JP2005285307A - ディスク状記録媒体のクランプ機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ディスク再生/記録装置におけるクランプ機構であって、該クランプ機構の小型化を図ることを目的とする。
【解決手段】 ターンテーブルTと一体をなすディスククランプ部4と、クランパ2と、該クランパ2を回転自在に保持するクランパ取付軸を介してクランパ2を保持するクランパ保持部3と、を備えるクランプ機構1であって、クランパ2の内部の空洞5内にクランパ取付軸6を収容可能とし、該クランパ2は、周縁部8と、空洞5を形成するチャンバ部7と、から構成し、ディスククランプ部4は、チャンバ部7と嵌合可能な凹溝部9を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ディスク状記録媒体に対し再生/記録(再生または記録)を行うためにこれを載置するターンテーブルと対をなしてこのディスク状記録媒体を回転自在に保持するクランパと、このクランパを保持するクランパ保持部と、上記ターンテーブルと一体をなしかつそのクランパと係合するディスククランプ部と、を備えてなる、ディスク状記録媒体のクランプ機構に関する。
ディスク状記録媒体は多種に及び、音楽や歌等の楽曲を記録するCD(コンパクト・ディスク)やMD(ミニ・ディスク)、或いは、映像を記録するDVD(デジタル多用途ディスク)等がある。このうち、CDとDVDとはディスクのサイズが同じであるので、ここでは、このCDのサイズのディスク状記録媒体を、CDを例にとって説明する。
CDのようなディスク状記録媒体(以下、単にディスクとも称す)は、通常、オーディオシステム等を構成するディスクプレーヤに挿入してユーザに楽曲を提供する。この場合、ディスクプレーヤがディスクオートチェンジャを内蔵していれば、筐体内に複数枚のディスクを収納し、好みの順番にディスクを1つずつ自動選択しこれを自動再生してユーザに楽曲を提供することができる。
このようなディスクプレーヤにおいて、ディスクから楽曲を再生(録音の場合も同じ)するためには、ディスクを正しく固定して回転させるためのディスク装着装置が必須である。そしてこのディスク装着装置の中で重要な役割を果たすのが、ディスクをターンテーブル上に回転自在に固定するディスクのクランプ機構である。
既に知られているディスク装着装置としては、例えば下記の〔特許文献1〕等がある。
図1は特許文献1に開示されディスク装着装置の横断面図である。
本図中、本発明に関連する部分は、ディスクのクランプ機構1であり、該クランプ機構1は、前述したクランパ2と、クランパ保持部3と、ターンテーブルTと一体をなすディスククランプ部とを含んでなる。なおこのディスククランプ部は、図1に示すようにクランプ状態にあるときはクランパ2内に位置しているので本図では見えないが、後に図2等において参照番号4を付して示す。
図1に示すように、移動台101に載置されたディスクDは、ターンテーブルTとクランパ2とに挟まれ、スピンドルモータMによって回転されるようになっている。このターンテーブルTとクランパ2は、共通のユニット102上に取り付けられている。このユニット102は、シャーシ103にスプリング104を介在させて取り付けられている。移動台101が、装置外から装置内に移動する時(ディスク挿入時)、或いは装置内から装置外に移動する時(ディスク排出時)は、ユニット102は図示より下方に位置し、移動台101が装置内に収容された状態では図示のように上方に位置し、ターンテーブルTがディスクDを保持する。
特開平6−203447号公報
上記特許文献1によると、ターンテーブルTが上下動するので、移動台101にディスクDの昇降手段を備える必要がなく、したがって移動台101を薄形にすることができ、ひいてはディスクプレーヤ全体の小型化に寄与することができる。
ところが、例えば車載用の車室内機器においてはその収容スペースが僅かしか与えられないことから、ディスクプレーヤについても更なる小型化が求められている。このディスクプレーヤに対する種々の小型化の要因のうち、本発明は特に上記のクランプ機構1に着目して、その小型化を実現するものである。
したがって本発明は、従来に比して特にクランパ2およびターンテーブルTの各中心軸方向に特に顕著な小型化が図れる、ディスクのクランプ機構を提供することを目的とするものである。また、本発明は、このクランプ機構において、クランパが外力が加わっても外れ難い構造のディスクのクランプ機構を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成する本発明には、以下の12の形態が可能である。
第1の形態は、ディスク状記録媒体を載置するターンテーブルと一体をなすディスククランプ部と、ディスククランプ部と嵌合自在であってかつディスク状記録媒体をターンテーブルとの間にクランプ可能なクランパと、ランパを回転自在に保持するクランパ取付軸と、クランパ取付軸を介してクランパを保持するクランパ保持部とを備えるディスク状記録媒体のクランプ機構であって、クランパの内部に空洞を形成すると共に空洞内にクランパ取付軸を収容可能であることを特徴とするディスク状記録媒体のクランプ機構である。
