JP2005307420A - ストッキング - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも一部がウェル曲がりWb(%)が2.0≦Wb≦25.0の範囲を満たす編地から構成されているストッキングであり、好ましくは、さらに着用状態において、コース方向のねじれ角θ1とウェル方向のねじれ角θ2が下記式を満たすことを特徴とするストッキング。
3°≦θ1+θ2≦45°
【選択図】図1
Description
(1)少なくとも一部がウェル曲がりWb(%)が2.0≦Wb≦25.0の範囲を満たす編地から構成されていていることを特徴とするストッキング。
(2)着用状態におけるコース方向のねじれ角θ1とウェル方向のねじれ角θ2が下記式を満たすことを特徴とする上記(1)記載のストッキング。
3°≦θ1+θ2≦45°
(3)少なくともストッキングを形成する編地の一部が全コース同一方向の実ヨリが施されている実ヨリ糸で編成されていることを特徴とする上記(1)または(2)に記載のストッキング。
(4)少なくともストッキングを形成する編地の一部がフロート編みにより構成される上記(1)〜(3)のいずれかに記載のストッキング。
(5)少なくともストッキングを形成する糸条の一部がポリウレタン系弾性繊維と他の繊維からなる合撚糸によって形成され、150T/m以上の実ヨリが施されていることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載のストッキング。
(6)左右のレッグ部で、少なくとも編み地の一部が、実質的に互いに反対方向の実ヨリが施されている実ヨリ糸が全コースに用いられて編成されていることを特徴とするストッキングである。すなわち、例えば、右足レッグ部を構成する少なくとも編み地の一部が、S方向の実ヨリが施されている実ヨリ糸が全コースに用いられて編成されている場合には、左足レッグ部を構成する少なくとも編み地の一部はZ方向の実ヨリが施されている実ヨリ糸が全コースに用いられて編成されているストッキングであり、あるいは、逆に、右足レッグ部を構成する少なくとも編み地の一部が、Z方向の実ヨリが施されている実ヨリ糸が全コースに用いられて編成されている場合には、左足レッグ部を構成する少なくとも編み地の一部はS方向の実ヨリが施されている実ヨリ糸が全コースに用いられて編成されているストッキングである。
Wb=(c/50)×100
Wb:ウェル曲がり(%)
c:斜傾距離(cm)
3°≦θ1+θ2≦45°
(1)ウェル曲がりWb(%):
ストッキングレッグ部について、図1のようにパンティー部との切替よりつま先方向に50cm間隔のところに線Xを引く。切替のところに点Aを印し、Aからのウェル線Wと線Xとの交点をCとする。次に、Aから垂線Lを引き、線Xとの交点をBとし、BとCの距離c(cm)について測定する。
Wb=c/50×100
Wb:ウェル曲がり(%)
c:斜傾距離(cm)
(2)着用状態におけるコース方向のねじれ角θ1およびウェル方向のねじれ角θ2:
図2は着用前におけるタイツの正面図であり、ストッキングレッグ部(片足)について、図2のようにパンティ部の切替部との中点aとつま先との中点bを結ぶ線Wを引く。次に、パンティ部との切替部より10cmとのところに線Wの垂線Cを引く。
上記のように、人体足型(土踏まず部、足首部、ふくらはぎ部、大腿部の各部周囲長がそれぞれ24cm、21.5cm、34cm、47cm、長さ73.2cm)にタイツを着用させて、線C0と線C1を引き、線C0と線C1のなす角度を着用状態におけるコース方向のねじれ角θ1として測定する。
(B)着用状態におけるウェル方向のねじれ角θ2
ショートストッキングでは、口ゴムとの切替部分より5cmにおいて、上記と同様の方法で着用状態におけるコース方向のねじれ角θ1および着用状態におけるウェル方向のねじれ角θ2を測定すればよい。測定は、n数を5として平均をとった。
(3)着用時の歩行の美しさ:
被験者3名(A、B、C)による着用テストを行い、下記ポイントを鑑み、着用時の歩行の美しさを評価した。評価点に関しては、ストッキングを着用していないときの歩行の美しさを3として、着用した方が非常に美しいを5、着用した方が美しいを4、着用しない方が美しいを2、着用しない方が非常に美しいを1とした5段階評価を行い、10名の平均値を評価値とした。
44dtexのポリウレタン系弾性繊維と33dtex、10フィラメントのナイロン6延伸糸を用い、図5に示した合撚工程を使用して以下の条件で合撚を施し、Sヨリ、Zヨリの合撚糸を4本ずつ得た。
スピンドル回転数:30000rpm
ポリウレタン系弾性繊維のドラフト:3.0倍
ヨリ数:1500T/m
実施例1で用いたものと同じ44dtexのポリウレタン系弾性繊維と33dtex、10フィラメントのN(ナイロン)6延伸糸を用い、実施例1と同様に以下の条件で合撚を施し、Sヨリ、Zヨリの合撚糸を得た。
スピンドル回転数:30000rpm
ポリウレタン系弾性繊維のドラフト:3.0倍
ヨリ数 :1500T/m
実施例1で用いたものと同じ44dtexのポリウレタン系弾性繊維と33dtex、10フィラメントのナイロン6延伸糸を用い、実施例1と同様に以下の条件で合撚を施し、Sヨリ、Zヨリの合撚糸を得た。
スピンドル回転数:30000rpm
ドラフト:3.0倍
ヨリ数 :1500T/m
2:ウェストバンド
3:パンティ部
4:レッグ部
5:つま先部
6:ポリウレタン弾性繊維
7:他の繊維
8:ポリウレタン弾性繊維供給ローラ
9:スネルガイド
10:デリベリローラ
11:スネルガイド
12:ボビン
13:合撚糸
14:トラベラ
15:リング
16:スピンドル
17:ベルト
L:パンティー部切替からの垂線
X:パンティー部切替から50cmの平行線
W:ウェル線
Claims (6)
- 少なくとも一部がウェル曲がりWb(%)が2.0≦Wb≦25.0の範囲を満たす編地から構成されていていることを特徴とするストッキング。
- 着用状態におけるコース方向のねじれ角θ1とウェル方向のねじれ角θ2が下記式を満たすことを特徴とする請求項1記載のストッキング。
3°≦θ1+θ2≦45° - 少なくともストッキングを形成する編地の一部が、全コース同一方向の実ヨリが施されている実ヨリ糸で編成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のストッキング。
- 少なくともストッキングを形成する編地の一部が、フロート編みにより構成されているる請求項1〜3のいずれかに記載のストッキング。
- 少なくともストッキングを形成する糸条の一部が、ポリウレタン系弾性繊維と他の繊維からなる合撚糸によって形成され、150T/m以上の実ヨリが施されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のストッキング。
- 左右のレッグ部で、少なくとも編み地の一部が、実質的に互いに反対方向の実ヨリが施されている実ヨリ糸が全コースに用いられて編成されていることを特徴とするストッキング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005075156A JP2005307420A (ja) | 2004-03-24 | 2005-03-16 | ストッキング |
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JP2004086784 | 2004-03-24 | ||
JP2005075156A JP2005307420A (ja) | 2004-03-24 | 2005-03-16 | ストッキング |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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2005
- 2005-03-16 JP JP2005075156A patent/JP2005307420A/ja active Pending
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