水はさらに軸受内部へと浸入し、軸受が損傷するおそれがある。
また、泥水の浸入によって車輪取り付けフランジの傾斜部では錆が発生するおそれがある。発生した錆が軸受内部へと浸入しサイドリップ先端に触れることによって、サイドリップ先端が摩耗し、サイドリップの緊迫力が低下する。その結果、泥水はさらに軸受内部へと浸入し、軸受が損傷するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、泥水に対する耐久性能及び防錆性能を向上できる車輪用軸受装置を提供することである。
即ち、本発明においては、車輪を回転自在に支持する車輪用軸受装置であって、内周側に外側転走面が形成される外方部材と、外周側に内側転走面が形成されるとともに前記外方部材に内挿される内方部材と、前記外側転走面と前記内側転走面との間にて転動自在に介される転動体と、前記外方部材と前記内方部材との間に形成される環状空間を、前記車輪用軸受装置の両側でシールする各シール機構と、を備え、前記内方部材は、ハブ輪と、内輪と、を備え、前記各シール機構のうちアウター側のシール機構は、第一シール部と、第二シール部と、スリンガと、を備え、前記スリンガは、前記内方部材の外周部に沿って配置され、前記第一シール部は、前記外方部材の内周部に嵌合され、前記環状空間の内側から外側に向かって順に形成される、ラジアルリップ部と、ダストリップ部と、第一サイドリップ部と、を備え、前記第二シール部は、前記外方部材の外周部に嵌合され、前記ハブ輪に向かって突出した第二サイドリップ部を備え、前記第二サイドリップ部は、前記ハブ輪に対し所定の隙間を形成して配置され、前記第二サイドリップ部と前記ハブ輪とによって第一ラビリンスを構成し、前記スリンガは、前記環状空間の外部空間側であって、前記スリンガと前記第二サイドリップ部又は前記外方部材のアウター側端面とによって第二ラビリンスを構成する、ものである。
本発明においては、前記スリンガには、前記スリンガと前記内方部材との隙間に形成され、かつ、前記環状空間の外部空間側に向かって開口する第一樋部と、前記第一シール部よりも前記環状空間の外部空間側に、前記環状空間の外部空間側に向かって開口する第二樋部が設けられ、前記ラジアルリップ部は、前記環状空間の内部側かつ前記径方向の内側に向かって延出され、前記スリンガに対して摺接し、前記ダストリップ部は、前記環状空間の外部空間側かつ前記径方向の内側に向かって延出され、前記スリンガに対して摺接し、前記第一サイドリップ部は、前記環状空間の外部空間側かつ前記径方向の外側に向かって延出され、前記スリンガに対して所定の隙間を形成して配置される、ものである。
本発明においては、前記第一シール部には、前記第一サイドリップ部よりも前記環状空間の外部空間側に、前記環状空間の外部空間側に向かって開口する第二樋部が設けられ、前記ラジアルリップ部は、前記環状空間の内部側かつ前記径方向の内側に向かって延出され、前記スリンガに対して摺接し、前記ダストリップ部は、前記環状空間の外部空間側かつ前記径方向の内側に向かって延出され、前記スリンガに対して摺接し、前記第一サイドリップ部は、前記環状空間の外部空間側かつ前記径方向の外側に向かって延出され、前記スリンガに対して摺接する、ものである。
本発明の車輪用軸受装置によれば、泥水が第二シール部の第二サイドリップ部と傾斜部とによって構成される第一ラビリンスを超えた場合であっても、スリンガに設けた第一樋部が泥水を受け、第一樋部に受け止められた泥水を軸受の回転時に外部に排出することができる。
また、本発明の車輪用軸受装置によれば、スリンガと第二シール部の第二サイドリップ部とによって構成される第二ラビリンスによって泥水性能を向上することができる。
さらに、本発明の車輪用軸受装置によれば、第二ラビリンスを超えて泥水が浸入しても、スリンガに設けられた第二樋部が泥水を受け、第二樋部に受け止められた泥水を軸受の回転時に外部に排出することができる。同時に、第一シール部の第一サイドリップ部先端に直接泥水が接触することがなく、第一サイドリップ部先端の劣化を防止することができる。
