JPH06275048A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH06275048A
JPH06275048A JP5088066A JP8806693A JPH06275048A JP H06275048 A JPH06275048 A JP H06275048A JP 5088066 A JP5088066 A JP 5088066A JP 8806693 A JP8806693 A JP 8806693A JP H06275048 A JPH06275048 A JP H06275048A
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disc
disk
cartridge
mini
optical pickup
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Kiyozumi Fujiwara
清純 藤原
Satoru Aimi
悟 相見
Hideji Sukou
秀次 須向
Masashi Suzuki
昌司 鈴木
Hisatoshi Kawamura
久利 河村
Kenji Imai
健治 今井
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/057Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for handling both discs contained within cartridges and discs not contained within cartridges

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カートリッジに収納されたディスクと、カー
トリッジに収納されないディスクを、共通のターンテー
ブルで駆動し共通の光ピックアップで再生できるように
する。 【構成】 ミニディスクMDと、コンパクトディスクC
Dとが共通の挿入孔から装填される。ターンテーブル3
0には、ミニディスクMDのディスクDがクランプされ
る第1のテーブル31と、コンパクトディスクCDがク
ランプされる第2のテーブル32が設けられている。両
テーブル31と32はスプリング34により加圧され、
第1のテーブル31は駆動軸22aに固定されている。
ミニディスクMDのディスクDが第1のテーブル31に
クランプされるとき、停止部材13bにより第2のテー
ブル32がロックされ、光ピックアップ23の集光レン
ズ23aが第2のテーブル32の切欠部32fを介して
ディスクDに対向する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カートリッジに収納さ
れないコンパクトディスクなどや、カートリッジに収納
されたミニディスクなどの異なる規格のディスクを共通
に駆動でき、且つ、情報の書き込みあるいは読み取りも
共通の光ピックアップで行えるディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音楽データなどをデジタル信号と
して記憶するコンパクトディスクが普及している。この
コンパクトディスクは外径が120mmのものとシング
ルコンパクトディスクと称される外径が80mmのもの
とがあるが、外径寸法を除けばいずれもレーザー光の照
射により記録データの再生が行われる点で同様のもので
ある。また、最近では、外径寸法をさらに小寸法とした
ミニディスクと称される情報記録媒体が提案されてい
る。このミニディスクとコンパクトディスクとは、ディ
スク自体の外径寸法が異なる他、コンパクトディスクが
カートリッジに収納されない状態で使用されるのに対し
て、ミニディスクはディスクがカートリッジに収納され
た状態で使用される点で相違する。一方、同程度の出力
のレーザー光を照射することで、両ディスクに記録され
た情報を読み出すことができる点で両種のディスクには
共通点がある。
【0003】この両ディスク外観構造などを図8と図9
に示す。図8は、コンパクトディスクを示す上面図、図
9(A),(B)はミニディスクを示す上面図と側面
図、図10は図9に示すカートリッジ内部に収納された
ディスクDの断面図である。図8に示すコンパクトディ
スクCDは、外径寸法が120mmであって、中心に形
