JP2005294574A - デジタルアンプ装置 - Google Patents

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Shigeki Kuwata
重樹 桑田
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Abstract

【課題】 本発明は、デジタルアンプ基板からの輻射を確実にシールドすることができ、スイッチング増幅によって輻射された電磁波がデジタルアンプ基板側から外部に放出されることを防止することができるデジタルアンプ装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 背面シャーシ13には、デジタルアンプ基板10を覆うように導電性を有する箱形のシールドケース15が取り付けられており、背面シャーシ13をデジタルアンプ基板10からの輻射をシールドする手段の一部として使用し、背面シャーシ13とシールドケース15とでデジタルアンプ基板10からの輻射を全方向に亘ってシールドさせるように構成することにより、デジタルアンプ基板10からの輻射を確実にシールドする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スイッチング増幅、すなわちスイッチング素子のON/OFF処理によってアナログ信号の増幅を行うデジタルアンプ装置に関し、特にスイッチング素子のON/OFF処理によって発生する電磁波の輻射対策を施したデジタルアンプ装置に関する。
近年、入力されたアナログ信号をパルス幅変調(PWM)やパルス密度変調(PDM)等で変調処理してデジタル信号に変換し、変換したデジタル信号をスイッチング素子でスイッチング増幅を行い、ローパスフィルタによってアナログ信号に戻す、デジタルアンプ装置の採用が増加している。
デジタルアンプ装置は、スイッチング素子のON/OFF処理によってアナログ信号の増幅を行うことができるため、理論的には100%の電力効率が得られ、消費電力や発熱量が低いと共に、高出力が得られるという利点があると共に、発熱量が低いという利点があるため、省スペース化を実現でき、装置の薄型化が促進されている。
図3は、デジタルアンプ装置の回路構成を示す図である。
デジタルアンプ装置は、図3を参照すると、PDM処理部1と、ロジック部2と、ゲートドライバ3と、スイッチング回路部4と、ローパスフィルタ(LPF)5と、ゲートドライバ7と、スイッチング回路部8と、ローパスフィルタ(LPF)9とにより構成され、スピーカ等の負荷6がスイッチング回路部4とスイッチング回路部8とによってバランス駆動される。
PDM処理部1は、入力されたアナログ信号を、HIGH/LOWの2値に高速に変化する信号で表現するパルス密度変調信号S1に変換してロジック部2に出力すると共に、パルス密度変調信号S1を位相反転したパルス密度変調信号S2をロジック部2に出力する。ロジック部2は、PDM処理部1からのパルス密度変調信号S1、S2をゲートドライバ3、7に振り分け、ゲートドライバ3、7は、ロジック部2からのパルス密度変調信号S1、S2をスイッチング回路部4およびスイッチング回路部8を駆動できる程度に増幅する。
スイッチング回路部4は、NチャンネルのMOSFET素子41およびNチャンネルのMOSFET素子42を有し、MOSFET素子41のソースとMOSFET素子42のドレインの間が直列に接続され、MOSFET素子41のドレイン側が出力用電源に接続され、MOSFET素子42のソース側が接地されている。同様に、スイッチング回路部8は、NチャンネルのMOSFET素子81およびNチャンネルのMOSFET素子82を有し、MOSFET素子81のソースとMOSFET素子82のドレインの間が直列に接続され、MOSFET素子81のドレイン側が出力用電源に接続され、MOSFET素子82のソース側が接地されている。
LPF5は、チョークコイル51とコンデンサ52とを有し、チョークコイル51の一方側が、MOSFET素子41のソースとMOSFET素子42のドレインとの間の直列接続点に接続されている。また、チョークコイル51の他方側およびコンデンサ52の一方側の夫々が出力側に接続され、コンデンサ52の他方側が接地されている。同様に、LPF9は、チョークコイル91とコンデンサ92とを有し、チョークコイル91の一方側が、MOSFET素子81のソースとMOSFET素子82のドレインとの間の直列接続点に接続されている。また、チョークコイル91の他方側およびコンデンサ92の一方側の夫々が出力側に接続され、コンデンサ92の他方側が接地されている。
このようなデジタルアンプ装置においては、スイッチング回路部4およびスイッチング回路部8で出力用電源とグランド間でスイッチングしているため、その立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジにより輻射を生じ、周辺機器に対してノイズを発生させる原因となる。そこで、スイッチング回路部4およびスイッチング回路部8等の輻射発生源が存在するデジタルアンプ基板をシールドする必要があるが、従来は、デジタルアンプ基板のグランド用銅箔と、シールド筐体とにより、輻射発生源を閉空間で取り囲み、不要輻射をシールドするのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術では、デジタルアンプ基板側からの輻射を確実にシールドすることができず、スイッチング増幅によって輻射された電磁波がデジタルアンプ基板側から外部に放出されてしまうという問題点があった。
特開平5−235576号公報
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、デジタルアンプ基板側からの輻射を確実にシールドすることができ、スイッチング増幅によって輻射された電磁波がデジタルアンプ基板側から外部に放出されることを防止することができるデジタルアンプ装置を提供することにある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明のデジタルアンプ装置は、輻射発生源を有するデジタルアンプ基板と、当該デジタルアンプ基板に電源を供給する電源回路が実装されている電源基板と、端子が実装されている端子基板とを備えるデジタルアンプ装置であって、前記デジタルアンプ基板と前記電源基板とが取り付けられた導電性を有する背面シャーシと、前記デジタルアンプ基板を覆うように前記背面シャーシに取り付けられた導電性を有する箱形のシールドケースと、前記背面シャーシの下方に配置され、前記端子基板が取り付けられた導電性を有する背面端子シャーシとを具備し、前記背面シャーシを前記デジタルアンプ基板からの輻射をシールドする手段の一部として使用し、前記背面シャーシと前記シールドケースとで前記デジタルアンプ基板からの輻射を全方向に亘ってシールドさせることを特徴とする。