さらに、本発明の車輪用軸受装置によれば、浸入した泥水中の大きなごみを第一ラビリンスで防ぎ、浸入した泥水中の小さなごみを第二ラビリンスで防ぐような、泥水中のごみを、その大きさの違いによって分別して防ぐラビリンス構成によって、泥水性能を向上することができる。
さらに、本発明の車輪用軸受装置によれば、錆びにくいステンレス製のスリンガを、錆びやすい鉄製のハブ輪の外周部に設けることによって、ハブ輪の防錆効果を向上することができる。
車輪用軸受装置の全体構成を示す斜視図。 同じく断面図。 第一実施形態のシール機構の構成を示す断面図。 第二実施形態のシール機構の構成を示す断面図。
図1及び図2を用いて、車輪用軸受装置1について説明する。
図1は、車輪用軸受装置1の全体構成を斜視図によって表している。図2は、車輪用軸受装置1の全体構成を図1におけるAA断面図によって表している。以下では、図1及び図2に示されるインナー側及びアウター側に従って説明する。
車輪用軸受装置1は、自動車等の車両の懸架装置として、車輪を回転自在に支持するものである。車輪用軸受装置1は、外方部材2と、内方部材3と、転動列である二列のインナーボール列6a及びアウターボール列6bと、インナー側のシール機構であるインナーシール機構7と、アウター側のシール機構であるアウターシール機構10と、を備えている。内方部材3は、ハブ輪4と、内輪5と、を備えている。
外方部材2は、略円筒状に形成され、S53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼で構成されている。外方部材2は、インナー側開口部2aと、アウター側開口部2bと、インナー側の外側転走面2cと、アウター側の外側転走面2dと、フランジ2eと、外溝2fと、を備えている。
インナー側開口部2aは、外方部材2のインナー側端部に形成され、インナーシール機構7が嵌合されている。アウター側開口部2bは、外方部材2のアウター側端部に形成され、アウターシール機構10が嵌合されている。
外側転走面2c及び外側転走面2dは、互いに平行になるように、外方部材2の内周面に周方向に沿って環状に形成されている。外側転走面2dは、ピッチ円直径が外側転走面2cと同等もしくは大きくなるように形成されている。外側転走面2c及び外側転走面2dには、高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲とする硬化層が形成されている。
車体取り付けフランジ2eは、図示しない懸架装置のナックルに取り付けるために、外方部材2の外周面に一体的に形成されている。外溝2fは、外部からの雨水を排水するために、インナー側開口部2aの外周面に環状に形成されている。
内方部材3は、図示しない車両の車輪を回転自在に支持するものである。内方部材3は、外方部材2に内挿されている。内方部材3は、ハブ輪4と、内輪5と、を備えている。
ハブ輪4は、有底円筒状に形成されたS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼で構成されている。ハブ輪4は、小径段部4aと、フランジ4bと、内側転走面4cと、ハブボルト4dと、を備えている。
小径段部4aは、ハブ輪4のインナー側端部に形成されている。車輪取り付けフランジ4bは、車輪を取り付けるために、ハブ輪4のアウター側端部にハブ輪4と一体的に形成されている。内側転走面4cは、ハブ輪4のアウター側の外周面に、周方向に沿って環状に形成されている。ハブボルト4dは、車輪取り付けフランジ4bの周方向の等配位置に設けられている。
内輪5は、ハブ輪4のインナー側端部の小径段部4aに圧入されている。内輪5は、SUJ2等の高炭素クロム軸受鋼からなり、ズブ焼入れにより芯部まで58〜64HRCの範囲で硬化処理されている。内輪5は、圧入により所定の予圧が付与された状態でハブ輪4のインナー側端部に一体的に固定されている。
内輪5の外周面には、周方向に沿って環状の内側転走面5aが形成されている。ハブ輪4は、インナー側の小径段部4aからアウター側の内側転走面4cまでを高周波焼入れにより表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理されている。これにより、ハブ輪4は、車輪取り付けフランジ4bに付加される回転曲げ荷重に対して充分な機械的強度を有し、ハブ輪4の耐久性が向上する。
