JPH0721673A - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

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JPH0721673A
JPH0721673A JP16796393A JP16796393A JPH0721673A JP H0721673 A JPH0721673 A JP H0721673A JP 16796393 A JP16796393 A JP 16796393A JP 16796393 A JP16796393 A JP 16796393A JP H0721673 A JPH0721673 A JP H0721673A
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JP
Japan
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disc
recording
disk
reproducing
turntable
Prior art date
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Application number
JP16796393A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Umezaki
清 梅▲崎▼
Satotsugu Suyama
悟嗣 陶山
Natsumi Ono
夏実 小野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CDとMDの両方のディスクを非同時に装着
する場合の、カートリッジやターンテーブル部材と光ピ
ックアップとの干渉防止と、素早いイニシャライズ動作
を実現するディスク記録再生装置を提供することを目的
とする。 【構成】 MD又はCD装着前の待機時、又はイニシャ
ライズ動作時を行う時の光ピックアップの待機位置を、
CDのターンテーブル部外径と、MDのリードイン部径
の双方より大であり、かつCDのリードイン部径より小
なる範囲、またはCDのTOC部径より大であり、かつ
MDの外径より小なる範囲に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク記録再生装置
に関するものであり、特に異なる種類のディスクの記録
/再生を容易に行わしめるディスク記録再生装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、音質の良いコンパクトディスク
(以下CDと称す)の再生装置が広く普及している。C
Dは現在直径12cmと8cm(シングルタイプ)の2
種類が発売され広く普及をしている。このCDは携帯用
CDプレーヤで使用する場合には12cmCDのサイズ
が大きく携帯に不便である。また、再生装置に装着する
時に直接手でさわるのでディスクの表面が汚れたり、ゴ
ミが付着し、正常な記録再生状態が得られないという問
題がある。このためCDの直径より更に外形を小さくす
るとともに、ディスクをカートリッジに内蔵したカート
リッジタイプの新ディスク(以下MD称す)が考案され
た。通常ディスクを内蔵したカートリッジを用いて記録
/再生を行う場合には、専用のディスク記録再生装置を
使用する。このカートリッジタイプのディスクは、CD
と同じ記録方式を用いているので、両方のディスクを同
じディスク記録再生装置の記録再生位置に装着(非同時
に装着)することができれば両方の再生が可能となる。
しかしながらMDはCDに対し、MDはカートリッジに
内蔵されていること、また、記録最内周径やセンタリン
グ穴径が異なるために、2種類のディスクを載置するタ
ーンテーブル部材やローディング装置が必要となる。ま
たあらかじめ2種類のディスクが装着されることを想定
して、前記したカートリッジやターンテーブル部材と干
渉しないように記録/再生を行う光ピックアップを待機
させておく必要が生じることになる。
【0003】このような2種類の異なるディスクの演奏
モードの切り換えの際の光ピックアップの待機位置を規
定した例としては、特開平3−292633号公報の例
があるが、アクセス時間の短縮を目的とするものであ
り、光ピックアップと各部品の干渉防止の概念はない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明のディスク記録
再生装置は、前述したMDとCDの2種類のディスクを
それぞれ非同時に装着して記録/再生するディスク記録
再生装置である。MDのディスクの情報記録エリアは、
CD情報記録エリアより小さく、CDのディスク載置エ
リアと重複する範囲にまで設定されている。このため、
