JP2005289118A - 軌道用作業台車 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ローリングタワーを載置する軌道用作業台車において、軌道の持つ傾斜やカントによるローリングタワーの倒れを防ぐことにある。
【解決手段】 軌道上を移動する台車の上面の四角に4本の取付棒が台車の前後又は左右方向に揺動可能取付られる。この取付棒に螺子が刻設され、この螺子に螺合することで該取付棒にジャッキが備えられる。このジャッキが回動されることで、取付棒上を上又は下方へ移動し、載置されるローリングタワーを地平面に対して垂直に維持し、倒れるなどの危険を防ぐ。
【選択図】 図5
【解決手段】 軌道上を移動する台車の上面の四角に4本の取付棒が台車の前後又は左右方向に揺動可能取付られる。この取付棒に螺子が刻設され、この螺子に螺合することで該取付棒にジャッキが備えられる。このジャッキが回動されることで、取付棒上を上又は下方へ移動し、載置されるローリングタワーを地平面に対して垂直に維持し、倒れるなどの危険を防ぐ。
【選択図】 図5
Description
この発明は、軌道上を移動させながら、架線やトンネル内の作業を行うために用いられるローリングタワーを装着できる軌道用作業台車に関する。
架線やトンネル内の作業を行うためにローリングタワーを作業台車(トロ)上に載置し、軌道上を移動させながら作業が行われていた。しかしながら、軌道は前後方向に傾斜を有したり、左右方向にカントを持っていることから、ローリングタワーが地平面に対して垂直とはならず傾いてしまい安全性に問題を有していた。作業台車として、当出願人の所有する非特許文献1がある。
意匠登録第888026号公報
意匠登録第888026号公報
これには、台車の上面の四角に取付棒が突設している。この取付棒にローリングタワーが嵌合して取付られるが、取付棒は台車に直角に固定されていることから、軌道の傾斜やカント(左右方向の傾斜)がある場合には、台車上に載置されているローリングタワーも傾いた状態となり、倒れる危険性を有し、不安定となり、作業安全性上問題であった。
そこで、この発明は、台車上のローリングタワーを地平面に対して垂直に設置ができるように、作業台車側に技術的手段を付加したことにある。
上記課題を達成するため、この発明に係る軌道用作業台は、軌道上を移動する台車の上面に4本の取付棒が前後又は左右方向に揺動可能に取り付けられ、しかも取付棒に螺子が刻設され、この螺子に螺合することで、該取付棒にジャッキを備えたことにある(請求項1)。したがって、軌道に傾斜やカントがある場合には、ジャッキを回動して、ローリングタワーの下端位置を上下動させ、それに伴い取付棒の揺動が行われて、該ローリングタワーの傾きを修正でき、垂直を保つことができる。
前記取付棒は台車上を左右方向に移動が可能となっており(請求項2)、作業現場で一方をプラットホームに他方を台車上に載せて作業を進めることもできる。また前記ジャッキにはハンドルを有している(請求項3)。前記取付棒には、ローリングタワーを構成する筒体の下端が嵌め込まれる(請求項4)。
以上のように、この発明によれば、ローリングタワーを支える取付棒が台車に対して前後又は左右に揺動されるように取付られ、しかもジャッキを有していることから、軌道が傾斜やカントを有している場合には、ジャッキを回動させ、ローリングタワーの下端を上下動させ、それに伴い取付棒の揺動が行われて、ローリングタワーを垂直に保つことができ、作業の安全性を高めることができる。
以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
図1乃至図5において、軌道用作業台車1が示され、中心より折れ曲げられる台車2と、この台車2を支える車輪3と、セーフティーロックブレーキ4と、ローリングタワー21を支える取付棒5とより構成されている。
台車2は、運搬に便利なように、折り畳みが可能で、2つの部分から構成されている。この台車2は金属製のフレームにて構成され、この進行方向の前後に車輪3が設けられている。この車輪3は図示しないが軸受を介して取付られると共に、車輪3には、セーフティーロックブレーキ4が取付られている。 このセーフティーロックブレーキ4は、ブレーキハンドル8を台車側へ押圧すると解除されて、また手を離すと自動的にブレーキが効く構造となっている。
また、前記台車2は、その進行方向の前後に台車2を構成する前方又は後方のフレーム6a,6bと、その内側に取付られたガイドレール7a,7bとにより、取付棒5が台車2への取付位置を左右方向へ移動可能な構成としている。
取付棒5は図3,図4に示されており、螺子10が刻設され、ジャッキ11が螺合している。そしてハンドル12を回すと、該ジャッキ11の位置を上下方向に移動させることができる。この取付棒5の下端がベース13に対し揺動自在に取付られている。即ち、ヒンジ14を支点として二点鎖線で示すように傾斜させることができる。この例では、取付位置からカント補正が行われるが、取付位置を90度回動し、取付棒5を前後方向に揺動すれば、傾斜補正に対応することができる。
また、取付棒5の台車2に固定するには、図4に示すように、ベース13に形成の穴18から露出するボルト17に螺合するナット19を締付けることで行われる。即ち、フレーム6a,6b及びガイドレール7a,7bがボルト17とナット19により挾持されることになる。なお取付棒5の移動は、逆にナット19を緩めて挾持力を解き、スライドすることで行われる。
上述の構成において、図5に示すように、ローリングタワー21を用いる例が示され、台車2の取付棒5にローリングタワー21を構成する筒体の下端が嵌合されると共に、図のような左側下りのカントの場合に、左側にあるジャッキ11を回転させて上方に移動させ、ローリングタワー21が地平面に対して垂直に補正される。その際に全ての取付棒5も揺動されることになる。
図6は、この発明の他の使用例で、一方を駅のプラットホーム22に載せ、他方を軌道用作業台車1に載せる例が示されている。この場合に、軌道用作業台車1側には、継ぎパイプ23が用いられる。
1 軌道用作業台車
2 台車
3 車輪
4 セーフティーロックブレーキ
5 取付棒
6 フレーム
7 ガイドレール
10 螺子
11 ジャッキ
13 ベース
14 ヒンジ
17 ボルト
19 ナット
21 ローリングタワー
22 プラットホーム
23 継ぎパイプ
2 台車
3 車輪
4 セーフティーロックブレーキ
5 取付棒
6 フレーム
7 ガイドレール
10 螺子
11 ジャッキ
13 ベース
14 ヒンジ
17 ボルト
19 ナット
21 ローリングタワー
22 プラットホーム
23 継ぎパイプ
Claims (4)
- 軌道上を移動する台車の上面に4本の取付棒が前後又は左右方向に揺動可能に取り付けられ、しかも取付棒に螺子が刻設され、この螺子に螺合することで、該取付棒にジャッキを備えたことを特徴とする軌道用作業台車。
- 前記取付棒は台車上を左右方向に移動が可能なように該台車に螺子止めしたことを特徴とする請求項1記載の軌道用作業台車。
- 前記ジャッキには、ハンドルを有することを特徴とする請求項1記載の軌道用作業台車。
- 前記取付棒には、ローリングタワーを構成する筒体の下端が嵌め込まれることを特徴とする請求項1記載の軌道用作業台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004103620A JP2005289118A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 軌道用作業台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004103620A JP2005289118A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 軌道用作業台車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005289118A true JP2005289118A (ja) | 2005-10-20 |
Family
ID=35322574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004103620A Pending JP2005289118A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 軌道用作業台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005289118A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2004
- 2004-03-31 JP JP2004103620A patent/JP2005289118A/ja active Pending
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