JPH10208354A

JPH10208354A - ディスク装置

Info

Publication number: JPH10208354A
Application number: JP9026031A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Sakurai; 健一桜井
Original assignee: Nippon Columbia Co Ltd
Current assignee: Nippon Columbia Co Ltd
Priority date: 1997-01-24
Filing date: 1997-01-24
Publication date: 1998-08-07

Abstract

(57)【要約】【課題】外径が異なるディスクを挿入し再生する。【解決手段】外形が異なるディスクを挿入する挿入口
と、挿入されたディスクの外周に間隔を有した２点で当
接し左右方向に各々溝で案内される左右各一対のピン
と、該ピンが支持される部材の略中間部を開閉自在に弾
性部材で略決められた中心軸方向に左及び右から弾性を
付勢しディスクを保持する保持手段を具備し、フロント
パネル面に接近した位置にディスクの中心位置がくるよ
うにディスクの外周部を保持するようにしたので、ディ
スク再生装置の奥行きを短くすることができ小型ディス
ク装置を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、ＭＤ，コンパク
トデイスク（８ｃｍＣＤ，１２ｃｍＣＤ）等の情報記録
媒体(以下ディスクという)を保持し、ディスク再生位置
のターンテーブルに搬送し再生するディスク装置に関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のディスク装置は、ディスク装置本
体から前方へほぼディスクの外形だけ突出するディスク
ローダに、異なる外径のディスクを載置するため、ディ
スクの外径に合わせた凹部を設けディスクをローデイン
グをしていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ディスク装置では、ディスクを装着するためにディスク
ローダを開閉する時間を要した。又、ディスクローダの
駆動機構が複雑な構造となり、装置の高さ方向の寸法が
大きくなる欠点が有った。本発明は、外径が異なる複数
の種類のディスクを共通の挿入口から挿入し、挿入され
たディスクの中心位置出しをすることができるディスク
センタリング機構を内蔵た構成が簡単なディスクローデ
ィング機構を有するディスク装置を提供するものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、外形が異なる
情報記録媒体を挿入する挿入口と、挿入された前記情報
記録媒体を決められた中心軸の位置へ保持する保持手段
と、保持された前記情報記録媒体をターンテーブルへ移
動する移動手段を具備するディスク装置である。

【０００５】又、本発明は、外径が異なる情報記録媒体
を挿入する挿入口と、挿入された前記情報記録媒体の外
周部に当接し決められた略同じ中心軸の位置へ保持する
保持手段と、前記保持手段に保持された情報記録媒体の
中心軸に略等しい中心軸になるように前記保持手段に保
持されたクランパと、前記情報記録媒体をターンテーブ
ルへ移動する移動手段を具備するディスク装置である。

【０００６】又、本発明は、中心孔が異なる情報記録媒
体を挿入する挿入口と、挿入された前記情報記録媒体の
外周部に当接し決められた略同じ中心軸の位置へ保持す
る保持手段と、保持された前記情報記録媒体をターンテ
ーブルへ移動する移動手段と、前記情報記録媒体の中心
孔に合うターンテーブル径にするターンテーブルアダプ
タを具備するディスク装置である。

【０００７】又、本発明は、中心孔が異なる情報記録媒
体を挿入する挿入口と、挿入された前記情報記録媒体を
決められた略中心軸の位置へ保持する保持手段と、保持
された前記情報記録媒体をターンテーブルへ移動する移
動手段と、前記情報記録媒体に合わせたターンテーブル
径にするターンテーブルアダプタを前記保持手段に保持
された前記情報記録媒体の中心軸に略等しい位置に保持
するターンテーブルアダプタ保持手段と、該ターンテー
ブルアダプタ保持手段を前記ターンテーブルへ移動する
ターンテーブルアダプタ移動手段を具備するディスク装
置である。

【０００８】又、本発明は、中心孔が異なる情報記録媒
体を挿入する挿入口と、挿入された前記情報記録媒体を
略決められた中心軸の位置へ保持する保持手段と、保持
された前記情報記録媒体をターンテーブルへ移動する移
動手段と、前記情報記録媒体に合うターンテーブル径に
するターンテーブルアダプタを前記保持手段に保持され
た前記情報記録媒体の中心軸に略等しい位置に保持する
ターンテーブルアダプタ保持手段と、該ターンテーブル
アダプタ保持手段を前記ターンテーブルへ移動した後前
記移動手段で前記情報記録媒体を載置する制御手段を具
備するディスク装置である。

【０００９】又、本発明は、外径が異なるディスクを挿
入する挿入口と、挿入されたディスクの外周部に当接し
略決められた中心軸の位置へ保持するディスク保持手段
と、保持されたディスクをターンテーブルへ移動する移
動手段を具備するディスク装置である。

【００１０】又、本発明は、外径が異なるディスクを挿
入する挿入口と、挿入されたディスクの外周部に左右か
ら間隔を有した２点で当接し中心軸方向へ付勢され略決
められた中心軸の位置に前記ディスクを保持する保持手
段と、前記保持手段を移動しターンテーブルへ前記ディ
スクを移動し装着する手段を具備するディスク装置であ
る。

【００１１】又、本発明は、外径が異なるディスクを挿
入する挿入口と、挿入されたディスクの外周部に左右か
ら間隔を有した２点で当接し前記２点の略中間部を付勢
されてディスクを略決められた中心軸方向へ保持する保
持手段と、前記保持手段を移動しターンテーブルへ前記
ディスクを移動し装着する手段を具備するディスク装置
である。

