JP2005293295A - 情報表示制御装置、サーバ及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 使い勝手の良い単語帳機能、又はこれと同等の機能を実現すること。
【解決手段】 CPUは、入力文字列に適合する見出語と、見出語に対応する説明情報を英和辞書DBから読み出して表示する(表示画面W100)。ここで、熟語登録キーが押下されると、CPUは熟語見出語を指定させる。そして、指定されて反転表示M100を施した文字列「is 〜 in」を「be interested in」と置換して熟語見出語とする(表示画面W102)。さらに、指定されて反転表示M102を施した文字列を熟語説明部分情報とする(表示画面W104)。CPUは、熟語見出語と熟語説明部分情報とを対応づけて熟語帳に記憶する。
【選択図】 図15

Description

本発明は、情報表示制御装置、サーバ及びプログラムに関する。
従来から、国語辞書、英和辞書、和英辞書、英英辞書等、数種類の辞書データベース(以下、データベースを「DB」と表す。)を内蔵した電子辞書装置(以下、単に「電子辞書」という)と呼ばれる情報表示制御装置が知られている。電子辞書には、見出語検索機能や、例文検索機能等の種々の機能が備えられているが、その機能の1つとして単語帳機能がある(例えば、特許文献1参照)。
単語帳機能とは、ユーザの登録操作に従って見出語を登録させる機能であり、具体的には次のような機能である。すなわち、ユーザによって入力された入力文字列に適合する見出語を検索し、検索した見出語に対応する説明情報を表示する。そこで、ユーザは単語帳登録キーを押下すると、検索した見出語が単語帳に登録される。そして、ユーザは単語帳に登録された見出語の中から見出語を選択することで、選択した見出語に対応する説明情報を読み出して表示させることができる。単語帳機能は主に学習用として用いられる機能である。
単語帳に単語を登録する方法としては、上述のように説明情報が表示された際に、ユーザが所定の操作を行うことにより見出語が登録されるものや、例文に含まれる単語に対応する見出語をそれぞれ登録させるものなどが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平4−217072号公報 特開平10−105558号公報
近年、紙の辞書をまるごと電子化したいわゆるフルコンテンツタイプの電子辞書がよく利用されるようになってきた。このような電子辞書では、説明情報は多くの意味内容を含んで記憶されている。従って、説明情報に含まれる多くの意味内容の中からユーザが所望する意味内容を探し出すには手間がかかっていた。
この点は、従来の単語帳機能も同様であった。すなわち単語帳に登録できるのは、見出語のみである。従って、辞書引きして説明情報を閲覧し、手間をかけて所望の意味内容を探し出したとしても、登録できるのはその見出語のみであったため、単語帳で再度学習(復習)しようとした場合であっても、所望の意味内容を探し出すといった手間を再び必要とするものであった。
また、フルコンテンツタイプの電子辞書に記憶されている説明情報には、見出語の意味内容だけではなく、見出語を利用した熟語や、例文等も記憶されている。しかし、従来の単語帳には辞書引きしたその見出語しか登録できない為に、辞書引きして表示させた説明情報中の熟語を単語帳に登録させることができなかった。
例えば、見出語「interested」の説明情報の中に、「be interested in」という熟語が記憶されている。ユーザが、「be interested in」という熟語を学習したい場合には、見出語「interested」を記憶させるしかなかった。そして、その後の復習の時点において、単語帳から見出語「interested」を選択し、当該見出語に対応する説明情報を表示する。そして、説明情報に含まれる「be interested in」という熟語を探し出す必要があった。また、そもそも熟語「be interested in」を後で復習したいと思うユーザにとっては、見出語「interested」として記憶したということを覚えていなければならなかった。従って、紙製の単語カードのように「be interested in」と、その意味とを対応づけて記憶させるような使い方はできなかった。
また、フルコンテンツタイプの電子辞書においては、当然に説明情報に多くの文字が記憶されている。このため説明情報を表示させる場合には、より大きな画面である方が一度に多くの文字が表示されるために、ユーザの使い勝手が向上する。従って、近年電子辞書に利用されるLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置は、大きなサイズになってきている。それに伴い、電子辞書も大型化する傾向にある。
ここで、電子辞書に内蔵される単語帳機能は、主に学習用として利用されるものである。従って、ユーザは従来のいわゆる紙製の単語カードと同様に、単語を覚えたか否かを確認する機能として利用する場合が多い。単語帳機能が利用される主な場面としては、電車を待っている時間や乗っている時間、友人を待っている時間等のように空き時間に多く利用される。さらに、通常の辞書機能と異なり、机上で利用される場面より外出先で利用される場面の方が多い。このため、持ち運びやすさ、使いやすさの点で単語帳機能を内蔵する電子辞書はより小型化されている方が好ましい。
しかし、電子辞書を小型化すると今度は辞書機能を利用する際に、一度に表示させる情報量(文字数)が減ることになり、視認性が低下してしまう。そのために、電子辞書を小型化することはできないという相反する問題があった。
そこで、上述した課題に鑑み、本発明は使い勝手の良い単語帳機能、又はこれと同等の機能を実現することを目的としている。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載された発明の情報表示制御装置は、
見出語と説明情報とを対応づけて記憶している記憶手段(例えば、図3のROM20;英和辞書DB202)と、
ユーザにより指定された見出語に対応する説明情報を前記記憶手段から読み出して表示する制御を行う説明情報表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図10のステップA16)と、
ユーザの指定に従って、この説明情報表示制御手段により表示制御された説明情報の文字列の中から文字列を複数箇所指定する指定手段(例えば、図3のCPU10;図11のステップB10)と、
この指定手段により指定された複数の文字列を対応付けて蓄積的に記憶する登録部分記憶手段(例えば、図3のEEPROM40;熟語帳404)と、
を備えることを特徴としている。
また、請求項19に記載の発明のプログラムは、
コンピュータに
見出語と説明情報とを対応づけて記憶している記憶機能(例えば、図3のROM20;英和辞書DB202)と、
ユーザにより指定された見出語に対応する説明情報を前記記憶機能から読み出して表示する制御を行う説明情報表示制御機能(例えば、図3のCPU10;図10のステップA16)と、
ユーザの指定に従って、この説明情報表示制御機能により表示制御された説明情報の文字列の中から文字列を複数箇所指定する指定機能(例えば、図3のCPU10;図11のステップB10)と、
この指定機能により指定された複数の文字列を対応付けて蓄積的に記憶する登録部分記憶機能(例えば、図3のEEPROM40;熟語帳404)と、
を実現させることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報表示制御装置において、
前記登録部分記憶手段により記憶されたいずれかの複数の文字列の一つが、ユーザにより選択されると、対応する文字列を前記登録部分記憶手段から読み出して表示する制御を行う登録部分表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図12のステップC20)と、
を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報表示制御装置であって、
前記登録部分記憶手段は、前記指定手段により指定された複数の文字列を前記ユーザにより指定された見出語に対応付けて蓄積的に記憶する登録文字列見出語記憶手段(例えば、図3のEEPROM40;単語帳406)を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の情報表示制御装置であって、
前記登録文字列見出語記憶手段により記憶されたいずれかの見出語が、ユーザにより選択されると、当該見出語に対応する複数の文字列を前記登録部分記憶手段から読み出して表示する制御を行う登録見出語文字列表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図14のステップE20)と、
を備えることを特徴とする。
請求項5に記載された発明の情報表示制御装置は、
見出語と説明情報とを対応づけて記憶する記憶手段(例えば、図3のROM20;英和辞書DB202)と、
選択された見出語に対応する説明情報を前記記憶手段から読み出して表示する制御を行う説明情報表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図10のステップA16)と、
ユーザの指定に従って、この説明情報表示制御手段により表示制御された説明情報の文字列の中から登録部分を指定すると、この指定された登録部分の文字列の中から特定の登録部分を抽出し、この抽出された登録部分及び前記指定された登録部分とを対応付けて蓄積的に記憶する登録部分記憶手段(例えば、図3のEEPROM40;熟語帳404)と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項20に記載された発明のプログラムは、
コンピュータに、
見出語と説明情報とを対応づけて記憶する記憶機能(例えば、図3のROM20;英和辞書DB202)と、
選択された見出語に対応する説明情報を前記記憶機能から読み出して表示する制御を行う説明情報表示制御機能(例えば、図3のCPU10;図10のステップA16)と、
ユーザの指定に従って、この説明情報表示制御機能により表示制御された説明情報の文字列の中から登録部分を指定すると、この指定された登録部分の文字列の中から特定の登録部分を抽出し、この抽出された登録部分及び前記指定された登録部分とを対応付けて蓄積的に記憶する登録部分記憶機能(例えば、図3のEEPROM40;熟語帳404)と、
を実現させることを特徴とする。
請求項6に記載された発明は、請求項5に記載の情報表示制御装置において、
前記登録部分記憶手段により記憶されている特定の登録部分の中からユーザにより選択された特定の登録部分に対応する前記指定された登録部分を前記登録部分記憶手段から読み出して表示する制御を行う登録部分表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図12のステップC20)と、
を備えることを特徴とする。
請求項7に記載された発明は、請求項5に記載の情報表示制御装置において、
前記登録部分記憶手段は、特定の登録部分として前記指定された登録部分の中から、前記選択された見出語を含む文字列部分を特定の登録部分として抽出する(例えば、図3のCPU10;図19のステップF18)ことを特徴とする。
請求項8に記載された発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載の情報表示制御装置において、
前記登録部分記憶手段は、
文字列に見出語置換文字列が含まれている場合に、当該見出語置換文字列を対応する見出語に代える見出語復元手段(図3のCPU10;図11のステップB16)を有することを特徴とする。
請求項9に記載された発明の情報表示制御装置は、
例文と訳文とが対応づけられた例文情報を記憶している例文情報記憶手段(例えば、図21のROM22;図21の例文テーブル226)と、
ユーザにより指定された例文情報を前記例文情報記憶手段から読み出して、当該例文情報の例文と訳文とを表示する制御を行う例文情報表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図28のステップG16)と、
この例文情報表示制御手段により表示制御された例文及び訳文の何れでもよい何れか一方を第1登録部分とし、他方を第2登録部分として指定する指定手段(例えば、図3のCPU10;図28のステップG20)と、
前記指定された第1登録部分及び第2登録部分を対応付けて蓄積的に記憶する登録部分記憶手段(図22のEEPROM42;例文問題帳422)と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項21に記載された発明のプログラムは、
コンピュータに、
例文と訳文とが対応づけられた例文情報を記憶している例文情報記憶機能(例えば、図21のROM22;図21の例文テーブル226)と、
ユーザにより指定された例文情報を前記例文情報記憶機能から読み出して、当該例文情報の例文と訳文とを表示する制御を行う例文情報表示制御機能(例えば、図3のCPU10;図28のステップG16)と、