第2の形態は、第1の形態のクランパを、ディスク状記録媒体をクランプ可能な周縁部と、クランパの中央内部にて空洞を形成するチャンバ部とから構成し、ディスククランプ部は、その中央部分にてチャンバ部と嵌合可能な凹溝部を備えることを特徴とするディスク状記録媒体のクランプ機構である。
第3の形態は、第2の形態のチャンバ部と凹溝部とが、クランパの回転中心とターンテーブルの回転中心とがほぼ一致するように、相互間にわずかな隙間をもって嵌合可能であることを特徴とするディスク状記録媒体のクランプ機構である。
第4の形態は、第2の形態のチャンバ部および凹溝部とが対面し合う側のそれぞれの稜線の少なくとも一方が、テーパ形状であることを特徴とするディスク状記録媒体のクランプ機構である。
第5の形態は、第2の形態のチャンバ部が、クランパ取付軸を空洞内に組み付けるための組付け部を備え、組付け部はその組み付け時にその少なくとも一部が広がるように弾性変形可能な可動片を有することを特徴とするディスク状記録媒体のクランプ機構である。
第6の形態は、第5の形態の可動片が、ディスク状記録媒体がクランパによりクランプされていない自由状態では、クランパ取付軸を前記の弾性をもって押圧固定し、一方、可動片は、ディスク状記録媒体が該クランパによりクランプされるクランプ状態では、クランパ取付軸から離れて非接触となることを特徴とするディスク状記録媒体のクランプ機構である。
第7の形態は、第6の形態の凹溝部の底面に突起を備え、ディスク状記録媒体がクランパによりクランプされるクランプ状態では可動片は突起に当接してクランパ取付軸から離れるように変位することを特徴とするディスク状記録媒体のクランプ機構である。
第8の形態は、第2の形態において更に、チャンバ部の底面中央に略半球状に形成される突起を備え、クランパ取付軸は、クランパ取付軸が空洞内に収容されたときに突起が入り込んで位置決めするための窪みを、クランパ取付軸の底面中央に有することを特徴とするディスク状記録媒体のクランプ機構である。
第9の形態は、第5の形態のクランパ取付軸が、その先端部に空洞の内径よりも小さい外径を備えたフランジを有し、組付け部は、空洞に収容されたフランジが空洞から外れないようにするために空洞内に突出する係止突起を少なくとも2つ備え、組付け部の可動片の先端部が係止突起の1つであり、可動片を変形させることによってクランパ取付軸をチャンバ部の空洞内に押し込み、その後可動片を元の位置に戻すことによってクランパをクランパ保持部に取り付けるように構成したことを特徴とするディスク状記録媒体のクランプ機構である。
第10の形態は、第2の形態のクランパ取付軸が、その先端部に空洞の内径よりも小さい外径を備えたフランジを有し、チャンバ部の側壁は、その一部にフランジを通過させることができる程度の長さに渡って切り欠いた切欠部を備え、切欠部からチャンバ部の空洞内にクランパ取付軸のフランジを挿入した状態で、クランパ取付軸のフランジをクランパのチャンバ部内に係止する係止部材を備えたことを特徴とするディスク状記録媒体のクランプ機構である。
第11の形態は、第2の形態のクランパ取付軸が、その先端部に空洞の内径よりも小さい外径を備えたフランジを有し、チャンバ部の側壁は、その一部にフランジを通過させることができる程度の長さに渡って切り欠いた切欠部を備え、チャンバ内の空洞のクランパ保持部側の開口部の側壁は、空洞部に収容されたフランジが空洞から外れないようにするための係止突起を少なくとも1つ備え、クランパのチャンバ部と周縁部との間に設けられた環状溝の外周部は、切欠部に対向する位置に第1の係止孔、この第1の係止孔から等距離にある位置に第2と第3の係止孔を備え、本体部に対して係止突起と同じ機能を有するヘッド部と、2本のアーム部と、1つのレッグ部とを有する弾性変形可能な係止片を、空洞内にフランジを収容した後に、ヘッド部を切欠部に、アーム部をそれぞれ第2と第3の係止孔に、レッグ部を第1の係止孔に挿入して環状溝内に取り付けたことを特徴とするディスク状記録媒体のクランプ機構である。
第12の形態は、第11の形態のアーム部が近接する環状溝の湾曲方向と同じ方向に湾曲していることを特徴とするディスク状記録媒体のクランプ機構である。
本発明によれば、以下のような効果がある。
(1)従前はクランパの外側に突出していたクランパ把持部を、クランパ内に空洞を形成することによって、この空洞内にクランパ取付軸としてしまい込んでしまう。この結果、ディスク装着装置の垂直方向の高さが縮小され、これを小型化することができる。
(2)さらに、後述するとおり、空洞を内包するクランパ部分自体を、ターンテーブルとの芯合わせに兼用することができ、従前のクランパ歯部を不要とする。
(3)さらにまた、従前のクランパ押さえ部も不要とする。
(4)ディスクをまだターンテーブルに装着しない自由状態において、振動により生じがちなビビリ音が、クランパ取付軸を可動片によって押さえ込む構造により抑制される。
(5)ディスクをターンテーブルに装着したクランプ状態では、クランパ取付軸を可動片による押さえ込みから、簡単に解放可能とし、クランパとクランパ取付軸との間に生じる、ディスクDの回転中における摩擦をほぼ零にすることができる。
まず始めに、一般的なクランプ機構について図を参照して説明する。
