JP2005287884A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大当たり終了後に特別遊技状態に移行しなくても、落胆を抑えることができるとともに、大当たり終了後の特別期間中に特別遊技状態への移行のチャンスがあり遊技継続の期待感を持続可能なパチンコ遊技機を提供することを課題とする。
【解決手段】当たりの発生に応じて、その当たりに付随して時短状態を発生させるか否かを決定するための抽選を実行する時短抽選手段と、その時短抽選に当選した場合は、その時短状態を発動待ち状態とし当たり終了後に通常状態に移行した後、発動抽選に当選した時点で時短状態を発動する時短状態発動手段とを備える。時短抽選に当選しなかった場合に、時短抽選手段は当たり終了後のチャンスタイム(特別期間)中に再度時短抽選を実行し、この再抽選に当選した場合に、時短状態発動手段は時短状態を発動する。
【選択図】図3

Description

本発明は、パチンコ遊技機に関する。
一般によく知られた「セブン機」と称されるパチンコ遊技機として、予め定められた特定図柄で大当たりが発生したときなどに、大当たり終了後に確率変動状態(確変状態)や時間短縮状態(時短状態)などの特別遊技状態を発生させる遊技機がある(特許文献1参照)。
特開2002−346131号公報
しかしながら、このようなパチンコ遊技機では、大当たり終了後に所定の確率で確変状態や時短状態などの特別遊技状態に突入するが、特別遊技状態に突入しなかった場合は、次回の大当たりが発生するまで通常状態での遊技を強いられることになり、遊技者は特別遊技状態への期待感を喪失して落胆してしまい、遊技継続意欲に影響を及ぼしかねない問題があった。
本発明は上記した背景をもとになされたもので、大当たり終了後に特別遊技状態に移行しなくても、落胆を抑えることができるとともに、大当たり終了後の特別期間中に特別遊技状態への移行のチャンスがあり遊技継続の期待感を持続可能なパチンコ遊技機を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために本発明パチンコ遊技機は、所定の始動条件の成立に応じて大当たりか否かを決定するための大当たり抽選を実行し、この抽選結果が当選である場合に大当たり状態を発生するとともに、当該大当たり状態に付随して通常状態よりも遊技者にとって有利な特別状態を所定の確率で発生可能に構成されたパチンコ遊技機において、
大当たり状態に付随して特別状態を発生させるか否かを決定するための特別状態抽選を実行する特別抽選手段と、
この特別抽選手段による抽選結果が当選の場合に、大当たり状態終了後の通常状態において特別状態の発動待ち状態とし、当該発動待ち状態中において所定の発動条件が成立した時点で特別状態を発動する特別状態発動手段と、
を備えたことを特徴とする。
上記本発明のパチンコ遊技機は、大当たり終了後に通常状態を経由してから特別状態(例えば時短状態或いは確変状態)を発生させるようにしたので、大当たり終了後に特別状態に移行しなくても、従来のように大当たり終了時点で即座に特別状態への移行の可能性が否定されて遊技者が期待感を喪失してしまうことことがなく、落胆を抑えられる。
その際、大当たり状態が終了した後の所定期間を特別期間として設定し、
特別状態発動手段は、発動待ち状態において特別期間中に発動条件が成立しなかった場合には、当該特別期間の終了に応じて特別状態を発動するようにできる。このようなパチンコ遊技機においては、特別期間が設けられ、この期間中に発動条件が設定しなかった場合においても、期間終了後に特別状態が発動され、遊技者は期待感を持続可能である。
また、大当たり状態が終了した後の所定期間を特別期間として設定し、
特別抽選手段は、特別状態抽選の結果が非当選の場合は、特別期間中に再度の特別状態抽選を実行し、
特別状態発動手段は、再度の特別状態抽選の結果が当選の場合に、特別状態を発動するようにできる。このようなパチンコ遊技機においては、特別抽選手段による抽選結果により特別状態を発生させる旨の決定がされなかった場合(非当選の場合)においても、特別期間中に特別状態への移行のチャンスがあり、ゲーム性を高めるとともに期待感を持続できる。
さらに、特別期間が終了する前に大当たり状態が発生した場合には、当該特別期間の残存期間を当該大当たり終了後の特別期間に加算する特別期間加算手段を備えることができる。このようなパチンコ遊技機においては、特別期間中に大当たりが発生した場合は、特別期間の残存期間(例えば図柄変動実行回数の所定回数までの残存回数)が、次の特別期間に加算され、実質的に特別期間が延長されるので、期待感がさらに高められる。
