JP2005299909A - アイソレーションプーリ - Google Patents

アイソレーションプーリ Download PDF

Info

Publication number
JP2005299909A
JP2005299909A JP2004144202A JP2004144202A JP2005299909A JP 2005299909 A JP2005299909 A JP 2005299909A JP 2004144202 A JP2004144202 A JP 2004144202A JP 2004144202 A JP2004144202 A JP 2004144202A JP 2005299909 A JP2005299909 A JP 2005299909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic body
thrust bearing
cover
pressing
pulley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004144202A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4389106B2 (ja
Inventor
Shuichi Nomura
修一 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukoku Co Ltd
Original Assignee
Fukoku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukoku Co Ltd filed Critical Fukoku Co Ltd
Priority to JP2004144202A priority Critical patent/JP4389106B2/ja
Publication of JP2005299909A publication Critical patent/JP2005299909A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4389106B2 publication Critical patent/JP4389106B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pulleys (AREA)

Abstract

【課題】 プレッシャーリング(押圧部材)の押圧部とプーリ部のカバー部との配設されたスラストベアリングの位置ずれを防止することができるアイソレーションプーリを提供することを目的とする。
【解決手段】 慣性質量体20を有するダンパ部1と、
外周部にプーリ溝53が形成され、前記外周部から中心方向に延出するカバー部52を有するプーリ部50と、
前記ダンパ部1と前記カバー部52との間に配設された弾性体60と、
前記カバー部52と対向する押圧部72を有し、前記カバー部52を軸方向に押圧して前記弾性体60に軸方向の予圧縮を付与する押圧部材70と、
前記押圧部72と前記カバー部52との間に配設されたスラストベアリング80と、
を備えたアイソレーションプーリ101において、
前記スラストベアリング80と前記カバー部52との間に、前記スラストベアリング80の径方向の位置ずれを防止する位置ずれ防止手段90を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エンジンのクランクシャフトに装着され、クランクシャフトのトルクを各種の補機へ伝達する際に、エンジン低回転時のトルク変動によって発生するクランクシャフトの回転変動を吸収するとともに、クランクシャフトの捩り振動を低減するアイソレーションプーリに関するものである。
本出願人の先の提案に係るアイソレーションプーリを図3の断面図に基づいて説明する。
図3に示すように、アイソレーションプーリ100は、エンジンのクランクシャフトに装着され、クランクシャフトの捩り振動を低減するダンパ部1と、補機駆動用のプーリを有し、クランクシャフトの回転変動を吸収するアイソレータ部2とを備えている。
ダンパ部1は、ハブ10、慣性質量体20及び環状弾性体30から構成されている。
ハブ10は、中心部にエンジンのクランクシャフト(不図示)に取付けられる取付部11と、この取付部11の周縁部近傍から軸方向に延出し、中心軸と同軸状の外周面12を有する内部円筒部13と、この内部円筒部13の端部から放射方向に延出する立上がり部14と、この立上がり部14の周縁部から軸方向に延出し、中心軸と同軸状の外周面を有する外部円筒部15とから構成されている。
慣性質量体20は、円筒状の形状を有し、ハブ10の外部円筒部15と同軸状に配置されており、また、慣性質量体20の内周面とハブ10の外部円筒部15の外周面との間には、加硫ゴム等の環状弾性体30が圧入されている。
一方、アイソレータ部2は、アイレーションリング40、プーリ部50及び環状弾性体60から構成されている。
