JP2005295117A - デマルチプレクサ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンマコードのビットずれに対応し、動作周波数の高速化の抑止。
【解決手段】受信データの直並列変換回路と、並列転送されるシリアルデータとコンマコードとの一致を検出するコンマ検出回路と、該コンマ検出信号の活性化期間を所定期間延長出力する制御回路と、分周クロックに基づき遷移する状態マシンよりなり、受信データのビット長に対応した周期のリカバリークロックを生成し、制御回路の出力信号を受けリカバリークロックの周期を可変出力するリカバリークロック生成回路と、遅延回路と、遅延回路出力を受けパラレルデータに変換するシフトレジスタと、シフトレジスタ出力をパラレルに受け、リカバリークロックでサンプルしてパラレルデータを出力するラッチ回路を備え、ビットずれが生じた場合に、リカバリークロックを1周期だけ、ビットずれに応じて所定期間長くする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、データ伝送における受信装置に関し、受信シリアルデータをパラレルデータにアラインするデマルチプレクサ装置に関する。
転送レートがギガビット帯域等の高速シリアル転送をサポートする高速通信用LSI(大規模集積回路)の受信回路において、シリアルに転送される受信データをバイト単位のパラレルデータに変換する直並列変換回路(「デマルチプレクサ回路」、あるいは「DEMUX」ともいう)が設けられる。この直並列変換回路は、シリアルに入力される受信データの中からバイトアライン用のヘッダバイトコード(「COMMAコード」という)を検出するためのコード検出回路を備えている(後記特許文献1参照)。図11は、後記特許文献1の第6図を、参考のために、引用したものである。図11に示すように、直並列回路のコード検出回路CODTは、シリアルに入力される受信シリアルデータSDRの直並列変換用シフトレジスタを構成するフリップフロップFF60〜FF69の非反転又は反転出力信号の所定の組み合わせを受けるNANDゲートNA10、NA11と、NANDゲートの出力信号を受けるNORゲートNO1を含む。NANDゲートNA10、NA11の出力は、受信シリアルデータSDRの連続する10ビットとコンマコード(例えば論理”0011111010”)との一致を検出したとき、コード検出信号COMDが、受信シリアルデータの10ビットが論理”0011111010”となった次の次のクロックサイクルでハイレベルとされ、これを受けて受信シリアルデータのパラレル転送が行われる。なお、後記特許文献1には、受信クロックにしたがって動作しこれに同期してシリアル入力される入力データの直前の所定ビットが検査対象となるコード(COMMAコード)の対応するビットと一致しているときに選択的にその出力信号を有効レベルとするフリップフロップと、入力データの先頭の所定ビットが上記コードの対応するビットと一致し、あるいは前後のフリップフロップの出力信号が有効レベルとされ、入力データの例えば次の1ビットが上記コードの対応するビットと一致していることを識別して後段のフリップフロップに伝達する例えば2入力の論理ゲートとを順次交互に直列結合するコード検出回路が開示されている。
特開平11−187002号公報(第2頁、第3頁、第6図)
しかしながら、上記従来の直並列変換回路においては、ギガビット転送等の高速シリアル伝送に対応するため、コード検出回路をはじめ、デマルチプレクサ回路の各回路の高速動作が必要とされ、タイミング設計を困難とし、消費電力も増大する。
また、受信シリアルデータ中のコンマコードのビットずれに対する考慮(例えばタイミング違反の発生等)がなされていない。
したがって、本発明は、上記問題点に鑑みて創案されたものであって、その目的は、回路の動作周波数を低く保ったまま、データ転送レートの向上を可能としたデマルチプレクサ装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、上記目的を達成しながら、コンマコードのビットずれに対応可能とするデマルチプレクサ装置を提供することにある。
本願で開示される発明は、前記目的を達成するため、概略以下の通りとされる。
本発明の1つのアスペクトに係るデマルチプレクサ装置は、入力シリアルデータを受けて直並列変換し並列経路に出力する第1の直並列変換回路と、前記第1の直並列変換回路から並列経路に出力される出力データと、予め定められた検査コードとの一致を検出したときに、検出信号を活性状態として出力するコード検出回路と、前記入力シリアルデータの予め定められた所定ビット長分に対応した周期のリカバリークロックを生成し、前記コード検出回路で検査コードが検出された場合には、前記検出信号のビットずれに応じて前記リカバリークロックの周期を可変させて出力する回路と、前記並列経路をシリアル転送されるデータをパラレルに変換し、前記リカバリークロックに応答してパラレルデータを出力する第2の直並列変換回路と、を備えている。
本発明に係るデマルチプレクサ装置においては、前記入力シリアルデータの転送周波数を分周した周波数のクロック信号に基づき、前記検出信号が活性化されたとき、前記ビットずれに応じて、前記リカバリークロックを1周期だけ、所定時間長くするように設定する回路を備えている。
