JPH0798953A - アダプタ装置 - Google Patents

アダプタ装置

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Publication number
JPH0798953A
JPH0798953A JP5244973A JP24497393A JPH0798953A JP H0798953 A JPH0798953 A JP H0798953A JP 5244973 A JP5244973 A JP 5244973A JP 24497393 A JP24497393 A JP 24497393A JP H0798953 A JPH0798953 A JP H0798953A
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JP
Japan
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adapter
disc
tray
wheel
clamping
Prior art date
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Pending
Application number
JP5244973A
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English (en)
Inventor
Satohiko Tatsuno
聡彦 辰野
Eiji Takahashi
英司 高橋
Shinnosuke Fukuda
真之介 福田
Osami Utsuboya
修己 靭矢
Masao Matsuda
雅夫 松田
実 ▲吉▼岡
Minoru Yoshioka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クランプ方式の異なるディスクのコンパチブ
ル化を図ること。 【構成】 アダプタ40をCD30に装着すると、ベー
ス体41、起立部42、係合部43とでCD30の中心
孔31部分にアダプタ40が圧接保持される。この状態
でアダプタ40を装着したCD30をクランプすると、
ベース体41によりMD52との記録面の高さ位置がピ
ックアップに対して同一とされる。クランプ時において
は、たとえばMDプレーヤを想定したとき、起立部42
に取り付けられている磁石45を、たとえばMDホイー
ル62に対して吸着させることができるので、MDと同
様のクランプ方式を採用することができる。 【効果】 たとえばCD30とMD52とを、同一のク
ランプ機構によってクランプすることができるととも
に、両者のディスクの記録面の高さ位置をピックアップ
に対して同一とすることができるので、クランプ方式の
異なるディスクのコンパチブル化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばCD(コンパ
クトディスク)やMD(ミニディスク)等の円板状記録
媒体の再生等を行う際に用いられるアダプタ装置に係
り、特にコンパチブル化を可能とするアダプタ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ信号をディジタル符号に変換
してディスクに記録したディジタルオーディオディスク
(DAD)は、ダイナミックレンジが広く、回転ムラに
よるワウフラッターも小さく、音の歪が少ない等の利点
がある。DADには、CD方式やMD方式等がある。
【0003】ところで、これらCDやMDは、それぞれ
の形態が異なっているために、それぞれのクランプ方式
が相違する。すなわち、CDの場合、ディスクの中心に
中心孔が形成されており、クランプ時においてはクラン
パーとターンテーブルとの間にディスクの中心孔がクラ
ンプされるようになっている。
【0004】一方、MDの場合では、ディスクの中心部
に金属製のハブが設けられており、クランプ時において
はターンテーブル上に設けられている永久磁石によって
ディスクの中心部のハブが吸着されるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来のCDやMDにあっては、それぞれ形態が異なって
いるため、ディスク再生時におけるクランプ方式が相違
することから、CDプレーヤにあってはMDの再生等を
行うことができず、MDプレーヤにあってはCDの再生
を行うことができないという不具合があった。
【0006】このため、これらのディスクのコンパチブ
ル化を図ろうとした場合、たとえばそれぞれ専用のクラ
ンプ機構を設けることによって可能とはなるが、機構が
複雑になってしまうばかりか、機器自体が大型化してし
まうため、これらクランプ機構の方式を共有化すること
のできるディスクプレーヤの開発が望まれている。
【0007】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、クランプ方式の異なるディスクのコンパチ
ブル化を図ることができるアダプタ装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ディスクの中心孔に装着されるアダプタ