この例文情報表示制御機能により表示制御された例文及び訳文の何れでもよい何れか一方を第1登録部分とし、他方を第2登録部分として指定する指定機能(例えば、図3のCPU10;図28のステップG20)と、
前記指定された第1登録部分及び第2登録部分を対応付けて蓄積的に記憶する登録部分記憶機能(図22のEEPROM42;例文問題帳422)と、
を実現させることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の情報表示制御装置において、
前記登録部分記憶手段により記憶されている第1登録部分の中からユーザにより選択された第1登録部分に対応する第2登録部分を前記登録部分記憶手段から読み出して表示制御する登録部分表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図29のステップH18,H22)を備えることを特徴とする。
請求項11に記載された発明は、請求項10に記載の情報表示制御装置において、
前記登録部分表示制御手段は、前記登録部分記憶手段に記憶されている第1登録部分及び第2登録部分の組の中から、記憶された順番に沿って表示制御の対象とする記憶順表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図29のステップH36、ステップH18)を有することを特徴とする。
請求項12に記載された発明は、請求項10に記載の情報表示制御装置において、
前記登録部分表示制御手段により表示制御された第1登録部分及び第2登録部分の組に対するフラグを設定するフラグ設定手段(例えば、図3のCPU10;図29のステップH26)を更に備え、
前記登録部分表示制御手段は、前記フラグ設定手段によりフラグが設定されていない第1登録部分及び第2登録部分の組を表示制御の対象とする対象制御手段(例えば、図3のCPU10;図29のステップH16)を有する、
ことを特徴とする。
請求項13に記載された発明は、請求項10に記載の情報表示制御装置において、
前記登録部分表示制御手段は、前記登録部分記憶手段により記憶されている第1登録部分の中から選択された第1登録部分を表示制御した後に、当該第1登録部分に対応する第2登録部分を前記登録部分記憶手段から読み出して表示制御する順次表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図29のステップH18、H22)を有することを特徴とする。
請求項14に記載された発明は、請求項1〜13の何れか一項に記載の情報表示制御装置であって、
装置本体(電子辞書1)に着脱可能な表示端末(小型学習機100)と、
前記表示端末装着時に前記登録部分記憶手段に記憶されている情報を前記表示端末に送信する送信手段(例えば、図3の通信部70)と、
を更に備え、
前記表示端末は、
表示端末装着時に前記送信手段より送信される情報を受信して記憶する登録部分受信記憶手段(例えば、図36のCPU110;図38のステップJ10)と、
この登録部分受信記憶手段により記憶されている第情報を前記登録部分記憶手段から読み出して表示する制御を行う登録部分端末表示制御手段(例えば、図36のCPU110;図38のステップJ14)と、
を有する、
ことを特徴とする。
また請求項15に記載された発明の情報表示制御装置は、
装置本体(例えば、電子辞書1)と、この装置本体に着脱可能な表示端末(例えば、小型学習機100)とを具備する情報表示制御装置であって、
前記装置本体は、
見出語と説明情報とを対応づけて記憶する記憶手段(例えば、図3のRAM20;英和辞書DB202)と、
選択された見出語に対応する説明情報を前記記憶手段から読み出して表示する制御を行う説明情報表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図10のステップA16)と、
この説明情報表示制御手段により表示制御された説明情報の中から登録部分を指定する指定手段(例えば、図3のCPU10;図13のステップD10)と、
前記指定された登録部分を蓄積的に記憶する登録部分記憶手段(例えば、図3のEEPROM40;単語帳406)と、
前記表示端末装着時に前記登録部分記憶手段に記憶されている登録部分を前記表示端末に送信する送信手段(例えば、図3の通信部70)と、
を備え、
前記表示端末は、
表示端末装着時に前記送信手段より送信される登録部分を受信して記憶する登録部分受信記憶手段(例えば、図36のCPU110;図38のステップJ10)と、
選択された登録部分を前記登録部分受信記憶手段から読み出して表示する制御を行う登録部分表示制御手段(例えば、図36のCPU110;図38のステップJ14)と、
を備える、
ことを特徴とする。
請求項16に記載された発明のサーバは、
所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバにおいて、
見出語と説明情報とを対応づけて記憶している記憶手段(例えば、図42のROM710)と、
前記利用者端末から受信した見出語指定信号に従って指定した見出語に対応する説明情報を前記記憶手段から読み出して前記利用者端末に送信する説明情報送信手段(例えば、図42の通信装置708)と、
この説明情報送信手段により送信された説明情報の文字列の中から文字列を複数箇所指定する指定信号を前記利用者端末から受信する指定信号受信手段(例えば、図42の通信装置708)と、
この指定信号受信手段により指定された複数の文字列を対応づけて蓄積的に記憶する登録部分記憶手段(例えば、図42の記憶部714)と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項22に記載された発明のプログラムは、
所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、
見出語と説明情報とを対応づけて記憶している記憶機能(例えば、図42のROM710)と、
前記利用者端末から受信した見出語指定信号に従って指定した見出語に対応する説明情報を前記記憶機能から読み出して前記利用者端末に送信する説明情報送信機能(例えば、図42の通信装置708)と、
この説明情報送信機能により送信された説明情報の文字列の中から文字列を複数箇所指定する指定信号を前記利用者端末から受信する指定信号受信機能(例えば、図42の通信装置708)と、
この指定信号受信機能により指定された複数の文字列を対応づけて蓄積的に記憶する登録部分記憶機能(例えば、図42の記憶部714)と、
を実現させることを特徴とする。
請求項17に記載された発明のサーバは、
所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバにおいて、
見出語と説明情報とを対応づけて記憶している記憶手段(例えば、図42のROM710)と、
前記利用者端末から受信した見出語選択信号に従って選択した見出語に対応する説明情報を前記記憶手段から読み出して前記利用者端末に送信する説明情報送信手段(例えば、図42の通信装置708)と、
この説明情報送信手段により送信された説明情報の文字列の中から登録部分を指定する信号を前記利用者端末から受信する指定信号受信手段(例えば、図42の通信装置708)と、
この指定信号受信手段により指定された登録部分の文字列の中から特定の登録部分を抽出し、この抽出された登録部分及び前記指定された登録部分とを対応づけて蓄積的に記憶する登録部分記憶手段(例えば、図42の記憶部714)と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項23に記載の発明のプログラムは、
所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、
見出語と説明情報とを対応づけて記憶している記憶機能(例えば、図42のROM710)と、
前記利用者端末から受信した見出語選択信号に従って選択した見出語に対応する説明情報を前記記憶機能から読み出して前記利用者端末に送信する説明情報送信機能(例えば、図42の通信装置708)と、
この説明情報送信機能により送信された説明情報の文字列の中から登録部分を指定する信号を前記利用者端末から受信する指定信号受信機能(例えば、図42の通信装置708)と、
この指定信号受信機能により指定された登録部分の文字列の中から特定の登録部分を抽出し、この抽出された登録部分及び前記指定された登録部分とを対応づけて蓄積的に記憶する登録部分記憶機能(例えば、図42の記憶部714)と、
を実現させることを特徴とする。
請求項18に記載された発明のサーバは、
所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバにおいて、
例文と訳文とが対応づけられた例文情報を記憶している例文情報記憶手段(例えば、図42のROM710)と、
前記利用者端末から受信した例文情報指定信号に従って指定した例文情報を前記例文情報記憶手段から読み出して、当該例文情報の例文と訳文とを前記利用者端末に送信する例文情報送信手段(例えば、図42の通信装置708)と、
この例文情報送信手段により送信された例文及び訳文の何れでもよい何れか一方を第1登録部分とし、他方を第2登録部分として前記利用者端末から受信する受信手段(例えば、図42の通信装置708)と、
前記受信された第1登録部分及び第2登録部分を対応付けて蓄積的に記憶する登録部分記憶手段(例えば、図42のROM710)と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項24に記載された発明のプログラムは、
所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、
例文と訳文とが対応づけられた例文情報を記憶している例文情報記憶機能(例えば、図42のROM710)と、
前記利用者端末から受信した見出語指定信号に従って指定した例文情報を前記例文情報記憶機能から読み出して、当該例文情報の例文と訳文とを前記利用者端末に送信する例文情報送信機能(例えば、図42の通信装置708)と、
この例文情報送信機能により送信された例文及び訳文の何れでもよい何れか一方を第1登録部分とし、他方を第2登録部分として前記利用者端末から受信する受信機能(例えば、図42の通信装置708)と、
前記受信された第1登録部分及び第2登録部分を対応付けて蓄積的に記憶する登録部分記憶機能(例えば、図42のROM710)と、
を実現させることを特徴とする。
請求項1又は19に記載された発明によれば、説明情報の文字列の中から登録する文字列が複数箇所指定されると、指定された複数の文字列を対応づけて登録部分記憶手段に蓄積的に記憶することができる。従って、ユーザは辞書引きして表示された説明情報中に含まれている文字列の中から再度学習したいと思う部分を指定して記憶させるといったことができる。
請求項2に記載された発明によれば、登録部分記憶手段から文字列を読み出して表示する。従って、ユーザは辞書引きして表示された説明情報中に含まれている文字列の中から再度学習したいと思う部分を、再表示させるといったことができるため、学習面等において使い勝手の良い機能を実現することができる。
請求項3に記載された発明によれば、複数の文字列をユーザにより指定された見出語に対応づけて登録部分記憶手段に蓄積的に記憶することができる。
請求項4に記載された発明によれば、蓄積的に記憶されたいずれかの見出語がユーザにより選択されると、当該見出語に対応する複数の文字列を登録部分記憶手段から読み出して表示することができる。
請求項5又は20に記載された発明によれば、説明情報の中から指定された文字列から登録される登録部分が指定される。そして、登録部部の中の特定の部分を抽出し、抽出した特定の部分と指定された登録部分とを対応づけて記憶する。従って、ユーザは、辞書引きして表示された説明情報中に含まれている文字列の中から、再度学習したいと思う部分(登録部分)を指定するだけで良く、特定の部分を指定する必要がない。
請求項6に記載された発明によれば、登録部分記憶手段に記憶されている特定の登録部分の中から、ユーザにより選択された特定の部分に対応する指定された登録部分を読み出して表示することができる。
請求項7に記載された発明によれば、特定の登録部分として指定された登録部分の中から、選択された見出語を含む文字列部分を登録部分として抽出することができる。
請求項8に記載された発明によれば、文字列に見出語置換文字列が含まれている場合には、見出語復元手段が、当該見出語置換文字列を、対応する見出語に置き換える。従って、説明情報中に、例えば「〜」や「V」といった見出語の略記文字からなる見出語置換文字列があり、その部分を登録部分として指定されたとしても、見出語復元手段によって見出語に置き換えられるために、適切な文字列として登録部分が登録される。
請求項9又は21に記載された発明によれば、表示された例文と訳文との中の何れでもよい何れか一方を第1登録部分として、他方を第2登録部分として指定して記憶させることができる。すなわち、ユーザは例文と訳文とを登録の対象とすることができるため、更に使い勝手の良い情報表示制御装置を実現することができる。