成されたセンターホール1の内径寸法は15mmであ
る。また、データは中心に対する直径50mmの円1a
よりも外側の領域に記録される規格となっている。図9
に示すミニディスクMDは、カートリッジCT内部に図
10に示す外径が64mmのディスクDが収納されてい
る。このディスクDの中心には内径寸法が11mmのセ
ンターホール3が形成され、このセンターホール3を中
心とするクランピングエリアD1の上部に金属製のクラ
ンピングプレート2が取り付けられている。また、この
ディスクDでは、中心に対する直径がほぼ17mmの円
の外側の領域にデータが記録される規格となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記両ディスクCDと
Dは中心に形成されたセンターホール1と3の内径寸法
が互いに異なるので、コンパクトディスクCDのターン
テーブル(図示しない)をミニディスクMDに対して共
通に使用することができない。また、コンパクトディス
クCDはターンテーブル上に載置された状態でクランパ
にて挟み込まれてクランプされるのに対して、ミニディ
スクMD内のディスクDはターンテーブルが磁化され
て、これにセンターホール3上に取り付けられたクラン
ピングプレート2が磁気的に吸着されることによりクラ
ンプされるようになっており、コンパクトディスクCD
のようなクランパは用いられない。
【0005】さらに、コンパクトディスクCDのデータ
領域が直径50mmの円の外側から開始されるのに対し
て、ミニディスクMD内のディスクDのデータ領域が直
径ほぼ17mmの外側から開始される。したがって、コ
ンパクトディスクCDが設置されるターンテーブルの外
周部分がミニディスクMD内のディスクDのデータ領域
と寸法的に重り合うことになり、共通の光ピックアップ
(図示しない)によって両ディスクCDとDに対してデ
ータの書き込み,読み出しを行うことができないという
欠点があった。
【0006】このような規格上の相違があるため、共通
の装置でコンパクトディスクCDとミニディスクMDを
再生する場合には、装置内に2種類のターンテーブルを
設けなければならず、しかも両ディスクから情報を読み
出す光ピックアップもそれぞれ個別に用意しなければな
らない。すなわち上記両規格のディスクを兼用できる装
置を構成しようとすると、機構的には2台分のメカニズ
ムを必要とし、小型化や製造コストの低減を図ることが
できないという問題点が未解決のままであった。
【0007】さらに、両ディスクを共通に駆動する場合
には、筐体に設けたディスクの挿入孔も両ディスクを共
通に挿入できる必要があるが、従来のディスク装置では
コンパクトディスクやシングルコンパクトディスクの厚
みに対応した挿入孔が形成されているにすぎず、ミニデ
ィスクのようにカートリッジCT内にディスクDを収納
させた厚み寸法が大きいものを挿入することはできない
という問題があった。
【0008】そこで本発明は、カートリッジに収納され
たディスクと、カートリッジに収納されない異なる規格
のディスクを共通のターンテーブルで駆動でき、且つ、
共通の光ピックアップで情報の読み出しや書き込みを行
なえるディスク装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の手段は、機器本体に、カートリッジに収納され
たディスクと、カートリッジに収納されないディスクと
が共通に挿入される挿入孔が形成されており、機器本体
内部にはいずれのディスクも載置可能なターンテーブル
と、いずれのディスクにも共通の読み取り動作を行なう
光ピックアップが設けられていることを特徴としてい
る。
【0010】上記目的を達成するための第2の手段は、
第1の手段におけるターンテーブルを、カートリッジに
収納されたディスクが載置可能な第1のテーブルと、カ
ートリッジに収納されないディスクが載置可能な第2の
テーブルとが同軸に設けられた構造とし、第2のテーブ
ルは第1のテーブルにディスクが載置されているときに
ロック可能であり、且つ第2のテーブルには、カートリ
ッジに収納されたディスクの読り取り領域に光ピックア
ップの検出部を移動させる切欠部が形成されているもの
である。
【0011】
【作用】上記第1の手段では、カートリッジに収納され
たディスクと、カートリッジに収納されないディスクと
が共通の挿入孔から挿入される。そしていずれのディス
