JP2005306010A - 軟化点が低いガラスを被覆したフィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】単層で有効なガスバリア性を得られるため生産性が高く、可視光域で高い透過率を有し、かつ高いガスバリア性を有するガスバリア性フィルムの提供。
【解決手段】フィルム基体の少なくとも片面に、軟化温度が150〜800℃である無機質非結晶質膜を形成されてなり、かつ400〜700nmの波長域における最低透過率が70%以上であるガスバリア性フィルム。フィルム基体の少なくとも片面に、ガラス転移温度が100〜500℃である無機質非結晶質膜を形成されてなり、かつ400〜700nmの波長域における最低透過率が70%以上であるガスバリア性フィルム。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として液晶表示素子や有機EL等のディスプレィに適用が可能なフレキシブルなガスバリア性フィルムに関する。
従来、液晶表示素子や有機EL等の基体として、形状が自由に変えられること、曲面の表示が可能であること、軽量であること等の理由で、ガラス基体に代わって各種のフィルム基体を使用する試みがなされている(例えば、非特許文献1または3参照。)。
しかし、フィルムは、ガラスと比較してガスバリア性に劣るという問題がある。液晶表示素子や有機EL等の基体としてフィルムを用いるためには、素子の劣化を防ぐために高いガスバリア性が必要である。特に有機ELに用いるためには、その基体の水蒸気透過率は、5×10−3g/m/日以下という、包装材などとは比較にならないほど厳しい性能が要求される。
ガスバリア性フィルムとして、フィルム上にある特定の樹脂を設けたもの(例えば、特許文献1参照。)、フィルム上にフッ素化合物から構成される樹脂層を設けたもの(例えば、特許文献3参照。)、フィルム上に真空製膜法で形成されたガスバリア層を設けたもの(例えば、特許文献4参照。)が開示されている。しかし、これらのガスバリア性フィルムは必ずしもガスバリア性が十分とは言えない。
また、フィルム上にSiO膜等からなる多層膜を設けたもの(例えば、特許文献2参照。)も開示されている。本文献における1層あたりの膜厚は最大50nm程度であるが、この程度の膜厚ではピンホール等の欠点が発生しやすい問題がある。その問題を解決するために、1層のみならず多層の膜を設ける必要性があるが、安定した性能を有するガスバリア性フィルムを形成しにくい問題がある。また、成膜速度が遅く、生産性が悪いという問題もある。
特開2003−335820号公報 国際公開第03/094256号パンフレット 特開2003−340955号公報 特開2003−340971号公報 M.Benmalek,H.M.Dunlop,"Inorganic coatings on polymers",Surface and Coatings Technology 76−77,(1995),pp821−826. Yoji Kawamoto,Shoji Tsuchihashi,"Glass−Forming Regions and Structure of Glasses in the System Ge−S"J. of The American Ceramic Society vol.52,No.11,(1969),pp626−627. Andreas Weber, Silke Deutschbein, Armin Plichta,"Thin Glass−Polymer Systems as Flexible Substrates for Displays",SID 02 Digest,(2002),pp53−55.