アイレーションリング40は、全体形状がリング状をなし、中心軸と同軸状に配置される円筒状の嵌合部41と、この嵌合部41の端部から放射方向に延出する支持部42とを有しており、嵌合部41には、後述するプレッシャーリングの嵌合部が圧入されて同軸状に嵌合し、嵌合部41の内周面には、プレッシャーリングの嵌合部の外周面が面接合しており、また、支持部42には、ゴム状の環状弾性体60の一端面が接着されている。
プーリ部50は、慣性質量体20と同軸状に配置されており、慣性質量体20の外周面を覆う円筒部51と、慣性質量体20の端面を覆うとともに、環状弾性体60の他端面が固着されるカバー部52とを有する円筒状をなしている。
円筒部51の外周面には、補機駆動用の無端ベルト(不図示)が掛け回されるプーリ溝53,53,…が軸方向に複数本形成されており、また、カバー部52の裏面52bとアイレーションリング40の支持部42との間には、加硫ゴム等からなり、ハブ10側に固定されるアイレーションリング40とプーリ部50との間で捩り変形を受けることによってクランクシャフトの回転変動を吸収する環状弾性体60が軸方向に予圧縮された状態で装着されている。
プレッシャーリング(押圧部材)70は、環状弾性体60に軸方向の予圧縮を付与するためのもので、全体形状がリング状をなし、中心軸と同軸状に配置される円筒状の嵌合部71と、この嵌合部71の端部から放射方向に延出する押圧部72とを有している。
そして、嵌合部71は、アイレーションリング40の嵌合部41に圧入されて同軸状に嵌合し、嵌合部71の外周面は、嵌合部41の内周面に面接合しており、また、嵌合部71は、ハブ10の内部円筒部13の外周面12に面接合しており、この嵌合によって、ダンパ部1とアイソレータ部2とが組付けられて一体化されている。
プレッシャーリング70の押圧部72とプーリ部50のカバー部52との間には、ダンパ部1とアイソレータ部2とがねじれ方向に相対変位する際の押圧部72とカバー部52との摺動抵抗を低減するために、樹脂等からなるスラストベアリング80が配設されている。そして、プレッシャーリング70の押圧部72は、スラストベアリング80を介してプーリ部50のカバー部52を環状弾性体60側へ押圧し、これにより、環状弾性体60に軸方向に予圧縮が付与されている。
また、慣性質量体20の外周面と円筒部51の内周面との間には、樹脂等からなるジャーナルベアリング81が設けられている。
特開2001−159448号公報(図1)
しかしながら、プレッシャーリング(押圧部材)の押圧部とプーリ部のカバー部との間に配設されたスラストベアリングは、その表面の摩擦係数は極めて小さいため、上述した従来のアイソレーションプーリにあっては、エンジンが高速回転領域に入り、アイソレーションプーリが高速回転すると、スラストベアリングが遠心力によって径方向に位置ずれを起こす場合があるといった問題点があった。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するために成されたものであり、プレッシャーリング(押圧部材)の押圧部とプーリ部のカバー部との間に配設されたスラストベアリングの位置ずれを防止することができるアイソレーションプーリを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、慣性質量体を有するダンパ部と、
外周部にプーリ溝が形成され、前記外周部から中心方向に延出するカバー部を有するプーリ部と、
前記ダンパ部と前記カバー部との間に配設された弾性体と、
前記カバー部と対向する押圧部を有し、前記カバー部を軸方向に押圧して前記弾性体に軸方向の予圧縮を付与する押圧部材と、
前記押圧部と前記カバー部との間に配設されたスラストベアリングと、
を備えたアイソレーションプーリにおいて、
前記スラストベアリングと前記カバー部との間に、前記スラストベアリングの径方向の位置ずれを防止する位置ずれ防止手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記位置ずれ防止手段は、前記スラストベアリングとの密接面を有する薄肉状のゴム状弾性体からなることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記薄肉状のゴム状弾性体は、前記密接面がリング状であることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の発明において、前記薄肉状のゴム状弾性体は、前記カバー部の表面に固着されていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記薄肉状のゴム状弾性体は、前記カバー部に前記弾性体と同時に加硫接着されていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5のいずれか一に記載の発明において、前記薄肉状のゴム状弾性体には、前記スラストベアリングを組み付ける際の位置合わせ部が設けられていることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記位置合わせ部は、前記スラストベアリングの外周側に全周にわたって設けられていることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、慣性質量体を有するダンパ部と、