装置であって、前記ディスクの一面側に当接し、他のデ
ィスクとの記録面の高さ位置をピックアップに対して同
一とするベース体と、このベース体の中心部に設けら
れ、前記ディスクの中心孔縁部に圧接する中空形状の圧
接部と、この圧接部の中空部に取り付けられている磁石
若しくは磁性体からなる磁性部材とが具備されているこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明のアダプタ装置では、アダプタ装置をデ
ィスクに装着する場合、ディスクの中心孔の中心孔縁部
に圧接部を圧接し、ベース体をディスクの一面側に当接
させる。この状態でアダプタ装置を装着したディスクを
クランプすると、ベース体により他のディスクとの記録
面の高さ位置がピックアップに対して同一とされる。
【0010】また、クランプ時においては、たとえばM
D(ミニディスク)プレーヤを想定したとき、圧接部の
中空部に取り付けられている磁石若しくは磁性体からな
る磁性部材を、たとえばMDホイールに対して吸着させ
ることができるので、MD(ミニディスク)と同様のク
ランプ方式を採用することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。図1は、本発明のアダプタ装置の一実施例
に係るコンパチブルプレーヤを示すものである。
【0012】同図に示すように、コンパチブルプレーヤ
のプレーヤ本体10にはトレイ20が進退自在に配設さ
れている。トレイ20のトレイ本体21には、後述のC
D30が載置されるディスク形状に沿ったディスク載置
部22が設けられている。
【0013】ディスク載置部22より僅かに下がった位
置には、後述のMDカートリッジ50が載置されるMD
載置部23が設けられている。ここで、ディスク載置部
22とMD載置部23との落差は、図示省略のピックア
ップに対して後述のCD30の記録面と後述のMDカー
トリッジ50内部に収納されているMD52の記録面と
の距離が等しくなるように設定されている。
【0014】トレイ本体21の略中央部分であるMD載
置部23のエリア内には、後述の磁性体からなるMDホ
イール62が上下する際に通過する通過孔24が設けら
れている。また、通過孔24からトレイ本体21の奥行
き方向にかけて後述するアダプタ40Bをスライドさせ
るためのスライド孔24aが設けられている。
【0015】ディスク載置部22とMD載置部23とに
跨った位置には、トレイ20の進退方向に対して直交す
る方向に図示省略のピックアップによる読取り孔25が
設けられている。
【0016】図2及び図3は、図4に示すCD30の中
心孔31に装着されるアダプタを示すもので、アダプタ
40は樹脂によって形成されている。アダプタ40のリ
ング状のベース体41の中心部には、中空リング状の起
立部42が設けられている。起立部42の中空部44の
形状は、スピンドルモータ60の軸61に取り付けられ
ているMDホイール62の突起部63の形状に合わせら
れている。
【0017】起立部42の上端部には、ベース体41に
対して平行状態に突設された4個の係合部43が設けら
れている。なお、この係合部43の個数にあっては、4
個に限らず任意に設定してもよい。ベース体41と係合
部43との間隔は、CD30の厚みに設定されている。
起立部42の中空部44には、厚みの薄い円板状の磁石
45が取付けられている。
【0018】アダプタ40をCD30に装着する場合に
は、CD30の中心孔31に下方からアダプタ40の係
合部43側を押し当てると、係合部43が弾性によって
CD30の中心孔31に圧入されつつすり抜け、その
後、CD30の上面側に圧接する。また、起立部42が
CD30の中心孔31の縁部に圧接する。これにより、
アダプタ40は、ベース体41、起立部42、係合部4
3とでCD30の中心孔31部分に圧接保持される。ア
ダプタ40をCD30から取り外す場合には、上記とは
逆の操作によりアダプタ40を引き抜くことで、係合部
43が容易にCD30の中心孔31から抜け出る。
【0019】図5は、上記のMD載置部23に載置され
るMDカートリッジを示すもので、MDカートリッジ5
0には、MDホイール62が挿入される挿入孔51が形
成されている。MDカートリッジ50内部には、MD5
2が収納されている。MD52の中心部に設けられてい
る中心孔53の囲む位置には、金属製のハブ54が取付
けられている。ハブ54の形状は、MDホイール62の
突起部63の形状に合わせられている。
【0020】続いて、以上のような構成のアダプタ40
を用いた場合のコンパチブルプレーヤの動作について説
明する。
【0021】まず、CD30を再生する場合には、予め
アダプタ40をCD30の中心孔31に装着しておく。
アダプタ40の装着に際しては、上述したように、CD
30の中心孔31に下方からアダプタ40の係合部43
側を押し当て、係合部43をCD30の上面側に押し出
す。これにより、係合部43がCD30の上面側に圧接
するので、アダプタ40はベース体41と係合部43と
でCD30の中心孔31部分に圧接保持される。
【0022】この状態でディスク載置部22にCD30
を載置し、トレイ20をプレーヤ本体10内部に移動