本発明は、単層で有効なガスバリア性を得られるため生産性が高く、可視光域で高い透過率を有し、かつ高いガスバリア性を有するガスバリア性フィルムを提供することを目的とする。
本発明は以下に示す構成を提供する。
(1)フィルム基体の少なくとも片面に、軟化温度が150〜800℃である無機質非結晶質膜を形成されてなり、かつ400〜700nmの波長域における最低透過率が70%以上であるガスバリア性フィルム。
(2)フィルム基体の少なくとも片面に、ガラス転移温度が100〜500℃である無機質非結晶質膜を形成されてなり、かつ400〜700nmの波長域における最低透過率が70%以上であるガスバリア性フィルム。
(3)前記無機質非結晶質膜の材料がPを主成分として含有するリン酸塩ガラスである(1)または(2)に記載のガスバリア性フィルム。
本発明のガスバリア性フィルムは、ガラス転移温度が500℃以下または軟化温度が150〜800℃である無機質非結晶質膜を用いているため可視光域の透過率が高く、さらに高いガスバリア性を有するので、液晶表示素子や有機EL等のディスプレィの基体として有用である。
本発明のガスバリア性フィルムにおいて、フィルム基体の材料は、特に制限されず、例えば、ポリカーボネート樹脂、PET(ポリエチレンテレフタラート)樹脂、アクリル樹脂等が挙げられる。フィルム基体の厚さは50〜500μmであることが軽量化できる点で好ましい。基体の形状は、平面、拡散面、凹面、凸面、台形などの各種の形状が利用できる。また、フィルム基体の400〜700nm、特に450〜700nmの波長域における最低透過率は、80%以上であることが透明性の点で好ましい。
フィルム基体上に形成される無機質非結晶質膜は、軟化温度が150〜800℃であることが好ましい。800℃超の場合、たとえばSiO膜のような場合では、緻密な膜が得られにくく、ガスバリア性が劣る傾向にあり好ましくない。好ましくは、軟化温度が150〜700℃である。
フィルム基体上に形成される無機質非結晶質膜は、ガラス転移温度が100〜500℃であることが好ましい。500℃超の場合、たとえばSiO膜のような場合では、緻密な膜が得られにくく、ガスバリア性が劣る傾向にあり好ましくない。好ましくは、ガラス転移温度が100〜400℃、特に100〜300℃である。なお、ガラス転移温度とは、2次の相転移で、比熱などの特性が不連続となる点を意味する。
また、無機質非結晶質膜は非晶質であることが好ましい。膜構成材料が非晶質になりにくく、結晶質の粒子が形成される場合(たとえば、Al膜の場合)は、膜中に粒界が存在しやすく、ガスバリア性が劣る傾向にあり好ましくない。
無機質非結晶質膜の材料としては、具体的には、Bを主成分として含有するホウ酸塩ガラス、Pを主成分として含有するリン酸塩ガラス、TeOを主成分として含有するテルライト系組成物、Biを主成分として含有する酸化ビスマス系組成物、およびS、SeおよびTeからなる群から選ばれる1種以上の元素を含有するカルコゲナイド系組成物が挙げられる。前記カルコゲナイド系組成物としては、As、Ge、P、Sb、Si、Sn、In、Ga、Bi、Pb、ZnおよびAgからなる群から選ばれる1種以上の元素と、S、SeおよびTeからなる群から選ばれる1種以上の元素とを組み合わせた組成物が例示される。
無機質非結晶質膜の材料としては、Pを主成分として含有するリン酸塩ガラスであることが水蒸気透過率が良好な点で特に好ましい。リン酸塩ガラスの水蒸気透過率が良好である理由は、ガラスを構成する原子配列に隙間が少なく、水蒸気分子が拡散しにくいためであると推定している。リン酸塩ガラス中のPの含有量は、30原子%以上、特に60原子%以上、70原子%以上さらには80原子%以上であることが好ましい。さらに、上記リン酸塩ガラスには、Sn、Mg等の元素を水蒸気透過率を阻害しない程度に含んでいてもよい。
前記カルコゲナイド系組成物としては、GeS系組成物であることが非晶質となる組成範囲が広い点で好ましい。GeS系組成物膜中のGeの含有量は5〜40原子%、Sの含有量は60〜95原子%であることが形成される膜の透明性を維持できる点で好ましい。
