JP2006067008A - スピーカ - Google Patents

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Kazunori Tanaka
一伯 田中
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修 平野
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Abstract

【課題】 デジタル回路を内蔵し、かつ、このデジタル回路から発生される電波の外部への漏洩が防止されたスピーカを提供する。
【解決手段】 スピーカユニット21および22は、各々振動板を筐体10の前面から露出させた状態で、2個の開口部に嵌め込まれている。筐体10の背面内側には、プリント基板30が取り付けられており、これには、スピーカユニットの振動板の駆動制御のためのデジタル信号処理を行うデジタル回路が実装されている。筐体10の前面には導電性のフロントグリル40が固定されている。これは、振動板を保護することに加えて、デジタル回路から発生する電波がスピーカ外部へ漏洩するのを防止する役割を果たす。
【選択図】 図1

Description

本発明は、漏洩電波の低減を図ったスピーカに関する。
周知の通り、スピーカは、振動板を電磁駆動するための駆動回路を有している。この駆動回路が振動板を駆動する際には、駆動回路から振動板の駆動用コイルに流す電流の時間的変化により電波が発生する。この電波がスピーカの外部に漏洩すると、周辺の電子機器に誤動作などの悪影響を及ぼす可能性がある。このような電波の漏洩を防止するための一手段として、スピーカの筐体を導電性材料により構成する、という方法がある。
上記従来の技術によれば、筐体を導電性材料により構成することにより、スピーカの内部において発生した電波の外部への漏洩をある程度防止することができる。しかしながら、スピーカの筐体には振動板を固定するための開口部が設けられており、この開口部を経由した外部への電波の漏洩が起こりうる。特にスピーカ内部において比較的周波数の高い信号が発生した場合に、それによって発生する電波が開口部を通過し、比較的遠距離まで到達し得る。この電波の漏洩の程度は、スピーカ内部において発生する信号の周波数が高くなる程大きくなる。従来、この問題があったため、特にデジタル回路など、高い周波数成分を持ったノイズを発生する回路をスピーカ内部に実装することは困難であった。
この発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、デジタル回路を内蔵し、かつ、このデジタル回路から発生される電波の外部への漏洩が防止されたスピーカを提供することを目的とする。
この発明は、前面に開口部を有する導電性の筐体と、振動板を有し、この振動板を前記開口部から露出させた状態で前記筐体内に収容したスピーカユニットと、前記筐体内に収容され、前記振動板の駆動制御のためのデジタル信号処理を行うデジタル回路と、前記開口部から露出した振動板を覆い、前記筐体に電気的に接続された導電性のフロントグリルとを具備することを特徴とするスピーカを提供する。
かかる発明によれば、デジタル回路から発生した電波が、導電性の筐体とフロントグリルとにより遮蔽されるため、スピーカ外部への電波の漏洩が防止される。
図1は、この発明の一実施形態であるスピーカの構成を示す断面図である。図1において、筐体10は、導電性材料により構成された略直方体形状の箱である。筐体10の前面には、ツィータ用スピーカユニット21を収容するための小さな開口部とウーハ用スピーカユニット22を収容するための大きな開口部が上下に並んで設けられている。良く知られているように、これらのスピーカユニットは、振動板とこの振動板を駆動するための磁石やボイスコイルなどからなる駆動機構とを有している。ツィータ用スピーカユニット21およびウーハ用スピーカユニット22は、各々振動板を筐体10の前面から露出させた状態で、2個の開口部に嵌め込まれている。
筐体10の背面内側には、プリント基板30が取り付けられている。このプリント基板30には、ツィータ用スピーカユニット21およびウーハ用スピーカユニット22の各振動板の駆動制御のためのデジタル信号処理を行うデジタル回路が実装されている。このデジタル回路は、いわゆるデジタルアンプであり、例えばツィータ、ウーハの各チャネルに対応したPCMデジタルオーディオ信号を外部から受け取り、これら各チャネルのPCMデジタルオーディオ信号により各々PWM変調されたパルス列を発生し、これらのパルス列によりツィータ用スピーカユニット21およびウーハ用スピーカユニット22の各々のボイスコイルを駆動する。