ハブ輪4及び内輪5では、インナー側端部の内輪5に形成されている内側転走面5aが外方部材2のインナー側の外側転走面2cに対向し、アウター側に形成されている内側転走面4cが外方部材2のアウター側の外側転走面2dに対向するように配置されている。
インナーボール列6a及びアウターボール列6bは、ハブ輪4を回転自在に支持するものである。インナーボール列6a及びアウターボール列6bは、転動体である複数のボールが保持器によって環状に保持されている。インナーボール列6a及びアウターボール列6bは、SUJ2等の高炭素クロム軸受鋼からなり、ズブ焼入れにより芯部まで58〜64HRCの範囲で硬化処理されている。
アウターボール列6bは、ピッチ円直径がインナーボール列6aと同等もしくは大きくなるように構成されている。インナーボール列6aは、内輪5に形成されている内側転走面5aと、内側転走面5aに対向している外方部材2のインナー側の外側転走面2cと、の間に転動自在に挟まれている。
アウターボール列6bは、ハブ輪4に形成されている内側転走面4cと、内側転走面4cに対向している外方部材2のアウター側の外側転走面2dと、の間に転動自在に挟まれている。つまり、インナーボール列6aとアウターボール列6bとは、外方部材2に対してハブ輪4と内輪5とを回転自在に支持している。
本実施形態では、車輪用軸受装置1は、外方部材2と、ハブ輪4と、内輪5と、インナーボール列6aと、アウターボール列6bと、を備える複列アンギュラ玉軸受として構成されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、本発明は、複列円錐ころ軸受で構成されていても良い。
本実施形態では、車輪用軸受装置1は、ハブ輪4の外周にアウターボール列6bの内側転走面4cが形成されている第三世代構造の車輪用軸受装置1として構成されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、本発明は、ハブ輪4に一対の内輪5が圧入固定された第二世代構造、或いは、ハブ輪4を備えずに外方部材2である外輪と内方部材である内輪5とから構成される第一世代構造であっても良い。
インナーシール機構7は、外方部材2と内方部材3との環状空間のインナー側をシールするものである。より具体的には、インナーシール機構7は、外方部材2のインナー側開口部2aとハブ輪4との隙間を塞ぐものである。
アウターシール機構10は、外方部材2と内方部材3との環状空間のアウター側をシールするものである。より具体的には、アウターシール機構10は、外方部材2のアウター側開口部2bとハブ輪4との隙間を塞ぐものである。アウターシール機構10について、詳しくは後述する。
車輪用軸受装置1では、外方部材2のインナー側開口部2aと内輪5との隙間がインナーシール機構7で塞がれ、外方部材2のアウター側開口部2bとハブ輪4との隙間をアウターシール機構10で塞がれている。このような構成とすることで、車輪用軸受装置1では、内部からの潤滑グリースの漏れ、並びに、外部からの雨水や粉塵の浸入を防止しつつ、外方部材2に支持されているハブ輪4と内輪5とが回転する。
図3を用いて、第一実施形態のアウターシール機構10の構成について説明する。
図3では、アウターシール機構10の構成を図2のB部を拡大した図によって表している。また、以下では、図3に示す径方向の内側及び外側、軸方向のインナー側及びアウター側、環状空間の内側及び外側、及び周方向に従って説明するものとする。
アウターシール機構10は、本発明のシール機構の第一実施形態である。アウターシール機構10は、外方部材2と内方部材3との環状空間のアウター側をシールするものである。アウターシール機構10は、第一シール部11と、第二シール部14と、スリンガ17と、を備えている。
外方部材2と内方部材3との環状空間のアウター側は、周方向の断面視にて略L字状に形成されている。より具体的には、環状空間のアウター側は、外方部材2の内周部及びアウター側端面と、内方部材3のハブ輪4の外周部4l、R部4m及び基部4nとの間に形成されている。