前記カルコゲナイド系組成物Pを主成分として含有するリン酸塩ガラスに、ハロゲン元素(Cl、Br、I)を含んでいてもよい。前期ハロゲン元素を含有させることで非晶質膜のガラス転移温度を低下できる点で好ましい。
無機質非結晶質膜の膜厚は、0.1〜5μm、特に0.3〜5μm、さらには0.6〜5μmであることが好ましい。0.1μm未満では所望のガスバリア性が得られにくく、ピンホール等が発生しやすくなり好ましくなく、5μm超では基体が好ましい形状で曲げることが困難となり、曲げた際に膜にクラックが生じる可能性があり好ましくない。
本発明の無機質非結晶質膜は、真空蒸着法、スパッタ法、CVD法等の方法により形成できる。特に短時間で大面積の基板に所望の膜厚を有する膜を形成できる点で、真空蒸着法を用いることが好ましい。
本発明のガスバリア性フィルムにおいては、無機質非結晶質膜をフィルム基体の両面に設けてもよい。また、両面に形成する無機質非結晶質膜の構成は、同じであってもよく、異なっていてもよい。また、他の特性を付加させるために、無機質非結晶質膜上に反射防止膜や絶縁膜、無機質非結晶質膜とフィルム基体との間に下地膜を設けてもよい。生産性の点では単層が好ましい。
本発明のガスバリア性フィルムは、400〜700nm波長全域において透過率が70%以上、つまり400〜700nmの波長域における最低透過率(以下、最低可視光透過率という。)が70%以上であることが、ディスプレィ基体用として用いる場合の透明性を維持できる点で好ましい。特に450〜700nmの波長全域において透過率が70%以上であることが好ましい。
また、本発明のガスバリア性フィルムは、絶縁性であることが、フィルムの表面に形成された電子デバイスの動作を阻害しない点で好ましい。また、無機質非結晶質膜材料の蒸気圧は、1000℃で0.01atm以上であることが成膜速度を向上できる点で好ましい。また、無機質非結晶質膜の膨張係数は、フィルム基体との膨張係数の整合性の点で、100×10−7/℃以上、特に150×10−7/℃以上であることが好ましい。さらに、基体上の導電膜にエッチングを施す必要性から、化学的耐久性に優れることが好ましい。
本発明のガスバリア性フィルムは、有機EL、液晶表示素子、電子ペーパー等のディスプレィ用の基体として有用である。また、太陽電池等の電子デバイスの基体としても有用である。本発明のガスバリア性フィルムは、ガラスとは異なりフィルムを用いているため、軽量かつ薄型であり、自由な形状に加工でき、ロール・トゥ・ロール方式で各種デバイスを製造できるという特質を有する。
以下に、本発明の実施例(例1および例2)について詳細に説明する。ただし、本発明は下記実施例に限定されない。
<ガスバリア膜の形成>
(例1)
真空蒸着装置内に、基板として、ポリカーボネート(ポリカ)フィルムとPETフィルムとをそれぞれ設置する(最低可視光透過率:ポリカフィルム88%、PETフィルム89%。)。フィルムの厚さは、ポリカーボネートフィルム:250μm、PETフィルム:80μmである。
蒸着させる材料としてGeSガラス塊(Ge:20原子%、S:80原子%)をTaを材料とするボート型に入れ、30Aの電流をボート型に流して真空蒸着装置内でガラス成分を揮発させ、2種類のフィルム上にGeS膜をそれぞれ形成する。形成されたGeS膜の組成は、材料であるGeSガラス塊と同等である。形成されたGeS膜の膜厚は0.7μmである。形成されたGeS膜のガラス転移温度はDTAの測定により、250℃である。形成されたGeS膜の軟化温度はDTAの測定により、750℃である。また、形成されたGeS膜は回折X線法により測定により、非結晶質である。
形成されたガスバリア膜は高いバリア性を有している。
形成されたGeS膜付きフィルムの最低可視光透過率を下記の方法で評価し、(1)の結果を図1(ポリカフィルム)および図2(PETフィルム)に示す。
(1)最低可視光透過率
形成したGeS膜付きフィルムの400〜700nmの波長全域の透過率を、分光光度計(U−3500型自記分光光度計:日立製作所製)を用いて測定する。
図1および図2より、形成されたガスバリア性フィルムは、最低可視光透過率が70%以上という高い透過率を有し、透明性に優れることが分かる。
(例2)
