JP2005304745A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ボーナスゲームを開始させるにはベットが必要な遊技機を提供すること。
【解決手段】 通常のゲームからボーナスゲームに移行するには、現時点でボーナスゲームが成立しているときに、その押下に基づき現在のベット数又は前回のベット数でゲームを開始するためのスピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12の操作、その押下に基づき1ベットでゲームを開始するための1-BETボタン11の操作、その押下に基づき3ベットでゲームを開始するための3-BETボタン13の操作又は、その押下に基づき5ベットでゲームを開始するための5-BETボタン14の操作がなされることを条件とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ゲームの内容に反映される抽選で特定の抽選結果が得られると、通常モードに引き続いてボーナスモードのゲームを実行する遊技機に関するものである。
従来の遊技機、例えば、スロットマシンでは、コイン投入後に有効ライン上に表示される図柄の組合せによって、入賞状況が決定されている。そして、この入賞状況には、例えば、1000枚以上のコインが払い戻される所謂「大当たり」や、1000枚未満のコインが払い戻される所謂「小当たり」や、サブゲームとしての第2ゲームを行うことができる所謂「第2ゲーム獲得」などがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−244453号公報(2頁)
この点、「第2ゲーム獲得」について説明すると、第1ゲームで「第2ゲーム獲得」が得られた場合には、新たにコインを投入することなく、第1ゲームから第2ゲームを行うことができる。この第2ゲームは、第1ゲームとは異なったルールの下で行われるものであり、一般にボーナスゲームと呼ばれている。例えば、第1ゲームでは、ベット(コインを賭けること)した後、スタートレバーのレバー操作等により、各リールの回転が一斉に開始し、各リールの回転が自動停止されることが1回限り行われる。その一方、ボーナスゲームとして、フリーゲームを行う場合には、ベットすることなく各リールの回転・停止が自動的に行われ、その自動的な各リールの回転・停止は所定条件を満たすまで継続される。
従って、ベットすることなく行われるボーナスゲームが長時間に及んだ場合には、コインの払い出しが大量となり、ホール側の損失が大きくなるおそれがあった。特に、ボーナスゲームは、第1ゲームと比べて、一般に遊技者に有利なゲームとなっている場合が多いので、ホール側の損失が大きくなる傾向が強い。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、ボーナスゲームを開始させるにはベットが必要な遊技機を提供することを課題とする。
この課題を解決するために成された請求項1に係る発明は、ゲームに対するベットを行うための第1ベット手段(例えば、スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12、1-BETボタン11、3-BETボタン13、5-BETボタン14)と、前記第1ベット手段(例えば、スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12、1-BETボタン11、3-BETボタン13、5-BETボタン14)でベットが行われたことを契機として前記ゲームの内容に反映される抽選を行う抽選手段(例えば、乱数発生器55、乱数サンプリング回路56)と、前記ゲームの通常モードを実行するとともに、前記抽選手段(例えば、乱数発生器55、乱数サンプリング回路56)で特定の抽選結果が得られると前記通常モードに引き続いてボーナスモードを実行するゲーム制御手段(例えば、CPU50)と、を有する遊技機(例えば、スロットマシン1)において、前記ボーナスモードに対するベットを行うための第2ベット手段(例えば、スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12、1-BETボタン11、3-BETボタン13、5-BETボタン14)を備え、前記ゲーム制御手段(例えば、CPU50)は、前記抽選手段(例えば、乱数発生器55、乱数サンプリング回路56)で特定の抽選結果が得られた際には、前記第2ベット手段(例えば、スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12、1-BETボタン11、3-BETボタン13、5-BETボタン14)でベットが行われたことを契機として、前記通常モードに引き続いて前記ボーナスモードを実行すること、を特徴としている。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載する遊技機(例えば、スロットマシン1)であって、前記抽選手段(例えば、乱数発生器55、乱数サンプリング回路56)で特定の抽選結果が得られた際に前記ボーナスモードに移行し得る旨を表示する表示手段(例えば、上部液晶ディスプレイ3)を備えたこと、を特徴としている。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載する遊技機(例えば、スロットマシン1)であって、前記ゲーム制御手段(例えば、CPU50)は、前記ボーナスモードで所定条件を満たすまで、前記ボーナスモードを継続すること、を特徴としている。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に記載する遊技機(例えば、スロットマシン1)であって、前記ゲーム制御手段(例えば、CPU50)は、前記第2ベット手段(例えば、スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12、1-BETボタン11、3-BETボタン13、5-BETボタン14)でベットが行われたことを契機として、前記ボーナスモードを再び実行すること、を特徴としている。
すなわち、本発明の遊技機では、ベットが行われたことを契機としてゲームの内容に反映される抽選が行われ、特定の抽選結果が得られると、通常モードに引き続いてボーナスモードのゲームが実行されるが、このとき、ベットをさらに行わなければ、通常モードからボーナスモードに移行することはできないことから、ボーナスモードを開始させるにはベットを必要とする。
従って、ベット上は、通常モードとボーナスモードが独立しているので、シュミレーション等で確率計算(ペイアウト率算出)を行うことができる。
以下、本発明に係る遊技機について、本発明をスロットマシンに具体化した実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るスロットマシンの概略構成について、図1及び図4に基づき説明する。図1はスロットマシンの斜視図である。図4はスロットマシンの制御系を模式的に示すブロック図である。
図1において、スロットマシン1はその全体を形成するキャビネット2を有しており、かかるキャビネット2の上面上部にはランプ15が配設されている。また、かかるキャビネット2の前面上部には上部液晶ディスプレイ3が配設され、また、キャビネット2の前面中央部には下部液晶ディスプレイ4が配設されている。ここに、上部液晶ディスプレイ3は一般に汎用されている液晶ディスプレイから構成されており、また、下部液晶ディスプレイ4は、所謂、透明液晶ディスプレイから構成されている。上部液晶ディスプレイ3には、ゲーム方法、当選役の種類とその配当、ゲームに関する各種演出等ゲームに関する情報が表示される。また、下部液晶ディスプレイ4には、図1に示されているように、基本的に、3つの可変表示部22、23及び24が表示されるとともに、各可変表示部22乃至24において後述する各種の図柄を上方向から下方向に向かってスクロールしながら変動表示する。尚、下部液晶ディスプレイ4の詳細な構造については後述する。
下部液晶ディスプレイ4の下側には、手前側に突出された操作テーブル5が設けられており、かかる操作テーブル5には、最も左側から両替(CHANGE)ボタン6、払い戻し(CHASHOUT)ボタン7、ヘルプ(HELP)ボタン8が配置されており、また、ヘルプボタン8の右側には、コイン投入部9、紙幣投入部10が設けられている。また、操作テーブル5の手前側にて左側から、1−BETボタン11、SPIN/REPEAT BETボタン12、3-BETボタン13、及び、5-BETボタン14が配置されている。
