JP2002220769A - 衣類における着圧付与部の編成構造 - Google Patents

衣類における着圧付与部の編成構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧迫感を与えずにめくれやずり落ちを効果的に
防止して快適に着装できる衣類における着圧付与部の編
成構造の提供。 【解決手段】フロート編みを斜行させてなるスパイラル
フロート編みで編成された略平行四辺形を呈する境界枠
部20により囲繞される連続模様としての囲枠柄16を
備え、これら個々の囲枠柄16は、境界枠部20の引張
力を最大とし、該境界枠部20と相似形を呈しながらそ
の内側面をプレーン編みにより段階的に縮小させた少な
くとも1以上の各区画領域20a〜20l毎に外側から
順に引張力を低下させてなる圧接部18の連続面により
着圧付与部17を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソックス類の口ゴ
ム部や肌着類の袖口部など、衣類の各種部位に形成され
る着圧付与部の編成構造に関する技術である。
【0002】肌着類の袖口部やソックス類の口ゴム部と
称される部位には、従来からその着装時にめくれたりず
り落ちたりしないように伸縮性が付与された編成構造が
採用されている。また、身体の特定部位に着装されるサ
ポーターなどのような衣類は、当該特定部位を圧迫する
ために比較的強い伸縮性が付与された編成構造が採用さ
れている(本明細書では、上記いずれかの編成構造を採
用することにより伸縮性が付与されている衣類の特定部
位を「着圧付与部」という)。
【0003】そして、この場合における着圧付与部は、
その周方向に均一なリブ編(ゴム編)を行って横方向で
の伸縮性を大きなものとすることにより、着装時のめく
れやずり落ちを防止しようとするものであった。
【0004】なお、本明細書中の「衣類」には、ストッ
キングやパンティストッキング、ハイソックスなどの靴
下類のほか、アンダーシャツやショーツなどの肌着類、
さらにはスポーツウエアの下着やコルセットなどのよう
な各種サポーターをも含むものとする。さらに、着圧付
与部は、例えば衣類がストッキングであればウエルトと
称される部位に、パンティストッキングであればウエス
トバンドと称される部位にそれぞれ形成されることにな
る。 また、上記着圧付与部を当接させる人体の部位
は、個々の衣類の用途と機能とに応じてウエスト、太
股、膝上、膝、膝下、足首、手首、肘、二の腕、腰部な
ど、必要に応じ適宜の部位を任意に選択することができ
る。さらに、着圧付与部は、人体の例えば太股の全周に
わたり当接配置できるように衣類に形成できるほか、人
体の腹部などのような面的な広がりのもとで当接配置で
きるように衣類に形成することもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来構造の前
記着圧付与部は、圧接面を介して全体に均一な着圧を付
与し得るに止まるものであったため、着装時におけるめ
くれ防止やずり落ち防止を長時間にわたり確実、かつ、
効果的に持続させることができない構造的な不都合があ
った。
【0006】また、従来構造においても前記着圧付与部
の圧接力を強めることによりめくれやずり落ちの防止を
図ることは可能であるものの、時間を経るにつれ締め付
け感が増し、その着装時に窮屈で不快になる不具合があ
った。
【0007】本発明は、従来技術にみられた上記課題に
鑑み、圧迫感を与えることなくめくれやずり落ちを効果
的に防止して快適に着装できる衣類における着圧付与部
の編成構造を提供することを目的とする。なお、本発明
におけるフロート編みとは、編み目を1ウェールおき、
もしくは数ウェールおきに編み糸を給糸しないでループ
を作らないようにした編成方法を、プレーン編みとは、
編み目が連続してなる編成方法をそれぞれいう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を実
現すべくなされたものであり、そのうちの第1の発明
は、フロート編みを斜行させてなるスパイラルフロート
編みで編成された略平行四辺形を呈する境界枠部により
囲繞される連続模様としての囲枠柄を備え、これら個々
の囲枠柄は、前記境界枠部の引張力を最大とし、該境界
枠部と相似形を呈しながらその内側面をプレーン編みに
より段階的に縮小させた少なくとも1以上の各区画領域
毎に外側から順に引張力を低下させてなる圧接部の連続
面により着圧付与部を形成したことに構成上の特徴があ
る。
【0009】また、第2の発明は、前記縦列支骨部を介
して個々の前記囲枠柄が略三角形状に二分されてなる各
区画部は、前記境界枠部の引張力を最大とし、該境界枠
部と相似形を呈しながらその内側面をプレーン編みによ
り段階的に縮小させた少なくとも1以上の各区画領域毎