フロントグリル40は、筐体10の前面に固定されている。良く知られているように、フロントグリルは、振動板を塵などから保護する役割を担った部材であるが、本実施形態におけるフロントグリル40は、これ以外に、プリント基板30に実装されたデジタル回路において発生する電波がスピーカ外部へ漏洩するのを防止する遮蔽手段としての役割を担っている。
図2はこのフロントグリル40が筐体10の前面に取り付けられる様子を示す組み立て図である。フロントグリル40は、スピーカの前方に向けて張り出し、かつ、多数の細かい孔を有する防護ネット部40Aと、この防護ネット部40Aの周囲を囲む平坦なグリル枠40Bとにより構成されている。フロントグリル40は、遮蔽手段としての役割を果たすため、防護ネット部40Aおよびグリル枠40Bの両方がパンチングメタルなどの導電性材料により構成されている。そして、フロントグリル40は、筐体10の前面から露出したツィータ用スピーカユニット21およびウーハ用スピーカユニット22の振動板を防護ネット部40Aにより覆い、その周囲のグリル枠40Bの裏面を筐体10の前面に面接触させた状態で筐体10に固定される。
この構成によれば、筐体10が導電性材料により構成されているため、プリント基板30のデジタル回路において発生した電波のうち多くは、筐体10によって遮蔽されるが、一部は、筐体10の前面のスピーカ取り付け用開口部を通過する。しかし、このスピーカ取り付け用開口部を通過した電波も、導電性材料により構成されたフロントグリル40により遮蔽され、外部への漏洩が防止される。
筐体10内部で発生した電波の漏洩防止を強化するためには、筐体10とフロントグリル40との導電性を高めることが好ましい。このため、好ましい態様では、ボンディングネジ50によりグリル枠40Bが筐体10に固定される。このボンディングネジ50は、全体が導電性材料により構成されており、ネジ頭の裏側部分に歯が設けられている。本実施形態では、ボンディングネジ50の雄ネジ部分をグリル枠40Bおよび筐体10に穿設された雌ネジ孔に螺号させることにより、フロントグリル40が筐体10に固定される。その際、ボンディングネジ50のネジ頭の裏側の歯が筐体10の表面に食い込むため、フロントグリル40を高い導電率で筐体10に電気的に接続することができる。
この態様においては、グリル枠40Bにおける適当なピッチを空けて並んだ複数箇所がボンディングネジ50により筐体10に固定される。ボンディングネジ50間のピッチを短くし、多数のボンディングネジ50によりフロントグリル40を筐体10に固定すると、フロントグリル40と筐体10との間の導電性を高め、かつ、グリル枠40Bと筐体10の表面との隙間を減らすことができるので、電波の漏洩防止の効果を高めることができる。しかし、製造コストを低下させるためには、ボンディングネジ50の個数を増やさない方がよい。また、デジタル回路が発生するノイズの周波数が低い場合あるいは電力が低い場合には、多数のボンディングネジ50を使用しなくても、スピーカ外部に漏洩する電波の強度を十分に低減することが可能である。従って、どの程度の個数のボンディングネジ50を使用するかは、製造コスト、必要とされる電波漏洩防止の程度、デジタル回路が発生するノイズの周波数および電力を比較考量して決定すればよい。
別の好ましい態様では、上記のようにボンディングネジ50を使用することに加えて、グリル枠40Bの裏面における筐体10と面接触する部分と、筐体10の表面におけるグリル枠40Bの裏面と面接触する部分について、例えばニッケルメッキを施すなど、接触抵抗を低下させて導電性を高めることができる表面仕上げがなされる。この態様によれば、グリル枠40Bと筐体10とが高い導電率で面接触するため、グリル枠40Bと筐体10との境界部分を経由した電波の漏洩を防止することができる。なお、この表面仕上げを行うことに加えて、面接触するグリル枠40Bの裏面あるいは筐体10の表面の少なくとも一方に、接触時に導電性を高めるために、導電性のテープを貼り付けてもよい。
この発明の一実施形態であるスピーカの構成を示す断面図である。 同スピーカの組み立て図である。
符号の説明
10……筐体、21……ツィータ用スピーカユニット、22……ウーハ用スピーカ、30……プリント基板、40……フロントグリル、50……ボンディングネジ。

Claims (1)

  1. 前面に開口部を有する導電性の筐体と、
    振動板を有し、この振動板を前記開口部から露出させた状態で前記筐体内に収容したスピーカユニットと、
    前記筐体内に収容され、前記振動板の駆動制御のためのデジタル信号処理を行うデジタル回路と、
    前記開口部から露出した振動板を覆い、前記筐体に電気的に接続された導電性のフロントグリルと
    を具備することを特徴とするスピーカ。
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