光ピックアップはMDを記録/再生するために最内周の
MDリードイン径寸法まで移動する必要があるが、CD
の再生の場合には、CDを載置するターンテーブル部材
と干渉してしまう可能性がある。またCDの再生後、M
Dを装着する場合にも光ピックアップが外周から内周方
向へ移動を行う際にMDカートリッジの縁部に衝突する
可能性がある。またMD・CDそれぞれの場合を想定し
て、電源投入後あるいはディスク装着後のイニシャライ
ズ動作において、それぞれ違う位置に設けられているリ
ードイン部のTOC読み出しを的確に判断して素早く行
うことが必要になる。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、CD
とMDの両方のディスクを非同時に装着する場合の、カ
ートリッジやターンテーブル部材と光ピックアップとの
干渉防止と、素早いイニシャライズ動作を実現するディ
スク記録再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のディスク記録再生装置は、第1のディスクと
前記第1のディスクよりリードイン径寸法及び外径寸法
の大なる第2のディスクとを非同時に、両方に共通なス
ピンドルにて回転駆動可能な駆動手段と、前記第1のデ
ィスクおよび前記第2のディスクに対し情報の記録/再
生を行う両方に共通な記録/再生手段と、前記第2のデ
ィスクを載置するターンテーブル部の外径寸法と前記第
1のディスクのリードイン径寸法の大きい方より大であ
り、前記第2のディスクのリードイン径寸法より小なる
範囲に前記した記録/再生手段の待機位置を設定する制
御手段を備えた構成を有している。
【0007】また、この目的を達成するために本発明の
ディスク記録再生装置は、第1のディスクと前記第1の
ディスクよりリードイン径寸法及び外径寸法の大なる第
2のディスクとを非同時に、両方に共通なスピンドルに
て回転駆動可能な駆動手段と、前記第1のディスクおよ
び前記第2のディスクに対し情報の記録/再生を行う両
方に共通な記録/再生手段と、前記第2のディスクのリ
ードイン径寸法より大であり、前記第1のディスクの外
径より小なる範囲に前記した記録/再生手段の待機位置
を設定する制御手段を備えた構成を有している。
【0008】また、この目的を達成するために本発明の
ディスク記録再生装置は、ディスクカートリッジに回転
可能に内蔵された第1のディスクと前記第1のディスク
よりリードイン径寸法及び外径寸法の大でありカートリ
ッジ等に内蔵されない第2のディスクとを非同時に、両
方に共通なスピンドルにて回転駆動可能な駆動手段と、
前記第1のディスクおよび前記第2のディスクに対し情
報の記録/再生を行う両方に共通な記録/再生手段と、
前記第2のディスクを載置するターンテーブル部の外径
寸法より大であり、かつ前記第1のディスクのディスク
カートリッジの縁部より小なる範囲に前記した記録/再
生手段の待機位置を設定する制御手段を備えた構成を有
している。
【0009】
【作用】上記した構成とすることにより本発明のディス
ク記録再生装置は、第1のディスクをローディングして
第1のターンテーブルに載置させる際には、カートリッ
ジ縁部と干渉することのない位置に光ピックアップを待
機せしめ、また第2のターンテーブルに第2のディスク
が載置される際には、第2のターンテーブルと干渉する
ことのない位置に光ピックアップを待機せしめ、それぞ
れのディスクを判別しリードインエリアのTOCを読み
出すことにより、2種類のディスクを非同時に記録/再
生が可能となる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0011】図1において第1のターンテーブル29は
MDカートリッジ71内のディスク70を回転可能に載
置するものであり、第2のターンテーブル21はCD7
5を回転可能に載置するものである。ディスク70とC
D75は切り換えて記録/再生を行うので同時には存在
しないが、位置関係を示すため重ねて描かれている。ピ
ックアップ20はディスク70のリードイン位置70b
からCD75の最外周記録部まで読み取り可能に移動す
ることができるが、ピックアップ20のレンズ部20a
は第2のターンテーブル21またはMDカートリッジ7
1の縁部と接触する位置関係にある。70bはディスク
70のリードイン位置であり、70cはディスク70の
外径位置である。21cは第2のターンテーブル21の
外径位置であり、75bはCD75のリードイン位置で
ある。また70bから75bまでの範囲をw1、21c
から75bまでの範囲をw2、75bから70cまでの
範囲をw3、21cから70cまでの範囲をw4として
表している。
【0012】図2において、シャーシ1にカートリッジ
位置決めピン2,3とロックピン4が、またホルダ6