上記課題を解決するための本発明パチンコ遊技機の第二態様は、遊技盤に配置された始動入賞口と、
この始動入賞口への入賞に応じて大当たりを発生するか否かを決定するための抽選を実行する大当たり抽選手段と、
この大当たり抽選手段による抽選結果に基づいて図柄を変動表示する図柄表示手段と、
この図柄表示手段が所定の大当たり図柄を表示したときに大当たり状態を発生する大当たり状態発生手段と、
この大当たり状態発生手段が大当たり状態を発生する場合に、当該大当たり状態に付随して通常状態よりも有利な特別状態を発生するか否かを決定するための特別状態抽選を実行する特別状態抽選手段と、
この特別状態抽選手段による抽選結果が当選の場合に、大当たり状態に付随して特別状態を発動する特別状態発動手段と、を備えたパチンコ遊技機において、
特別状態発動手段は、特別状態抽選手段の抽選結果が当選の場合に、大当たり状態終了後の通常状態において特別状態の発動待ち状態とし、この発動待ち状態において所定の発動条件が成立した時点で特別状態を発動することを特徴とする。
上記第二態様のパチンコ遊技機は、大当たり終了後に通常状態を経由してから、特別状態(例えば図柄表示手段の図柄変動時間を短縮する時短状態、或いは大当たり抽選手段の当たり確率を高める確変状態)を発生させるようにしたので、大当たり終了後に特別状態に移行しなくても、従来のように大当たり終了時点で即座に特別状態への移行の可能性が否定されて遊技者が期待感を喪失してしまうことことがなく、落胆を抑えられる。
その際、大当たり状態が終了した後の所定期間を特別期間として設定し、
特別状態発動手段は、特別期間中において特別状態を発動するか否かを決定するための発動抽選を実行し、この発動抽選に当選することを条件として特別状態を発動するとともに、特別期間中に発動抽選に当選しなかったときは、当該特別期間の終了に応じて特別状態を発動するようにできる。
このようなパチンコ遊技機においては、特別期間が設けられ、発動待ち状態においてこの期間中に発動抽選に当選することが発動条件とされ、当選しなかった場合においても、期間終了後に特別状態(例えば時短状態或いは確率状態)が発動され、遊技者は期待感を持続可能である。
また、特別状態抽選手段は、特別状態抽選の結果が非当選の場合に、特別期間中において再度の特別状態抽選を実行し、
特別状態発動手段は、再度の特別状態抽選の結果が当選の場合に特別状態を発動するようにできる。このように、特別状態抽選手段による抽選結果が非当選の場合においても、特別期間中に特別状態(例えば時短状態或いは確率状態)への移行のチャンスがあり、ゲーム性を高めるとともに期待感を持続できる。
(実施例)
以下、本発明の実施の形態につき、図面に示すパチンコ遊技機の実施例を参照して説明する。図1は、本発明のパチンコ遊技機1の正面模式図である。パチンコ遊技機1は、台枠に取り付けられた透明ガラス扉2と、台枠の内側に配置されてガラス扉2によって覆われる遊技盤3を有する。遊技盤3は、円状に遊技領域が形成されている。遊技盤3の下方には、玉供給皿4が設けられている。玉供給皿4に準備された玉は、ハンドル5を含んで構成される玉発射機構によって遊技盤3に向けて発射される。遊技盤3に達した玉は、その遊技盤3の面上を落下する。
遊技盤3の面上には、その中央付近に液晶表示部6が配設されている。液晶表示部6には、3つのキャラクタ(数字)で構成された図柄が変動表示される特別図柄表示部13(図柄表示手段)、2つのキャラクタで構成された図柄が変動表示される普図表示部14及びチャンスタイム中図柄変動回数表示部16が設けられている。液晶表示部6の下方には、特別始動可変入賞口7(始動入賞口)が配置されている。液晶表示部6の左右には、対称的な位置に複数(本実施例では2個)の普図始動入賞口8,9が設けられている。特別始動可変入賞口7の下方には、当該パチンコ遊技機1が大当たりしたときに開放するアタッカー(大入賞口)10と、玉を回収するためのアウト口11が設けられている。
特別始動可変入賞口7は、入賞口の両側に可動部材12,12が可動自在に設けられ、動作時に左右に開くように可変式の入賞口として構成されている。すなわち、非動作時には閉鎖した第1状態(図1に実線で示す状態)を呈し、動作時には開放した第2状態(図1に破線で示す状態)を呈するものである。
