JP2000156007A - ディスク回転駆動機構、記録及び/又は再生装置並びにディスクカートリッジ - Google Patents

ディスク回転駆動機構、記録及び/又は再生装置並びにディスクカートリッジ

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JP2000156007A
JP2000156007A JP10329900A JP32990098A JP2000156007A JP 2000156007 A JP2000156007 A JP 2000156007A JP 10329900 A JP10329900 A JP 10329900A JP 32990098 A JP32990098 A JP 32990098A JP 2000156007 A JP2000156007 A JP 2000156007A
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chucking pulley
turntable
recording medium
pulley
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JP10329900A
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Tatsuyuki Nakayama
立幸 中山
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録及び/又は再生装置全体の小型化、薄型
化を実現する。 【解決手段】 ターンテーブル34と共に光ディスク5
0を把持するチャッキングプーリ45の略中心部に、光
ディスク装置1の装置本体に当該チャッキングプーリ4
5を移動可能に取り付けるための取付部を設けると共
に、その外周側に、当該チャッキングプーリ45のター
ンテーブル34に対する位置決めを図るための位置決め
用凸部48を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状記録媒
体を把持して回転駆動するディスク回転駆動機構及びこ
のディスク回転駆動機構を備える記録及び/又は再生装
置並びにディスク状記録媒体が収納されたディスクカー
トリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂材料等がディスク状に成形されてな
るディスク基板に信号記録面が形成されてなるディスク
状記録媒体が普及している。このディスク状記録媒体
は、量産性に優れること、高密度記録化が比較的容易で
あること等の理由から、情報記録媒体として広く用いら
れている。
【0003】このディスク状記録媒体は、記録及び/又
は再生装置に装着されると、この記録及び/又は再生装
置が備えるディスク回転駆動機構により回転操作され
る。そして、ディスク状記録媒体は、ディスク回転駆動
機構により回転操作された状態で情報の記録及び/又は
再生が行われる。
【0004】ディスク状記録媒体を回転操作するディス
ク回転駆動機構の一例を図8及び図9に示す。なお、図
8はこのディスク回転駆動機構100がディスク状記録
媒体200を把持する前の状態を示し、図9はこのディ
スク回転駆動機構100によりディスク状記録媒体20
0が把持された状態を示している。
【0005】このディスク回転駆動機構100は、図8
及び図9に示すように、所定の回転数で回転するスピン
ドルモータ101と、このスピンドルモータ101の回
転軸102に取り付けられ、スピンドルモータ101の
回転軸102と共に回転するターンテーブル103と、
ターンテーブル103に吸着されるチャッキングプーリ
104とを備えている。
【0006】ターンテーブル103は、例えば樹脂材料
が略円盤状に成形されてなるものであり、外周部にディ
スク状記録媒体200を載置する載置面105が形成さ
れている。そして、この載置面105の内周側には、載
置面105より上方に突出した突出部106が形成され
ており、この突出部106がディスク状記録媒体200
の中心孔201に嵌合するようになされている。
【0007】さらに、ターンテーブル103の略中心部
には、スピンドルモータ101の回転軸102が挿通さ
れる回転軸挿通孔107が厚み方向に貫通して設けられ
ている。また、回転軸挿通孔107の外周側には、突出
部106の上面から厚み方向の中途部に亘る深さで円環
状の凹部108が形成されており、この円環状の凹部1
08内に、チャッキングプーリ104を吸着する吸着マ
グネット109と、この吸着マグネット109の磁気抵
抗を抑制するためのチャッキングヨーク110とがそれ
ぞれ配設されている。
【0008】以上のように構成されるターンテーブル1
03は、その略中心部に設けられた回転軸挿通孔107
の下端開口部からその中途部にかけてスピンドルモータ
101の回転軸102が挿通されることによりこの回転
軸102に取り付けられ、この回転軸102と共に回転
操作される。
【0009】チャッキングプーリ104は、例えば樹脂
材料に磁性材料がインサート成形され、ターンテーブル
103と略同径の略円盤状に成形されてなるものであ
り、その略中心部に、当該チャッキングプーリ104を
ターンテーブル103に対して位置決めするための位置
決め用凸部111が、ターンテーブル103側に突出し
て設けられている。この位置決め用凸部111は、ター
ンテーブル103に設けられた回転軸挿通孔107の周
壁に沿って挿通し得る大きさに形成されており、回転軸
挿通孔107の上端開口部からその中途部にかけて挿通
されることにより、チャッキングプーリ104のターン
テーブル103に対する位置決めを行う。
【0010】また、チャッキングプーリ104には、タ
ーンテーブル103に形成された載置面105に対応し
た外周側に位置して、ターンテーブル103に載置され
たディスク状記録媒体200を押さえるためのディスク
押さえ部112が円環状の凸部としてターンテーブル1
03側に突出して設けられている。このディスク押さえ
部112は、ターンテーブル103の載置面105上に
ディスク状記録媒体200が載置され、チャッキングプ
ーリ104がターンテーブル103に吸着された状態
で、ディスク状記録媒体200の主面に当接することに
より、ターンテーブル103の載置面105との間にデ
ィスク状記録媒体200を挟み込むようになされてい
る。
【0011】また、チャッキングプーリ104には、デ
ィスク押さえ部112の更に外周側に、当該チャッキン
グプーリ104を記録及び/又は再生装置の天板部30
0に取り付けるための取付片113が設けられている。
チャッキングプーリ104は、この取付片113を記録
及び/又は再生装置の天板部300に設けられたプーリ
ポケット301内に遊挿し、プーリポケット301の下
端開口部の周縁に設けられた係止片302に係止させる
ことにより、記録及び/又は再生装置の天板部300に
取り付けられた状態とされる。
【0012】ここで、プーリポケット301は、チャッ
キングプーリ104の取付片113が遊挿されるに足る
大きさの空間として形成されている。したがって、チャ
ッキングプーリ104は、ターンテーブル103に対し
て多少ずれた位置にあっても、ターンテーブル103に
吸着される際には、その姿勢を変位させながら正しい位
置に移動し、ターンテーブル103に対して正確に位置
決めされることになる。
【0013】ディスク状記録媒体200は、記録及び/
又は再生装置内に装着されると、その中心孔201にタ
ーンテーブル103の突出部106が嵌合され、ターン
テーブル103の載置面105上に載置される。そし
て、ディスク状記録媒体200がターンテーブル103
の載置面105上に載置されると、チャッキングプーリ
104の位置決め用凸部111が、ターンテーブル10
3の回転軸挿通孔107の上端開口部側に挿通され、チ
ャッキングプーリ104がターンテーブル103の凹部
108内に配設された吸着マグネット109の磁力によ
りターンテーブル103に吸着される。このとき、チャ
ッキングプーリ104のディスク押さえ部112がディ
スク状記録媒体200の主面に当接し、これにより、タ
ーンテーブル103とチャッキングプーリ104との間
にディスク状記録媒体200が把持される。
【0014】そして、ターンテーブル103とチャッキ
ングプーリ104との間にディスク状記録媒体200が
把持された状態でスピンドルモータ101が回転駆動さ
れると、スピンドルモータ101の回転軸102に取り
付けられたターンテーブル103、このターンテーブル
103に吸着されるチャッキングプーリ104及びター
ンテーブル103とチャッキングプーリ104との間に
把持されたディスク状記録媒体200が、一体となって
回転操作される。
【0015】ところで、ディスク状記録媒体は、例えば
ディジタルスチルカメラやディジタルビデオカメラ等の
ように主に屋外で使用される装置の記録媒体として用い
られる場合には、剥き出しの状態で取り扱われると、情
報記録面に汚れが付着したり傷付きが生じたりする可能
性が高い。そこで、このような場合には、ディスク状記
録媒体をカートリッジ内に収納し、ディスクカートリッ