図2は一般的なクランプ機構の横断面図(その1)であり、
図3は同図(その2)である。ここに図2は自由状態を示し、図3はクランプ状態を示す。
まず図2を参照すると、ディスクDがまだ載置されていないこの自由状態では、クランプ機構1におけるクランパ2側とターンテーブルT側とは相互に開離している。
クランパ2側においては、クランパ2はこれと一体をなすクランパ把持部52と、このクランパ把持部52を介してクランパ2を回動自在に保持する上記のクランパ保持部3と、このクランパ把持部52をその頂部から押さえるクランパ押さえ部53とを備える。
一方、ターンテーブルT側においては、このターンテーブルTを、軸Aを介して、回転駆動可能なスピンドルモータMを有しかつ、このターンテーブルTと一体になって回転する上記のディスククランプ部4を備える。
ここでディスクDに対し再生(または記録)を行うものとすると、クランプ機構1は図2の自由状態から図3のクランプ状態になる。
そこで次に図3を参照すると、クランパ保持部3とターンテーブルTとが相互に接近し、クランパ2のクランパ歯部54とディスククランプ溝部55とが嵌合することによって、クランパ2とターンテーブルTとはそれぞれの中心軸を揃えて一体に回転する。このときクランパ押さえ部53により、クランパ2はディスクDを上からしっかりと押さえる。
かくして、ディスクDはクランプ機構1によりターンテーブルTと共に安定に回転し、再生/記録動作が行われる。
ところで、図1からも明らかな通り、ディスク装着装置の小型化を図ろうとしたとき、ディスクDの最大外径によってその水平方向での小型化は限界に達している。そうすると、このディスク装着装置の小型化はその垂直方向に注目していくしかない。
本発明はこの垂直方向に注目したときに、特にクランプ機構1に着眼してその目的を達成するものである。すなわち図3を参照すると、図示する高さHを縮小(図6のh参照)しようとするものである(h<H)。
図4は本発明に係るディスクのクランプ機構の要部を示す横断面図である。
本図に示す本発明に係るクランプ機構1は、図2および図3に示す一般的なクランプ機構と基本的には同様であって、図3に示したディスクDを載置するターンテーブルTと一体をなすディスククランプ部4と、このディスククランプ部4と嵌合自在であってかつディスクDをターンテーブルTとの間にクランプ可能なクランパ2と、このクランパ2を回転自在に保持するクランパ取付軸6と、このクランパ取付軸6を介してクランパ2を保持するクランパ保持部3と、を備えるものである。
ここに本発明の特徴は、クランパ2の内部に空洞5を形成すると共にこの空洞5内に、図3のクランパ把持部52に相当するクランパ取付軸6を収容可能とした点にある。
図5は本発明に基づく実施例に係るディスクのクランプ機構を示す横断面図(その1)であり、
図6は同図(その2)である。これらの図5および図6はそれぞれ前述の図2および図3に対応する。なお、全図を通じて同様の構成要素には同一の参照番号または記号を付して示す。また、理解を早めるために本来見えない部分も実線で描く。さらにまた、一般に断面であることを表すハッチングの記載は省略している。
図5および図6を参照すると、まずクランパ2は、ディスクDをクランプ可能な周縁部8と、クランパ2の中央内部にて空洞5を形成するチャンバ部7と、から構成する。
一方、ディスククランプ部4は、その中央部分にて上記のチャンバ部7と嵌合可能な凹溝部9を備えるようにする。
上記周縁部8は、ターンテーブルT側から見たとき、ドーナツ型の平面をなし、ディスクDをクランパ2によりクランプするクランプ状態において、該ディスクDを上から押さえ、再生/記録中におけるディスクDの上方への飛び出しを押さえる。
上記クランプ状態では、チャンバ部7がより深くディスククランプ部4内の凹溝部9に入り込むのが望ましいので、このチャンバ部7の底面と上記周縁部8の表面との間には段差d(図5)を設けておくのが好ましい。
かくしてクランパ2に、空洞5を有するチャンバ部7を導入することによって、クランプ機構1の垂直方向高さが縮小され(H→h)、ディスク装着装置の小型化が図れるという第1の効果が得られるが、このチャンバ部7の導入はさらに第2の効果ももたらす。これは従前におけるクランパ歯部(図2および図3の54参照)を不要としたことである。その理由は、チャンバ部7それ自体が、凹溝部9との係合により、上記クランパ2に対する位置決め作用を同時に果たすからである。
このため、上記のチャンバ部7と凹溝部9とは、クランパ2の回転中心とターンテーブルTの回転中心とがほぼ一致するように、相互間にわずかな隙間をもって嵌合可能な構造となっている。
この嵌合に際し、チャンバ部7がスムーズに凹溝部9内に嵌り込むことが大事である。このために、上記のチャンバ部7および凹溝部9とが対面し合う側のそれぞれの稜線の少なくとも一方を、テーパ形状とすることが望ましい。これを図7により説明する。
図7の(a),(b)および(c)はチャンバ部7の底面と凹溝部9の各稜線の形態例を示す図であり、図5における当該部分を拡大して示すものである。
