JP2005294576A - デジタルアンプ基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、デジタルアンプ基板に実装された電子部品から発生する熱を効率よく放熱することができ、熱による電子部品の故障を防止することができるデジタルアンプ基板を提供することを課題とする。
【解決手段】 放熱板11は、黄銅等、熱伝導性の高く、且つ導電性を有する金属材料で構成され、デジタルアンプ基板10に実装された電子部品の内、発熱量の大きい発熱部品に接触させて配置されている。シールドケース12は、鉄板等の導電性を有する金属材料で構成され、放熱板11をその一部として閉空間を形成し、当該閉空間内にデジタルアンプ基板10を包み込む。また、シールドケース12には、包み込んだデジタルアンプ基板10への空気の対流を促進させるための放熱穴13が複数形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スイッチング増幅、すなわちスイッチング素子のON/OFF処理によってアナログ信号の増幅を行うデジタルアンプ回路が実装されたデジタルアンプ基板に関し、特にデジタルアンプ回路から発生する電磁波の輻射対策を施したデジタルアンプ基板に関する。
近年、入力されたアナログ信号をパルス幅変調(PWM)やパルス密度変調(PDM)等で変調処理してデジタル信号に変換し、変換したデジタル信号をスイッチング素子でスイッチング増幅を行い、ローパスフィルタによってアナログ信号に戻す、デジタルアンプ回路を増幅器として採用するAV機器が増加している。
デジタルアンプ回路は、スイッチング素子のON/OFF処理によってアナログ信号の増幅を行うことができるため、理論的には100%の電力効率が得られ、消費電力や発熱量が低いと共に、高出力が得られるという利点があると共に、発熱量が低いという利点があるため、省スペース化を実現でき、AV装置の薄型化が促進されている。
図3は、デジタルアンプ回路の構成を示す図である。
デジタルアンプ回路は、図3を参照すると、PDM処理部1と、ロジック部2と、ゲートドライバ3と、スイッチング回路部4と、ローパスフィルタ(LPF)5と、ゲートドライバ7と、スイッチング回路部8と、ローパスフィルタ(LPF)9とにより構成され、スピーカ等の負荷6がスイッチング回路部4とスイッチング回路部8とによってバランス駆動される。
PDM処理部1は、入力されたアナログ信号を、HIGH/LOWの2値に高速に変化する信号で表現するパルス密度変調信号S1に変換してロジック部2に出力すると共に、パルス密度変調信号S1を位相反転したパルス密度変調信号S2をロジック部2に出力する。ロジック部2は、PDM処理部1からのパルス密度変調信号S1、S2をゲートドライバ3、7に振り分け、ゲートドライバ3、7は、ロジック部2からのパルス密度変調信号S1、S2をスイッチング回路部4およびスイッチング回路部8を駆動できる程度に増幅する。
スイッチング回路部4は、NチャンネルのMOSFET素子41およびNチャンネルのMOSFET素子42を有し、MOSFET素子41のソースとMOSFET素子42のドレインの間が直列に接続され、MOSFET素子41のドレイン側が出力用電源に接続され、MOSFET素子42のソース側が接地されている。同様に、スイッチング回路部8は、NチャンネルのMOSFET素子81およびNチャンネルのMOSFET素子82を有し、MOSFET素子81のソースとMOSFET素子82のドレインの間が直列に接続され、MOSFET素子81のドレイン側が出力用電源に接続され、MOSFET素子82のソース側が接地されている。
LPF5は、チョークコイル51とコンデンサ52とを有し、チョークコイル51の一方側が、MOSFET素子41のソースとMOSFET素子42のドレインとの間の直列接続点に接続されている。また、チョークコイル51の他方側およびコンデンサ52の一方側の夫々が出力側に接続され、コンデンサ52の他方側が接地されている。同様に、LPF9は、チョークコイル91とコンデンサ92とを有し、チョークコイル91の一方側が、MOSFET素子81のソースとMOSFET素子82のドレインとの間の直列接続点に接続されている。また、チョークコイル91の他方側およびコンデンサ92の一方側の夫々が出力側に接続され、コンデンサ92の他方側が接地されている。
このようなデジタルアンプ基板においては、スイッチング回路部4およびスイッチング回路部8で出力用電源とグランド間で高速にスイッチングしているため、各MOSFET素子の消費電流の微分成分が出力用電源の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジに重畳され、各MOSFET素子の消費電流の微分成分が本来予定されていない輻射電磁波(以下、不要輻射と称す)として放射されてしまう。そこで、スイッチング回路部4およびスイッチング回路部8等の輻射発生源が存在するデジタルアンプ基板をシールドする必要があるが、従来は、デジタルアンプ基板のグランド用銅箔と、シールド筐体とにより、輻射発生源を閉空間で取り囲み、不要輻射をシールドするのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術では、デジタルアンプ基板側からの輻射を確実にシールドすることができず、スイッチング増幅によって輻射された電磁波がデジタルアンプ基板側から外部に放射されてしまうと共に、デジタルアンプ基板に実装された電子部品からの発生する熱がグランド用銅箔とシールド筐体とによって形成された閉空間にこもってしまい、電子部品自体の故障の一因となってしまうという問題点があった。
特開平5−235576号公報
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、デジタルアンプ基板側からの輻射を確実にシールドすることができ、スイッチング増幅による不要輻射がデジタルアンプ基板側から外部に放射されることがないと共に、デジタルアンプ基板に実装された電子部品からの発生する熱を効率よく放熱することができ、熱による電子部品の故障を防止することができるデジタルアンプ基板を提供する点にある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明のデジタルアンプ基板は、スイッチング素子のON/OFF処理によってアナログ信号の増幅を行うデジタルアンプ回路が実装されたデジタルアンプ基板であって、実装された電子部品の内の発熱量が大きい発熱部品に接触させて配置された放熱板と、該放熱板をその一部として閉空間を形成するシールドケースとによって包み込まれていることを特徴とする。