ジとして取り扱うことがしばしば行われている。この場
合、ディスク状記録媒体は、カートリッジ内に収納され
た状態で記録及び/又は再生装置に装着され、カートリ
ッジ内において回転操作されて信号の記録及び/又は再
生が行われる。
【0016】このように、カートリッジ内においてディ
スク状記録媒体を回転操作する場合には、図10及び図
11に示すように、チャッキングプーリ104は、ディ
スクカートリッジ400内に配設され、カートリッジ本
体401を構成する上ハーフ402に取り付けられる。
具体的には、チャッキングプーリ104は、その外周側
に設けられた取付片113をディスクカートリッジ40
0の上ハーフ402に設けられたプーリポケット403
内に遊挿し、プーリポケット403の下端開口部の周縁
に設けられた係止片404に係止させることにより、デ
ィスクカートリッジ400の上ハーフ402に取り付け
られた状態とされる。
【0017】そして、ディスクカートリッジ400が記
録及び/又は再生装置内に装着されると、ターンテーブ
ル103がカートリッジ本体401を構成する下ハーフ
405に設けられた開口部406を介してディスクカー
トリッジ400内に進入し、ターンテーブル103の突
出部106がディスクカートリッジ400内に収納され
たディスク状記録媒体200の中心孔201に嵌合さ
れ、ターンテーブル103の載置面105上にディスク
状記録媒体200が載置される。そして、ディスク状記
録媒体200がターンテーブル103の載置面105上
に載置されると、チャッキングプーリ104の位置決め
用凸部111が、ターンテーブル103の回転軸挿通孔
107の上端開口部側に挿通され、チャッキングプーリ
104がターンテーブル103の凹部108内に配設さ
れた吸着マグネット109の磁力によりターンテーブル
103に吸着される。このとき、チャッキングプーリ1
04のディスク押さえ部112がディスク状記録媒体2
00の主面に当接し、これにより、ターンテーブル10
3とチャッキングプーリ104との間にディスク状記録
媒体200が把持される。
【0018】そして、ターンテーブル103とチャッキ
ングプーリ104との間にディスク状記録媒体200が
把持された状態でスピンドルモータ101が回転駆動さ
れると、スピンドルモータ101の回転軸102に取り
付けられたターンテーブル103、このターンテーブル
103に吸着されるチャッキングプーリ104及びター
ンテーブル103とチャッキングプーリ104との間に
把持されたディスク状記録媒体200が、一体となって
回転操作される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したデ
ィスク状記録媒体を記録媒体として用いる記録及び/又
は再生装置においては、省スペース等の観点から、小型
化、薄型化が要求されている。特に、上述したディジタ
ルスチルカメラやディジタルビデオカメラ等のように、
主に屋外で用いられる装置においては、携帯の利便性等
の観点から、小型化、薄型化が特に強く要求されてい
る。
【0020】しかしながら、上述した構成のディスク回
転駆動機構100を備える記録及び/又は再生装置にお
いては、チャッキングプーリ104が、その外周部に設
けられた取付片113を記録及び/又は再生装置の天板
部300に設けられたプーリポケット301又はディス
クカートリッジ400の上ハーフ402に設けられたプ
ーリポケット403内に遊挿させることにより、記録及
び/又は再生装置の天板部300又はディスクカートリ
ッジ400の上ハーフ402に取り付けられるようにな
されているので、記録及び/又は再生装置の天板部30
0又はディスクカートリッジ400の上ハーフ402
が、プーリポケット301,403の高さ分だけ厚くな
ってしまい、記録及び/又は再生装置全体の小型化、薄
型化を阻害する要因となっていた。
【0021】そこで、本発明は、記録及び/又は再生装
置全体の小型化、薄型化を実現するディスク回転駆動機
構を提供し、小型化、薄型化が実現された記録及び/又
は再生装置を提供し、更に、記録及び/又は再生装置全
体の小型化、薄型化を実現するディスクカートリッジを
提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスク回
転駆動機構は、スピンドルモータの回転軸に取り付けら
れたターンテーブルと記録及び/又は再生装置に取り付
けられたチャッキングプーリとにより上記記録及び/又
は再生装置に装着されたディスク状記録媒体を把持して
回転操作するディスク回転駆動機構において、上記チャ
ッキングプーリには、その略中心部に位置して、上記記
録及び/又は再生装置に対して当該チャッキングプーリ
を取り付けるための取付部が設けられていると共に、こ
の取付部の外周側に位置して、当該チャッキングプーリ
の上記ターンテーブルに対する位置決めを行うための突
出部が上記ターンテーブル側に突出して設けられてお
り、上記ターンテーブルには、その略中心部に位置し
て、上記スピンドルモータの回転軸が挿通する回転軸挿
通孔が設けられていると共に、この回転軸挿通孔の外周
側に位置して、上記チャッキングプーリの突出部が嵌合
する凹部が設けられていることを特徴としている。
【0023】このディスク回転駆動機構において、チャ
ッキングプーリは、その略中心部に設けられた取付部に
より、記録及び/又は再生装置に取り付けられている。
具体的には、例えば、チャッキングプーリの取付部は、
チャッキングプーリの略中心部に穿設された貫通孔と、
この貫通孔の開口端縁に設けられた係止片とを有し、上
記貫通孔に上記記録及び/又は再生装置に設けられた凸
部が挿通され、上記係止片が上記凸部の先端側に設けら
れた係止部に係止されることにより、チャッキングプー
リが上記記録及び/又は再生装置に取り付けられてい
る。
【0024】また、このディスク回転駆動機構におい
て、ターンテーブルは、その略中心部に設けられた回転
軸挿通孔にスピンドルモータの回転軸が挿通されること
により、スピンドルモータの回転軸に取り付けられてい
る。
【0025】そして、記録及び/又は再生装置内にディ
スク状記録媒体が装着されると、チャッキングプーリが
ターンテーブルに吸着され、チャッキングプーリとター
ンテーブルとによりディスク状記録媒体が把持される。
このとき、チャッキングプーリに設けられた突出部が、
ターンテーブルに設けられた凹部に嵌合することによ
り、チャッキングプーリのターンテーブルに対する位置
決めが図られ、ディスク状記録媒体が適切に把持される
ことになる。
【0026】そして、チャッキングプーリとターンテー
ブルとによりディスク状記録媒体が把持された状態でス
ピンドルモータが回転駆動されると、スピンドルモータ
の回転軸に取り付けられたターンテーブル、このターン
テーブルに吸着されるチャッキングプーリ及びこれらに
把持されたディスク状記録媒体が一体となって回転操作
される。
【0027】なお、このディスク回転駆動機構におい
て、上記チャッキングプーリは、磁性材料よりなり、上
記取付部と上記突出部とが一体に成形されてなることが
望ましい。
【0028】このように、上記チャッキングプーリを磁
性材料を用いて形成し、取付部と突出部とを一体に成形
するようにすれば、チャッキングプーリの製造が容易と
なり、製造工程の簡素化と製造コストの削減を図ること
が可能となる。
【0029】また、本発明に係るディスク回転駆動機構
は、スピンドルモータの回転軸に取り付けられたターン
テーブルとディスクカートリッジに取り付けられたチャ
ッキングプーリとにより記録及び/又は再生装置に装着
された上記ディスクカートリッジ内に収納されたディス
ク状記録媒体を把持して回転操作するディスク回転駆動
機構において、上記チャッキングプーリには、その略中
心部に位置して、上記ディスクカートリッジに対して当
該チャッキングプーリを取り付けるための取付部が設け
られていると共に、この取付部の外周側に位置して、当
該チャッキングプーリの上記ターンテーブルに対する位
置決めを行うための突出部が上記ターンテーブル側に突
出して設けられており、上記ターンテーブルには、その
略中心部に位置して、上記スピンドルモータの回転軸が
挿通する回転軸挿通孔が設けられていると共に、この回
転軸挿通孔の外周側に位置して、上記チャッキングプー
リの突出部が嵌合する凹部が設けられていることを特徴
としている。
【0030】このディスク回転駆動機構において、チャ
ッキングプーリは、その略中心部に設けられた取付部に
より、ディスクカートリッジに取り付けられている。具
体的には、例えば、チャッキングプーリの取付部は、チ
ャッキングプーリの略中心部に穿設された貫通孔と、こ
の貫通孔の開口端縁に設けられた係止片とを有し、上記
貫通孔に上記ディスクカートリッジに設けられた凸部が
挿通され、上記係止片が上記凸部の先端側に設けられた
係止部に係止されることにより、チャッキングプーリが
上記ディスクカートリッジに取り付けられている。
【0031】また、このディスク回転駆動機構におい
て、ターンテーブルは、その略中心部に設けられた回転
軸挿通孔にスピンドルモータの回転軸が挿通されること
により、スピンドルモータの回転軸に取り付けられてい
る。