請求項10に記載された発明によれば、登録部分記憶手段から、る第1登録部分に対応する第2登録部分を読み出して表示することができる。
請求項11に記載された発明によれば、第1登録部分及び第2登録部分を記憶した順番に沿って表示する。従って、ユーザは第1登録部分及び第2登録部分を再表示させる際に、一々選択する必要がない。また、指定・記憶された順番通り表示されるため、明快な操作系・表示系を実現することができる。
請求項12に記載された発明によれば、第1登録部分及び第2登録部分の組に対するフラグを設定することができ、当該フラグが設定されていない第1登録部分及び第2登録部分の組を表示させることができる。従って、ユーザはフラグが設定されていない第1登録部分及び第2登録部分だけを表示させることができるため、効率よく学習するといったことが可能となる。
請求項13に記載された発明によれば、第1登録部分の中から選択された第1登録部分を表示した後に、第2登録部分を表示させることができる。
請求項14に記載された発明によれば、装置本体に記憶されている登録部分記憶手段に記憶されている情報を受信し、表示することのできる表示端末を装置本体に着脱可能に備える情報表示制御装置を実現できる。例えば、ユーザは、第1登録部分及び第2登録部分を登録させる際には装置本体を利用し、登録した第1登録部分及び第2登録部分を外出先で表示させる際には表示端末を利用する、といったことができる。この結果、装置本体においては大型の表示装置を具備させて大型化し、一方の表示端末においては小型の表示装置を具備させて小型化するといった、特に学習面で実用的な情報表示制御装置を実現できる。
請求項15に記載された発明によれば、装置本体に記憶されている登録部分を受信し、表示することのできる表示端末を装置本体に着脱可能に備える情報表示制御装置を実現できる。従って、ユーザは、登録部分を登録させる際には装置本体を利用し、登録した登録部分を外出先で表示させる際には表示端末を利用する、といったことができる。この結果、装置本体においては大型の表示装置を具備させて大型化し、一方の表示端末においては小型の表示装置を具備させて小型化するといった、特に学習面で実用的な情報表示制御装置を実現できる。
請求項16〜18、22、23又は24に記載された発明によれば、登録部分記憶手段をサーバに備えることができる。従って、利用者端末において、登録部分記憶手段を記憶させる必要が無い。
〔第1実施形態〕
図を参照して、本発明を情報表示制御装置の一種である携帯型の電子辞書装置(電子辞書)に適用した場合の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明が適用可能なものは携帯型の電子辞書に限定されるものではない。
[1.1 構成]
電子辞書には、国語辞書、英和辞書、和英辞書、英英辞書、ことわざ辞典等の各種電子辞書データ(辞書DB)が内蔵されている。この辞書DBには、見出語に対応づけて、当該見出語を説明するための文字データや、画像データ、動画データ、音声データ等の説明情報が記憶される。ユーザは辞書種別を選択して単語を入力することにより、当該単語の説明情報を表示させることができる。
図1に、この電子辞書1の概観図を示す。同図に示すように、電子辞書1は、ディスプレイ3と、各種キー群5とを備えている。ここで、各種キー群5を構成するキーにはそれぞれ固有の機能が割り当てられており、ユーザによってこれらのキーが押下されて、電子辞書1が操作される。
例えば、各種キー群5は、図2に示すように、各種処理が実行される処理キー7、操作の確定等の指示が入力される決定キー9、カーソル等の方向を指示する方向キー11、チェック状態を変更するチェックキー13、検索対象の辞書DBを英和辞書DBにするための英和辞書キー15等を有している。尚、それぞれのキーの機能、動作についての詳細は適宜説明する。
図3は、本実施形態における電子辞書1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、電子辞書1は、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)20、RAM(Random Access Memory)30、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)40、入力部50、表示部60、通信部70を備えており、バス80で接続されている。
[1.1.1 記憶装置]
ROM20は、各種初期設定、ハードウェアの検査、或いは必要なプログラムのロード等を行うための初期プログラムを格納する読み出し専用メモリである。CPU10は、電子辞書1の電源投入時においてこの初期プログラムを実行することにより、電子辞書1の動作環境を設定する。
また、ROM20は、メニュー表示処理、各種設定処理、各種検索処理等の電子辞書1の動作に係る各種プログラムや、電子辞書1の備える検索機能、表示機能、設定機能等の種々の機能を実現するためのプログラム等を格納すると共に、辞書DBとして英和辞書DB202を格納する。また、置換テーブル204を格納し、さらにプログラムとしてメインプログラム210を格納する。
英和辞書DB202は、英和辞書に関するコンテンツを記憶している辞書DBである。図4に示すように、英和辞書DB02には、見出語(例えば、「consistent」)と説明情報とが対応づけて記憶されている。さらに、説明情報には、語義番号(例えば、「1」)と、語義別説明情報(例えば、「1 [叙述]<人・言行が>…」とが記憶されている。
置換テーブル204は、熟語帳登録処理において、CPU10が参照するテーブルである。具体的には、置換の対象となる文字列(以下、適宜「置換対象文字列」という。)と置換対象文字を置換する文字列(以下、適宜「置換文字列」という。)とが対応づけて記憶されている。図5に置換テーブル204のデータ構成の一例を示す。図5に示すように置換テーブルには、置換対象文字列(例えば、「is」)と、置換文字列(例えば、「be」)とが対応づけて記憶されている。
メインプログラム210は、CPU10によってROM20から読み出され、RAM30に展開された後に実行されるプログラムである。詳細は後述するが、熟語帳登録プログラム212と、熟語帳表示プログラム214と、単語帳登録プログラム216と、単語帳表示プログラム218とをサブルーチンとして含むプログラムである。
RAM30は、CPU10が実行する各種プログラムや、これらのプログラムの実行にかかるデータ等を一時的に保持する随時書き込み可能なメモリである。本実施の形態では、熟語データ格納領域302と、単語データ格納領域304との領域が確保されている。
熟語データ格納領域302は、CPU10が熟語登録処理において、ユーザにより指定された文字列を一時的に記憶するための領域である。図6に熟語データ格納領域302のデータ構成の一例を示す。CPU10は、ユーザによって指定された熟語見出語と、熟語説明部分情報とを記憶する。ここで、熟語見出語には、ユーザによって指定された文字列(以下、単に「指定文字列」という。)と、後述する熟語帳登録処理において置換後の文字列とが記憶されている。なお、以下では熟語見出語と熟語説明部分情報とを併せて熟語データという。
単語データ格納領域304には、CPU10が単語登録処理において、ユーザにより指定された文字列と、その文字列に対応する見出語と、指定された文字列が含まれる語義番号とを記憶するための領域である。図7にデータ構成の一例を示す。CPU10は、ユーザによって指定された説明部分情報(以下、適宜「指定説明部分情報」という。)と、当該指定説明部分情報の見出語(以下、適宜「単語見出語」という。)と、見出語の語義番号とを対応づけて記憶する。なお、以下では見出語と語義番号と指定説明部分情報とを併せて単語データという。
EEPROM40は、各種データファイル等の情報を記憶する電気的に書き換え可能な不揮発性メモリである。EEPROM40には、データファイル402が記憶されている。ここで、データファイルとは、熟語帳表示処理又は単語帳表示処理において参照されるファイルであり、第1登録部分である第1文字列と第2登録部分である第2文字列とを対応づけて記憶するファイルである。
熟語帳404は、図8に示すように第1文字列として熟語見出語(上段に置換後の文字列が記憶されており、下段に置換前(指定文字列)が記憶されている)が、第2文字列として熟語説明部分情報とが記憶されている。また、単語帳406は、図9に示すように第1文字列として単語見出語が、第2文字列として指定説明部分情報とが記憶されている。さらに、第1文字列及び第2文字列に対応づけてチェック用のフラグで表されるチェック状態が記憶されている。
[1.1.2 CPU]
CPU10は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送を行う。具体的には、CPU10は、入力部50から入力される操作信号に応じてROM20に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、処理結果を表示するための表示制御信号を適宜表示部60に出力して、対応した表示情報を表示する。
また、CPU10は本実施の形態においてROM20のメインプログラム210に従ったメイン処理(図10参照)を実行する。また、CPU10は、メイン処理において、熟語帳登録プログラム212に従った熟語帳登録処理(図11参照)と、熟語帳表示プログラム214に従った熟語帳表示処理(図12参照)と、単語帳登録プログラム216に従った単語帳登録処理(図13参照)と、単語帳表示プログラム218に従った単語帳表示処理(図14参照)とをサブルーチンとして実行する。
CPU10は、例えば英和辞書キー15が押下されるとメイン処理が実行される。メイン処理において、CPU10は熟語帳キー7aが押下されると熟語帳表示処理を実行する。また、単語帳キー7cガ押下されると単語帳表示処理を実行する。他方、入力文字列が入力された場合には、CPU10は入力文字列に適合する見出語の説明情報を表示する。そして、熟語登録キー7bが押下された場合には、CPU10は熟語帳登録処理を実行し、単語登録キー7dが押下された場合には単語帳登録処理を実行する。
また、熟語帳登録処理において、ユーザによって説明情報の中から熟語見出語が指定されると、CPU10は当該熟語見出語に置換対象文字列が含まれるか否かを判定する。そして、置換対象文字列が含まれている場合には、CPU10は置換テーブル204を参照して置換対象文字列を置換文字列に置換する。また、ユーザによって説明情報の中から熟語説明部分情報が指定されると、CPU10は熟語見出語と熟語説明部分情報とを対応づけて熟語帳404に記憶する。
また、熟語帳表示処理において、CPU10は熟語帳404から熟語見出語を読み出して一覧表示する。そして、ユーザにより選択された熟語見出語に対応する熟語説明部分情報をCPU10は表示する。そして、チェックキー13が押下されると、CPU10はチェック状態をONにして熟語帳404を更新する。
また、単語帳登録処理において、CPU10は説明情報の中から指定された文字列を指定説明部分情報として語義と共に単語見出語に対応づけて単語帳406に記憶する。
また、単語帳表示処理において、CPU10は単語帳406から単語見出語を読み出して一覧表示する。そして、ユーザにより選択された単語見出語に対応する指定説明部分情報を単語帳406から読み出して表示する。そして、チェックキー13が押下されると、CPU10はチェック状態をONにして単語帳406を更新する。
[1.1.3 その他の処理部]
入力部50は、仮名やアルファベット等の文字入力や機能選択等に必要なキー群を備えた入力装置であり、押下されたキーの信号をCPU10に出力する。この入力部50におけるキー入力により、検索語の入力、辞書モードの選択、検索実行指示等の入力手段を実現する。なお、この入力部50は、図1のキー群5に限られるわけではなく、タッチパネル等であってもよい。
表示部60は、CPU10から入力される表示信号に基づいて各種画面を表示するものであり、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される。なお、この表示部60は、図1に示すディスプレイ3に相当する。
通信部70は、電子辞書1と外部機器とを接続する為の通信装置やインターフェース等であり、例えば小型の学習装置や他の電子辞書、外部記憶装置等が接続される。なお、通信部70は、外部機器が直接接続されるとしても良いし、USB(Universal Serial Bus)、IrDA(Infrared Data Association)等を介して接続されるとしても良い。
バス80は、CPU10からのデータ等の電気信号を通す線路であり、CPU10と、ROM20と、RAM30と、EEPROM40と、入力部50と、表示部60と、通信部70とをそれぞれ接続する信号線である。
[1.2 処理]
[1.2.1 メイン処理]