【００１２】又、本発明は、外径が異なる情報記録媒体
を挿入する挿入口と、挿入された情報記録媒体の外周部
に当接する当接部材に左右から弾性を付勢して保持する
保持手段と、保持手段を移動しターンテーブルへディス
クを移動する手段と、ディスクをターンテーブルに装着
するとき前記当接部材を前記弾性に抗して左及び右へそ
れぞれ移動する傾斜面を有しディスクを開放する開放手
段を具備するディスク装置である。

【００１３】又、本発明は、外形が異なるディスクを挿
入する挿入口と、挿入されたディスクの外周に間隔を有
した２点で当接する当接部材と、前記２点の略中間部を
開閉自在に弾性部材で略決められた中心軸方向に左及び
右から弾性を付勢しディスクを保持する保持手段と、前
記当接部材を左右方向に案内する溝と、該溝に予め決ま
った角度を有する案内溝を有し前記当接部材の左右方向
への開き間隔に応じ移動し挿入口後方に設けられるスト
ッパの位置を前後方向に移動するストッパ位置出し部材
を具備するディスク装置である。

【００１４】又、本発明は、ＭＤ（ミニディスク）及び
ＣＤ（コンパクトディスク）を再生する装置において、
ＭＤカートリッジ或いはＣＤを挿入する一つの挿入口
と、挿入されたＭＤカートリッジ或いはＣＤをあらかじ
め決められた位置へ保持する保持手段と、該保持手段を
移動してディスクをターンテーブルへ載置する手段を具
備するＭＤ及びＣＤ再生装置である。

【００１５】又、本発明は、ＭＤ及びＣＤを再生する装
置において、ＭＤカートリッジ或いはＣＤを挿入する一
つの挿入口と、挿入された前記ＣＤの外周部に当接しＭ
Ｄと略同じ中心軸の位置へＣＤを保持する保持手段と、
前記保持手段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心
軸になるように前記保持手段に保持されたクランパと、
前記保持手段を移動しターンテーブルへディスクを載置
する移動手段を具備するＭＤ及びＣＤ再生装置である。

【００１６】又、本発明は、ＭＤ及びＣＤを再生する装
置において、ＭＤカートリッジ或いはＣＤを挿入する一
つの挿入口と、挿入された前記ＣＤの外周部に当接しＭ
Ｄと略同じ中心軸の位置へＣＤを保持する保持手段と、
前記保持手段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心
軸になるように前記保持手段に保持されたクランパと、
前記保持手段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心
軸になるように前記保持手段の下方に回転自在に保持さ
れたターンテーブルアダプタと、前記ＣＤが前記保持手
段に保持されたことを検出し前記保持手段及び前記ター
ンテーブルアダプタを移動しターンテーブルへターンテ
ーブルアダプタ及びＣＤを載置する移動手段を具備する
ＭＤ及びＣＤ再生装置である。

【００１７】又、本発明は、ＭＤ及びＣＤを再生する装
置において、ＭＤカートリッジ或いはＣＤを挿入する一
つの挿入口と、挿入された前記ＣＤの外周部に当接しＭ
Ｄと略同じ中心軸の位置へＣＤを保持する保持手段と、
前記保持手段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心
軸になるように前記保持手段に保持されたクランパと、
前記保持手段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心
軸になるように前記保持手段の下方に回転自在に保持さ
れたターンテーブルアダプタと、ＭＤカートリッジが前
記保持手段に保持されたことを検出し前記保持手段を移
動しターンテーブルへＭＤを載置すると共に信号読みだ
し用の窓を開放する手段を具備するＭＤ及びＣＤ再生装
置である。

【００１８】又、本発明は、ＭＤ及びＣＤを再生する装
置において、ＭＤカートリッジ或いはＣＤを挿入する一
つの挿入口と、挿入された前記ＣＤの外周部に当接し決
められた略同じ中心軸の位置へ保持する保持手段と、前
記保持手段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心軸
になるように前記保持手段に保持されたクランパと、前
記保持手段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心軸
になるように前記保持手段の下方に回転自在に保持され
たターンテーブルアダプタと、ＣＤが前記保持手段に保
持されたことを検出し前記保持手段及び前記ターンテー
ブルアダプタを移動しターンテーブルへターンテーブル
アダプタ及びＣＤを載置すると共にＣＤの上方に支持さ
れたクランパを下降する手段を具備するＭＤ及びＣＤ再
生装置である。

【００１９】又、本発明は、ＭＤ及びＣＤを再生する装
置において、ＭＤカートリッジ或いはＣＤを挿入する一
つの挿入口と、挿入された前記ＣＤの外周部に当接し決
められた略同じ中心軸の位置へ保持する保持手段と、前
記保持手段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心軸
になるように前記保持手段に保持されたクランパと、前
記保持手段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心軸
になるように前記保持手段の下方に回転自在に保持され
たターンテーブルアダプタと、ＣＤが前記保持手段に保
持されたことを検出し前記保持手段及びターンテーブル
アダプタを移動しターンテーブルへターンテーブルアダ
プタ及びＣＤを載置すると共にＣＤの上方に支持された
クランパを下降する手段と、ＣＤがイジェクトされたと
き元の挿入状態の位置に戻す駆動手段と、前記保持手段
が元の位置に戻った状態で前記クランパを上方に支持す
る手段を具備するＭＤ及びＣＤ再生装置である。

