JP2005276909A - 電子部品実装装置 - Google Patents

電子部品実装装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005276909A
JP2005276909A JP2004084614A JP2004084614A JP2005276909A JP 2005276909 A JP2005276909 A JP 2005276909A JP 2004084614 A JP2004084614 A JP 2004084614A JP 2004084614 A JP2004084614 A JP 2004084614A JP 2005276909 A JP2005276909 A JP 2005276909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
substrate
component supply
supply set
electronic component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004084614A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Saito
勝 斎藤
Hiroshi Anzai
洋 安西
Naoyuki Hachiman
直幸 八幡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP2004084614A priority Critical patent/JP2005276909A/ja
Priority to CN 200510059447 priority patent/CN1674776A/zh
Publication of JP2005276909A publication Critical patent/JP2005276909A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

【課題】本発明の目的は、電子部品を電子回路基板上に搭載する電子部品搭載装
置において、装着ヘッド部11に配設した複数の吸着ノズル11aによるチップ部品32の吸着から各吸着したチップ部品32の認識そしてチップ部品32の装着までの動作を効率良く行なうことができ、かつ、安価でコンパクトに組み込むことができるようにする。
【解決手段】本発明の電子部品搭載装置10は、第1部品供給セット14aと第2部品供給セット14bの間に第1撮像装置15を備え、第1部品供給セット14aのチップ部品32は第1撮像装置15で撮像後に第2基板保持部13bの基板19に装着し、第2部品供給セット14bのチップ部品32は第1撮像装置15で撮像後に第1基板保持部13aに装着する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子部品を装着ヘッドの吸着ノズルで吸着して回路基板に装着する電子部品実装装置に関し、部品供給部での吸着ノズルによる部品の吸着から部品の撮像そして基板への部品の装着までの処理動作にかかるものである。
従来、吸着ノズルを有する部品装着用のヘッドユニットにより、テープフィーダー等の部品供給部からチップ部品を吸着して、位置決めされているプリント基板上に移送し、プリント基板の所定位置に装着するようにした部品装着装置は一般に知られている。この装置においては、上記ヘッドユニットがX軸方向およびY軸方向に移動可能とされるとともに、吸着ノズルがZ軸方向に移動可能かつ回転可能とされ、各方向の移動および回転のための駆動機構が設けられている。
この部品装着装置においては、チップ部品が吸着ノズルに吸着された段階ではチップ部品の位置(中心位置および回転角)にばらつきがあるので、そのチップ部品の位置を検出し、それに基づいて装着位置を補正することが要求される。そのために、吸着ノズルにより吸着されたチップ部品を撮像するCCDカメラ等の撮像手段と、この撮像手段により撮像したチップ部品の画像を処理する画像処理手段とからなる認識手段を設け、この認識手段により部品吸着状態を認識し、例えば吸着位置を検出して、その位置検出に基づき装着位置の補正量を求めるようにしたものも知られている。