(1点鎖線で示す)には支軸7,8とガイド軸9,10
とストッパ11がそれぞれ植立されている。カートリッ
ジガイド12とセクタギヤ13は支軸7,8にそれぞれ
回動自在に取り付けられ、ギヤ部12aと13aが噛合
している。レバー14はセクタギヤ13に回動自在に取
り付けられ一端がスライダ16と係合している。キック
バネ15はセクタギヤ13間に取り付けられ、レバー1
4を時計方向に付勢している。同期シャフト17はアン
グル18,19に回転自在に取り付けられている。ピッ
クアップ20は矢印M,N方向に移動可能にシャーシ1
に設けられている。図3に示す第2のターンテーブル2
1内には磁性体の吸着リング33が固着、またボール2
2,23,24(図示せず,120度間隔に配置)が内
蔵されている。この第2のターンテーブル21は凹部2
1aがホルダ6の係合穴6a部で保持されている。押圧
リング25は圧縮バネ26の付勢力でボール22,2
3,24(図示せず)を押圧している。
【0013】スピンドルモータ27は、シャーシ1に固
着されたブラケット28に取り付けられている。第1の
ターンテーブル29は、スピンドルシャフト30に固着
され、内部にマグネット31と芯出リング32を保持す
る。クランププレート72はディスク70に保持されて
いる。図5に示すリンク34の一端に固着された軸35
はアングル19に摺動自在に取り付けられている。また
リンク34の他端はホルダ6に固着された軸36と、中
央部はリンク37に固着された軸38に保持されてい
る。リンク37の一端は同期シャフト17に固着、他端
はガイドピン39が固着されている。リンク40はアン
グル19に固着された軸41に揺動自在に取り付けら
れ、先端はガイドピン42に保持されている。ガイドピ
ン42,43はスライダ16に固着され、ホルダ6に形
成されたガイド穴6b,6cにそれぞれ摺動自在に取り
付けられている。引張りバネ44はホルダ6とスライダ
16間に、キックバネ45はアングル19とリンク37
間にそれぞれ取り付けられている。上ケース46は下ケ
ース48に設けた支軸47に開閉自在に取り付けられて
いる。
【0014】図7に示すリンク49の一端はホルダ6に
固着された軸50に回動自在に取り付けられ、他端は軸
51が固着されている。リンク53の一端は同期シャフ
ト17に固着され、他端は54の軸が、中央部には軸5
2が固着されている。レバー55は両端に軸56,57
がそれぞれ固着されている。図9に示すロック板58は
ガイド軸9,10に摺動自在に取り付けられ、一端には
ボタン59が取り付けられている。また引張りバネ60
はロック板58とシャーシ1間に設けられている。図1
1に示すバネ61は支軸7に設けられカートリッジガイ
ド12を矢印Z方向に付勢する。ホルダ6には突起部6
aが形成されている。
【0015】以上のように構成された本実施例のディス
ク記録再生装置について、以下その動作について説明す
る。
【0016】まずMDカートリッジを装着して記録/再
生する動作を説明する。図7に示す状態からMDカート
リッジ71をホルダ6内に挿入(挿入後のMDカートリ
ッジ71は図示せず)する。このとき図2に示すカート
リッジガイド12はストッパ11の当接した位置にあ
る。そして挿入時にMDカートリッジ71に設けたシャ
ッター(図示せず)が図2に示すカートリッジガイド1
2に設けた当接部(12b)に当接して、シャッター
(図示せず)が開いて、ディスク70が記録/再生でき
る状態に現れる。この状態からホルダ6を矢印P方向に
押圧し、2点鎖線で示すホルダ6の位置まで軸50を中
心に回動させる。この時レバー55はガイド穴6c部に
押圧され、一端がアングル18に形成したガイド溝18
aに案内されて、2点鎖線で示すレバー55の位置まで
軸54を中心に回転する。この時、図5に示すリンク4
0は実線で示す位置から2点鎖線で示す位置まで軸41
を中心に回動し、スライダ16を破線の位置から2点鎖
線の位置へ移動させる。そしてこのスライダ16が図2
に示すレバー14を軸8を中心に反時計方向へ回転させ
ると、セクタギヤ13も反時計方向に、またカートリッ
ジガイド12には時計方向に回転させる力が働く。しか
しカートリッジガイド12は装着されたMDカートリッ
ジ71に回転を阻止されるため、キックバネ15が変形
して、レバー14のみが2点鎖線に示す位置に回動す
る。
【0017】図7に示す2点鎖線で示すホルダ6を矢印
Q方向にさらに押圧して移動させると、図9に示すロッ
ク板58の第1の係合部58aがロックピン4と係合
し、ホルダ6がロックされる。このロックされた状態で
は、MDカートリッジ71は図3に示す状態にある。そ
してクランププレート72がマグネット31によりを吸
引されるので、ディスク70がターンテーブル面29a
に載置される。また芯出リング32はディスク70の中
心穴70aと係合しているので、ディスク70の芯出し