ここに、両替ボタン6は、ランプ15を点灯させるためのボタンである。かかる両替ボタン6には、両替(CHANGE)スイッチ62が付設されており、両替ボタン6の押下に基づき両替スイッチ62からスイッチ信号がCPU50に出力される。
払い戻しボタン7は、通常ゲーム終了時に押下されるボタンであり、払い戻しボタン7が押下されると、ゲームにて獲得したコインがコイン払出口15からコイン受け部16に払い戻される。尚、払い戻しボタン7には、払い戻し(CASHOUT)スイッチ63が付設されており、払い戻しボタン7の押下に基づきスイッチ信号がCPU50に出力される。
ヘルプボタン8は、ゲームの操作方法等が不明な場合に押下されるボタンであり、ヘルプボタン8が押下されると、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4に各種のヘルプ情報が表示される。かかるヘルプボタン8には、ヘルプ(HELP)スイッチ64が付設されており、ヘルプボタン8の押下に基づきヘルプスイッチ64からスイッチ信号がCPU50に出力される。
コイン投入部9には、コインセンサ65が配置されており、コイン投入部9にコインが投入されると、コインセンサ65を介してコイン検出信号がCPU50に出力される。また、紙幣投入部10には、紙幣センサ66が配置されており、紙幣投入部10に紙幣が投入されると、紙幣センサ66を介して紙幣検出信号がCPU50に出力される。
1-BETボタン11は、1回押下する毎に1ずつベットされるボタンである。この1-BETボタン11には、1-BETスイッチ59が付設されており、1-BETボタン11が押下されると、その押下に基づき1-BETスイッチ59からCPU50にスイッチ信号が出力される。
スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12は、押下されることに基づき現在のベット数又は前回のベット数でゲームを開始すべく、下部液晶ディスプレイ4の各可変表示部22乃至24にて各図柄の変動表示が開始されるボタンである。スピンボタン12には、スピンスイッチ58が付設されており、スピンボタン12が押下されると、その押下に基づきスピンスイッチ58からスイッチ信号がCPU50に出力される。尚、スピンボタン12の押下により、賭けることが可能なベット数としては、1、2、3、5ベットが存在し得る。
3-BETボタン13は、その押下に基づき3ベットでゲームを開始するためのボタンである。かかる3-BETボタン13には、3-BETスイッチ60が付設されており、その押下時には3-BETスイッチ60からスイッチ信号がCPU50に出力される。また、5-BETボタン14は、その押下に基づき5ベットでゲームを開始するためのボタンである。5-BETボタン14には、5-BETスイッチ61が付設されており、その押下に基づき5-BETスイッチ61からスイッチ信号がCPU50に出力される。
また、キャビネット2の下部には、コイン払出口15が形成されるとともに、コイン払出口15から払い出されたコインを受けるコイン受け部16が設けられている。コイン払出口15の内部には、センサ等より構成される後述のコイン検出部73が配置されており、コイン検出部73はコイン払出口15から払い出されるコインの枚数を検出する。
続いて、下部液晶ディスプレイ4の詳細な構造及び下部液晶ディスプレイ4の背面側においてキャビネット2内部で回転自在に設けられたリールについて、図2及び図3に基づき説明する。図2は下部液晶ディスプレイ及びリールの縦断面図、図3は下部液晶ディスプレイの分解斜視図である。
図2及び図3において、下部液晶ディスプレイ4は、その前面側(図2中左側)に配置された透明タッチパネル30と共に、スロットマシン1のキャビネット2の前面中央部に設けられた機器前面パネル20の表示窓部210の内側に配置されており、また、下部液晶ディスプレイ4の背面側(図2中右側)には、3つのリール220(図2には1つのリール220のみを示す)が並列状態で、且つ、それぞれ独立して回転自在に支持されている。
すなわち、図2に示すように、下部液晶ディスプレイ4は、3つのリール220の正面側に配置されている。そして、下部液晶ディスプレイ4で後述の通常ゲームが行われ、リール220で後述のボーナスゲームが行われる。
尚、本実施の形態では、通常ゲームの状態が「通常モード」に相当し、ボーナスゲームの状態が「ボーナスモードに相当する。
ここで、各リール220について説明すると、3つのリール220の内、スロットマシン1の正面から見て左側のリール220は、下部液晶ディスプレイ4に形成される可変表示部22(図1参照)に対向しており、また、中側のリール220は、同様に下部液晶ディスプレイ4に形成される可変表示部23(図1参照)に対向しており、また、右側のリール220は、同様に下部液晶ディスプレイ4に形成される可変表示部24(図1参照)に対向している。
尚、各可変表示部22乃至24の構成については後述する。
また、各リール220周面には、後述のボーナスゲームにおいて使用される、図7に示すような各種(図7中には3種類)の図柄が形成されている。具体的に、各リール220の周面に形成される図柄の種類としては、セブンシンボル191、トリプリシンボル192、及び、ダブルシンボル193が使用される。そして、各リール220の周面には、これら3種類の図柄及びブランク(図柄が存在しない領域)194が所定の組合せで組み合わされて、合計12個の図柄、ブランクが形成される。
尚、各図柄の複数種類の組合せに基づき各種の当選役が予め設定されており、当選役に対応する図柄の組合せが有効入賞ラインL(図1参照)上で停止した際に、当選役に応じてコインがコイン払出口15から払い出される点については従来のスロットマシンと同様であり、ここではその説明を省略する。また、各リール220の周面に各種図柄を形成するについては、各リール220の幅・周長に合致する長尺状のリールシートに4個の図柄を印刷しておき、かかるリールシートを各リール220の周面に貼付することにより形成するのが一般的であるが、この方法以外の方法で図柄を形成することは勿論可能である。
続いて、下部液晶ディスプレイ4の構造について、図2及び図3に基づき説明する。図2、図3において、下部液晶ディスプレイ4は、スロットマシン1の前面側から、透明タッチパネル30、リールガラスベース31、ベゼル金属枠32、液晶パネル33、液晶ホルダ34、拡散シート35、導光板36、白色のリフレクタ37、リアホルダ38、及び、帯電防止シート39が配置されて構成されている。拡散シート35には、開口部35A、35B、35Cが形成されており、同様に、導光板36、リフレクタ37及びリアホルダ38には、開口部35A〜35Cに一致するように、それぞれ開口部36A、36B、36C、開口部37A、37B、37C、開口部38A、38B、38Cが形成されている。各開口部35A〜38Aは、相互に一致するように重ねられて可変表示部22(図1参照)を構成し、各開口部35B〜38Bは同様に可変表示部23(図1参照)を構成し、各開口部35C〜38Cは同様に可変表示部24(図1参照)を構成する。
ここに、拡散シート35の開口部35A〜35C及び導光板36の開口部36A〜36Cは、各可変表示部22〜24の視認性を確保する透過領域を構成している。
機器前面パネル20の表示窓部210に下部液晶ディスプレイ4を取り付けるには、図2に示すように、リールガラスベース31の上下方向に突出して設けられた各ブラケット40をネジ41により機器前面パネル20の背面にネジ止めすることにより行われている。
また、導光板36の上下端には、液晶パネル33の光源として一対の陰極線管42が設けられている。また、リアホルダ38の各開口部38A〜38Cの背面側上下には、各リール220の外周面に形成された図柄を照明する一対の冷陰極線43が設けられている。
液晶パネル33は、各リール220の前面に配置されて各リールが透視されるITO等からなる透明な電気的表示パネルであり、その表示部の周囲の背面側は液晶ホルダ34によって保持されている。導光板36は、光透過性の樹脂パネルからなり、側部に位置する冷陰極線管42から出射された光を液晶パネル33の背面側に導くレンズカットが形成されている。拡散シート35は、光透過性の樹脂シートからなり、導光板36で導かれた光を拡散して、液晶パネル33に照射される光を均一化する。液晶パネル33を保持する液晶ホルダ34、拡散シート35及び導光板36は、一体化されてその周囲がベゼル金属枠32に挿入されている。この挿入により、液晶パネル33における表示部の前面側はベゼル金属枠32によって保持される。