図10は、メイン処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。このメイン処理は、CPU10がROM20に記憶されたメインプログラム210を実行することによって実現される処理である。
まず、熟語帳キー7aが押下された場合には(ステップA10;Yes)、CPU10は、サブルーチンとして熟語帳表示処理を実行する(ステップA28)。他方、単語帳キー7cが押下された場合には(ステップA10;No→ステップA12;Yes)、CPU10はサブルーチンとして単語帳表示処理を実行する(ステップA26)。
熟語帳キー7a及び単語帳キー7cが押下されなかった場合には(ステップA10;No→ステップA12;No)、CPU10は入力文字列が入力されることを待機する(ステップA14)。ここで、ユーザにより入力文字列が入力されると(ステップA14;Yes)、CPU10は入力文字列に適合する見出語を英和辞書DB202から検索する。そして、適合する見出語のいずれかをユーザに選択されると、CPU10は選択された見出語に対応する説明情報を表示する(ステップA16)。入力文字列に適合する見出語とは、入力文字列と見出語が完全一致となる文字列だけではなく、入力文字列に含まれる文字の前方(1文字目)から、見出語に含まれる前方の文字を比較し、最も多くの文字が一致する見出語を含むものとする。
続いて、熟語登録キー7bが押下された場合には(ステップA18;Yes)、CPU10は、サブルーチンとして熟語帳登録処理(ステップA24)を実行する。他方、単語登録キー7dが押下された場合には(ステップA18;Yes→ステップA20;Yes)、CPU10はサブルーチンとして単語登録処理を実行する(ステップA22)。
[1.2.2 熟語帳登録処理]
続いて、熟語帳登録処理について説明する。図11は熟語帳登録処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この熟語帳登録処理は、CPU10が、ROM20に記憶された熟語帳登録プログラム212を実行することによって実現される処理であり、メイン処理のステップA24においてサブルーチンとして実行される処理である。
まず、CPU10は表示部60に表示されている説明情報の中から、熟語見出語を指定させる(ステップB10)。熟語見出語を指定させる方法として一例を説明すると、表示部60に指定カーソルを表示する。そして、ユーザによって方向キー11が押下されることにより、指定カーソルを移動する。ここで、ユーザがシフトキーを押下しながら方向キー11の左右キーを押下することにより熟語見出語に該当する部分を指定することができる。
そして、ユーザにより決定キー9が押下されると(ステップB12;Yes)、CPU10は、指定された熟語見出語に置換対象文字列が含まれているか否かを判定する(ステップB14)。ここで、置換対象文字列が熟語見出語に含まれている場合には(ステップB14;Yes)、CPU10は置換テーブル204に従って置換文字列に置換する(ステップB16)。例えば、熟語見出語に文字列「is」が含まれている場合には、CPU10は「is」を置換文字列「be」に置換する。
続いて、CPU10は熟語見出語を熟語データ格納領域302に更新記憶する(ステップB18)。ここで、CPU10は置換文字列と、指定文字列とを併せて記憶する。そして、CPU10は、表示部60に表示されている説明情報の中から熟語説明部分情報を指定させる(ステップB20)。ここで、ユーザにより決定キー9が押下されると(ステップB22;Yes)、CPU10は指定された熟語説明部分情報を熟語データ格納領域302に熟語説明部分情報を更新記憶する(ステップB24)。
それから、CPU10は、熟語データ格納領域302に記憶されている熟語データを、熟語帳404に追記する(ステップB26)。
[1.2.3 熟語帳表示処理]
続いて、熟語帳表示処理について説明する。図12は熟語帳表示処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この熟語帳表示処理は、CPU10が、ROM20に記憶された熟語帳表示プログラム214を実行することによって実現される処理であり、メイン処理のステップA28においてサブルーチンとして実行される処理である。
まず、CPU10は熟語帳404から熟語見出語を読み出し(ステップC10)、読み出した熟語見出語を一覧表示する(ステップC12)。ここで、読み出される熟語見出語としては、置換後の文字列が読み出されるものとする。続いて、CPU10は選択カーソルを移動させて一覧表示している熟語見出語の中から一の熟語見出語を選択させる。そして、決定キー9が押下されると、CPU10は選択された熟語見出語に対応する熟語説明部分情報を読み出し(ステップC18)、表示部60に熟語見出語と熟語説明部分情報とを表示部60の一画面に表示する(ステップC20)。
つづいて、CPU10はチェックキー13が押下されると(ステップC22;Yes)、CPU10はチェック状態をONにして熟語帳404を更新する(ステップC26)。ここで、処理を終了しない場合には(ステップC28;No)、CPU10はステップC10から処理を繰り返し実行する。また、処理終了の入力があった場合には、CPU10は熟語表示処理を終了する(ステップC28;Yes)。
[1.2.4 単語帳登録処理]
続いて、単語帳登録処理について説明する。図13は単語帳登録処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この単語帳登録処理は、CPU10が、ROM20に記憶された単語帳登録プログラム216を実行することによって実現される処理であり、メイン処理のステップA24においてサブルーチンとして実行される処理である。
まずCPU10は、説明情報の中から指定説明部分情報を指定させる(ステップD10)。そして、決定キー9が押下されると(ステップD12;Yes)、CPU10は、指定説明部分情報と、語義番号とを単語見出語に対応づけて単語データ格納領域304に記憶する(ステップD14)。さらに、CPU10は、登録キーが押下されるまでは(ステップD16;No)、ステップD10から処理を繰り返し実行し、複数の指定説明部分情報を指定させることができる。
そして、CPU10は、単語登録キー7dが押下されると(ステップD16;Yes)、単語データ格納領域304に記憶されている単語データを単語帳406にまとめて追記する(ステップD18)。
[1.2.5 単語帳表示処理]
続いて、単語帳表示処理について説明する。図14は単語帳表示処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この単語帳表示処理は、CPU10が、ROM20に記憶された単語帳表示プログラム218を実行することによって実現される処理であり、メイン処理のステップA26においてサブルーチンとして実行される処理である。
まず、CPU10は単語帳406から単語見出語を読み出して(ステップE10)一覧表示する(ステップE12)。そして、ユーザからの入力に従って選択カーソルを移動し(ステップE14)、決定キー9が押下されたか否かを判定する(ステップE16)。ここで、決定キー9が押下されると(ステップE16;Yes)、CPU10は選択されている単語見出語に対応する指定説明部分情報を単語帳406から読み出し(ステップE18)、単語見出語と指定説明部分情報とを表示部60に表示する(ステップE20)。
さらに、チェックキー13が押下されると(ステップE22;Yes)、CPU10はチェック状態をONにして(ステップE24)、単語帳406を更新する(ステップE26)。そして、処理を終了する旨の入力が為されると(ステップE28;Yes)、CPU10は単語帳表示処理を終了する。
[1.3 動作例]
[1.3.1 第1動作例]
続いて、表示画面の図を用いて電子辞書1の動作例について説明する。まず、第1動作例として、熟語帳登録処理及び熟語帳表示処理を実行する場合について、図15及び図16を用いて説明する。
(1)熟語帳への登録
図15(a)は、入力文字列に適合する見出語「interested」の説明情報が表示されている表示画面W100の一例を示す図である。表示画面W100が表示されている状態から、熟語登録キー7bが押下されると(図10のステップA18;Yes)、CPU10は熟語帳登録処理を実行する(図10のステップA24)。
つづいて、熟語帳登録処理が実行された場合における表示画面W102の一例を示した図が図15(b)である。ここで、表示領域R100にユーザに登録する熟語を指定する旨のメッセージが表示されている。また文字列「is 〜 in」が指定されている。この旨を示す為に、CPU10は文字列に反転表示M100を施している。
ここで、CPU10は、指定された文字列「is 〜 in」に含まれている置換対象文字列「is」及び「〜」を置換文字列に置換する(ステップB16)。具体的には、置換テーブル204を参照すると、文字列「is」は「be」に置換され、文字列「〜」は見出語に該当する文字列「interested」に置換される。そして、置換された熟語見出語「be interested in」と、指定文字列「is 〜 in」とが熟語データ格納領域302に記憶される。
つづいて、CPU10は熟語説明部分情報をユーザに指定させる(図11のステップB20)。ユーザに指定させた場合における表示画面W104の一例を示した図が図15(c)である。表示画面W104には、領域R102に熟語説明部分情報の指定を促すメッセージが表示されている。さらに、ユーザにより「[S is 〜 in …持っている」が指定され(反転表示M102)決定キー9が押下されると、CPU10は指定されている文字列「[S is 〜 in …持っている」を熟語説明部分情報として熟語データ格納領域302に記憶する。
そして、CPU10は、熟語データ格納領域302に記憶された熟語データを、熟語帳404に追記する。
(2)熟語帳の表示
図16(a)は、熟語帳404に記憶されている熟語見出語(第1文字列)が一覧表示されている表示画面W106の一例を示した図である。CPU10は、熟語帳404に記憶されている熟語見出語の置換後の文字列(熟語)を読み出して一覧表示し、更にチェックボックスを表示する。チェックボックスは、熟語帳404のチェック状態に対応するものであり、例えばチェック状態が「ON」であるときは、チェック記号M106を付して識別表示をする。
そして、一覧表示されている熟語見出語の中から、見出語「be interested in」が選択され(図12のステップC14;反転表示M104)、決定キー9が押下されると(ステップC16)、CPU10は、選択された熟語見出語に対応する熟語説明部分情報(第2文字列)を熟語帳404から読み出して表示する。図16(b)は、選択された熟語見出語と説明情報とが表示されている表示画面W108の一例を示した図である。
[1.3.2 第2動作例]
続いて、第2動作例として、単語帳登録処理及び単語帳表示処理を実行する場合について、図17を用いて説明する。
(1)単語の登録
図17(a)は、入力文字列に適合する見出語「consistent」の説明情報が表示されている表示画面W150の一例である。表示画面W150が表示されている状態から、単語登録キー7dが押下されると(図10のステップA20;Yes)、CPU10は単語帳登録処理を実行する(図10のステップA22)。
単語帳登録処理が実行された場合の表示画面W152の一例を示したのが図17(b)である。図17(b)に示すように、領域R150にメッセージが表示されることにより、ユーザに登録を促している。さらに、説明情報の中で指定された文字列に反転表示M150及び反転表示M152を施す。ここでは、反転表示M150によって指定された文字列「〔…と〕一致する」を指定説明部分情報とし、下線T1が付されている単語見出語「consistent」と、語義番号「1」とに対応づけて単語データ格納領域304に記憶する。また、反転表示M152によって指定された文字列「〔言行・主義などで〕一貫した」を指定説明部分情報とし、単語見出語「consistent」と、語義番号「3」とに対応づけて単語データ格納領域304に記憶する。そして、単語登録キー7dが押下されると(ステップD16;Yes)、CPU10は単語データ格納領域304に記憶された単語データを単語帳406に追記する。このとき、CPU10は、単語見出語を第1文字列とし、語義番号と指定説明部分情報とを併せた文字列を第2文字列として単語帳406に記憶する。
(2)単語の表示
図17(c)は、単語帳406に記憶されている見出語と指定説明部分情報を表示した表示画面W154の一例を示す図である。CPU10は、見出語に対応する指定説明部分情報を単語帳406から読み出して、表示画面W154に表示する(ステップE20)。具体的には、単語見出語「consitent」(反転表示M154)が表示されている。さらに、語義番号「1」及び選択された文字列「〔…と〕一致する」と、語義番号「3」及び選択された文字列「〔言行・主義などで〕一貫した」とが表示されている。
[1.4 変形例]