ところで、ヘッドユニットをX軸方向およびY軸方向に移動可能とする構造としたものが一般的であるが、例えば、特許文献1においてはヘッドユニットをX軸方向にのみ移動可能とする一方、プリント基板を保持する作業ステーションをY軸方向に移動可能とすることと、処理能率向上のため多数の吸着ノズルをヘッドユニットに設けている。そして、2つの作業ステーションを装着して、各作業ステーションに基板を載置して2枚の基板に対して2つのヘッドユニットにて同時に部品装着の作業をさせることにより処理能率向上を図っている。
特開平11−346099号公報
しかしながら、前記特許文献1においては部品供給部、CCDカメラ、基板、部品供給部の順に左から右に配置されているため、右側の部品供給部にて吸着保持されたチップ部品は、装着すべき基板上を一旦通過してCCDカメラ上に移動してチップ部品を撮像した後に再び基板上に戻ってチップ部品を装着するという動作の無駄が生じている。また2枚の基板を載置して部品装着の作業をさせているが、ヘッドユニット、X軸移動部、基板の作業ステーション、Y軸移動部が2セット必要となりコストアップとなっている。
そこで本発明は、部品供給部におけるチップ部品の吸着保持からCCDカメラ上に移動してチップ部品の撮像そして基板上に移動してチップ部品を基板に装着という一連の動作を効率よく行うようにし、部品を装着すべき基板上を通過してまた基板に戻ってくるような無駄な動作をすることはない。また、基板は2枚装着しての部品装着の作業をさせているが、1つのヘッドユニットで実現して、安価で処理能率の良い電子部品実装装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明では、部品供給部から電子部品を吸着ノスルに吸着保持して取り出し、基板の所定位置に前記電子部品を装着する電子部品実装装置において、一直線に沿って前記基板を搬送するとともに前記基板を固定的に保持する第1基板保持部と第2基板保持部を備える基板搬送装置と、前記基板搬送装置に沿って配置された複数の部品供給部有するとともに前記第1基板保持部の側に位置する第1部品供給セットと前記第2基板保持部の側に位置する第2部品供給セットと、前記第1部品供給セットと前記第2部品供給セットの間に位置して前記電子部品を撮像する第1撮像装置とを有し、前記第1部品供給セットにて吸着保持した前記電子部品を前記第1撮像装置で撮像した後に前記第2基板保持部に保持された前記基板に装着し、前記第2部品供給セットにて吸着保持した前記電子部品を前記第1撮像装置で撮像した後に前記第1基板保持部に保持された前記基板に装着することで、前記課題を解決している。
そして請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の電子部品実装装置において、前記基板搬送装置に沿って配置された複数の部品供給部有するとともに前記第1基板保持部をはさんで前記第1部品供給セットに対峙する側に位置する第3部品供給セットと前記第2基板保持部をはさんで前記第2部品供給セットに対峙する側に位置する第4部品供給セットと、前記第3部品供給セットと前記第4部品供給セットの間に位置して前記電子部品を撮像する第2撮像装置とを有し、前記第3部品供給セットにて吸着保持した前記電子部品を前記第2撮像装置で撮像した後に前記第2基板保持部に保持された前記基板に装着し、前記第4部品供給セットにて吸着保持した前記電子部品を前記第2撮像装置で撮像した後に前記第1基板保持部に保持された前記基板に装着することを特徴としている。
本発明の電子部品実装装置によれば、基板搬送装置のX軸に伸びる方向に沿って基板を保持する保持部と電子部品を供給する部品供給セットを各々2づつ設け、2つの部品供給セットとその間に撮像装置を設けた。撮像装置はX軸方向に対しては2つの保持部の間となる位置関係ともなる。そして右側の部品供給セットで電子部品を吸着保持し、左側にある撮像装置上に移動して電子部品を撮像し、さらに左側にある基板保持部に保持された基板上に移動して電子部品を装着し、次に左側の部品供給セットで電子部品を吸着保持し、右側にある撮像装置上に移動して電子部品を撮像し、さらに右側にある基板保持部に保持された基板上に移動して電子部品を装着する。以上のように電子部品の吸着保持から撮像、装着と一連の方向をもって移動するものであり、電子部品を装着すべき基板上を通り越して撮像装置まで移動し、撮像後に基板に戻ってくるような無駄な動作をしないとともに、2枚の基板を1つのヘッドユニットで処理しているから処理効率がよく安価な構成で電子部品の装着が可能である。