さらに、本発明のデジタルアンプ基板は、前記シールドケースには、不要輻射の周波数帯域での波長以内の寸法の放熱穴が複数形成されていることを特徴とする。
本発明のデジタルアンプ基板は、デジタルアンプ基板を、発熱量の大きい発熱部品に接触させて配置された放熱板と、シールドケースとによって包み込むように構成することにより、デジタルアンプ基板側からの輻射を確実にシールドすることができ、スイッチング増幅による不要輻射がデジタルアンプ基板側から外部に放射されることがないと共に、デジタルアンプ基板に実装された電子部品からの発生する熱を効率よく放熱することができ、熱による電子部品の故障を防止することができるという効果を奏する。
さらに、本発明のデジタルアンプ基板は、デジタルアンプ基板を包み込んだシールドケースに空気の対流を促進させるための放熱穴を複数形成することにより、デジタルアンプ基板に実装された電子部品からの発生する熱をより効率よく放熱することができ、熱による電子部品の故障を防止することができる
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るデジタルアンプ基板の実施の形態の構成を示す概略斜視図あり、図2は、図1に示すデジタルアンプ基板の構成を示す図であり、(a)は、上面図であり、(b)は、(a)に示すX−Y断面図である。
である。
本実施の形態は、PDM処理部1と、ロジック部2と、ゲートドライバ3と、スイッチング回路部4と、ローパスフィルタ(LPF)5と、ゲートドライバ7と、スイッチング回路部8と、ローパスフィルタ(LPF)9とにより構成され、スピーカ等の負荷6を駆動するデジタルアンプ回路が実装されたデジタルアンプ基板10を、図1に示すように、放熱板11と、シールドケース12とによって包み込む構成となっている。
放熱板11は、黄銅等、熱伝導性の高く、且つ導電性を有する金属材料で構成され、図2を参照すると、デジタルアンプ基板10に実装された電子部品の内、発熱量の大きい発熱部品14に接触させて配置されている。従って、発熱部品14が発生する熱は、放熱板11に伝導され、放熱板11に伝導された熱は、放熱板11の表面と外気との温度差によって表面から放熱される。
シールドケース12は、鉄板等の導電性を有する金属材料で構成され、放熱板11をその一部として閉空間を形成し、当該閉空間内にデジタルアンプ基板10を包み込んで、デジタルアンプ基板10からの不要輻射をシールドする。
また、シールドケース12には、包み込んだデジタルアンプ基板10への空気の対流を促進させるための放熱穴13が複数形成されており、デジタルアンプ基板10に実装された電子部品が発生する熱の放熱効率を高めることができるように構成されている。なお、放熱穴13は、不要輻射が洩れない程度の大きさであり、具体的には、シールドを行う不要輻射の周波数帯域での波長以内の寸法にする。放熱穴13が円形である場合には、その直径を不要輻射の周波数帯域での波長以内にすれば良い。
なお、放熱板11およびシールドケース12の取り付け構造については、特に図示していないが、例えば、発熱部品14と放熱板11とを接触した状態でビス留め等によって固定すると共に、デジタルアンプ基板10とシールドケース12とをビス留め等によって固定するようにすれば良く、さらに、放熱板11とシールドケース12とをビス留め等によって固定するようにしても良い。
以上説明したように、本実施の形態によれば、デジタルアンプ基板10を、発熱量の大きい発熱部品14に接触させて配置された放熱板11と、シールドケース12とによって包み込まように構成することにより、デジタルアンプ基板側からの輻射を確実にシールドすることができ、スイッチング増幅による不要輻射がデジタルアンプ基板側から外部に放射されることがないと共に、デジタルアンプ基板10に実装された電子部品からの発生する熱を効率よく放熱することができ、熱による電子部品の故障を防止することができるという効果を奏する。
さらに、本実施の形態によれば、デジタルアンプ基板10を包み込んだシールドケース12に空気の対流を促進させるための放熱穴13を複数形成することにより、デジタルアンプ基板10に実装された電子部品からの発生する熱をより効率よく放熱することができ、熱による電子部品の故障を防止することができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
本発明に係るデジタルアンプ基板の実施の形態の構成を示す概略斜視図ある。 図1に示すデジタルアンプ基板の構成を示す図であり、(a)は、上面図であり、(b)は、(a)に示すX−Y断面図である。 デジタルアンプ回路の構成を示す図である。
符号の説明
1 PDM処理部
2 ロジック部
3 ゲートドライバ
4 スイッチング回路部
5 ローパスフィルタ(LPF)
6 負荷
7 ゲートドライバ
8 スイッチング回路部
9 ローパスフィルタ(LPF)
10 デジタルアンプ基板
11 放熱板
12 シールドケース
13 放熱穴
14 発熱部品
41、42 MOSFET素子
51 チョークコイル
52 コンデンサ
81、82 MOSFET素子
91 チョークコイル
92 コンデンサ

Claims (2)

  1. スイッチング素子のON/OFF処理によってアナログ信号の増幅を行うデジタルアンプ回路が実装されたデジタルアンプ基板であって、
    実装された電子部品の内の発熱量が大きい発熱部品に接触させて配置された放熱板と、
    該放熱板をその一部として閉空間を形成するシールドケースとによって包み込まれていることを特徴とするデジタルアンプ基板。
  2. 前記シールドケースには、不要輻射の周波数帯域での波長以内の寸法の放熱穴が複数形成されていることを特徴とする請求項1記載のデジタルアンプ基板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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