JP2005276248A - 記録装置、記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録時におけるスキュー調整とOPC処理のタイミングの適正化による記録性能の向上。
【解決手段】
スキュー調整は、記録動作中において、一定時間が経過する毎、或いは記録動作の進行が一定アドレス区間を経過する毎にに行われるようにし、これによってディスクの半径位置で見ると、ディスク外周側にいくほど、スキュー調整が行われる半径位置としての間隔が詰められていくようにする。またランニングOPCについては、そのスキュー調整が行われる間の期間(つまり上記一定時間の進行中、或いは一定アドレス区間の進行中)に行われるようにする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、ディスク記録媒体に対する記録装置、及び記録方法に関し、特に記録動作中のレーザパワー制御とスキュー調整に関するものである。
特許第2764965号 特開平4−10237号公報 特開平6−76288号公報 特開2000−331364号公報 特開2001−184689号公報
光ディスクを記録媒体とする記録再生装置が広く普及しており、光ディスクとしても、再生専用ディスク、ライトワンスディスク、リライタブルディスク等が利用されている。
再生専用ディスクは、例えばエンボスピットによって情報記録が行われる、いわゆるROMタイプディスクである。
ライトワンスディスクは、記録層に色素変化膜を用い、レーザ光によって色素変化ピット(マーク)を形成することで情報の記録を行うディスクであって、1回だけの書込が可能とされる。
リライタブルディスクは、記録層に相変化膜を用い、レーザ光によって相変化ピット(マーク)を形成することで情報の記録を行うディスクであって、書換が可能とされる。
これら各種ディスクは、それぞれの特徴に応じて各種用途に使い分けられている。
ところで、ライトワンスディスクやリライタブルディスクに対する記録装置では、記録動作中にレーザパワーコントロールを行うことが有効とされている。この技術は、いわゆるランニングOPC(Oputimum Power Control)として知られている。
特に、ディスクの製造ムラ(記録膜のムラ)や、スキュー(光軸とディスクの傾き)状況などに対してランニングOPCが有効である。例えば記録中に記録膜の製造ムラやスキュー状況によって、レーザスポットの形状やスポット内のエネルギー分布の状況が変動し、ピット形成能力が変動するため、それらに応じて記録中にレーザパワーを調整し、ピット形成能力を保つようにすることが好適となる。
上記特許文献1,2,3にはランニングOPCの技術が開示されている。
また光学ヘッドによるレーザ光軸とディスクの間は、ディスクのソリなどが原因でスキュー(傾き)を生じるが、レーザ光軸に対して光ディスクがラジアル方向に傾いているとコマ収差が発生し、そのためジッターが大きくなり再生が困難になる。特に、ディスクの高密度化に伴い、レーザ波長の短波長化や光学系の高NA化などが進むと、ディスクの記録面に対するレーザ光軸の傾きのマージンが少なくなり、それに応じてスキュー調整の重要度が増す。
このため、スキュー調整機構を備え、光学ヘッド(光ピックアップ)の傾きを調整することが行われ、上記特許文献4,5にみられるように、スキュー調整に関する各種の技術が提案されている。
スキュー調整のための機構としては、ピックアップを機械的に傾け、ディスクの傾きに合わせる方式や、対物レンズだけを傾け、コマ収差を補正する方式、さらにピックアップ内の光路中に液晶補正板を入れる方式などがある。
また、その制御方式としては、再生されたRF信号のジッターを最小にするように制御する方法や、同じくRF信号の振幅を最大にする方法や、トラッキングサーボを掛けていないときのプッシュプル信号の振幅を最大にする方法などがある。他に、外部センサーを用いてディスクの傾きを検出する方式があるが、これは通常ピックアップを機械的に傾ける補正方式以外には適用されない。
ところで、スキュー制御のための上記方式は、いずれも再生時には有効であるが、外部センサーを用いる方式以外は、記録時に随時制御を行うことはできない。また外部センサを用いることは、コスト的或いは機構的な負担が大きくなる。