クも共通のターンテーブルに載置されて回転駆動され
る。そして、両ディスクに記録されたデータはいずれ
も、共通の光ピックアップにより再生される。
【0012】上記第2の手段では、カートリッジに収納
されたディスクは、第1のテーブル上に載置され、一
方、カートリッジに収納されないディスクは、第2のテ
ーブル上に載置される。そして、カートリッジに収納さ
れたディスクが第1のテーブル上に載置されたときに
は、第2のテーブルの回転がロックされ、光ピックアッ
プからのレーザー光は、第2のテーブルに形成された切
欠部を介してディスクに照射される。
【0013】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、一実施例としてのディスク装置の外観を示
す斜視図、図2は、図1に示すディスク装置のディスク
挿入孔を示す正面図、図3は、図1に示すディスク装置
内部のターンテーブルを中心とする概略構造を示す上面
図、図4は、図3に示すターンテーブルを中心とする側
面断面図、図5は、図4に示すモータに取り付けられた
ターンテーブルの分解斜視図である。図1に示すディス
ク装置10は、機器本体13と、この機器本体13の操
作面側に取り付けられたノーズ12とを備え、このノー
ズ12の化粧面12aに各種操作スイッチ12cや液晶
などの表示部12bなどと、単一のディスク挿入孔11
が形成されている。このディスク挿入孔11にカートリ
ッジに収納されたディスクとしてのミニディスクMD
と、カートリッジに収納されないディスクとしてのコン
パクトディスクCDの双方が共通に挿入される。
【0014】図2に示すように、ディスク挿入孔11は
両端部間の幅寸法W1が外形120mmのコンパクトデ
ィスクCDを挿入できる寸法に設定され、また、その開
口厚み寸法T1も同コンパクトディスクCDが挿入でき
る程度に設定されている。また、このディスク挿入孔1
1の中心部分には、ミニディスクMDが挿入できるよう
に挿入部11aが形成されている。この挿入部11a
は、ミニディスクMDのカートリッジを遊挿できるよう
に、上記開口厚み寸法T1よりも大きい開口厚み寸法T
2としたもので、ミニディスクのカートリッジの幅寸法
よりもやや大きな寸法W2の範囲に形成されている。こ
のような形状からなるディスク挿入孔11の奥部側、す
なわち機器本体13内部には両ディスクCD,MDを共
通に回転駆動するディスク駆動部20が設けられてい
る。
【0015】図3乃至図5に示すように、ディスク駆動
部20は上記コンパクトディスクCDとミニディスクM
D内のディスクDを共通に回転駆動するターンテーブル
30と、このターンテーブル30を回転駆動する機器本
体13内の固定部13aに取り付けられたモータ22
と、上記ターンテーブル30に載置されたコンパクトデ
ィスクCDなどの半径方向A1及びA2へ移動する光ピ
ックアップ23と、図4に示すようにターンテーブル3
0上方の離間した位置(イ)と、ターンテーブル30上
のコンパクトディスクCDをクランプする位置(ロ)と
の間を移動できるクランパ21とを有している。上記タ
ーンテーブル30は、ミニディスクMD内のディスクD
が設置される第1のテーブル31と、コンパクトディス
クCDが設置される第2のテーブル32とがモータ22
の駆動軸22aに共通に取り付けられている。
【0016】第1のテーブル31は磁性を帯びた円盤形
状であり、モータ22の駆動軸22aの先端部側(図示
上側)に設けられたストップリング22bに位置決めさ
れた状態で固定され、第1のテーブル31は常に駆動軸
22aと一体に回転する。第1のテーブル31の中心に
は駆動軸22aが挿入固定される貫通孔31bが形成さ
れ、また上面31aの形状は、図4に示すミニディスク
MDのクランピングプレート2の下面側に密着できるよ
うに形成され、貫通孔31bの周囲には上記ストップリ
ング22bを収納する凹部31cが形成されている。
【0017】図4と図5に示すように、第2のテーブル
32は、モータ22の駆動軸22aに対して回転自在に
遊挿される遊挿孔32cが中心に形成されたほぼ円板形
状のものである。この上面側には遊挿孔32cを中心と
してコンパクトディスクCDのセンターホール1に挿入
される台形状の凸部32aが形成されている。この凸部
32aの上面には遊挿孔32cを中心とする円形状の凹
部32dが形成され、この底部32e上にプラスチック