ベゼル金属枠32に嵌められて一体化された液晶ホルダ34、拡散シート35及び導光板36は、その周囲が更にリールガラスベース31に挿入されており、液晶パネル33の表示前面を開口した状態でリールガラスベース31によって保持されている。透明タッチパネル30は、リールガラスベース31がネジ41を介して機器前面パネル20に取り付けられることにより、リールガラスベース31の前面に圧着されて、液晶パネル33の表示部前面に重ねられている。
リアホルダ38は、白色の樹脂板からなり、リールガラスベース31に支持されたベゼル金属枠32、液晶パネル33を保持した液晶ホルダ34、拡散シート35及び導光板36を背後からリールガラスベース31に保持している。このリアホルダ38は、冷陰極線管42から導光板36に出射された光を液晶パネル33側へ反射する反射板としても機能している。帯電防止シート39は、透明で、リアホルダ38の背面に両面テープで接着されており、リアホルダ38に形成された各開口部38A〜38Cの背面を覆っている。
続いて、図6に基づき、通常ゲームのときに下部液晶ディスプレイ4に表示されるものであって、不透明な各可変表示部22乃至24にてスクロールしながら可変表示される図柄例について説明する。図6において、図柄列41は可変表示部22にて可変表示される図柄列、図柄列42は可変表示部23にて可変表示される図柄列、図柄列43は可変表示部24にて可変表示される図柄列である。
ここに、図柄列41及び43は、共に同一図柄配列を有しており、これらの各図柄列は、トリプルBAR91、チェリー92、ダブルBAR93、セブン94、シングルBAR95及びブランク(図柄が存在していない領域)96が適宜組み合わされて11個の図柄から構成されている。
また、図柄列42は、トリプルBAR91、チェリー92、ダブルBAR93、セブン94、シングルBAR95及びブランク96が組み合わされている点で前記各図柄列41及び43と同様であるが、更に、トリガーシンボル97が1個配列されている。かかるトリガーシンボル97は、後述するように、ボーナスゲームに移行するための図柄であり、可変表示部23における有効入賞ラインL上で停止表示された場合にボーナスゲームに移行することができる。
尚、各可変表示部22乃至24においてスクロールされている各図柄列41乃至43が停止表示される場合、3つの図柄がそれぞれの可変表示部22乃至24で停止表示される。
また、前記各図柄の複数種類の組合せに基づき各種の当選役が予め設定されており、当選役に対応する図柄の組合せが有効入賞ラインL上で停止した際に、当選役に応じてコインがコイン払出口15から払い出される点については従来のスロットマシンと同様であり、ここではその説明を省略する。
次に、スロットマシン1の制御系に係る構成について図4に基づき説明する。図4はスロットマシンの制御系を模式的に示すブロック図である。
図4において、スロットマシン1の制御系は、基本的に、CPU50を核として構成されており、CPU50にはROM51及びRAM52が接続されている。ROM51は、後述するメイン処理プログラム、通常ゲーム処理プログラム、ボーナスゲーム処理プログラム、通常ゲームの停止表示図柄を抽選するための抽選テーブル、ボーナスゲームの停止表示図柄を抽選するための抽選テーブル、その他スロットマシン1の制御上必要な各種のプログラム、データテーブル等が格納されている。また、RAM52は、CPU50で演算された各種データ(例えば、後述するボーナスゲーム成立フラグのON・OFF)を一時的に記憶しておくメモリである。
また、CPU50には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路53及び分周器54が接続されており、また、乱数を発生する乱数発生器55及び乱数サンプリング回路56が接続されている。乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数は、当選役等の各種の抽選に使用される。更に、CPU50には、スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12に付設されるスピンスイッチ58、1-BETボタン11に付設される1-BETスイッチ59、3-BETボタン13に付設される3-BETスイッチ60、5-BETボタン14に付設される5-BETスイッチ61、両替ボタン6に付設される両替(CHANGE)スイッチ62、払い戻しボタン7に付設される払い戻し(CASHOUT)スイッチ63、及び、ヘルプボタン8に付設されるヘルプ(HELP)スイッチ64が、それぞれ接続されている。CPU50は、各ボタンの押下により各スイッチから出力されるスイッチ信号に基づき、各ボタンに対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。
CPU50には、モータ駆動回路167を介して各リール220の回転を行う3つのステップモータ68が接続されおり、また、リール位置検出回路69が接続されている。CPU50からモータ駆動信号がモータ駆動回路167に出力されると、各ステップモータ68はモータ駆動回路167により回転駆動される。これにより各リール220の回転が行われる。
このとき、各リール220の回転が開始された後、ステップモータ68の各々に供給される駆動パルス数が計算され、その計算値はRAM52の所定エリアに書き込まれる。また、各リール220からは1回転毎にリセットパルスが出力され、かかるリセットパルスはリール位置検出回路69を介してCPU50に入力される。このようにリセットパルスがCPU50に入力されると、RAM52に書き込まれている計算値は「0」にクリアされ、CPU50は、各リール220の1回転の範囲内における回転位置に対応する計算値と、ROM51に格納された各リール220の回転位置と各リール220の周面に形成された図柄とを対応させた図柄テーブルとに基づき、各リール220における図柄の回転位置を認識する。
更に、CPU50には、コイン投入部9に配置されるコインセンサ65及び紙幣投入部10に配置される紙幣センサ66が、それぞれ接続されている。コインセンサ65はコイン投入部9から投入されたコインを検出し、CPU50はコインセンサ65から出力されるコイン検出信号に基づき投入されたコイン枚数を演算する。紙幣センサ66は、紙幣投入部10から投入された紙幣の種類・額を検出し、CPU50は紙幣センサ66から出力される紙幣検出信号に基づき紙幣の額と等価なコイン枚数を演算する。
CPU50には、ホッパー駆動回路70を介してホッパー71が接続されている。CPU50から駆動信号がホッパー駆動回路70に出力されると、ホッパー71は、所定枚数のコインをコイン払出口15から払い出す。
また、CPU50には、払出完了信号回路72を介してコイン検出部73が接続されている。コイン検出部73はコイン払出口15の内部に配置されており、コイン払出口15から所定枚数のコインが払い出されたことを検出した場合には、コイン検出部73からコイン払出検出信号が払出完了信号回路72に出力され、これに基づき払出完了信号回路72は、CPU50に対して払出完了信号を出力する。更に、CPU50には、液晶駆動回路74を介して上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4が接続されており、CPU50により、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4を制御している。