本発明に係るデマルチプレクサ装置においては、前記入力シリアルデータの転送周波数を分周した周波数のクロック信号に基づき、前記検出信号が非活性状態のときは、前記入力シリアルデータの予め定められた所定ビット長分に対応した周期に従い前記リカバリークロックを生成する回路を備えている。
本発明に係るデマルチプレクサ装置においては、前記コード検出回路から出力される前記検出信号を受け、前記検出信号の活性状態の期間を延長させて出力する制御回路を備え、前記制御回路からの出力信号が活性状態であり、前記リカバリークロックが非活性状態のとき、前記リカバリークロックを活性状態に設定する回路を備えている。
本発明に係るデマルチプレクサ装置においては、前記第1の直並列変換回路は、前記入力シリアルデータを直列に受けて1:2の直並列変換して第1、第2の経路に並列出力し、前記第2の直並列変換回路は、前記第1の経路のシフトレジスタと、前記第2の経路のシフトレジスタの対応する段の出力の入れ替えを行う切替回路と、前記切替回路の出力を受け、前記リカバリークロックに応答してパラレルデータを出力するラッチ回路と、を備えている。
本発明によれば、直並列変換回路におけるシフトレジスタ、コンマ検出回路を分周クロックで動作させることで、動作周波数を低減することができる。
また、本発明によれば、ビットずれに対して、バイトアラインを的確に行うことができる。
上記した本発明についてさらに詳細に説述すべく、発明を実施するための最良の形態について以下に説明する。本発明の一実施の形態に係る装置は、受信シリアルビットデータを入力し直並列変換(一例として1:2に直並列変換)する直並列変換回路(20)と、直並列変換回路(20)から並列経路に出力されるデータ(並列経路をそれぞれ受信クロックの分周クロックで転送されるシリアルデータ)とコンマコード(Comma)との一致を検出すると、コンマ検出信号を活性状態として出力するコード検出回路(30)と、コード検出回路(30)からのコンマ検出信号を受け、該コンマ検出信号の活性状態の期間(パルス幅)を所定の期間延長させた信号を出力する制御回路(137−139、40)と、分周クロックに基づき状態を遷移する状態マシンよりなり、受信シリアルデータの一シンボル長(例えば10ビット)に対応した周期のリカバリークロックを生成し、制御回路(40)からの出力信号を受け、ビットずれに応じて、リカバリークロックの周期を可変させて出力するリカバリークロック生成回路(50)と、並列の第1、第2の経路をそれぞれシリアルに伝送されるデータを制御回路(137−139)における遅延時間分遅延させる第1、第2の遅延回路(131−133、134−136)と、第1、第2の遅延回路の出力を受けそれぞれパラレルデータに変換する第1、第2のシフトレジスタ(121−125、126−130)と、第1、第2のシフトレジスタの各段の出力をパラレルに受け、前記リカバリークロックでサンプルしてパラレルデータを出力するラッチ回路(70)とを備えている。
本実施の形態によれば、入力段で受信クロックを2分周しており、コンマ検出回路、リカバリークロック生成回路、並列経路を構成するシフトレジスタ等の動作周波数を低減させている。
また、本実施の形態によれば、コンマコード(Comma)にビットずれが生じた場合に、リカバリークロックを1周期だけ、コンマ検出信号のビットずれに応じて所定期間長くするように設定する構成とされており、さらに、後段の回路のタイミング余裕を拡げている(タイミング違反の発生を回避している)。あるいは、別の実施の形態として、ビットずれが生じた場合に、リカバリークロックを1周期だけ、ビットずれに応じて周期を短くする構成としてもよい。
本発明の実施例について、添付図面を参照して以下に説明する。
図1は、本発明の一実施例の動作原理を説明するための図である。図1は、1:10のシリアルパラレル変換及びバイトアラインを行う高速シリアルインタフェースのデマルチプレクサ装置(マクロ)のタイミング動作を説明するための図である。図1に示すように、転送レートf[bps]のシリアルデータ入力に対して、f/10[bps]のリカバリーデータ(…、Data[n−1]、Data[n]、Comma)と、f/10[Hz]のリカバリークロックが生成される(なお、受信シリアルデータは8B10B変換されている)。受信シリアルデータから1シンボル(10ビット)ごとに、リカバリークロックの立ち上がりエッジに応じて、バイトアラインが行われ、10ビットパラレルデータが出力される。さらに、例えば前述したように、所定の論理ビット値からなる10ビットのコンマコード(Comma)が検出されると、リカバリークロックの周期の調整が行われる。本実施例では、バイトアラインメントのレイテンシを低くするため、1:2のシリアル/パラレル変換された2ビットのパラレルデータに対して、アラインメントを行っている。
この回路形式では、バイトアラインメントを行う瞬間に、リカバリークロックの周期が変化する。
受信シリアルデータ中のコンマコードの位置は、図1に示すように、同期から9ビットずれまでの10通りある。コンマコードとシンボルデータとの間に、隙間が無い場合(図1の「同期コンマ」参照)は、リカバリークロックの周期の調整は行われない。