外周部にプーリ溝が形成され、前記外周部から中心方向に延出するカバー部を有するプーリ部と、
前記ダンパ部と前記カバー部との間に配設された弾性体と、
前記カバー部と対向する押圧部を有し、前記カバー部を軸方向に押圧して前記弾性体に軸方向の予圧縮を付与する押圧部材と、
前記押圧部と前記カバー部との間に配設されたスラストベアリングと、
を備えたアイソレーションプーリにおいて、
前記スラストベアリングと前記押圧部との間に、前記スラストベアリングの径方向の位置ずれを防止する位置ずれ防止手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記位置ずれ防止手段は、前記スラストベアリングとの密接面を有する薄肉状のゴム状弾性体がらなることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記薄肉状のゴム状弾性体は、前記密接面がリング状であることを特徴とする。
さらに、請求項11に記載の発明は、請求項9又は10に記載の発明において、前記薄肉状のゴム状弾性体は、前記押圧部に固定されていることを特徴とする。
そして、請求項12に記載の発明は、請求項9乃至11のいずれか一に記載の発明において、前記薄肉状のゴム状弾性体には、前記押圧部の外縁部と前記カバー部との隙間を塞ぐカバーが設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、スラストベアリングとプーリ部のカバー部との間に、スラストベアリングの径方向の位置ずれを防止する位置ずれ防止手段を設けたため、エンジンが高速回転領域に入り、アイソレーションプーリが高速回転しても、スラストベアリングが遠心力によって径方向に位置ずれを起こすことがない。
また、請求項2に記載の発明によれば、位置ずれ防止手段がスラストベアリングとの密接面を有する薄肉状のゴム状弾性体からなるため、スラストベアリングの位置ずれ防止効果に加え、押圧部材の押圧部とプーリ部のカバー部との平行度の精度が若干低い場合であっても、押圧部をプーリ部のカバー部側に押し込めば、スラストベアリングを介して薄肉状のゴム状弾性体が圧縮弾性変形するため、押圧部又はカバー部とスラストベアリングとの平行出しが容易に可能となる。
また、スラストベアリングとプーリ部のカバー部との間にゴム状弾性体が介在するため、スラストベアリングと押圧部材の押圧部との密着性が向上する。
また、請求項3に記載の発明によれば、薄肉状のゴム状弾性体は、スラストベアリングとの密接面がリング状であり、プーリ部のカバー部のスラストベアリングとの当たり面は、薄肉状のゴム状弾性体で覆われるため、カバー部の表面の表面粗さ度合を緩和することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、薄肉状のゴム状弾性体は、プーリ部のカバー部の表面に固着されているため、スラストベアリングを組み付ける際に、薄肉状のゴム状弾性体に位置ずれ等が生じることがなく、スラストベアリングの組み付けが容易となる。
また、請求項5に記載の発明によれば、薄肉状のゴム状弾性体は、プーリ部のカバー部に弾性体と同時に加硫接着されているため、次の効果が得られる。
すなわち、従来、カバー部の裏面に弾性体を加硫接着する工程でカバー部の表面にゴムバリが付着する場合があり、このような場合には、ゴムバリの除去作業が必要であったが、請求項5に記載の発明によれば、カバー部の表面に薄肉状のゴム状弾性体を加硫接着する構成としたため、従来のようなゴムバリが付着することがなく、その除去作業も不要となる。
また、請求項6に記載の発明によれば、薄肉状のゴム状弾性体には、スラストベアリングを組み付ける際の位置合わせ部が設けられているため、カバー部の表面のスラストベアリングを組み付ける際の位置合わせが容易になる。
また、請求項7に記載の発明によれば、薄肉状のゴム状弾性体に設けられた位置合わせ部は、スラストベアリングの外周側に全周にわたって設けられていため、プーリ部のカバー部とスラストベアリングとの隙間にダスト等が侵入するのを防止することができる。
また、請求項8に記載の発明によれば、スラストベアリングと押圧部材の押圧部との間に、スラストベアリングの径方向の位置ずれを防止する位置ずれ防止手段を設けたため、エンジンが高速回転領域に入り、アイソレーションプーリが高速回転しても、スラストベアリングが遠心力によって径方向に位置ずれを起こすことがない。
また、請求項9に記載の発明によれば、位置ずれ防止手段がスラストベアリングとの密接面を有する薄肉状のゴム状弾性体からなるため、スラストベアリングの位置ずれ防止効果に加え、押圧部材の押圧部とプーリ部のカバー部との平行度の精度が若干低い場合であっても、押圧部をプーリ部のカバー部側に押し込めば、薄肉状のゴム状弾性体が圧縮弾性変形するため、押圧部又はカバー部とスラストベアリングとの平行出しが容易に可能となる。
また、スラストベアリングと押圧部材の押圧部との間にゴム状弾性体が介在するため、スラストベアリングとプーリ部のカバー部との密着性が向上する。
