JP2005288375A - スプレーガン、電子写真感光体及び電子写真感光体の製造方法 - Google Patents

スプレーガン、電子写真感光体及び電子写真感光体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 スプレーノズル内部の顔料の堆積、固化を防止できるスプレーガンを提供する。また、電子写真感光体を構成する各層の全部または一部の層をスプレー法で成膜してもディッピング法と同等以上の良好な塗膜を形成し、優れた画像が得られる電子写真感光体を製造する方法を提供する。
【解決手段】 スプレーガンのスプレーノズル内に円筒状またはパイプ状樹脂ガイドを挿入し固定する。さらにまた、前記スプレーガンの塗工液入口および出口の接液部に樹脂コーティングを施す。
【選択図】 図3

Description

本発明は、塗工用のスプレーガンにおける目詰まり防止、さらには該目詰まり防止に有効なスプレーガンを用いた電子写真感光体の製造方法に関する。
電子写真感光体は、円筒状又はシームレス状の基体の周面に感光体材料を塗工して製造される。そして、その塗工方法としては、通常、感光体材料の塗工液を収容した容器(塗工槽)と基体とを相対移動させて基体を塗工液中に浸漬させたのち引上げるディッピング方式が採用される。しかし、ディッピング方式では塗液中に基体を浸漬しなければならないため、装置が大型となり塗液も多量に必要となる。また、感光体の形状も小型で短小なものは適しているが、大型で長大なものは適さない。このような問題に対し、ディッピング方式より優れる塗工方式としてスプレー法がある。
スプレー法はスプレーノズルの微小な孔から塗工液を多数の微粒液滴(ミスト)として吹き出させ、回転させた基体面に吹付けて成膜する方法であり、必要とする塗工液は少量でよく、感光体の形状による制約が少ない利点がある。スプレー法による問題として顔料が含有されている塗工液を塗工する場合に、スプレーノズル内に顔料が堆積し、更にはスプレーノズル先端での顔料詰まりが発生することである。堆積した顔料は液循環することで再度、顔料が分散されるが、完全には除去できない。固化した顔料が塗工されると塗膜への異物付着として欠陥となる。これは複写機、プリンターの中で使用された時に黒ポチとか白ポチ状の画像欠陥として発生し問題となる。このような欠陥があると、感光体の特性が悪化し、良好な画像が得られないという問題がある。
スプレーノズルの目詰り防止方法として、スプレーガン先に洗浄流体を吹付けて洗浄するスプレーガン先洗浄装置を設けるものがある(特許文献1参照)が、これはスプレーガン先への塗料の付着堆積を防止する洗浄装置であり、新たに洗浄装置を設けなければならないため費用面の負担が大きい。また、ガン本体内の詰りには効果がない。そのほかスプレーノズル孔やエアー噴出口の先端部の付着堆積物を分解清掃するに当たって付着物を容易に取り除くため、スロットノズルの先端部とエアー吹き出し口の先端部とにはっ水性離型性のコーティング加工を施すもの(特許文献2参照)もあるが、先端部のみのコーティング加工ではスプレーノズル内部の顔料の堆積を十分に防止することはできない。一般に循環式のスプレーガンは循環により配管内の顔料の堆積、固化は軽減される。しかしながら、スプレーガン本体及びスプレーノズル内部の接液部に顔料の堆積、固化が見られ、これが異物付着として欠陥の原因となる。従ってスプレーガン本体及びスプレーノズル内部の顔料の堆積、固化を防止する必要がる。
特開平6−165958号公報 特開平11−290749号公報
本発明は、スプレーガン本体及びスプレーノズル内部の顔料の堆積、固化を防止できるスプレーガンを提供すること、さらに電子写真感光体を構成する各層の全部または一部の層をスプレー法で成膜してもディッピング法と同等以上の良好な塗膜を形成し、優れた画像が得られる電子写真感光体を製造する方法及びこの方法で製造した電子写真感光体を提供することを目的とする。
上記課題は次の手段によって解決される。すなわち、本発明は、
第一の態様として、スプレーノズル内に樹脂で形成された筒状のガイドを挿入し、固定したことを特徴とするスプレーガンを提供するものである。