第一シール部11は、外方部材2と内方部材3との環状空間のアウターボール列6bから外部に向かう中途部に配置されている。第一シール部11は、外方部材2の内周側に嵌合されている。第一シール部11は、芯金12と、第一シール部材13と、を備えている。
芯金12は、オーステナイト系ステンレス鋼板、防錆処理された冷間圧延鋼板等、或いは耐食性を有する鋼板等をプレス加工することによって形成されている。芯金12は、嵌合部12aと、内側部12bと、を備えている。嵌合部12aは、円筒状に形成され、外方部材2のアウター側端部の内周に内嵌されている。内側部12bは、嵌合部12aから屈曲して形成され、径方向内側に延出されている。
第一シール部材13は、NBR等の合成ゴムから構成されている。第一シール部材13は、芯金12の嵌合部12aの一部から、内側部12bの径方向内側の端部に至る範囲に一体的に加硫接着されている。第一シール部材13は、ラジアルリップ部13aと、ダストリップ部13bと、第一サイドリップ部13cと、を備えている。
ラジアルリップ部13aは、環状空間の内部側かつ径方向の内側に向かって延出され、スリンガ17に対して摺接している。ダストリップ部13bは、環状空間の外部空間側かつ径方向の内側に向かって延出され、スリンガ17に対して摺接している。第一サイドリップ部13cは、環状空間の外部空間側かつ径方向の外側に向かって延出され、スリンガ17に対して所定の隙間を形成して配置されている。
第二シール部14は、外方部材2と内方部材3との環状空間において外部空間側の端部近傍に配置されている。第二シール部14は、外方部材2の外周部に嵌合されている。第二シール部14は、芯金15と、第二シール部材16と、を備えている。
芯金15は、外方部材2のアウター側端部の外周に装着されている。芯金15は、オーステナイト系ステンレス鋼板、防錆処理された冷間圧延鋼板等、或いは耐食性を有する鋼板等をプレス加工することによって形成されている。芯金15は、円周部15aと、立板部15bと、鍔部15cと、を備えている。
円周部15aは、円筒状に形成され、外方部材2の外周面に圧入されている。立板部15bは、円周部15aから径方向外側に向かって延出されている。鍔部15cは、円周部15aから径方向内側に向かって延出され、外方部材2のアウター側の端面に密着している。
第二シール部材16は、NBR等の合成ゴムから構成されている。第二シール部材16は、芯金15の円周部15aから立板部15bのインナー側端部および鍔部15cの外表面に至る範囲に固着されている。第二シール部材16は、第二サイドリップ部16aを備えている。
第二サイドリップ部16aは、ハブ輪4に向かって突出している。第二サイドリップ部16aは、ハブ輪4の傾斜部4oに沿って所定のすきまをもって対向し、第一ラビリンスR1を構成している。
スリンガ17は、外方部材2と内方部材3との環状空間のアウター側において、内方部材の外周部4l、R部4m及び基部4nに沿って配置されている。スリンガ17は、芯金18と、スリンガシール部材19と、を備えている。
芯金18は、オーステナイト系ステンレス鋼板、防錆処理された冷間圧延鋼板等、或いは耐食性を有する鋼板等をプレス加工することによって形成されている。芯金18は、R部18aと、ストレート部18bと、を備えている。
R部18aは、内方部材の外周部4l、R部4m及び基部4nに沿って配置されている。ストレート部18bは、基部4nとの間に所定の隙間を形成して配置されている。
スリンガシール部材19、NBR等の合成ゴムから構成されている。スリンガシール部材19は、芯金18のストレート部18bのアウター側からR部18aのインナー側に至る範囲に固着されている。スリンガシール部材19は、第一樋部19aと、第二樋部19bと、を備えている。
スリンガシール部材19が固着された芯金18のストレート部18bと、第二サイドリップ部16aとは、所定のすきまをもって対向し、第二ラビリンスR2を構成している。なお、第二ラビリンスR2は、ストレート部18bと外方部材アウター側端面とによって構成されていても良い。