また、請求項10に記載の発明によれば、薄肉状のゴム状弾性体は、スラストベアリングとの密接面がリング状であり、押圧部材の押圧部のスラストベアリングとの当たり面は、薄肉状のゴム状弾性体で覆われるため、押圧部の裏面の表面粗さ度合を緩和することができる。
さらに、請求項11に記載の発明によれば、薄肉状のゴム状弾性体は、押圧部材の押圧部に固定されているため、押圧部材の組み付けの際に、薄肉状のゴム状弾性体に位置ずれ等が生じることがなく、押圧部材の組み付けが容易となる。
そして、請求項12に記載の発明によれば、薄肉状のゴム状弾性体には、押圧部材の押圧部の外縁部とプーリ部のカバー部との隙間を塞ぐカバーが設けられているため、押圧部材の押圧部とスラストベアリングとの隙間にダスト等が侵入するのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るアイソレーションプーリの断面図である。尚、図1において、図3と同一の構成には同一の符合を付してその説明を省略する。
図1に示すように、本実施の形態に係るアイソレーションプーリ101にあっては、プーリ部50のカバー部52の表面52aとスラストベアリング80との間に、その摩擦力でスラストベアリング80の径方向の位置ずれを防止する薄肉状のゴム状弾性体(位置ずれを防止手段)90が設けられている。
このゴム状弾性体90は、スラストベアリング80との密接面91が中心軸(図中の1点破線)を略中心としたリング状をなしており、カバー部52に環状弾性体60と同時に加硫接着されている。また、ゴム状弾性体90の一部は、カバー部52の開口部を介して環状弾性体60の一部と一体化されている。
ゴム状弾性体90において、スラストベアリング80の外周側には、スラストベアリング80を組み付ける際に位置決めとなる段差状の位置合わせ部92が設けられている。
スラストベアリング80は、押圧部72からの押圧力を受けてゴム状弾性体90の密接面91に密接してプーリ部2と一体になって回転するが、スラストベアリング80の押圧部72側の摺動面が押圧部72の裏面と低摩擦で摺動するため、ダンパ部1とアイソレータ部2とのねじれ方向の相対変位は、従来のアイソレーションプーリと同様に何ら支障なく行われる。
このように、アイソレーションプーリ101によれば、スラストベアリング80とカバー部52との間に、スラストベアリング80の径方向の位置ずれを防止するゴム状弾性体90を設けたため、エンジンが高速回転領域に入り、アイソレーションプーリ101が高速回転しても、ゴム状弾性体90の密接面91の摩擦力により、スラストベアリング80が遠心力によって径方向に位置ずれを起こすことがない。
また、カバー部52の表面52aにゴム状弾性体90を設けたため、押圧部材70の押圧部72とプーリ部2のカバー部52との平行度の精度が若干低い場合であっても、押圧部72をカバー部52側に押し込めば、スラストベアリング80を介してゴム状弾性体90が圧縮弾性変形するため、押圧部72又はカバー部52とスラストベアリング80との平行出しが容易に可能となる。また、スラストベアリング80とカバー部52との間にゴム状弾性体90が介在するため、押圧部材70の押圧部72とプーリ部50のカバー部52との密着性が向上する。
また、ゴム状弾性体90は、スラストベアリング80との密接面91がリング状であり、カバー部52のスラストベアリング80との当たり面は、ゴム状弾性体90で覆われるため、カバー部52の表面52aに面粗さがあっても、スラストベアリング80が磨耗や損傷を受けることがなく、カバー部52の表面52aの表面粗さ度合を緩和することができる。
また、ゴム状弾性体90は、カバー部52の表面52aに加硫接着されているため、スラストベアリング80を組み付ける際に、ゴム状弾性体90に位置ずれ等が生じることがなく、スラストベアリング80の組み付けが容易となる。
また、ゴム状弾性体90は、カバー部52に環状弾性体60と同時に加硫接着されているため、次の効果が得られる。
すなわち、従来、カバー部52の裏面52bに環状弾性体60を加硫接着する工程でカバー部52の表面52aにゴムバリが付着する場合があり、このような場合には、ゴムバリの除去作業が必要であったが、本実施の形態に係るアイソレーションプーリ101によれば、カバー部52の表面52aにゴム状弾性体90を加硫接着する構成としたため、従来のようなゴムバリが付着することがなく、その除去作業も不要となる。
また、ゴム状弾性体90には、スラストベアリング80を組み付ける際の位置合わせ部92が設けられているため、カバー部52の表面52aのスラストベアリング80を組み付ける際の位置合わせが容易になる。
また、ゴム状弾性体90に設けられた段差状の位置合わせ部92は、スラストベアリング80の外周側に全周にわたって設けられていため、カバー部52とスラストベアリング80との隙間にダスト等が侵入するのを防止することができる。
次に本発明の第2の実施の形態を図2に基づいて説明する。
図2は第2の実施の形態に係るアイソレーションプーリの断面図である。尚、図2において、図3と同一の構成には同一の符合を付してその説明を省略する。