が行われている。この状態から図5に示す上ケース46
を図6に示す状態に閉じて、再生ボタンをONすると駆
動指令(図示せず)が働き、図3に示すスピンドルシャ
フト30が回転を開始しディスク70を回転させる。ピ
ックアップ20がディスク70の信号を読み取り再生を
行うものである。
【0018】次にCDを再生する場合の動作を説明す
る。図7に示す状態からホルダ6を矢印P方向に押圧
し、2点鎖線で示すホルダ6の位置まで軸50を中心に
回動させる。この時レバー55はガイド穴6c部に押圧
され、一端がアングル18に形成されたガイド溝18a
に案内されて、2点鎖線で示すレバー55の位置まで、
軸54を中心にして回転する。この時、図5に示すリン
ク40は実線で示す位置から2点鎖線で示す位置に軸4
1を中心に回動して、スライダ16を破線の位置から2
点鎖線の位置へ移動させる。そしてこのスライダ16が
図2に示すレバー14を軸8を中心に反時計方向へ回転
させると、セクタギヤ13も反時計に方向に回転(回転
後は図示せず)、そしてカートリッジガイド12は2点
鎖線で示す位置まで回転する。
【0019】このカートリッジガイド12は図3に示す
ように(MDカートリッジはなしの状態)、ターンテー
ブル21と接触する位置関係にある。しかし図10に示
すように、カートリッジガイド12は回動すると、係合
部6aに当接して矢印R方向に移動(移動後は図示せ
ず)するので、ターンテーブル21と隙間が発生し、タ
ーンテーブル21と接触することなく、図2の2点鎖線
で示すカートリッジガイド12の位置まで回動できるも
のである。これは図3に示すホルダ6とカートリッジガ
イド12の距離Hを小さくできるので、装置の薄型化が
可能となる。さらに図7の2点鎖線で示すホルダ6を矢
印Q方向に押圧して移動させるとレバー55の一端の軸
57が、アングル18に形成したガイド溝18bに進入
して案内される。この状態から更に矢印Q方向に押圧す
ると、リンク49,53が作動するのでホルダ6が平行
に移動し図8に示す状態に至る。
【0020】一方図7に示すホルダ6(2点鎖線で示
す)と図5の2点鎖線で示すホルダ6は同じ状態にあ
り、図5に示すホルダ6(2点鎖線で示す)とガイドピ
ン39が当接した状態からはリンク37,40が作動し
て平行に移動し、図6の状態に至る。この時、図10に
示すロック板58の第2のロック部58bがロックピン
4と係合し、ホルダ6がロックされる。このロック板5
8は第1のロック部58aと第2のロック部58bを形
成してあるのでホルダ6を図9,図10に示す位置でそ
れぞれロックできるものである。また図4に示すマグネ
ット31が吸着リング33を吸引しているので、第2の
ターンテーブル21は第1のターンテーブル面29aに
載置されている。この状態では第2のターンテーブル2
1は中心穴21cとスピンドルシャフト30とが係合し
て芯出しが行われている。またターンテーブル21はホ
ルダ6とは隙間が生じているので回転自在の状態にあ
る。この状態でCD75をターンテーブル21に挿入し
て載置する。載置した状態においては、ボール22,2
3,24がCD75をターンテーブル面21bに圧着し
ているので、ターンテーブル21の回転がCD75の伝
達される。
【0021】また、図8に示すようにカートリッジガイ
ド12はシャーシ1に接触しない位置に待避しているも
のである。次にCD75を再生する場合には図6に示す
ように上ケース46を閉じて、再生ボタンをONすると
駆動指令(図示せず)が働き、図4に示すスピンドルシ
ャフト30が回転を開始しCD75を回転させる。そし
てピックアップ20がCD75の信号を読み取り再生を
行うものである。
【0022】以上のように上記した構成で第1のターン
テーブル29、第2のターンテーブル21等を構成した
場合、電源投入後あるいはディスク装着後のイニシャラ
イズ動作を、図1に示す以下の3つの方法で行う。
【0023】第1の方法では、ピックアップ20のレン
ズ部20aの待機位置をw1とw2のより小さい方の範
囲内にあるように位置制御を行う。この場合、イニシャ
ライズ時には、ディスクの種類判別後、ディスク70で
あればピックアップ20を内側へ移動させ、CD75で
あればピックアップ20を外側へ移動させる。ピックア
ップ20の移動距離を短くすることができ、記録/再生
開始までの時間を短縮できる。またw2の範囲にイニシ
ャライズ位置検出スイッチを設けておけば、ディスク7
0、CD75それぞれの最内周検出スイッチは不要にな
る。
【0024】第2の方法では、ピックアップ20のレン
ズ部20aの待機位置をw3の範囲内にあるように位置
制御を行う。この場合、イニシャライズ時には、ディス
クの種類判別にかかわらず、常に内側へ移動させなが
ら、リードイン位置のTOC読み出し動作を行う。イニ