【0032】そして、記録及び/又は再生装置内にディ
スクカートリッジが装着されると、チャッキングプーリ
がディスクカートリッジ内に進入したターンテーブルに
吸着され、チャッキングプーリとターンテーブルとによ
り、ディスクカートリッジ内に収納されたディスク状記
録媒体が把持される。このとき、チャッキングプーリに
設けられた突出部が、ターンテーブルに設けられた凹部
に嵌合することにより、チャッキングプーリのターンテ
ーブルに対する位置決めが図られ、ディスク状記録媒体
が適切に把持されることになる。
【0033】そして、チャッキングプーリとターンテー
ブルとによりディスク状記録媒体が把持された状態でス
ピンドルモータが回転駆動されると、スピンドルモータ
の回転軸に取り付けられたターンテーブル、このターン
テーブルに吸着されるチャッキングプーリ及びこれらに
把持されたディスク状記録媒体が一体となって回転操作
される。
【0034】なお、このディスク回転駆動機構におい
て、上記チャッキングプーリは、磁性材料よりなり、上
記取付部と上記突出部とが一体に成形されてなることが
望ましい。
【0035】このように、上記チャッキングプーリを磁
性材料を用いて形成し、取付部と突出部とを一体に成形
するようにすれば、チャッキングプーリの製造が容易と
なり、製造工程の簡素化と製造コストの削減を図ること
が可能となる。
【0036】また、本発明に係る記録及び/又は再生装
置は、装置本体と、上記装置本体内に設けられ、上記装
置本体内に装着されたディスク状記録媒体を把持して回
転操作するディスク回転駆動機構と、上記装置本体内に
設けられ、上記ディスク回転駆動機構により回転操作さ
れるディスク状記録媒体に対して信号の書き込み及び/
又は読み出しを行うヘッド部と、上記ディスク状記録媒
体に書き込むべき信号を上記ヘッド部に供給し、又は上
記ヘッド部により上記ディスク状記録媒体から読み出さ
れた信号に対して所定の信号処理を施す信号処理回路と
を備え、上記ディスク回転駆動機構は、スピンドルモー
タの回転軸に取り付けられたターンテーブルと上記装置
本体に取り付けられたチャッキングプーリとにより上記
ディスク状記録媒体を把持して回転操作するディスク回
転駆動機構であって、上記チャッキングプーリには、そ
の略中心部に位置して、上記装置本体に対して当該チャ
ッキングプーリを取り付けるための取付部が設けられて
いると共に、この取付部の外周側に位置して、当該チャ
ッキングプーリの上記ターンテーブルに対する位置決め
を行うための突出部が上記ターンテーブル側に突出して
設けられており、上記ターンテーブルには、その略中心
部に位置して、上記スピンドルモータの回転軸が挿通す
る回転軸挿通孔が設けられていると共に、この回転軸挿
通孔の外周側に位置して、上記チャッキングプーリの突
出部が嵌合する凹部が設けられていることを特徴として
いる。
【0037】この記録及び/又は再生装置において、デ
ィスク回転駆動機構のチャッキングプーリは、その略中
心部に設けられた取付部により、装置本体に取り付けら
れている。具体的には、例えば、チャッキングプーリの
取付部は、チャッキングプーリの略中心部に穿設された
貫通孔と、この貫通孔の開口端縁に設けられた係止片と
を有し、上記貫通孔に上記装置本体に設けられた凸部が
挿通され、上記係止片が上記凸部の先端側に設けられた
係止部に係止されることにより、チャッキングプーリが
上記装置本体に取り付けられている。
【0038】また、この記録及び/又は再生装置におい
て、ディスク回転駆動機構のターンテーブルは、その略
中心部に設けられた回転軸挿通孔にスピンドルモータの
回転軸が挿通されることにより、スピンドルモータの回
転軸に取り付けられている。
【0039】そして、装置本体内にディスク状記録媒体
が装着されると、ディスク回転駆動機構のチャッキング
プーリがターンテーブルに吸着され、チャッキングプー
リとターンテーブルとによりディスク状記録媒体が把持
される。このとき、チャッキングプーリに設けられた突
出部が、ターンテーブルに設けられた凹部に嵌合するこ
とにより、チャッキングプーリのターンテーブルに対す
る位置決めが図られ、ディスク状記録媒体が適切に把持
されることになる。
【0040】そして、チャッキングプーリとターンテー
ブルとによりディスク状記録媒体が把持された状態でス
ピンドルモータが回転駆動されると、スピンドルモータ
の回転軸に取り付けられたターンテーブル、このターン
テーブルに吸着されるチャッキングプーリ及びこれらに
把持されたディスク状記録媒体が一体となって回転操作
される。
【0041】回転操作されるディスク状記録媒体に対し
ては、ヘッド部により信号の書き込み及び/又は読み出
しが行われる。回転操作されるディスク状記録媒体に書
き込むべき信号は、信号処理回路よりヘッド部に供給さ
れる。また、このディスク状記録媒体から読み出された
信号は、信号処理回路に供給され、この信号処理回路に
おいて所定の信号処理が施される。
【0042】なお、この記録及び/又は再生装置におい
て、ディスク回転駆動機構のチャッキングプーリは、磁
性材料よりなり、上記取付部と上記突出部とが一体に成
形されてなることが望ましい。
【0043】このように、上記チャッキングプーリを磁
性材料を用いて形成し、取付部と突出部とを一体に成形
するようにすれば、チャッキングプーリの製造が容易と
なり、製造工程の簡素化と製造コストの削減を図ること
が可能となる。
【0044】また、本発明に係る記録及び/又は再生装
置は、装置本体と、上記装置本体内に設けられ、上記装
置本体内に装着されたディスクカートリッジ内に収納さ
れたディスク状記録媒体を把持して回転操作するディス
ク回転駆動機構と、上記装置本体内に設けられ、上記デ
ィスク回転駆動機構により回転操作されるディスク状記
録媒体に対して信号の書き込み及び/又は読み出しを行
うヘッド部と、上記ディスク状記録媒体に書き込むべき
信号を上記ヘッド部に供給し、又は上記ヘッド部により
上記ディスク上記録媒体から読み出された信号に対して
所定の信号処理を施す信号処理回路とを備え、上記ディ
スク回転駆動機構は、スピンドルモータの回転軸に取り
付けられたターンテーブルとディスクカートリッジに取
り付けられたチャッキングプーリとにより上記ディスク
カートリッジ内に収納されたディスク状記録媒体を把持
して回転操作するディスク回転駆動機構であって、上記
チャッキングプーリには、その略中心部に位置して、上
記ディスクカートリッジに対して当該チャッキングプー
リを取り付けるための取付部が設けられていると共に、
この取付部の外周側に位置して、当該チャッキングプー
リの上記ターンテーブルに対する位置決めを行うための
突出部が上記ターンテーブル側に突出して設けられてお
り、上記ターンテーブルには、その略中心部に位置し
て、上記スピンドルモータの回転軸が挿通する回転軸挿
通孔が設けられていると共に、この回転軸挿通孔の外周
側に位置して、上記チャッキングプーリの突出部が嵌合
する凹部が設けられていることを特徴としている。
【0045】この記録及び/又は再生装置において、デ
ィスク回転駆動機構のチャッキングプーリは、その略中
心部に設けられた取付部により、ディスクカートリッジ
に取り付けられている。具体的には、例えば、チャッキ
ングプーリの取付部は、チャッキングプーリの略中心部
に穿設された貫通孔と、この貫通孔の開口端縁に設けら
れた係止片とを有し、上記貫通孔に上記ディスクカート
リッジに設けられた凸部が挿通され、上記係止片が上記
凸部の先端側に設けられた係止部に係止されることによ
り、チャッキングプーリが上記ディスクカートリッジに
取り付けられている。
【0046】また、この記録及び/又は再生装置におい
て、ディスク回転駆動機構のターンテーブルは、その略
中心部に設けられた回転軸挿通孔にスピンドルモータの
回転軸が挿通されることにより、スピンドルモータの回
転軸に取り付けられている。
【0047】そして、装置本体内にディスクカートリッ
ジが装着されると、ディスク回転駆動機構のチャッキン
グプーリがディスクカートリッジ内に進入したターンテ
ーブルに吸着され、チャッキングプーリとターンテーブ
ルとによりディスクカートリッジ内に収納されたディス
ク状記録媒体が把持される。このとき、チャッキングプ
ーリに設けられた突出部が、ターンテーブルに設けられ
た凹部に嵌合することにより、チャッキングプーリのタ
ーンテーブルに対する位置決めが図られ、ディスク状記
録媒体が適切に把持されることになる。
【0048】そして、チャッキングプーリとターンテー
ブルとによりディスク状記録媒体が把持された状態でス
ピンドルモータが回転駆動されると、スピンドルモータ
の回転軸に取り付けられたターンテーブル、このターン
テーブルに吸着されるチャッキングプーリ及びこれらに
把持されたディスク状記録媒体が一体となって回転操作
される。
【0049】回転操作されるディスク状記録媒体に対し
ては、ヘッド部により信号の書き込み及び/又は読み出
しが行われる。回転操作されるディスク状記録媒体に書
き込むべき信号は、信号処理回路よりヘッド部に供給さ
れる。また、このディスク状記録媒体から読み出された
信号は、信号処理回路に供給され、この信号処理回路に
おいて所定の信号処理が施される。