第二の態様として、第一の態様にかかるスプレーガンにおいて、ガイドの断面形状が略円環状であることを特徴とするスプレーガンを提供するものである。
第三の態様として、第一又は第二の態様にかかるスプレーガンにおいて、塗工液入口及び出口の接液部に樹脂コーティングを施したことを特徴とするスプレーガンを提供するものである。
第四の態様として、ボディーに超音波振動子を取り付けたことを特徴とするスプレーガンを提供するものである。
第五の態様として、ボディーにエアーバイブレータを取り付けたことを特徴とするスプレーガンを提供するものである。
第六の態様として、第一ないし第五の態様のいずれかにかかるスプレーガンであって、液循環式であることを特徴とするスプレーガンを提供するものである。
第七の態様として、第一ないし第六の態様のいずれかにかかるスプレーガンを用いて基体上に感光体形成用塗料をスプレー塗工することを特徴とする電子写真感光体の製造方法を提供するものである。
第八の態様として、第七の態様にかかる電子写真感光体の製造方法において、固形分中の顔料重量配合率が50〜90wt%の塗工液をスプレー塗工して下引き層を形成することを特徴とする電子写真感光体の製造方法を提供するものである。
第九の態様として、第七の態様にかかる電子写真感光体の製造方法において、固形分中の顔料重量配合率が5〜50wt%の塗工液をスプレー塗工して保護層を形成することを特徴とする電子写真感光体の製造方法を提供するものである。
第十に、第七ないし第九の態様のいずれかにかかる電子写真感光体の製造方法によって製造されたことを特徴とする電子写真感光体を提供するものである。
請求項1のスプレーガンによれば、ノズル内部の顔料の堆積、固化が防止され、形成される塗膜に塗膜欠陥や異物付着がない良好な塗膜を提供できる。
請求項2記載のスプレーガンによれば、ノズル内部の顔料の堆積、固化が防止され、形成される塗膜に塗膜欠陥や異物付着がない良好な塗膜を提供できる。
請求項3のスプレーガンによれば、スプレーノズル内部の顔料の堆積、固化が防止されるのみでなく、塗工液入口や出口における顔料付着、固化を抑制できる。
請求項4のスプレーガンによれば、上記円筒状又はパイプ状樹脂ガイドの場合に劣らないスプレーノズル内部の顔料の堆積、固化防止効果を得られる。
請求項5のスプレーガンによれば、上記超音波振動子の場合と同等のスプレーノズル内部の顔料堆積、固化防止効果を得られる。
請求項6のスプレーガンによれば、上記スプレーノズル内部の顔料の堆積、固化防止効果をより向上させることができる。
請求項7の電子写真感光体の製造方法によれば、形成される塗膜に塗膜欠陥や異物付着がなく、画像品質の優れた電子写真感光体を製造することができる。
請求項8の電子写真感光体の製造方法によれば、上記スプレーノズル内部の顔料の堆積、固化防止効果をより向上させることができ、さらに画像品質の優れた電子写真感光体を製造できる。
請求項9の電子写真感光体の製造方法によれば、上記スプレーノズル内部の顔料の堆積、固化防止効果をより向上させることが、さらに画像品質の優れた電子写真感光体を製造できる。
請求項10の電子写真感光体によれば、画像品質の優れた電子写真感光体を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1、図2、図3は、それぞれ本発明のスプレーガン本体の先端部の一例を示すものであり、スプレーノズル9の液流路(スプレーノズル9とニードル61との隙間)に円筒状又はパイプ状の樹脂ガイド91を挿入し、ガイド押さえ92で固定したものである。スプレーガン6の後側は、Oリング62及びパッキン63によって封止されているため、塗工液入口64からスプレーガン6内に送り込まれた塗工液は、液流路に沿ってスプレーノズル9の先端側へ導かれる。スプレーノズル9の先端付近には、僅かな隙間をあけてエアキャップ10が配置されており、霧化エアー入口66から供給されたエアーがこの隙間から高速で噴出する。この空気の流れによって塗工液は霧化され、微細な液滴(スプレー)11としてスプレーガン6から噴射される。