真空蒸着装置内に、基板として、例1と同様にポリカーボネート(ポリカ)フィルムとPETフィルムとをそれぞれ設置した。
蒸着させる材料としてガラス転移温度が310℃、軟化温度が404℃であるSnO−P−MgOガラス塊(SnO:62モル%、P:33モル%、MgO:5モル%)をTaを材料とするボート型に入れ、25Aの電流をボート型に流して真空蒸着装置内でガラス成分を揮発させ、2種類のフィルム上にSnO−P−MgO含有ガラス膜(以下、P系ガラス膜という。)をそれぞれ形成した。形成されたP系ガラス膜の組成は、材料であるSnO−P−MgOガラス塊よりもP含有量が60モル%程度多くなっている。形成されたP系ガラス膜の膜厚は0.45μmであった。また、形成されたP系ガラス膜は回折X線法により測定により、非結晶質であった。
形成されたP系ガラス膜の最低可視光透過率を例1と同様の方法で評価し、(1)の結果を図4(ポリカフィルム)および図5(PETフィルム)に示す。
図4および図5より、形成されたガスバリア性フィルムは、450〜700nmの波長全域において透過率が70%以上という高い透過率を有し、透明性に優れることが分かる。
<ガスバリア膜の評価>
真空蒸着装置内で、ガラス基板上に金属Ca薄膜を直径1cm大の円形に形成した。次に、基板を真空蒸着装置内に留めたまま、上記例2と同様の方法でPガラス薄膜を0.45μmの厚みに形成した。この際、金属Ca薄膜の一部にはPガラス薄膜が形成されないように、マスキングを行った。その後基板を真空蒸着装置より取り出し、常温大気中に放置し、ガスバリア性の評価を行った。
0.5時間経過時点ではCaに大きな変化は認められなかった(図3(A))。しかし、16.6時間経過後、P系ガラス薄膜が被覆されていない金属Ca薄膜(図3(B)における右半円部)は、大気中の水蒸気と反応して金属光沢が失われた。一方、P系ガラス薄膜で被覆された金属Ca薄膜(図3(B)における左半円部)は、16.6時間経過後も金属光沢を保っていた(図3(B))。このことから、P系ガラス薄膜が優れたガスバリア性を有することが分かった。
なお、上記の金属Ca薄膜を利用した評価は、下記の文献に記載されている方法である(G. Nisato,P.C.P Bouten, P.J.Slikkerveer, W.D.Bennet, G.L.Graff, N.Rutherford, L.Wiese, “Evaluating High Performance Diffusison Barriers:the Calcium Test”, Asia Display/IDW ‘01 Proceedings, (2001), pp1435−1438.)。この評価方法は、従来のガス透過性測定装置による水蒸気透過率の検出限界(5×10−3g/m/日程度)を下回る水蒸気透過率を測定するために、新規に開発された評価方法である。よって、例2のP系ガラス膜金属Caは、水蒸気透過率が5×10−3g/m/日以下であることが十分に推測される。
本発明のバリア性フィルムは、液晶表示素子や有機EL等のディスプレィの基体として有用である。
本発明のGeS膜付きフィルムの透過率(ポリカフィルム)を表す図である。 本発明のGeS膜付きフィルムの透過率(PETフィルム)を表す図である。 本発明のガスバリア性の評価結果を示す図である。 本発明のP系ガラス膜付きフィルムの透過率(ポリカフィルム)を表す図である。 本発明のP系ガラス膜付きフィルムの透過率(PETフィルム)を表す図である。

Claims (3)

  1. フィルム基体の少なくとも片面に、軟化温度が150〜800℃である無機質非結晶質膜を形成されてなり、かつ400〜700nmの波長域における最低透過率が70%以上であるガスバリア性フィルム。
  2. フィルム基体の少なくとも片面に、ガラス転移温度が100〜500℃である無機質非結晶質膜を形成されてなり、かつ400〜700nmの波長域における最低透過率が70%以上であるガスバリア性フィルム。
  3. 前記無機質非結晶質膜の材料がPを主成分として含有するリン酸塩ガラスである請求項1または2に記載のガスバリア性フィルム。
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