【0050】なお、この記録及び/又は再生装置におい
て、ディスク回転駆動機構のチャッキングプーリは、磁
性材料よりなり、上記取付部と上記突出部とが一体に成
形されてなることが望ましい。
【0051】このように、上記チャッキングプーリを磁
性材料を用いて形成し、取付部と突出部とを一体に成形
するようにすれば、チャッキングプーリの製造が容易と
なり、製造工程の簡素化と製造コストの削減を図ること
が可能となる。
【0052】また、本発明に係るディスクカートリッジ
は、カートリッジ本体と、上記カートリッジ本体内に収
納されるディスク状記録媒体と、上記カートリッジ本体
に取り付けられ、当該ディスクカートリッジが記録及び
/又は再生装置に装着されたときに記録及び/又は再生
装置の備えるターンテーブルに吸着してこのターンテー
ブルとの間に上記ディスク状記録媒体を把持するチャッ
キングプーリとを備え、上記チャッキングプーリには、
その略中心部に位置して、上記カートリッジ本体に対し
て当該チャッキングプーリを取り付けるための取付部が
設けられていると共に、この取付部の外周側に位置し
て、上記ターンテーブルに設けられた凹部に嵌合して、
当該チャッキングプーリの上記ターンテーブルに対する
位置決めを行うための突出部が上記ターンテーブル側に
突出して設けられていることを特徴としている。
【0053】このディスクカートリッジにおいて、チャ
ッキングプーリは、その略中心部に設けられた取付部に
より、カートリッジ本体に取り付けられている。具体的
には、例えば、チャッキングプーリの取付部は、チャッ
キングプーリの略中心部に穿設された貫通孔と、この貫
通孔の開口端縁に設けられた係止片とを有し、上記貫通
孔に上記カートリッジ本体に設けられた凸部が挿通さ
れ、上記係止片が上記凸部の先端側に設けられた係止部
に係止されることにより、チャッキングプーリが上記カ
ートリッジ本体に取り付けられている。
【0054】このディスクカートリッジが記録及び/又
は再生装置内に装着されると、ターンテーブルがカート
リッジ本体内に進入する。そして、チャッキングプーリ
がカートリッジ本体内に進入したターンテーブルに吸着
され、カートリッジ本体内に収納されたディスク状記録
媒体がチャッキングプーリとターンテーブルとにより把
持される。このとき、チャッキングプーリに設けられた
突出部が、ターンテーブルに設けられた凹部に嵌合する
ことにより、チャッキングプーリのターンテーブルに対
する位置決めが図られ、ディスク状記録媒体が適切に把
持されることになる。
【0055】そして、チャッキングプーリとターンテー
ブルとによりディスク状記録媒体が把持された状態でス
ピンドルモータが回転駆動されると、スピンドルモータ
の回転軸に取り付けられたターンテーブル、このターン
テーブルに吸着されるチャッキングプーリ及びこれらに
把持されたディスク状記録媒体が一体となって回転操作
される。
【0056】なお、このディスクカートリッジにおい
て、上記チャッキングプーリは、磁性材料よりなり、上
記取付部と上記突出部とが一体に成形されてなることが
望ましい。
【0057】このように、上記チャッキングプーリを磁
性材料を用いて形成し、取付部と突出部とを一体に成形
するようにすれば、チャッキングプーリの製造が容易と
なり、製造工程の簡素化と製造コストの削減を図ること
が可能となる。
【0058】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0059】ここでは、書き換えが可能な光ディスクを
記録媒体として用いる光ディスク装置に本発明を適用し
た例について説明する。なお、本発明は、ここで説明す
る例に限定されるものではなく、例えば読み出し専用の
光ディスクや光磁気ディスク、相変化型ディスク等、他
のディスク状記録媒体を記録媒体として用いる記録及び
/又は再生装置に適用してもよいことは勿論である。
【0060】図1に本発明を適用した光ディスク装置の
概略構成のブロック図を示す。この光ディスク装置1
は、図1に示すように、筐体内に装着された光ディスク
50を把持して回転操作するディスク回転駆動部2と、
このディスク回転駆動部2により回転操作される光ディ
スク50に対してデータを書き込み、又はこの光ディス
ク50に書き込まれているデータを読み出す光学ヘッド
3と、光学ヘッド3の送り動作やサーボ動作、ディスク
回転駆動機構2のディスク回転動作等の制御を行うドラ
イバ部4と、光学ヘッド3に記録信号を供給すると共
に、光学ヘッド3より供給された再生信号に対して所定
の信号処理を施して出力信号として出力する信号処理部
5と、外部から入力された入力信号を信号処理部5に供
給すると共に、信号処理部5より供給された出力信号を
外部に出力するインターフェース部6と、上記ドライバ
部4、信号処理部5及びインターフェース部6の動作を
制御するコントローラ7とを備えている。
【0061】この光ディスク装置1により光ディスク5
0に対して信号の記録を行う場合は、先ず、光ディスク
50がディスク回転駆動部2により回転操作される。デ
ィスク回転駆動部2は、光ディスク50を把持するディ
スク把持機構とスピンドルモータとを備えている。スピ
ンドルモータは、コントローラ7の制御に基づいて動作
するドライバ部4のスピンドルドライバにより駆動及び
制御され、ディスク把持機構により把持された光ディス
ク50を所定の回転数で回転させる。
【0062】そして、光ディスク50に記録すべき信号
が、コントローラ7の制御に基づいて動作するインター
フェース部6を介して、外部から入力信号として信号処
理部5に供給される。信号処理部5は、コントローラの
制御に基づいて、この入力信号に対して所定の信号処理
を施して、記録信号として光学ヘッド3に供給する。
【0063】光学ヘッド3は、コントローラ7の制御に
基づいて動作するドライバ部4のスレッドドライバによ
り駆動されて光ディスク50の所定の記録エリアにアク
セスし、信号処理部5より供給された記録信号をデータ
として光ディスク50に書き込む。このとき、光学ヘッ
ド3は、ドライバ部4のフォーカシング・トラッキング
ドライバにより制御され、フォーカシングサーボやトラ
ッキングサーボを行いながら光ディスク50にデータの
書き込みを行う。
【0064】また、光ディスク装置1により光ディスク
50から信号の再生を行う場合は、先ず、記録時と同様
に、光ディスク50がディスク回転駆動部2により回転
操作される。
【0065】そして、光学ヘッド3が、コントローラ7
の制御に基づいて動作するドライバ部4のスレッドドラ
イバにより駆動されて光ディスク50の所定の記録エリ
アにアクセスし、光ディスク50に書き込まれたデータ
を読み出して、再生信号として信号処理部5に供給す
る。このとき、光学ヘッド3は、記録時と同様に、ドラ
イバ部4のフォーカシング・トラッキングドライバによ
り制御され、フォーカシングサーボやトラッキングサー
ボを行いながら光ディスク50からデータの読み出しを
行う。
【0066】信号処理部5は、コントローラ7の制御に
基づいて、光学ヘッド3より供給された再生信号に対し
て所定の信号処理を施して、出力信号として出力する。
この出力信号は、コントローラ7の制御に基づいて動作
するインターフェース部6を介して、外部に出力され
る。
【0067】光ディスク装置1の筐体内部の平面図を図
2に示し、光ディスク50が装着された光ディスク装置
1の縦断面図を図3に示す。
【0068】図2及び図3に示すように、光ディスク装
置1の筐体を構成する下カバー11には、バネ12及び
オイルダンパー13を介してベース14が取り付けられ
ている。ベース14は、ステンレス等の金属材料よりな
り、下カバー11の主面に対して略平行に配置される主
面部15と、この主面部15の端部が主面部15に対し
て略垂直に折り曲げられてなる立ち上がり片16とを有
している。そして、ベース14の主面部15上の領域
が、光ディスク50が装着されるディスク装着部17と
される。
【0069】ベース14の立ち上がり片16の先端部と
立ち上がり片16の主面部15側には、バネ12の一端
が係止される係止片18がそれぞれ設けられている。ま
た、立ち上がり片16には、オイルダンパー13に挿入
されるダンパー軸19が取り付けられている。ベース1
4は、一端が係止片18に係止されたバネ12の他端が
下カバー11の側板部に係止され、ダンパー軸19の先
端部が下カバー11の側板部に設けられたオイルダンパ
ー13に挿入されることにより、下カバー11に対して
移動可能に取り付けられる。この光ディスク装置1は、
このようにベース14を下カバー11に対して移動可能
に取り付けることにより、筐体に多少の衝撃が与えられ
た場合であっても、この衝撃を吸収して適切に信号の記
録再生を行うことが可能とされる。
【0070】ベース14の主面部15には、その略中央
部に位置して、ディスク回転駆動部2を構成するスピン
ドルモータ31の回転軸33及びターンテーブル34を
ディスク装着部17に臨ませる円形開口部21が設けら
れている。また、ベース14の主面部15には、光学ヘ
ッド3をその移動領域の全域に亘ってディスク装着部1
7に臨ませる光学ヘッド用開口部22が、上記円形開口
部21と連続した状態で設けられている。