次に、図2に示すのは、パチンコ遊技機1の遊技制御装置20の構成を示すブロック図である。遊技制御装置20は、メイン基板21、このメイン基板21に搭載されたCPU22、遊技プログラムを格納したROM23、RAM24、入出力回路25、CPU22からの制御信号の出力が接続される表示制御基板26、音声制御基板27、ランプ制御基板28、払出制御基板29、発射制御基板30、およびこの遊技制御装置20に電源を供給する電源回路31を含み構成される。
玉の通過を検知したとき検知信号を出力する検知スイッチとして、特別始動可変入賞検出器32、普図始動入賞検出器33,34、アタッカー入賞検出器35が入出力回路25を介してCPU22に接続されている。特別始動可変入賞口開放用ソレノイド36、アタッカー開放用ソレノイド37が入出力回路25を介してCPU22に接続されている。CPU22からの制御信号により特別始動可変入賞口開放用ソレノイド36が駆動され、可動部材12,12の開閉が制御される。表示制御基板26にはCPU22からの制御信号が入力され、該制御信号に応じて液晶表示部6の特別図柄表示部13、普図表示部14及びチャンスタイム中図柄変動回数表示部16の表示が制御される。また、音声制御基板27では音声信号を作成し、音声信号が増幅されスピーカ40から音声が出力される。ランプ制御基板28にはCPU22からの制御信号が入力され制御信号に応じてランプ41が制御される。また、払出制御基板29では制御信号に応じて賞球や貸球の払出装置42を制御する。発射制御基板30では同様に玉の発射装置43を制御する。
CPU22(特別抽選(例えば時短抽選)手段)は、大当たり状態に付随して、特別状態(例えば時短状態)を発生させるか否かを決定するための抽選を実行する機能を有している。CPU22(特別状態発動手段)は、特別抽選手段による抽選結果が当選の場合に、大当たり状態終了後の通常状態において特別状態の発動待ち状態とし、当該発動待ち状態中において所定の発動条件が成立した時点で特別状態を発動するとともに、発動待ち状態において予め定められた特別期間中に発動条件が成立しなかった場合には、当該特別期間の終了に応じて特別状態を発動する機能を有している。
また、CPU22(特別抽選手段)は、特別状態抽選の結果が非当選の場合は、特別期間中に再度の特別状態抽選を実行する機能を有している。CPU22(特別状態発動手段)は、再度の特別状態抽選の結果が当選の場合に、特別状態を発動する機能を有している。
CPU22(特別期間加算手段)は、特別期間が終了する前に大当たり状態が発生した場合には、当該特別期間の残存期間(図柄変動実行回数の所定回数までの残存回数)を当該大当たり終了後の特別期間に加算する機能を有している。
CPU22(大当たり抽選手段)は、特別始動可変入賞口7への入賞に応じて大当たりを発生するか否かを決定するための抽選を実行する機能を有している。CPU22(大当たり状態発生手段)は、特別図柄表示部13が所定の大当たり図柄を表示したときに大当たり状態を発生する機能を有している。
CPU22(特別状態抽選手段)は、この大当たり状態発生手段が大当たり状態を発生する場合に、当該大当たり状態に付随して通常状態よりも有利な特別状態を発生するか否かを決定するための特別状態抽選を実行する機能を有している。CPU22(特別状態発動手段)は、特別状態抽選手段による抽選結果が当選の場合に、大当たり状態終了後の通常状態において特別状態の発動待ち状態とし、この発動待ち状態において発動抽選を実行し、この発動抽選に当選することを条件として特別状態を発動するとともに、発動抽選に当選しなかったときは、当該特別期間の終了に応じて特別状態を発動する機能を有している。
また、CPU22(特別状態抽選手段)は、特別状態抽選の結果が非当選の場合に、特別期間中において再度の特別状態抽選を実行する機能を有している。CPU22(特別状態発動手段)は、再度の特別状態抽選の結果が当選の場合に特別状態を発動する機能を有している。
図3は液晶表示部6の表示例を示す。中央に特別図柄表示部13、下方左に普図表示部14、下方中央に保留玉表示部15、下方右にチャンスタイム中図柄変動回数表示部16を設けている。保留玉表示部15では、特別始動可変入賞口7の入賞により得られる大当たり抽選結果を保留情報としてRAM24に記憶し、記憶された保留数を表示するものである。図3(a)において1個を表し、大当たり抽選結果があと1回得られることを示している。本実施例では特別図柄の保留玉の上限は4個に設定されている。