などで形成された低摩擦部材33が貼着されている。第
1のテーブル31の下部は上記凹部32d内に入り、第
1のテーブル31の底面は前記低摩擦部材33上に当接
している。第2のテーブル32の上記凸部32aの外周
部分には遊挿孔32cを挟む両側にそれぞれ光ピックア
ップ用切欠部32fと、固定部13aに設けられた停止
部材13bが挿入される停止用切欠部32gが形成され
ている。
【0018】図3に示すように、停止部材13bは固定
部13a上であって上記光ピックアップ23の移動経路
の延長線上に配置されている。そして、固定部13aの
下側に配置された駆動部(図示しない)によって、停止
部材13bは図4にて(ホ)で示す上記第2のテーブル
32の下方へ離間した位置と、(ヘ)で示す停止用切欠
部32gへ挿入された位置との間で移動させられるよう
になっている。停止用切欠部32gに停止部材13bが
挿入されたときには第2のテーブル32がロック状態と
なり、このとき図3に示すように光ピックアップ用切欠
部32fが光ピックアップ23の集光レンズ23aの移
動経路上に位置することになる。光ピックアップ用切欠
部32fは、図4に示すように光ピックアップ23がミ
ニディスクMDの最内周側のデータの読み出し位置
(ハ)に移動したときに、この上面側に形成された集光
レンズ23aからミニディスクMDに向けて照射される
レーザー光を通過させるように形成されている。
【0019】すなわち、前述したようにコンパクトディ
スクCDのデータ領域は、センターホールを中心する直
径50mmの位置から開始される。従って、コンパクト
ディスクCDに書き込まれたデータを読み出す場合に
は、光ピックアップ23は図4に(ニ)で示す読み出し
位置に移動させれば、データ領域の最内周側の最初のデ
ータから読み出すことができる。一方、ミニディスクM
D内のディスクDのデータ領域はセンターホール3を中
心とする内径17mmの位置から開始される。従って、
このディスクDのデータ領域の最初のデータから読み出
す場合には、図4に(ハ)で示す位置まで光ピックアッ
プ23をセンターホール側にさらに移動させる必要があ
る。ここで、上記ターンテーブルでは、光ピックアップ
23が(ハ)で示す位置に移動したときであっても、照
射されるレーザー光が光ピックアップ用切欠部32fに
対向するようになり、テーブルにより遮断されることが
ない。
【0020】図4と図5に示すように、第2のテーブル
32の下側には圧縮スプリング34が配置され、この下
端部は駆動軸22aに取り付けられたストップリング2
2cの上面に当接している。また第2のテーブル32の
下面側には遊挿孔32cの周囲にスプリング用凹部32
hが形成され、ここに圧縮スプリング34が圧縮された
状態で収納される。
【0021】以上の構造を備えた第1と第2のテーブル
31,32と、低摩擦部材33、圧縮スプリング34が
モータ22の駆動軸22aに組み付けられると、圧縮ス
プリング34の弾性力によって第1のテーブル31と第
2のテーブル32とが低摩擦部材33を介して弾性的に
圧接された状態となる。この状態では、駆動軸22aに
固定された第1のテーブル31が駆動されると、第2の
テーブル32は低摩擦部材33を介して駆動軸22cの
駆動力が伝達されて回転されることになる。また前記停
止部材13bにより第2のテーブル32がロックされる
と、低摩擦部材33を介して第1のテーブル31と第2
のテーブル32とが低負荷にてスリップし、駆動軸22
aに固定された第1のテーブル31のみが回転駆動され
る。
【0022】図4に示すように、上記クランパ21はタ
ーンテーブル30との対向端面側が開口された有底円筒
状のものであり、クランプ軸21aに対して回転自在に
支持されている。また、クランパ21の筒状部の内部深
さ寸法αは、(ロ)で示すクランプ位置に移動したとき
に、第1のテーブル31と接触しないように形成されて
いる。このクランパ21は、ターンテーブル30の第2
のテーブル32上にコンパクトディスクCDが載置され
たときに、コンパクトディスクCDの上面を直接に弾性
的に押えるようになっている。またミニディスクMDが
装填されたときにも、クランパ21が下降するが、この
ときには、クランパ21がカートリッジCTの上面に弾
性的に圧接し、カートリッジCTの押え部材として機能
する。
【0023】以上の構造を備えたディスク装置の動作に
ついて説明する。図1に示すように、ノーズ12にはミ