に外側から順に引張力を低下させてなる圧接部と前記縦
列支骨部との連続面により着圧付与部を形成したことに
構成上の特徴がある。この場合、前記縦列支骨部を介し
て個々の前記囲枠柄が略三角形状に二分されてなる各区
画部は、前記境界枠部の引張力を最大とし、該境界枠部
と相似形を呈しながらその内側面をプレーン編みにより
段階的に縮小させた少なくとも1以上の各区画領域毎に
外側から順に引張力を低下させてなる圧接部と前記縦列
支骨部との連続面により着圧付与部を形成しておくのが
好ましい。
【0010】さらに、上記第1の発明と第2の発明と
は、そのいずれもが表地と、該表地側から折り返されて
重ね合わされる裏地とを備え、該裏地にのみ前記着圧付
与部を形成したり、前記裏地とその対面部位に位置する
前記表地とのそれぞれに前記着圧付与部を形成したりす
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明における第1の発
明をソックスの口ゴム部に適用した例を示す概略説明図
であり、そのうちの(a)は一部を省略した要部説明図
を、(b)は(a)における囲繞線部分の拡大図をそれ
ぞれ示す。
【0012】同図によれば、衣類11のひとつである丸
編みされたソックス12における口ゴム部13は、フロ
ート編みを斜行させてなるスパイラルフロート編みで編
成された略平行四辺形を呈する境界枠部20により囲繞
される連続模様としての囲枠柄16を備えて形成されて
いる。
【0013】この場合における丸編みは、例えば計4カ
所の給糸口のうち、1の給糸口からはナイロンヤーン
を、2の給糸口からはシングルカバリングヤーンを、3
の給糸口からはナイロンヤーンを、4の給糸口からはシ
ングルカバリングヤーンを各別に供給するなどして行わ
れる。なお、他の組合せパターンとしては、1の給糸口
からはナイロンヤーンを、2の給糸口からはシングルカ
バリングヤーンとナイロンヤーンの両方を、3の給糸口
からはナイロンヤーンを、4の給糸口からはシングルカ
バリングヤーンとナイロンヤーンの両方を各別に供給し
たり、1の給糸口と2の給糸口と3の給糸口とのそれぞ
れからはナイロンヤーンを各別に、4の給糸口からはシ
ングルカバリングヤーンを供給したり、1の給糸口と2
の給糸口と3の給糸口とのそれぞれからはナイロンヤー
ンを各別に、4の給糸口からはシングルカバリングヤー
ンとナイロンヤーンの両方を供給するなど、所望に応じ
た適宜の組合せが考えられる。また、スパイラルフロー
ト編みをダブルカバリングヤーンを用いて行う場合に
は、より優れた引張効果を得ることができる。
【0014】しかも、この場合における個々の囲枠柄1
6は、図3中に破線にて各別に示すように、その境界枠
部20の引張力を最大とし、該境界枠部20と相似形を
呈しながらその内側面をプレーン編みにより段階的に縮
小させた各区画領域20a〜20l毎に外側から順に引
張力を低下させてなる圧接部18として形成されてい
る。なお、図3に示す例では、計12個の区画領域20
a〜20lが形成されているが、所望により適宜の幅の
もとで少なくとも1個以上、好ましくは3個以上の適宜
の数で外側から順に形成することができる。
【0015】このため、連続模様としての囲枠柄16に
は、個々の圧接部18があたかも蛸の吸盤のようなイメ
ージの圧接面19を形成し、該圧接面19の連続により
面としての広がりを有する着圧付与部17としての機能
が付与されることになる。
【0016】また、着圧付与部17は、図1(a)にお
けるA−A線矢視方向での断面図として示す図2におけ
るソックス12の口ゴム部13の表地13aと、該表地
13a側から折り返されて重ね合わされる裏地13bと
の双方に設けることができるほか、裏地13bの側にの
み設けておくこともできる。
【0017】なお、図1と図3とに示されている個々の
囲枠柄16は、略菱形を呈して形成されているが、長方
形や正四角形を呈するものであってもよい。
【0018】一方、図4は、本発明における第2の発明
をストッキングのウエルト部に適用した例を示す概略説
明図であり、そのうちの(a)は一部を省略した要部説
明図を、(b)は(a)における囲繞線部分の拡大図を
それぞれ示す。
【0019】同図によれば、衣類11のひとつであるス
トッキング32におけるウエルト部33は、フロート編
みを斜行させてなるスパイラルフロート編みで編成され
た略平行四辺形を呈する境界枠部40により囲繞される
連続模様としての囲枠柄36を備えて形成されている。
なお、第2の発明における糸の組合せは、第1の発明で
説明した組合せパターンと同様にして行うことができ
る。
【0020】しかも、個々の囲枠柄36には、縦方向に
位置する対角θ,θ 相互と交差しながらこれらの
囲枠柄36を縦方向に二分するフロート編みにより直進
させて形成される縦列支骨部41が設けられており、こ
れら囲枠柄36と縦列支骨部41との連続面により着圧