チャンスタイム中図柄変動回数表示部16について説明する。本実施例では大当たり終了後にチャンスタイム(特別期間に相当)が設定されている。チャンスタイムは図柄変動実行回数が所定回数(本実施例では50回)に達するまでの期間継続される。チャンスタイムカウンタがRAM23の所定領域に設定され、チャンスタイム中における図柄変動実行回数がカウントダウンされ、チャンスタイム中図柄変動回数表示部16では、只今の残りの図柄変動回数が表示される。図3(c)において「35」を示している。特別図柄表示部13の上方にはメッセージ表示部17を設けている。大当たりが決定された際、或いはチャンスタイム中の際、その旨をメッセージとして遊技者に報知する。
次に、図5〜図9に示すフローチャートに従って制御フローについて説明する。
大当たり抽選について説明する。特別始動可変入賞口7に付設された特別始動可変入賞検出器32により玉を検知すると、入賞検知信号がCPU22に伝送される。CPU22に入賞検知信号が入力されたタイミングに応じて、CPU22が当たり判定用カウンタから乱数値(カウンタ値)を取得し、その乱数値が当たり乱数に一致するか否かを判定することにより大当たりの抽選を行っている。
次に、普図抽選について説明する。普図始動入賞口8,9に付設された普図始動入賞検出器33,34により玉を検知すると、入賞検出信号がCPU22に伝送される。CPU22に入賞検知信号が入力されたタイミングに応じてCPU22が判定用カウンタから乱数値(カウンタ値)を取得し、その乱数値が当たり乱数に一致するか否かを判定することにより普図抽選を行っている。
本実施例では、例えば乱数値範囲を「0〜1」とし、「1」を当たり、「0」をハズレとしている。抽選処理で乱数値が当たり乱数である場合、当たり条件成立となる。当たりとなったときに、普図表示部14に当たり停止図柄として、例えば「AA」と表示する。なお、普図の1回の変動表示時間は、通常状態においては30秒であるが、時間短縮状態(時短状態ともいう)においては3秒に短縮されるように設計されている。従って、時短状態においては通常状態よりも頻繁に普図が変動を停止することになる。このような変動時間短縮機能を一般に「時短機能」と称し、この時短機能が発動している状態を時短状態という。
普図抽選において当たりとなると、通常状態においては特別始動可変入賞口7を0.2秒開放する。CPU22からの制御信号により特別始動可変入賞口開放用ソレノイド36が駆動され、可動部材12,12が開放状態となり、玉の入賞率が高まるとともに、上記開放時間経過後、閉鎖状態となり、開放状態と比べて入賞率が低くなる。特別始動可変入賞口7に玉の入賞があった場合、前述の大当たり抽選が実行される。
図5はスタート入賞処理のフローを示す。ステップS1において、特別始動可変入賞口7に入賞(スタート入賞ともいう)があったか否かを判定し、NOの場合、終了する一方、YESの場合、保留玉が上限か否かを判定する(S2)。ここでYESの場合、終了する一方、NOの場合、当たり判定カウンタ値を抽出する(S3)。本実施例ではカウンタ値範囲を「0〜399」とし、「7」を時短状態ありの大当たり、「77」を時短状態なしの大当たりとしている。本実施例では大当たり抽選と同時に時短抽選も行うようにしている。その抽選結果は保留情報としてRAM24に記憶され(S4)、図3(a)に示すように保留玉表示部15の保留玉が「+1」インクリメントされる(S5)。
次に、ステップS6において、チャンスタイムフラグが「ON」か否かを判定し、NOの場合、終了する一方、YESの場合、発動待ちフラグが「ON」か否かを判定する(S7)。時短抽選に当選した場合は発動待ちの状態となるとように設定されるとともに、大当たり終了後にチャンスタイムが設定されている。その発動待ち状態においてチャンスタイム中に発動抽選に当選すると、時短状態に突入するように設定されている。また、時短抽選にハズレであった場合は、大当たり終了後のチャンスタイム中に改めて時短抽選を行うように設定されている。
ステップSS7において、YESの場合(発動待ちフラグが「ON」の場合)、発動抽選カウンタ値を抽出する(S8)。本実施例ではカウンタ値範囲を「0〜49」とし、「7」を当たり(1/50の確率で当たり)としている。抽選結果が当選値か否かを判定し(S9)、NOの場合、終了する一方、YESの場合、時短発動フラグを「ON」とする(S10)。なお、ステップS7において、NOの場合(発動待ちフラグが「OFF」の場合)、時短抽選カウンタ値を抽出する(S11)。本実施例ではカウンタ値範囲を「0〜99」とし、「7」を当たり(1/100の確率で当たり)としている。抽選結果が当選値か否かを判定し(S12)、NOの場合、終了する一方、YESの場合、時短当選フラグを「ON」とする。