コンマコードが10ビットのシンボルに対して1〜9ビットずれている場合には、リカバリークロックの周期の調整が行われる。リカバリークロックの周期は、コンマコードのビットずれに応じて、瞬間的にf/10〜f/18[Hz]の5通りに変化する。なお、リカバリークロックの周期の変化は、1回のアラインメントで、1周期だけ生じる。
本実施例におけるコンマコード(Comma)のずれ量と、リカバリークロックの周期の調整の対応は、以下の通りである。
(A)同期コンマ、1ビットずれのコンマコードに対するリカバリークロックの周期はf/10[Hz]、
(B)2、3ビットずれのコンマコードに対するリカバリークロックの周期はf/12[Hz]、
(C)4、5ビットずれのコンマコードに対するリカバリークロックの周期はf/14[Hz]、
(D)6、7ビットずれのコンマコードに対するリカバリークロックの周期はf/16[Hz]、
(E)8、9ビットずれのコンマコードに対するリカバリークロックの周期はf/18[Hz]、
となる。
図2は、本実施例の構成を示す図である。図2には、受信シリアルデータ(8B10B変換されている)を受け、リカバリークロックにより10ビットパラレルデータに変換するデマルチプレクサ回路の構成が示されている。このデマルチプレクサ回路(マクロ)は、高速シリアルインタフェース通信用LSIに用いられる。なお、図2において、シリアルデータの転送レートは、f[bps]とされる。
図2を参照すると、本実施例のデマルチプレクサ回路は、受信シリアルビットデータを入力し、1:2に直並列変換する直並列変換回路20と、直並列変換回路20の一方の出力を受けるシフトレジスタ(フリップフロップ列101〜106)と、直並列変換回路20の他方の出力を受けるシフトレジスタ(フリップフロップ列107〜112)と、フリップフロップ列101〜105、フリップフロップ列107〜111の出力とコンマ信号との一致を検出し、一致を検出した場合、コンマ検出信号(パルス幅2UI;UIはUnit Intervalで1UIは1ビット期間)を活性状態として出力するコンマ検出回路30と、フリップフロップ137、138、139からなるシフトレジスタと、コンマ検出回路30からのコンマ検出信号と、フリップフロップ137、138、139からの出力信号とを入力し、これらの信号を多重化して出力するOR回路40と、OR回路40からの出力信号を受け、リカバリークロックを生成するリカバリークロック生成回路50と、シフトレジスタを構成する3段のフリップフロップ131、132、133、フリップフロップ134、135、136と、フリップフロップ121〜125、フリップフロップ126〜130と、セレクタ60と、リカバリークロック生成回路50からのリカバリークロックで10ビットパラレルデータをラッチして出力するラッチ70とを備えている。なお、図2において、直並列変換回路20から後段に位置するフリップフロップ(101〜139)は、受信クロック(周波数=f[Hz])を分周回路(不図示)で2分周した分周クロック(「f/2クロック」ともいう)で駆動される。受信クロックは受信シリアルデータを入力してクロックを生成出力するリカバリークロック生成回路(不図示)で生成される。
フリップフロップ137、138、139は、f/2クロックにより、コンマ検出回路30からのコンマ検出信号を、2UI、4UI、6UI遅延させた信号をそれぞれ出力し、これらの信号を入力するOR回路40からは、コンマ検出回路30から出力されるコンマ検出信号(パルス幅=2UI)のロウレベルからハイレベルへ遷移した時点から8UIの期間ハイレベルとされる信号が出力される。
3段のフリップフロップ131、132、133、及びフリップフロップ134、135、136は、コンマ検出信号を遅延させるフリップフロップ137、138、139に対応して、データを遅延させるものである。
フリップフロップ121〜125、フリップフロップ126〜130はそれぞれシリアル5ビットをパラレルに変換する。
セレクタ60は、コンマ検出回路30が、コンマの先頭ビットを偶数ビット列、奇数ビット列のどちらで見つけたかにしたがって、出力ビットの位置を入れ替える。また、セレクタ60は、例えば、コンマコードの1ビットずれのとき、入れ替えを行う。
セレクタ60は、コンマ検出回路30からの切替信号を選択制御信号として入力し、フリップフロップ125の出力とフリップフロップ130の出力を第1ビット、第2ビットとして出力するか、フリップフロップ125の出力を第2ビット、フリップフロップ130の出力を第1ビットとして出力するか切替制御する。また、セレクタ60は、コンマ検出回路30からの切替信号に基づき、フリップフロップ124の出力とフリップフロップ129の出力を、第3ビット、第4ビットとして出力するか、第4ビット、第3ビットと入れ替えて出力するか制御し、フリップフロップ123の出力とフリップフロップ128の出力を、第5ビット、第6ビットとして出力するか、第6ビット、第5ビットとして入れ替えて出力するか制御し、フリップフロップ122の出力とフリップフロップ127の出力を、第7ビット、第8ビットとして出力するか、第8ビット、第7ビットと入れ替えて出力するか制御し、フリップフロップ121の出力とフリップフロップ126の出力を、第9ビット、第10ビットとして出力するか、第10ビット、第9ビットと入れ替えて出力するか制御する。