更に、既に設けた撮像装置と2つの部品供給セットに対して基板保持装置を挟んで相対する側に同一構成の2つの部品供給セットとその間に撮像装置とを設け、上記と同一の電子部品の吸着保持、撮像、装着の動作を行うようにした。すなわち、右側の部品供給セットで電子部品を吸着保持し、左側にある撮像装置上に移動して電子部品を撮像し、さらに左側にある基板保持部に保持された基板上に移動して電子部品を装着し、次に左側の部品供給セットで電子部品を吸着保持し、右側にある撮像装置上に移動して電子部品を撮像し、さらに右側にある基板保持部に保持された基板上に移動して電子部品を装着する。以上から、部品の種類を増やすことができるとともに、処理効率の向上を図ることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態である電子部品実装装置の斜視図である。図2は電子部品実装装置の模式的平面図、図3はシステム構成を示すブロック図、図4は電子部品実装装置の動作を示すフローチャートであり、図5は図4のフローチャートに続くフローチャートである。
まず、図1および図2を参照して電子部品実装装置10の全体構造を説明する。図1において、13は基板搬送装置である。基板搬送装置13にはその中央部付近をはさんで第1基板保持部13aと第2基板保持部13bが配置されている。基板搬送装置13によって搬送された基板19、19が第1基板保持部13aと第2基板保持部13bに保持されている。X軸ガイド17はY軸ガイド18に掛け渡され、Y軸ガイド18に支持されておりY方向に水平移動可能である。装着ヘッド部11はX軸ガイド17に支持されておりX方向に水平移動可能である。装着ヘッド部11はX軸ガイド17とY軸ガイド18により構成されるXY移送部12によりX方向およびY方向に水平移動可能である。
装着ヘッド部11には、電子部品を吸着・保持する吸着ノズル11aが配設されている。装着ヘッド部11はそのノズルの下端部に部品供給部(フィーダ)14の電子部品供給位置Pに供給される電子部品(チップ部品)32(図3参照)を真空吸着して撮像装置(第1撮像装置15、第2撮像装置16)15、16の上部へXY移動する。撮像装置15、16はチップ部品の下面を撮像し、画像認識処理により吸着・保持したチップ部品32の吸着ずれ量(XY誤差、角度誤差)を演算して、基板19の正規装着位置に対する位置補正を行って基板19に装着する。
図2において、基板搬送装置13の長手方向、すなわち基板搬送方向がX軸方向であり、X軸方向右側が上流工程、左側が下流工程とする。すなわち、基板搬送装置13は右側から左側に一直線に沿って基板19を搬送する。基板搬送装置13には基板19を固定的に保持する基板保持部が設置されている。基板保持部は基板19の両端部の上面を基板搬送装置13のL型レール下面に押し当てることにより基板19を固定的に保持する。上流工程方向に設置されているのが第1基板保持部13aであり、下流工程方向に設置されているのが第2基板保持部13bである。第1基板保持部13aと第2基板保持部13bは基板搬送装置13のX軸方向中央部を挟んでほぼ相似な距離で配置されている。
また、基板搬送装置13の両側方に沿って複数の部品供給部14が配置されている。この部品供給部14は供給テープを備えたフィーダー(テープフィーダー)を有し、各供給テープは、それぞれ、IC、トランジスタ、抵抗、コンデンサ等の小片状のチップ部品を収納・保持し、リールに巻回されている。複数の部品供給部14は基板搬送装置13の前方と後方において各々2つの集団に分けられている。基板搬送装置13の前方(手前側)においては、第1基板保持部13aの側(上流工程の方向)の集団が第1部品供給セット14aであり、第2基板保持部13bの側(下流工程の方向)の集団が第2部品供給セット14bである。基板搬送装置13の後方(向こう側)においては、第1基板保持部13aの側(上流工程の方向)の集団が第3部品供給セット14cであり、第2基板保持部13bの側(下流工程の方向)の集団が第4部品供給セット14dである。
そして、第1部品供給ユニット14aと第2部品供給ユニット14bが同一の電子部品の種類の構成であり、第3部品供給ユニット14cと第4部品供給ユニット14dが同一のチップ部品32の種類の構成である。他の構成としては第1部品供給ユニット14aと第4部品供給ユニット14dを同一のチップ部品32の種類の構成とし、第2部品供給ユニット14bと第3部品供給ユニット14cを同一のチップ部品32の種類とすることができる。