図3のスプレーガンは、樹脂ガイド91を挿入するのみでなく、さらに塗工液の入口64と出口65との流路内壁にフッ素樹脂コーティングを施したものである。液流路に樹脂ガイド91が挿入されているため顔料が堆積しても液循環で再分散される。さらに本発明による樹脂ガイド91は剥がれがなく、劣化したら交換することができる。また樹脂ガイド91の装着により液流路の内径が小さくなるため液の流速が速くなり顔料の堆積が起こり難くなる。
樹脂ガイド91の形状は円筒状又はパイプ状である。厚さは、液流路径に合わせてノズル内径を加工する。作り方としては市販のPTFEパイプを利用するとよい。樹脂ガイド91の挿入、固定はノズル単品の液流路に樹脂ガイド91を挿入すればよく、特にジグは必要としない。ガイド押さえ92は樹脂製で雄ねじ加工してあり、ノズルに雌ねじ加工を施す。交換する場合は、まずスプレーガンよりスプレーノズルを取り外し、次にガイド押さえ92、樹脂ガイド91の順に外す。次いで新しい樹脂ガイド91をスプレーガンに取り付ければよい。このガイド押さえ92も樹脂ガイド91と同様、円筒状雄ねじ又はパイプ状雄ねじとする。厚さは樹脂ガイド91と同じ内径にする。材料は樹脂製でも金属製でも良い。固定はネジ止めであり、樹脂ガイド91と同じ内径で、なるべく段差をなくすことに注意する。ガイド押さえ92により樹脂ガイド91のずれ防止ができる。
樹脂ガイド91に用いる樹脂は、フッ素樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアセタール、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリイミド樹脂など公知の樹脂を用いることができるが、これらに限定されるものではない。但し、耐溶剤性の樹脂に限定され、中でもフッ素樹脂(PFAハイグレード品など)が好ましい。
図4、図5は上記図1〜図3のものとは異なる目詰まり防止機構を設けた本発明のスプレーガン本体の先端部をそれぞれ示すものである。すなわち図4のものはスプレーガンのボディーに超音波振動子67を取り付けてあり、スプレー時又はスプレー前から作動させ、顔料の堆積を超音波振動によって防止するものである。図5のものは超音波振動子67に代えてエアーバイブレータ68を取り付けたもので、エアーバイブレータ68の振動によって顔料の堆積を防止するものである。超音波振動子67やエアーバイブレータ68はスプレーガン本体にあるホルダー取り付け孔に取り付け、ガン移動軸7(図8参照)のスプレーガン6を固定する部分に固定する。
図6、図7は比較のために挙げた一般市販品のスプレーガン本体の先端部の例を示すものである。スプレーノズル内壁は製作時の微細な凹凸があり、顔料等の微細粒子が固着し、堆積してくる。また、塗工液の入口、出口のネジ部等は顔料が溜まりやすい。長期塗工を行うと顔料がスプレーノズル内部、ネジ部等に堆積、固化してくる。
図8は本発明のスプレー塗工の一例を示すもので、塗工ブース1内にはワークに付着しなかったオーバースプレーミストを排気し、かつ、ブース内部をクリーンに保つために、給気2からクリーンなエアーが送られ、排気3側に排気される。基体4は支持され、基体駆動軸5を介して任意の速度に回転できるようになっている。スプレーガン6は基体4に平行してスプレーガン移動軸7により移動しスプレー液8が基体4に塗工される。
図9、図10は一般に採用されている送液方法を示すもので、本発明のスプレーガンも、もちろん、これらの送液方法で実施することができる。図9の送液システムは顔料が少なく、沈降しにくい粘性の安定した液に適しており、沈降が激しい液には適さない。図10の送液システムは液循環式で顔料の沈降がある液は循環と塗工を繰り返して使用する。液循環は循環ポンプ30で吸い上げ、定量ポンプ20、バルブ50、スプレーガン6、塗工タンク100を通って循環される。塗工時はバルブ50が閉じて定量ポンプ20より定量吐出され、スプレーガン6に送液される。循環により、顔料の沈降、堆積を防止することができる。
上述のように、本発明のスプレーガンによれば、顔料による目詰まりの発生を押さえ、かつ、塗膜欠陥の無い、良好な塗膜が得られる。以下実施態様により本発明のスプレーガンを用いて電子写真感光体を製造し、デジタルコピー機で画像の評価を行った結果を示す。なお、塗膜欠陥の有無は目視で確認した。