付与部37が形成されている。
【0021】この場合、縦列支骨部41を介して個々の
囲枠柄36が略三角形状に二分されてなる各区画部36
a,36bのそれぞれは、図6に示すように境界枠部4
0の引張力を最大とし、該境界枠部40と相似形を呈し
ながらその内側面にて段階的に縮小させた図中に破線で
示す区画領域40a〜40g毎に引張力を低下させて圧
接部38とし、該圧接部38と縦列支骨部41との連続
面により着圧付与部37を形成するのが好ましい。な
お、図6に示す例では、計7個の区画領域40a〜40
gが形成されているが、所望により適宜の幅のもとで少
なくとも1個以上、好ましくは3個以上の適宜の数で外
側から順に形成することができる。
【0022】このため、連続模様としての囲枠柄36に
は、個々の圧接部38があたかも蛸の吸盤のようなイメ
ージの圧接面39を形成し、該圧接面39の連続により
面としての広がりを有する着圧付与部37としての機能
が付与されることになる。
【0023】また、着圧付与部37は、図4(a)にお
けるB−B線矢視方向での断面図として示す図6におけ
るストキング32のウエルト部33の表地33aと、該
表地33a側から折り返されて重ね合わされる裏地33
bとの双方に設けることができるほか、裏地33bの側
にのみ設けておくこともできる。
【0024】なお、図4と図6とにおいて縦列支骨部4
1と各区画部36a,36bとで示される個々の囲枠柄
36は、その全体で略菱形を呈するものとなっている
が、図示例以外にもその全体で長方形や正四角形を呈す
るものとすることもできる。
【0025】次に、本発明の作用につき、図1に示す第
1の発明を例に説明すれば、ソックス12は、これを履
くことにより膝下部に口ゴム部13を圧接させた状態で
脚に着装することができる。
【0026】この場合、口ゴム部13は、連続模様とな
った多数個の囲枠柄16を備えており、しかも、個々の
囲枠柄16は、その境界枠部20の引張力を最大とし、
該境界枠部20と相似形を呈しながらその内側面にて段
階的に縮小させた各区画領域20a〜20l毎に引張力
を低下させた圧接部18として形成されている。
【0027】このため、各囲枠柄16には、個々の圧接
部18によりあたかも蛸の吸盤のような圧接面19が形
成される結果、連続模様となった多数個の囲枠柄16に
対し圧接面19の連続により面としての広がりを有する
着圧付与部17として機能させることができる。
【0028】したがって、着圧付与部17は、膝下部に
口ゴム部13を当接させても、従来のように当接面の全
体に対し単に均一な圧接力を作用させるのではなく、個
々の圧接部18が外周側から内周側に向かって徐々に弱
まる圧接力が散点状となって作用する結果、ずり落ちを
効果的に防止しながら長時間にわたり快適に着装するこ
とができることになる。
【0029】本発明における第1の発明が奏するこのよ
うな優れた効果は、図2に示すソックス12の口ゴム部
13の裏地13bの側にのみ着圧付与部17を設けても
得ることができるが、表地13aと裏地13bとの双方
に着圧付与部17を設けるならば、より好ましいものと
することができる。
【0030】一方、図4に示す第2の発明による場合に
は、ストッキング32におけるウエルト部33は、連続
模様としての個々の囲枠柄36が縦列支骨部41を備え
ている。このため、縦列支骨部41は、ウエルト部33
の縦方向(ストッキング32の長さ方向)に向かっての
保形性を維持する作用を発揮するに至り、着装時におけ
るめくれとずり落ちとを効果的に防止しながら長時間に
わたり快適に着装することができることになる。
【0031】特に、縦列支骨部41を介して個々の囲枠
柄36を二分してなる各区画部36a,36bのそれぞ
れが境界枠部40の引張力を最大とし、該境界枠部40
の内側面の区画領域40a〜40g毎に引張力を低下さ
せた圧接部38を形成している場合には、これらの圧接
部38が外周側から内周側に向かって徐々に弱まる圧接
力が散点状となってあたかも蛸の吸盤のように作用する
結果、ずり落ちをより効果的に防止しながら長時間にわ
たり快適に着装することができることになる。
【0032】本発明における第2の発明が奏するこのよ
うな優れた効果は、図5に示すストッキング32のウエ
ルト部33の裏地33bの側にのみ着圧付与部37を設
けても得ることができるが、表地33aと裏地33bと
の双方に着圧付与部37を設けるならば、より好ましい
ものとすることができる。
【0033】以上は、ソックス12やストッキング32
を例とした衣類11に設けた着圧付与部17,37につ
いてその作用を説明するものであるが、衣類11の種類
により人体への着圧付与部の当接位置やその当接状態も
変化する。例えば、衣類が肌着類であればその袖口部に
着圧付与部が形成され、衣類が腰部に着装するサポータ
ーであれば、その全体に着圧付与部が形成されることに