さらに、基板搬送装置13に沿って並ぶ2つの部品供給ユニットの間には撮像装着が配置されている。撮像装置は2つの基板保持部についてもX軸方向に関してはその中間部に位置している。すなわち、第1部品供給ユニット14aと第2部品供給ユニット14bの中間に位置するのが第1撮像装置15であり、第3部品供給ユニット14cと第4部品供給ユニット14dの中間に位置するのが第2撮像装置16である。
第1部品供給ユニット14aおよび第2部品供給ユニット14bの各部品供給部(フィーダ)14の電子部品供給位置Pを結ぶ直線Lfは第1撮像部15の撮像中心Gfを通る。これにより、第1部品供給ユニット14aまたは第2部品供給ユニット14bで吸着保持したチップ部品32を、Y軸方向に移動することなくX軸方向への移動のみで第1撮像装置15の上へ移動して撮像することができる。
同様に、第3部品供給ユニット14cおよび第4部品供給ユニット14dの各部品供給部(フィーダ)14の電子部品供給位置Pを結ぶ直線Lrは第2撮像部16の撮像中心Grを通る。これにより、第3部品供給ユニット14cまたは第4部品供給ユニット14dで吸着保持したチップ部品32を、Y軸方向に移動することなくX軸方向への移動のみで第2撮像装置16の上へ移動して撮像することができる。
図3は電子部品実装装置の制御系の構成を示している。20は装置全体を制御するマイクロコンピュータ(CPU)、並びにRAM、ROMなどからなるコントローラ(制御手段)であり、これに以下の21〜30の構成が接続され、それぞれを制御する。
X軸モータ21は、装着ヘッドのX軸移動機構の駆動源で、装着ヘッド部11をX軸ガイドに沿ってX軸方向に移動させ、また、Y軸モータ22は、装着ヘッド部11のY軸移動機構の駆動源で、X軸ガイド17をY軸ガイド18に沿ってY軸方向に駆動し、それにより装着ヘッド部11はX軸方向とY軸方向に移動可能となる。
Z軸モータ23は、吸着ノズル11aを昇降させるZ軸昇降機構の駆動源で、吸着ノズル11aをZ軸方向に昇降させる。また、θ軸モータ24は、吸着ノズル11aのθ軸回転機構の駆動源で、吸着ノズル11aをそのノズル中心軸を中心にして回転させる。なお、図3では、Z軸モータ23とθ軸モータ24は、1個しか図示されていないが、装着される吸着ノズル11aの数だけ設けられる。
バキューム機構26は真空を発生し、不図示のバキュームスイッチを介して装着ヘッド部11のそれぞれの吸着ノズル11aに真空の負圧を発生させる。負圧によりチップ部品32を部品供給部14から吸着・保持し、負圧供給カットによりチップ部品32を基板19に装着する。
画像認識装置27は、吸着ノズル11aのそれぞれに吸着された電子部品(チップ部品)32の画像認識を行うもので、A/D変換器27a、メモリ27b及びCPU27cから構成される。そして、吸着されたチップ部品32を撮像した撮像装置(CCDカメラ)31から出力されるアナログの画像信号をA/D変換器27aにより画像データのデジタル信号に変換してメモリ27bに格納し、CPU27cがその画像データに基づいて吸着されたチップ部品32の吸着位置のずれ量と吸着角度ずれを算出する。図3では、CCDカメラ31は、1個しか図示されていないが、配置される撮像装置の数だけ設けられる。さらに、基板マーク認識用としてCCDカメラ31が装着ヘッド部11に配設されている。
記憶装置26は、フラッシュメモリなどで構成され、キーボード28とマウス29により入力された部品データ、あるいは不図示のホストコンピュータから供給される部品データを格納するのに用いられる。
キーボード28とマウス29は部品データなどのデータを入力するために用いられる。モニタ(表示装置)30は、部品データ、演算データ、及びCCDカメラ31で撮像したチップ部品32の画像などを表示する。
なお、図3は、制御系の構成を示す図なので、各要素の配置は必ずしも、実際のものとは一致していない。例えば、チップ部品32を撮像するCCDカメラ31は上向きであるのに対して、基板マーク認識用のCCDカメラ31は下向きである。
電子部品実装装置10の構成は上記のように成り、以下その動作について説明する。まず基板搬送装置13により基板19を第2基板保持部13bおよび第1基板保持部13aに搬送して固定的に保持する。装着ヘッド部11をXY移動させて装着ヘッド部11に取付けたCCDカメラ31により基板マークを撮像する。そして画像処理により基板19の所定位置からのXYずれ量と傾き(水平方向)を計算する。すなわち基板位置決めの補正値を求める。そして、基板位置決めの補正値を用いてチップ部品の位置を補正して装着する。