本発明に用いられる基体4としては、アルミニウム、銅、鉄、亜鉛、ニッケルなどの金属のドラム及びシート、紙、プラスチック又はガラス上にアルミニウム、銅、金、銀、白金、パラジウム、チタン、ニッケル−クロム、ステンレス、銅−インジウムなどの金属を蒸着するか、酸化インジウム、酸化錫などの導電性金属酸化物を蒸着するか、金属箔をラミノートするか、又はカーボンブラック、酸化インジウム、酸化錫−酸化アンチモン粉、金属粉、ヨウ化銅などを結着樹脂に分散し、塗工することによっても導電処理したドラム状、シート状、プレート状のものなど、公知の材料を用いることができるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
さらに、必要に応じて導電性支持体の表面は、画質に影響のない範囲で各種の処理を行うことができる。例えば、表面の酸化処理、薬品処理、着色処理等を行うことができる。また、導電性支持体と電荷発生層との間にさらに下引き層を設けることができるが、この下引き層は帯電時において、積層構造からなる感光層における導電性支持体から感光層への電荷の注入を阻止するとともに、感光層を導電性支持体に対して一体的に接着保持せしめる接着層としての作用、或いは導電性支持体からの反射光の防止作用等を示す。
この下引き層に用いる樹脂は、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリイミド樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、水溶性ポリエステル、ニトロセルロース又はカゼイン、ゼラチンなど公知な樹脂を用いることができるが、これらに限定されるものではない。また、下引き層の厚さは0.01〜10μmが適当であり、好ましくは0.3〜7μmである。
電荷発生層(キャリア発生層)は例えばモノアゾ色素、ジスアゾ色素、トリスアゾ色素などのアゾ系色素、ペリレン酸無水物、ペリレン酸イミドなどのペリレン系色素、インジゴ、チオインジゴなどのインジゴ系色素、アンスラキノン、ピレンキノン及びフラパンスロン類などの多環キノン類、キナグリドン系色素、ビスベンゾイミダゾール系色素、インダスロン系色素、スクエアリリウム系色素、金属フタロシアニン、無金属フタロシアニンなどのフタロシアニン系顔料、ピリリウム塩色素、チアピリリウム塩色素とポリカーボネートから形成される共晶錯体等、公知各種の電荷発生物質(キャリア発生物質)を適当なバインダー樹脂及び必要により電荷輸送物質(キャリア輸送物質)と共に溶媒中に溶解或いは分散し、塗工液とする。
電荷発生物質を樹脂中に分散させる方法としてはボールミル分散法、アトライター分散法、サンドミル分散法などを用いることができる。この際、電荷発生物質は、体積平均粒径で5μm以下、好ましくは2μm以下、最適には0.5μm以下の粒子サイズにすることが有効である。本発明で用いる電荷発生層の膜厚は、一般的には0.1〜5μm、好ましくは0.2〜2μmが適当である。
本発明によって電子写真感光体に製造される電荷輸送層は、電荷輸送物質を適当なバインダー(結着樹脂)中に含有させて形成される。電荷輸送物質としては、2,5−ビス(p−ジエチルアミノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾールなどのオキサゾアゾール誘導体、1,3,5−トリフェニル−ピラゾリン、1−〔ピリジル−(2)〕−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリンなどのピラゾリン誘導体、トリフェニルアミン、スチリルトリフェニルアミン、ジベンジルアニリンなどの芳香族、第3級アミノ化合物、N,N′−ジフェニル−N,N′−ビス(3−メチルフェニル)−1,1−ビフェニル−4,4′−ジアミンなどの芳香族第3級ジアミノ化合物、3−(4′−ジメチルアミノフェニル)−5,6−ジ−(4′−メトキシフェニル)−1,2,4−トリアジンなどの1,2,4−トリアジン誘導体、4−ジエチルアミノベンズアルデヒド−1,1−ジフェニルヒドラゾンなどのヒドラゾン誘導体、2−フェニル−4−スチリル−キンゾリンなどのキナゾリン誘導体、6−ヒドロキシ−2,3−ジ(p−メトキシフェニル)−ベンゾフランなどのベンゾフラン誘導体、p−(2,2−ジフェニルビニル)−N、N−ジフェニルアニリンなどのα−スチルベン誘導体、“Journal