そのため記録時の傾き制御は、記録する前にディスクの各所の傾きを再生時に用いる方法で調べておいて、記録時にはそのプロファイルに沿って補正していく方式が通常の方式であった。この方式の問題点は、再生時の傾き最適点と記録時の傾き最適点が異なった場合対応できないこと、記録前に傾きを調べるため余分な時間が掛かること、測定点を多く取ると時間が非常に掛かるため測定点を増やせないこと、などがあげられる。
一方、上記特許文献4,5に記載されているように、記録時に得られるRF信号に基づいてスキュー調整を行うことが知られている。即ち記録中のRF信号をサンプルホールドしたピットレベルと呼ばれる信号に基づいて、スキュー制御を行う。これは基本的には記録時の再生RF信号は、記録レーザに応じた波形の信号が得られるが、ピットが適正に形成されるほど反射光量が少なくなることを利用するもので、つまりRF信号のピットレベルの信号レベルが小さくなるようにスキュー制御を行うものである。
この制御方式により、記録時に随時スキュー制御を行うことで上記問題は解消される。
ところが、上記特許文献1,2,3に示されるように、記録時に行う上記ランニングOPCにおいても、RF信号をサンプルホールドしたピットレベルと呼ばれる信号を誤差信号として用いてパワー制御している。
すると、記録時にはRF信号がスキュー調整とランニングOPCの両方の誤差信号として用いられることになるが、スキュー状態とレーザパワーは相互に影響を与えるため、スキュー調整とランニングOPCを同時に実行することは困難である。基本的には、スキュー調整を行う際には、ランニングOPCを止めて、レーザパワーを固定した状態としなければならない。また、ランニングOPCは、スキュー調整がなされた後の状態で行われることが好ましい。
このことから、ランニングOPCとスキュー調整の2つの制御を、それぞれが干渉し合うことなく、合理的に実行できるようにすることが求められている。
そこで本発明は、記録動作中のランニングOPCとスキュー調整を交互に行う間隔を最適化し、これらが適切に機能するようにして、記録再生性能を向上させることを目的とする。
このため本発明の記録装置は、ディスク記録媒体に対してレーザ光の照射を行って情報の記録を行う記録ヘッド手段と、上記ディスク記録媒体に照射されたレーザ光の戻り光をサンプリングして得た評価信号に基づいて、上記記録ヘッド手段から出力するレーザ光のパワーを可変制御するレーザパワー制御手段と、上記ディスク記録媒体に対する上記レーザ光の光軸の傾きを可変するスキュー駆動手段と、上記スキュー駆動手段を駆動制御しながら、上記ディスク記録媒体に照射されたレーザ光の戻り光をサンプリングして得た評価信号を検出して、上記ディスク記録媒体に対する上記レーザ光の光軸の傾きを調整するスキュー制御手段と、上記記録ヘッド手段による記録動作中において、上記スキュー制御手段の処理を一定時間間隔もしくは一定アドレス区間間隔で実行させるとともに、その一定時間もしくは一定アドレス区間の進行中において上記レーザパワー制御手段の処理を実行させる実行制御手段とを備える。
また上記スキュー制御手段は、上記ディスク記録媒体に照射されたレーザ光の戻り光をサンプリングして得た評価信号が最小になるように、上記ディスク記録媒体に対する上記レーザ光の光軸の傾きを調整する。
或いは、上記スキュー制御手段は、上記ディスク記録媒体に照射されたレーザ光の戻り光をサンプリングして得た評価信号の変化率が所定以下になるように、上記ディスク記録媒体に対する上記レーザ光の光軸の傾きを調整する。
本発明の記録方法は、ディスク記録媒体に照射されたレーザ光の戻り光をサンプリングして得た評価信号に基づいて、上記レーザ光のパワーを可変制御するレーザパワー制御ステップと、上記ディスク記録媒体に対する上記レーザ光の光軸の傾きを変化させながら、上記ディスク記録媒体に照射された上記レーザ光の戻り光をサンプリングして得た評価信号を検出して、上記ディスク記録媒体に対する上記レーザ光の光軸の傾きを調整するスキュー制御ステップとが上記ディスク記録媒体に対する記録動作中に行われる。そして、その記録動作中において、上記スキュー制御ステップの処理を一定時間間隔もしくは一定アドレス区間間隔で実行させ、その一定時間もしくは一定アドレス区間の進行中において上記レーザパワー制御ステップの処理を実行させる。
ディスクのソリの状況はディスクの内周/外周で異なり半径位置によってスキュー状況は変化する。特にソリの度合いは外周側にいくほど大きくなる。