図4および図5のフローチャートは、部品装着処理の全体を示している。図4においてスタートから第1部品供給セット14aからチップ部品32を取出すのかどうかの分岐に進む(ステップST1)。なお、第1部品供給セット14aそして第2部品供給セット14bの順にチップ部品32を取出す。従って、第1部品供給セット14aからチップ部品32を取り出すのでYesに進み、第1部品供給セット14aへ装着ヘッド部11を移動する(ステップST2)。
次に、装着ヘッド部11の作動および吸着ノズル11aの作動により、吸着ノズル11aが部品供給部14のチップ部品供給位置Pへ移動される。そして、バキューム機構25を作動させ各吸着ノズル11aに供給される負圧でチップ部品32が吸着される(ステップST3)。
必要数のチップ部品32の吸着が終了すると、装着ヘッド部11が第1撮像装置15の上方へ移動される(ステップST4)。そして、ステップST5では、第1撮像装置15の上方を通過する各吸着ノズル11aに対して照明の照射(フラッシュ)が順次行なわれつつ、各吸着ノズル11aに吸着されたチップ部品がCCDカメラ31で撮像されて、その画像が取り込まれる(ステップST5)。なお、取り込んだ画像から部品位置が検出され、それに基づいて吸着ノズル11aの位置から部品位置までのずれ量が算出される。
次に、処理中のチップ部品32は第1部品供給セット14aの部品かどうかの分岐に入る(ステップST6)。第1部品供給セットの14a部品であるからYesへ進み、装着ヘッド部11を第2基板保持部13bへ移動する(ステップST7)。第2基板保持部13bに保持された基板19に対して吸着ノズル11aが上記ずれ量分だけ補正された装着位置へ移動され、装着位置で吸着ノズル11aの下降とバキューム機構25による負圧供給カット等により基板19へのチップ部品32の装着が行なわれる(ステップST8)。
さらに、第2部品供給セット14bからのチップ部品32の取り出しは済かどうかの分岐に入る(ステップST9)。第2部品供給セット14bからのチップ部品32の取り出しは終わっていないのでNoに進み、ステップST1に戻る。ステップST1は第1部品供給セット14aからチップ部品32を取出すのかどうかの分岐であるからNoに進み、装着ヘッド部11を第2部品供給セット14bへ移動する(ステップST10)。ステップST10からステップST3に進み、装着ヘッド部11の作動および吸着ノズル11aの作動により、吸着ノズル11aが部品供給部14のチップ部品供給位置Pへ移動される。そして、バキューム機構25を作動させ各吸着ノズル11aに供給される負圧でチップ部品32が吸着される。
前述と同様にステップST4では必要数のチップ部品32の吸着が終了すると、装着ヘッド部11が第1撮像装置15の上方へ移動される。そして、ステップST5では、第1撮像装置15の上方を通過する各吸着ノズル11aに対して照明の照射(フラッシュ)が順次行なわれつつ、各吸着ノズル11aに吸着されたチップ部品がCCDカメラ31で撮像されて、その画像が取り込まれる(ステップST5)。なお、取り込んだ画像から部品位置が検出され、それに基づいて吸着ノズル11aの位置から部品位置までのずれ量が算出される。
次のステップST6では処理中のチップ部品32は第1部品供給セット14aのチップ部品32かどうかの分岐である。第2部品供給セット14bから取り出したチップ部品32を処理中であるのでNoに進み、装着ヘッド部11を第1基板保持部13aへ移動する(ステップST11)。
そして、第1基板保持部13aに保持された基板19に対して吸着ノズル11aが上記ずれ量分だけ補正された装着位置へ移動され、装着位置で吸着ノズルの下降とバキューム機構25による負圧供給カット等によりチップ部品の装着が行なわれる(ステップST8)。さらに、第2部品供給セット済かどうかの分岐に入る(ステップST9)。第2部品供給セット14bからのチップ部品32の取り出し・装着は終わっているのでYesからAに進む。
図5に移って、第3部品供給セット14cからチップ部品32を取出すのかどうかの分岐に入る(ステップST12)。なお、第3部品供給セット14cそして第4部品供給セット14dの順にチップ部品32を取出す。従って、第3部品供給セット14cからチップ部品32を取り出すのでYesに進み、第3部品供給セット14cへ装着ヘッド部11を移動する(ステップST13)。
次に、装着ヘッド部11の作動および吸着ノズル11aの作動により、吸着ノズル11aが部品供給部14のチップ部品供給位置Pへ移動される。そして、バキューム機構25を作動させ各吸着ノズル11aに供給される負圧でチップ部品が吸着される(ステップST14)。
必要数のチップ部品32の吸着が終了すると、装着ヘッド部11が第2撮像装置16の上方へ移動される(ステップST15)。そして、ステップST16では、第2撮像装置16の上方を通過する各吸着ノズル11aに対して照明の照射(フラッシュ)が順次行なわれつつ、各吸着ノズル11aに吸着されたチップ部品がCCDカメラ31で撮像されて、その画像が取り込まれる。なお、取り込んだ画像から部品位置が検出され、それに基づいて吸着ノズル11aの位置から部品位置までのずれ量が算出される。
次に、処理中のチップ部品32は第3部品供給セット14cのチップ部品32かどうかの分岐に入る(ステップST17)。第3部品供給セット14cから取り出したチップ部品32であるからYesへ進み、装着ヘッド部11を第2基板保持部13bへ移動する(ステップST18)。そして、第1基板保持部13aに保持された基板19に対して吸着ノズル11aが上記ずれ量分だけ補正された装着位置へ移動され、装着位置で吸着ノズルの下降とバキューム機構25による負圧供給カット等によりチップ部品32の装着が行なわれる(ステップST19)。
さらに、第4部品供給セット14dからのチップ部品32の取り出しは済かどうかの分岐に入る(ステップST20)。第4部品供給セット14dからのチップ部品32の取り出しは終わっていないのでNoに進み、ステップST12に戻る。ステップST12は第3部品供給セット14cからチップ部品32を取出すのかどうかの分岐であるからNoに進み、装着ヘッド部11を第4部品供給セット14dへ移動する(ステップST22)。
ステップST22からステップST14へ進み、装着ヘッド部11の作動および吸着ノズル11aの作動により、吸着ノズル11aが部品供給部14のチップ部品供給位置Pへ移動される。そして、バキューム機構25を作動させ各吸着ノズル11aに供給される負圧でチップ部品32が吸着される。
必要数のチップ部品32の吸着が終了すると、装着ヘッド部11が第2撮像装置16の上方へ移動される(ステップST15)。そして、ステップST16では、第2撮像装置16の上方を通過する各吸着ノズル11aに対して照明の照射(フラッシュ)が順次行なわれつつ、各吸着ノズル11aに吸着されたチップ部品がCCDカメラ31で撮像されて、その画像が取り込まれる。
なお、取り込んだ画像から部品位置が検出され、それに基づいて吸着ノズル11aの位置から部品位置までのずれ量が算出される。ステップST17は処理中のチップ部品32は第3部品供給セット14cから取り出したのチップ部品32かどうかの分岐である。第4部品供給セット14dから取り出したチップ部品32を処理中なのでNoに進み、装着ヘッド部11を第1基板保持部13aへ移動する(ステップST23)。
そして、第1基板保持部13aに保持された基板19に対して吸着ノズル11aが上記ずれ量分だけ補正された装着位置へ移動される。そして、装着位置で吸着ノズル11aの下降とバキューム機構25による負圧供給カット等により基板19へのチップ部品32の装着が行なわれる(ステップST19)。
そして、ステップST19からステップST20へ進む。ステップST20は第4部品供給セット14dのチップ部品32を取り出し済かどうかの分岐であるからYesからステップST21へ進む。 ステップST21は第1基板保持部13aと第2基板保持部13bに保持されている基板2枚分の全部品装着終了かどうかの分岐である。チップ部品32の装着が終了していなければNoに進み、図4のステップST1に戻り、前述のステップ処理を繰返す。チップ部品の装着が終了していればYesに進み終了となる。
以上のように、第1部品供給セット14aのチップ部品32を吸着して第2基板保持部13bに保持された基板19に装着し、第2部品供給セット14bのチップ部品32を吸着して第1基板保持部13aに保持された基板19に装着する。そして、チップ部品32を吸着して基板19への装着の移動途中に第1撮像装置が位置する。従って、チップ部品を吸着後、基板上を通過して撮像装置上に移動して撮像し、再び、基板まで戻ってチップ部品を装着すというような無駄な動きがなく、部品の吸着から部品の認識および部品の装着が一連の動作で効率良く行われる。
同様に、第3部品供給セット14cのチップ部品32を吸着して第2基板保持部13bに保持された基板19に装着し、第4部品供給セット14bのチップ部品32を吸着して第1基板保持部13aに保持された基板19に装着する。そして、チップ部品32を吸着して基板19への装着の移動途中に第1撮像装置が位置する。従って、チップ部品を吸着後、基板上を通過して撮像装置上に移動して撮像し、再び、基板まで戻ってチップ部品を装着すというような無駄な動きがなく、部品の吸着から部品の認識および部品の装着が一連の動作で効率良く行われる。
さらに、1つの装着ヘッド部11にて2枚の基板19、19への部品の装着を処理しているので、小型で安価な電子部品実装装置を提供することができる。
第1部品供給セット14aと第2部品供給セット14bの各部品供給部14の電子部品供給位置Pを結ぶ線Lfに第1撮像装置15の中心Gfを一致させたので、チップ部品32を吸着した後、第1撮像装置15まではX軸方向への移動でよく、Y軸方向への移動をせずに済むので効率よく移動できる。同様に、第3部品供給セット14cと第4部品供給セット14dの各部品供給部14の電子部品供給位置Pを結ぶ線Lrに第2撮像装置16の中心Grを一致させたので、チップ部品32を吸着した後、第2撮像装置16まではX軸方向への移動でよく、Y軸方向への移動をせずに済むので効率よく移動できる。すなわち、重量のあるX軸ガイド17と装着ヘッド部11をY軸方向に駆動しなくてよいので、すばやく移動することができる。
本実施例では、チップ部品32の吸着を第1部品供給セット14a、第2部品供給セット14b、第3部品供給セット14c、第4部品供給セット14dの順番で説明した。他の順番としては、チップ部品32の吸着を第1部品供給セット14a、第4部品供給セット14d、第3部品供給セット14c、第2部品供給セット14bの順番でたすきがけ状の順番としてもよい。また、チップ部品32に対する照明をフラッシュとして説明したが、連続照明により電子シャタでの撮像としてもよいし、連続照明によりチップ部品32の移動を停止させて撮像してもよい。
電子部品実装装置の斜視図である。 電子部品実装装置の模式的平面図である。 システム構成を示すブロック図である。 電子部品実装装置の動作を示すフローチャートである。 図4のフローチャートに続くフローチャートである。
符号の説明
10 電子部品実装装置
11 搭載ヘッド部
11a 吸着ノズル
12 XY移送部
13 基板搬送装置
13a 第1基板保持部
13b 第2基板保持部
14 部品供給部
14a 第1部品供給セット
14b 第2部品供給セット
14c 第3部品供給セット
14d 第4部品供給セット
15 第1撮像装置(CCDカメラ)
16 第2撮像装置(CCDカメラ)
17 X軸ガイド
18 Y軸ガイド
19 基板
27 画像認識装置
32 電子部品(チップ部品)

Claims (2)

  1. 部品供給部から電子部品を吸着ノスルに吸着保持して取り出し、基板の所定位置に前記電子部品を装着する電子部品実装装置において、一直線に沿って前記基板を搬送するとともに前記基板を固定的に保持する第1基板保持部と第2基板保持部を備える基板搬送装置と、前記基板搬送装置に沿って配置された複数の部品供給部を有するとともに前記第1基板保持部の側に位置する第1部品供給セットと前記第2基板保持部の側に位置する第2部品供給群と、前記第1部品供給セットと前記第2部品供給セットの間に位置して前記電子部品を撮像する第1撮像装置とを有し、前記第1部品供給セットにて吸着保持した前記電子部品を前記第1撮像装置で撮像した後に前記第2基板保持部に保持された前記基板に装着し、前記第2部品供給セットにて吸着保持した前記電子部品を前記第1撮像装置で撮像した後に前記第1基板保持部に保持された前記基板に装着することを特徴とする電子部品実装装置。
  2. 前記基板搬送装置に沿って配置された複数の部品供給部を有するとともに前記第1基板保持部をはさんで前記第1部品供給セットに対峙する側に位置する第3部品供給セットと前記第2基板保持部をはさんで前記第2部品供給セットに対峙する側に位置する第4部品供給セットと、前記第3部品供給セットと前記第四部品供給セットの間に位置して前記電子部品を撮像する第2撮像装置とを有し、前記第3部品供給セットにて吸着保持した前記電子部品を前記第2撮像装置で撮像した後に前記第2基板保持部に保持された前記基板に装着し、前記第4部品供給セットにて吸着保持した前記電子部品を前記第2撮像装置で撮像した後に前記第1基板保持部に保持された前記基板に装着することを特徴とする請求項1記載の電子部品実装装置。
JP2004084614A 2004-03-23 2004-03-23 電子部品実装装置 Pending JP2005276909A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004084614A JP2005276909A (ja) 2004-03-23 2004-03-23 電子部品実装装置
CN 200510059447 CN1674776A (zh) 2004-03-23 2005-03-23 电子部件安装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004084614A JP2005276909A (ja) 2004-03-23 2004-03-23 電子部品実装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005276909A true JP2005276909A (ja) 2005-10-06

Family

ID=35046947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004084614A Pending JP2005276909A (ja) 2004-03-23 2004-03-23 電子部品実装装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2005276909A (ja)
CN (1) CN1674776A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4834449B2 (ja) * 2006-04-18 2011-12-14 富士機械製造株式会社 電子部品装着ヘッド及び電子部品装着装置
JP5457081B2 (ja) * 2009-06-17 2014-04-02 Juki株式会社 電子部品実装装置
CN103787071A (zh) * 2012-11-01 2014-05-14 凯吉凯精密电子技术开发(苏州)有限公司 电路板用自动抓取方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1674776A (zh) 2005-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009044044A (ja) 電子部品実装方法及び装置
JP5212347B2 (ja) 部品実装方法及び部品実装機
JP5358526B2 (ja) 実装機
JP6021374B2 (ja) 部品実装装置及び部品実装方法
JP4607679B2 (ja) 電子部品実装装置における吸着ノズルの部品吸着位置確認方法および電子部品実装装置
JP4769232B2 (ja) 実装機および部品吸着装置
JP4982287B2 (ja) バックアッププレート形成装置、これを備えた表面実装機、及びバックアッププレート形成方法
JP4829042B2 (ja) 実装機
JP5358529B2 (ja) 実装機
JP5988839B2 (ja) 部品実装機
JPH10209688A (ja) 部品搭載装置
CN102340980B (zh) 安装机
WO2012117466A1 (ja) 部品実装装置及び部品実装方法、並びに撮像装置及び撮像方法
JP2005276909A (ja) 電子部品実装装置
JP2005285840A (ja) 部品搬送装置、表面実装機および部品試験装置
JP5467370B2 (ja) 部品実装方法
JP5476607B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2009170524A (ja) 部品の実装方法および表面実装機
JP4990804B2 (ja) 表面実装機
JP4306303B2 (ja) 電子部品実装装置および電子部品実装方法
JP5071457B2 (ja) 電子部品実装装置
JP4339141B2 (ja) 表面実装機
JP4805084B2 (ja) 撮像制御装置および表面実装機
JP5506583B2 (ja) 部品実装方法
JP2010010352A (ja) 表面実装機