この点、液晶駆動回路74は、図5に示すように、プログラムROM81、画像ROM82、画像制御CPU83、ワークRAM84、VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)85及びビデオRAM86などで構成されている。そして、プログラムROM81には、下部液晶ディスプレイ4での表示に関する画像制御用プログラムや各種選択テーブルが格納されている。また、画像ROM82には、例えば、上部液晶ディスプレイ3で画像を形成するためのドットデータや、下部液晶ディスプレイ4(又は可変表示部22乃至24)で表示される図6の図柄列41〜43など、画像を形成するためのドットデータが格納されている。また、画像制御CPU83は、CPU50で設定されたパラメータに基づき、プログラムROM81内に予め記憶された画像制御プログラムに従い、画像ROM82内に予め記憶されたドットデータの中から上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4に表示する画像の決定を行うものである。また、ワークRAM84は、前記画像制御プログラムを画像制御CPU83で実行するときの一時記憶手段として構成される。また、VDP85は、画像制御CPU83で決定された表示内容に応じた画像を形成し、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4に出力するものである。これにより、例えば、図6の図柄列41〜43などが、下部液晶ディスプレイ4(又は可変表示部22乃至24)でスクロール表示される。尚、ビデオRAM86は、VDP85で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
また、CPU50には、LED駆動回路77を介してLED78が接続されている。LED78は、スロットマシン1の前面にて多数配設されて各種の演出を行う際に、CPU50からの駆動信号に基づきLED駆動回路77により点灯制御されるものである。更に、音出力回路79及びスピーカ80がCPU50に接続されており、スピーカ80は、音出力回路79からの出力信号に基づき各種演出を行う際に各種の効果音を発生するものである。
また、CPU50には、ランプ駆動回路75を介してランプ15が接続されてる。ランプ15は、スロットマシン1の上面にて配設され(図1参照)、両替ボタン6が押下されると、CPU50からの駆動信号に基づきランプ駆動回路75により点灯制御されるものである。
ここで、スロットマシン1にて3つの可変表示部22乃至24を使用して通常ゲームを行う場合に、有効入賞ラインL上に停止表示される図柄を決定する際に使用される抽選テーブルについて図8に基づき説明する。図8は、3つの可変表示部を使用して通常ゲームを行う場合における停止表示図柄の抽選テーブルを示す説明図である。
この点、有効入賞ラインL上に停止表示される図柄は、各可変表示部22乃至24毎に決定している。そのためには、図6に示された各可変表示部22乃至24毎の図柄例41〜43のそれぞれに対し、「0」〜「10」のコードNo.を上から順に割り当てる一方、図8に示すような抽選テーブルを備えておく。そして、各可変表示部22乃至24毎に対応するように3つの乱数値を、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングする。
尚、図8では、説明の便宜上、右側可変表示部22の図柄例41を「右リール」と、左側可変表示部24の図柄例43を「左リール」と、中央可変表示部23の図柄例42を「中リール」と記載している。
以下、右側可変表示部22の図柄例41の「右リール」について言えば、このとき、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が0〜15の範囲にある場合には、コードNo.の「0」に割り当てられたブランク96を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が16〜25の範囲にある場合には、コードNo.の「1」に割り当てられたトリプルBAR91を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が26〜36の範囲にある場合には、コードNo.の「2」に割り当てられたチェリー92を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が37〜46の範囲にある場合には、コードNo.の「3」に割り当てられたダブルBAR93を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が47〜52の範囲にある場合には、コードNo.の「4」に割り当てられたセブン94を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が53〜63の範囲にある場合には、コードNo.の「5」に割り当てられたシングルBAR95を有効入賞ラインL上に停止表示させる。また、当該乱数値が64〜80の範囲にある場合には、コードNo.の「6」に割り当てられたブランク96を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が81〜91の範囲にある場合には、コードNo.の「7」に割り当てられたトリプルBAR91を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が92〜103の範囲にある場合には、コードNo.の「8」に割り当てられたダブルBAR93を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が104〜115の範囲にある場合には、コードNo.の「9」に割り当てられたセブン94を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が116〜127の範囲にある場合には、コードNo.の「10」に割り当てられたシングルBAR95を有効入賞ラインL上に停止表示させる。
また、左側可変表示部24の図柄例43の「左リール」について言えば、前記「右リール」と同様であり、このとき、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が0〜15の範囲にある場合には、コードNo.の「0」に割り当てられたブランク96を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が16〜25の範囲にある場合には、コードNo.の「1」に割り当てられたトリプルBAR91を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が26〜36の範囲にある場合には、コードNo.の「2」に割り当てられたチェリー92を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が37〜46の範囲にある場合には、コードNo.の「3」に割り当てられたダブルBAR93を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が47〜52の範囲にある場合には、コードNo.の「4」に割り当てられたセブン94を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が53〜63の範囲にある場合には、コードNo.の「5」に割り当てられたシングルBAR95を有効入賞ラインL上に停止表示させる。また、当該乱数値が64〜80の範囲にある場合には、コードNo.の「6」に割り当てられたブランク96を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が81〜91の範囲にある場合には、コードNo.の「7」に割り当てられたトリプルBAR91を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が92〜103の範囲にある場合には、コードNo.の「8」に割り当てられたダブルBAR93を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が104〜115の範囲にある場合には、コードNo.の「9」に割り当てられたセブン94を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が116〜127の範囲にある場合には、コードNo.の「10」に割り当てられたシングルBAR95を有効入賞ラインL上に停止表示させる。