図3は、図1のリカバリークロック生成回路50の構成の一例を示す図である。図3を参照すると、このリカバリークロック生成回路50は、3段のフリップフロップ501、503、506(reg0,reg1,reg2)からなる状態(state)マシン(5進カウンタ)よりなり、受信クロック(周波数:f[Hz])を2分周したf/2クロックで駆動される。リカバリークロック生成回路50は、コンマ検出信号と、フリップフロップ506の出力をインバータ509で反転した信号を入力とするNAND回路510と、フリップフロップ501の出力とNAND回路510の出力を受けるNAND回路502と、NAND回路502の出力をf/2クロックでサンプルして出力するフリップフロップ503と、フリップフロップ503の出力とNAND回路510の出力を受けるNAND回路504と、NAND回路504の出力を受けるインバータ505と、インバータ505の出力をf/2クロックでサンプルして出力するフリップフロップ506と、フリップフロップ506の出力を受けるインバータ508と、NAND回路504とインバータ508の出力を受けるNOR回路507とを備え、フリップフロップ501は、NOR回路507の出力を、f/2クロックでサンプルして出力する。
図4は、図3の3段のフリップフロップ501、503、506(reg0,reg1,reg2)の状態遷移の過程を示す図である。なお、図4において、状態は、○で囲んで示している数字である。
図3及び図4に示すように、リカバリークロック生成回路50は、1〜5の5つの状態をとり、f/2クロックを5分周してf/10[Hz]のリカバリークロックを生成する。リカバリークロックのハイレベル期間は、状態3、4、5の6UIであり、ロウレベル期間は、状態1、2の4UIであり、f/2クロックをカウントする5進カウンタである。コンマ検出信号がロウレベル(論理0)の場合、f/2クロックに基づき状態1〜5の間を遷移する5進カウンタとして機能する。NAND回路510により、コンマ検出信号がハイレベル(論理1)、リカバリークロックがロウレベル(論理0)のときは、状態2の(reg0,reg1,reg2)=(0、1、0)に設定される。リカバリークロックがハイレベル期間に、コンマ検出信号がハイレベル(論理1)となっても、状態マシンは状態3、4、5の状態から次の状態に遷移する。
図3の回路動作についてその概略を説明しておくと、コンマ検出信号がロウレベルのとき、状態1の(reg0,reg1,reg2)=(0、0、0)のとき、NAND回路510、502、504、インバータ505、508、NOR回路507、インバータ509の出力は、(1、1、1、0、1、0、1)となる。次のf/2クロックで、フリップフロップ503は論理1となり、状態2の(reg0,reg1,reg2)=(0、1、0)となる。このとき、NAND回路510、502、504、インバータ505、508、NOR回路507、インバータ509の出力は(1、1、0、1、1、0、1)となり、次のf/2クロックでフリップフロップ506は論理1となり、状態3の(reg0,reg1,reg2)=(0、1、1)となる。以降も同様にして、f/2クロックを受けて、状態4、5、1と遷移する。コンマ検出信号がロウレベルのとき、フリップフロップ506から出力されるリカバリークロックは、ハイレベル期間が6UI、ロウレベル期間が4UIの周期10UI(周波数f/10)のクロック波形として出力される。
なお、状態6の(reg0,reg1,reg2)=(1、0、0)は次のf/2クロックで状態1とされる。状態8の(reg0,reg1,reg2)=(1、1、0)はf/2クロックで状態7の(reg0,reg1,reg2)=(0、0、1)とされ、さらに次のf/2クロックで、状態2の(reg0,reg1,reg2)=(0、1、0)とされる。コンマ検出信号がロウレベルのとき、5進カウンタの状態は、状態1〜5の間で方向性をもって遷移し、図4の状態6、7、8への遷移はなく、取り得ない状態である。
そして、図2のOR回路40から出力されるコンマ検出信号がハイレベル(論理1)のとき、リカバリークロックがロウレベル(論理0)の場合、NAND回路510の出力はロウレベルとなり、NAND回路502の出力とNAND回路504の出力は、ともにハイレベルとされ、図3の状態マシンは、状態2の(reg0,reg1,reg2)=(0、1、0)に設定保持される。
コンマ検出信号がハイレベル(論理1)のとき、リカバリークロック生成回路50から出力されるリカバリークロックがハイレベルのとき(状態3、4、5のいずれかにあるとき)には、NAND回路510の出力はハイレベルとなり、図3の状態マシンは、現在の状態から次の状態への遷移をつづける。コンマ検出信号がハイレベル(論理1)のとき、リカバリークロックがロウレベル(論理0)の場合のように、状態2に保持されることはない。