図7(a)では、チャンバ部7の底面の稜線に沿ってテーパ部11が形成されている。図7(b)では、ディスククランプ部の凹溝部9の稜線に沿ってテーパ部12が形成されている。図7(c)では、チャンバ部7の底面の稜線とディスククランプ部の凹溝部9の稜線の両方にテーパ部11,12が形成されている。なお図5および図6に示した形態では、図7(a)の形態例が採用されているが、図7(b),(c)の形態例を採用することは勿論可能である。なおテーパ部11,12は、いわゆるC(cut)面あるいはR面として加工される。
なお、平面図として見たチャンバ部7側の稜線および凹溝部9側の稜線は、相互に相似形でありさえすれば四角形、六角形、円形等のいずれでもよいが、本発明の実施例では、平面図として見たクランパ2およびディスククランプ部4が共に円形であることから、これらの稜線も円形とした。
この場合、再び図5および図6を参照すると、平面図として見たチャンバ部7も円形であり空洞5も円形である。従って断面T字状のクランパ取付軸6の空洞5内の部分(T字の水平部分)は全体として円形をなすフランジとなっている。そして、チャンバ部7の開口部分もまた全体として円形をなす。この開口部分には参照番号30(後述)が付されている。
ところで、前述の開口部分30の内径は、空洞5内のクランパ取付軸6の外径よりも小さくなければならない。なぜなら、クランパ保持部3によってクランパ2をディスククランプ部4から引き離すときに、該開口部分30がクランパ取付軸6に対する引っ掛かり部分として働くからである。しかし一方、この開口部分30の内径が上記クランパ取付軸6の外径よりも小さいことから、そのままでは当該クランパ2の部分を工場組立てによってチャンバ部7の空洞5に挿入することができない。
そこで本発明の実施例では上記開口部分30を次のように構成する。
まず、上記のチャンバ部7は、クランパ取付軸6を空洞5内に組み付けるための組付け部20(図9にて詳述)を備える。この組付け部20はその組み付け時にその少なくとも一部が広がるように弾性変形可能な可動片21(後述)を有する。かくして、クランパ取付軸6をスナップフィット形式で簡単に空洞5内に押し込むことができる。
このとき、図5に示すように、その組付け部20とクランパ取付軸6との間に遊びができて、例えば車載用のディスク再生装置等であったりすると車の振動によってその遊び部分からビビリ音が生じてしまい、ユーザに不快感を与えてしまう。
そこで、そのようなビビリ音を出さないようにクランパ2とクランパ取付軸6とを固定する固定手段が望まれる。しかしその固定手段は、ディスクの再生/記録時にはその固定を解放しなければならない。そうしないとその固定手段によってディスクDの回転が妨げられるからである。
このような状況のもとで、本実施例の上記可動片21は、ディスクDがクランパ2によりクランプされていない自由状態では、クランパ取付軸6を前述の弾性をもって押圧固定し、一方、この可動片21は、ディスクDがクランパ2によりクランプされるクランプ状態では、クランパ取付軸6から離れて非接触となるようにする(図9参照)。
また凹溝部9の底面に突起を備え(図9にて詳述)、ディスクDがクランパ2によりクランプされるクランプ状態では前述の可動片はその突起に当接してクランパ取付軸6から離れるように変位する。以上述べた組付け部20や上記の突起について図を参照して説明する。
図8(a)、(b)は、図5および図6における組付け部20において、ディスクDがクランパ2によりクランプされていない自由状態で、クランパ取付軸6が前述の可動片21の弾性をもって押圧固定される一例の構成を示す拡大平面図である。
図8(a)において、例えば合成樹脂よりなる組付け部20は、可動片21と第1固定片22および第2固定片23とからなり、各々鍔状に突き出たこれら3片(21,22,23)により、図5,6に示すT字状断面のクランパ取付軸6の軸部分(T字の垂直部分)を3点固定する。なお、第1固定片22および第2固定片23とは、図8(b)に示すようにつなげて、1つの固定片22とすることもできる。
これら3片のうち可動片21は、弾性変形可能とするため、全体として大きく長いU字状の薄片にて形成する。これにより、可動片21の先端部分は両矢印P方向に大きく変位可能である。したがって、クランパ取付軸6を空洞5内に押し込むときは(組付け時)、その可動片21が中心から外側に向かって変位して広がり、該クランパ取付軸6がさらに完全に中に押し込まれると、この可動片21は再び元の形状に戻る。なお図8に示す円内の中央に描かれた小さい丸は、図5および6においてチャンバ部7の内面底部の中央に示された半球状の突起を表している(後述)。
したがって図8におけるその半球状の突起(小さい丸)とその周囲は、本図の裏面側に位置するチャンバ部7の内面底部が見えていることになる。そしてこのチャンバ部7の内面側壁部は図8において点線の円により示す。
以上の説明により、クランパ取付軸6がスナップフィット形式で簡単にチャンバ部7に組み付けられることが理解される。この場合、ディスクDが未装着状態(自由状態)のときに、図5に示すような状態になっていると、すなわちクランパ取付軸6の軸部分と組付け部20との間に遊びがあると、前述のビビリ音発生という問題が生じる。これに対し前述の固定手段にてこのビビリ音を抑えようとすると、今度はこれに邪魔されてディスクDが円滑に回転できなくなる、という問題が出てくる。そこでこれらの2つの問題を同時に解消できる構成を図を参照して説明する。