そして本発明では、記録動作中において、一定時間が経過する毎、或いは記録動作の進行が一定アドレス区間を経過する毎に、スキュー調整が行われるようにするが、その場合、ディスクの半径位置で見ると、ディスク外周側にいくほど、スキュー調整が行われる半径位置としての間隔が詰められていくことになる。
本発明では、記録中のRF信号をもとにスキュー制御を行うため、記録に最適な傾きに設定でき、また、記録動作中に随時スキュー調整が可能となる。この場合において、記録動作中のレーザパワー制御(ランニングOPC)も、記録中のRF信号をもとに行われるが、このスキュー調整とランニングOPCが、交互に合理的に行われることになる。
スキュー調整は、記録動作中において、一定時間が経過する毎、或いは記録動作の進行が一定アドレス区間を経過する毎にに行われ、このためディスクの半径位置で見ると、ディスク外周側にいくほど、スキュー調整が行われる半径位置としての間隔が詰められていく。ディスクのソリの度合いは外周側にいくほど大きくなり、外周側にいくほどスキュー調整を高頻度とすることが好適になるため、上記のようにディスク外周側にいくほどスキュー調整が行われる半径位置としての間隔が詰められて密になっていくことは、理にかなった適切な実行制御方式となる。
そしてスキュー調整が、一定時間間隔、或いは一定アドレス区間間隔で行われるため、ランニングOPCについては、そのスキュー調整が行われる間の期間(つまり上記一定時間の進行中、或いは一定アドレス区間の進行中)に行われる。
つまり本発明では、記録動作中に、なるべくランニングOPCが機能するようにしたうえで、適切なタイミングでスキュー調整が行われることになり、これにより記録動作性能を向上させることができる。
以下、例えばCD方式やDVD方式のライトワンスディスクやリライタブルディスクに対してデータ書込可能とした記録再生装置(ディスクドライブ装置)を例に挙げ、次の順序で実施の形態を説明していく。
1.実施の形態のディスクドライブ装置の構成
2.三軸機構
3.ランニングOPC及びスキュー制御処理
1.実施の形態のディスクドライブ装置の構成

実施の形態のディスクドライブ装置の構成を図1に示す。なお、本発明はランニングOPC及びスキュー調整方式に特徴を有し、そのための各種構成を第1〜第3の実施の形態のとして後述するが、図1では、後述する第1〜第3の実施の形態毎の構成変更を含めて、ディスクドライブ装置の全体構成を示しているものである。
ディスク1は、例えばDVD−R、DVD+R、DVD±Rなどとして知られるライトワンスタイプのディスクであるとする。なお、通常、ディスクドライブ装置では、ライトワンスディスクだけでなく、再生専用ディスクやリライタブルディスクに対しても記録再生可能とされるため、ディスク1としては装填されるのはライトワンスディスクに限らない。
ディスク1は、図示しないターンテーブルに積載され、記録再生動作時においてスピンドルモータ2によって一定線速度(CLV)で回転駆動される。そしてピックアップ(光学ヘッド)3によってディスク1にエンボスピット形態、色素変化ピット形態、或いは相変化ピット形態などで線密度一定に記録されているデータの読み出しが行なわれることになる。なお、再生時はCLVに限らず、一定角速度(CAV)で回転駆動されることもあり得る。
ピックアップ3内には、後述するが、レーザ光源となるレーザダイオードや、反射光を検出するためのフォトディテクタ、レーザ光の出力端となる対物レンズ、レーザ光を対物レンズを介してディスク記録面に照射し、またその反射光をフォトディテクタに導く光学系、三軸機構などが設けられる。三軸機構は、対物レンズをトラッキング方向、フォーカス方向、スキュー制御方向に移動可能に保持する機構である。
またピックアップ3全体はスライド駆動部4によりディスク半径方向に移動可能とされている。
ディスク1からの反射光情報はフォトディテクタによって検出され、受光光量に応じた電気信号とされてRFアンプ8に供給される。
RFアンプ8には、ピックアップ3内の複数のフォトディテクタからの出力電流に対応して電流電圧変換回路、マトリクス演算/増幅回路等を備え、マトリクス演算処理により必要な信号を生成する。例えば再生データであるRF信号、サーボ制御のためのフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEなどを生成する。