図5は、リカバリークロック生成回路50の動作を、コンマコードのビットずれに対応して説明するための図である。なお、図5において、状態は、○で囲んで示している数字である。リカバリークロック生成回路50に対して、OR回路40から入力されるコンマ検出信号は、8UIのパルス幅を有する。
同期ビット、及びコンマコードの1ビットずれのときは、図5(b)に示すように、リカバリークロックの周期はf/10となる。すなわち、図5(b)に示すように、リカバリークロックの立ち上がり遷移(状態3への遷移)のとき、コンマ検出信号がハイレベルとされ、図3の状態マシンは、状態4→状態5→状態1と遷移する。状態1において、リカバリークロックはロウレベルとなる。コンマ検出信号がハイレベルであり、リカバリークロックがロウレベルの場合、図3の状態マシンは、次のf/2クロックで状態2に設定される。このとき、コンマ検出信号はロウレベルであるため、次のf/2クロックで状態3に遷移する。よって、リカバリークロックの周期はf/10となる。
コンマコードが2、3ビットずれのときは、図5(c)に示すように、リカバリークロックの周期は1サイクルだけ、f/12と長くなる。すなわち、図5(c)に示すように、状態3のとき、コンマ検出信号がハイレベルとされ、図3の状態マシンは、状態4→状態5→状態1と遷移し、リカバリークロックはロウレベルとなる。このとき、コンマ検出信号がハイレベル(論理1)、リカバリークロックがロウレベル(論理0)であるため、図3の状態マシンは、状態2の(reg0,reg1,reg2)=(0、1、0)に設定される。次にf/2クロックサイクルでも、コンマ検出信号がハイレベル(論理1)、リカバリークロックがロウレベル(論理0)であるため、図3の状態マシンは、状態2の(reg0,reg1,reg2)=(0、1、0)に保持される(状態3へ遷移しない)。コンマ検出信号がロウレベル(論理0)となると、図3の状態マシンは、状態3へ遷移する。このようにして、コンマコードに2、3ビットずれがあるとき、リカバリークロックは、一回だけ、その周期が伸ばされてf/12となる。次のサイクルからは、リカバリークロックの周期はf/10となる。
コンマコードが4、5ビットずれのときは、図5(d)に示すように、リカバリークロックの周期は1サイクルだけ、f/14と長くなる。すなわち、図5(d)に示すように、例えば状態4のとき、コンマ検出信号がハイレベルとされ(コンマ検出信号は最大2UIおくれている)、図3の状態マシンは、状態4→状態5→状態1と遷移し、リカバリークロックは、ロウレベルとなる。このとき、コンマ検出信号がハイレベル(論理1)、リカバリークロックがロウレベル(論理0)であるため、状態マシンは、状態2の(reg0,reg1,reg2)=(0、1、0)に設定保持される(状態3へ遷移しない)。次にクロックサイクルでも、コンマ検出信号がハイレベル(論理1)、リカバリークロックがロウレベル(論理0)であるため、図3の状態マシンは、状態2の(reg0,reg1,reg2)=(0、1、0)に保持される(状態3へ遷移しない)。そして、コンマ検出信号がロウレベル(論理0)となると、図3の状態マシンは状態3へ遷移する。このようにして、コンマコードに4、5ビットずれがあるとき、リカバリークロックは一回だけ、周期が伸ばされてf/14となる。次のサイクルからは、リカバリークロックの周期はf/10となる。
コンマコードが6、7ビットずれのときは、図5(e)に示すように、リカバリークロックの周期は1サイクルだけ、f/16と長くなる。すなわち、図5(e)に示すように、例えば状態5のとき(図5(b)の場合よりも6UI遅れる)、コンマ検出信号がハイレベルとされ、図3の状態マシンは、状態5→状態1と遷移し、リカバリークロックはロウレベルとなる。このとき、コンマ検出信号がハイレベル(論理1)、リカバリークロックがロウレベル(論理0)であるため、状態マシンは、状態2の(reg0,reg1,reg2)=(0、1、0)に設定保持される。図5(e)に示すように、4クロックサイクル分、図3の状態マシンは、状態2の(reg0,reg1,reg2)=(0、1、0)に設定されたままとされる。コンマ検出信号が、ロウレベル(論理0)となると、図3の状態マシンは、状態2から状態3へ遷移する。このようにして、コンマコードに、6、7ビットずれがあるとき、リカバリークロックは一回だけ、その周期が伸ばされて、f/16となる。次のサイクルからは、リカバリークロックの周期はf/10となる。
コンマコードが8、9ビットずれのときは、図5(f)に示すように、リカバリークロックの周期は1サイクルだけ、f/18と長くなる。すなわち、図5(f)に示すように、例えば状態1のとき(図5(b)の場合よりも8UI遅れる)、コンマ検出信号がハイレベルとされ、カウンタは状態1の状態でリカバリークロックはロウレベルとなる。このとき、コンマ検出信号がハイレベル(論理1)、リカバリークロックがロウレベル(論理0)であるため、状態マシンは、状態2の(reg0,reg1,reg2)=(0、1、0)に設定される。そして、つづく5クロックサイクル分(10UI分)、図3の状態マシンは、状態2の(reg0,reg1,reg2)=(0、1、0)に設定されたままとされる。コンマ検出信号が、ロウレベル(論理0)となると、図3の状態マシンは、状態2から状態3へ遷移する。このようにして、コンマコードに、6、7ビットずれがあるとき、リカバリークロックは一回だけ、周期が伸ばされてf/18となる。次のサイクルからは、リカバリークロックの周期はf/10となる。