of Imaging Science”29:7〜10(1985)に記載されているエナミン誘導体、N−エチルカルバゾールなどのカルバゾール誘導体、ポリ−N−ビニルカルバゾールなどのポリ−N−ビニルカルバゾール及びその誘導体、ポリ−γ−カルバゾリルエチルグルタナート及びその誘導体、さらにはピレン、ポリビニルピレン、ポリビニルアントラセン、ポリビニルアクリジン、ポリ−9−ビフェニルアントラセン、ピレン−ホルムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾールホルムアルデヒド樹脂などの公知の電荷輸送物質を用いることができるが、これらに限定されるものではない。また、これらの電荷輸送物質は単独或いは2種以上混合して用いることができる。
さらに、電荷輸送層における結着樹脂としては、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビニルアセテート樹脂、ブチレン−ブタジエン共重合体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体、シリコーン樹脂、シリコーン−アルキッド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、スチレン−アルキッド樹脂、ポリ−Nビニルカルバゾールなどの公知の樹脂を用いることができるが、これらに限定されるものではない。また、これらの結着樹脂は単独或いは2種以上混合して用いることができる。
電荷輸送材料と結着樹脂との配合比(重量比)は10:1〜1:5が好ましい。本発明で用いる電荷輸送層の膜厚は一般的には5〜50μm、好ましくは10〜30μmが適当である。
その他本発明の電子写真感光体においては、保護層として上記電荷輸送層の上に電荷輸送物質と顔料とを適当なバインダー中に含有させた層が形成される。顔料としては、アルミナ、酸化チタン等の無機顔料の他、有機顔料を使用しても良い。全固形分中の顔料の重量配合率は5〜30%が好ましい。厚さは一般的には2〜10μm、好ましくは4〜8μmが適当である。なお保護層は使われる複写機、プリンターによっては設ける必要が無い場合もある。
以下に本発明の実施例を示す。まず感光体形成用塗工液の処方を示し、次に、それら塗工液を用いて、下記塗工条件により電子写真感光体を製造する。実施例および比較例を挙げ、本発明を詳細に説明する。調合における「部」は重量部を示す。
1−1.下引き層塗工液1の作製
以下の材料を溶解して下引き層塗工液1を調合した。
メラミン樹脂 15部
酸化チタン 15部
シクロヘキサノン 35部
メチルエチルケトン 35部
ボールミルを用いてメラニン樹脂に酸化チタンを分散させた後、シクロヘキサノン及びメチルエチルケトンを加えて下引き層塗工液1とした。
1−2.下引き層塗工液2の作製
以下の材料を溶解して下引き層塗工液2を調合した。
メラミン樹脂 6部
酸化チタン 24部
シクロヘキサノン 35部
メチルエチルケトン 35部
ボールミルを用いてメラニン樹脂に酸化チタンを分散させた後、シクロヘキサノンとメチルエチルケトンを加えて下引き層塗工液2とした。
1−3.下引き層塗工液3の作製
以下の材料を溶解して下引き層塗工液3を調合した。
メラミン樹脂 24部
酸化チタン 6部
シクロヘキサノン 35部
メチルエチルケトン 35部
ボールミルを用いてメラニン樹脂に酸化チタンを分散させた後、シクロヘキサノンとメチルエチルケトンを加えて下引き層塗工液3とした。
2.電荷発生層塗工液の作製
構造式1に示す電荷発生材料 1部
ポリビニルブチラール 0.5部
シクロヘキサノン 40部
メチルエチルケトン 60部
ボールミルを用いてポリビニルブチラールに電荷発生材料を分散させた後、シクロヘキサノンとメチルエチルケトンとを加えて電荷発生層塗工液とした。
Figure 2005288375
3.電荷輸送層塗工液の作製
構造式2に示す電荷輸送材料 4部
ポリカーボネート 6部
シクロヘキサノン 45部
テトラヒドロフラン 45部
シリコンオイル 0.001部
を溶解して電荷輸送層塗工液を調合した。
Figure 2005288375