【００２０】又、本発明は、ＭＤ及びＣＤを再生する装
置において、ＭＤカートリッジ或いはＣＤを挿入する一
つの挿入口と、挿入された前記ＣＤの外周部に当接しＭ
Ｄと略同じ中心軸の位置へＣＤを保持する保持手段と、
前記保持手段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心
軸になるように前記保持手段に保持されＭＤカートリッ
ジが前記挿入口へ挿入されたとき上方に押し上げられる
傾斜面を有したクランパと、前記保持手段に保持された
ＣＤの中心軸に略等しい中心軸になるように前記保持手
段の下方に回転自在に保持されたターンテーブルアダプ
タと、ＭＤカートリッジが前記保持手段に保持されたこ
とを検出し前記保持手段を移動しターンテーブルへＭＤ
を載置すると共に信号読みだし用の窓を開放する手段を
具備するＭＤ及びＣＤ再生装置である。

【００２１】

【発明の実施の形態】本発明の一実施例について図面を
参照しながら説明する。図１は本発明のディスク装置の
一実施例のディスクローディング機構を示す斜視図であ
る。図２（ａ）は、ディスク装置にてＭＤ（ミニディス
ク）を再生するためにＭＤカートリッジ１を挿入口へ挿
入する場合を示す斜視図で、図２（ｂ）は、８ｃｍＣＤ
を挿入する場合を示す斜視図である。ＭＤとＣＤでは中
心孔（径）が異なり回転駆動するターンテーブルの径が
異なる。またＭＤはＭＤカートリッジに内装されていて
窓に設けられたシャッタを開いて記録された信号を再生
する。

【００２２】本実施例は、ディスクの外形が異なる３種
類の情報記録媒体のＭＤが収納されたＭＤカートリッジ
１、ディスク２（８ｃｍＣＤ）及びディスク３（１２ｃ
ｍＣＤ）を同じ挿入口１５から挿入して再生することが
できるディスク装置である。ディスク２，３の外周部を
保持するホルダ４には、ガイドピン５-1〜５-6を摺動し
て中心軸方向へ案内する略放射状の溝４-1〜４-6が設け
られる。ホルダ４の溝４-1〜４-6に対して各々一定の角
度に設けた摺動溝７-1〜７-6を有するガイドプレート７
が設けられる。ガイドプレート７は、ホルダ４の溝４-1
〜４-6に沿って案内されるガイドピン５-1〜５-6の移動
位置に従い中心軸を基準に回動する。

【００２３】ホルダ４の上面部にクランパ６が回動自在
に保持され、クランパ６の中心軸と略同じ回転の中心
としてガイドプレート７が回動する。ガイドプレート７
は、ホルダ４のガイドピン５-1，５-2及び５-5,５-6が
ディスクの外周に当接し摺動して、ディスク２，３を略
決まった中心軸を基準に保持するとき、センタリング動
作を補助し保持されたディスクの中心位置のズレを摺動
溝７-1，７-2，７-5，７-6にて規制する。

【００２４】ディスク装置のフロントパネル１７には、
ホルダ４の前面側に異なる外径のディスクを案内する案
内口１６が設けられ、その中央部にＭＤカートリッジ１
用の挿入口１５が上面へ凹み溝を有して設けられ、挿入
口１５の突出した側壁面でＭＤカートリッジ１を案内
し、後部にストッパ用の突出した壁面４−７を設け、ホ
ルダ４へＭＤカートリッジ１の装着位置決めが成され
る。ホルダ４に保持されたＭＤカートリッジ１に収納さ
れたＭＤの中心軸は略決められた基準の中心軸に位置決
めが成される。

【００２５】ホルダ４に保持されたディスク２或いは３
をターンテーブル１１上に移動しディスクの中心孔がタ
ーンテーブル１１上にくるように図示せずもラックによ
り駆動する駆動機構が設けられ、ディスクが所定の中心
位置にセンタリングし保持されたことを検知してホルダ
４をターンテーブル１１へ移動するために駆動制御がな
される。ホルダ４は、サブシャーシ８の両側面に対向し
て設けられたガイド溝９-1及び９-2にてホルダ４から左
右に突出したボス４ａ〜４ｄが案内されて、前後方向及
び上下方向にスライドし移動してターンテーブル１１へ
ディスクを載置する。

【００２６】ホルダ４に保持されたディスク２或いは３
の下部にはターンテーブルアダプタ１４を回転自在に保
持するアダプタプレート１３を設け、アダプタプレート
１３は、サブシャーシ８の両側面に対向して設けられた
ガイド溝９-3及び９-4にてアダプタプレート１３から左
右に突出したボス１３ａ〜１３ｄが案内されて、前後方
向及び上下方向にスライド移動してターンテーブル１１
にターンテーブルアダプタを載置し嵌合する。

【００２７】再生メカニズム１０に設けられたターンテ
ーブル１１に装着されたディスク２或いは３は、図示せ
ずも判別手段によりディスクの種類が判別されマイコン
等の記憶装置に記憶されて、ディスクに応じた回転制御
が成され、ディスクから光ピックアップ１２で信号が読
み出され再生される。

【００２８】次に、ＭＤカリートリッジ１を搬送しロー
ディングする場合について図３〜図５を用いて説明す
る。ＭＤカートリッジ１は、ホルダ４の中央部に上面へ
凹み溝を有し、この凹み溝の両側の壁面で左右を案内さ
れ、挿入口１５へ挿入される。ＭＤカートリッジ１は、
ホルダ４の奥行き方向のストッパ用の壁面４-7に突き当
たり挿入が停止されると共に、挿入完了を検出し、ＭＤ
カートリッジ１は図示せずもロックされてホルダ４に保
持される。

【００２９】ＭＤカートリッジ１がホルダ４に保持され
たのを検出し（図３）、ホルダ４の左右に設けられたボ
ス４ａ〜ｄをスライドガイドする左右一対のガイド溝９
-1、９-2に沿って奥行き方向に図示せずもラック機構及
び駆動モータ等によりスライド移動される。ホルダ４
は、奥行き方向へ駆動されて移動し突き当たる（図
４）。更に下方に案内する湾曲部を有したガイド溝９
-1、９-2にボス４ａ〜ｄが案内され、バネで下方向に移
動し支持ピンに位置だしするため弾圧され装着される
（図５）。