次に、図6に示す大当たり処理について説明する。ステップS21において、大当たりフラグが「ON」か否かを判定し、NOの場合、終了する一方、YESの場合、大入賞口(アタッカー10)の開放処理を実行する(S22)。アタッカー10を開放状態とする所定の開放制御が実行される。続いて大当たりフラグが「OFF」か否かを判定し(S23)、YESの場合、チャンスタイムフラグを「ON」とし(S24)、チャンスタイムの突入をメッセージ表示部17に表示し(S25)、あわせてチャンスタイムとして図柄変動実行回数50回が設定され、図柄変動が50回実行されるまでチャンスタイムが継続されるようにカウンタでカウントする(S26)。図3(c)参照。
次に、図7に示す図柄変動処理について説明する。ステップS31において、保留玉があるか否かを判定し、NOの場合、終了する一方、YESの場合、保留玉情報を読込み(S32)、大当たりか否かを判定する(S33)。ここでNOの場合、チャンスタイム判定処理を実行し(S34)、ハズレ図柄を決定し(S35)、その後ステップS39に移行する。また、ステップS33において、YESの場合(大当たりの場合)、大当たり図柄を決定し(S36)、続いて時短当選か否かを判定する(S37)。ここでNOの場合、ステップS39に移行する一方、YESの場合、発動待ちフラグを「ON」にする(S38)。時短抽選に当選した場合は発動待ちの状態となる。
次に、ステップS39において、図柄変動パターンを決定する。図4は演出パターンの選択テーブルを示し、通常状態、チャンスタイム時の非当選時及びチャンスタイム時の当選時に複数の演出パターンから選択されて実行される。通常状態(通常時)には、演出パターン1と演出パターン2の選択率が「44/128」、演出パターン3の選択率が「39/128」、演出パターン4の選択率が「1/128」で選択される。また、チャンスタイム時の非当選時(CT時短非当選時)には、通常状態と同様に、演出パターン1と演出パターン2の選択率が「44/128」、演出パターン3の選択率が「39/128」、演出パターン4の選択率が「1/128」で選択される。さらに、チャンスタイム時の当選時(CT時短当選時)には、演出パターン1と演出パターン2の選択率が「34/128」、演出パターン3の選択率が「10/128」、演出パターン4の選択率が「48/128」、演出パターン5の選択率が「2/128」で選択される。これらの演出パターンを遊技者が見ることによって、時短状態の発生をある程度推測できる。従って、例えば演出パターン5が出現した場合には、時短状態の発生が確定となる。
次に、ステップS39において、決定された図柄変動パターンが開始され(S40)、所定時間経過したか否かを判定し(S41)、YESの場合、図柄変動を停止し(S42)、停止図柄に基づいて、大当たりか否かを判定し(S43)、YESの場合、大当たりフラグを「ON」にする(S44)一方、NOの場合、時短発動処理を実行する(S45)。
図8に示すチャンスタイム判定処理について説明する。ステップS51において、チャンスタイムフラグが「ON」か否かを判定し、NOの場合、終了する一方、YESの場合、発動待ちフラグが「ON」か否かを判定する(S52)。ここでYESの場合、発動抽選カウンタ値を読込み(S53)、当選値か否かを判定し(S54)、NOの場合、終了する一方、YESの場合、時短発動フラグを「ON」にする(S57)。チャンスタイム中に発動抽選に当選すると、時短が発動される。また、ステップS52において、NOの場合(発動待ちフラグが「ON」でない場合)、時短抽選カウンタ値を読込み(S55)、当選値か否かを判定し(S56)、NOの場合、終了する一方、YESの場合、時短発動フラグを「ON」にする(S57)。大当たり抽選時に同時に行われた時短抽選でハズレであっても、チャンスタイム中の時短抽選に当選した場合、時短が即座に発動される。
次に、図9に示す時短発動処理について説明する。ステップS61において、チャンスタイムフラグが「ON」か否かを判定し、NOの場合、終了する一方、YESの場合、チャンスタイムカウンタを「−1」デクリメントする(S62)。チャンスタイムカウンタがRAM23の所定領域に設定され、カウンタで図柄変動回数をカウントダウンして、図3(c)に示すようにチャンスタイム中図柄変動回数表示部16にチャンスタイムの残りの図柄変動回数が表示される。