さらに、本発明のデジタルアンプ装置は、前記シールドケースには、前記デジタルアンプ基板から輻射される電磁波が洩れない程度の放熱穴が形成されていることを特徴とする。
本発明のデジタルアンプ装置は、背面シャーシをデジタルアンプ基板からの輻射をシールドする手段の一部として使用し、背面シャーシとシールドケースとでデジタルアンプ基板からの輻射を全方向に亘ってシールドさせるように構成することにより、デジタルアンプ基板側からの輻射を確実にシールドすることができ、スイッチングによって輻射された電磁波がデジタルアンプ基板側から外部に放出されることを防止することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るデジタルアンプ装置の実施の形態の構成を示す概略斜視図あり、図2は、本発明に係るデジタルアンプ装置の実施の形態の構成を示す概略背面図である。
本実施の形態のデジタルアンプ装置は、奥行きを薄くしたフラットタイプであり、装置内部には、図1に示すように、デジタルアンプ基板10と、電源基板11と、端子基板12とが配置されている。
デジタルアンプ基板10には、PDM処理部1と、ロジック部2と、ゲートドライバ3と、スイッチング回路部4と、ローパスフィルタ(LPF)5と、ゲートドライバ7と、スイッチング回路部8と、ローパスフィルタ(LPF)9とからなるデジタルアンプ回路が実装されており、輻射発生源を有している。
電源基板11には、デジタルアンプ基板10にスイッチングのための出力用電源を供給するためのトランス等の素子からなる電源回路が実装されている。また、端子基板12は、装置の背面に配置される各種入出力端子16が実装されている。
図1には、前面カバーを取り外した状態が示されており、1枚の導電性を有する背面シャーシ13に、背面シャーシ13と略平行にデジタルアンプ基板10と電源基板11とが取り付けられ、背面シャーシ13の下方に配置されている導電性を有する背面端子板14に端子基板12が取り付けられている。
背面シャーシ13の面積は、デジタルアンプ基板10と電源基板11との合計面積よりも広く、背面シャーシ13内にデジタルアンプ基板10と電源基板11とが収まるように取り付けられており、デジタルアンプ基板10および電源基板11のシールド手段として機能する。
また、背面シャーシ13には、デジタルアンプ基板10を覆うように導電性を有する箱形のシールドケース15が取り付けられており、背面シャーシ13をデジタルアンプ基板10からの輻射をシールドする手段の一部として使用し、背面シャーシ13とシールドケース15とでデジタルアンプ基板10からの輻射を全方向に亘ってシールドしている。また、シールドケース15には、デジタルアンプ基板10から輻射される電磁波が洩れない程度、すなわち輻射される電磁波の波長以下の径を有する円形の放熱穴17が形成されており、デジタルアンプ基板10で発生する熱を効率良く放出できるようになっている。
背面端子板14は、図2に示すように、背面シャーシ13の下方に配置され、端子基板12に実装されている端子16が露出している。背面端子板14は、図1に示すように、底面シャーシ18と一体で形成されており、底面シャーシ18と略平行に取り付けられている端子基板12のシールドとして機能する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、背面シャーシ13をデジタルアンプ基板10からの輻射をシールドする手段の一部として使用し、背面シャーシ13とシールドケース15とでデジタルアンプ基板10からの輻射を全方向に亘ってシールドさせるように構成することにより、デジタルアンプ基板10側からの輻射を確実にシールドすることができ、スイッチング増幅によって輻射された電磁波がデジタルアンプ基板10側から外部に放出されることを防止することができるという効果を奏する。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
本発明に係るデジタルアンプ装置の実施の形態の構成を示す概略斜視図ある。 本発明に係るデジタルアンプ装置の実施の形態の構成を示す概略背面図である。 デジタルアンプ装置の回路構成を示す図である。
符号の説明
1 PDM処理部
2 ロジック部
3 ゲートドライバ
4 スイッチング回路部
5 ローパスフィルタ(LPF)
6 負荷
7 ゲートドライバ
8 スイッチング回路部
9 ローパスフィルタ(LPF)
10 デジタルアンプ基板
11 電源基板
12 端子基板
13 背面シャーシ
14 背面端子板
15 シールドケース
16 端子
17 放熱穴
41、42 MOSFET素子
51 チョークコイル
52 コンデンサ
81、82 MOSFET素子
91 チョークコイル
92 コンデンサ

Claims (2)

  1. 輻射発生源を有するデジタルアンプ基板と、当該デジタルアンプ基板に電源を供給する電源回路が実装されている電源基板と、端子が実装されている端子基板とを備えるデジタルアンプ装置であって、
    前記デジタルアンプ基板と前記電源基板とが取り付けられた導電性を有する背面シャーシと、
    前記デジタルアンプ基板を覆うように前記背面シャーシに取り付けられた導電性を有する箱形のシールドケースと、
    前記背面シャーシの下方に配置され、前記端子基板が取り付けられた導電性を有する背面端子シャーシとを具備し、
    前記背面シャーシを前記デジタルアンプ基板からの輻射をシールドする手段の一部として使用し、前記背面シャーシと前記シールドケースとで前記デジタルアンプ基板からの輻射を全方向に亘ってシールドさせることを特徴とするデジタルアンプ装置。
  2. 前記シールドケースには、前記デジタルアンプ基板から輻射される電磁波が洩れない程度の放熱穴が形成されていることを特徴とする請求項1記載のデジタルアンプ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007125886A (ja) * 2005-10-27 2007-05-24 Oce Technologies Bv インクジェット印刷の方法およびプリンタ
JP2010109263A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Yamatake Corp プリント基板の実装構造

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