上述の実施の形態においては、第1文字列として熟語又は見出語が指定・記憶されることとして説明したが、これに限られるわけではないことは勿論である。例えば、第1文字列としては、熟語の他に、成句、例文、複合語等でも良いことは勿論である。
また、上述の実施の形態おいては、熟語見出語の中から置換後の文字列(熟語)が読み出されるものとしたが、指定文字列が読み出されても良い。この場合、熟語帳表示処理において、表示する際に置換テーブル204に基づいて置換して表示する。
[1.5 作用、効果]
以上のように、第1実施形態によれば、説明情報中に表示された熟語を見出語として単語帳に記憶することができる。さらに、表示されている説明の中から、ユーザの所望する部分を見出語に対応づけられた指定説明部分情報として記憶することが出来る。
〔第2実施形態〕
続いて、第2実施形態について説明する。本実施形態は、熟語説明部分情報をユーザが指定すると、指定された熟語説明部分情報から熟語見出語を決定し、熟語帳に記憶するものである。
[2.1 構成]
第2実施形態における電子辞書の構成は、第1実施形態において図3に示したROM20を図18に示すROM20bに置き換えた構成であり、以下、同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
図18を参照してROM20bの構成について説明する。図18に示すように、ROM20bは、英和辞書DB202と、置換テーブル204と、メインプログラム210bとを記憶している。また、メインプログラム210bは、サブルーチンとして熟語帳抽出登録プログラム212bと、熟語帳表示プログラム214と、単語帳登録プログラム216と、単語帳表示プログラム218とを含んでいる。
ここで、熟語帳抽出登録プログラム212bは、本実施形態における熟語帳抽出登録処理を実現するためのプログラムであり、CPU10がこの熟語帳抽出登録プログラム212bを実行することで、熟語帳抽出登録処理が実現される。具体的に、CPU10は、説明情報の中から指定された文字列を熟語説明部分情報として記憶する。続いて、熟語説明部分情報に斜体の修飾が施された文字列(以下、適宜「斜体文字列」という。)がある場合には、CPU10は、斜体文字列を熟語見出語として抽出する。他方、熟語説明部分情報に斜体文字列が無い場合には、CPU10は、見出語を熟語見出語として決定し、記憶する。なお、本実施形態において熟語見出語となる部分は斜体文字列として表されているとして説明したが、これに限らないことは勿論である。例えば、他の修飾が施されているとしてもよいし、タグによって囲まれているとしても良い。
[2.2 熟語帳抽出登録処理]
つづいて、熟語帳抽出登録処理について詳細に説明する。図19は熟語帳登録処理にかかる電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この熟語帳抽出登録処理は、CPU10がROM20bに記憶された熟語帳抽出登録プログラム212bを実行することによって実現される処理である。
まず、説明情報の中から熟語説明部分情報として文字列が指定され(ステップF10)、決定キー9が押下されると(ステップF12)、CPU10は指定された文字列を熟語説明部分情報として熟語データ格納領域302に記憶する(ステップF14)。
続いて、熟語説明部分情報に斜体文字列が含まれている場合には(ステップF16;Yes)、CPU10は斜体文字列を熟語見出語として抽出し決定する(ステップF18)。他方、熟語説明部分情報に斜体文字列が含まれていない場合には(ステップF16;No)、CPU10は当該表示されている説明情報に対応する見出語を熟語見出語として決定する(ステップF20)。
そして、熟語見出語に置換対象文字列が含まれている場合には(ステップF22;Yes)、CPU10は置換テーブル204に従って置換対象文字列を置換文字列に置換する(ステップF24)。そして、CPU10は、置換された文字列と、指定文字列とを熟語見出語として熟語データ格納領域302に記憶し(ステップF26)、熟語データ(熟語見出語及び熟語説明部分情報)を熟語帳404に追記する(ステップF28)。
[2.3 動作例]
表示画面の一例である図20を用いて電子辞書1における熟語帳抽出登録処理の動作例について説明する。
図20(a)は、見出語「interested」に対応する説明情報を英和辞書DB202から読み込んで表示した表示画面W180の一例を示した図である。この状態で、熟語登録キー7bが押下されると、CPU10は、熟語説明部分情報を登録させる。
図20(b)は、熟語説明部分情報を登録している状態を示している表示画面W182の一例を示す図である。CPU10は、表示画面W182の領域R180にメッセージを表示しており、ユーザに登録を促している。さらに、CPU10は、ユーザにより熟語説明部分情報として指定された文字列に反転表示M180を施している。
ここで、ユーザにより決定キー9が押下されると(図19のステップF12;Yes)、CPU10は指定された文字列を熟語説明部分情報として熟語データ格納領域302に記憶する(ステップF14)。続いて、CPU10は熟語説明部分情報に斜体文字列が含まれていることから(ステップF16;Yes)、斜体文字列「is 〜 in」を熟語見出語として抽出する(ステップF18)。
熟語見出語が抽出された際の表示画面W184の一例を示している図が図20(c)の図である。図20(c)は、領域R182に抽出された旨のメッセージが表示されており、熟語見出語として抽出された文字列「is 〜 in」に反転表示M182が施されている。
[2.4 作用、効果]
以上のように第2実施形態によれば、選択された熟語説明部分情報の中から熟語見出語を抽出することができる。従って、ユーザは熟語説明部分情報を指定するだけで熟語帳に熟語を登録することができる。
〔第3実施形態〕
続いて、第3実施形態について説明する。本実施形態は、表示されている例文又は訳文を指定し例文問題帳に追記する。そして、例文問題帳に記憶されている例文又は訳文を表示させる処理を行う実施形態である。
[3.1 構成]
第3実施形態における電子辞書の構成は第1実施形態において図3に示して説明した電子辞書1の構成において、ROM20を図21に示すROM22に、EEPROM40を図22のEEPROM42に置き換えた構成である。また、図27に示すように、本実施形態におけるキー群5には、処理キー7と、決定キー9と、方向キー11と、チェックキー13と、英和辞書キー15と、例文キー17とを含んでいる。処理キー7には、例文帳を表示させるための例文帳キー7eと、例文を登録させるための例文登録キー7fとがある。
図21を参照してROM22の構成について説明する。図21に示すように、ROM22は、英和辞書DB222と、見出語例文テーブル224と、例文テーブル226とを記憶しており、プログラムとして問題登録プログラム228と、問題表示プログラム230とを記憶している。
英和辞書DB222は、図23に示すように、見出語と説明情報とを対応づけて記憶している辞書DBである。英和辞書DB222は、図3における英和辞書DB202と同様の構成であるため、その詳細な説明を省略する。
見出語例文テーブル224は、見出語と例文番号とを対応づけているテーブルである。図24に見出語例文テーブル224のデータ構成の一例を示す。このように、見出語例文テーブル224は、見出語「may」と、「may」に関連する例文番号「15,30,38,…」とを対応づけて記憶しているテーブルである。
例文テーブル226は、図25に示すように、例文番号と例文情報とを対応づけて記憶しているテーブルである。ここで、例文情報には「May I help you?」という例文と、「(店員が客に)何か…」という訳文とから構成されている。
問題登録プログラム228は、本実施形態における問題登録処理を実現するためのプログラムであり、CPU10がこの問題登録プログラム228を実行することで、問題登録処理が実現される。具体的には、入力文字列に適合する見出語の説明情報を表示部60に表示する。そして、例文キー17が押下されると、CPU10は、当該見出語に対応する例文情報を例文テーブル226から読み出して表示部60に表示する。ここで、例文登録キー7fが押下されると、CPU10は指定された問題文及び解答文からなる問題情報を例文問題帳422に追記する。
問題表示プログラム230は、本実施形態における問題表示処理を実現するためのプログラムであり、CPU10がこの問題表示プログラム230を実行することで、問題登録処理が実現される。具体的には、CPU10は問題の一覧表示をする。そして、決定キー9が押下されると、CPU10は最初の問題文に対応するチェック状態を例文問題帳422から読み出す。ここで、チェック状態が「OFF」であれば、CPU10は問題文を表示する。そして、決定キー9が押下されると、CPU10は解答文を表示する。また、チェックキー13が押下されると、CPU10はチェック状態を「ON」にして例文問題帳422を更新する。
続いて、図22を参照してEEPROM42の構成について説明する。図22に示すように、EEPROM42は、例文問題帳422を記憶している。
例文問題帳422は、図26に示すように、第1文字列として問題文が、第2文字列として解答文が記憶されているデータファイルである。また、第1文字列と第2文字列とに対応づけてチェック用のフラグで表されたチェック状態が記憶されている。
[3.2 処理]
[3.2.1 問題登録処理]
続いて、問題登録処理について説明する。図28は問題登録処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この問題登録処理は、CPU10が、ROM22に記憶された問題登録プログラム228を実行することによって実現される処理である。
まず、CPU10はユーザから入力文字列が入力されると(ステップG10)、入力文字列に適合する見出語を英和辞書DB222から検索し、検索された見出語に対応する説明情報を表示部60に表示する(ステップG12)。続いて、例文キー17が押下されると(ステップG14;Yes)、CPU10は見出語に対応する例文番号を見出語例文テーブル224から読み出す。そして、読み出した例文番号に対応する例文を、例文テーブル226から読み出して表示する(ステップG16)。
そこで、例文登録キー7fが押下されると(ステップG18;Yes)、CPU10はユーザに問題文を指定させる(ステップG20)。そして、決定キー9が押下されると(ステップG22;Yes)、続けてユーザに解答文を指定させる(ステップG24)。ここで、決定キー9が押下されると、CPU10は、指定された問題文と解答文とを例文問題帳422に追記する(ステップG28)。
[3.2.2 問題表示処理]
続いて、問題表示処理について説明する。図29は問題表示処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この問題表示処理は、CPU10が、ROM22に記憶された問題表示プログラム230を実行することによって実現される処理である。
まず、CPU10は例文問題帳422に記憶されている問題文を表示部60に一覧表示する(ステップH10)。ここで、決定キー9が押下されると(ステップH12)、CPU10は最初の問題文を例文問題帳422から読み出しす(ステップH14)。ここで、読み出された問題文に対応するチェック状態が「ON」であれば(ステップH14;Yes)、CPU10はステップH32に処理を移行する。
これに対し、チェック状態が「OFF」であれば(ステップH16;No)、読み出された問題の問題文を表示部60に表示する(ステップH18)。ここで、ユーザにより決定キー9が押下されると(ステップH20;Yes)、CPU10は当該問題文に対応する解答文を例文問題帳422から読み込んで表示部60に表示する(ステップH22)。
ここで、チェックキー13がユーザによって押下されると(ステップH24;Yes)、CPU10はチェック状態を「ON」にし、例文問題帳422を更新する(ステップH28)。他方、ユーザによってチェックキー13が押下されない場合には(ステップH24;No)、決定キー9が押下されると(ステップH30;Yes)、ステップH32に処理を移行する。
そして、例文問題帳422に問題文がまだ記憶されている場合には(ステップH32;Yes)、処理を終了するか否かを判定する。ここで、終了処理の指示がユーザより為されない場合には(ステップH34;No)、次の問題文を例文問題帳から読み出し(ステップH36)、ステップH16から繰り返し処理を実行する。
[3.3 動作例]
[3.3.1 第1動作例]
まず第1動作例として、問題登録処理について図を用いて具体的に説明する。図30(a)は、入力文字列に適合する見出語「may」と、当該見出語「may」に適合する説明情報とが表示されている表示画面W200の一例を示す図である(図28のステップG10〜G12)。
この状態から、例文キー17が押下された状態(ステップG14;Yes)における表示画面W202の一例を示した図が図30(b)である。図30(b)には、見出語「may」に対応づけられて記憶されている例文番号を見出語例文テーブル224から読み出し、読み出された例文番号に対応する例文情報を例文テーブル226から読み出して表示している(ステップG16)。