なる。つまり、本発明における着圧付与部は、各種の衣
類における圧接を希望する部位に適宜設けておくことが
できる。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、連続
模様となった多数個の囲枠柄が個別に備える散点状の圧
接部の圧接面の連続的な広がりにより着圧付与部を衣類
に形成することができるので、ずり落ちを効果的に防止
しながら長時間にわたり快適に着装することができる。
【0035】特に、個々の囲枠柄をその境界枠部の引張
力を最大とし、該境界枠部の内側面に位置する各区画領
域毎に引張力を低下させた圧接部として形成してある場
合には、ずり落ちをより効果的に防止しながら長時間に
わたり快適に着装することができる。
【0036】さらに、連続模様としての個々の囲枠柄が
縦列支骨部を備えている場合には、着装時におけるめく
れとずり落ちとを効果的に防止しながら衣類を長時間に
わたり快適に着装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の発明をソックスの口ゴム
部に適用した例を示す概略説明図であり、そのうちの
(a)は一部を省略した要部説明図を、(b)は(a)
における囲繞線部分の拡大図をそれぞれ示す。
【図2】図1(a)におけるA−A線矢視方向での拡大
断面図。
【図3】第1の発明における着圧付与部の編成パターン
の一例を示す拡大説明図。
【図4】本発明における第2の発明をストッキングのウ
エルト部に適用した例を示す概略説明図であり、そのう
ちの(a)は一部を省略した要部説明図を、(b)は
(a)における囲繞線部分の拡大図をそれぞれ示す。
【図5】図4(a)におけるB−B線矢視方向での拡大
断面図。
【図6】第2の発明における着圧付与部の編成パターン
の一例を示す拡大説明図
【符号の説明】
11 衣類 12 ソックス 13 口ゴム部 13a 表地 13b 裏地 16 囲枠柄 17 着圧付与部 18 圧接部 19 圧接面 20 境界枠部 20a〜20l 区画領域 32 ストッキング 33 ウエルト部 33a 表地 33b 裏地 36 囲枠柄 36a,36b 区画部 37 着圧付与部 38 圧接部 39 圧接面 40 境界枠部 40a〜40g 区画領域 41 縦列支骨部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロート編みを斜行させてなるスパイラル
    フロート編みで編成された略平行四辺形を呈する境界枠
    部により囲繞される連続模様としての囲枠柄を備え、こ
    れら個々の囲枠柄は、前記境界枠部の引張力を最大と
    し、該境界枠部と相似形を呈しながらその内側面をプレ
    ーン編みにより段階的に縮小させた少なくとも1以上の
    各区画領域毎に外側から順に引張力を低下させてなる圧
    接部の連続面により着圧付与部を形成したことを特徴と
    する衣類における着圧付与部の編成構造。
  2. 【請求項2】フロート編みを斜行させてなるスパイラル
    フロート編みで編成された略平行四辺形を呈する境界枠
    部により囲繞される連続模様としての囲枠柄を備え、こ
    れら個々の囲枠柄は、縦方向に位置する対角 相互と交
    差しながらこれら各囲枠柄を縦方向に二分するフロート
    編みにより直進させて縦列支骨部を設け、該縦列支骨部
    と前記各囲枠柄との連続面により着圧付与部を形成した
    ことを特徴とする衣類における着圧付与部の編成構造。
  3. 【請求項3】前記縦列支骨部を介して個々の前記囲枠柄
    が略三角形状に二分されてなる各区画部は、前記境界枠
    部の引張力を最大とし、該境界枠部と相似形を呈しなが
    らその内側面をプレーン編みにより段階的に縮小させた
    少なくとも1以上の各区画領域毎に外側から順に引張力
    を低下させてなる圧接部と前記縦列支骨部との連続面に
    より着圧付与部を形成したことを特徴とする請求項2に
    記載の衣類における着圧付与部の編成構造。
  4. 【請求項4】表地と、該表地側から折り返されて重ね合
    わされる裏地とを備え、該裏地にのみ前記着圧付与部を
    形成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載の衣類における着圧付与部の編成構造。
  5. 【請求項5】表地と、該表地側から折り返されて重ね合
    わされる裏地とを備え、該裏地とその対面部位に位置す
    る前記表地とのそれぞれに前記着圧付与部を形成したこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の衣
    類における着圧付与部の編成構造。
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