RFアンプ8から出力される再生RF信号は再生信号処理部9へ、フォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEはサーボ制御部10へ供給される。
RFアンプ8で得られた再生RF信号は再生信号処理部9において、2値化、PLLクロック生成、EFM+信号(8−16変調信号)に対するデコード処理、エラー訂正処理等が行われる。
再生信号処理部9は、DRAM11を利用してデコード処理やエラー訂正処理を行う。なおDRAM11は、ホストインターフェース13から得られたデータを保存したり、ホストコンピューターに対してデータ転送する為のキャッシュとしても用いられる。
そして再生信号処理部9は、デコードしたデータをキャッシュメモリとしてのDRAM11に蓄積していく。
このディスクドライブ装置からの再生出力としては、DRAM11にバファリングされているデータが読み出されて転送出力されることになる。
また再生信号処理部9では、RF信号に対するEFM+復調並びにエラー訂正により得られた情報の中から、サブコード情報やATIP情報、LPP情報、ADIP情報、セクターID情報などを抜き出しており、これらの情報をシステムコントローラ12に供給する。
システムコントローラ12は、例えばマイクロコンピュータで形成され、装置全体の制御を行う。
ホストインターフェース13は、外部のパーソナルコンピュータ等のホスト機器と接続され、ホスト機器との間で再生データやリード/ライトコマンド等の通信を行う。
即ちDRAM11に格納された再生データは、ホストインターフェース13を介してホスト機器に転送出力される。
またホスト機器からのリード/ライトコマンドや記録データ、その他の信号はホストインターフェース13を介してDRAM11にバッファリングされたり、システムコントローラ12に供給される。
ホスト機器からライトコマンド及び記録データが供給されることでディスク1に対する記録が行われる。
データの記録時においては、DRAM11にバッファリングされた記録データは、変調部14において記録のための処理が施される。即ちエラー訂正コード付加、EFM+変調などの処理が施される。
そしてこのように変調された記録データWDがレーザ変調回路15に供給される。レーザ変調回路15は、記録データに応じてピックアップ3内の半導体レーザを駆動し、記録データに応じたレーザ出力を実行させ、ディスク1にデータ書込を行う。
この記録動作時においては、システムコントローラ12は、ディスク1の記録領域に対してピックアップ3から記録パワーでレーザー光を照射するように制御される。
ディスク1が色素変化膜を記録層としたライトワンス型のものである場合は、記録パワーのレーザ照射により、色素変化によるピットが形成されていく。
またディスク1が相変化記録層のリライタブルディスクの場合は、レーザー光の加熱によって記録層の結晶構造が変化し、相変化ピットが形成されていく。つまりピットの有無と長さを変えて各種のデータが記録される。また、ピットを形成した部分に再度レーザー光を照射すると、データの記録時に変化した結晶状態が加熱によって元に戻り、ピットが無くなってデータが消去される。
サーボ制御部10は、RFアンプ8からのフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEや、再生信号処理部9もしくはシステムコントローラ12からのスピンドルエラー信号SPE等から、フォーカス、トラッキング、スライド、スピンドルの各種サーボドライブ信号を生成しサーボ動作を実行させる。
即ちフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEに応じてフォーカスドライブ信号、トラッキングドライブ信号を生成し、フォーカス/トラッキング駆動回路6に供給する。フォーカス/トラッキング駆動回路6は、ピックアップ3における三軸機構のフォーカスコイル、トラッキングコイルを駆動することになる。これによってピックアップ3、RFアンプ8、サーボ制御部10、フォーカス/トラッキング駆動回路6、三軸機構によるトラッキングサーボループ及びフォーカスサーボループが形成される。
サーボ制御部10はさらに、スピンドルモータ駆動回路7に対してスピンドルエラー信号SPEに応じて生成したスピンドルドライブ信号を供給する。スピンドルモータ駆動回路7はスピンドルドライブ信号に応じて例えば3相駆動信号をスピンドルモータ2に印加し、スピンドルモータ2の回転を実行させる。またサーボ制御部10はシステムコントローラ12からのスピンドルキック/ブレーキ制御信号に応じてスピンドルドライブ信号を発生させ、スピンドルモータ駆動回路7によるスピンドルモータ2の起動、停止、加速、減速などの動作も実行させる。