この状態から、例文登録キー7eが押下された状態(ステップG18;Yes)における表示画面W204の一例を示した図が図30(c)である。表示画面W204においては、領域R200に登録を促すメッセージが表示されている。また、CPU10は、指定された問題文「May I help …」に反転表示M200を施している。
つづいて、決定キー9が押下された状態(ステップG22;Yes)における表示画面W206の一例を示す図が図31である。表示画面W206においては、領域R202に登録を促すメッセージが表示されている。さらに、CPU10は、指定された解答文「(店員が客に)何か差し上げましょうか」に反転表示M202を施している。
ここで、決定キー9が押下されると(ステップG26;Yes)、CPU10は指定されている問題文及び解答文を例文問題帳422に追記する(ステップG28)。
なお、本実施形態においては、問題文として例文(英語文)、解答文として訳文(日本語文)が指定されることとして説明したが、問題文として訳文(日本語文)、解答文として例文(英語文)が指定されることとしても良いことはもちろんである。
[3.3.2 第2動作例]
続いて第2動作例として、問題表示処理について図を用いて具体的に説明する。図32(a)は、例文問題帳422から読み出された問題文「May I help you?」が表示されている表示画面W250の一例を示す図である(図29のステップH18)。
この状態から、決定キー9が押下された状態(ステップH20;Yes)における表示画面W252の一例を示す図が図32(b)である。表示画面W252においては、解答文として「(店員が客に)何を差し上げましょうか」が表示されている。
そして、更に決定キー9が押下されると(ステップH30;Yes)、CPU10は次の問題文「ドアに鍵を…」を読み出して表示する(ステップH36、ステップH18)。このときの状態における表示画面W254の一例を示した図が図33(a)である。
そして、決定キー9が押下されると、CPU10は問題文に対応する解答文「Don't lock …」を例文問題帳422から読み出して表示する(ステップH22)。ここで、ユーザによりチェックキー13が押下されると(ステップH24;Yes)、CPU10はチェック状態をONに更新し例文問題帳422を更新する(ステップH26〜H28)。このときの状態における表示画面W256の一例を示した図が図33(b)である。表示画面W256には、領域R250にチェックされた事を示すメッセージが表示されている。
また、問題文を一覧表示した状態における表示画面W258の一例を示した図が図33(c)である(ステップH10)。CPU10は、例文問題帳422から問題文を読み込み、表示画面W258に一覧表示する。ここで、例文問題帳に記憶されているチェック状態が併せて表示されている。例えば、表示画面W256においてチェックした問題文「ドアに鍵を…」に対応するチェック状態は「ON」であることから、CPU10は、チェック状態がONであることを示すマークM250を表示する。ここで、チェック状態が「ON」となっている問題文については、CPU10が再度問題文表示処理を実行した場合には表示しない(ステップH16;Yes)。
[3.4 作用・効果]
このように、本実施の形態によれば、例文問題帳422に例文を記憶し、学習することができる。そして、例文問題帳422に記憶されている問題文及び解答文を順次表示させることにより、効率よく学習することができる。さらに、学習済みの例文のチェック状態を「ON」とすることにより、再度学習する場合に非表示とすることができるため、学習が済んでいない例文を繰り返し表示させることが可能となる。
[3.5 変形例]
なお、本実施形態において、第1文字列に問題文(例えば例文)と第2文字列に解答文(例えば訳文)と指定することにより例文を学習することとして説明したが、これに限られない。例えば、例文問題帳422に代えて、第1実施形態で利用された熟語帳404又は単語帳406を用いて学習することとしても良い。
簡単に、熟語帳404を用いた場合について説明をすると、最初の問題文(第1文字列)として熟語見出語を読み出す。この際に、熟語見出語に対応するチェック状態が「ON」である場合には、CPU10は、熟語見出語を表示部60に表示しない(ステップH16;Yes)。
ここで、熟語見出語に対応するチェック状態が「OFF」である場合には、CPU10は問題文の代わりに熟語見出語を表示する(ステップH18)。そして、決定キー9が押下されると、CPU10は解答文の代わりに熟語見出語に対応する熟語説明部分情報を表示する(ステップH22)。
そして、チェックキー13が押下されると、CPU10はチェック状態を「ON」にして、熟語帳404を更新する(ステップH24〜H28)。そして、熟語見出語が他に記憶されている場合には、次の熟語見出語を表示部60に表示する。
〔第4実施形態〕
第4実施形態は、本発明の情報表示制御装置の装置本体に着脱可能な表示端末を小型学習機100とした場合について説明する。なお、説明の都合上、原則小型学習機100は、第1実施形態の電子辞書1に着脱されるものとして説明するが、第2実施形態又は第3実施形態の電子辞書1にも着脱可能であることは勿論である。
[4.1 構成]
図34に示すように、小型学習機100は、電子辞書1に着脱可能に接続されており、電子辞書1より小型の形状を成している。電子辞書1は、データファイル402を通信部70から小型学習機100に送信する。小型学習機1は、通信部160を介して受信されたデータファイルをRAM160のデータファイル格納領域1302に記憶する。
図35に小型学習機100の概観図を示す。同図に示すように、小型学習機1には、電子辞書1のディスプレイ3より小型のディスプレイ103と、ダイヤル105と、通信コネクタを内部に具備する嵌合部材107とが備えられている。ダイヤル105は、本体部101の一端部に、本体部101の厚さ方向H1に回動自在に軸着されている。また、ダイヤル105は本体部方向に押し込み操作可能に形成されている。従って、ユーザはダイヤル105を回動させる操作と、押し込み操作とを行うことができる。また、嵌合部材107は、電子辞書1の左側面に設けられた凹部と嵌合する部材であり、嵌合することによって電子辞書1に小型学習機100が装着されるとともに、通信部160と通信部70との間で通信が可能となる。
図36は、小型学習機100の構成を示すブロック図である。同図に示すように、小型学習機1は、CPU110、ROM120、RAM130、入力部140、表示部150、通信部160を備えており、バス170で接続されている。
[4.1.1 記憶装置]
ROM120は、各種初期設定、ハードウェアの検査、或いは必要なプログラムのロード等を行うための初期プログラムを格納する読み出し専用メモリである。CPU110は、小型学習機100の電源投入時においてこの初期プログラムを実行することにより、小型学習機100の動作環境を設定する。
また、ROM120は、小型学習機100の動作に係る各種プログラムや、表示機能、設定機能等の種々の機能を実現するためのプログラム等を格納すると共に、学習プログラム1200を格納する。
学習プログラム1200は、CPU10によってROM20から読み出され、RAM30に展開された後に実行されるプログラムである。詳細は後述するが、表示プログラム1202と、チェックリストプログラム1204と、ジャンププログラム1206と、問題表示プログラム1208とをサブルーチンとして含むプログラムである。
RAM130は、CPU110が実行する各種プログラムや、これらのプログラムの実行にかかるデータ等を一時的に保持する随時書き込み可能なメモリである。本実施の形態では、データファイル格納領域1302の領域が確保されている。
データファイル格納領域1302は、CPU110が学習処理において電子辞書1から受信したデータファイルを記憶するための領域である。図37にデータファイル格納領域1302に記憶されているデータファイルの構成の一例を示す。CPU110は、受信されたデータファイルの左から1列目を第1文字列として、左から2列目を第2文字列として、左から3列目をチェック状態として記憶する。図37では、図8に示した熟語帳404が受信・記憶された状態を示している。
[4.1.2 CPU]
CPU110は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送を行う。具体的には、CPU110は、入力部140から入力される操作信号に応じてROM120に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、処理結果を表示するための表示制御信号を適宜表示部150に出力して、対応した表示情報を表示する。
また、CPU110は本実施の形態においてROM120の学習プログラム1200に従った学習処理(図38参照)を実行する。また、CPU110は、学習処理において、表示プログラム1202に従った表示処理と、チェックリストプログラム1204に従ったチェックリスト処理と、ジャンププログラム1206に従ったジャンプ処理と、問題表示プログラム1208に従った問題表示処理とをサブルーチンとして実行する。
[4.2 処理]
[4.2.1 学習処理]
CPU110は、通信部160からデータファイルを受信し、データファイル格納領域1302に記憶する(ステップJ10)。続いて、ユーザにより処理が選択されると、選択された処理に対応する処理を実行する(ステップJ12)。具体的には、ユーザによる選択操作に応じて表示処理(ステップJ14)、チェックリスト処理(ステップJ16)、ジャンプ処理(ステップJ18)、問題表示処理(ステップJ20)を実行する。そして、CPU110は、それぞれの処理を終了すると、データファイル格納領域1302に記憶されたデータファイルを通信部160から電子辞書1に送信する(ステップJ22)。
[4.2.2 表示処理]
続いて、表示処理について説明する。この表示処理は、CPU110がROM120に記憶された表示プログラム1202を実行することによって実現される処理であり、学習処理のステップJ14においてサブルーチンとして実行される処理である。また、データファイル格納領域1302には、第1実施形態における熟語帳404が記憶されているものとして説明する。
CPU110は、データファイル格納領域1302に記憶されているデータファイル(熟語帳404)から、第1文字列を読み出して表示部150に表示する。このときの表示画面の一例を示した図が、図39(a)である。
ここで、ユーザによりダイヤル105が一方向に回動されると、CPU110は表示されている第1文字列に対応する第2文字列を読み出して表示部150に表示する。このときの表示画面の一例を示した図が図39(b)である。さらに、この状態でダイヤル105の回動操作が為されると、CPU110は次の第1文字列を読み出して表示する処理を実行する。また、ダイヤル105の押し込み操作が為されると、CPU110は第1文字列「be interested in」に対応するチェック状態を「ON」に更新する。
このように、表示処理によれば、データファイル格納領域1302に記憶されているデータファイルの第1文字列と第2文字列とを交互に表示させることができる。従って、ユーザは、紙の単語カードで学習するような感覚で学習を行うことが可能となる。
[4.2.3 チェックリスト処理]
続いて、チェックリスト処理について説明する。このチェックリスト処理は、CPU110がROM120に記憶されたチェックリストプログラム1204を実行することによって実現される処理であり、学習処理のステップJ16においてサブルーチンとして実行される処理である。また、データファイル格納領域1302には、第1実施形態における熟語帳404が記憶されているものとして説明する。
CPU110は、データファイル格納領域1302に記憶されているデータファイル(熟語帳404)から第1文字列を読み出して一覧表示する。一覧表示をする際に、CPU110は第1文字列と併せてチェック状態を表示する。このときの表示画面の一例を示した図が図39(c)である。
ここで、ユーザによってダイヤル105の回動操作が為されると、選択カーソルを表示画面中移動させる。そして、ダイヤル105の軸方向への押し込み操作が為されると、選択されている第1文字列に対応するチェック状態を「ON」とする。そして、表示画面に第1文字列とともに表示しているチェックボックスを「ON」状態とする。例えば、第1文字列「be looking to do」及び「get to do」についてチェック状態が「ON」とされた場合の表示画面の一例を示した図が図39(d)である。
このように、チェックリスト処理によれば、ユーザは一覧表示された第1文字列を参照してチェック状態を変更することができる。従って、ユーザは学習済か否かを一度に確認・記憶させることができる。
[4.2.4 ジャンプ処理]