【００３０】ＭＤカートリッジ１は、図示せずもシャー
シの底から決まった高さに設けられる基準とする位置出
し用支持ピンに係合すると共に信号読みだし用の窓が開
放されて、ターンテーブル１１上に磁気吸着されて再生
駆動可能状態の位置に装着される。ＭＤカートリッジ
１内に収納されたＭＤ（ミニディスク）は、ターンテー
ブル１１にＭＤの中心部を磁気吸着されると共に、装着
時に開かれたＭＤカートリッジ１の窓から光ピックアッ
プ１２によって信号が読み出され再生される。

【００３１】ＭＤの再生が終了して図示せずもフロント
パネル１７のイジェクトレバが操作されると、ホルダ４
は、サブシャーシ８との係合が外れ、上方向に駆動モー
タで駆動され、ガイド溝９-1、９-2を上方に案内され、
更に元の前方へばねで戻される。ＭＤカートリッジ１
は、ホルダ４とのロックが外れて前方へ押されて挿入口
１５から突出してイジェクト状態に成される。

【００３２】次に、ＣＤを再生位置へローディングする
動作について図６〜図１３を用いて説明する。ＣＤの場
合は、ホルダ４のＭＤ挿入口１５の下部に連接して設け
た案内口１６に挿入しローディングする。ホルダ４は、
外径が８ｃｍのディスク２或いは１２ｃｍのディスク３
のどちらのディスクを挿入しても同じ中心軸の位置に保
持することができる構成になっている。ディスク２或
いは３は、ガイドピン５-1〜５-6によりホルダ４の決ま
った中心軸の基準位置に左右から等しくバネで付勢され
センタリングされ保持されるる。

【００３３】ディスク２，３の中心孔位置は前述したＭ
Ｄカートリッジ１の中心軸位置と略同じ位置に位置決め
し、センタリングされ保持される（図６）。これはＭＤ
カートリッジ、ＣＤとも搬送を略同じにして、ディスク
保持手段及び移動手段の構成を簡単に成すことができ
る。

【００３４】ガイドピン５-3、５-4は、ディスク２或い
はディスク３の奥行き方向の過挿入の位置を規制するた
めに設けたものである。ディスク２或いはディスク３が
ホルダ４にセンタリングが完了しホールドされた後、Ｍ
Ｄカートリッジのときと同様にホルダ４のボス４ａ〜４
ｄに当接しホルダ４をスライドガイドするガイド溝９-
1、９-2に沿って奥行き方向へ駆動モータにてスライド
移動すると共に、アダプタープレート１３のボス１３ａ
〜１３ｄに当接し、このアダプタープレート１３に回動
自在に保持されるターンテーブルアダプタ１４をサブシ
ャーシ８の両側壁に対向して設けられたスライドガイド
用のガイド溝９-3、９-4に沿ってスライド移動する（図
７）。

【００３５】この状態からホルダ４をガイド溝９-1、９
-2の垂直方向の溝に沿って降下させると共に、ディスク
２或いはディスク３のセンタ孔の中心とターンテーブル
アダプタ１４の中心を合わせた状態でアダプタプレート
１３とこれに回動自在に保持されたターンテーブルアダ
プタ１４をガイド溝９-3、９-4の垂直方向の案内溝に沿
って降下させターンテーブル１１上に重ねて載置する。

【００３６】クランパ６がＣＤを挟みターンテーブル１
１上のターンテーブルアダプタ１４を共に磁気吸着しタ
ーンテーブル１１にディスク２或いはディスク３が装着
されて、スピンドルモータでターンテーブル１１が回転
駆動され再生状態に成される（図８）。

【００３７】ＭＤ駆動用のターンテーブル１１にＣＤを
再生するためのターンテーブルアダプタ１４を装着し、
更にディスク２或いは３をクランパ６でクランプし再生
する動作を図９〜図１１を用いて説明する。

【００３８】クランパ６は、図９に示すように中心部に
磁性部材６ａが固着され、周囲の円筒状に形成されディ
スクに当接する押圧部６ｂと、その周りに突出する鍔部
６ｃを有し、ホルダ４のＭＤカートリッジ１を案内する
挿入口１５の上壁部に回動自在に鍔部６ｃで保持され且
つ上側に付勢し保持されディスク２或いはディスク３が
センタリングされたことを検出して降下を許可するレバ
ーを図示せずも有し、ホルダ４と一体でスライド移動す
る。

【００３９】ターンテーブルアダプタ１４は、図１０に
示すように、下方にターンテーブル１１と嵌合する嵌合
部１４ａと、上面にディスクの中心孔に係合する突出部
１４ｂを有し、突出部１４ｂの上面は下部から挿入され
るターンテーブル１１の磁石１１ａがクランパ６の磁性
部材６ａと充分吸引する間隔に位置することができるよ
うに接近する形状（空洞或いは薄い肉厚）に形成され、
アダプタプレート１３に鍔部１４ｃで回動自在に保持さ
れる。

【００４０】ホルダ４に挿入されたディスク２或いはデ
ィスク３は、ＭＤカートリッジ１のＭＤと略同心軸の位
置に外周部を保持され、図示せずもディスク２或いはデ
ィスク３がホルダ４にセンタリングされたことを検出
し、クランパ６を下降し、更に同軸状の下方に設けたタ
ーンテーブルアダプタ１４を回転自在に保持するアダプ
タプレート１３をターンテーブル１１の軸上に移動し、
ターンテーブル１１にターンテーブルアダプタ１４を嵌
合する。