【0071】ベース14の主面部15の下方には、スピ
ンドルモータ31や光学ヘッド3等を支持するホルダー
23が取り付けられている。このホルダー23には、ス
レッド送り軸24とガイド軸25とが、互いに略平行に
取り付けられている。光学ヘッド3は、その一方の端部
がスレッド送り軸24に係合され、他方の端部がガイド
軸25に係合されることにより、ホルダー23に支持さ
れる。
【0072】スレッド送り軸24は、複数のギヤを介し
てスレッドモータ26に接続されており、スレッドモー
タ26の回転駆動力を受けて軸周り方向に回転する。ス
レッド送り軸24が回転すると、このスレッド送り軸2
4のギヤの作用により、光学ヘッド3が図2中矢印Aで
示す光ディスク50の径方向に移動操作される。このと
き、光学ヘッド3は、他方の端部がガイド軸25に係合
されているので、姿勢を変化させることなく適切に光デ
ィスク50の径方向に移動操作される。
【0073】ホルダー23の下方には、上記ドライバ部
4や信号処理部5、インターフェース部6、コントロー
ラ7を構成する回路等が形成された回路基板27が取り
付けられている。そして、この回路基板27に、ディス
ク回転駆動部2のスピンドルモータ31やスレッドモー
タ26、光学ヘッド3等が電気的に接続されている。
【0074】ここで、光ディスク装置1内に装着された
光ディスク50を把持して回転操作するディスク回転駆
動部2について説明する。このディスク回転駆動部2
は、スピンドルモータ31と、このスピンドルモータ3
1に取り付けられるターンテーブル34と、このターン
テーブル34に吸着し、ターンテーブル34と共に光デ
ィスク50を把持するチャッキングプーリ45とにより
構成される。
【0075】チャッキングプーリ45がターンテーブル
34に吸着する前の状態のディスク回転駆動部2の縦断
面図を図4に示し、チャッキングプーリ45がターンテ
ーブル34に吸着した状態のディスク回転駆動部2の縦
断面図を図5に示す。
【0076】スピンドルモータ31は、図4及び図5に
示すように、モータ本体32と回転軸33とを有してな
り、モータ本体32がホルダー23に支持され、回転軸
33がベース14の主面部15に設けられた円形開口部
21を介してディスク装着部17に臨まされる。
【0077】そして、スピンドルモータ31の回転軸3
3には、チャッキングプーリ45と共にディスク装着部
17に装着された光ディスク50を把持するターンテー
ブル34が取り付けられている。
【0078】ターンテーブル34は、例えば、合成樹脂
材料が射出成形されることにより全体略円盤状に形成さ
れてなり、外周部に光ディスク50を載置する載置面3
5が形成されている。この載置面35は、光ディスク5
0のチャッキング領域に対応して、例えば円環状に形成
されている。そして、この載置面35上には、載置面3
5の摩擦係数を向上させる補助シート36が貼付されて
おり、ターンテーブル34の回転駆動力を、載置面35
上に載置された光ディスク50に適切に伝達することが
できるようになされている。
【0079】載置面35の内周側には、載置面35より
上方に突出した突出部37が形成されている。この突出
部37は、光ディスク50が載置面35上に載置された
ときに、この光ディスク50の中心孔51に嵌合して光
ディスク50の位置決めを図るものであり、光ディスク
50の中心孔51に対応して、例えば円環状に形成され
ている。また、この突出部37は、その高さが光ディス
ク50の厚みよりも大となるように形成されており、光
ディスク50が載置面35上に載置されたときに、その
先端部が、光ディスク50より上方へやや突出した状態
とされる。
【0080】突出部37の内周側には、突出部の先端部
よりもスピンドルモータ31側に窪んだ凹部38が形成
されている。そして、この凹部38内に、チャッキング
プーリ45を吸着する吸着マグネット39と、この吸着
マグネット39の磁気抵抗を抑制するためのチャッキン
グヨーク40とがそれぞれ配設されている。
【0081】さらに、突出部37の内周側には、ターン
テーブル34の略中心部に位置して、スピンドルモータ
31の回転軸33が挿通される回転軸挿通孔41が厚み
方向に貫通して設けられている。この回転軸挿通孔41
は、その内径がスピンドルモータ31の回転軸33の外
径と略等しく、且つ、その深さがスピンドルモータ31
の回転軸33のモータ本体32から突出した部分の長さ
と略等しくなるように形成されている。そして、この回
転軸挿通孔41は、スピンドルモータ31の回転軸33
の挿入端となる下端開口部とは逆側の開口部、すなわ
ち、図4及び図5中上端側の開口部が、突出部37の先
端部よりもスピンドルモータ31側に下がった位置で開
口するように形成されている。
【0082】以上のように構成されるターンテーブル3
4は、その略中心部に設けられた回転軸挿通孔41の下
端開口部からスピンドルモータ31の回転軸33が挿通
されることによりこの回転軸33に取り付けられ、この
回転軸33と共に回転操作される。
【0083】ターンテーブル34と共に光ディスク50
を把持するチャッキングプーリ45は、例えば鉄等の磁
性材料がプレス加工等によりターンテーブル34と略同
径の略円盤状に成形されてなる。そして、チャッキング
プーリ45には、その略中心部に、下カバー11と共に
光ディスク装置1の筐体を構成する上カバー28に設け
られた係止用凸部29が挿通する貫通孔46が設けられ
ている。この貫通孔46は、上カバー28に設けられた
係止用凸部29の外径よりもやや大とされた内径を有す
るように、チャッキングプーリ45の略中心部に穿設さ
れている。
【0084】貫通孔46の開口端縁には、チャッキング
プーリ45がターンテーブル34に吸着されていない状
態において、係止用凸部29の先端側に取り付けられた
ストッパー30に当接する係止片47が、係止用凸部2
9が突出する方向と略平行に設けられている。チャッキ
ングプーリ45は、上カバー28に設けられた係止用凸
部29が貫通孔46に挿通され、係止用凸部29の先端
側に取り付けられたストッパー30によって係止片47
が係止されることにより、上カバー28に対して移動可
能に取り付けられる。すなわち、このチャッキングプー
リ45においては、貫通孔46と係止片47とにより、
上カバー28に当該チャッキングプーリ45を取り付け
るための取付部が構成されている。
【0085】チャッキングプーリ45は、以上のよう
に、上カバー28に対して移動可能に取り付けられるこ
とにより、ターンテーブル34に吸着される前にターン
テーブル34に対して多少ずれた位置にあっても、ター
ンテーブル34に吸着される際には、その姿勢を変位さ
せながら正しい位置に移動し、ターンテーブル34に対
する位置決めを正確に行うことができる。
【0086】また、係止片47の外周側には、当該チャ
ッキングプーリ45をターンテーブル34に対して位置
決めするための位置決め用凸部48が、ターンテーブル
34側に突出して設けられている。この位置決め用凸部
48は、チャッキングプーリ45がターンテーブル34
に吸着されたときに、ターンテーブル34に設けられた
凹部38の内周に沿って嵌合される大きさの円環状に形
成されている。チャッキングプーリ45は、この位置決
め用凸部48がターンテーブル34に設けられた凹部3
8の内周に沿って嵌合されることにより、ターンテーブ
ル34に対して適切に位置決めされる。
【0087】光ディスク装置1は、以上のように、ター
ンテーブル34に凹部38を設け、チャッキングプーリ
45に上記凹部に嵌合する位置決め用凸部48を設け
て、チャッキングプーリ45のターンテーブル34に対
する位置決めを正確に行うことにより、光ディスク50
が回転操作されたときの偏心を抑制し、光ディスク50
に対する記録再生を適切に行うことができる。特に、光
ディスク装置1においては、高密度記録を実現すべく、
高回転数でスピンドルモータ31を回転駆動する傾向に
あるが、光ディスク装置1は、以上のようにチャッキン
グプーリ45のターンテーブル34に対する位置決めを
正確に行うことにより、スピンドルモータ31が高回転
数で回転駆動される場合であっても、光ディスク50の
偏心を有効に抑制し、光ディスク50に対する記録再生
を適切に行うことができる。
【0088】また、チャッキングプーリ45には、ター
ンテーブル34の載置面35に対応した外周側に、載置
面35上に載置された光ディスク50に当接し、載置面
35と共に光ディスク50を挟持するディスク押さえ部
49が、ターンテーブル34の載置面35に対して略平
行に形成されている。
【0089】ディスク回転駆動機構2は、以上のよう
に、チャッキングプーリ45がターンテーブル34に吸
着されたときに、チャッキングプーリ45のディスク押
さえ部49とターンテーブル34の載置面35との間に
光ディスク50が挟持される構成とされているので、光
ディスク50をターンテーブル34とチャッキングプー
リ45とによって安定的に把持することができる。
【0090】ディスク装置1内に光ディスク50が装着
されると、図5に示すように、光ディスク50の中心孔
51にターンテーブル34の突出部37が嵌合され、光
ディスク50がターンテーブル34の載置面35上に載
置される。