続いて、ジャンプ処理について説明する。このジャンプ処理は、CPU110がROM120に記憶されたジャンププログラム1206を実行することによって実現される処理であり、学習処理のステップJ18においてサブルーチンとして実行される処理である。また、データファイル格納領域1302には、第1実施形態における熟語帳404が記憶されているものとして説明する。
CPU110は、データファイル格納領域1302から第1文字列(熟語見出語)を読み出し、表示部150に一覧表示する。ユーザによってダイヤル105の回動操作が為されると、CPU10は、選択カーソルを移動し、第1文字列(熟語見出語)を選択する。このときの状態を示した図が図40(a)の状態である。
そして、この状態からダイヤル105を軸方向への押し込み操作が為された状態を示した図が図40(b)である。図40(b)においては、選択された第1文字列(熟語見出語)「be interested in」に対応する第2文字列(熟語説明部分情報)が表示されている。
このように、ジャンプ処理によれば、ユーザは第1文字列を一覧表示させ、その一覧表示させた中から一の第1文字列を選択する。そして、選択した第1文字列に対応する第2文字列を表示させることができる。従って、ユーザは記憶されている内容を簡易に確認することができる。
[4.2.5 問題表示処理]
続いて、問題表示処理について説明する。この問題表示処理は、CPU110がROM120に記憶された問題表示プログラム1208を実行することによって実現される処理であり、学習処理のステップJ20においてサブルーチンとして実行される処理である。また、データファイル格納領域1302には、第3実施形態における例文問題帳422が記憶されているものとして説明する。
CPU110は、データファイル格納領域1302に記憶された第1文字列を読み出す。例文問題422から、第1文字列「May I help you?」が読み出され、表示部150に表示される。このときの状態を示したのが図40(c)である。
この状態で、ダイヤル105の回動操作が為されると、第1文字列に対応する第2文字列をデータファイル格納領域1302から読み出して表示する。このときの状態を示したのが図40(d)である。
さらに、この状態でダイヤル105への押し込み操作が為されるとチェック状態が変化する。例えば、図40(d)の状態でダイヤル105への押し込み操作が為されると、CPU110は、第1文字列「May I help you?」に対応するチェック状態を「ON」にする。CPU110は、読み出した第1文字列に対応するチェック状態が「ON」となっている場合には、次の第1文字列を読み出して表示する。
例えば、図33(c)に示した状態で例文問題帳442が記憶されている場合に、CPU110は、第1文字列(問題文)「May I help you?」を表示した後に、ダイヤル105の回動操作が為されると、次の問題文「ドアに鍵を…」を読み出す。しかし、問題文「ドアに鍵を…」に対応するチェック状態は「ON」であることから、続く問題文「She left two …」を読み出して表示する。このときの状態を示したのが図40(e)である。
このように、ユーザは問題表示処理においては、例文問題帳に記憶された問題文と解答文とを順次表示させることができる。さらに、チェック状態が「ON」と記憶されている問題文が表示されないことで、ユーザが学習済みではない例文を中心に表示させることができ、ユーザはより効率的に学習を行うことが可能となる。
[4.3 変形例]
本実施形態において、小型学習機100は電子辞書から受信したデータファイルに含まれる第1文字列と第2文字列とを切り替えて表示する機能を中心に説明したがこれに限られず、さらに階層的に表示させることも可能である。例えば、表示されている文字列の中から、特に学習したい部分を小型学習機100で指定し、その部分を非表示とすることとしてもよい。
具体的に図41を使って説明する。予め、小型学習機100は、電子辞書1からデータファイルとして単語帳406を受信し、データファイル格納領域1302に記憶していることとして説明する。
まず、CPU110は、第1文字列(見出語)を読み出して表示部150に表示する。このときの状態を示した図が図41(a)である。このとき、ユーザによりダイヤル105の回動操作が為されると、CPU110は第1文字列(見出語)に対応する第2文字列(指定説明部分情報)を読み出す。このときの状態を示したのが図41(b)である。ここで、CPU110は、指定説明部分情報のうち、ユーザにより選択されている部分を非表示としている。
そして、ユーザによりダイヤル105の回動操作が為されると、CPU10は、指定説明部分情報の残りの部分を総て表示する。このときの状態を示した図が図41(c)である。
このように、ユーザは電子辞書1から受信されたデータファイルの中で特に学習したい部分を小型学習機100で指定することにより、更に効率よく学習することができる。なお、ここで指定説明部分情報のうち選択する部分を小型学習機100で指定することとして説明したがこれに限定される訳ではなく、例えば電子辞書1側で予め指定しても良いことは勿論である。
〔変形例〕
[5. 変形例]
上述した各実施形態では、電子辞典、電子事典などを含む電子辞書を適用例として説明したが、本発明の情報表示制御装置は、このような製品に限定されるものではなく、携帯電話、パソコン、電子時計、PDA(Personal Digital Assistants)などの電子機器全般に適用可能である。
また、上述した実施形態では、辞書DBとして英和辞書DBを記憶することとして説明したがこれに限られず、例えば、国語辞書DBや、古語辞書DB、独和辞書DB、仏和辞書DB等の各種辞書DBに適用可能であることは勿論である。
また、上述した実施形態では電子辞書1を、単体で動作する所謂スタンドアローン型の装置として説明した。しかし、本発明が適用可能な装置はこれに限られるものではない。通信装置を内蔵或いは接続可能に構成し、サーバと通信することによって本発明に係る装置を実現することも可能である。図面を参照して具体的に説明する。
図42は、通信装置を内蔵した電子辞書端末600と、サーバ700とが通信回線Nを介して通信可能に接続されたシステム構成の概略例を示す図である。サーバ700は、例えば汎用のワークステーションやサーバ用コンピュータ等によって構成されるものであり、電子辞書端末600は、携帯電話機や、通信装置を内蔵したパソコン、通信装置を内蔵した電子辞書等により構成されるものである。通信回線Nは、有線/無線の電話網やインターネット網等である。
一方、電子辞書1の入力部50及び表示部60はそれぞれ、電子辞書端末600の入力部604及び表示部606に相当する。また、電子辞書1のEEPROM40は、サーバ700の記憶部714に相当する。
すなわち、サーバ700がホスト(或いはサーバ)、電子辞書端末600が端末(或いはクライアント)に相当するホスト・端末のシステム(或いはクライアント/サーバ型のシステム)を形成する。そして、電子辞書端末600の入力部604から入力された入力文字等が通信装置608を介してサーバ700に送信され、サーバ700のCPU702が記憶部714に記憶された各種データ及び各種プログラムに従ってメイン処理を実行し、処理結果を通信装置608を通じて電子辞書端末600に送信して表示部606に表示させる。このように、サーバ700及び電子辞書端末600から構成されるシステムで、本発明を実現することも可能である。この場合、電子辞書端末600においては、英和辞書DBやデータファイル、メインプログラム等を記憶しておく必要がなく、またメイン処理等を実行する必要もない。このため、演算処理能力が比較的低いCPU602や、記憶容量等が比較的小さいROM610等を具備する電子辞書端末600(例えば携帯電話)であってもよい。
図を用いて具体的に説明すると、入力部604からユーザによって入力された入力単語を電子辞書端末600はサーバ700に送信する。そして、サーバ700のCPU702は、受信した入力単語に基づいて説明情報を読み出し、読み出された説明情報をサーバ700から電子辞書端末600に送信する(ステップA10〜A16)。ここで、電子辞書端末600において、熟語登録キーが押下されると、熟語見出語と選択熟語説明部分情報とが指定される(ステップB10〜B22)。そして、指定された熟語見出語と熟語説明部分情報とをCPU602は通信装置608を介してサーバ700に送信する。そしてサーバ700は、受信した熟語見出語と熟語説明部分情報とを、記憶部714の熟語帳に記憶する(ステップB24、B26)。
また、電子辞書端末600において熟語帳キーが押下されると、熟語見出語をサーバ700の記憶部714から受信する。そして、電子辞書600において、一の熟語見出語が選択されると、選択された熟語見出語に対応する熟語説明部分情報をサーバ700から受信して表示する。
このように、電子辞書端末は、サーバに記憶されているプログラムを実行することにより、熟語帳をサーバに登録することができる。従って、電子辞書においては、プログラムや辞書DB(例文テーブル)を内蔵していなくても、熟語帳を記憶・表示させることが可能となる。
電子辞書の概観図。 電子辞書の入力部を示す図。 第1実施形態における電子辞書のブロック図。 第1実施形態における英和辞書DBのデータ構成の一例を示す図。 第1実施形態における置換テーブルのデータ構成の一例を示す図。 第1実施形態における熟語データ格納領域のデータ構成の一例を示す図。 第1実施形態における単語データ格納領域のデータ構成の一例を示す図。 第1実施形態における熟語帳のデータ構成の一例を示す図。 第1実施形態における単語帳のデータ構成の一例を示す図。 第1実施形態におけるメイン処理の動作フローを示す図。 第1実施形態における熟語帳登録処理の動作フローを示す図。 第1実施形態における熟語帳表示処理の動作フローを示す図。 第1実施形態における単語帳登録処理の動作フローを示す図。 第1実施形態における単語帳表示処理の動作フローを示す図。 第1実施形態における第1動作例を説明するための図。 第1実施形態における第1動作例を説明するための図。 第1実施形態における第2動作例を説明するための図。 第2実施形態におけるROMの構成を示す図。 第2実施形態における熟語帳抽出登録処理の動作フローを示す図。 第2実施形態における動作例を説明するための図。 第3実施形態におけるROMの構成を示す図。 第3実施形態におけるEEPROMの構成を示す図。 第3実施形態における英和辞書DBのデータ構成の一例を示す図。 第3実施形態における見出語例文テーブルのデータ構成の一例を示す図。 第3実施形態における例文テーブルのデータ構成の一例を示す図。 第3実施形態における例文問題帳のデータ構成の一例を示す図。 第3実施形態における電子辞書の入力部を示す図。 第3実施形態における問題登録処理の動作フローを示す図。 第3実施形態における問題表示処理の動作フローを示す図。 第3実施形態における第1動作例を説明するための図。 第3実施形態における第1動作例を説明するための図。 第3実施形態における第2動作例を説明するための図。 第3実施形態における第2動作例を説明するための図。 第4実施形態における電子辞書と小型学習機の全体を説明するための図。 第4実施形態における小型学習機の概観図。 第4実施形態における小型学習機のブロック図。 第4実施形態におけるデータファイル格納領域の一例を示す図。 第4実施形態における学習処理を示す図。 第4実施形態における小型学習機の動作例を説明するための図。 第4実施形態における小型学習機の動作例を説明するための図。 第4実施形態における小型学習機の動作例を説明するための図。 本実施形態の変形例におけるブロック図の一例を示す図である。
符号の説明
1 電子辞書
10 CPU
20 ROM
202 英和辞書DB
204 置換テーブル
210 メインプログラム
212 熟語帳登録プログラム
214 熟語帳表示プログラム
216 単語帳登録プログラム
218 単語帳表示プログラム
30 RAM
302 熟語データ格納領域
304 単語データ格納領域
40 EEPROM
402 データファイル
404 熟語帳
406 単語帳
50 入力部
60 表示部
70 通信部

Claims (24)

  1. 見出語と説明情報とを対応づけて記憶している記憶手段と、
    ユーザにより指定された見出語に対応する説明情報を前記記憶手段から読み出して表示する制御を行う説明情報表示制御手段と、
    ユーザの指定に従って、この説明情報表示制御手段により表示制御された説明情報の文字列の中から文字列を複数箇所指定する指定手段と、
    この指定手段により指定された複数の文字列を対応付けて蓄積的に記憶する登録部分記憶手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  2. 前記登録部分記憶手段により記憶されたいずれかの複数の文字列の一つが、ユーザにより選択されると、対応する文字列を前記登録部分記憶手段から読み出して表示する制御を行う登録部分表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報表示制御装置。