図9の(a)および(b)はディスクの自由状態およびクランプ状態でのクランプ機構を示す横断面図である。なお本図では断面を表すハッチングを施している。
図9(a)を参照すると、この自由状態では、可動片21はクランパ取付軸6をP方向に弾性をもって押圧固定し、上述のビビリ音は発生し得ない。
一方、本図の(b)を参照すると、このクランプ状態では、可動片21はクランパ取付軸6から離れて非接触となり、クランパ2は摩擦なくスムーズに回転できる。この仕組みをもう少し詳しく説明すると、該クランプ状態へ入り込むにつれて、凹溝部9の底面に設けた、全体に円形の土手状をなす突起31に、可動片21を支持するベース32に形成したテーパ部33が当接し、該テーパ部33を上記P方向とは反対の−P方向に押しやる。これに伴ってベース32および可動片21も−P方向に変位し、クランパ2はクランパ取付軸6に対しほぼ非接触で回転する。
上記の非接触での回転時には(図9の(b))、クランパ2は全体としてクランパ取付軸6の軸と芯合せした状態で回転すべきである。
そこで本発明の実施例では、同じく図9の(a),(b)に示すごとく、チャンバ部7の底面中央に略半球状に形成される突起41を備える。これに対応して、クランパ取付軸6は、該クランパ取付軸6が空洞5内に収容されたときにその突起41が入り込んで位置決めするための窪み42を、その底面中央に形成する。
かくして、クランパ2(従ってディスクD)は何らのフリクションも受けることなく、また芯ずれを起こすことなく、安定に回転できる。
図10(a)、(b)、(c)は図8及び図9に示した構造の組付け部20の別の例を示すものである。図8及び図9で説明したクランパ2の可動片21は、ディスクの自由状態においてクランパ取付軸6を第1と第2の固定片22,23と共に把持して固定するものであった。そして、可動片21のベース32にはテーパ部33、ディスククランプ部4の凹溝部9には突起31が設けられていた。
一方、図10に示す実施例では、(a),(b)に示す可動片21は、(c)に示すように、クランパ2のディスク押さえ部24から一段高くなっている組付け部20の天井部と同じ厚さを備えるものであり、可動片21にベース32が設けられていない。そして、第1と第2の固定片22,23の先端部と可動片21の先端部21Aとは同一円周上にあり、この円周の直径は、チャンバ部7の内部にある空洞5に挿入されるクランパ取付軸6の直径よりも大きい。なお、空洞5の底面に突起41が設けられている点は図9で説明した実施例と同じである。
更に、可動片21の先端部21Aの直下近傍に位置するチャンバ7の外周面及び底面は、所定範囲に渡って切り欠かれて切欠部7Cが設けられている。空洞部5の内径は、クランパ取付軸6の先端部に設けられたフランジ部6Fの直径よりも大きく形成されているが、この切欠部7Cの横幅は、フランジ部6Fの直径よりも僅かに小さく形成されている。一方、クランパ保持部3の先端部に固着されるクランパ取付軸6は、先端部にフランジ部6Fを備え、基部側にクランパ保持部3にかしめ等の手段で取り付けられる取付部6Tを備えて構成される。
クランパ保持部3の先端部にクランパ2を取り付ける場合は、図10(a)に示すように、クランパ保持部3の先端部に取り付けられたクランパ取付軸6のフランジ部6Fで可動片21を下方に押して変形させ、チャンバ部7の切欠部7Cを露出させた状態でこの切欠部7Cにフランジ部6Fをあてがい、そのまま空洞5の方向に押してチャンバ部7を変形させて切欠部7Cからフランジ部6Fをチャンバ部7の空洞5内に押し込む。そして、フランジ部6Fを空洞5内に押し込んだ後に、フランジ部6Fの下方に変形した状態で位置する可動片21を、今度は外方に変形させてフランジ部6Fの外周部を乗り越えさせ、可動片21の先端部21Aをフランジ部6Fの上側に移動させる、即ち、可動片21を元の位置に戻す。
この状態を図10(b),(c)に示す。なお、図10(b)にはクランパ保持部3を除いたクランパ取付軸6のみが網点を付して示してある。この実施例では、クランパ2がクランパ取付軸6に取り付けられた状態の時に、クランパ2はクランパ取付軸6に対して遊びを持った状態で取り付けられており、クランパ取付軸6の外径と第1と第2の固定片22,23の先端部と可動片21の先端部21Aが位置する仮想円の直径との長さの差分だけクランパ2はクランパ取付軸6に対して水平方向に移動することができる。また、第1と第2の固定片22,23の先端部と可動片21の先端部21Aが位置する仮想円の直径は、空洞5内に収容されたフランジ部6Fの直径よりも小さいので、クランパ取付軸6からクランパ2が外れることもない。
なお、ディスククランプ時には図9で説明した実施例と同様に、チャンバ部7の底面に突設されている突起41がクランパ取付軸6の先端部に設けられている窪み42に入り込んで位置決めが行われる。そして、図9で説明したと同様に、クランパ2はディスクをクランプした状態で安定に回転することができる。
図11(a)から(k)はクランパ2を2つの独立した部材(クランパ本体2Aと係止片2B)から構成した本発明の更に別の実施例を示すものである。まず、クランパ本体2Aの構成から説明する。図11(a)〜(f)はそれぞれクランパ本体2Aの、平面図、上方からみた斜視図、(b)の矢印C方向から見た正面図、(b)の矢印D方向から側面図、底面図、及び底面側から見た斜視図である。