図2に示すように、本実施の形態に係るアイソレーションプーリ102にあっては、押圧部材70の押圧部72とスラストベアリング80との間に、その摩擦力でスラストベアリング80の径方向の位置ずれを防止する薄肉状のゴム状弾性体(位置ずれを防止手段)95が設けられている。
このゴム状弾性体95は、スラストベアリング80との密接面96が中心軸(図中の1点破線)を略中心としたリング状をなしており、その嵌合部97が押圧部72の外縁に嵌合した状態で、押圧部72に固定されている。
また、ゴム状弾性体95において、スラストベアリング80の外周側には、スラストベアリング80の位置合わせを容易にするための段差状の位置合わせ部98が設けられている。
また、位置合わせ部98の外縁側には、その先端部がカバー部52の表面52aに密接摺動するカバー99が周方向にわたって設けられている。
スラストベアリング80は、押圧部72からの押圧力を受けてゴム状弾性体95の密接面96に密接してダンパ部1と一体になって回転するが、スラストベアリング80のカバー部52側の摺動面がカバー部52の表面52aと低摩擦で摺動するため、ダンパ部1とアイソレータ部2とのねじれ方向の相対変位は、従来のアイソレーションプーリと同様に何らの支障もなく行われる。
このように、アイソレーションプーリ102によれば、スラストベアリング80と押圧部材70の押圧部72との間に、スラストベアリング80の径方向の位置ずれを防止するゴム状弾性体95を設けたため、エンジンが高速回転領域に入り、アイソレーションプーリ102が高速回転しても、スラストベアリング80が遠心力によって径方向に位置ずれを起こすことがない。
また、押圧部材70の押圧部72にゴム状弾性体95を設けたため、押圧部材70の押圧部72とプーリ部2のカバー部52との平行度の精度が若干低い場合であっても、押圧部70をプーリ部2のカバー部52側に押し込めば、ゴム状弾性体95が圧縮弾性変形するため、押圧部72又はカバー部52とスラストベアリング80との平行出しが容易に可能となる。
また、ゴム状弾性体95は、スラストベアリング80との密接面96がリング状であり、押圧部72のスラストベアリング80との当たり面は、ゴム状弾性体95で覆われるため、押圧部72の裏面に面粗さがあっても、スラストベアリング80が磨耗や損傷を受けることがなく、押圧部72の裏面の表面粗さ度合を緩和することができる。
また、スラストベアリング80と押圧部材70の押圧部72との間にゴム状弾性体95が介在するため、スラストベアリング80とプーリ部50のカバー部52との密着性が向上する。
また、ゴム状弾性体95は、押圧部72に固定されているため、スラストベアリング80を組み付ける際に、ゴム状弾性体95に位置ずれ等が生じることがなく、スラストベアリング80の組み付けが容易となる。
また、ゴム状弾性体95には、スラストベアリング80を組み付ける際の位置合わせ部98が設けられているため、スラストベアリング80を組み付ける際の位置合わせが容易になる。
また、ゴム状弾性体95に設けられた段差状の位置合わせ部98は、スラストベアリング80の外周側に全周にわたって設けられていため、押圧部72とスラストベアリング80との隙間にダスト等が侵入するのを防止することができる。
また、位置合わせ部98の外縁側には、その先端部がカバー部52の表面52aに密接摺動するカバー99が周方向にわたって設けられているため、カバー部52とスラストベアリング80との隙間にダスト等が侵入するのを防止することができる。
尚、上述した第1及び第2の実施の形態にあっては、環状弾性体60を軸方向に予圧縮するためのプレッシャーリング70の嵌合部71が、ハブ10の内部円筒部13に嵌合してダンパ部1とアイソレータ部2とが組付けられて一体化するものを例示したが、本発明は、上記の嵌合タイプに限定されるものではなく、例えば、プレッシャーリングの一部をハブ側に溶接等によって固着して、ダンパ部1とアイソレータ部2とをねじれ方向に相対変位可能に一体化するタイプのものにあっても適用可能である。
また、ゴム状弾性体90(95)に設けた位置合わせ部92(98)は必ずしも必須の構成ではなく、また、第2の実施の形態におけるカバー99も必ずしも必須の構成ではない。
さらに、第2の実施の形態にあっては、ゴム状弾性体95は、嵌合部97が押圧部72の外縁に嵌合した状態で、押圧部72に固定されているものを例示したが、このような嵌合部97を設けずに、ゴム状弾性体95が押圧部72に加硫接着等により固着したものであってもよい。
本発明の第1の実施の形態に係るアイソレーションプーリの断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るアイソレーションプーリの断面図である。 本出願人の先の提案に係るアイソレーションプーリの断面図である。
符号の説明
101,102 アイソレーションプーリ
1 ダンパ部
2 アイソレータ部
20 慣性質量体
50 プーリ部
52 カバー部
53 プーリ溝
60 環状弾性体
70 プレッシャーリング(押圧部材)
72 押圧部
80 スラストベアリング
90,95 ゴム状弾性体(位置ずれ防止手段)
91,96 密接面
92,98 位置合わせ部
99 カバー

