JP2001310898A - 前方視野確保装置付きフォークリフト - Google Patents

前方視野確保装置付きフォークリフト

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JP2001310898A
JP2001310898A JP2000129452A JP2000129452A JP2001310898A JP 2001310898 A JP2001310898 A JP 2001310898A JP 2000129452 A JP2000129452 A JP 2000129452A JP 2000129452 A JP2000129452 A JP 2000129452A JP 2001310898 A JP2001310898 A JP 2001310898A
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forklift
fork
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vehicle body
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JP2000129452A
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Masabumi Yokoyama
正文 横山
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TCM Corp
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TCM Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォークリフトにおいて、フォーク上に荷を
多段に積載し、前方視野が遮られた場合にも前方視野を
確保し、前進走行運転可能とする。 【解決手段】 フォークリフト1のフォーク5の先端部
に撮像装置8R,8Lを取り付け、これによって得られ
た前方視野画像を運転席の前方に配置した表示装置10
に表示させる。この表示を見ることによって、前方視野
が遮られた場合であっても、前方視野を確保することが
でき、運転者は無理な姿勢を取ることなく前進走行運転
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体前部に配置し
たフォーク上に荷を積載して、運転者が荷の搬出・搬入
を行うフォークリフトに係り、荷をフォーク上に多段に
積み込んだ場合の前方視野の確保を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フォークリフトは、車体前部に配
置したフォーク上に荷を積載し、車体後部の運転席から
運転者が車体前方を視認しながら運転する。しかしなが
ら、フォーク上に荷を多段に積み込んだ場合、その荷の
高さによって運転席からの前方視野が遮られるため、運
転者は後進走行によって荷を所定の位置に運搬してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような場合に後
進走行するには、運転者は首や腰などの上体をひねるな
どの無理な姿勢を取らなければならず、運転者の首、
腰、腕が疲れ、運搬効率が低下し、安全性にも欠けると
いう問題があった。
【0004】本発明は、上記問題を解消するものであ
り、前方視野がフォーク上に多段に積み重ねられた荷に
よって遮られていても、前方視野を確保して前進走行運
転することが可能となり、運搬効率と安全性の向上を図
ることが可能な前方視野確保装置付きフォークリフトを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、車体前部にマストが立設
され、このマストに沿って上下動するフォークが車体幅
方向左右に配置されると共に、車体後部に運転席が設け
られているフォークリフトにおいて、フォークの先端部
に撮像装置が取り付けられ、撮像装置から出力される画
像信号による画像を表示する表示装置が運転席の前方に
配置されているものである。
【0006】上記構成においては、フォークの先端に取
り付けられた撮像装置によって、前方視野を画像信号と
して捕え、この画像信号を運転席前方の表示装置に表示
させ、運転者はこの表示装置上の表示を見ることにより
路面状況を判断することができ、前進走行による運転を
行うことができる。従って、前方視野がフォーク上の多
段に積み込まれた荷の高さによって遮られていても、運
転者は首をひねるなどの無理な姿勢を取ることもなく、
フォークリフトを前進走行運転することができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の前方視野確保装置付きフォークリフトにおいて、撮像
装置はフォークの左右先端部にそれぞれ取付けられ、表
示装置は、撮像装置から出力される画像信号を合成する
ことにより得られた立体画像(映像)を表示するもので
ある。この構成においては、左右のフォーク先端部に取
り付けられた撮像装置からの出力画像を合成して立体画
像を得て、その立体画像を表示装置に表示させる。立体
画像によって前方視野の正確な距離感を把握することが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
前方視野確保装置付きフォークリフトについて図面を参
照して説明する。図1乃至図3において、フォークリフ
ト1は、車体2と、車体2の前部に立設されたマスト3
と、マスト3を案内部材としてこのマスト3に沿って上
下動可能に装着されたリフトブラケット4と、このリフ
トブラケット4に左右方向に移動可能に係止されたフォ
ーク5とを備えている。このフォーク5の先端部には撮
像装置8R,8Lが取り付けられている。車体2はその
後部に運転席を確保した車体本体2Aとストラドルアー
ム2Sとからなっている。車体本体2Aには、撮像装置
8R,8Lからの画像信号を合成する立体画像形成装置