第一樋部19aは、断面視にてV字状に形成されている。第一樋部19aは、スリンガ17の環状空間において外部空間側であって、芯金18のストレート部18bとハブ輪4の基部4nとの隙間に配置されている。具体的には、第一樋部19aは、基部4nに接して配置されている。第一樋部19aは、外部空間側に向かって開口するように配置されている。
第二樋部19bは、断面視にてV字状に形成されている。第二樋部19bは、スリンガ17の外部空間側かつインナー側に配置されている。第二樋部19bは、環状空間において、第一シール部11よりも環状空間において外部空間側に配置されている。第二樋部19bは、外部空間側に向かって開口するように配置されている。
アウターシール機構10の作用について説明する。
アウターシール機構10によれば、第二シール部14の第二サイドリップ部16aとハブ輪4の傾斜部4oとの第一ラビリンスR1からスリンガ17のアウター側に泥水が浸入しようとした場合であっても、浸入しようとした泥水が第一樋部19aによって確保され、確保された泥水が回転する第一樋部19aによって外部へ排出される。そのため、泥水がスリンガ17とハブ輪4の外周部4l、R部4m及び基部4nとの間に浸入することはない。
同時に、アウターシール機構10によれば、第二シール部14の第二サイドリップ部16aとハブ輪4の傾斜部4oとの第一ラビリンスR1からスリンガ17のインナー側に泥水が浸入しようとした場合であっても、浸入しようとした泥水が第二樋部19bによって確保され、確保された泥水が回転する第二樋部19bによって外部へ排出される。そのため、泥水が第一サイドリップ部13cに直接当たることがなく、第一サイドリップ部13cのシール緊迫力の低下を抑制できる。
アウターシール機構10によれば、泥水が第二シール部14の第一ラビリンスR1を超えた場合であっても、スリンガ17に設けた第一樋部19aが泥水を受け、第一樋部19aに受け止められた泥水を軸受の回転時に外部に排出することができる。
また、アウターシール機構10によれば、第二ラビリンスR2によって泥水性能を向上することができる。
さらに、アウターシール機構10によれば、第二ラビリンスR2を超えて泥水が浸入しても、スリンガ17に設けられた第二樋部19bが泥水を受け、第二樋部19bに受け止められた泥水を軸受の回転時に外部に排出することができる。同時に、第一シール部11の第一サイドリップ部13c先端に直接泥水が接触することがなく、第一サイドリップ部13c先端の劣化を防止することができる。
さらに、アウターシール機構10によれば、浸入した泥水中の大きなごみを第一ラビリンスR1で防ぎ、浸入した泥水中の小さなごみを第二ラビリンスR2で防ぐような、泥水中のごみを、その大きさの違いによって分別して防ぐラビリンス構成によって、泥水性能を向上することができる。
さらに、アウターシール機構10によれば、錆びにくいステンレス製のスリンガ17を、錆びやすい鉄製のハブ輪4の外周部に設けることによって、ハブ輪4の防錆効果を向上することができる。
図4を用いて、第二実施形態のアウターシール機構20の構成について説明する。
図4では、アウターシール機構20の構成を図2のB部を拡大した図によって表している。また、以下では、図4に示す径方向の内側及び外側、軸方向のインナー側及びアウター側、環状空間の内側及び外側に従って説明するものとする。
アウターシール機構20は、本発明のシール機構の第二実施形態である。アウターシール機構20は、外方部材2と内方部材3との環状空間のアウター側をシールするものである。アウターシール機構20は、第一シール部21と、第二シール部24と、スリンガ27と、を備えている。
第一シール部21は、外方部材2と内方部材3との環状空間のアウターボール列6bから外部に向かう中途部に配置されている。第一シール部21は、芯金22と、第一シール部材23と、を備えている。芯金22は、芯金12と同様の構成であるため説明を省略する。