一方、中央可変表示部22の図柄例42の「中リール」について言えば、このとき、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が0にある場合には、コードNo.の「0」に割り当てられたトリガーシンボル97を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が1〜15の範囲にある場合には、コードNo.の「1」に割り当てられたトリプルBAR91を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が16〜20の範囲にある場合には、コードNo.の「2」に割り当てられたチェリー92を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が21〜32の範囲にある場合には、コードNo.の「3」に割り当てられたダブルBAR93を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が33〜45の範囲にある場合には、コードNo.の「4」に割り当てられたセブン94を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が46〜53の範囲にある場合には、コードNo.の「5」に割り当てられたシングルBAR95を有効入賞ラインL上に停止表示させる。また、当該乱数値が54〜64の範囲にある場合には、コードNo
.の「6」に割り当てられたブランク96を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が65〜71の範囲にある場合には、コードNo.の「7」に割り当てられたトリプルBAR91を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が72〜82の範囲にある場合には、コードNo.の「8」に割り当てられたダブルBAR93を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が83〜120の範囲にある場合には、コードNo.の「9」に割り当てられたセブン94を有効入賞ラインL上に停止表示させ、当該乱数値が121〜127の範囲にある場合には、コードNo.の「10」に割り当てられたシングルBAR95を有効入賞ラインL上に停止表示させる。
次に、スロットマシン1にて3つの可変表示部22乃至24を使用して通常ゲームを行う場合の当選役及びその配当について図9に基づき説明する。図9は、3つの可変表示部22乃至24を使用して通常ゲームを行う場合における当選役及びその配当を示す説明図である。図9において、「中リール」のコードNo.が「0」で「右リール」及び「左リール」のコードNo.が「0」〜「10」のいずれでもある場合には、ボーナスゲームの役に当選する。この場合、可変表示部23においてトリガーシンボル97が有効入賞ラインL上に停止表示され、「500」の配当を得て、ボーナスゲームに移行することができる。ここに、ボーナスゲームとは、通常のゲームが行われた後に行われるゲームであり、一般に遊技者に有利なゲームとなっている場合が多い。ここでは、ボーナスゲームに移行すると、コイン等がベットされることを条件として、ベットに対応する(例えば、1回限り)ゲームが行われる。このとき、遊技者がコイン等を獲得できた場合には、ボーナスゲームは終了するが、遊技者がコイン等を獲得できなかった場合には、ボーナスゲームの状態は維持され、その後に、コイン等をベットすれば、引き続き、ベットに対応する(例えば、1回限り)ゲームを行うことができる。尚、ボーナスゲームでは、各種の当選役に対する配当が高く設定されているのが一般的であり、従って、遊技者は多量のコイン等を獲得できることが多い。
また、「右リール」及び「中リール」、「左リール」のコードNo.のいずれもが「4」又は「9」である場合には、「7−7−7」に当選する。この場合、各可変表示部22乃至24において、セブン94が有効入賞ラインL上に停止表示され、「100」の配当を得る。また、「右リール」及び「中リール」、「左リール」のコードNo.のいずれもが「1」又は「7」である場合には、「3BAR−3BAR−3BAR」に当選する。この場合、各可変表示部22乃至24において、3BAR91が有効入賞ラインL上に停止表示され、「5」の配当を得る。また、「右リール」及び「中リール」、「左リール」のコードNo.のいずれもが「3」又は「8」である場合には、「2BAR−2BAR−2BAR」に当選する。この場合、各可変表示部22乃至24において、2BAR93が有効入賞ラインL上に停止表示され、「3」の配当を得る。また、「右リール」及び「中リール」、「左リール」のコードNo.のいずれもが「5」又は「10」である場合には、「1BAR−1BAR−1BAR」に当選する。この場合、各可変表示部22乃至24において、1BAR95が有効入賞ラインL上に停止表示され、「2」の配当を得る。また、「右リール」及び「中リール」、「左リール」のコードNo.のいずれもが「2」である場合には、「チェリー−チェリー−チェリー」に当選する。この場合、各可変表示部22乃至24において、チェリー92が有効入賞ラインL上に停止表示され、「1」の配当を得る。
尚、「右リール」及び「中リール」、「左リール」のコードNo.が前記以外の組み合わせである場合には、「はずれ」に当選する。この場合、各可変表示部22乃至24においては、各コードNo.に対応するトリプルBAR91又は、チェリー92、ダブルBAR93、セブン94、シングルBAR95、ブランク96のいずれかが有効入賞ラインL上に停止表示されるが、配当はない。
続いて、スロットマシン1にてボーナスゲームを行う場合に、有効入賞ラインL上に停止表示される図柄を決定する際に使用される抽選テーブルについて図10に基づき説明する。尚、ボーナスゲームでは、3つのリール220に付された各図柄が透視できる3つの可変表示部22乃至24を介して行われる。図10は、3つの可変表示部を介してボーナスゲームを行う場合における停止表示図柄の抽選テーブルを示す説明図である。
この点、有効入賞ラインL上に停止表示される図柄は、3つのリール220毎に決定している。そのためには、図7に示された3つのリール220毎の図柄例141〜143のそれぞれに対し、「0」〜「3」のコードNo.を上から順に割り当てる一方、図10に示すような抽選テーブルを備えておく。そして、3つのリール220毎に対応するように3つの乱数値を、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングする。
尚、図10では、説明の便宜上、右側可変表示部22を介して透視できる図柄例141が形成されたリール220を「右リール」と、左側可変表示部24を介して透視できる図柄例143が形成されたリール220を「左リール」と、中央可変表示部23を介して透視できる図柄例142が形成されたリール220を「中リール」と記載している。
以下、図柄例141が形成されたリール220の「右リール」について言えば、このとき、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が0〜31の範囲にある場合には、コードNo.の「0」に割り当てられたセブンシンボル191を有効入賞ラインL上に停止表示させ、乱数値が32〜63の範囲にある場合には、コードNo.の「1」に割り当てられたセブンシンボル191を有効入賞ラインL上に停止表示させ、乱数値が64〜95の範囲にある場合には、コードNo.の「2」に割り当てられたセブンシンボル191を有効入賞ラインL上に停止表示させ、乱数値が96〜127の範囲にある場合には、コードNo.の「3」に割り当てられたセブンシンボル191を有効入賞ラインL上に停止表示させる。
また、図柄例142の「中リール」について言えば、このとき、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が0〜15の範囲にある場合には、コードNo.の「0」に割り当てられたセブンシンボル191を有効入賞ラインL上に停止表示させ、乱数値が16〜63の範囲にある場合には、コードNo.の「1」に割り当てられたブランク194を有効入賞ラインL上に停止表示させ、乱数値が64〜79の範囲にある場合には、コードNo.の「2」に割り当てられたセブンシンボル191を有効入賞ラインL上に停止表示させ、乱数値が80〜127の範囲にある場合には、コードNo.の「3」に割り当てられたブランク194を有効入賞ラインL上に停止表示させる。
また、図柄例143の「左リール」について言えば、このとき、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が0〜12の範囲にある場合には、コードNo.の「0」に割り当てられたトリプルシンボル192を有効入賞ラインL上に停止表示させ、乱数値が13〜47の範囲にある場合には、コードNo.の「1」に割り当てられたダブルシンボル193を有効入賞ラインL上に停止表示させ、乱数値が48〜85の範囲にある場合には、コードNo.の「2」に割り当てられたセブンシンボル191を有効入賞ラインL上に停止表示させ、乱数値が86〜127の範囲にある場合には、コードNo.の「3」に割り当てられたブランク194を有効入賞ラインL上に停止表示させる。