Claims (12)

  1. 慣性質量体を有するダンパ部と、
    外周部にプーリ溝が形成され、前記外周部から中心方向に延出するカバー部を有するプーリ部と、
    前記ダンパ部と前記カバー部との間に配設された弾性体と、
    前記カバー部と対向する押圧部を有し、前記カバー部を軸方向に押圧して前記弾性体に軸方向の予圧縮を付与する押圧部材と、
    前記押圧部と前記カバー部との間に配設されたスラストベアリングと、
    を備えたアイソレーションプーリにおいて、
    前記スラストベアリングと前記カバー部との間に、前記スラストベアリングの径方向の位置ずれを防止する位置ずれ防止手段を設けたことを特徴とするアイソレーションプーリ。
  2. 前記位置ずれ防止手段は、前記スラストベアリングとの密接面を有する薄肉状のゴム状弾性体からなることを特徴とする請求項1に記載のアイソレーションプーリ。
  3. 前記薄肉状のゴム状弾性体は、前記密接面がリング状であることを特徴とする請求項2に記載のアイソレーションプーリ。
  4. 前記薄肉状のゴム状弾性体は、前記カバー部の表面に固着されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のアイソレーションプーリ。
  5. 前記薄肉状のゴム状弾性体は、前記カバー部に前記弾性体と同時に加硫接着されていることを特徴とする請求項4に記載のアイソレーションプーリ。
  6. 前記薄肉状のゴム状弾性体には、前記スラストベアリングを組み付ける際の位置合わせ部が設けられていることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一つに記載のアイソレーションプーリ。
  7. 前記位置決め部は、前記スラストベアリングの外周側に全周にわたって設けられていることを特徴とする請求項6に記載のアイソレーションプーリ。
  8. 慣性質量体を有するダンパ部と、
    外周部にプーリ溝が形成され、前記外周部から中心方向に延出するカバー部を有するプーリ部と、
    前記ダンパ部と前記カバー部との間に配設された弾性体と、
    前記カバー部と対向する押圧部を有し、前記カバー部を軸方向に押圧して前記弾性体に軸方向の予圧縮を付与する押圧部材と、
    前記押圧部と前記カバー部との間に配設されたスラストベアリングと、
    を備えたアイソレーションプーリにおいて、
    前記スラストベアリングと前記押圧部との間に、前記スラストベアリングの径方向の位置ずれを防止する位置ずれ防止手段を設けたことを特徴とするアイソレーションプーリ。
  9. 前記位置ずれ防止手段は、前記スラストベアリングとの密接面を有する薄肉状のゴム状弾性体からなることを特徴とする請求項8に記載のアイソレーションプーリ。
  10. 前記薄肉状のゴム状弾性体は、前記密接面がリング状であることを特徴とする請求項9に記載のアイソレーションプーリ。
  11. 前記薄肉状のゴム状弾性体は、前記押圧部に固定されていることを特徴とする請求項9又は10に記載のアイソレーションプーリ。
  12. 前記薄肉状のゴム状弾性体には、前記押圧部の外縁部と前記カバー部との隙間を塞ぐカバーが設けられていることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一つに記載のアイソレーションプーリ。
JP2004144202A 2004-04-12 2004-04-12 アイソレーションプーリ Expired - Fee Related JP4389106B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004144202A JP4389106B2 (ja) 2004-04-12 2004-04-12 アイソレーションプーリ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004144202A JP4389106B2 (ja) 2004-04-12 2004-04-12 アイソレーションプーリ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005299909A true JP2005299909A (ja) 2005-10-27
JP4389106B2 JP4389106B2 (ja) 2009-12-24