このように、本実施例によれば、リカバリークロック生成回路50を、リカバリークロックがハイレベル期間には、コンマ検出信号をマスクするような制御を行う構成としたことにより、シリアルデータ中に、コンマコードがどのようなタイミングで入来しても、バイトアライン時に、リカバリークロックのクロック周期が長くなるように構成したことで、十分なタイミングマージンを確保しており、高速シリアルインタフェースに適用した場合にも、リカバリークロックで駆動される回路、あるいは、リカバリークロックによりバイトアラインされるパラレルデータを受ける後段の回路(不図示)に、タイミング違反等を引き起こさない。
図6は、本発明の第2の実施例の構成を示す図である。前記実施例では、受信シリアルデータ中にコンマコードがどのようなタイミングに入来しても、バイトアライン時に、リカバリークロックのクロック周期が長くなるように構成している。これに対して、本発明の第2の実施例では、デマルチプレクサ回路の入力段で、受信シリアルデータを1:2で直並列変換し、内部動作を受信クロックを2分周した分周クロックで駆動する構成は、前記実施例と同様の構成としているが、コンマコードとシンボルデータとの間のビットずれに応じて、バイトアライン時にリカバリークロックのクロック周期を、必ずしも長くしなくてもよいような応用に用いられる。
本実施例におけるコンマコードのビットずれ量とリカバリークロックの周期の変化は、以下の通りである。
(A)同期コンマ、1ビットずれのコンマに対するリカバリークロックの周期はf/10[Hz]、
(B)2、3ビットずれのコンマコードに対するリカバリークロックの周期はf/12[Hz]、
(C)4、5ビットずれのコンマコードに対するリカバリークロックの周期はf/4[Hz]、
(D)6、7ビットずれのコンマコードに対するリカバリークロックの周期はf/6[Hz]、
(E)8、9ビットずれのコンマコードに対するリカバリークロックの周期はf/8[Hz]、
となる。
図7は、本発明の第2の実施例の構成を示す図である。図7において、図2と同一の要素には、同一の参照符号が付されている。同一部分の説明は省略し、以下では、前記実施例との相違点について説明する。
本発明の第2の実施例においては、図2に示した構成において、クロック検出信号のハイレベル期間を延ばすための回路(図2のOR40、フリップフロップ137、138、139)を省略し、これに伴い、フリップフロップ131−133、フリップフロップ134−136が省かれている。さらに、本発明の第2の実施例のリカバリークロック生成回路50Aの構成も、前記実施例のリカバリークロック生成回路50と相違している。
図8は、リカバリークロック生成回路50Aの構成を示す図である。図9は、図8のリカバリークロック生成回路50Aの状態遷移を示す図である。図8及び図9に示すように、このリカバリークロック生成回路50Aは、図3の構成と同様、3段のフリップフロップ501、503、506よりなる5進のカウンタよりなり、状態3→状態4→状態5の期間でリカバリークロックをハイレベルとし、状態1→状態2で、リカバリークロックをロウレベルとする。フリップフロップ501の出力を受けるインバータ511と、コンマ検出信号を反転するインバータ515と、インバータ511、515の出力を受けるNAND回路512と、NAND回路512の出力をf/2クロックでサンプルして出力するフリップフロップ503と、フリップフロップ503の出力を受けるインバータ514と、コンマ検出信号と、インバータ514の出力を受けるNOR回路516と、NOR回路516の出力をf/2クロックでサンプルして出力するフリップフロップ506と、NOR回路516の出力とフリップフロップ506の出力とを入力とするNAND回路518と、を備え、フリップフロップ501は、NAND回路518の出力をf/2クロックでサンプルして出力する。なお、ハイレベルのコンマ検出信号が入力されない場合、図8の状態マシンは、図9に示すように、状態1乃至5の5つの状態を順次遷移し、状態6−8はとり得ない状態とされる。
図8に示したように、本実施例のリカバリークロック生成回路50Aは、図3に示した状態マシンの構成から、リカバリークロックがロウレベルでコンマ検出信号がハイレベルのとき、図4の状態2へ設定する制御回路(図3のNAND回路510)が省かれている。図8に示す構成の場合、コンマ検出信号がハイレベルのとき、インバータ515を介してロウレベルがNAND回路512に入力され、NAND回路512の出力はハイレベルとなる。また、コンマ検出信号がハイレベルのとき、NOR回路516の出力はロウレベルとなり、NAND回路518の出力は、ハイレベルとなる。すなわち,図8の状態マシンは、コンマ検出信号がハイレベル(パルス幅=2UI)のとき、次のf/2クロックで(reg0,reg1,reg2)=(1,1,0)に設定される。
図10は、リカバリークロック生成回路50Aの動作をビットずれに対応して説明するための図である。なお、図10において、状態は、○で囲んで示している数字である。リカバリークロック生成回路50Aに対して、コンマ検出信号は、2UIのパルス幅を有する。