【００４１】次にホルダ４の下降を利用してガイドプレ
ート７を回動してガイドピン５-1，５-2及び５-5，５-6
による左右からのセンタリング動作を解除し、ターンテ
ーブルアダプタ１４の上にディスク２或いはディスク３
を介しクランパ６を装着し、クランパ６の磁性部材６ａ
がターンテーブル１１の磁石に吸引されて円環状にディ
スクに当接し押圧する押圧部６ｂで回転駆動状態に保持
される（図１１）。

【００４２】次に、ディスクのセンタリング動作につい
て図１２〜図１４を用い説明する。図１２〜１４は、デ
ィスクのセンタリングを示す上面図である。（ａ）は８
ｃｍＣＤ、（ｂ）は１２ｃｍＣＤの場合を示し、同じ移
動位置の場合（ｂ）の図番は省略する。外形が異なるデ
ィスク２或いはディスク３の外周部に当接するガイドピ
ン５-1〜6は、ホルダ４に設けた溝４-1〜6に沿って摺動
し、常に保持されるディスクの中心軸方向にバネ１９-1
〜6による付勢（コイルスプリングなどによる弾性付
加、図１５参照）が左右略均等に加えられる。

【００４３】ガイドプレート７は、保持されるディスク
の中心に回転軸の中心を有し、左右の位置ずれ及びガイ
ドピン５-3及び５-4の位置を規制しディスクの過挿入を
制限する働きをする。ガイドピン５-1と５-2及びガイド
ピン５-6と５-5のピン間隔は、図示せずも２〜３ｃｍの
一定した板上に固着し設けられ、ガイドピン５-1、５-2
の対とガイドピン５-6、５-5の対との対向する内寸Ａは
挿入されるディスクの外径が保持できる程最小の外形よ
りわずかに小（例えば８ｃｍＣＤの場合は約７ｃｍ）に
設定される。

【００４４】ディスク２が挿入された場合、ガイドピン
５-1、５-2と５-6、５-5が、ホルダ４に設けられた溝４
-1、４-2と４-6、４-5にガイドされ外側に移動する。こ
のガイドピン５-1、５-2と５-6、５-5がディスク２の外
径に沿って外側に移動するとガイドブレート７に掘られ
た摺動溝７-1、７-2及び７-6、７一5もその動きに追従
してガイドプレート７は、矢印Ｂ方向に右回りに回転す
る（図１３（ａ））。この回転に合わせて摺動溝７-3、
７-4も右回りに回転する。この摺動溝７-3、７-4の傾斜
によりガイドピン５-3、５-4は溝４-3、４-4に沿って外
周方向に押しやられる。

【００４５】ガイドピン５-3、５-4に加えるバネ１９-
3、１９-4の力は、挿入過を防止するために設けられた
もので他のものと比べ弱くてよい。又、ディスクを挿入
する案内口１６のフロントパネル面１７からホルダ４に
保持されるディスクの中心軸位置が略ディスク半径に近
い間隔を有する場合ディスクが過挿入される心配はない
のでガイドピン５-3及び５-4を省くことができる。

【００４６】又、ディスク３が挿入された場合、ガイド
ピン５-1、５-2と５-6、５-5が、ホルダ４に掘られた溝
４-1、４-2と４-6、４-5にガイドされ、外側に大きく移
動される。このガイドピン５-1、５-2と５-6、５-5がデ
ィスク３の外径に沿って外側に移動するとガイドブレー
ト７に掘られた摺動溝７-1、７-2及び７-6、７一5もそ
の動きに追従してガイドプレート７は、矢印Ｂ方向に右
回りに回転する（図１３（ｂ））。この回転に合わせて
摺動溝７-3、７-4も右回りに回転する。この摺動溝７-
3、７-4の傾斜によりガイドピン５-3、５-4は溝４-3、
４-4に沿って外周方向に押しやられ８ｃｍ，１２ｃｍの
外周に相当する位置では溝の傾斜を無くしディスク３を
過挿入から阻止する働きをする。

【００４７】ディスク２が案内口１６から挿入され、前
述したＭＤカートリッジ１のセンタと同位置まで挿入さ
れた時、ガイドピン５-3、５-4の位置はディスク２の外
周部よりわずかに外に位置し、ディスク２の過挿入を制
限するストッパの役割を果たす。ガイドピン５-1〜6は
常に内周方向にバネにより付勢されているので、ディス
ク２の中心軸を挟んでガイドピン５-1、５-6と５-2、５
-5が対持した状態で力が均衡するようにバネ１９-1、１
９-6と１９-2、１９-5の力のバランスが図られ（図１５
参照）て、センタリングとディスクの保持とが同時に成
される（図１４（ａ），図６（ａ））。

【００４８】又、案内口１６にディスク３を挿入し指で
その外周部を押し込みガイドピン５-1及び５-6のバネの
付勢に抗して間隔Ａを押し広げ、ホルダ４の溝４-1、４
-6に沿ってガイドピン５-1、５-6が外側に向け移動させ
る。このときガイドプレート７は、中心軸に対し一定の
角度を有して設けた摺動溝７-1〜6によって保持すべき
ディスクの中心軸と略一致した回転軸で回転し、左右の
ガイドピン５-1及び５-6がほぼ左右均等に広げられる。
ディスクの直径１２ｃｍを越えディスク３の外周部を押
し挿入すると、ガイドピン５-1及び５-6に加えられたバ
ネの力によりディスク３はホルダ４に保持され、ガイド
ピン５-1、５-2及び５-6、５-5によって左右均等に所定
の中心位置に引き込みディスクのセンタリングが成され
る（図１４（ｂ），図６（ｂ））。