Family

ID=35331672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004144202A Expired - Fee Related JP4389106B2 (ja) 2004-04-12 2004-04-12 アイソレーションプーリ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4389106B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007132360A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Fukoku Co Ltd ダンパ付きプーリおよびその製造方法
JP2008057553A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Fukoku Co Ltd ダンパ付プーリ
JP2010077996A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Fukoku Co Ltd ダンパ付プーリ
JP2011033073A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Fukoku Co Ltd ダンパ付プーリ
US8038554B2 (en) * 2003-07-11 2011-10-18 Fukoku Co., Ltd. Isolation damper pulley and method of producing the same
JP2014211225A (ja) * 2013-04-22 2014-11-13 Nok株式会社 トルク変動吸収ダンパ
WO2018095473A1 (de) * 2016-11-23 2018-05-31 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Drehmomentübertragungseinrichtung und verfahren zur herstellung einer drehmomentübertragungseinrichtung

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8038554B2 (en) * 2003-07-11 2011-10-18 Fukoku Co., Ltd. Isolation damper pulley and method of producing the same
JP2007132360A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Fukoku Co Ltd ダンパ付きプーリおよびその製造方法
JP2008057553A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Fukoku Co Ltd ダンパ付プーリ
JP2010077996A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Fukoku Co Ltd ダンパ付プーリ
JP2011033073A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Fukoku Co Ltd ダンパ付プーリ
JP2014211225A (ja) * 2013-04-22 2014-11-13 Nok株式会社 トルク変動吸収ダンパ
WO2018095473A1 (de) * 2016-11-23 2018-05-31 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Drehmomentübertragungseinrichtung und verfahren zur herstellung einer drehmomentübertragungseinrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
JP4389106B2 (ja) 2009-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4391990B2 (ja) アイソレーション・ダンパプーリおよびその製造方法
US5370581A (en) Torsion damping device, especially for a motor vehicle
JP4389106B2 (ja) アイソレーションプーリ
JPH0642588A (ja) 自動車用トーション減衰装置
JP2013036530A (ja) 回転変動吸収クランクプーリ
JP4232620B2 (ja) アイソレーションプーリ
JP2007278417A (ja) ダンパおよびアイソレーションダンパプーリ
JP5945496B2 (ja) ダンパ付プーリ
JP5594464B2 (ja) トルク変動吸収ダンパ
JP3531685B2 (ja) トルク変動吸収ダンパ
JP4732983B2 (ja) ダンパ付プーリ
JP4314561B2 (ja) アイソレーション・ダンパプーリ
JP5039467B2 (ja) ダンパ付プーリ
JP2007071263A (ja) トルク変動吸収ダンパ
JP4904781B2 (ja) ダンパ付きプーリおよびその製造方法
JP3994278B2 (ja) トルク変動吸収ダンパ
JP4632792B2 (ja) ダンパ機能を備えたプーリ
JP6607080B2 (ja) プーリ
JP2002295588A (ja) トーショナルダンパ
JP4479903B2 (ja) トルク変動吸収ダンパ
JP2006194265A (ja) トルク変動吸収ダンパ
JP5409169B2 (ja) ダンパ付プーリ
JP2024024194A (ja) 軸構造
JP6280345B2 (ja) 回転変動吸収ダンパ
JP4862538B2 (ja) ダンパプーリ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090825

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090918

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4389106

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151016

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees