JP2005280017A - サーマルプリンタのヘッド圧接機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明のサーマルプリンタのヘッド圧接機構11は、駆動源である久土ギア23の回転が伝達されて回転可能なプラテンローラ13と、このプラテンローラ13に所定の圧接圧で圧接するサーマルヘッド16とを備え、サーマルヘッド16の圧接圧を切換可能な切換手段20を配設し、この切換手段20によって、プラテンローラ13とサーマルヘッド16との間に記録用紙を圧接挟持して印刷時は、圧接圧が強圧接に、また、記録用紙に印刷しない時は、圧接圧が弱圧接または無負荷状態になるように切換可能になっている。
【選択図】 図1
Description
前記ヘッド取付台5は、下方側がフレーム1の底板(図示せず)に立設している。また、図7に示すように、ヘッド取付台5下部側には、側板1aに形成した略U字状の軸支持部1bを開閉可能な、略L字状の係止部材6が回動可能に配設されている。
前記係止部材6は、図7に示すように、軸受け3aを介して回転軸3を軸支部1bに押圧可能な傾斜状の押圧面6aが形成されている。
また、係止部材6は、図示下方側の左端部側に形成した丸穴状の回動支点6bが、ヘッド取付台5の下方側に取り付けた支持ピン7に嵌合させて取り付けられている。
このことにより、押圧面6aが回転軸3を図示左方向に押圧して、プラテンローラ2のローラ部2aの外周面がサーマルヘッド4に所定の圧接圧で圧接されるようになっている。
そのために、ローラ部2aがゴムからなるプラテンローラ2は、サーマルヘッド4が圧接する部分が変形して圧接痕が発生し、感熱紙に印刷する画像にカスレ等が発生して、画像品質が低下するおそれがあった。
本発明は、前述したような課題を解決するために、プラテンローラに圧接するサーマルヘッドの圧接圧を、印刷時と印刷を行わない時とで切り換えて、プラテンローラに圧接痕が発生しないようにしたサーマルプリンタのヘッド圧接機構を提供することを目的とする。
前記アイドラギアの他方向への回転で、前記揺動板が他方向に揺動して前記第1揺動ギアと前記切換ギアとの噛み合いが外れると共に、前記第2揺動ギアが前記切換ギアに噛み合って前記切換ギアが他方向に回転可能になっていることを特徴とする。
そのために、高品質な画像印刷が可能なサーマルヘッドを提供できる。
まず、本発明の実施の形態のサーマルプリンタのヘッド圧接機構11を、図1、図2に基づいて説明すると、フレーム12には、プラテンローラ13が回転駆動可能に支持されている。
また、フレーム12から外側に位置する回転軸13bには、軸心と直交する図示左右方向に一対の凸部13cが形成されている。
前記プラテンギア14の回転中心には、プラテンローラ13の回転軸13bが回転自在に嵌合可能な軸孔14aが形成され、この軸孔14aには、互いに対向する位置に、略扇状の凹部14bが形成されている。
そのために、プラテンギア14を回転駆動させて、凹部14bの扇状の側壁が凸部13cに当接してない間は、プラテンローラ13の回転が一時的に停止し、凹部14の側壁が凸部13cに当接することによって、プラテンギア14の回転がプラテンローラ13に伝達されるようになっている。
前記ヘッド基板16aは、プラテンローラ13の軸長手方向に沿って、複数の発熱素子(図示せず)が整列形成され、この発熱素子を形成した部分がプラテンローラ13の外周部に所定の圧接圧で圧接するようになっている。
また、サーマルヘッド16のヘッド取付台16bの背面側には、圧縮コイルバネからなる弾性部材17が配設され、この弾性部材17によって、サーマルヘッド17がプラテンローラ13側に弾性付勢されている。
前記弾性部材17は、筒状の収納部材18に収納され、この収納部材18の図示右の開放部がカバー19で遮蔽されている。
即ち、弾性部材17は、収納部材18を介してサーマルヘッド16をプラテンローラ13に所定の圧接圧で圧接するようになっている。
前記切換手段20は、後述する駆動源に直結した駆動ギア23の回転が伝達されて回転可能な切換ギア21を有し、この切換ギア21には、外周部の歯山の一部を切り欠いて欠け歯部21aが形成されている。
そして、切換ギア21の回転により、カム部22のバネ押圧部22aが弾性部材17を押圧すると、弾性部材17のサーマルヘッド16に対する付勢力が可変するようになっている。
前記アイドラギア24の回転中心には、略三角形状の揺動板25が支持されて揺動自在になっており、揺動板25の2箇所のコーナ部には、アイドラギア24に常時噛み合う第1、第2揺動ギア26、27が回転自在に支持されている。
また、アイドラギア25が時計回り方向に回転すると、揺動板25の時計回り方向に揺動して第2揺動ギア27が切換ギア21に噛み合うようになっている。
そのために、駆動源であるモータの出力が小さくても、プラテンローラ13を大きな駆動力で回転させることができる。
また、弱圧接から強圧接に切り換わる間のプラテンギア14は、駆動源の回転が第1、第2減速ギア18、29を介して伝達されて回転しているが、プラテンローラ13は、凸部13cと凹部14bとの遊びによって空回りするので、回転が停止した状態になっている。
すると、プラテンギア14の凹部14bの側壁がプラテンローラ13の凸部13cに当接して、プラテンローラ13が反時計回り方向に回転する。
このプラテンローラ13の反時計回り方向の回転で、記録用紙が図示上方に搬送されると共に、サーマルヘッド16の複数の発熱素子が、印刷情報に基づいて選択的に発熱して、感熱紙からなる記録用紙が発色し、記録用紙に所望の画像を印刷することができる。
すると、揺動板25は、他方向に揺動して、第1揺動ギア26と切換ギア21との噛み合いが外れると共に、第2揺動ギア27が切換ギア21に噛み合って、切換ギア21が他方向の時計回り方向に回転する。
このことにより、プラテンローラ13に圧接するサーマルヘッド16の圧接圧が強圧接から弱圧接または無負荷状態に切り換わる。
また、強圧接から弱圧接に切り換わる間のプラテンギア14は、駆動源の回転が第1、第2減速ギア18、29を介して伝達されて回転しているが、プラテンローラ13は、凸部13cと凹部14bとの遊びによって空回りするので、回転が停止した状態になる。
この状態で、印刷が再開されるまで放置したとしても、サーマルヘッド16の圧接圧が強圧接から弱圧接または無負荷状態に切り換わっているので、プラテンローラ13にサーマルヘッドの圧接痕が付くことがない。
12 フレーム
13 プラテンローラ
13a ローラ部
13b 回転軸
13c 凸部
14 プラテンギア
14a 軸孔
14b 凹部
16 サーマルヘッド
16a ヘッド板
16b ヘッド取付台
16c 支持部
17 弾性部材
18 収納部材
19 カバー
20 切換手段
21 切換ギア
22 カム部
22a バネ押圧部
22b 押圧解除部
23 駆動ギア
24 アイドラギア
25 揺動板
26 第1揺動ギア
27 第2揺動ギア
28 第1減速ギア
29 第2減速ギア
Claims (10)
- 駆動源の回転が伝達されて回転可能なプラテンローラと、このプラテンローラに所定の圧接圧で圧接するサーマルヘッドとを備え、前記サーマルヘッドの前記圧接圧を切換可能な切換手段を配設し、この切換手段によって、前記プラテンローラと前記サーマルヘッドとの間に記録用紙を圧接挟持して印刷時は、前記圧接圧が強圧接に、また、前記記録用紙に印刷しない時は、前記圧接圧が弱圧接または無負荷状態になるように切換可能になっていることを特徴とするサーマルプリンタのヘッド圧接機構。
- 前記サーマルヘッドには、前記所定の付勢力の弾性部材が弾性付勢され、前記切換手段によって、前記弾性部材の前記付勢力が可変可能になっていることを特徴とする請求項1記載のサーマルプリンタのヘッド圧接機構。
- 前記切換手段は、前記駆動源の回転が伝達されて回転可能な切換ギアを有し、この切換ギアには、前記弾性部材の付勢力を可変可能なカム部が一体形成され、前記切換ギアの回転により、前記カム部が前記弾性部材を押圧するようにしたことを特徴とする請求項2記載のサーマルプリンタのヘッド圧接機構。
- 前記切換ギアは、一方向と他方向の両方向に所定の回転角度で回転可能になっており、前記サーマルヘッドの圧接圧を切り換えた後は、前記切換ギアの回転が停止し、前記カム部によって、前記切り換えた後の前記圧接圧で保持されるようになっていることを特徴とする請求項3記載のサーマルプリンタのヘッド圧接機構。
- 前記駆動源と前記切換ギアとの間には、前記駆動源の回転が伝達されて回転可能なアイドラギアが配設され、このアイドラギアには、このアイドラギアの回転に伴って揺動可能な揺動板が支持され、前記揺動板には、前記アイドラギアに常時噛み合う第1、第2揺動ギアが配設され、前記アイドラギアの一方向への回転で、前記揺動板が一方向に揺動して前記第1揺動ギアが前記切換ギアに噛み合って前記切換ギアが一方向に回転可能になっており、
前記アイドラギアの他方向への回転で、前記揺動板が他方向に揺動して前記第1揺動ギアと前記切換ギアとの噛み合いが外れると共に、前記第2揺動ギアが前記切換ギアに噛み合って前記切換ギアが他方向に回転可能になっていることを特徴とする請求項3または4記載のサーマルプリンタのヘッド圧接機構。 - 前記切換ギアの回転方向が前記一方向または前記他方向に切り換えられることで、前記サーマルヘッドに対する前記圧接圧が前記切換可能になっていることを特徴とする請求項5記載のサーマルプリンタのヘッド圧接機構。
- 前記切換ギアは、外周部の歯山の一部を切り欠いて欠け歯部が形成され、前記サーマルヘッドの前記圧接圧が前記強圧接に切り換えられると、前記第1揺動ギアが前記欠け歯部に位置して、前記第1揺動ギアと前記切換ギアとの噛み合いが解除されて前記切換ギアの回転が停止することを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載のサーマルプリンタのヘッド圧接機構。
- 前記プラテンローラに形成した回転軸には、前記駆動源の回転を伝達可能なプラテンギアが軸支されており、前記プラテンギアを介して前記プラテンローラが回転中において、前記サーマルヘッドの圧接圧が前記強圧接から前記弱圧接に、または、前記弱圧接から前記強圧接に切換時には、前記駆動源の回転伝達が一時的に解除されて、前記プラテンローラの回転が停止するようになっていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のサーマルプリンタのヘッド圧接機構。
- 前記プラテンローラの前記回転軸には、軸心方向と直交する方向に凸部が形成され、前記プラテンギアの前記回転軸が嵌合する軸孔には、前記凸部が回転方向に所定の遊びをもって係合可能な凹部が形成されていることを特徴とする請求項8記載のサーマルプリンタのヘッド圧接機構。
- 前記プラテンローラと前記駆動源との間には、複数の減速ギアが配設され、前記駆動源の回転が所定の回転比で減速されて前記プラテンローラに伝達されるようになっていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のサーマルプリンタのヘッド圧接機構。
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JP2004094848A JP2005280017A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | サーマルプリンタのヘッド圧接機構 |
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Publications (1)
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JP2004094848A Withdrawn JP2005280017A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | サーマルプリンタのヘッド圧接機構 |
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Cited By (2)
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EP2060399A2 (en) | 2007-11-15 | 2009-05-20 | Alps Electric Co., Ltd. | Head mechanism of thermal printer |
CN110271300A (zh) * | 2019-07-25 | 2019-09-24 | 广州创升家纺有限公司 | 一种棉麻纤维织物喷墨印花装置 |
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2004
- 2004-03-29 JP JP2004094848A patent/JP2005280017A/ja not_active Withdrawn
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US7889218B2 (en) | 2007-11-15 | 2011-02-15 | Alps Electric Co., Ltd. | Head mechanism of thermal printer |
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