【００４９】ホルダ４に保持されたディスク２或いはデ
ィスク３の中心孔の同心上部には、ＭＤ１を挿入する挿
入口１５の上面部を突出させてＭＤ１の挿入時に邪魔に
ならないように傾斜させホルダ４上に周辺を回動自在に
保持されたクランパ６が設けられる。クランパ６は、図
示せずもホルダ４の移動に応動してレバーが作用し、図
６に示すホルダ４の位置では上方へ保持され、ホルダ４
がスライド移動した図７の位置でレバーから外れ下降し
回動自在に成し、クランパ６の下面のクランプ部６ｂが
ディスク２或いはディスク３の中心軸と略一致した状態
でディスク上に下降し回転自在に保持される。すなわち
ホルダ４がディスクの挿入待ちの位置では、クランプ部
６ｂがレバーの作用で上昇してＭＤ１の挿入口１５への
挿入を可とする。

【００５０】又、ホルダ４に保持されたディスク２或い
はディスク３の下部の接近した位置には、ターンテーブ
ルアダプタ１２が回動自在にアダプタプレート１３に保
持され、アダプタプレート１３は、ガイドプレート７の
回動を検出しディスクがホルダ４に保持された中心孔に
対向した状態でホルダ４と一体でラックにより駆動さ
れ、ホルダ４のボス４ａ〜ｄ及びアダプタプレート１３
のボス１３ａ〜ｄがサブシャーシ８に設けられた左右一
対のガイド溝９-1，９-2及び９-3，９-4に案内され移動
をする。

【００５１】ディスクのセンタリングを解除し再生する
動作について図８、図１５及び図１６を用いて説明す
る。ホルダ４に保持されたディスクを再生する際、ディ
スククのセンタリングを解除しなければならない。図７
に示すガイドピン５-1,５-2及び５-5，５-6によりセン
タリングされたディスクの中心孔を再生メカニズム１０
のターンテーブル１１上に下降するとき、先ずターンテ
ーブル１１へターンテーブルアダプタ１４が嵌合され、
その上にディスク２或いはディスク３の中心孔が合わさ
れ図示せずも開放用に再生メカニズム１０に設けた傾斜
面１８-1a、1b、6a、6b、2a、2b、5a、5bによりガイド
ピン５-1,５-6及び５-2，５-5が左右にバネ１９-1、１
９-6、１９-2、１９-5に抗し、外へ広げられ、保持した
ディスクを回動自在に載置する。ホルダ４が下降を完了
すると、図１１、図１６に示すごとくクランパ６がター
ンテーブル１１に磁石で吸着しディスクをターンテーブ
ル１１上に保持し、ディスク装置の制御回路により回転
制御が成され再生される。

【００５２】再生状態からイジェクト状態にするには、
ホルダ４が上動し、傾斜面１８-1a，１８-1b，１８-2
a，１８-2b，１８-5a，１８-5b，１８-6a，１８-6bから
ガイドピン５-1,５-2及び５-5，５-6が外れると、バネ
によりディスクの外径へ当接してディスクをセンタリン
グ保持し、ホルダ４及びアダプタプレート１３は共に上
動され、サブシャーシ８のガイド溝９-1，９-2及び９-
3，９-4により案内され元の挿入位置へ戻される。

【００５３】イジェクトされた状態では、ホルダ４のガ
イドピン５-1,５-2及び５-5，５-6が、バネによりディ
スクの外周部と当接し弾性保持されたディスク２或いは
３がフロントパネル面１７の案内口１６のセンタ部から
前面にはみ出すようにしたのでディスク２或いは３を簡
単に取り出すことができる。接近した２個のガイドピン
で左右からディスクの外周部を弾性保持するのでディス
クの中心軸をフロントパネル面に接近して設けることが
でき外径が異なるディスクを挿入或いは抜き出すことが
容易になる。

【００５４】又、フロントパネル面に接近した位置にデ
ィスクの中心を保持するようにしたのでディスク再生装
置の奥行きを短く設定することができる。更に、ディス
クの中心軸に略等しい位置にターンテーブルアダプタ及
びクランパを保持したのでＭＤの再生に不要のターンテ
ーブルアダプタを短い奥行き方向の移動で避けてターン
テーブルに装着し再生することができるのでフロントパ
ネルメンとターンテーブルとの間隔を短く設定すること
ができディスク装置の奥行きを短くすることができる。

【００５５】

【発明の効果】本発明によれば、フロントパネル面に接
近した位置にディスクの中心位置がくるようにディスク
の外周部を保持するようにしたので、ディスク再生装置
の奥行きを短くすることができ小型ディスク装置を提供
することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例のディスク装置の要部を示す
斜視図。