第一シール部材23は、NBR等の合成ゴムから構成されている。第一シール部材23は、芯金22の嵌合部22aの一部から、内側部22bの径方向内側の端部に至る範囲に一体的に加硫接着されている。第一シール部材23は、径方向外側に向かって傾斜して形成されている。第一シール部材23は、ラジアルリップ部23aと、ダストリップ部23bと、リップシールとしての第一サイドリップ部23cと、第二樋部23dと、を備えている。
ラジアルリップ部23aは、環状空間の内部側かつ径方向の内側に向かって延出され、スリンガ27に対して摺接している。ダストリップ部23bは、環状空間の外部空間側かつ径方向の内側に向かって延出され、スリンガ7に対して摺接している。第一サイドリップ部23cは、環状空間の外部空間側かつ径方向の外側に向かって延出され、スリンガ27に対して摺接している。
第二樋部23dは、第一サイドリップ部23cよりも環状空間の外部空間側に設けられている。第二樋部23dは、断面視にてV字状に形成されている。第二樋部23dは、第一シール部21のアウター側に配置されている。第二樋部23dは、環状空間において第一サイドリップ部23cよりも外部空間側に配置されている。第二樋部23dは、外部空間側に向かって開口するように配置されている。
第二シール部24は、第二シール部14と同様の構成であるため説明を省略する。
スリンガ27は、外方部材2と内方部材3との環状空間のアウター側において、内方部材の外周部4l、R部4m及び基部4nに沿って配置されている。スリンガ27は、芯金28と、スリンガシール部材29と、を備えている。芯金28は、芯金18と同様の構成であるため説明を省略する。
スリンガシール部材29は、NBR等の合成ゴムから構成されている。スリンガシール部材29は、芯金28のストレート部28bのアウター側からインナー側に至る範囲に固着されている。スリンガシール部材29は、第一樋部29aを備えている。
第一樋部29aは、断面視にてV字状に形成されている。第一樋部29aは、スリンガ27の外部空間側かつアウター側に配置されている。具体的には、第一樋部29aは、ストレート部28bと、基部4nとの間に配置されている。第一樋部29aは、外部空間側に向かって開口するように配置されている。
なお、アウターシール機構20の第一ラビリンスR1及び第二ラビリンスR2については、アウターシール機構10の第一ラビリンスR1及び第二ラビリンスR2と同様であるため説明を省略する。
アウターシール機構20の作用について説明する。
アウターシール機構20によれば、第二シール部24の第二サイドリップ部26aとハブ輪4の傾斜部4oとの第一ラビリンスR1からスリンガ27のアウター側に泥水が浸入しようとした場合であっても、浸入しようとした泥水が第一樋部29aによって確保され、確保された泥水が回転する第一樋部29aによって外部へ排出される。そのため、泥水がスリンガ27とハブ輪4の外周部4l、R部4m及び基部4nとの間に浸入することはない。
同時に、アウターシール機構20によれば、第二シール部24の第二サイドリップ部26aとハブ輪4の傾斜部4oとの第一ラビリンスR1からスリンガ27のインナー側に泥水が浸入しようとした場合であっても、浸入した泥水が第二樋部23dによって確保され、確保された泥水が第二樋部23dをつたって第二樋部23dの下方より外部へ排出される。そのため、泥水が第一サイドリップ部23cに直接当たることがなく、第一サイドリップ部23cのシール緊迫力の低下を抑制できる。
アウターシール機構20によれば、泥水が第二シール部24の第一ラビリンスR1を超えた場合であっても、スリンガ27に設けた第一樋部29aが泥水を受け、第一樋部29aに受け止められた泥水を軸受の回転時に外部に排出することができる。
また、アウターシール機構20によれば、第二ラビリンスR2によって泥水性能を向上することができる。
さらに、アウターシール機構20によれば、第二ラビリンスR2を超えて泥水が浸入しても、第一シール部21に設けられた第二樋部23dが泥水を受け、第二樋部23dに受け止められた泥水を軸受の回転時に外部に排出することができる。同時に、第一シール部21の第一サイドリップ部23c先端に直接泥水が接触することがなく、第一サイドリップ部23c先端の劣化を防止することができる。