クランパ本体2Aは前述の実施例と同様に、弾性変形可能な合成樹脂から構成されている。クランパ本体2Aは、図11(a)〜(f)から分かるように、円板状のディスク押さえ部24、このディスク押さえ部24から同様の肉厚のまま一段高く形成された組付け部20、組付け部20の裏面側の中央部にディスク押さえ部24から突出しない範囲で形成された空洞5を有するチャンバ部7を備えており、チャンバ部7とディスク押さえ部24との間に環状溝26が形成されている。
チャンバ部7の側壁の一部は切り欠かれて切欠部7Cが形成されており、チャンバ部7の天井部、即ち組付け部20の部分には円形の開口部分30がある。切欠部7Cに隣接する開口部分30はその外周方向に更に切り欠かれてガイド孔34が形成されている。更に、開口部30には、このガイド溝34から左右に同じ距離にある位置に、開口部分30の空洞5側に突出する係止突起である、第1の固定片22と第2の固定片23が設けられている。
一方、チャンバ部7とディスク押さえ部24との間にある環状溝26の外周部には、チャンパ部7の切欠部7Cに対向する位置に第1の係止孔25Cがあり、この第1の係止孔25Cから等距離にある位置に第2と第3の係止孔25Lと25Rが設けられている。更に、チャンバ部7の内部にある空洞5の底面には、図10で説明した実施例と同様に突起41が設けられている。
次に、クランパ本体2Aに取り付けられる係止片2Bの構成を説明する。この係止片2Bも弾性変形可能な合成樹脂から構成されている。図12(g)〜(k)はそれぞれ係止片2Bの、底面図、平面図、底面側から見た斜視図、(i)の矢印J方向から見た正面図、及び(i)の矢印K方向から見た側面図を示している。
係止片2Bは、クランパ本体2Aに設けられた前述の係止孔25C、25L、及び25Rに取り付けられるものであり、図12(g)〜(k)に示すように、本体部13、本体部13の長手方向の一方の端部に突設されたヘッド部14、本体部14のヘッド部14に近い位置で左右に延出され、ヘッド部14側に湾曲する一対のアーム部15L、15R、及び、本体部13のヘッド部14と反対側の端部に突設されたレッグ部16Cとから構成されている。ヘッド部14は本体部13から一段高く形成されており、レッグ部16Cにはテーパ面が形成されている。
クランパ保持部3の先端部にクランパ本体2Aを取り付ける場合は、図12(a)に示すように、クランパ保持部3の先端部に取り付けられたクランパ取付軸6のフランジ部6Fを、クランパ本体2Aの開口部分30のガイド溝34の方向から斜めに空洞5に向けて押し込む。このとき、フランジ部6Fが開口部分30に突出する第1と第2の固定片22,23の下側に入り込むように押す。すると、開口部分30が変形するので、フランジ部6Fは容易にチャンバ部7の中の空洞5内に入り込む。
この状態を図12(b),(c)に示す。なお、図12(b),(c)にはクランパ保持部3を除いたクランパ取付軸6のみが網点を付して示してある。クランパ本体2Aがクランパ取付軸6に取り付けられた状態では、フランジ部6Fの外径が第1と第2の固定片22,23によって係止されるので、外力が加わらない状態ではクランパ本体2Aはクランパ取付軸6から外れないが、開口部分30のガイド孔34の方向に外力が加わった場合は、クランパ本体2Aがクランパ取付軸6から外れるおそれがある。そこで、この実施例では、チャンバ部7の切欠部7Cに係止片2Bを取り付けることにより、クランパ取付軸6からクランパ本体2Aが外れるのを防止する。なお、第1と第2の固定片22,23は、図8(b)に示した実施例と同様に、1つの固定片22とすることができる。次に、この係止片2Bのクランパ本体2Aへの取り付けを説明する。
図13(a)は、図12(a)のような動作でクランパ保持部3のクランパ取付軸6にクランバ本体2Aが取り付けられた状態を示す図12(c)を、上下ひっくり返した状態を示すものである。フランジ部6Fには網点が付されている。この状態で係止片2Bを、ヘッド部14の本体部13から一段高く形成されている側が下側になるようにしてクランパ本体2Aに取り付ける。係止片2Bは本体部13を持ち、ヘッド部14をクランパ本体2Bの係止孔25Cに、アーム部15Lをクランパ本体2Aの係止孔25Lに、アーム部15Rをクランパ本体2Aの係止孔25Rに挿入する。アーム部15Lの先端部とアーム部15Rの先端部との長さは、係止孔25Lと係止孔25Rの間の長さよりも大きいが、アーム部15Lかアーム部15Rの一方を先に、対応する係止孔に深く差し込んだ状態で他方のアーム部を対応する係止孔に差し込むようにすればアーム部15L,15Rとヘッド部14が、対応する係止孔25L、25Rと25Cにうまく挿入できる。
次に、レッグ部16Cのテーパ面を環状溝の斜面を滑らせながら、レッグ部16Cをクランパ本体2Aの係止孔25Cに挿入する。このとき、係止片2Bの両アーム部15L,15Rが撓むので、レッグ部16Cをクランパ本体2Aの係止孔25Cにうまく挿入することができる。ヘッド部14がクランパ本体2Bの係止孔25Cに挿入され、アーム部15Lがクランパ本体2Aの係止孔25Lに挿入され、アーム部15Rがクランパ本体2Aの係止孔25Rに挿入され、レッグ部16Cがクランパ本体2Aの係止孔25Cに挿入されると図13(b)に示す状態となる。クランパ本体2Bの係止孔25Cに挿入されたヘッド部14は、チャンバ部7の空洞5の底部からの高さと空洞5内への突出長さが、空洞5内に突出する第1と第2の固定片22,23の空洞5の底部からの高さと空洞5内への突出長さと同じ程度になる。