【図２】本発明の一実施例のディスク装置におけるディ
スクの挿入を示す斜視図。

【図３】本発明の一実施例のディスク装置におけるＭＤ
カートリッジの挿入を示す図。

【図４】本発明の一実施例のディスク装置におけるＭＤ
カートリッジの移動を示す図。

【図５】本発明の一実施例のディスク装置におけるＭＤ
カートリッジの再生状態を示す図。

【図６】本発明の一実施例のディスク装置におけるＣＤ
の挿入を示す図。

【図７】本発明の一実施例のディスク装置におけるＣＤ
の移動を示す図。

【図８】本発明の一実施例のディスク装置におけるＣＤ
の再生状態を示す図。

【図９】クランパを示す断面図

【図１０】ターンテーブルアダプタを示す断面図

【図１１】ターンテーブルにターンレーブルアダプタ、
ＣＤ及びクランパを装着した状態を示す断面図

【図１２】本発明の一実施例の異なる外径のディスクを
クランプするため挿入を示す上面図。

【図１３】本発明の一実施例の異なる外径のディスクを
クランプするため挿入を示す上面図。

【図１４】本発明の一実施例の異なる外径のディスクを
クランプした状態を示す上面図。

【図１５】本発明の一実施例の異なる外径のディスクを
クランプした状態を示す断面図。

【図１６】本発明の一実施例の１２ｃｍＣＤをターンテ
ーブルにターンレーブルアダプタ及びクランパで装着し
た状態を示す断面図

【符号の説明】

１ＭＤカートリッジ２ディスク（８ｃｍＣＤ）３ディスク（１２ｃｍＣＤ）４ホルダ４ａ〜ｄボス４-1〜6 溝４-7 ストッパ用壁面５-1〜6 ガイドピン６クランパ７ガイドプレート７-1〜6 摺動溝８サブシャーシ９-1〜4 ガイド溝１０再生メカミズム１１ターンテーブル１２光ピックアップ１３アダプタプレート１３ａ〜ｄボス１４ターンテーブルアダプタ１４ａ嵌合部１４ｂ突出部１４ｃつば部１５挿入口１６案内口１７フロントパネル１８傾斜面１９バネ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】外形が異なる情報記録媒体を挿入する挿
入口と、挿入された前記情報記録媒体を決められた中心
軸の位置へ保持する保持手段と、保持された前記情報記
録媒体をターンテーブルへ移動する移動手段を具備する
ことを特徴とするディスク装置。
【請求項２】外径が異なる情報記録媒体を挿入する挿
入口と、挿入された前記情報記録媒体の外周部に当接し
決められた略同じ中心軸の位置へ保持する保持手段と、
前記保持手段に保持された情報記録媒体の中心軸に略等
しい中心軸になるように前記保持手段に保持されたクラ
ンパと、前記情報記録媒体をターンテーブルへ移動する
移動手段を具備することを特徴とするディスク装置。
【請求項３】中心孔が異なる情報記録媒体を挿入する
挿入口と、挿入された前記情報記録媒体の外周部に当接
し決められた略同じ中心軸の位置へ保持する保持手段
と、保持された前記情報記録媒体をターンテーブルへ移
動する移動手段と、前記情報記録媒体の中心孔に合うタ
ーンテーブル径にするターンテーブルアダプタを具備す
ることを特徴とするディスク装置。
【請求項４】中心孔が異なる情報記録媒体を挿入する
挿入口と、挿入された前記情報記録媒体を決められた略
中心軸の位置へ保持する保持手段と、保持された前記情
報記録媒体をターンテーブルへ移動する移動手段と、前
記情報記録媒体に合うターンテーブル径にするターンテ
ーブルアダプタを前記保持手段に保持された前記情報記
録媒体の中心軸に略等しい位置に保持するターンテーブ
ルアダプタ保持手段と、該ターンテーブルアダプタ保持
手段を前記ターンテーブルへ移動するターンテーブルア
ダプタ移動手段を具備することを特徴とするディスク装
置。
【請求項５】中心孔が異なる情報記録媒体を挿入する
挿入口と、挿入された前記情報記録媒体を略決められた
中心軸の位置へ保持する保持手段と、保持された前記情
報記録媒体をターンテーブルへ移動する移動手段と、前
記情報記録媒体に合うターンテーブル径にするターンテ
ーブルアダプタを前記保持手段に保持された前記情報記
録媒体の中心軸に略等しい位置に保持するターンテーブ
ルアダプタ保持手段と、該ターンテーブルアダプタ保持
手段を前記ターンテーブルへ移動した後前記移動手段で
前記情報記録媒体を載置する制御手段を具備することを
特徴とするディスク装置。
【請求項６】外径が異なるディスクを挿入する挿入口
と、挿入されたディスクの外周部に当接し略決められた
中心軸の位置へ保持するディスク保持手段と、保持され
たディスクをターンテーブルへ移動する移動手段を具備
することを特徴とするディスク装置。
【請求項７】外径が異なるディスクを挿入する挿入口
と、挿入されたディスクの外周部に左右から間隔を有し
た２点で当接し中心軸方向へ付勢され略決められた中心
軸の位置に前記ディスクを保持する保持手段と、前記保
持手段を移動しターンテーブルへ前記ディスクを移動し
装着する手段を具備することを特徴とするディスク装
置。
【請求項８】外径が異なるディスクを挿入する挿入口
と、挿入されたディスクの外周部に左右から間隔を有し
た２点で当接し前記２点の略中間部を付勢されてディス
クを略決められた中心軸方向へ保持する保持手段と、前
記保持手段を移動しターンテーブルへ前記ディスクを移
動し装着する手段を具備することを特徴とするディスク
装置。
【請求項９】外径が異なる情報記録媒体を挿入する挿
入口と、挿入された情報記録媒体の外周部に当接する当
接部材に左右から弾性を付勢して保持する保持手段と、
保持手段を移動しターンテーブルへディスクを移動する
手段と、ディスクをターンテーブルに装着するとき前記
当接部材を前記弾性に抗して左及び右へそれぞれ移動す
る傾斜面を有しディスクを開放する開放手段を具備する
ことを特徴とするディスク装置。
【請求項１０】外形が異なるディスクを挿入する挿入
口と、挿入されたディスクの外周に間隔を有した２点で
当接する当接部材と、前記２点の略中間部を開閉自在に
弾性部材で略決められた中心軸方向に左及び右から弾性