次に、ステップS63において、時短発動フラグが「ON」か否かを判定し、YESの場合、時短発動フラグを「OFF」にして(S64)、時短突入をメッセージ表示部17に表示し遊技者に報知し(S67)、時短フラグを「ON」にする(S68)。また、ステップS63において、NOの場合(時短発動フラグが「ON」でない場合)、チャンスタイムカウンタが「0」か否かを判定し(S65)、NOの場合、終了する一方、YESの場合、発動待ちフラグが「ON」か否かを判定する(S66)。ここでNOの場合、チャンスタイムフラグを「OFF」にする(S69)一方、YESの場合、時短突入をメッセージ表示部17に表示し遊技者に報知し(S67)、時短フラグを「ON」にして(S68)、チャンスタイムフラグを「OFF」にする(S69)。本実施例では発動待ち状態でチャンスタイムが終了した場合は、強制的に時短を発動するようにしている。
なお、本実施例ではチャンスタイム中に大当たりが発生した場合は、チャンスタイムの残存期間、具体的には例えば図柄変動回数が30回終了した時点(残りの図柄変動回数が20回の時点)で大当たりが発生した場合は、その大当たり終了後のチャンスタイムを残存期間分(20回)だけ加算して延長するようにしている。すなわち図柄変動回数70回(=50回+20回)がチャンスタイムに設定されるようにしている。
このように、時短抽選に当選した場合は大当たり終了後に発動待ちの状態として通常状態を経由してから、発動条件としてチャンスタイム中に発動抽選で当選した時点で時短状態を発生させるようにしたので、大当たり終了後に時短状態に移行しなくても、従来のように大当たり終了時点で即座に時短状態への移行の可能性が否定されて遊技者が期待感を喪失してしまうことことがなく、落胆を抑えられる。発動待ち状態において、このチャンスタイム中に発動抽選に当選しなかった場合には、チャンスタイム終了後に時短状態が発動され、遊技者は期待感を持続可能である。
また、大当たり抽選と同時に行われた時短抽選に当選しなかった場合においても、チャンスタイム中に改めて時短抽選が行われ時短状態への移行のチャンスがあり、ゲーム性を高めるとともに期待感を持続できる。
また、チャンスタイム中に大当たり(大当たり抽選における大当たり)が発生した場合は、図柄変動実行回数の所定回数までの残存回数が、次のチャンスタイムに加算され、実質的にチャンスタイムの期間が延長されるので、期待感がさらに高められる。
なお、本実施例において次のような変形例としてもよい。
(1)時短状態として普図表示部14の1回の変動表示時間を、通常状態よりも相対的に短くするようにしたが、特別図柄表示部13の1回の変動表示時間を、通常状態よりも相対的に短くするようにしてもよい。例えば通常状態が12秒、時短状態が3秒となるように設定してもよい。
(2)時短状態以外に確率変動状態(確変状態)を発生させるようにしてもよい。確変状態として、大当たり抽選の大当たり確率を通常状態よりも相対的に高くして、例えば通常状態で当たり判定カウンタ値の「7」が大当たり(時短状態ありの大当たり)に対して、「17」,「37」,「57」,「97」を大当たり(時短状態ありの大当たり)、また通常状態で当たり判定カウンタ値の「77」が大当たり(時短状態なしの大当たり)に対して、「27」,「47」,「67」,「87」を大当たり(時短状態なしの大当たり)とするようにして当たり確率を1/400から1/100に高める設定状態としたり、普図抽選において、特別始動可変入賞口7の開放時間を通常状態よりも長くして、例えば通常状態が0.2秒開放に対して、確変状態が5秒開放するようにして玉の入賞率が高められた設定状態とすることができる。
(3)特別状態として、時短状態、確変状態が単独で設定される以外に確変状態が発生した時短状態と設定することもできる。
(4)発動待ち状態において、発動抽選の当選を発動成立条件としたが、予め定められた図柄変動実行回数に達することや、予め定められた特定入賞口に入賞することなどを発動成立条件としてもよい。
本発明のパチンコ遊技機の正面図。 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 液晶表示部の表示例を示す説明図。 演出パターン選択テーブルを示す図。 スタート入賞処理のフローチャート。 大当たり処理のフローチャート。 図柄変動処理のフローチャート。 チャンスタイム判定処理のフローチャート。 時短発動処理のフローチャート。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