ニディスクMDとコンパクトディスクCDが共通に挿入
できるディスク挿入孔11が形成されている。従って、
各ディスクを挿入する挿入孔を別個に形成した場合より
も専有面積を減少させることができ、小型化に寄与する
ことができる。しかも、ミニディスクMDを挿入する場
合には、カートリッジCTの厚み寸法とコンパクトディ
スクCDの厚み寸法との違いを利用して、ディスク挿入
孔11の中央部分に形成された挿入部11aを介しての
み挿入動作を行なえるようにしている。これにより、挿
入部11aを介してミニディスクMDを挿入した場合、
ミニディスクMD内のディスクDのセンターホール3の
移動経路上にターンテーブル30の中心が常に一致する
ようになり、確実な装填動作を行わせることができる。
【0024】図4に示すようにコンパクトディスクCD
が第2のテーブル32上に装填されると、図示(イ)で
示す位置にあったクランパ21が下降駆動されて(ロ)
で示すクランプ位置に移動される。これにより、第2の
テーブル32上に載置されたコンパクトディスクCDは
クランパ21により弾性的に挟まれ、第2のテーブルと
クランパ21との磁気吸着力などによりクランプされ
る。このとき、固定部13aに設けられた停止部材13
bは図4に(ホ)で示す位置に移動しており、第2のテ
ーブル32は非ロック状態である。モータ22が回転駆
動されると、この駆動力は第1のテーブル31、低摩擦
部材33を介して第2のテーブル32に伝達されて、こ
のテーブル32上にクランプされたコンパクトディスク
CDが回転駆動される。そして、図4にて(ニ)で示す
位置に移動している光ピックアップ23が外周側へトラ
ッキング移動し、コンパクトディスクCDの最内周側の
データ領域からデータの読み出し動作が行われる。
【0025】一方、ディスク挿入孔11からミニディス
クMDが挿入されると、図6に示すように、カートリッ
ジCT内のディスクDは第1のテーブル31に装填さ
れ、クランピングプレート2がテーブル31に磁気吸着
されてクランプされる。ミニディスクMDが挿入される
と停止部材13bが上昇駆動され図6に(ヘ)で示す位
置に移動し、第2のテーブル32の停止用切欠部32g
に挿入される。これにより第2のテーブル32がロック
状態になる。この状態でモータ22により駆動軸22a
が駆動されると、低摩擦部材33により第1のテーブル
31がスリップし、駆動軸22aに固定された第1のテ
ーブル31のみが回転し、ディスクDが回転駆動され
る。
【0026】このとき、図3などに示すように、光ピッ
クアップ用切欠部32fが光ピックアップ23の集光レ
ンズ23aの移動経路上に位置し、この切欠部32fさ
らにはカートリッジCTにてシャッタが開放された窓を
経てレーザ光がディスクDに照射できるようになる。従
って、ミニディスクMDのディスクDの最内周側のデー
タの読み出しを行うときに、光ピックアップ23を図6
に(ハ)で示す位置に移動した場合にも、第2のテーブ
ル32の外周部分にぶつかったりレーザー光が遮断され
ることがない。これにより、ミニディスクMDに記録さ
れたデータを読み出すことができる。また、ミニディス
クMDが装填された場合にも、図6に(ト)で示すよう
にクランパ21がミニディスクMDのカートリッジCT
の上面に弾性的に当接した状態となる。これにより、ミ
ニディスクMDが挿入された場合に、クランパ21によ
りカートリッジCTが下向きに押圧されカートリッジC
Tを安定して位置決めできる。
【0027】なお、上記実施例では、ターンテーブル3
0の第2のテーブル32に形成された停止用切欠部32
gに停止部材13bを嵌合させることによりこの第2の
テーブル32をロックしているが、この停止部材13b
を設けず、光ピックアップ23によって第2のテーブル
32をロックすることも可能である。この場合には、ミ
ニディスクMDのディスクDの記録領域を光ピックアッ
プ23が走査する際に、この光ピックアップ23の集光
レンズ23aを保持する光筒あるいは、光ピックアップ
23に設けたロック用突起を第2のテーブル32の光ピ
ックアップ用切欠部32fに嵌合させればよい。
【0028】また、ディスク挿入孔としては図7に示す
ような形状としてもよい。図7に示すディスク挿入孔4
0は、上記ミニディスクMDを挿入する挿入部41をコ
ンパクトディスクCD用の開口部42の中央部にて上下
両側に拡開させた形状である。さらに、ノーズの化粧面