【0091】そして、光ディスク50がターンテーブル
34の載置面35上に載置されると、チャッキングプー
リ45の位置決め用凸部48がターンテーブル34の凹
部38に嵌合し、チャッキングプーリ45が、ターンテ
ーブル34の凹部38内に配設された吸着マグネット3
9の磁力によりターンテーブル34に吸着される。この
とき、チャッキングプーリ45のディスク押さえ部49
が光ディスク50の主面に当接してターンテーブル34
の載置面35と共に光ディスク50を挟持する。これに
より、ターンテーブル34とチャッキングプーリ45と
の間に光ディスク50が把持される。
【0092】そして、ターンテーブル34とチャッキン
グプーリ45との間に光ディスク50が把持された状態
でスピンドルモータ31が回転駆動されると、スピンド
ルモータ31の回転軸33に取り付けられたターンテー
ブル34と、このターンテーブル34に吸着されたチャ
ッキングプーリ45と、ターンテーブル34とチャッキ
ングプーリ45との間に把持された光ディスク50とが
一体となって回転操作される。
【0093】このディスク回転駆動機構2のチャッキン
グプーリ45は、上述したように、その略中心部に、貫
通孔46と、この貫通孔46の開口端縁に設けられた係
止片47より構成される取付部を有し、この取付部によ
り上カバー28に対して移動可能に取り付けられてい
る。したがって、このチャッキングプーリ45を備える
光ディスク装置1は、上カバー28にチャッキングプー
リを移動可能に取り付けるためのプーリポケットのよう
な空間を設ける必要がなく、装置全体の薄型化を図るこ
とが可能となる。
【0094】また、このディスク回転駆動機構2のチャ
ッキングプーリ45は、上述したように、鉄等の磁性材
料がプレス加工等によって成形されてなり、上記係止片
47、位置決め用凸部48、ディスク押さえ部49等が
一体に形成されているので、製造が極めて容易である。
特に、このチャッキングプーリ45は、ターンテーブル
34に対する当該チャッキングプーリ45の位置決めを
図るための位置決め用凸部48が、チャッキングプーリ
45の中心部の外周側に設けられ、その外径が従来のチ
ャッキングプーリの位置決め用凸部の外径と比較して大
とされているので、プレス加工による製造が可能とな
り、従来のチャッキングプーリに比べて製造が極めて容
易である。すなわち、従来のチャッキングプーリは、位
置決め用凸部がチャッキングプーリの略中心部に形成さ
れ、このチャッキングプーリをターンテーブルの回転軸
挿通孔に挿通させてターンテーブルに対する位置決めを
図るようにしていたので、位置決め用凸部をスピンドル
モータの回転軸と略同径に形成する必要があり、プレス
加工による製造が困難であった。しかしながら、上記チ
ャッキングプーリ45は、上述したようにプレス加工に
よる形成が可能であるので製造が極めて容易である。し
たがって、このようなチャッキングプーリ45を備える
光ディスク装置1は、製造工程の簡素化と製造コストの
削減を図ることが可能となる。
【0095】なお、以上は、ターンテーブル34の載置
面35や突出部37、チャッキングプーリ45の位置決
め用凸部48等を円環状に形成した例について説明した
が、ターンテーブル34やチャッキングプーリ45の形
状は、以上の例に限定されるものではなく、ターンテー
ブル34とチャッキングプーリ45との間に光ディスク
50が適切に把持される形状であればいかなる形状であ
ってもよい。
【0096】また、以上は、光ディスク50がそのまま
装着される光ディスク装置1に本発明を適用した例につ
いて説明したが、本発明はこの例に限定されるものでは
なく、光ディスク50がカートリッジ本体内に収納さ
れ、ディスクカートリッジとして装着される光ディスク
装置に適用してもよい。
【0097】この光ディスク装置のディスク回転駆動部
の縦断面図を図6及び図7に示す。なお、この光ディス
ク装置のディスク回転駆動部は、光ディスク50がカー
トリッジ本体内に収納され、ディスクカートリッジとし
て光ディスク装置に装着される点、チャッキングプーリ
45が光ディスク装置1の筐体を構成する上カバー28
ではなく、カートリッジ本体を構成する上ハーフに取り
付けられている点を除いては、上述したディスク回転駆
動部2と同様の構成とされるので、上述したディスク回
転駆動部2と同様の構成については同一の符号を付して
詳細な説明を省略する。
【0098】ディスクカートリッジ55は、上ハーフ5
6と下ハーフ57とが突き合わされてなるカートリッジ
本体58内のディスク収納部に、光ディスク50が収納
されてなる。下ハーフ57には、その略中央部に位置し
て、ディスク回転駆動部2を構成するスピンドルモータ
31の回転軸33及びターンテーブル34をカートリッ
ジ本体58内のディスク収納部に進入させる円形開口部
59が設けられている。また、下ハーフ57には、光学
ヘッド3をカートリッジ本体58内に収納された光ディ
スク50の信号記録面と対向させるための図示しない記
録再生用開口部が、上記円形開口部59と連続した状態
で設けられている。
【0099】また、下ハーフ57には、ディスクカート
リッジ55が光ディスク装置に装着されない状態におい
て、上記円形開口部59及び記録再生用開口部を閉塞す
る図示しないシャッタ部材が移動可能に取り付けられて
いる。ディスクカートリッジ55は、このように、光デ
ィスク装置に装着されない状態において、シャッタ部材
により円形開口部59及び記録再生用開口部を閉塞する
ことにより、空気中の塵埃等が光ディスク50の信号記
録面に付着することを防止している。そして、このディ
スクカートリッジ55は、光ディスク装置に装着される
と、シャッタ部材が光ディスク装置に設けられたシャッ
タ移動部材により移動操作され、円形開口部59及び記
録再生用開口部が開放された状態とされる。
【0100】下ハーフ57と共にカートリッジ本体58
を構成する上ハーフ56には、その略中心部に位置し
て、チャッキングプーリ45を当該上ハーフ56に移動
可能に取り付けるための係止用凸部60が、下ハーフ5
7側に突出して設けられている。この係止用凸部60
は、上述した光ディスク装置1の上カバー28に設けら
れた係止用凸部29と同様に、チャッキングプーリ45
の取付部を構成する貫通孔46の内径よりもやや小とさ
れた外径を有し、チャッキングプーリ45の貫通孔46
に遊挿される。
【0101】また、係止用凸部60には、上述した光デ
ィスク装置1の上カバー28に設けられた係止用凸部2
9と同様に、その先端部にストッパー61が設けられて
いる。そして、係止用凸部60がチャッキングプーリ4
5の貫通孔46に遊挿され、ストッパー61がチャッキ
ングプーリ45の係止片47に当接することにより、チ
ャッキングプーリ45が、上ハーフ56に対して移動可
能に取り付けられる。
【0102】ディスク装置1内にディスクカートリッジ
55が装着されると、先ず、ディスク装置に設けられた
シャッタ移動部材により下ハーフ57に取り付けられた
シャッタが移動操作され、下ハーフ57に設けられた円
形開口部59及び記録再生用開口部が開放される。そし
て、スピンドルモータ31の回転軸33の先端側及びこ
れに取り付けられたターンテーブル34が円形開口部5
9を介してカートリッジ本体58内に進入し、光ディス
ク50の中心孔51にターンテーブル34の突出部37
が嵌合され、光ディスク50がターンテーブル34の載
置面35上に載置される。
【0103】そして、光ディスク50がターンテーブル
34の載置面35上に載置されると、チャッキングプー
リ45の位置決め用凸部48がターンテーブル34の凹
部38に嵌合し、チャッキングプーリ45が、ターンテ
ーブル34の凹部38内に配設された吸着マグネット3
9の磁力によりターンテーブル34に吸着される。この
とき、チャッキングプーリ45のディスク押さえ部49
が光ディスク50の主面に当接してターンテーブル34
の載置面35と共に光ディスク50を挟持する。これに
より、ターンテーブル34とチャッキングプーリ45と
の間に光ディスク50が把持される。
【0104】そして、ターンテーブル34とチャッキン
グプーリ45との間に光ディスク50が把持された状態
でスピンドルモータ31が回転駆動されると、スピンド
ルモータ31の回転軸33に取り付けられたターンテー
ブル34と、このターンテーブル34に吸着されたチャ
ッキングプーリ45と、ターンテーブル34とチャッキ
ングプーリ45との間に把持された光ディスク50とが
一体となって回転操作される。
【0105】以上のように、光ディスク50がカートリ
ッジ本体58内に収納され、ディスクカートリッジ55
として装着される光ディスク装置においても、チャッキ
ングプーリ45は、その略中心部に、貫通孔46と、こ
の貫通孔46の開口端縁に設けられた係止片47より構
成される取付部を有している。そして、チャッキングプ
ーリ45は、この取付部によりディスクカートリッジ5
5の上ハーフ56に対して移動可能に取り付けられてい
る。したがって、ディスクカートリッジ55の上ハーフ
56には、チャッキングプーリを移動可能に取り付ける
ためのプーリポケットのような空間を設ける必要がな
く、ディスクカートリッジ55の薄型化、更には、この