(ディスクローディング)させると、MDホイール62
がスピンドルモータ60とともに上昇し、トレイ本体2
1の通過孔24を通過してアダプタ40に当接し、MD
ホイール62の突起部63がアダプタ40の中空部44
に嵌り込み、磁石45に吸着する。この状態で、CD3
0がディスク載置部22から若干持ち上げられることに
より、CD30のクランプが完了する。
【0023】一方、MD52を再生する場合には、上記
のMD載置部23にMDカートリッジ50を載置し、ト
レイ20をプレーヤ本体10内部に移動(ディスクロー
ディング)させると、MDホイール62がスピンドルモ
ータ60とともに上昇して通過孔24を通過し、挿入孔
51からMDカートリッジ50内部に入り込み、MDホ
イール62の突起部63がハブ54に嵌り込みハブ54
に吸着する。
【0024】図6乃至図8は、上記のアダプタ40の形
状を変えた場合の他の実施例を示すものである。これら
の図に示すように、アダプタ40Aのベース体41に
は、リング状の保持部46が設けられている。保持部4
6には、円板状の磁石45が保持されている。なお、図
中符号47は、凹部を示している。
【0025】図9乃至図11は、クランパの構成を示す
ものである。これらの図に示すように、クランパ70の
クランパ体71の上面側には、後述するメカシャーシ8
1に挿通保持される保持突起72が設けられている。ク
ランパ体71の下面側の中央部分には、薄板状の磁石7
3が固着されている。クランパ体71の下面側の磁石7
3を囲んだ位置には、不織布74が貼着されている。
【0026】続いて、このようなアダプタ40A及びク
ランパ70を備えたコンパチブルプレーヤの動作を、図
12及び図13を用いて説明する。まず、MDカートリ
ッジ50内部のMD52のクランプを行う場合には、図
12に示すように、MDカートリッジ50が再生位置に
セットされると、MDホイール62が挿入孔51からM
Dカートリッジ50内部に入り込み、MDホイール62
の突起部63がハブ54に嵌り込むことにより、ハブ5
4が突起部63に吸着され、クランプが完了する。
【0027】MD52のクランプを解除する場合には、
図12の状態からMDホイール62がMD52を載置し
た状態で下降すると、MD52の面がMDカートリッジ
50内面に当接し、突起部63とハブ54との吸着状態
が解かれ、MD52のクランプが解除される。
【0028】一方、CD30の場合、CD30の中心孔
31にアダプタ40Aを予め装着しておく。アダプタ4
0Aの装着に際しては、CD30の下方からアダプタ4
0Aの保持部46を中心孔31に圧入する。これによ
り、ベース体41がCD30の下面側中央部に当接した
状態でアダプタ40AがCD30の中心部に圧入保持さ
れる。
【0029】この状態で、CD30が再生位置にセット
されると、MDホイール62が上昇され、MDホイール
62の突起部63がアダプタ40Aの凹部47に嵌り込
み、突起部63と磁石45とが吸着される。この状態
で、MDホイール62が若干上昇すると、クランパ70
の下面側に設けられている磁石73とアダプタ40Aの
磁石45とが吸着することにより、CD30のクランプ
が行われる。
【0030】CD30のクランプを解除する場合、上記
同様に、MDホイール62が下降することにより、アダ
プタ40Aの磁石45に対して吸着状態にあるクランパ
70も同時に下降し、クランパ70の保持突起72の頭
部がメカシャーシ81に係合すると、まず磁石45とク
ランパ70との吸着状態が解かれる。次いで、MDホイ
ール62がCD30を載置した状態で下降すると、CD
30が図1のトレイ20のディスク載置部22に当接す
ることにより、磁石45とMDホイール62との吸着が
解かれ、クランプが解除される。
【0031】図14乃至図16は、上記のアダプタ装置
の構成を変えた場合の他の実施例を示すものである。
【0032】これらの図に示すように、プレーヤ本体1
0に進退自在に設けられているトレイ20のトレイ本体
21のスライド孔24aには、上述したアダプタ40A
と略同形状のアダプタ40Bがスライド自在に配設され
ている。アダプタ40Bのベース体41の下面側には、
係合凹部48が設けられている。係合凹部48は、スラ
イド孔24aの開口縁部24cに係合されている。ベー
ス体41の下部側の中空部49の径は、MDホイール6
2が若干の余裕をもって入り込むことができる程度の寸
法とされている。
【0033】トレイ本体21の下面側には、軸80を介
して回動アーム81が回動自在に取付けられている。ト
レイ本体21の下面側に形成されている円弧状のガイド
溝82には、回動アーム81に突設されている係合ピン
83が係合されている。回動アーム81が回動する際に
は、係合ピン83がガイド溝82によってガイドされる
ことにより、回動アーム81の回動が安定した状態で行
われる。また、回動アーム81にはフック部85が設け
られており、回動アーム81が時計方向に回動した際に
は、トレイ本体21の下面側に突設されているピン86
に係止されるようになっている。
【0034】回動アーム81の先端部に設けられている
二股突起84は、アダプタ40Bの係合凹部48に係合
されている。回動アーム81が回動する際には、係合凹