次に、スロットマシン1にて3つの可変表示部22乃至24を介してボーナスゲームを行う場合の当選役及びその配当について図11に基づき説明する。図11は、3つの可変表示部を介してボーナスゲームを行う場合における当選役及びその配当を示す説明図である。図11において、「右リール」のコードNo.が「0」〜「3」のいずれかであり、「中リール」のコードNo.が「0」又は「2」であり、「左リール」のコードNo.が「0」である場合には、「7−7−Tr」に当選する。この場合、各可変表示部22乃至24を介して、セブンシンボル191、セブンシンボル191、トリプルシンボル192が有効入賞ラインL上に停止表示され、「300」の配当を得る。また、「右リール」のコードNo.が「0」〜「3」のいずれかであり、「中リール」のコードNo.が「0」又は「2」であり、「左リール」のコードNo.が「1」である場合には、「7−7−Do」に当選する。この場合、各可変表示部22乃至24を介して、セブンシンボル191、セブンシンボル191、ダブルシンボル193が有効入賞ラインL上に停止表示され、「200」の配当を得る。また、「右リール」のコードNo.が「0」〜「3」のいずれかであり、「中リール」のコードNo.が「0」又は「2」であり、「左リール」のコードNo.が「2」である場合には、「7−7−7」に当選する。この場合、各可変表示部22乃至24を介して、セブンシンボル191、セブンシンボル191、セブンシンボル191が有効入賞ラインL上に停止表示され、「100」の配当を得る。
尚、「右リール」及び「中リール」、「左リール」のコードNo.が前記以外の組み合わせである場合には、「はずれ」に当選する。この場合、各可変表示部22乃至24を介して、各コードNo.に対応するセブンシンボル191、トリプリシンボル192、ダブルシンボル193、ブランク194のいずれかが有効入賞ラインL上に停止表示されるが、配当はない。
続いて、スロットマシン1で行われるメイン処理プログラムについて図12に基づき説明する。図12はメイン処理プログラムのフローチャートである。図12において、先ず、ステップ(以下、「S」と略記する)11において、後述する図13のスタート受付処理が行われる。この処理は、スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12の操作、1-BETボタン11の操作、3-BETボタン13の操作又は5-BETボタン14の操作に基づいてスピンスイッチ58、1-BETスイッチ59、3-BETスイッチ60又は5-BETスイッチ61から出力されたスイッチ信号を受け付ける処理である。各スイッチから出力されたスイッチ信号を受け付けた時点で、ゲームが開始される。
そして、S12においては、ボーナスゲームが成立中か否かを判断している。具体的に言えば、RAM52に確保されたボーナスゲーム成立フラグがONされている場合には、ボーナスゲームが成立中であると判断し、RAM52に確保されたボーナスゲーム成立フラグがOFFされている場合には、ボーナスゲームが成立中でないと判断する。このとき、ボーナスゲームが成立中であると判断する場合には(S12:YES)、S13に進んで、後述する図16のボーナスゲーム処理が行われた後に、S11に戻って、上述した処理を繰り返す。一方、ボーナスゲームが成立中でないと判断する場合には(S12:NO)、S14に進む。
そして、S14においては、前記したスピンスイッチ58、1-BETスイッチ59、3-BETスイッチ60又は5-BETスイッチ61から出力されたスイッチ信号に基づいて、後述する図14の抽選処理が行われる。
次のS15では、後述する図15の通常ゲーム処理が行われる。その後は、S16に進んで、ボーナスゲームが成立したか否かを判断している。具体的に言えば、S14の抽選処理において、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた「中リール」の乱数値が0である場合には、ボーナスゲームの役に当選しているので(S16:YES)、S17に進んで、RAM52に確保されたボーナスゲーム成立フラグをONさせるとともに、例えば、「ボーナスゲームが成立しました!」という文言を上部液晶ディスプレイ3に表示させることにより、ボーナスゲームが成立した旨の表示を行い、その後に、後述する図13のスタート受付処理のS23に進む。一方、S14の抽選処理において、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた「中リール」の乱数値が1〜127である場合には、ボーナスゲームの役に当選していないので(S16:NO)、S11に戻って、上述した処理を繰り返す。
続いて、スロットマシン1で行われるスタート受付処理プログラムについて図13に基づき説明する。図13はスタート受付処理プログラムのフローチャートである。前記図12のメイン処理プログラムのS11において、スタート受付処理が行われるが、そのためには、先ず、図13のS21に進んで、所定時間(例えば、15秒)が経過したか否かを判断する。ここで、所定時間が経過していないと判断した場合には(S21:No)、何もすることなく、S23に進むが、所定時間が経過していると判断した場合には(S21:YES)、S22において、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4でデモ演出を行った後、S23に進む。そして、S23では、スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12の操作、1-BETボタン11の操作、3-BETボタン13の操作又は5-BETボタン14の操作がなされたか否かを判断する。ここで、1-BETボタン11等の操作がなされていないと判断した場合には(S23:No)、S21に戻って、上述した処理を繰り返す一方、1-BETボタン11等の操作がなされていると判断した場合には(S23:YES)、前記デモ演出の途中であっても、前記図12のメイン処理プログラムに戻って、S12の判断処理に進む。
次に、スロットマシン1で行われる抽選処理プログラムについて図14に基づき説明する。図14は抽選処理プログラムのフローチャートである。前記図12のメイン処理プログラムのS14において、抽選処理が行われるが、そのためには、先ず、図14のS31に進んで、シンボル決定処理を行う。ここでは、通常ゲームにおいて、有効入賞ラインL上に停止表示される図柄を、各可変表示部22乃至24毎に決定している。具体的には、上述したように、各可変表示部22乃至24毎に対応するように3つの乱数値を、乱数サンプリング回路56によりサンプリングし、図8の抽選テーブルに基づき、コードNo.を介して、停止表示図柄を決定している。そして、有効入賞ラインL上に停止表示される図柄が決定されると、S32において、役判定処理を行った後に、前記図12のメイン処理プログラムに戻って、S15の通常ゲーム処理に進む。尚、役判定処理では、具体的に言えば、上述したように、前記S31でのコードNo.を介して、図9のテーブルに基づき、当選役及びその配当が決定される。
次に、スロットマシン1で行われる通常ゲーム処理プログラムについて図15に基づき説明する。図15は通常ゲーム処理プログラムのフローチャートである。前記図12のメイン処理プログラムのS15において、通常ゲーム処理が行われるが、そのためには、先ず、図15のS41において、前記図12のS11にて受け付けられたスピンスイッチ58、1-BETスイッチ59、3-BETスイッチ60又は5-BETスイッチ61から出力されたスイッチ信号に基づいて、可変表示部22乃至24にて各図柄のスクロールが行われる。尚、このとき、可変表示部22乃至24にて表示される各図柄のスクロールが行われているので、可変表示部22乃至24を介して、キャビネット2内の3つのリール220を視認することはできない。
そして、S42では、可変表示部22乃至24における各図柄のスクロールが停止される。
そして、S43においては、S42で各可変表示部22乃至24にて停止表示された当選役の図柄組合せに従って、図9のテーブルに基づき、予め設定されている配当に相当するコイン等が払い出される。尚、かかるS43の処理の後は、前記図12のメイン処理プログラムに戻って、S16の判断処理に進む。