ディスクカートリッジ55が装着される光ディスク装置
全体の薄型化を図ることが可能となる。
【0106】また、光ディスク50は、カートリッジ本
体58内に収納され、ディスクカートリッジ55として
光ディスク装置に装着されるようにすれば、例えば、屋
外で使用される場合であっても、情報記録面に汚れが付
着したり傷付きが生じたりすることを有効に防止するこ
とができる。
【0107】
【発明の効果】本発明に係るディスク回転駆動機構は、
チャッキングプーリが、その略中心部に位置する取付部
を備え、この取付部により、記録及び/又は再生装置或
いはディスクカートリッジに対して移動可能に取り付け
られているので、記録及び/又は再生装置或いはディス
クカートリッジにチャッキングプーリを移動可能に取り
付けるためのプーリポケットのような空間を設ける必要
がなく、記録及び/又は再生装置全体の薄型化を図るこ
とができる。
【0108】また、本発明に係る記録及び/又は再生装
置は、ディスク回転駆動機構のチャッキングプーリが、
その略中心部に位置する取付部を備え、この取付部によ
り、装置本体或いはディスクカートリッジに対して移動
可能に取り付けられているので、装置本体或いはディス
クカートリッジにチャッキングプーリを移動可能に取り
付けるためのプーリポケットのような空間を設ける必要
がなく、薄型化が実現される。
【0109】また、本発明に係るディスクカートリッジ
は、チャッキングプーリが、その略中心部に位置する取
付部を備え、この取付部により、カートリッジ本体に対
して移動可能に取り付けられているので、カートリッジ
本体にチャッキングプーリを移動可能に取り付けるため
のプーリポケットのような空間を設ける必要がなく、カ
ートリッジ本体の薄型化、更には、このディスクカート
リッジを記録媒体として用いる記録及び/又は再生装置
全体の薄型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光ディスク装置の概略構成を
示すブロック図である。
【図2】上記光ディスク装置の筐体の内部を示す平面図
である。
【図3】光ディスクが装着された上記光ディスク装置の
縦断面図である。
【図4】上記光ディスク装置のディスク回転駆動部を示
す図であり、光ディスクが把持される前の状態を示す縦
断面図である。
【図5】上記光ディスク装置のディスク回転駆動部を示
す図であり、光ディスクが把持された状態を示す縦断面
図である。
【図6】本発明を適用した他の光ディスク装置のディス
ク回転駆動部を示す図であり、光ディスクが把持される
前の状態を示す縦断面図である。
【図7】上記他の光ディスク装置のディスク回転駆動部
を示す図であり、光ディスクが把持された状態を示す縦
断面図である。
【図8】従来のディスク回転駆動機構を示す図であり、
ディスク状記録媒体が把持される前の状態を示す縦断面
図である。
【図9】従来のディスク回転駆動機構を示す図であり、
ディスク状記録媒体が把持された状態を示す縦断面図で
ある。
【図10】従来の他のディスク回転駆動機構を示す図で
あり、ディスク状記録媒体が把持される前の状態を示す
縦断面図である。
【図11】従来の他のディスク回転駆動機構を示す図で
あり、ディスク状記録媒体が把持された状態を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1 光ディスク装置、2 ディスク回転駆動部、31
スピンドルモータ、34 ターンテーブル、41 回転
軸挿通孔、38 凹部、45 チャッキングプーリ、4
6 貫通孔、47 係止片、48 位置決め用凸部、5
0 光ディスク、55 ディスクカートリッジ

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドルモータの回転軸に取り付けら
    れたターンテーブルと記録及び/又は再生装置に取り付
    けられたチャッキングプーリとにより上記記録及び/又
    は再生装置に装着されたディスク状記録媒体を把持して
    回転操作するディスク回転駆動機構において、 上記チャッキングプーリには、その略中心部に位置し
    て、上記記録及び/又は再生装置に対して当該チャッキ
    ングプーリを取り付けるための取付部が設けられている
    と共に、この取付部の外周側に位置して、当該チャッキ
    ングプーリの上記ターンテーブルに対する位置決めを行
    うための突出部が上記ターンテーブル側に突出して設け
    られており、 上記ターンテーブルには、その略中心部に位置して、上
    記スピンドルモータの回転軸が挿通する回転軸挿通孔が
    設けられていると共に、この回転軸挿通孔の外周側に位
    置して、上記チャッキングプーリの突出部が嵌合する凹
    部が設けられていることを特徴とするディスク回転駆動
    機構。
  2. 【請求項2】 上記チャッキングプーリの取付部は、上
    記チャッキングプーリの略中心部に穿設された貫通孔
    と、この貫通孔の開口端縁に設けられた係止片とを有
    し、 上記貫通孔に上記記録及び/又は再生装置に設けられた
    凸部が挿通され、上記係止片が上記凸部の先端側に設け
    られた係止部に係止されることにより、上記チャッキン
    グプーリが上記記録及び/又は再生装置に取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載のディスク回転駆
    動機構。
  3. 【請求項3】 上記チャッキングプーリは磁性材料より
    なり、上記取付部と上記突出部とが一体に成形されてな
    ることを特徴とする請求項1記載のディスク回転駆動機
    構。
  4. 【請求項4】 上記ターンテーブルの凹部内には、上記
    チャッキングプーリを吸着するためのマグネットが配設
    されていることを特徴とする請求項1記載のディスク回
    転駆動機構。
  5. 【請求項5】 上記ターンテーブルには、上記凹部の外
    周側に位置して、上記ディスク状記録媒体の中心孔に挿
    通される突出部が上記チャッキングプーリ側に突出して
    設けられていると共に、この突出部の外周側に位置し
    て、上記ディスク状記録媒体が載置されるディスク載置
    部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のデ
    ィスク回転駆動機構。
  6. 【請求項6】 スピンドルモータの回転軸に取り付けら
    れたターンテーブルとディスクカートリッジに取り付け
    られたチャッキングプーリとにより記録及び/又は再生
    装置に装着された上記ディスクカートリッジ内に収納さ
    れたディスク状記録媒体を把持して回転操作するディス
    ク回転駆動機構において、 上記チャッキングプーリには、その略中心部に位置し
    て、上記ディスクカートリッジに対して当該チャッキン
    グプーリを取り付けるための取付部が設けられていると
    共に、この取付部の外周側に位置して、当該チャッキン
    グプーリの上記ターンテーブルに対する位置決めを行う
    ための突出部が上記ターンテーブル側に突出して設けら
    れており、 上記ターンテーブルには、その略中心部に位置して、上
    記スピンドルモータの回転軸が挿通する回転軸挿通孔が
    設けられていると共に、この回転軸挿通孔の外周側に位
    置して、上記チャッキングプーリの突出部が嵌合する凹
    部が設けられていることを特徴とするディスク回転駆動
    機構。
  7. 【請求項7】 上記チャッキングプーリの取付部は、上
    記チャッキングプーリの略中心部に穿設された貫通孔
    と、この貫通孔の開口端縁に設けられた係止片とを有
    し、 上記貫通孔に上記ディスクカートリッジに設けられた凸
    部が挿通され、上記係止片が上記凸部の先端側に設けら
    れた係止部に係止されることにより、上記チャッキング
    プーリが上記ディスクカートリッジに取り付けられてい
    ることを特徴とする請求項6記載のディスク回転駆動機
    構。
  8. 【請求項8】 上記チャッキングプーリは磁性材料より
    なり、上記取付部と上記突出部とが一体に成形されてな
    ることを特徴とする請求項6記載のディスク回転駆動機
    構。
  9. 【請求項9】 上記ターンテーブルの凹部内には、上記
    チャッキングプーリを吸着するためのマグネットが配設
    されていることを特徴とする請求項6記載のディスク回
    転駆動機構。
  10. 【請求項10】 上記ターンテーブルには、上記凹部の
    外周側に位置して、上記ディスク状記録媒体の中心孔に
    挿通される突出部が上記チャッキングプーリ側に突出し
    て設けられていると共に、この突出部の外周側に位置し
    て、上記ディスク状記録媒体が載置されるディスク載置
    部が設けられていることを特徴とする請求項6記載のデ
    ィスク回転駆動機構。
  11. 【請求項11】 装置本体と、 上記装置本体内に設けられ、上記装置本体内に装着され
    たディスク状記録媒体を把持して回転操作するディスク