同期ビット、及び1ビットずれのときは、図10(b)に示すように、リカバリークロックの周期はf/10となる。
コンマコードが2、3ビットずれのときは、図10(c)に示すように、リカバリークロックの周期は1サイクルだけ、f/12と長くなる。図10(c)において、リカバリークロックがロウレベルを3サイクル続ける期間のはじめの状態2で、コンマ検出信号のハイレベル期間(2UI)となり、次のサイクルで状態2に設定される。そして、このとき、コンマ検出信号はロウレベルとされるため、次のサイクルで状態3に遷移する。このようにして、コンマコードに2、3ビットずれがあるとき、リカバリークロックの周期は一回だけ、f/12と長くなる(周波数低くなる)。次のサイクルからリカバリークロックの周期はf/10となる。
コンマコードが4、5ビットずれのときは、図10(d)に示すように、リカバリークロックの周期は1サイクルだけ、f/4と短くなる。図10(d)の矢印f/4で示す状態3と状態2の期間のうち例えば状態3で、コンマ検出信号のハイレベル期間となり、次のサイクルで状態2に設定される。そして、このとき、コンマ検出信号はロウレベルとされるため、次のサイクルで状態3に遷移する。このようにして、コンマコードに4、5ビットずれがあるとき、リカバリークロックの周期は一回だけ、周期が短縮されf/4となる。次のサイクルからリカバリークロックの周期はf/10となる。
コンマコードが6、7ビットずれのときは、図10(e)に示すように、リカバリークロックの周期は1サイクルだけ、f/6と短くなる。すなわち、図10(e)の矢印f/6で示す、状態3、4、2の期間のうち例えば状態4で、コンマ検出信号のハイレベル期間となり、次のサイクルで状態2に設定される。そして、このとき、コンマ検出信号はロウレベルとされるため、次のサイクルで状態3に遷移する。このようにして、コンマコードに、6、7ビットずれがあるとき、リカバリークロックは一回だけ、周期が短縮され、f/6となる。次のサイクルからリカバリークロックの周期はf/10となる。
コンマコードが8、9ビットずれのときは、図10(f)に示すように、リカバリークロックの周期は1サイクルだけ、f/8と短くなる。すなわち、図10(f)の矢印f/8で示す、状態3、4、5、2の期間のうち例えば状態5で、コンマ検出信号のハイレベル期間となり、次のサイクルで状態2に設定される。そして、このとき、コンマ検出信号はロウレベルとされるため、次のサイクルで状態3に遷移する。このようにして、コンマコードに、8、9ビットずれがあるとき、リカバリークロックは一回だけ、周期が短縮され、f/8となる。次のサイクルからリカバリークロックの周期はf/10となる。本実施例では、ビットずれに応じて、リカバリークロックの周期が、f/4、f/6、f/8等とf/10よりも短くなるが、前記実施例と比較して回路構成は簡易化する。
以上本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例の構成にのみ限定されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の第1の実施例の動作原理を説明するための図である。 本発明の第1の実施例のデマルチプレクサ回路の構成を示す図である。 本発明の第1の実施例のリカバリークロック生成回路の構成を示す図である。 本発明の第1の実施例のリカバリークロック生成回路における状態遷移を示す図である。 本発明の第1の実施例におけるビットずれ時のコンマ検出信号とリカバリークロックの信号波形を示す図である。 本発明の第2の実施例の動作原理を説明するための図である。 本発明の第2の実施例のデマルチプレクサ回路の構成を示す図である。 本発明の第2の実施例のリカバリークロック生成回路の構成を示す図である。 本発明の第2の実施例のリカバリークロック生成回路における状態遷移を示す図である。 本発明の第2の実施例におけるビットずれ時のコンマ検出信号とリカバリークロックの信号波形を示す図である。 従来のコード検出回路(特許文献第6図)の構成を示す図である。
符号の説明
20 直並列変換回路
30 コンマ検出回路
40 OR回路
50、50A リカバリークロック生成回路
60 セレクタ
70 ラッチ
101〜139 フリップフロップ
501、503、506 フリップフロップ
502、504、510、512、518 NAND回路
507、516 NOR回路
505、508、509、511、514、515 インバータ

Claims (10)

  1. 入力シリアルデータを受けて直並列変換し並列経路に出力する第1の直並列変換回路と、
    前記第1の直並列変換回路から並列経路に出力される出力データと、予め定められた検査コードとの一致を検出したときに、検出信号を活性状態として出力するコード検出回路と、
    前記入力シリアルデータの予め定められた所定ビット長分に対応した周期のリカバリークロックを生成し、前記コード検出回路からの前記検出信号が活性状態とされた場合には、前記検出信号のビットずれに応じて、前記リカバリークロックの周期を可変させて出力する回路と、
