JP2005299909A - アイソレーションプーリ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 慣性質量体20を有するダンパ部1と、
外周部にプーリ溝53が形成され、前記外周部から中心方向に延出するカバー部52を有するプーリ部50と、
前記ダンパ部1と前記カバー部52との間に配設された弾性体60と、
前記カバー部52と対向する押圧部72を有し、前記カバー部52を軸方向に押圧して前記弾性体60に軸方向の予圧縮を付与する押圧部材70と、
前記押圧部72と前記カバー部52との間に配設されたスラストベアリング80と、
を備えたアイソレーションプーリ101において、
前記スラストベアリング80と前記カバー部52との間に、前記スラストベアリング80の径方向の位置ずれを防止する位置ずれ防止手段90を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
図3に示すように、アイソレーションプーリ100は、エンジンのクランクシャフトに装着され、クランクシャフトの捩り振動を低減するダンパ部1と、補機駆動用のプーリを有し、クランクシャフトの回転変動を吸収するアイソレータ部2とを備えている。
ハブ10は、中心部にエンジンのクランクシャフト(不図示)に取付けられる取付部11と、この取付部11の周縁部近傍から軸方向に延出し、中心軸と同軸状の外周面12を有する内部円筒部13と、この内部円筒部13の端部から放射方向に延出する立上がり部14と、この立上がり部14の周縁部から軸方向に延出し、中心軸と同軸状の外周面を有する外部円筒部15とから構成されている。
アイレーションリング40は、全体形状がリング状をなし、中心軸と同軸状に配置される円筒状の嵌合部41と、この嵌合部41の端部から放射方向に延出する支持部42とを有しており、嵌合部41には、後述するプレッシャーリングの嵌合部が圧入されて同軸状に嵌合し、嵌合部41の内周面には、プレッシャーリングの嵌合部の外周面が面接合しており、また、支持部42には、ゴム状の環状弾性体60の一端面が接着されている。
円筒部51の外周面には、補機駆動用の無端ベルト(不図示)が掛け回されるプーリ溝53,53,…が軸方向に複数本形成されており、また、カバー部52の裏面52bとアイレーションリング40の支持部42との間には、加硫ゴム等からなり、ハブ10側に固定されるアイレーションリング40とプーリ部50との間で捩り変形を受けることによってクランクシャフトの回転変動を吸収する環状弾性体60が軸方向に予圧縮された状態で装着されている。
そして、嵌合部71は、アイレーションリング40の嵌合部41に圧入されて同軸状に嵌合し、嵌合部71の外周面は、嵌合部41の内周面に面接合しており、また、嵌合部71は、ハブ10の内部円筒部13の外周面12に面接合しており、この嵌合によって、ダンパ部1とアイソレータ部2とが組付けられて一体化されている。
また、慣性質量体20の外周面と円筒部51の内周面との間には、樹脂等からなるジャーナルベアリング81が設けられている。
外周部にプーリ溝が形成され、前記外周部から中心方向に延出するカバー部を有するプーリ部と、
前記ダンパ部と前記カバー部との間に配設された弾性体と、
前記カバー部と対向する押圧部を有し、前記カバー部を軸方向に押圧して前記弾性体に軸方向の予圧縮を付与する押圧部材と、
前記押圧部と前記カバー部との間に配設されたスラストベアリングと、
を備えたアイソレーションプーリにおいて、
前記スラストベアリングと前記カバー部との間に、前記スラストベアリングの径方向の位置ずれを防止する位置ずれ防止手段を設けたことを特徴とする。
外周部にプーリ溝が形成され、前記外周部から中心方向に延出するカバー部を有するプーリ部と、
前記ダンパ部と前記カバー部との間に配設された弾性体と、
前記カバー部と対向する押圧部を有し、前記カバー部を軸方向に押圧して前記弾性体に軸方向の予圧縮を付与する押圧部材と、
前記押圧部と前記カバー部との間に配設されたスラストベアリングと、
を備えたアイソレーションプーリにおいて、
前記スラストベアリングと前記押圧部との間に、前記スラストベアリングの径方向の位置ずれを防止する位置ずれ防止手段を設けたことを特徴とする。
また、スラストベアリングとプーリ部のカバー部との間にゴム状弾性体が介在するため、スラストベアリングと押圧部材の押圧部との密着性が向上する。
すなわち、従来、カバー部の裏面に弾性体を加硫接着する工程でカバー部の表面にゴムバリが付着する場合があり、このような場合には、ゴムバリの除去作業が必要であったが、請求項5に記載の発明によれば、カバー部の表面に薄肉状のゴム状弾性体を加硫接着する構成としたため、従来のようなゴムバリが付着することがなく、その除去作業も不要となる。
また、スラストベアリングと押圧部材の押圧部との間にゴム状弾性体が介在するため、スラストベアリングとプーリ部のカバー部との密着性が向上する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るアイソレーションプーリの断面図である。尚、図1において、図3と同一の構成には同一の符合を付してその説明を省略する。
ゴム状弾性体90において、スラストベアリング80の外周側には、スラストベアリング80を組み付ける際に位置決めとなる段差状の位置合わせ部92が設けられている。
すなわち、従来、カバー部52の裏面52bに環状弾性体60を加硫接着する工程でカバー部52の表面52aにゴムバリが付着する場合があり、このような場合には、ゴムバリの除去作業が必要であったが、本実施の形態に係るアイソレーションプーリ101によれば、カバー部52の表面52aにゴム状弾性体90を加硫接着する構成としたため、従来のようなゴムバリが付着することがなく、その除去作業も不要となる。
図2は第2の実施の形態に係るアイソレーションプーリの断面図である。尚、図2において、図3と同一の構成には同一の符合を付してその説明を省略する。
図2に示すように、本実施の形態に係るアイソレーションプーリ102にあっては、押圧部材70の押圧部72とスラストベアリング80との間に、その摩擦力でスラストベアリング80の径方向の位置ずれを防止する薄肉状のゴム状弾性体(位置ずれを防止手段)95が設けられている。
また、ゴム状弾性体95において、スラストベアリング80の外周側には、スラストベアリング80の位置合わせを容易にするための段差状の位置合わせ部98が設けられている。