4−1.保護層塗工液1の作製
構造式2に示す電荷輸送材料 4部
アルミナ 7部
ポリカーボネート 4部
シクロヘキサノン 20部
テトラヒドロフラン 65部
ボールミルを用いてポリカーボネートに電荷輸送材料とアルミナとを分散させた後、シクロヘキサノンとテトラヒドロフランとを加えて保護層塗工液1とした。
4−2.保護層塗工液2の作製
構造式2に示す電荷輸送材料 6部
アルミナ 3部
ポリカーボネート 6部
シクロヘキサノン 20部
テトラヒドロフラン 65部
ボールミルを用いてポリカーボネートに電荷輸送材料とアルミナとを分散させた後、シクロヘキサノンとテトラヒドロフランとを加えて保護層塗工液2とした。
4−3.保護層塗工液3の作製
構造式2に示す電荷輸送材料 2部
アルミナ 11部
ポリカーボネート 2部
シクロヘキサノン 20部
テトラヒドロフラン 65部
ボールミルを用いてポリカーボネートに電荷輸送材料とアルミナとを分散させた後、シクロヘキサノンとテトラヒドロフランとを加えて保護層塗工液3とした。
塗工条件
外径100mm、長さ340mmのアルミニウム製の円筒状基体に、上で調合した下引き層(UL)塗工液をスプレー塗工し、110℃で15分間乾燥して、厚さ0.5μmの下引き層を形成した。次にこの上に電荷発生層(CGL)、電荷輸送層(CTL)、保護層を逐次スプレー塗工・乾燥し、積層感光体試料を作製した。なお、塗工及び乾燥は、電荷発生層の乾燥膜厚が0.2μm、電荷輸送層は23μm、保護層は3μmとなるような条件で行った。また、スプレーガンは明治機械製のスプレーノズル口径0.8mmのガンを用い、エアー流量は20〜30L/minの範囲とした。送液にはシリンジポンプを用い、定量でスプレーノズルに送りこむ機構とした。
以下の実施例及び比較例においては、株式会社リコー製のデジタルコピー機(Ipsio Color 8000)を使用し、次の判定基準により「画像品質」、「塗膜欠陥・異物付着」、「ノズル詰まり」を評価した。
「画像品質」は、目視により出力画像の濃淡ムラ、画像欠陥、画像汚れのないものを○、わずかに発生を△、発生を×として判定した。
また、「塗膜欠陥・異物付着」は、塗工済みの感光体の表面を目視判定し、発生なしを○、わずかに発生を△、発生を×とした。
また、「ノズル詰まり」の評価は、詰まりが発生するとスプレーパターンが変化することから、100本塗工している最中のスプレーパターンの乱れを観察した。スプレーパターンの乱れのないものを○、わずかに発生を△、発生を×として判定した。結果を表1に示す。
〔実施例1〕
図8のスプレー塗工機と図9の送液システムとを使用し、図1のスプレーノズル9に円筒状フッ素樹脂ガイド91を挿入したスプレーガンを使用して上記保護層塗工液2を電荷輸送層上に連続500本のスプレー塗工を行った。
〔実施例2〕
図8のスプレー塗工機と図10の循環式送液システムとを使用し、スプレーノズル9に円筒状フッ素樹脂ガイド91を挿入した図2の循環式スプレーガンを使用し、実施例1と同様にスプレー塗工を行った。
〔実施例3〕
図3に示すスプレーノズル9内部に円筒状フッ素樹脂ガイド91を挿入及び塗工液入口64と出口65にフッ素樹脂コーティングを施した循環式スプレーガンを用いて、実施例2と同様にスプレー塗工を行った。
〔比較例1〕
図6のスプレーガン6を使用し、実施例1と同様にスプレー塗工を行った。
〔比較例2〕
図7のスプレーガン6を使用し、実施例2と同様にスプレー塗工を行った。
〔実施例4〕
図3のスプレーガン6を使用し、図10の循環式送液システムで上記下引き層塗工液1、電荷発生層塗工液、電荷輸送層塗工液、保護層塗工液1を順次スプレー塗工により塗布し、感光体を作製した。
〔実施例5〕
図3のスプレーガン6を使用し、図10の循環式送液システムで上記下引き層塗工液2、電荷発生層塗工液、電荷輸送層塗工液、保護層塗工液1を順次スプレー塗工により塗布し、感光体を作製した。
〔参考例1〕
図3のスプレーガン6を使用し、図10の循環式送液システムで上記下引き層塗工液3、電荷発生層塗工液、電荷輸送層塗工液、保護層塗工液1を順次スプレー塗工により塗布し、感光体を作製した。
〔実施例6〕