シャライズ時の方向選択が不要のため、制御の判定が楽
になる。
【0025】第3の方法では、ピックアップ20のレン
ズ部20aの待機位置をw4の範囲内にあるように位置
制御を行う。範囲が広いため、ピックアップ20の待機
位置制御を比較的ゆるい精度で規定することができるた
め、検出スイッチ等の精度を緩めることができる。
【0026】以上のように本実施例によれば、CDとM
Dの両方のディスクを非同時に装着する場合に、カート
リッジやターンテーブル部材と光ピックアップとの干渉
を防止することができ、素早いイニシャライズ動作を実
現するディスク記録再生装置を提供することができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明のディスク記録再生
装置は、CDとMDの両方のディスクを非同時に装着す
る場合に、光ピックアップを前記した所定の待機位置に
制御することにより、カートリッジやターンテーブル部
材と光ピックアップとの干渉を防止することができ、素
早いイニシャライズ動作を実現するディスク記録再生装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるディスク記録再
生装置のCD、MDの記録エリア、CDのターンテーブ
ルエリアの関係を示す側面図
【図2】ディスク記録再生装置のMD再生状態を示す平
面図(一部破断面で省略)
【図3】図2に示すA−A断面でMDを再生位置に装着
した状態を示す正面図
【図4】図2に示すA−A断面でCDを再生位置に装着
した状態を示す正面図
【図5】図2に示すC矢視図でホルダの開閉状態を示す
側面図
【図6】図2に示すC矢視図でCDの再生状態を示す側
面図
【図7】図2に示すD矢視図でMDを挿入する状態を示
す側面図
【図8】図2に示すD矢視図でCDを再生する状態を示
す側面図
【図9】図2に示すB−B断面でMD再生時のホルダ部
のロックの状態を示す正面図
【図10】図2に示すB−B断面でCD再生時のホルダ
部のロックの状態を示す正面図
【図11】図2に示すF−F断面図
【符号の説明】
1 シャーシ(基体) 12 カートリッジガイド 20 ピックアップ 21 第2のターンテーブル 27 スピンドルモータ 29 第1のターンテーブル 32 芯出しリング 70 ディスク(第1のディスク=MD) 71 MDカートリッジ 75 CD(第2のディスク)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のディスクと前記第1のディスクよ
    りリードイン径寸法及び外径寸法の大なる第2のディス
    クとを非同時に、両方に共通なスピンドルで回転駆動可
    能な駆動手段と、前記第1のディスクおよび前記第2の
    ディスクに対し情報の記録/再生を行う両方に共通な記
    録/再生手段と、前記第2のディスクを載置するターン
    テーブルの外径寸法と前記第1のディスクのリードイン
    径寸法の大きい方より大であり、前記第2のディスクの
    リードイン径寸法より小なる範囲に前記記録/再生手段
    の待機位置を設定する制御手段とを備えたディスク記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】 第1のディスクと前記第1のディスクよ
    りリードイン径寸法及び外径寸法の大なる第2のディス
    クとを非同時に、両方に共通なスピンドルにて回転駆動
    可能な駆動手段と、前記第1のディスクおよび前記第2
    のディスクに対し情報の記録/再生を行う両方に共通な
    記録/再生手段と、前記第2のディスクのリードイン径
    寸法より大であり、前記第1のディスクの外径より小な
    る範囲に前記した記録/再生手段の待機位置を設定する
    制御手段とを備えたディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 ディスクカートリッジに回転可能に内蔵
    された第1のディスクと前記第1のディスクよりリード
    イン径寸法及び外径寸法の大であるカートリッジ等に内
    蔵されない第2のディスクとを非同時に、両方に共通な
    スピンドルにて回転駆動可能な駆動手段と、前記第1の
    ディスクおよび前記第2のディスクに対し情報の記録/
    再生を行う両方に共通な記録/再生手段と、前記第2の
    ディスクを載置するターンテーブル部の外径寸法より大
    であり、かつ前記第1のディスクのディスクカートリッ
    ジの縁部より小なる範囲に前記した記録/再生手段の待
    機位置を設定する制御手段とを備えたディスク記録再生
    装置。
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