続いて、スロットマシン1で行われるボーナスゲーム処理プログラムについて図16に基づき説明する。図16はボーナスゲーム処理プログラムのフローチャートである。前記図12のメイン処理プログラムのS12において、ボーナスゲームが成立中であると判断する場合には(S12:YES)、前記図12のS13に進んでボーナスゲーム処理が行われるが、そのためには、先ず、図16のS51に進んで、ボーナスゲーム中の抽選処理が行われる。ここでは、ボーナスゲームにおいて、各可変表示部22乃至24を介し、有効入賞ラインL上に停止表示される図柄を、各リール220毎に決定している。具体的には、当該S51に移行したタイミングをもって、上述したように、各リール220毎に対応する3つの乱数値を、乱数サンプリング回路56によりサンプリングし、図10の抽選テーブルに基づき、コードNo.を介して、停止表示図柄を決定する。
次に、S52では、3つのリール220の回転を自動的に開始させ、その後のS53では、3つのリール220の回転を自動的に停止させる。
そして、S54では、役判定を行っており、具体的に言えば、上述したように、当該コードNo.を介して、図11のテーブルに基づき、当選役及びその配当を決定する。
このとき、「7−7−Tr」が当選している場合には(S54:YES)、S55において、「7−7−Tr」の当選役に応じた枚数のコインの払い出しを行う。そして、S56に進んで、RAM52に確保されたボーナスゲーム成立フラグをOFFさせるとともに、ボーナスゲーム処理プログラムを終了させた後に、上述した図12のメイン処理プログラムのS11に戻る。
一方、「7−7−Tr」が当選していない場合には(S54:NO)、S57に進んで、ここでの当選役に応じた枚数のコインの払い出しを行った後、上述した図13のスタート受付処理のS23に進む。
尚、S54の判断処理においては、「7−7−Tr」以外の当選役をもって判断を行ってもよい。
すなわち、本実施の形態のスロットマシン1では、スタート受付処理(S11)において、その押下に基づき現在のベット数又は前回のベット数でゲームを開始するためのスピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12の操作、その押下に基づき1ベットでゲームを開始するための1-BETボタン11の操作、その押下に基づき3ベットでゲームを開始するための3-BETボタン13の操作又は、その押下に基づき5ベットでゲームを開始するための5-BETボタン14の操作がなされると(S23:YES)、現時点でボーナスゲームが成立していないことを条件として(S12:NO)、抽選処理が行われる(S14)。
この抽選処理(S14)では、各可変表示部22乃至24毎に対応するように3つの乱数値を、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングし、さらに、通常ゲーム処理(S15)において、当該各サンプリング値に割り当てられたそれぞれの図柄を、各可変表示部22乃至24の有効入賞ラインL上に停止表示させるとともに、有効入賞ラインL上に停止表示された図柄の組合せに応じ配当を付与する。このとき、中央可変表示部22の図柄例42の「中リール」に関し、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が0にある場合には、コードNo.の「0」に割り当てられたトリガーシンボル97を有効入賞ラインL上に停止表示させるとともに、ボーナスゲームの配当を付与する(図9参照)。
但し、ボーナスゲームに直ぐに移行するのではなく、今回の抽選処理(S14)でボーナスゲームが成立したと判断されることにより(S16:YES)、スタート受付処理(S11)に戻ることになり、スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12の操作、1-BETボタン11の操作、3-BETボタン13の操作又は5-BETボタン14の操作が行われるまで待機する(S23:NO)。
そして、スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12の操作、1-BETボタン11の操作、3-BETボタン13の操作又は5-BETボタン14の操作が行われると(S23:YES)、現時点でボーナスゲームが成立していることから(S12:YES)、ボーナスゲーム処理が行われ(S13)、これにより、ボーナスゲームに移行する。
従って、本実施の形態のスロットマシン1では、ボーナスゲームに移行するには、現時点でボーナスゲームが成立しているときに(S12:YES)、その押下に基づき現在のベット数又は前回のベット数でゲームを開始するためのスピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12の操作、その押下に基づき1ベットでゲームを開始するための1-BETボタン11の操作、その押下に基づき3ベットでゲームを開始するための3-BETボタン13の操作又は、その押下に基づき5ベットでゲームを開始するための5-BETボタン14の操作がなされることが条件であることから(S23:YES)、ベット(コインを賭けること)が必要となり、ホール側の損失を小さくすることができる。
また、本実施の形態のスロットマシン1では、今回の抽選処理(S14)でボーナスゲームが成立したと判断されると(S16:YES)、例えば、「ボーナスゲームが成立しました!」という文言を上部液晶ディスプレイ3に表示させ、これにより、ボーナスゲームが成立した旨の表示を行っているので(S17)、ベット(コインを賭けること)で移行し得るボーナスゲームが成立していることを、遊技者に対して知らせることができる。
また、本実施の形態のスロットマシン1では、ボーナスゲームにおいて、はずれ以外の当選役が当選している場合には(S54:NO)、ボーナスゲームを終了させる(S56)。しかしながら、はずれに当選している場合には(S54:YES)、ボーナスゲームを終了させることはなく、スタート受付処理(S11)に戻って、スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12の操作、1-BETボタン11の操作、3-BETボタン13の操作又は5-BETボタン14の操作がが行われるまで待機する(S23:NO)。そして、スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン12の操作、1-BETボタン11の操作、3-BETボタン13の操作又は5-BETボタン14の操作が行われると(S23:YES)、現時点でボーナスゲームが成立していることから(S12:YES)、ボーナスゲーム処理が再び行われ(S13)、これにより、ボーナスゲームに再び移行する。
従って、本実施の形態のスロットマシン1では、はずれ以外の当選役が当選するまでボーナスゲームが継続されるが、この継続中にあっても、ボーナスゲームを再び実行させるにはベット(コインを賭けること)がさらに必要であることから、ホール側の損失をより小さくすることができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施の形態のスロットマシン1において、ボーナスゲームの内容は、各種の当選役に対する配当が通常のゲームより高く設定されている所謂「特別配当」であったが、1ゲームをプレイする毎に配当が貯まっていく所謂「ジャックポット」であってもよい。また、通常のゲームの内容と同じであるが、配当に関しては通常のゲームの複数倍になる内容であってもよい。
また、本実施の形態のスロットマシン1において、ボーナスゲームの終了は、配当を獲得したことを条件として実行されていたが(S54:NO、S55、S56)、この点、ボーナスゲームが所定回数繰り返されたことを条件としてもよい。
また、本実施の形態のスロットマシン1においては、通常ゲームでは、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値によって、有効入賞ラインL上に停止表示される図柄を各可変表示部22乃至24毎に決定していたが(図8参照)、この点、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値によって、各可変表示部22乃至24における有効入賞ラインL上に停止表示される全ての図柄を決定してもよい。そのためには、図17に示す当選役の抽選テーブルを使用する。図17は、3つの可変表示部を使用して通常ゲームを行う場合における当選役の抽選テーブル及びその配当を示す説明図である。