にディスク挿入孔11,40の他に図示カセットテープ
の挿入孔43を別個に形成するとともに、この奥部側に
磁気テープの駆動部を設けるようにしてもよい。これに
より上記各ディスクへのデータの再生動作の他に磁気テ
ープに記録されたデータを再生し又はデータを記録する
ことができる。
【0029】また、上記実施例ではコンパクトディスク
CDをターンテーブルに載置したときばかりでなく、ミ
ニディスクMDを載置したときにもクランパを下降移動
させるようにしていたが、ミニディスクMDが挿入され
たときにはクランプ動作を行わないようにしてもよい。
またミニディスクMDなどのディスクDに対しては、再
生だけでなくデータの書き込みができるようにしてもよ
い。また、図1と図2に示すディスク装置の挿入孔11
には、外形120mmのコンパクトディスクに限られ
ず、外形80mmのシングルコンパクトディスクを挿入
できるようにすることも可能である。
【0030】
【発明の効果】請求項1又は請求項2に記載したディス
ク装置であれば、カートリッジに収納されたディスク
と、カートリッジに収納されない異なる規格のディスク
を共通のターンテーブルで駆動でき、且つ、共通の光ピ
ックアップで情報の読み出しや書き込みを行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としてのディスク装置の外観を示す斜
視図。
【図2】図1に示すディスク装置の挿入孔を示す正面
図。
【図3】図1に示すディスク装置内部のターンテーブル
を中心とする構造を示す上面図。
【図4】図3に示すターンテーブルの側面断面図。
【図5】図4に示すターンテーブルの分解斜視図。
【図6】ミニディスクをターンテーブルに載置したとき
の動作状態を示す説明図。
【図7】ディスクの挿入孔の一変形例を示す正面図。
【図8】コンパクトディスクを示す上面図。
【図9】(A)はミニディスクを示す上面図、(B)は
側面図。
【図10】図9に示すミニディスクのカートリッジ内部
に収納されたディスクの断面図。
【符号の説明】
11,40 挿入孔 12 ノーズ 13 機器本体 13b 停止部材 21 クランパ 22 モータ 22a 駆動軸 23 光ピックアップ 30 ターンテーブル 31 第1のテーブル 32 第2のテーブル 32f 光ピックアップ用切欠部 32g 停止用切欠部 33 低摩擦部材
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 昌司 東京都品川区西五反田1丁目1番8号 ア ルパイン株式会社内 (72)発明者 河村 久利 東京都品川区西五反田1丁目1番8号 ア ルパイン株式会社内 (72)発明者 今井 健治 東京都品川区西五反田1丁目1番8号 ア ルパイン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体に、カートリッジに収納された
    ディスクと、カートリッジに収納されないディスクとが
    共通に挿入される挿入孔が形成されており、機器本体内
    部にはいずれのディスクも載置可能なターンテーブル
    と、いずれのディスクにも共通の読み取り動作を行なう
    光ピックアップが設けられていることを特徴とするディ
    スク装置。
  2. 【請求項2】 ターンテーブルには、カートリッジに収
    納されたディスクが載置可能な第1のテーブルと、カー
    トリッジに収納されないディスクが載置可能な第2のテ
    ーブルとが同軸に設けられており、第2のテーブルは第
    1のテーブルにディスクが載置されているときにロック
    可能であり、且つ第2のテーブルには、カートリッジに
    収納されたディスクの読み取り領域に光ピックアップの
    検出部を移動させる切欠部が形成されている請求項1記
    載のディスク装置。
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US7596796B2 (en) * 2003-07-28 2009-09-29 Sony Corporation Disk cartridge, and disk recording and/or reproducing device

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