6 液晶表示部
7 特別始動可変入賞口(始動入賞口)
10 アタッカー
13 特別図柄表示部(図柄表示手段)
16 チャンスタイム中図柄変動回数表示部
22 CPU(特別抽選手段、特別状態発動手段、特別期間加算手段、大当たり抽選手段、大当たり状態発生手段、特別状態抽選手段)
23 RAM

Claims (7)

  1. 所定の始動条件の成立に応じて大当たりか否かを決定するための大当たり抽選を実行し、この抽選結果が当選である場合に大当たり状態を発生するとともに、当該大当たり状態に付随して通常状態よりも遊技者にとって有利な特別状態を所定の確率で発生可能に構成されたパチンコ遊技機において、
    前記大当たり状態に付随して前記特別状態を発生させるか否かを決定するための特別状態抽選を実行する特別抽選手段と、
    この特別抽選手段による抽選結果が当選の場合に、前記大当たり状態終了後の通常状態において特別状態の発動待ち状態とし、当該発動待ち状態中において所定の発動条件が成立した時点で前記特別状態を発動する特別状態発動手段と、
    を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記大当たり状態が終了した後の所定期間を特別期間として設定し、
    前記特別状態発動手段は、発動待ち状態において前記特別期間中に前記発動条件が成立しなかった場合には、当該特別期間の終了に応じて前記特別状態を発動することを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記大当たり状態が終了した後の所定期間を特別期間として設定し、
    前記特別抽選手段は、前記特別状態抽選の結果が非当選の場合は、前記特別期間中に再度の特別状態抽選を実行し、
    前記特別状態発動手段は、前記再度の特別状態抽選の結果が当選の場合に、前記特別状態を発動することを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記特別期間が終了する前に大当たり状態が発生した場合には、当該特別期間の残存期間を当該大当たり終了後の特別期間に加算する特別期間加算手段を備えたことを特徴とする請求項2または3に記載のパチンコ遊技機。
  5. 遊技盤に配置された始動入賞口と、
    この始動入賞口への入賞に応じて大当たりを発生するか否かを決定するための抽選を実行する大当たり抽選手段と、
    この大当たり抽選手段による抽選結果に基づいて図柄を変動表示する図柄表示手段と、
    この図柄表示手段が所定の大当たり図柄を表示したときに大当たり状態を発生する大当たり状態発生手段と、
    この大当たり状態発生手段が大当たり状態を発生する場合に、当該大当たり状態に付随して通常状態よりも有利な特別状態を発生するか否かを決定するための特別状態抽選を実行する特別状態抽選手段と、
    この特別状態抽選手段による抽選結果が当選の場合に、前記大当たり状態に付随して前記特別状態を発動する特別状態発動手段と、を備えたパチンコ遊技機において、
    前記特別状態発動手段は、前記特別状態抽選手段の抽選結果が当選の場合に、前記大当たり状態終了後の通常状態において前記特別状態の発動待ち状態とし、この発動待ち状態において所定の発動条件が成立した時点で前記特別状態を発動することを特徴とするパチンコ遊技機。
  6. 前記大当たり状態が終了した後の所定期間を特別期間として設定し、
    前記特別状態発動手段は、前記特別期間中において前記特別状態を発動するか否かを決定するための発動抽選を実行し、この発動抽選に当選することを条件として前記特別状態を発動するとともに、前記特別期間中に前記発動抽選に当選しなかったときは、当該特別期間の終了に応じて前記特別状態を発動することを特徴とする請求項5に記載のパチンコ遊技機。
  7. 前記特別状態抽選手段は、前記特別状態抽選の結果が非当選の場合に、前記特別期間中において再度の特別状態抽選を実行し、
    前記特別状態発動手段は、前記再度の特別状態抽選の結果が当選の場合に前記特別状態を発動することを特徴とする請求項6に記載のパチンコ遊技機。
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