部48に係合されている二股突起84によってアダプタ
40Bが矢印a,b方向に移動する。すなわち、CD3
0がクランプされる場合には、アダプタ40Bがトレイ
20の中心部に位置し、MD52がクランプされる場合
には、スライド孔24aの最奥部に位置する待避部24
b側に待避している。
【0035】続いて、このような構成のアダプタ装置を
備えたコンパタブルプレーヤの動作について説明する。
【0036】まず、CD30を再生する場合、図17及
び図18に示すように、アダプタ40Bをトレイ20の
中心部側に移動させる。アダプタ40Bを移動させる場
合には、アダプタ40Bの中心部分を摘んで矢印b方向
に引き込むことにより、回動アーム81が時計方向に回
動し、アダプタ40Bの移動をスムースに行わせる。
【0037】この状態で、CD30の中心孔31にアダ
プタ40Bの保持部46を圧入する。CD30のディス
ク載置部22への載置を終え、更にトレイ20のローデ
ィングが完了すると、MDホイール62が上昇し、アダ
プタ40Bの中空部49に嵌り込み、MDホイール62
の突起部63が磁石45に吸着される。この状態から、
MDホイール62が更に上昇すると、たとえば図13の
クランパ70側の磁石73とMDホイール62側の磁石
45とが吸着され、CD30のクランプが行われる。
【0038】CD30のクランプを解除する場合、上記
同様に、MDホイール62の下降動作によって磁石45
とクランパ70との吸着状態が解かれ、更に磁石45と
MDホイール62との吸着が解かれることにより、クラ
ンプが解除される。
【0039】一方、MD52を再生する場合には、図1
9及び図20に示すように、アダプタ40Bを上記とは
逆にトレイ20の最奥部側に移動させる。アダプタ40
Bを移動させる場合には、上記同様に、ダプタ40Bの
中心部分を摘んで矢印a方向に押し出すことにより、回
動アーム81が反時計方向に回動し、アダプタ40Bの
移動をスムースに行わせる。
【0040】この状態では、アダプタ40Bがスライド
孔24aの最奥部に位置する待避部24b側に待避する
ことで、MD載置部23におけるMDカートリッジ50
の載置が邪魔されることがない。MD載置部23にMD
カートリッジ50を載置した後、トレイ20をローディ
ングさせると、上記同様に、MDホイール62が上昇
し、MDホイール62の突起部63とハブ54とが吸着
され、MD52のクランプが行われる。
【0041】図21は、上記の回動アーム81の構成を
変えた場合の他の実施例を示すものであり、同図におけ
る回動アーム81はスプリングの付勢力によって回動力
が与えられるようになっている。
【0042】すなわち、軸80に取付けられているスプ
リング90の一端部91がトレイ本体21側に係止さ
れ、その他端部92が回動アーム81側に係止されてい
ることで、回動アーム81に対し時計方向への付勢力が
与えられている。
【0043】トレイ本体21の下面側には、レバー93
が矢印a,b方向にスライド自在となるように配設され
ている。レバー93のフック片94には、一端側がトレ
イ本体21の下面側に係止されたスプリング95の他端
側が係止されている。これにより、レバー93には、矢
印b方向への付勢力が与えられるようになっている。レ
バー93の端部には、回動アーム81のフック部85に
係止されるピン96が突設されている。
【0044】このような構成では、レバー93を矢印a
方向に若干移動させてピン96とフック部85との係止
状態を解除すると、回動アーム81がスプリング90の
付勢力によって時計方向に回動する。したがって、CD
30の再生の場合には、レバー93の操作によって回動
アーム81を回動させることにより、アダプタ40Bを
トレイ20の中心部側に移動させることができるので、
上述した手順によってCD30のセットが可能となる。
【0045】一方、アダプタ40Bを摘んで、矢印a側
に移動させ、回動アーム81を反時計方向に回動させる
と、回動アーム81のフック部85にレバー93の端部
のピン96が嵌り込むことにより、スプリング90の付
勢力による回動アーム81の回動が阻止される。したが
って、MD52の再生の場合には、回動アーム81を反
時計方向に回動させ、回動アーム81のフック部85を
レバー93の端部のピン96に係止させることにより、
アダプタ40BをMD載置部23から待避させておくこ
とができるので、上述した手順によってMD52のセッ
トが可能となる。
【0046】図22は、上記の回動アーム81の構成を
変えた場合の他の実施例を示すものであり、同図におけ
る回動アーム81は駆動ギヤからの伝達力により回動力
が与えられるようになっている。すなわち、軸80には
ギヤ96が取り付けられている。ギヤ96には、図示省
略の駆動モータの駆動力によって回転する駆動ギヤ97
が噛み合っている。
【0047】このような構成では、駆動ギヤ97からの
駆動力によって回動アーム81を時計方向又は反時計方
向に回動させることができるので、CD30の再生の場
合には、アダプタ40Bをトレイ20の中心部側に移動
させ、上述した手順によってCD30のセットが可能と
なる。また、MD52の再生の場合には、回動アーム8
1を反時計方向に回動させることにより、アダプタ40