を付勢し前記ディスクを保持する保持手段と、前記当接
部材を左右方向に案内する溝と、該溝に予め決まった角
度を有する案内溝を有し前記当接部材の左右方向への開
き間隔に応じ挿入口後方に設けられるストッパの位置を
前後方向に移動するストッパ位置出し部材を具備するこ
とを特徴とするディスク装置。
【請求項１１】ＭＤ（ミニディスク）及びＣＤ（コン
パクトディスク）を再生する装置において、ＭＤカート
リッジ或いはＣＤを挿入する一つの挿入口と、挿入され
たＭＤカートリッジ或いはＣＤをあらかじめ決められた
位置へ保持する保持手段と、該保持手段を移動してディ
スクをターンテーブルへ載置する手段を具備することを
特徴とするＭＤ及びＣＤ再生装置。
【請求項１２】ＭＤ及びＣＤを再生する装置におい
て、ＭＤカートリッジ或いはＣＤを挿入する一つの挿入
口と、挿入された前記ＣＤの外周部に当接しＭＤと略同
じ中心軸の位置へＣＤを保持する保持手段と、前記保持
手段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心軸になる
ように前記保持手段に保持されたクランパと、前記保持
手段を移動しターンテーブルへディスクを載置する移動
手段を具備することを特徴とするＭＤ及びＣＤ再生装
置。
【請求項１３】ＭＤ及びＣＤを再生する装置におい
て、ＭＤカートリッジ或いはＣＤを挿入する一つの挿入
口と、挿入された前記ＣＤの外周部に当接しＭＤと略同
じ中心軸の位置へＣＤを保持する保持手段と、前記保持
手段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心軸になる
ように前記保持手段に保持されたクランパと、前記保持
手段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心軸になる
ように前記保持手段の下方に回転自在に保持されたター
ンテーブルアダプタと、前記ＣＤが前記保持手段に保持
されたことを検出し前記保持手段及び前記ターンテーブ
ルアダプタを移動しターンテーブルへターンテーブルア
ダプタ及びＣＤを載置する移動手段を具備することを特
徴とするＭＤ及びＣＤ再生装置。
【請求項１４】ＭＤ及びＣＤを再生する装置におい
て、ＭＤカートリッジ或いはＣＤを挿入する一つの挿入
口と、挿入された前記ＣＤの外周部に当接しＭＤと略同
じ中心軸の位置へＣＤを保持する保持手段と、前記保持
手段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心軸になる
ように前記保持手段に保持されたクランパと、前記保持
手段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心軸になる
ように前記保持手段の下方に回転自在に保持されたター
ンテーブルアダプタと、ＭＤカートリッジが前記保持手
段に保持されたことを検出し前記保持手段を移動しター
ンテーブルへＭＤを載置すると共に信号読みだし用の窓
を開放する手段を具備することを特徴とするＭＤ及びＣ
Ｄ再生装置。
【請求項１５】ＭＤ及びＣＤを再生する装置におい
て、ＭＤカートリッジ或いはＣＤを挿入する一つの挿入
口と、挿入された前記ＣＤの外周部に当接し決められた
略同じ中心軸の位置へ保持する保持手段と、前記保持手
段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心軸になるよ
うに前記保持手段に保持されたクランパと、前記保持手
段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心軸になるよ
うに前記保持手段の下方に回転自在に保持されたターン
テーブルアダプタと、ＣＤが前記保持手段に保持された
ことを検出し前記保持手段及び前記ターンテーブルアダ
プタを移動しターンテーブルへターンテーブルアダプタ
及びＣＤを載置すると共にＣＤの上方に支持されたクラ
ンパを下降する手段を具備することを特徴とするＭＤ及
びＣＤ再生装置。
【請求項１６】ＭＤ及びＣＤを再生する装置におい
て、ＭＤカートリッジ或いはＣＤを挿入する一つの挿入
口と、挿入された前記ＣＤの外周部に当接し決められた
略同じ中心軸の位置へ保持する保持手段と、前記保持手
段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心軸になるよ
うに前記保持手段に保持されたクランパと、前記保持手
段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心軸になるよ
うに前記保持手段の下方に回転自在に保持されたターン
テーブルアダプタと、ＣＤが前記保持手段に保持された
ことを検出し前記保持手段及びターンテーブルアダプタ
を移動しターンテーブルへターンテーブルアダプタ及び
ＣＤを載置すると共にＣＤの上方に支持されたクランパ
を下降する手段と、ＣＤがイジェクトされたとき元の挿
入状態の位置に戻す駆動手段と、前記保持手段が元の位
置に戻った状態で前記クランパを上方に支持する手段を
具備することを特徴とするＭＤ及びＣＤ再生装置。
【請求項１７】ＭＤ及びＣＤを再生する装置におい
て、ＭＤカートリッジ或いはＣＤを挿入する一つの挿入
口と、挿入された前記ＣＤの外周部に当接しＭＤと略同
じ中心軸の位置へＣＤを保持する保持手段と、前記保持
手段に保持されたＣＤの中心軸に略等しい中心軸になる
ように前記保持手段に保持されＭＤカートリッジが前記
挿入口へ挿入されたとき上方に押し上げられる傾斜面を
有したクランパと、前記保持手段に保持されたＣＤの中
心軸に略等しい中心軸になるように前記保持手段の下方
に回転自在に保持されたターンテーブルアダプタと、Ｍ
Ｄカートリッジが前記保持手段に保持されたことを検出
し前記保持手段を移動しターンテーブルへＭＤを載置す
ると共に信号読みだし用の窓を開放する手段を具備する
ことを特徴とするＭＤ及びＣＤ再生装置。