    回転駆動機構と、 上記装置本体内に設けられ、上記ディスク回転駆動機構
    により回転操作されるディスク状記録媒体に対して信号
    の書き込み及び/又は読み出しを行うヘッド部と、 上記ディスク状記録媒体に書き込むべき信号を上記ヘッ
    ド部に供給し、又は上記ヘッド部により上記ディスク状
    記録媒体から読み出された信号に対して所定の信号処理
    を施す信号処理回路とを備え、 上記ディスク回転駆動機構は、スピンドルモータの回転
    軸に取り付けられたターンテーブルと上記装置本体に取
    り付けられたチャッキングプーリとにより上記ディスク
    状記録媒体を把持して回転操作するディスク回転駆動機
    構であって、 上記チャッキングプーリには、その略中心部に位置し
    て、上記装置本体に対して当該チャッキングプーリを取
    り付けるための取付部が設けられていると共に、この取
    付部の外周側に位置して、当該チャッキングプーリの上
    記ターンテーブルに対する位置決めを行うための突出部
    が上記ターンテーブル側に突出して設けられており、 上記ターンテーブルには、その略中心部に位置して、上
    記スピンドルモータの回転軸が挿通する回転軸挿通孔が
    設けられていると共に、この回転軸挿通孔の外周側に位
    置して、上記チャッキングプーリの突出部が嵌合する凹
    部が設けられていることを特徴とする記録及び/又は再
    生装置。
  12. 【請求項12】 上記チャッキングプーリの取付部は、
    上記チャッキングプーリの略中心部に穿設された貫通孔
    と、この貫通孔の開口端縁に設けられた係止片とを有
    し、 上記貫通孔に上記装置本体に設けられた凸部が挿通さ
    れ、上記係止片が上記凸部の先端側に設けられた係止部
    に係止されることにより、上記チャッキングプーリが上
    記装置本体に取り付けられていることを特徴とする請求
    項11記載の記録及び/又は再生装置。
  13. 【請求項13】 上記ディスク回転駆動機構のチャッキ
    ングプーリは磁性材料よりなり、上記取付部と上記突出
    部とが一体に成形されてなることを特徴とする請求項1
    1記載の記録及び/又は再生装置。
  14. 【請求項14】 上記ディスク回転駆動機構のターンテ
    ーブルの凹部内には、上記チャッキングプーリを吸着す
    るためのマグネットが配設されていることを特徴とする
    請求項11記載の記録及び/又は再生装置。
  15. 【請求項15】 上記ディスク回転駆動機構のターンテ
    ーブルには、上記凹部の外周側に位置して、上記ディス
    ク状記録媒体の中心孔に挿通される突出部が上記チャッ
    キングプーリ側に突出して設けられていると共に、この
    突出部の外周側に位置して、上記ディスク状記録媒体が
    載置されるディスク載置部が設けられていることを特徴
    とする請求項11記載の記録及び/又は再生装置。
  16. 【請求項16】 装置本体と、 上記装置本体内に設けられ、上記装置本体内に装着され
    たディスクカートリッジ内に収納されたディスク状記録
    媒体を把持して回転操作するディスク回転駆動機構と、 上記装置本体内に設けられ、上記ディスク回転駆動機構
    により回転操作されるディスク状記録媒体に対して信号
    の書き込み及び/又は読み出しを行うヘッド部と、 上記ディスク状記録媒体に書き込むべき信号を上記ヘッ
    ド部に供給し、又は上記ヘッド部により上記ディスク上
    記録媒体から読み出された信号に対して所定の信号処理
    を施す信号処理回路とを備え、 上記ディスク回転駆動機構は、スピンドルモータの回転
    軸に取り付けられたターンテーブルとディスクカートリ
    ッジに取り付けられたチャッキングプーリとにより上記
    ディスクカートリッジ内に収納されたディスク状記録媒
    体を把持して回転操作するディスク回転駆動機構であっ
    て、 上記チャッキングプーリには、その略中心部に位置し
    て、上記ディスクカートリッジに対して当該チャッキン
    グプーリを取り付けるための取付部が設けられていると
    共に、この取付部の外周側に位置して、当該チャッキン
    グプーリの上記ターンテーブルに対する位置決めを行う
    ための突出部が上記ターンテーブル側に突出して設けら
    れており、 上記ターンテーブルには、その略中心部に位置して、上
    記スピンドルモータの回転軸が挿通する回転軸挿通孔が
    設けられていると共に、この回転軸挿通孔の外周側に位
    置して、上記チャッキングプーリの突出部が嵌合する凹
    部が設けられていることを特徴とする記録及び/又は再
    生装置。
  17. 【請求項17】 上記チャッキングプーリの取付部は、
    上記チャッキングプーリの略中心部に穿設された貫通孔
    と、この貫通孔の開口端縁に設けられた係止片とを有
    し、 上記貫通孔に上記ディスクカートリッジに設けられた凸
    部が挿通され、上記係止片が上記凸部の先端側に設けら
    れた係止部に係止されることにより、上記チャッキング
    プーリが上記ディスクカートリッジに取り付けられてい
    ることを特徴とする請求項16記載の記録及び/又は再
    生装置。
  18. 【請求項18】 上記ディスク回転駆動機構のチャッキ
    ングプーリは磁性材料よりなり、上記取付部と上記突出
    部とが一体に成形されてなることを特徴とする請求項1
    6記載の記録及び/又は再生装置。
  19. 【請求項19】 上記ディスク回転駆動機構のターンテ
    ーブルの凹部内には、上記チャッキングプーリを吸着す
    るためのマグネットが配設されていることを特徴とする
    請求項16記載の記録及び/又は再生装置。
  20. 【請求項20】 上記ディスク回転駆動機構のターンテ
    ーブルには、上記凹部の外周側に位置して、上記ディス
    ク状記録媒体の中心孔に挿通される突出部が上記チャッ
    キングプーリ側に突出して設けられていると共に、この
    突出部の外周側に位置して、上記ディスク状記録媒体が
    載置されるディスク載置部が設けられていることを特徴
    とする請求項16記載の記録及び/又は再生装置。
  21. 【請求項21】 カートリッジ本体と、 上記カートリッジ本体内に収納されるディスク状記録媒
    体と、 上記カートリッジ本体に取り付けられ、当該ディスクカ
    ートリッジが記録及び/又は再生装置に装着されたとき
    に記録及び/又は再生装置の備えるターンテーブルに吸
    着してこのターンテーブルとの間に上記ディスク状記録
    媒体を把持するチャッキングプーリとを備え、 上記チャッキングプーリには、その略中心部に位置し
    て、上記カートリッジ本体に対して当該チャッキングプ
    ーリを取り付けるための取付部が設けられていると共
    に、この取付部の外周側に位置して、上記ターンテーブ
    ルに設けられた凹部に嵌合して、当該チャッキングプー
    リの上記ターンテーブルに対する位置決めを行うための
    突出部が上記ターンテーブル側に突出して設けられてい
    ることを特徴とするディスクカートリッジ。
  22. 【請求項22】 上記チャッキングプーリの取付部は、
    上記チャッキングプーリの略中心部に穿設された貫通孔
    と、この貫通孔の開口端縁に設けられた係止片とを有
    し、 上記貫通孔に上記カートリッジ本体に設けられた凸部が
    挿通され、上記係止片が上記凸部の先端側に設けられた
    係止部に係止されることにより、上記チャッキングプー
    リが上記カートリッジ本体に取り付けられていることを
    特徴とする請求項21記載のディスクカートリッジ。
  23. 【請求項23】 上記チャッキングプーリは磁性材料よ
    りなり、上記取付部と上記突出部とが一体に成形されて
    なることを特徴とする請求項21記載のディスクカート
    リッジ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7555762B2 (en) 2004-03-04 2009-06-30 Fujitsu Ten Limited Clamp mechanism for disk-shaped recording medium and reproducing apparatus for the recording medium
CN101847424A (zh) * 2009-03-25 2010-09-29 索尼公司 盘装载机构及盘驱动设备
US8677382B2 (en) 2011-12-02 2014-03-18 Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. Disc clamping mechanism by which a disc is held and rotated

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