BをMD載置部23から待避させておくことができるの
で、上述した手順によってMD52のセットが可能とな
る。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアダプタ
装置によれば、アダプタ装置をディスクに装着する場
合、ディスクの中心孔の中心孔縁部に圧接部を圧接し、
ベース体をディスクの一面側に当接させる。この状態で
アダプタ装置を装着したディスクをクランプすると、ベ
ース体により他のディスクとの記録面の高さ位置がピッ
クアップに対して同一とされる。
【0049】また、クランプ時においては、たとえばM
D(ミニディスク)プレーヤを想定したとき、圧接部の
中空部に取り付けられている磁石若しくは磁性体からな
る磁性部材を、たとえばMDホイールに対して吸着させ
ることができるので、MD(ミニディスク)と同様のク
ランプ方式を採用することができる。
【0050】したがって、たとえばCD(コンパクトデ
ィスク)とMD(ミニディスク)とを、同一のクランプ
機構によってクランプすることができるとともに、両者
のディスクの記録面の高さ位置をピックアップに対して
同一とすることができるので、クランプ方式の異なるデ
ィスクのコンパチブル化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンパチブルプレーヤの一実施例を示
す斜視図である。
【図2】図1のコンパチブルプレーヤで再生されるCD
に装着されるためのアダプタを示す断面図である。
【図3】図2のアダプタを示す平面図である。
【図4】図2のアダプタを装着したCDのクランプ状態
を示す図である。
【図5】図1のコンパチブルプレーヤによって再生され
るMDのクランプ状態を示す図である。
【図6】図2のアダプタの構成を変えた場合の他のアダ
プタを示す平面図である。
【図7】図6のアダプタを示すB−B線断面図である。
【図8】図6のアダプタを示す底面図である。
【図9】図6のアダプタの上方に待機しているクランパ
を示す平面図である。
【図10】図9のクランパを示すC−C線断面図であ
る。
【図11】図9のクランパを示す底面図である。
【図12】図9のクランパを用いた場合のコンパチブル
プレーヤにおけるMDのクランプ状態を示す断面図であ
る。
【図13】図6のアダプタ及び図9のクランパを用いた
場合のコンパチブルプレーヤにおけるCDのクランプ状
態を示す断面図である。
【図14】図6のアダプタの使用方法を変えた場合のコ
ンパチブルプレーヤの他の実施例を示す斜視図である。
【図15】図14のトレイのアダプタ及びこのアダプタ
を移動させるための回動アームの配設状態を示す平面図
である。
【図16】図14のトレイを示す断面図である。
【図17】図14のトレイにおけるCD再生時を示す平
面図である。
【図18】図17のトレイを示す断面図である。
【図19】図14のトレイにおけるMD再生時を示す平
面図である。
【図20】図19のトレイを示す断面図である。
【図21】図15のアダプタを回動させるための回動ア
ームの構成を変えた場合の他の実施例を示す平面図であ
る。
【図22】図15のアダプタを回動させるための回動ア
ームの構成を変えた場合の他の実施例を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
10 プレーヤ本体 20 トレイ 21 トレイ本体 22 ディスク載置部 23 MD載置部 30 CD 40,40A,40B アダプタ 45,73 磁石 50 MDカートリッジ 52 MD 60 スピンドルモータ 62 MDホイール 70 クランパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 靭矢 修己 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 松田 雅夫 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 ▲吉▼岡 実 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクの中心孔に装着されるアダプタ
    装置であって、 前記ディスクの一面側に当接し、他のディスクとの記録
    面の高さ位置をピックアップに対して同一とするベース
    体と、 このベース体の中心部に設けられ、前記ディスクの中心
    孔縁部に圧接する中空形状の圧接部と、 この圧接部の中空部に取り付けられている磁石若しくは
    磁性体からなる磁性部材とが具備されていることを特徴
    とするアダプタ装置。
JP5244973A 1993-09-30 1993-09-30 アダプタ装置 Pending JPH0798953A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5244973A JPH0798953A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 アダプタ装置

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