  3. 前記登録部分記憶手段は、前記指定手段により指定された複数の文字列を前記ユーザにより指定された見出語に対応付けて蓄積的に記憶する登録文字列見出語記憶手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示制御装置。
  4. 前記登録文字列見出語記憶手段により記憶されたいずれかの見出語が、ユーザにより選択されると、当該見出語に対応する複数の文字列を前記登録部分記憶手段から読み出して表示する制御を行う登録見出語文字列表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の情報表示制御装置。
  5. 見出語と説明情報とを対応づけて記憶する記憶手段と、
    選択された見出語に対応する説明情報を前記記憶手段から読み出して表示する制御を行う説明情報表示制御手段と、
    ユーザの指定に従って、この説明情報表示制御手段により表示制御された説明情報の文字列の中から登録部分を指定すると、この指定された登録部分の文字列の中から特定の登録部分を抽出し、この抽出された登録部分及び前記指定された登録部分とを対応付けて蓄積的に記憶する登録部分記憶手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  6. 前記登録部分記憶手段により記憶されている特定の登録部分の中からユーザにより選択された特定の登録部分に対応する前記指定された登録部分を前記登録部分記憶手段から読み出して表示する制御を行う登録部分表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の情報表示制御装置。
  7. 前記登録部分記憶手段は、特定の登録部分として前記指定された登録部分の中から、前記選択された見出語を含む文字列部分を特定の登録部分として抽出することを特徴とする請求項5に記載の情報表示制御装置。
  8. 前記登録部分記憶手段は、
    文字列に見出語置換文字列が含まれている場合に、当該見出語置換文字列を対応する見出語に代える見出語復元手段を有することを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の情報表示制御装置。
  9. 例文と訳文とが対応づけられた例文情報を記憶している例文情報記憶手段と、
    ユーザにより指定された例文情報を前記例文情報記憶手段から読み出して、当該例文情報の例文と訳文とを表示する制御を行う例文情報表示制御手段と、
    この例文情報表示制御手段により表示制御された例文及び訳文の何れでもよい何れか一方を第1登録部分とし、他方を第2登録部分として指定する指定手段と、
    前記指定された第1登録部分及び第2登録部分を対応付けて蓄積的に記憶する登録部分記憶手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  10. 前記登録部分記憶手段により記憶されている第1登録部分の中からユーザにより選択された第1登録部分に対応する第2登録部分を前記登録部分記憶手段から読み出して表示制御する登録部分表示制御手段を備えることを特徴とする請求項9に記載の情報表示制御装置。
  11. 前記登録部分表示制御手段は、前記登録部分記憶手段に記憶されている第1登録部分及び第2登録部分の組の中から、記憶された順番に沿って表示制御の対象とする記憶順表示制御手段を有することを特徴とする請求項10に記載の情報表示制御装置。
  12. 前記登録部分表示制御手段により表示制御された第1登録部分及び第2登録部分の組に対するフラグを設定するフラグ設定手段を更に備え、
    前記登録部分表示制御手段は、前記フラグ設定手段によりフラグが設定されていない第1登録部分及び第2登録部分の組を表示制御の対象とする対象制御手段を有する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報表示制御装置。
  13. 前記登録部分表示制御手段は、前記登録部分記憶手段により記憶されている第1登録部分の中から選択された第1登録部分を表示制御した後に、当該第1登録部分に対応する第2登録部分を前記登録部分記憶手段から読み出して表示制御する順次表示制御手段を有することを特徴とする請求項10に記載の情報表示制御装置。
  14. 装置本体に着脱可能な表示端末と、
    前記表示端末装着時に前記登録部分記憶手段に記憶されている情報を前記表示端末に送信する送信手段と、
    を更に備え、
    前記表示端末は、
    表示端末装着時に前記送信手段より送信される情報を受信して記憶する登録部分受信記憶手段と、
    この登録部分受信記憶手段により記憶されている情報を前記登録部分記憶手段から読み出して表示する制御を行う登録部分端末表示制御手段と、
    を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜13の何れか一項に記載の情報表示制御装置。
  15. 装置本体と、この装置本体に着脱可能な表示端末とを具備する情報表示制御装置であって、
    前記装置本体は、
    見出語と説明情報とを対応づけて記憶する記憶手段と、
    選択された見出語に対応する説明情報を前記記憶手段から読み出して表示する制御を行う説明情報表示制御手段と、
    この説明情報表示制御手段により表示制御された説明情報の中から登録部分を指定する指定手段と、
    前記指定された登録部分を蓄積的に記憶する登録部分記憶手段と、
    前記表示端末装着時に前記登録部分記憶手段に記憶されている登録部分を前記表示端末に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記表示端末は、
    表示端末装着時に前記送信手段より送信される登録部分を受信して記憶する登録部分受信記憶手段と、
    選択された登録部分を前記登録部分受信記憶手段から読み出して表示する制御を行う登録部分表示制御手段と、
    を備える、
    ことを特徴とする情報表示制御装置。
  16. 所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバにおいて、
    見出語と説明情報とを対応づけて記憶している記憶手段と、
    前記利用者端末から受信した見出語指定信号に従って指定した見出語に対応する説明情報を前記記憶手段から読み出して前記利用者端末に送信する説明情報送信手段と、
    この説明情報送信手段により送信された説明情報の文字列の中から文字列を複数箇所指定する指定信号を前記利用者端末から受信する指定信号受信手段と、
    この指定信号受信手段により指定された複数の文字列を対応づけて蓄積的に記憶する登録部分記憶手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  17. 所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバにおいて、
    見出語と説明情報とを対応づけて記憶している記憶手段と、
    前記利用者端末から受信した見出語選択信号に従って選択した見出語に対応する説明情報を前記記憶手段から読み出して前記利用者端末に送信する説明情報送信手段と、
    この説明情報送信手段により送信された説明情報の文字列の中から登録部分を指定する信号を前記利用者端末から受信する指定信号受信手段と、
    この指定信号受信手段により指定された登録部分の文字列の中から特定の登録部分を抽出し、この抽出された登録部分及び前記指定された登録部分とを対応づけて蓄積的に記憶する登録部分記憶手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  18. 所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバにおいて、
    例文と訳文とが対応づけられた例文情報を記憶している例文情報記憶手段と、
    前記利用者端末から受信した例文情報指定信号に従って指定した例文情報を前記例文情報記憶手段から読み出して、当該例文情報の例文と訳文とを前記利用者端末に送信する例文情報送信手段と、
    この例文情報送信手段により送信された例文及び訳文の何れでもよい何れか一方を第1登録部分とし、他方を第2登録部分として前記利用者端末から受信する受信手段と、
    前記受信された第1登録部分及び第2登録部分を対応付けて蓄積的に記憶する登録部分記憶手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  19. コンピュータに、
    見出語と説明情報とを対応づけて記憶している記憶機能と、
    ユーザにより指定された見出語に対応する説明情報を前記記憶機能から読み出して表示する制御を行う説明情報表示制御機能と、
    ユーザの指定に従って、この説明情報表示制御機能により表示制御された説明情報の文字列の中から文字列を複数箇所指定する指定機能と、
    この指定手段により指定された複数の文字列を対応付けて蓄積的に記憶する登録部分記憶機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  20. コンピュータに、
    見出語と説明情報とを対応づけて記憶する記憶機能と、
    選択された見出語に対応する説明情報を前記記憶機能から読み出して表示する制御を行う説明情報表示制御機能と、
    ユーザの指定に従って、この説明情報表示制御機能により表示制御された説明情報の文字列の中から登録部分を指定すると、この指定された登録部分の文字列の中から特定の登録部分を抽出し、この抽出された登録部分及び前記指定された登録部分とを対応付けて蓄積的に記憶する登録部分記憶機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  21. コンピュータに、
    例文と訳文とが対応づけられた例文情報を記憶している例文情報記憶機能と、
    ユーザにより指定された例文情報を前記例文情報記憶機能から読み出して、当該例文情報の例文と訳文とを表示する制御を行う例文情報表示制御機能と、
    この例文情報表示制御機能により表示制御された例文及び訳文の何れでもよい何れか一方を第1登録部分とし、他方を第2登録部分として指定する指定機能と、
    前記指定された第1登録部分及び第2登録部分を対応付けて蓄積的に記憶する登録部分記憶機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  22. 所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、
    見出語と説明情報とを対応づけて記憶している記憶機能と、
    前記利用者端末から受信した見出語指定信号に従って指定した見出語に対応する説明情報を前記記憶機能から読み出して前記利用者端末に送信する説明情報送信機能と、
    この説明情報送信機能により送信された説明情報の文字列の中から文字列を複数箇所指定する指定信号を前記利用者端末から受信する指定信号受信機能と、
    この指定信号受信機能により指定された複数の文字列を対応づけて蓄積的に記憶する登録部分記憶機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  23. 所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、
    見出語と説明情報とを対応づけて記憶している記憶機能と、
    前記利用者端末から受信した見出語選択信号に従って選択した見出語に対応する説明情報を前記記憶機能から読み出して前記利用者端末に送信する説明情報送信機能と、
    この説明情報送信機能により送信された説明情報の文字列の中から登録部分を指定する信号を前記利用者端末から受信する指定信号受信機能と、
    この指定信号受信手段により指定された登録部分の文字列の中から特定の登録部分を抽出し、この抽出された登録部分及び前記指定された登録部分とを対応づけて蓄積的に記憶する登録部分記憶手段と、
    を実現させるためのプログラム。
  24. 所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、
    例文と訳文とが対応づけられた例文情報を記憶している例文情報記憶機能と、
    前記利用者端末から受信した例文情報指定信号に従って指定した例文情報を前記例文情報記憶機能から読み出して、当該例文情報の例文と訳文とを前記利用者端末に送信する例文情報送信機能と、
    この例文情報送信機能により送信された例文及び訳文の何れでもよい何れか一方を第1登録部分とし、他方を第2登録部分として前記利用者端末から受信する受信機能と、
    前記受信された第1登録部分及び第2登録部分を対応付けて蓄積的に記憶する登録部分記憶機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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