この状態では、図14(a)に示すように、クランパ本体2Aに係止片2Bが取り付けられたクランパ2が、クランパ取付軸6に対して遊びを持った状態で取り付けられている。即ち、クランパ2は、クランパ取付軸6の外径と第1と第2の固定片22,23の先端部と係止片のヘッド部14の先端部が位置する仮想円Kの直径との長さの差分の範囲でクランパ取付軸6に対して水平方向に移動することができる。また、第1と第2の固定片22,23の先端部とヘッド部14の先端部が位置する仮想円Kの直径は、空洞5内に収容されたフランジ部6Fの直径よりも小さいので、クランパ取付軸6からクランパ2が外れることもない。
そして、この実施例のクランパ2に白抜き矢印F,B,L,Rで示す前後左右の外力が加わった場合は、係止片2Bのレッグ部16Cが白抜き矢印F,L,Rで示す前方向と左右方向の外力に対抗し、両アーム部15L,15Rが白抜き矢印Bで示す後ろ方向の外力に対して対抗するので、係止片2Bはクランパ本体2Aからは簡単には外れない。また、図14(b)の断面図に示すように、この実施例のクランパ2に白抜き矢印U,Dで示す上下方向の外力が加わった場合は、白抜き矢印Uで示す上方向の外力に対しては係止片2Bの本体部13が対抗し、白抜き矢印Dで示す下方向の外力に対しては本体部13のヘッド部14の近傍の部位とレッグ部16Cが対抗するので、係止片2Bはクランパ本体2Aからは簡単には外れない。よって、この実施例のクランパ2は取付軸6から外れにくい。
なお、ディスククランプ時には、この実施例でも図9で説明した実施例と同様に、図14(b)に示すチャンバ部7の底面に突設されている突起41が、クランパ取付軸6の先端部に設けられている窪み42に入り込んで位置決めが行われる。そして、図9で説明したと同様に、クランパ2はディスクをクランプした状態で安定に回転することができる。
特許文献1に開示されるディスク装着装置の横断面図である。 一般的なディスクのクランプ機構を示す横断面図(その1)である。 一般的なディスクのクランプ機構を示す横断面図(その2)である。 本発明に係るディスクのクランプ機構の要部を示す横断面図である。 本発明に基づく実施例に係るクランプ機構の横断面図(その1)である。 本発明に基づく実施例に係るクランプ機構の横断面図(その2)である。 (a),(b)および(c)はチャンバ部7の底面と凹溝部9の各稜線の形態例を示す図である。 (a)、(b)は図5および図6における組付け部20の一例を示す平面図である。 (a)および(b)はディスクの自由状態およびクランプ状態でのクランプ機構をそれぞれ示す横断面図である。 (a)、(b)、(c)は図8に示した構造の組付け部の別の例を示すものであり、(a)はクランパ保持部のクランパ取付軸にクランパを取り付ける動作を示す組立斜視図、(b)はクランパ取付軸にクランパが取り付けられた状態をクランパ保持部を除いて示す斜視図、(c)は(b)のC‐C線における断面図である。 (a)から(k)はクランパを2つの独立した部材から構成した本発明の更に別の実施例を示すものであり、(a)はクランパの平面図、(b)はクランパの斜視図、(c)は(b)のクランパを矢印C方向から見た正面図、(d)は(b)のクランパを矢印D方向から見たクランパの側面図、(e)はクランパの底面図、(f)はクランパの底面の斜視図、(g)は係止片の底面図、(h)は係止片の平面図、(i)は係止片を底面側から見た斜視図、(j)は(i)の係止片を矢印J方向から見た正面図、(k)は(j)の係止片を矢印K方向から見た側面図である。 (a)はクランパ保持部のクランパ取付軸に図11に示したクランパを取り付ける動作を示す組立斜視図、(b)はクランパ取付軸にクランパが取り付けられた状態をクランパ保持部を除いて示す斜視図、(c)は(b)の平面図、(d)は変形例の平面図である。 (a)は図12のような動作でクランパ保持部のクランパ取付軸に取り付けられたクランパに係止片を取り付ける動作を示す底面図、(b)は(a)に示した動作によってクランパ保持部に取り付けられたクランパと係止片の状態を示す斜視図である。 (a)は図13(b)の底面図、(b)は(a)のB‐B線における断面図である。
符号の説明
1 クランプ機構
2 クランパ
2A クランパ本体
2B 係止片
3 クランパ保持部
4 ディスククランプ部
5 空洞
6 クランパ取付軸
6F フランジ部
7 チャンバ部
7C 切欠部
8 周縁部
9 凹溝部
11,12 テーパ部
13 本体部
14 ヘッド部
15L,15R アーム部
16C レッグ部
20 組付け部
21 可動片
22,23 固定片
24 ディスク押さえ部
25C,25L,25R 係止孔
26 環状溝
31 突起
32 ベース
33 テーパ部
41 突起
42 窪み
D ディスク
T ターンテーブル
M スピンドルモータ

Claims (12)