また、位置合わせ部98の外縁側には、その先端部がカバー部52の表面52aに密接摺動するカバー99が周方向にわたって設けられている。
また、スラストベアリング80と押圧部材70の押圧部72との間にゴム状弾性体95が介在するため、スラストベアリング80とプーリ部50のカバー部52との密着性が向上する。
また、位置合わせ部98の外縁側には、その先端部がカバー部52の表面52aに密接摺動するカバー99が周方向にわたって設けられているため、カバー部52とスラストベアリング80との隙間にダスト等が侵入するのを防止することができる。
さらに、第2の実施の形態にあっては、ゴム状弾性体95は、嵌合部97が押圧部72の外縁に嵌合した状態で、押圧部72に固定されているものを例示したが、このような嵌合部97を設けずに、ゴム状弾性体95が押圧部72に加硫接着等により固着したものであってもよい。
1 ダンパ部
2 アイソレータ部
20 慣性質量体
50 プーリ部
52 カバー部
53 プーリ溝
60 環状弾性体
70 プレッシャーリング(押圧部材)
72 押圧部
80 スラストベアリング
90,95 ゴム状弾性体(位置ずれ防止手段)
91,96 密接面
92,98 位置合わせ部
99 カバー
Claims (12)
- 慣性質量体を有するダンパ部と、
外周部にプーリ溝が形成され、前記外周部から中心方向に延出するカバー部を有するプーリ部と、
前記ダンパ部と前記カバー部との間に配設された弾性体と、
前記カバー部と対向する押圧部を有し、前記カバー部を軸方向に押圧して前記弾性体に軸方向の予圧縮を付与する押圧部材と、
前記押圧部と前記カバー部との間に配設されたスラストベアリングと、
を備えたアイソレーションプーリにおいて、
前記スラストベアリングと前記カバー部との間に、前記スラストベアリングの径方向の位置ずれを防止する位置ずれ防止手段を設けたことを特徴とするアイソレーションプーリ。 - 前記位置ずれ防止手段は、前記スラストベアリングとの密接面を有する薄肉状のゴム状弾性体からなることを特徴とする請求項1に記載のアイソレーションプーリ。
- 前記薄肉状のゴム状弾性体は、前記密接面がリング状であることを特徴とする請求項2に記載のアイソレーションプーリ。
- 前記薄肉状のゴム状弾性体は、前記カバー部の表面に固着されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のアイソレーションプーリ。
- 前記薄肉状のゴム状弾性体は、前記カバー部に前記弾性体と同時に加硫接着されていることを特徴とする請求項4に記載のアイソレーションプーリ。
- 前記薄肉状のゴム状弾性体には、前記スラストベアリングを組み付ける際の位置合わせ部が設けられていることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一つに記載のアイソレーションプーリ。
- 前記位置決め部は、前記スラストベアリングの外周側に全周にわたって設けられていることを特徴とする請求項6に記載のアイソレーションプーリ。
- 慣性質量体を有するダンパ部と、
外周部にプーリ溝が形成され、前記外周部から中心方向に延出するカバー部を有するプーリ部と、
前記ダンパ部と前記カバー部との間に配設された弾性体と、
前記カバー部と対向する押圧部を有し、前記カバー部を軸方向に押圧して前記弾性体に軸方向の予圧縮を付与する押圧部材と、
前記押圧部と前記カバー部との間に配設されたスラストベアリングと、
を備えたアイソレーションプーリにおいて、
前記スラストベアリングと前記押圧部との間に、前記スラストベアリングの径方向の位置ずれを防止する位置ずれ防止手段を設けたことを特徴とするアイソレーションプーリ。 - 前記位置ずれ防止手段は、前記スラストベアリングとの密接面を有する薄肉状のゴム状弾性体からなることを特徴とする請求項8に記載のアイソレーションプーリ。
- 前記薄肉状のゴム状弾性体は、前記密接面がリング状であることを特徴とする請求項9に記載のアイソレーションプーリ。
- 前記薄肉状のゴム状弾性体は、前記押圧部に固定されていることを特徴とする請求項9又は10に記載のアイソレーションプーリ。
- 前記薄肉状のゴム状弾性体には、前記押圧部の外縁部と前記カバー部との隙間を塞ぐカバーが設けられていることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一つに記載のアイソレーションプーリ。
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| JP2007132360A (ja) * | 2005-11-08 | 2007-05-31 | Fukoku Co Ltd | ダンパ付きプーリおよびその製造方法 |
| JP2008057553A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Fukoku Co Ltd | ダンパ付プーリ |
| JP2010077996A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Fukoku Co Ltd | ダンパ付プーリ |
| JP2011033073A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Fukoku Co Ltd | ダンパ付プーリ |
| US8038554B2 (en) * | 2003-07-11 | 2011-10-18 | Fukoku Co., Ltd. | Isolation damper pulley and method of producing the same |
| JP2014211225A (ja) * | 2013-04-22 | 2014-11-13 | Nok株式会社 | トルク変動吸収ダンパ |
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2004
- 2004-04-12 JP JP2004144202A patent/JP4389106B2/ja not_active Expired - Fee Related
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