図3のスプレーガン6を使用し、図10の循環式送液システムで上記下引き層塗工液1、電荷発生層塗工液、電荷輸送層塗工液、保護層塗工液1を順次スプレー塗工により塗布し、感光体を作製した。
〔実施例7〕
図3のスプレーガン6を使用し、図10の循環式送液システムで上記下引き層塗工液1、電荷発生層塗工液、電荷輸送層塗工液、保護層塗工液2をスプレー塗工により塗布し、感光体を作製した。
〔参考例2〕
図3のスプレーガン6を使用し、図10の循環式送液システムで上記下引き層塗工液1、電荷発生層塗工液、電荷輸送層塗工液、保護層塗工液3をスプレー塗工により形成し、感光体を作製した。
〔実施例8〕
図8のスプレー塗工機と図10の循環式送液システムとを使用し、図4のスプレーガン6(本体に超音波振動子67(20KHz50W)を取り付け)でスプレー塗工により感光体を作製した。
〔実施例9〕
図8のスプレー塗工機と図10の循環式送液システムとを使用し、図5のスプレーガン6(本体に空気式ボールバイブレータ68を取り付け)でスプレー塗工により感光体を作製した。
〔比較例3〕
図8のスプレー塗工機と図10の循環式送液システムとを使用し、図7のスプレーガン6でスプレー塗工により感光体を作製した。
Figure 2005288375
本発明のスプレーガン本体の先端部の一例を示す概略断面図である。 本発明のスプレーガン本体の先端部の一例を示す概略断面図である。 本発明のスプレーガン本体の先端部の一例を示す概略断面図である。 本発明のスプレーガン本体の先端部の一例を示す概略断面図である。 本発明のスプレーガン本体の先端部の一例を示す概略断面図である。 従来のスプレーガン本体の先端部の例を示す概略断面図である。 従来のスプレーガン本体の先端部の他の例を示す概略断面図である。 本発明のスプレー塗工の一例を示す説明図である。 一般的な送液システムの例を示す説明図である。 一般的な送液システムの他の例を示す説明図である。
符号の説明
1 塗工ブース
4 基体
5 基体駆動軸
6 スプレーガン
7 ガン移動軸
8 スプレー液
9 スプレーノズル
10 エアーキャップ
61 ニードル
64 塗工液入口
65 塗工液出口
66 霧化エアー入口
91 樹脂ガイド
92 ガイド押さえ
93 樹脂コーティング
67 超音波振動子
68 エアーバイブレータ

Claims (10)

  1. スプレーノズル内に樹脂で形成された筒状のガイドを挿入し固定したことを特徴とするスプレーガン。
  2. 前記ガイドの断面形状が略円環状であることを特徴とする請求項1記載のスプレーガン。
  3. 請求項1又は2記載のスプレーガンにおいて、塗工液入口及び出口の接液部に樹脂コーティングを施したことを特徴とするスプレーガン。
  4. ボディーに超音波振動子を取り付けたことを特徴とするスプレーガン。
  5. ボディーにエアーバイブレータを取り付けたことを特徴とするスプレーガン。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のスプレーガンであって、液循環式であることを特徴とするスプレーガン。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載のスプレーガンを用いて感光体形成用の塗工液を基体上にスプレー塗工することを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
  8. 請求項7記載の電子写真感光体の製造方法において、固形分中の顔料重量配合率が50〜90wt%の塗工液をスプレー塗工して下引き層を形成することを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
  9. 請求項7記載の電子写真感光体の製造方法において、固形分中の顔料重量配合率が5〜50wt%の塗工液をスプレー塗工して保護層を形成することを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
  10. 請求項7ないし9のいずれかに記載の電子写真感光体の製造方法によって製造されたことを特徴とする電子写真感光体。
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