  1. ディスク状記録媒体を載置するターンテーブルと一体をなすディスククランプ部と、該ディスククランプ部と嵌合自在であってかつ前記ディスク状記録媒体を前記ターンテーブルとの間にクランプ可能なクランパと、該クランパを回転自在に保持するクランパ取付軸と、該クランパ取付軸を介して前記クランパを保持するクランパ保持部と、を備えるディスク状記録媒体のクランプ機構であって、
    前記クランパの内部に空洞を形成すると共に該空洞内に前記クランパ取付軸を収容可能であることを特徴とするディスク状記録媒体のクランプ機構。
  2. 前記クランパは、前記ディスク状記録媒体をクランプ可能な周縁部と、該クランパの中央内部にて前記空洞を形成するチャンバ部と、から構成し、前記ディスククランプ部は、その中央部分にて前記チャンバ部と嵌合可能な凹溝部を備えることを特徴とする請求項1に記載のディスク状記録媒体のクランプ機構。
  3. 前記チャンバ部と前記凹溝部とは、前記クランパの回転中心と前記ターンテーブルの回転中心とがほぼ一致するように、相互間にわずかな隙間をもって嵌合可能であることを特徴とする請求項2に記載のディスク状記録媒体のクランプ機構。
  4. 前記チャンバ部および前記凹溝部とが対面し合う側のそれぞれの稜線の少なくとも一方をテーパ形状とすることを特徴とする請求項2に記載のディスク状記録媒体のクランプ機構。
  5. 前記チャンバ部は、前記クランパ取付軸を前記空洞内に組み付けるための組付け部を備え、該組付け部はその組み付け時にその少なくとも一部が広がるように弾性変形可能な可動片を有することを特徴とする請求項2に記載のディスク状記録媒体のクランプ機構。
  6. 前記可動片は、前記ディスク状記録媒体が前記クランパによりクランプされていない自由状態では、前記クランパ取付軸を前記の弾性をもって押圧固定し、一方、該可動片は、該ディスク状記録媒体が該クランパによりクランプされるクランプ状態では、該クランパ取付軸から離れて非接触となることを特徴とする請求項5に記載のディスク状記録媒体のクランプ機構。
  7. 前記凹溝部の底面に突起を備え、該ディスク状記録媒体が該クランパによりクランプされるクランプ状態では前記可動片は該突起に当接して前記クランパ取付軸から離れるように変位することを特徴とする請求項6に記載のディスク状記録媒体のクランプ機構。
  8. 前記チャンバ部の底面中央に略半球状に形成される突起を備え、
    前記クランパ取付軸は、該クランパ取付軸が前記空洞内に収容されたときに前記突起が入り込んで位置決めするための窪みを、該クランパ取付軸の底面中央に有することを特徴とする請求項2に記載のディスク状記録媒体のクランプ機構。
  9. 前記クランパ取付軸は、その先端部に前記空洞の内径よりも小さい外径を備えたフランジを有し、
    前記組付け部は、前記空洞に収容された前記フランジが前記空洞から外れないようにするために前記空洞内に突出する係止突起を少なくとも2つ備え、
    前記組付け部の前記可動片の先端部が前記係止突起の1つであり、
    前記可動片を変形させることによって前記クランパ取付軸を前記チャンバ部の前記空洞内に押し込み、その後前記可動片を元の位置に戻すことによって前記クランパを前記クランパ保持部に取り付けるように構成したことを特徴とする請求項5に記載のディスク状記録媒体のクランプ機構。
  10. 前記クランパ取付軸は、その先端部に前記空洞の内径よりも小さい外径を備えたフランジを有し、
    前記チャンバ部の側壁は、その一部に前記フランジを通過させることができる程度の長さに渡って切り欠いた切欠部を備え、
    前記切欠部から前記チャンバ部の空洞内に前記クランパ取付軸のフランジを挿入した状態で、前記クランパ取付軸のフランジを前記クランパのチャンバ部内に係止する係止部材を備えたことを特徴とする請求項2に記載のディスク状記録媒体のクランプ機構。
  11. 前記クランパ取付軸は、その先端部に前記空洞の内径よりも小さい外径を備えたフランジを有し、
    前記チャンバ部の側壁は、その一部に前記フランジを通過させることができる程度の長さに渡って切り欠いた切欠部を備え、
    前記チャンバ内の空洞の前記クランパ保持部側の開口部の側壁は、前記空洞部に収容された前記フランジが前記空洞から外れないようにするための係止突起を少なくとも1つ備え、
    前記クランパの前記チャンバ部と前記周縁部との間に設けられた環状溝の外周部は、前記切欠部に対向する位置に第1の係止孔、この第1の係止孔から等距離にある位置に第2と第3の係止孔を備え、
    本体部に対して前記係止突起と同じ機能を有するヘッド部と、2本のアーム部と、1つのレッグ部とを有する弾性変形可能な係止片を、前記空洞内に前記フランジを収容した後に、前記ヘッド部を前記切欠部に、前記アーム部をそれぞれ第2と第3の係止孔に、前記レッグ部を前記第1の係止孔に挿入して前記環状溝内に取り付けたことを特徴とする請求項2に記載のディスク状記録媒体のクランプ機構。
  12. 前記アーム部が近接する前記環状溝の湾曲方向と同じ方向に湾曲していることを特徴とする請求項11に記載のディスク状記録媒体のクランプ機構。
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