9が装備される共に、この立体画像形成装置9の出力映
像を表示する表示装置10が運転席の前方に配置されて
いる。運転席の前方には、フォーク5を上下動させ、マ
スト3を前後方向に水平移動させる各種操作レバー2L
なども配置されている。なお、車体本体2Aの上部に
は、ヘッドガード2Hが設けられ、下部には操舵兼駆動
輪7が設けられている。ストラドルアーム2Sは車体本
体2Aの下部の両側に前方に突出形成され、その先端寄
りには遊輪6が配置されている。マスト3はストラドル
アーム2S間を前後進方向に水平移動する。
【0009】フォーク5の先端部に取り付けられた撮像
装置8R,8Lは、例えば、CCD素子を用いたカメラ
であり、CCD素子は多数の格子状に配置された画素を
持ち、受光画素と非受光画素の受光強度による電気信号
に基づいて画像情報信号に変換される。この画像情報信
号が立体画像形成装置9に転送される。
【0010】立体画像形成装置9は、フォーク5の左右
両端部に配置された撮像装置8R,8Lから転送された
画像情報信号を交互に切り換える合成切り換え部9A
と、撮像装置8R,8L及び表示装置10を同時に作動
させる同期信号発生部9Bとから構成されている。合成
切り換え部9Aでフォーク5の左右両端部で得た左右別
々の画像情報信号を、同期信号発生回路9Bからの信号
によって交互に切り換え、その切り換えられた画像情報
信号が表示装置10に表示されることで、前方視野の立
体的な映像が得られる。運転者は、この表示装置10に
表示された立体的な前方視野の映像を見ながらフォーク
リフトを前進走行運転することができる。
【0011】立体画像を形成させる他の方法としては、
中央処理装置にCCD素子上で得られた受光点の座標及
び受光強度情報を伝送し、受光点の受光強度分布から受
光強度の最高強度にある座標分布から平面情報を、受光
強度の高強度から低強度にわたる座標分布から奥行き情
報を演算し、その平面情報と奥行き情報に基づき立体画
像を形成することもできる。
【0012】同期信号発生回路9Bは、左右両端部に取
り付けられた撮像装置8R,8Lによって得られた別々
の画像情報を所定のタイミングにて切り換えるために設
けられたものであり、その基準となる始めのパルスは、
例えば、パレット内にフォーク5を挿入し、フォーク5
の上面にパレットのエッジボード内面が接触したことを
検知すると同時に発生させ、後は、パルス発生回路によ
って所定の間隔でパルスを発生継続させればよい。フォ
ーク5の上面にパレットのエッジボード内面が接触しな
くなったとき、同期信号の発生を消滅するようにしても
よい。その他に、操作レバー2Lを把持した場合に、同
期パルスを発生させる構成とすることもできる。
【0013】上述のように構成されたフォークリフトに
よれば、前方視野を遮る多段に積み重ねられた荷をフォ
ークに積載している場合であっても、運転席前方の表示
装置に前方視野が表示されるので、これを見ることによ
り前進走行運転が可能となり、従って、運転時に従来の
ように無理な姿勢を取って後進走行する必要がなく、運
転者の首・腰・腕の疲労が軽減される。また、立体画像
の表示によって、平面画像に比し距離感を把握すること
ができ、安全な走行が可能となる。
【0014】本発明は、上記実施形態の構成に限られる
ことなく種々の変形が可能である。例えば、上述ではリ
ーチ型フォークリフトを例示したが、カウンタバランス
型フォークリフトにも同様に適用することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明の前方視野確
保装置付きフォークリフトによれば、運転席の前方に配
置した表示装置に、フォークの先端部に取り付けられた
撮像装置により得られた画像信号を前方視野として表示
することによって、前方視野を遮る荷をフォークに積載
している場合であっても、無理な姿勢を取ることなく前
進走行による運転が可能となり、運転者の首・腰・腕の
疲労が軽減され、作業効率や安全性の向上が図れる。
【0016】また、フォークの左右の先端部に撮像装置
がそれぞれ取付けられ、それぞれの撮像装置により得ら
れた画像信号を合成して、表示装置に立体画像を表示さ
せることによって、平面画像に比較して距離感を正確に
把握することができ、安全走行に寄与することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるフォークリフトの
側面図である。
【図2】 同フォークリフトの先端部の斜視図である。
【図3】 同フォークリフトに備えられた立体画像形成
装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 フォークリフト 2 車体 5 フォーク 8R,8L 撮像装置 10 表示装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前部にマストが立設され、このマス
    トに沿って上下動するフォークが車体幅方向左右に配置
    されると共に、車体後部に運転席が設けられているフォ
    ークリフトにおいて、 前記フォークの先端部に撮像装置が取り付けられ、 前記撮像装置から出力される画像信号による画像を表示
    する表示装置が運転席の前方に配置されていることを特
    徴とする前方視野確保装置付きフォークリフト。
  2. 【請求項2】 前記撮像装置は前記フォークの左右先端
    部にそれぞれ取付けられ、 前記表示装置は、前記撮像装置から出力される画像信号
    を合成することにより得られた立体画像を表示すること
    を特徴とする請求項1に記載の前方視野確保装置付きフ
    ォークリフト。
JP2000129452A 2000-04-28 2000-04-28 前方視野確保装置付きフォークリフト Withdrawn JP2001310898A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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