JP2005298184A - 荷役車両 - Google Patents

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隆彦 谷本
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Abstract

【課題】 荷役車両において、より良好な前方視界が得られるようにする。
【解決手段】 車体1前方に荷を支持する荷支持手段7,8と該荷支持手段7,8を昇降させるための昇降手段5,6とを有し、車体1後方にオペレータPが搭乗する運転席12を有する荷役車両において、昇降手段5,6の前方を撮影するカメラ27を設けると共に、昇降手段5,6と運転席12との間に、カメラ27により撮影された画像を運転席12のオペレータPに向けて表示できる表示パネル20を設置し、かつ、該表示パネル20を運転席12のオペレータPの前方視界の中央を含む位置に配設し、更に、昇降手段5,6の少なくとも一部を、運転席12のオペレータPの前方視界のうち表示パネル20で覆われる範囲内に配置する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、フォークリフトなどの荷役車両に係り、特にはオペレータの視界を向上させるための技術に関する。
従来、荷役車両の一種であるフォークリフトは、例えば車体の前部に積荷を搭載するフォークと、このフォークを昇降自在に案内するマストとからなる荷役装置を備えており、車体に設けられた運転席に搭乗したオペレータが、ステアリングハンドルや操作レバーを操作することで荷役作業が行われる。運転席付近には、ステアリングハンドルや操作レバーの他にも、走行速度などを表示するディスプレイが設けられ、オペレータはこのディスプレイを見て各種情報を得ながら走行・荷役操作を行うことができるようになっている。
ところで、上記のようなフォークリフトにあっては、マストやフォーク、フォークに搭載した荷物などによりオペレータの前方視界が遮られることが問題となっている。そこで、例えば下記文献に記載されているように、カメラで撮影した映像を運転席やヘッドガードに設けられた映像用ディスプレイに表示させる技術が開発されている。
実開平5−54496号公報 特開2001−2395号公報 特開2001−206683号公報 特開2001−310898号公報
従来のフォークリフトに備えられるディスプレイは、ディスプレイ自体によってオペレータの視界を妨げることがないよう配置される結果、必ずしもオペレータから見易い位置に配置されず、例えばフォークやフォークに搭載した荷物を実際に見ながらではディスプレイに表示される映像を見にくいという問題がある。又、カメラで撮影されディスプレイに表示されている場所を見る場合と、表示されていない場所を見る場合とで大きく視線を移動させる必要があるとなると、オペレータへ大きな負担がかかることになり、これを嫌うオペレータがディスプレイを見ずに作業を行うということも考えられる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、荷役車両において、より良好な前方視界が得られるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、車体前方に荷を支持する荷支持手段と該荷支持手段を昇降させるための昇降手段とを有し、車体後方にオペレータが搭乗する運転席を有する荷役車両において、上記昇降手段の前方を撮影するカメラを設けると共に、上記昇降手段と上記運転席との間に、上記カメラにより撮影された画像を上記運転席のオペレータに向けて表示できる表示パネルを設置し、かつ、該表示パネルを上記運転席のオペレータの前方視界の中央を含む位置に配設し、更に、上記昇降手段の少なくとも一部を、上記運転席のオペレータの前方視界のうち上記表示パネルで覆われる範囲内に配置したことを特徴とする構成としている。
尚、運転席のオペレータの前方視界の中央とは、運転席に搭乗したオペレータと、運転席よりも前方でオペレータが運転時に基準とする点(以下、運転基準点)とを結ぶ直線で表されるものである。ここで、運転基準点としては、例えば荷支持手段にて荷取りなどを行う際には、荷支持手段の最前端と荷との前後方向距離関係が重要であるので、荷支持手段の最前端に接し、かつ、荷役車両の左右方向に平行な面と、この荷役車両の左右方向中央を表す直線との交点などが選ばれる。
このような構成によれば、表示パネルに、カメラにより撮影された昇降手段の前方の画像が運転席のオペレータに向けて表示されるので、運転席のオペレータはこの表示される画像を見て昇降手段の前方の様子を把握することができる。又、表示パネルが車体前方の昇降手段と車体後方の運転席との間に設置されるので、運転席のオペレータは車体前方を向いた姿勢で無理なく表示パネルを見ることができる。特に、表示パネルが運転席のオペレータの前方視界の中央を含む位置に配されるので、オペレータは、運転基準点付近を見ている状態から表示パネルを見るために大きく視線を移動させる必要がなく、非常に見易いという利点がある。更に、昇降手段の少なくとも一部を、運転席のオペレータの前方視界のうち表示パネルで覆われる範囲内に配置することで、昇降手段により前方視界が妨げられることが軽減され、視界が向上する。
本発明において、昇降手段の少なくとも一部を、運転席のオペレータの前方視界のうち表示パネルで覆われる範囲内に配置する際には、昇降手段の形態に応じてその配置を行うことができる。
例えば、前記昇降手段が前記荷支持手段を昇降させるための流体シリンダを有するものであれば、該流体シリンダの一部を、前記運転席のオペレータの前方視界のうち前記表示パネルで覆われる範囲内に配置した構成とすることができる。
これによれば、表示パネルにカメラにより撮影された画像を運転席のオペレータに向けて表示させることで、流体シリンダにより前方視界が妨げられることが軽減され、視界が向上する。
又、前記昇降手段が前記荷支持手段の昇降を案内するためのマストを有するものであれば、該マストの一部を、前記運転席のオペレータの前方視界のうち前記表示パネルで覆われる範囲内に配置した構成とすることができる。
これによれば、表示パネルにカメラにより撮影された画像を運転席のオペレータに向けて表示させることで、マストにより前方視界が妨げられることが軽減され、視界が向上する。
本発明において、昇降手段と運転席との間に、表示パネルを設置するする際には、昇降手段や運転席の形態に応じてその配置を行うことができる。
例えば、車体に、運転席に搭乗したオペレータを保護するためのヘッドガードが設けられておれば、前記表示パネルを該ヘッドガードに固定した構成とすることができる。
これによれば、ヘッドガードは車体に強固に設けられるものであるので、このヘッドガードに表示パネルが固定されることで、確実に表示パネルを設けることができる。更に、実際には、同じ車体に対し異なる荷支持手段や昇降手段を組み合わせた荷役車両が製作されることがあるが、表示パネルをヘッドガードに設けるようにすれば、このような荷支持手段や昇降手段の形態に拘わらず同じ構成で本発明を実施することができる。もちろん、表示パネルがヘッドガードに設けられることで、荷支持手段の昇降に左右されることなく、表示パネルにカメラにより撮影された画像を表示させることができる。
又、前記昇降手段が前記荷支持手段を昇降させるための流体シリンダを有するものであれば、前記表示パネルを該流体シリンダに固定した構成とすることができる。
これによれば、上記と同様に、荷支持手段の昇降に左右されることなく、表示パネルにカメラにより撮影された画像を表示させることができ、又、車体の形態に拘わらず本発明を実施することができる。しかも、流体シリンダと共に取り付け・取り外しできるようにして、組立性、及びメンテナンス性の向上を図ることができる。
更に、前記昇降手段が前記荷支持手段の昇降を案内するためのマストを有するものであれば、前記表示パネルを該マストに固定した構成とすることができる。
これによれば、上記と同様に、荷支持手段の昇降に左右されることなく、表示パネルにカメラにより撮影された画像を表示させることができ、又、車体の形態に拘わらず本発明を実施することができる。しかも、マストと共に取り付け・取り外しできるようにして、組立性、及びメンテナンス性の向上を図ることができる。
更に、本発明においては、前記カメラを前記運転席のオペレータの前方視界のうち前記表示パネルで覆われる範囲内に配置した構成とすることができる。
これによれば、表示パネルにカメラにより撮影された画像を運転席のオペレータに向けて表示させることで、カメラにより前方視界が妨げられることがなくなり、視界が向上する。ここで、カメラは、昇降手段や運転席の形態に応じてその配置を行うことができる。
例えば、車体に、運転席に搭乗したオペレータを保護するためのヘッドガードが設けられておれば、前記カメラを該ヘッドガードに設置した構成とすることができる。
これによれば、ヘッドガードは車体に強固に設けられるものであるので、このヘッドガードにカメラが設置されることで、確実にカメラを設けることができる。更に、実際には、同じ車体に対し異なる荷支持手段や昇降手段を組み合わせた荷役車両が製作されることがあるが、カメラをヘッドガードに設けるようにすれば、このような荷支持手段や昇降手段の形態に拘わらず同じ構成で本発明を実施することができる。
更に、前記荷支持手段が荷を載置するためのフォークと該フォークを支持するリフトブラケットとからなるものであれば、前記カメラを上記リフトブラケットに設置した構成とすることができる。
これによれば、荷支持手段が昇降するのに伴いオペレータの前方視界は変化することになるが、このような前方視界の変化に容易に対応することができる。
又、前記昇降手段が前記荷支持手段の昇降を案内するためのマストを有するものであれば、前記カメラを該マストに設置した構成とすることができる。
これによれば、荷により近い位置で撮影しながらもカメラに荷が接触しないようにして、カメラの保護と確実な撮影を図ることができる。尚、マストが車体に昇降不能に設けられる固定マストと、固定マストに案内されて昇降する可動マストとからなるものである場合には、カメラを固定マストに設置することも、可動マストに設置することもできる。可動マストに設置すると、可動マストの昇降に伴う前方視界の変化に容易に対応することができ、固定マストに設置すると、可動マストの昇降に左右されず視界の向上を図ることができる。
さて、本発明においては、前記表示パネルが所定の電圧を印加することにより発光する透明なEL表示素子からなり、該EL表示素子に前記カメラで撮影された画像に基づく電圧を印加して発光させる制御装置を備えている構成とすることができる。
これによれば、表示パネル自体の発光により画像表示がなされるので、構成が比較的シンプルであり、実施し易いという利点がある。更に、EL表示素子が透明であることから、EL表示素子が発光しておらず画像が表示されていなければ、オペレータは表示パネルを透して前方の様子を見ることができる。
又、前記表示パネルが反射表示型のコンバイナからなり、該コンバイナに向けて前記カメラで撮影された画像を投光する投光装置を備えている構成とすることができる。
以上に説明したように、本発明によれば、カメラにて撮影される車体前方の画像が表示パネルに表示されるので、これを見ることにより、オペレータは前方視界を確保した上で、安全に、安心して作業を行うことができる。
以下、本発明を荷役車両の一種であるリーチ型フォークリフトに適用した実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、リーチ型フォークリフトの車体1には左右一対で前方に突出されたリーチレッグ2が備えられ、このリーチレッグ2の前端部分にはそれぞれ前輪3が回転自在に設けられると共に、リーチキャリッジ4がリーチレッグ2に沿って車体1の前後方向へ平行移動可能とされている。リーチキャリッジ4の前部には左右のマスト5が立設されており、このマスト5に沿って車体1に搭載される油圧制御装置(図示せず)により作動油を給排されて伸縮するリフトシリンダ6が並設されている。マスト5には、左右一対のフォーク7,7がリフトブラケット8を介して上下方向に昇降可能に設けられており、このフォーク5にてパレットなどの荷を掬い上げて荷役作業が行われる。又、リフトブラケット8にはバックレスト9が備えられ、リフトシリンダ6が伸縮すると、リフトブラケット8がマスト5に案内されて昇降し、これにより、フォーク7,7、バックレスト9がリフトブラケット8と一体的に昇降する。このようなフォーク7,7、リフトブラケット8、及びバックレスト9が本発明における荷支持手段に相当し、マスト5、及びリフトシリンダ6が昇降手段に相当する。
図1に示すように、車体1の後部には、操舵輪と駆動輪とを兼ねた左後輪10と従動輪である右後輪11とが設けられ、右後輪11の直上にはオペレータが搭乗するための運転席12が設けられている。車体1の上部は、運転席12を除きトップカバー13により覆われており、トップカバー13上の、運転席12の左方位置には左後輪7の操舵操作を行うためのステアリングハンドル14が設けられ、運転席12の前方位置には、トップカバー13から上方へ突出して、リーチキャリッジ4の平行移動動作やリフトシリンダ6の伸縮動作を操作するための操作レバー15が設けられている。又、運転席12、ステアリングハンドル14及び操作レバー15の上方を覆うようにヘッドガード16が設けられ、更に、車体1には、後述するディスプレイ20を制御するコントローラ17が搭載されている。
ヘッドガード16は、図1に示すように、左右の支柱部分16aと格子状に形成された天井部分16bとで構成されており、車体1に固定された支柱部分16aが天井部分16bを片持ち支持するようになっている。ヘッドガード16の支柱部分16aは、車体1の前端に例えばボルトで固定されており、マスト5やリフトシリンダ6よりも後方、つまり運転席12側の位置で立設されている。そして、このように配置されるヘッドガード16の左右の支柱部分16a,16a間に、フロントパネル18が嵌め込まれて取り付けられる。
フロントパネル18は、図2に示すように、主に枠体19と、この枠体19に四方を囲われて支持されるディスプレイ20とで構成されており、枠体19がヘッドガード16の両支柱部分16a,16a間に嵌め込まれた上で、例えばボルトで固定されることにより取付けられる。ディスプレイ20は、図3に断面図で示すような積層構造の有機エレクトロルミネッセンス素子Eにより構成されている。有機エレクトロルミネッセンス素子Eは、ガラス基板21と、透明電極22a,22bと、正孔輸送層23と、発光層24と、電子注入層25とから成っており、ガラス基板21の運転席側表面から、陽極22a、正孔輸送層23、発光層24、電子注入層25、陰極22bの順に積層されている。又、本実施の形態ではディスプレイ20を保護するため、陰極22bの外表面(運転席側表面)上とガラス基板21の外表面(マスト側表面)上とに、それぞれ透明な保護フィルム26が貼付されている。
さて、透明電極22a,22b間に電圧が印加されると、陽極22aからの正孔が正孔輸送層23を通って発光層24へ注入され、陰極22bからの電子が電子注入層25を通って発光層24へ注入される。このようにして注入された正孔と電子とが発光層24中で再結合すると、その際に発生するエネルギーにより発光層24が励起され、発光層24を成す発光材料に応じた色で発光層24は発光する。発光層24で発生した光は、一方では正孔輸送層23、陽極22a、ガラス基板21、及び保護フィルム26を通って外部へと出て行き、他方では電子注入層25、陰極22b、及び保護フィルム26を通って外部へと出て行く。つまり、コントローラ17が印加電圧を制御して上記の発光現象を画素毎に起こさせることで、ディスプレイ20に視認可能な画像が表示されることになる。尚、このようなディスプレイ20が、本発明における表示パネルに相当する。
又、左右のマスト5の各外側面には、図1に示すように、カメラ27がそれぞれ設けられている。このカメラ27は、車体1前方に向けて設けられており、マスト5の前端面、つまり車体1とは反対側の端面の位置で、車体1前方を撮影可能とされている。従って、カメラ27では、マスト5よりも前方の様子が撮影され、撮影された画像はコントローラ17へと伝送される。図1には示されていないが、左右のカメラ27にはそれぞれ車体1側へ渡される電気ケーブルが接続されており、この電気ケーブルを介して電力の供給及びコントローラ17との信号の授受が行われる。
ところで、図4に示すように、運転席12のオペレータPが前方を見ると、最も手前に操作レバー15(図4では省略)があり、その前方にヘッドガード16の支柱部分16aやフロントパネル18を構成する枠体19及びディスプレイ20があり、更にその前方にマスト5やリフトシリンダ6、カメラ27があり、又更にその前方にリフトブラケット8やフォーク7,7(及び積荷)が見えることになる。そして、積荷のない状態でフォーク7,7にて荷を掬い上げる際には、オペレータPは、フォーク7の先端と、荷に設けられたフォーク差込口とを見ながら、フォーク差込口に両フォーク7,7を差し込むように操作を行う。
図4において、左右のフォーク7,7の先端を結ぶ直線と車体1の左右方向中心線Cとの交点、すなわち、両フォーク7,7間の中央位置に位置する点をFとすると、オペレータPはこの点Fを基準として作業をする。このときのオペレータPの前方視界の中央は、図4では点Fと運転席12のオペレータPとを結ぶ直線(以下、中央線)Sで表され、前方視界の左右方向中央は、中央線Sを含み路面に垂直な平面(図面においては紙面に垂直な平面)で表され、前方視界の上下方向中央は、中央線Sと路面とのなす角度に等しい角度で路面と交差する中央線Sを含む平面で表される。
本実施の形態では、左右のフォーク7,7は車体1の左右方向中心線Cを基準に対称な位置に配置される一方、運転席12は車体1の右後方に偏倚して設けられるので、中央線Sは車体1の左右方向中心線Cと斜めに交わることになる。又、本実施の形態では、車体1の左右方向中心線Cを基準に左右対称となるようディスプレイ20を配置しているので、ディスプレイ20によって覆われる前方視界Aは、前方視界の中央線Sを含むものの中央線Sを基準とした左右対称とはならず、中央線Sよりも左方寄りの前方視界の方が右方寄りの前方視界の方よりも幾分広くなっている。そして、図4に示すように、このような前方視界Aの範囲内に、マスト5、リフトシリンダ6、左右のフォーク7,7、リフトブラケット8、及びカメラ27が配置されている。
尚、図4に示すように、車体1の前方へリーチキャリッジ4が移動すると、これに伴ない両フォーク7,7の中央に位置する点はFからF’へ移動し、前方視界の中央は中央線Sから中央線S’へ変化する。従って、前方視界の左右方向中央、上下方向中央ともが変化するが、ディスプレイ20によって覆われる前方視界Aに中央線S’が含まれることには変わりない。又、リフトシリンダ6が伸縮すると、これに伴ない両フォーク7,7の中央に位置する点Fは上下に移動するため、前方視界の左右方向中央は変化しないが前方視界の上下方向中央は変化することになる。
ところで、図1には示されていないが、運転席12付近には、このリーチ型バッテリフォークリフトを起動させるためのメインスイッチ28と、ディスプレイ20の表示/非表示を切り換えるための操作スイッチ29とが設けられ、これらのスイッチからの信号は、図5に示すように、コントローラ17へ入力される。そして、コントローラ17は、以下の要領で制御を行う。
運転席12に搭乗したオペレータPがメインスイッチ28をオン操作すると、コントローラ17が起動される。ここで、ディスプレイ20の表示が必要であるときには、オペレータPは、操作スイッチ29をオン操作する。そうすると、コントローラ20は、カメラ27へ信号を送ってこれを起動させると共に、カメラ27からの画像を受け取り、これに基づいてディスプレイ20への印加電圧を制御する。
いま、マスト5の前方に物体R(実体)があるとすると、左右のカメラ27はこれを撮影し、その画像をコントローラ17へ送信する。コントローラ17がこの画像に基づいて透明電極22a,22b間に電圧を印加し、発光層24を発光させると、その光の一部はオペレータPへ向ってディスプレイ20外へ出て行く。オペレータPは、この光を見ることで前方に仮想的に物体Vの像(以下、仮想物体Vという)を視認することができる。ディスプレイ20自体は透明であることから、オペレータPは、これを透して運転席12から前方の様子を見ることができるので、運転席12からディスプレイ20を透して見る実像に、ディスプレイ20の画像(虚像)が重畳して表示されることになり、オペレータPは、ディスプレイ20に表示される仮想物体Vを見ることで、マスト5の前方の様子を把握することができる。
一方、停車中などディスプレイ20の表示が不要であるときには、オペレータPは、操作スイッチ28をオフ操作する。そうすると、コントローラ17は、カメラ27を停止させ、又、ディスプレイ20を非表示状態とする。このとき、オペレータPは、マスト5などに遮られることなく運転席12から見える範囲について、ディスプレイ20を透して前方の様子を見ることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、必要に応じてディスプレイ20にカメラ27からの画像を表示させることができるので、これによりオペレータPは前方視界を確保でき、その結果としてオペレータPは安全に、安心して作業を行うことができる。しかも、ディスプレイ20がオペレータPの作業の妨げになることはなく、非常に使い勝手がよいので、ディスプレイ20の表示を見ずに作業を行う頻度の低減を図ることができ、より確実にオペレータPの安全を確保することができる。
又、ディスプレイ20によって覆われる前方視界Aの範囲内に、マスト5、リフトシリンダ6、左右のフォーク7,7、リフトブラケット8、及びカメラ27が配置されているので、ディスプレイ20にカメラ27からの画像を表示させることで、マスト5、リフトシリンダ6、左右のフォーク7,7、リフトブラケット8、及びカメラ27により前方視界が妨げられることがなくなり、視界が向上する。更に、ディスプレイ20をヘッドガード16に設けているので、確実にディスプレイ20を支持させることができ、カメラ27をマスト5に設けているので、荷により近い位置で撮影しながらもカメラ27に荷が接触しないようにして、カメラ27の保護と確実な撮影を図ることができる。
ところで、上記の実施の形態では、本発明に係る表示パネルとしてディスプレイ20を採用しているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば図6乃至図8に示すように、ディスプレイ20に代えて、表示パネルを反射表示型のコンバイナ31とし、該コンバイナ31に向けてカメラ27で撮影された画像を投光装置32にて投光する構成とすることができる。
図6に示すように、フロントパネル18がヘッドガード16の左右の支柱部分16a,16a間に嵌め込まれて取り付けられる点は、上記の実施の形態と同様であるが、図7に示すように、このフロントパネル18は、主に枠体19と、この枠体19に四方を囲われて支持される透明なウインドガラス30とからなる。ウインドガラス30は平板部分とその上部の湾曲部分とからなり、平板部分の運転席12側表面には、ホログラフィック光学素子からなるコンバイナ31が設けられている。ここで、コンバイナ31自体は透明であるので、図7においては二点鎖線で示してある。
一方、車体1には、プロジェクタ32と、ミラー33とが内蔵されている。トップカバー13の、フロントパネル18近傍位置には、照射口131が設けられ、図8に示すように、プロジェクタ32から発せられた光は、ミラー33により反射されて向きを変えられ、この照射口131から出てコンバイナ31に向って投光される。プロジェクタ32はコントローラ17により制御され、カメラ27で撮影された画像を投光する。コントローラ17は、以下の要領で制御を行う。
運転席12に搭乗したオペレータPがメインスイッチ28をオン操作すると、コントローラ17が起動される。ここで、ディスプレイの表示が必要であるときには、オペレータPは、操作スイッチ29をオン操作する。そうすると、コントローラ17は、カメラ27へ信号を送ってこれを起動させると共に、カメラ27からの画像を受け取り、これに基づいてプロジェクタ32を作動させる。
いま、マスト5の前方に物体R(実体)があるとすると、左右のカメラ27はこれを撮影し、その画像をコントローラ17へ送信する。コントローラ17がこの画像に基づいてプロジェクタ32から光を発せさせると、その光はミラー33により向きを変えられて、フロントパネル18のコンバイナ31に照射される。コンバイナ31に到達した光の一部はオペレータPへ向って反射し、オペレータPはこの光を見ることで前方に仮想的に物体Vの像(以下、仮想物体Vという)を視認することができる。
従って、運転席12からウインドガラス30及びコンバイナ31を透して見る実像に、画像(虚像)が重畳して表示されることになり、表示される仮想物体Vを見ることで、オペレータPは、運転席12から見えないはずの物体Rをマスト5を透して見ているかの如き感覚で視覚的情報を感得することになる。同時に、実像としては運転席12から見ることのできない範囲の視界が、表示される画像により補われる。
上記の実施の形態では、コンバイナ31をウインドガラス30に設けているが、本発明はこれに限らず、マスト5やヘッドガード16の支柱部分16aに本発明に係るコンバイナを設けることもできる。例えば、オペレータの手がマスト5に挟まれることを防ぐために、透明なプロテクタをマスト5の運転席12側に備える場合には、このプロテクタの運転席12側表面にコンバイナを設けるようにしてもよい。
尚、本発明は、上記の実施の形態で示したリーチ型フォークリフトに限らず、カウンタバランス型フォークリフトなど他の形態の荷役車両にも適用することができる。
上記の実施の形態では、ディスプレイ20やコンバイナ31をフロントパネル18としてヘッドガード16に設けているが、マスト5やリフトシリンダ6に設けることもでき、又、車体1に直接設けることもできる。マスト5やリフトシリンダ6に設けるようにすれば、車体1の形態、ヘッドガード16の有無に拘わらず本発明を実施することができる。又、同じリーチ型フォークリフトやカウンタバランス型フォークリフトであっても、各車でマスト5やリフトシリンダ6の高さがそれぞれ異なることもある。そこで、車体1に直接設けるようにすれば、マスト5やリフトシリンダ6の形態に拘わらず同じ構成で本発明を実施することができる。