さらに、アウターシール機構20によれば、浸入した泥水中の大きなごみを第一ラビリンスR1で防ぎ、浸入した泥水中の小さなごみを第二ラビリンスR2で防ぐような、泥水中のごみを、その大きさの違いによって分別して防ぐラビリンス構成によって、泥水性能を向上することができる。
さらに、アウターシール機構20によれば、錆びにくいステンレス製のスリンガ27を、錆びやすい鉄製のハブ輪4の外周部に設けることによって、ハブ輪4の防錆効果を向上することができる。
1 車輪用軸受装置
2 外方部材
2a インナー側開口部
3 内方部材
4 ハブ輪
6a インナーボール列
6b アウターボール列
7 インナーシール機構
10 アウターシール機構
11 第一シール部
13c 第一サイドリップ部
14 第二シール部
17 スリンガ
19a 第一樋部
19b 第二樋部

Claims (3)

  1. 車輪を回転自在に支持する車輪用軸受装置であって、
    内周側に外側転走面が形成される外方部材と、
    外周側に内側転走面が形成されるとともに前記外方部材に内挿される内方部材と、
    前記外側転走面と前記内側転走面との間にて転動自在に介される転動体と、
    前記外方部材と前記内方部材との間に形成される環状空間を、前記車輪用軸受装置の両側でシールする各シール機構と、を備え、
    前記内方部材は、ハブ輪と、内輪と、を備え、
    前記各シール機構のうちアウター側のシール機構は、第一シール部と、第二シール部と、スリンガと、を備え、
    前記スリンガは、前記内方部材の外周部に沿って配置され、
    前記第一シール部は、前記外方部材の内周部に嵌合され、前記環状空間のインナー側からアウター側に向かって順に形成される、ラジアルリップ部と、ダストリップ部と、第一サイドリップ部と、を備え、
    前記第二シール部は、前記外方部材の外周部に嵌合され、前記ハブ輪に向かって突出した第二サイドリップ部を備え、
    前記第二サイドリップ部は、前記ハブ輪に対し所定の隙間を形成して配置され、前記第二サイドリップ部と前記ハブ輪とによって第一ラビリンスを構成し、
    前記スリンガは、前記環状空間の径方向の外側である外部空間側であって、前記スリンガと前記第二サイドリップ部又は前記外方部材のアウター側端面とによって第二ラビリンスを構成し、
    前記第一サイドリップ部は、前記スリンガに対して所定の隙間を形成して配置される
    車輪用軸受装置。
  2. 請求項1に記載の車輪用軸受装置であって、
    前記スリンガには、
    前記スリンガと前記内方部材との隙間に形成され、かつ、前記環状空間の径方向の外側である外部空間側に向かって開口する第一樋部と、
    前記第一シール部よりも前記環状空間の径方向の外側である外部空間側に設けられ、かつ、前記環状空間の径方向の外側である外部空間側に向かって開口する第二樋部と、が設けられ、
    前記ラジアルリップ部は、前記環状空間のインナーかつ前記環状空間の径方向の内側に向かって延出され、前記スリンガに対して摺接し、
    前記ダストリップ部は、前記環状空間のアウターかつ前記環状空間の径方向の内側に向かって延出され、前記スリンガに対して摺接し、
    前記第一サイドリップ部は、前記環状空間のアウターかつ前記環状空間の径方向の外側に向かって延出される
    車輪用軸受装置。
  3. 請求項1に記載の車輪用軸受装置であって、
    前記第一シール部には、
    前記第一サイドリップ部よりも前記環状空間の径方向の外側である外部空間側に設けられ、かつ、前記環状空間の径方向の外側である外部空間側に向かって開口する第二樋部が設けられ、
    前記ラジアルリップ部は、前記環状空間のインナーかつ前記環状空間の径方向の内側に向かって延出され、前記スリンガに対して摺接し、
    前記ダストリップ部は、前記環状空間のアウターかつ前記環状空間の径方向の内側に向かって延出され、前記スリンガに対して摺接し、
    前記第一サイドリップ部は、前記環状空間のアウターかつ前記環状空間の径方向の外側に向かって延出される
    車輪用軸受装置。
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