    前記並列経路をシリアル転送されるデータをパラレルに変換し、前記リカバリークロックに応答して、パラレルデータを出力する第2の直並列変換回路と、
    を備えている、ことを特徴とするデマルチプレクサ装置。
  2. 前記入力シリアルデータの転送周波数を分周した周波数のクロック信号に基づき、前記検出信号が活性化されたとき、前記ビットずれに応じて、前記リカバリークロックを1周期だけ、所定時間長くするように設定する回路を備えている、ことを特徴とする請求項1に記載のデマルチプレクサ装置。
  3. 前記入力シリアルデータの転送周波数を分周した周波数のクロック信号に基づき、前記検出信号が非活性状態のときは、前記入力シリアルデータの予め定められた所定ビット長分に対応した周期に従い前記リカバリークロックを周期的に生成する回路を備えている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデマルチプレクサ装置。
  4. 前記コード検出回路から出力される前記検出信号を受け、前記検出信号の活性状態の期間を延長させて出力する制御回路を備え、
    前記制御回路からの出力信号が活性状態であり、前記リカバリークロックが非活性状態のとき、前記リカバリークロックを活性状態に設定する回路を備えている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデマルチプレクサ装置。
  5. 前記第1の直並列変換回路は、前記入力シリアルデータを直列に受けて1:2の直並列変換して第1、第2の経路に並列出力し、
    前記第2の直並列変換回路は、
    前記第1の経路のシフトレジスタと、前記第2の経路のシフトレジスタの対応する段の出力の入れ替えを行う切替回路と、
    前記切替回路の出力を受け、前記リカバリークロックに応答してパラレルデータを出力するラッチ回路と、
    を備えている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデマルチプレクサ装置。
  6. 受信シリアルデータを受け2系列に直並列変換して出力する直並列変換回路と、
    前記直並列変換回路からの2系列の出力データと、予め定められた検査コードとの一致を検出すると、検出信号を活性化して出力するコード検出回路と、
    受信クロックの分周クロックに基づき、状態を遷移する状態マシンよりなり、前記受信シリアルデータの所定のビット長に対応した周期のリカバリークロックを生成し、前記検出信号が活性化された場合に、ビットずれに応じて前記リカバリークロックの周期を可変して出力するリカバリークロック生成回路と、
    前記2系列に分岐して伝送されるシリアルデータをパラレルデータに変換する第1、第2のシフトレジスタと、
    前記第1、第2のシフトレジスタの各段の出力をパラレルに受け、前記リカバリークロックでサンプルしてパラレルデータを出力するラッチ回路と、
    を備えている、ことを特徴とするデマルチプレクサ装置。
  7. 受信シリアルデータを受け2系列に直並列変換して出力する直並列変換回路と、
    前記直並列変換回路からの2系列の出力データと、予め定められた検査コードとの一致を検出すると、検出信号を活性化して出力するコード検出回路と、
    前記コード検出回路からの前記検出信号を受け、前記検出信号を遅延させた信号と前記検出信号から、前記検出信号の活性状態の期間を所定の期間延長させた信号を出力する制御回路と、
    受信クロックの分周クロックに基づき、状態を遷移する状態マシンよりなり、前記受信シリアルデータの所定のビット長に対応した周期のリカバリークロックを生成し、前記制御回路からの出力信号を受け、前記リカバリークロックの周期を可変して出力するリカバリークロック生成回路と、
    前記2系列を伝送されるデータを、前記制御回路における遅延時間分遅延させる第1、第2の遅延回路と、
    前記第1、第2の遅延回路の出力を受けそれぞれパラレルデータに変換する第1、第2のシフトレジスタと、
    前記第1、第2のシフトレジスタの各段の出力をパラレルに受け、前記リカバリークロックでサンプルしてパラレルデータを出力するラッチ回路と、
    を備えている、ことを特徴とするデマルチプレクサ装置。
  8. 前記制御回路からの出力信号が活性状態であり、前記リカバリークロックが非活性状態のとき、前記状態マシンは、前記リカバリークロックを活性状態に設定する、ことを特徴とする請求項7に記載のデマルチプレクサ装置。
  9. 前記第1、第2のシフトレジスタの対応する段の第1、第2の出力を受け、前記検出信号の所定のビットずれに応じて、第1、第2の出力を入れ替えて前記ラッチ回路に供給するセレクタ回路を備えている、ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一に記載のデマルチプレクサ装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一に記載のデマルチプレクサ装置を備えた半導体装置。
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