又、上記の実施の形態では、カメラ27をマスト5に設けているが、フォーク7やリフトブラケット8に設けることもでき、又、ヘッドガード16に設けることもできる。フォーク7やリフトブラケット8が昇降すると、これらにより遮られる視界が変化することになる。そこで、カメラ27をフォーク7やリフトブラケット8に設ければ、このようなフォーク7やリフトブラケット8の昇降に伴なう視界の変化に容易に対応することができる。又、カメラ27をヘッドガード16に設けるようにすれば、マスト5やフォーク7の形態に拘わらず同じ構成で本発明を実施することができる。
本発明の一実施形態に係るフォークリフトを示す斜視図である。 本発明の一実施形態におけるフロントパネルを一部分解して示す斜視図である。 本発明の一実施形態におけるディスプレイの断面図である。 本発明の一実施形態に係るフォークリフトを概略的に示す平面図である。 本発明の一実施形態の要部を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態に係るフォークリフトを示す斜視図である。 本発明の他の実施形態におけるフロントパネルを一部分解して示す斜視図である。 本発明の他の実施形態の要部を示すブロック図である。
符号の説明
1 車体
5 マスト
6 リフトシリンダ
7 フォーク
8 リフトブラケット
12 運転席
16 ヘッドガード
17 コントローラ
18 フロントパネル
20 ディスプレイ
27 カメラ
29 操作スイッチ
30 ウインドガラス
31 コンバイナ
32 プロジェクタ
33 ミラー

Claims (12)

  1. 車体前方に荷を支持する荷支持手段と該荷支持手段を昇降させるための昇降手段とを有し、車体後方にオペレータが搭乗する運転席を有する荷役車両において、
    上記昇降手段の前方を撮影するカメラを設けると共に、
    上記昇降手段と上記運転席との間に、上記カメラにより撮影された画像を上記運転席のオペレータに向けて表示できる表示パネルを設置し、かつ、該表示パネルを上記運転席のオペレータの前方視界の中央を含む位置に配設し、
    更に、上記昇降手段の少なくとも一部を、上記運転席のオペレータの前方視界のうち上記表示パネルで覆われる範囲内に配置したことを特徴とする荷役車両。
  2. 前記昇降手段が前記荷支持手段を昇降させるための流体シリンダを有し、該流体シリンダの一部を、前記運転席のオペレータの前方視界のうち前記表示パネルで覆われる範囲内に配置したことを特徴とする請求項1に記載の荷役車両。
  3. 前記昇降手段が前記荷支持手段の昇降を案内するためのマストを有し、該マストの一部を、前記運転席のオペレータの前方視界のうち前記表示パネルで覆われる範囲内に配置したことを特徴とする請求項1に記載の荷役車両。
  4. 前記車体には前記運転席に搭乗したオペレータを保護するためのヘッドガードが設けられており、前記表示パネルを該ヘッドガードに固定したことを特徴とする請求項1乃至3に記載の荷役車両。
  5. 前記昇降手段が前記荷支持手段を昇降させるための流体シリンダを有し、前記表示パネルを該流体シリンダに固定したことを特徴とする請求項1乃至3に記載の荷役車両。
  6. 前記昇降手段が前記荷支持手段の昇降を案内するためのマストを有し、前記表示パネルを該マストに固定したことを特徴とする請求項1乃至3に記載の荷役車両。
  7. 前記カメラを、前記運転席のオペレータの前方視界のうち前記表示パネルで覆われる範囲内に配置したことを特徴とする請求項1乃至6に記載の荷役車両。
  8. 前記車体には前記運転席に搭乗したオペレータを保護するためのヘッドガードが設けられており、前記カメラを該ヘッドガードに設置したことを特徴とする請求項1乃至7に記載の荷役車両。
  9. 前記荷支持手段が荷を載置するためのフォークと該フォークを支持するリフトブラケットとからなり、前記カメラを上記リフトブラケットに設置したことを特徴とする請求項1乃至7に記載の荷役車両。
  10. 前記昇降手段が前記荷支持手段の昇降を案内するためのマストを有し、前記カメラを該マストに設置したことを特徴とする請求項1乃至7に記載の荷役車両。
  11. 前記表示パネルが所定の電圧を印加することにより発光する透明なEL表示素子からなり、該EL表示素子に前記カメラで撮影された画像に基づく電圧を印加して発光させる制御装置を備えていることを特徴とする請求項1乃至10に記載の荷役車両。
  12. 前記表示パネルが反射表示型のコンバイナからなり、該コンバイナに向けて前記カメラで撮影された画像を投光する投光装置を備えていることを特徴とする請求項1乃至10に記載の荷役車両。
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