図17において、当選役の抽選テーブルで使用される乱数値の範囲は、0〜16383であり、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が0〜140の範囲にある場合には、ボーナスゲームに当選し、「500」の配当を得る。この場合、可変表示部23においてトリガーシンボル97が有効入賞ラインL上に停止表示され、ボーナスゲームに移行することができる。
また、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が、141〜185の範囲にある場合には、「7−7−7」に当選し、「100」の配当を得る。この場合、各可変表示部22乃至24において、セブン94が有効入賞ラインL上に停止表示される。同様に、サンプリングされた乱数値が186〜200の範囲にある場合には、「3BAR−3BAR−3BAR」に当選し、「5」の配当を得る。この場合、各可変表示部22乃至24において、トリプルBAR91が有効入賞ラインL上に停止表示される。同様に、サンプリングされた乱数値が201〜232の範囲にある場合には、「2BAR−2BAR−2BAR」に当選し、「3」の配当を得る。この場合、各可変表示部22乃至24において、ダブルBAR93が有効入賞ラインL上に停止表示される。同様に、サンプリングされた乱数値が233〜514の範囲にある場合には、「BAR−BAR−BAR」に当選し、「2」の配当を得る。この場合、各可変表示部22乃至24において、シングルBAR95が有効入賞ラインL上に停止表示される。同様に、サンプリングされた乱数値が515〜823の範囲にある場合には、「チェリー−チェリー−チェリー」に当選し、「1」の配当を得る。この場合、各可変表示部21乃至25において、チェリー92が有効入賞ラインL上に停止表示される。
尚、サンプリングされた乱数値が824〜16383の範囲にある場合には、「はずれ」に当選する。この場合、各可変表示部22乃至24においては、上述した図柄の組合せ以外が有効入賞ラインL上に停止表示されるが、配当はない。
また、本実施の形態のスロットマシン1においては、ボーナスゲームでも、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値によって、各可変表示部22乃至24を介して有効入賞ラインL上に停止表示される図柄を各リール220毎に決定していたが(図10参照)、この点、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値によって、各可変表示部22乃至24を介して有効入賞ラインL上に停止表示される全ての図柄を決定してもよい。そのためには、図18に示す当選役の抽選テーブルを使用する。図18は、3つの可変表示部を介してボーナスゲームを行う場合における当選役の抽選テーブル及びその配当を示す説明図である。
図18において、当選役の抽選テーブルで使用される乱数値の範囲は、0〜127であり、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が、0〜4の範囲にある場合には、「7−7−Tr」に当選し、「300」の配当を得る。この場合、各可変表示部22乃至24を介して、セブンシンボル191、セブンシンボル191、トリプルシンボル192が有効入賞ラインL上に停止表示される。同様に、サンプリングされた乱数値が5〜49の範囲にある場合には、「7−7−Do」に当選し、「200」の配当を得る。この場合、各可変表示部22乃至24を介して、セブンシンボル191、セブンシンボル191、ダブルシンボル193が有効入賞ラインL上に停止表示される。同様に、サンプリングされた乱数値が50〜87の範囲にある場合には、「7−7−7」に当選し、「100」の配当を得る。この場合、各可変表示部22乃至24を介して、セブンシンボル191、セブンシンボル191、セブンシンボル191が有効入賞ラインL上に停止表示される。
尚、サンプリングされた乱数値が88〜127の範囲にある場合には、「はずれ」に当選する。この場合、各可変表示部22乃至24を介して、上述した図柄の組合せ以外が有効入賞ラインL上に停止表示されるが、配当はない。
また、本実施の形態のスロットマシン1では、「第2ゲーム」として、ボーナスゲームを行っているが、これに限らず、例えば、通常ゲームに引き続いて行われる所謂セカンドゲームを行ってもよい。
また、本実施の形態のスロットマシン1では、通常ゲームとボーナスゲームにおいて、図柄を用いたゲームを行っているが(図6、図7参照)、これに限らず、例えば、カードを用いたポーカーなどのゲームを行ってもよい。
本発明は、通常モードに引き続いてボーナスモードのゲームを実行するための要件として適用がある。
スロットマシンの斜視図である。 下部液晶ディスプレイ及びリールの縦断面図である。 下部液晶ディスプレイの分解斜視図である。 スロットマシンの制御系を模式的に示すブロック図である。 下部液晶ディスプレイの液晶駆動回路を模式的に示すブロック図である。 通常ゲームのときに下部液晶ディスプレイに表示されるものであって、可変表示部に可変表示される図柄列を模式的に示す説明図である。 ボーナスゲームのときに下部液晶ディスプレイを透視してリールに表示されるものであって、可変表示部に可変表示される図柄列を模式的に示す説明図である。 3つの可変表示部を使用して通常ゲームを行う場合における停止表示図柄の抽選テーブルを示す説明図である。 3つの可変表示部を使用して通常ゲームを行う場合における当選役及びその配当を示す説明図である。 3つの可変表示部を介してボーナスゲームを行う場合における停止表示図柄の抽選テーブルを示す説明図である。 3つの可変表示部を介してボーナスゲームを行う場合における当選役及びその配当を示す説明図である。 メイン処理プログラムのフローチャートである。 スタート受付処理プログラムのフローチャートである。 抽選処理プログラムのフローチャートである。 通常ゲーム処理プログラムのフローチャートである。 ボーナスゲーム処理プログラムのフローチャートである。 3つの可変表示部を使用して通常ゲームを行う場合における当選役の抽選テーブル及びその配当を示す説明図である。 3つの可変表示部を介してボーナスゲームを行う場合における当選役の抽選テーブル及びその配当を示す説明図である。
符号の説明
1 スロットマシン
2 キャビネット
3 上部液晶ディスプレイ
4 下部液晶ディスプレイ
11 1-BETボタン
12 スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン
13 3-BETボタン
14 5-BETボタン
22〜24 可変表示部
41〜43 図柄列
50 CPU
55 乱数発生器
56 乱数サンプリング回路
141〜143 図柄列
220 リール
L 有効入賞ライン

Claims (4)

  1. ゲームに対するベットを行うための第1ベット手段と、前記第1ベット手段でベットが行われたことを契機として前記ゲームの内容に反映される抽選を行う抽選手段と、前記ゲームの通常モードを実行するとともに、前記抽選手段で特定の抽選結果が得られると前記通常モードに引き続いてボーナスモードを実行するゲーム制御手段と、を有する遊技機において、
    前記ボーナスモードに対するベットを行うための第2ベット手段を備え、
    前記ゲーム制御手段は、前記抽選手段で特定の抽選結果が得られた際には、前記第2ベット手段でベットが行われたことを契機として、前記通常モードに引き続いて前記ボーナスモードを実行すること、を特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載する遊技機であって、
    前記抽選手段で特定の抽選結果が得られた際に前記ボーナスモードに移行し得る旨を表示する表示手段を備えたこと、を特徴とする遊技機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する遊技機であって、
    前記ゲーム制御手段は、前記ボーナスモードで所定条件を満たすまで、前記ボーナスモードを継続すること、を特徴とする遊技機。
  4. 請求項3に記載する遊技機であって、
    前記ゲーム制御手段は、前記第2ベット手段でベットが行われたことを契機として、前記ボーナスモードを再び実行すること、を特徴とする遊技機。
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