またサーボ制御部10は、例えばトラッキングエラー信号TEの低域成分として得られるスライドエラー信号や、システムコントローラ12からのアクセス実行制御などに基づいてスライドドライブ信号を生成し、スライド駆動回路5に供給する。スライド駆動回路5はスライドドライブ信号に応じてスライド駆動部4を駆動する。スライド駆動部4には図示しないが、ピックアップ3を保持するメインシャフト、スレッドモータ、伝達ギア等による機構を有し、スライド駆動回路5がスライドドライブ信号に応じてスライド駆動部4を駆動することで、ピックアップ3の所要のスライド移動が行なわれる。
サンプル/ホールド回路16には、RFアンプ8からのRF信号が供給される。このサンプル/ホールド回路16は、特に記録時のランニングOPC及びスキュー調整のために戻り光(RF信号)をサンプルパルスPsに基づくタイミングでサンプリングする。
サンプルパルスPsは、タイミング発生器19で発生される。タイミング発生器19は、変調部14で生成された記録データとしてのデータ列に基づいてサンプルタイミングを設定する。
そしてサンプル/ホールド回路16でサンプリングされた信号は、A/D変換器17でデジタルデータ化され、RF信号における所定タイミングの情報、つまり戻り光の光量データPLとしてシステムコントローラ12に供給される。
なお、記録時における戻り光とは、当然、既に記録されたピットによる再生データに基づくものではなく、基本的には出力されるレーザ光に応じた信号であり、レーザ駆動信号の波形と同様の波形となる。そしてその戻り光は、記録動作としてディスク1の記録層に形成されるピットの影響により、その光量が変動する。ピットが適切に成形されれば、戻り光量は少なくなるが、スキューや記録膜の製造ムラなどの影響でピットが適正に成形できなくなるほど、戻り光の光量は増加する。従って、記録時の戻り光のレベルは、ランニングOPCやスキュー調整の指標となる。
システムコントローラ12は、記録動作中におけるランニングOPC制御、及びスキュー調整制御を行う。
例えばシステムコントローラ12は、供給された戻り光レベル(光量データPL)に応じてレーザ変調回路15を制御して、記録時にレーザパワーを可変制御する動作を行う。具体的には、システムコントローラ12はレーザ変調回路15に対してレーザパワーの目標値を与え、レーザ出力レベルが、その目標値となるように指示する。
スキュー駆動回路19は、ピックアップ3内の三軸機構のチルトコイルに電流印加を行うことで、対物レンズの傾きを制御し、レーザ光軸とディスク面の傾きを調整する。
スキュー駆動回路19は、システムコントローラ12の制御により、スキュー駆動を行うことになる。
システムコントローラ12は、スキュー駆動のために駆動制御信号を出力し、その駆動制御信号がD/A変換器18でアナログ電圧(スキュー駆動電圧)とされてスキュー駆動回路19に与えられる。スキュー駆動回路19は、印加されたスキュー駆動電圧に基づいて三軸機構を駆動することになる。
システムコントローラ12は、このようにスキュー駆動を実行させながら、光量データPLを監視し、最適なスキュー状態を判別することになる。
なお、本例ではシステムコントローラ12がランニングOPC制御、スキュー制御を行うとしているが、システムコントローラ12とは別に、ランニングOPC制御を行うOPCコントローラや、スキュー制御を行うスキューコントローラが設けられる構成としてもよい。
2.三軸機構

本例ではスキュー調整のために、ピックアップ3内に三軸機構を搭載するようにしている。三軸機構は、対物レンズをトラッキング方向及びフォーカス方向に移動させ、またスキュー制御方向に傾けることのできる機構であり、この一例を図2〜図4で説明する。
図2,図3に示すように、三軸機構36は、ベース部材109と固定ブロック110と該固定ブロック110に対して動作される可動ブロック111とを有している。
ベース部材109は磁性金属材料によって各部が一体に形成され、ベース部109aと、ベース部109aからそれぞれ直角に立ち曲げられた第1のヨーク部109b、109bと、ベース部109aからそれぞれ直角に立ち曲げられた第2のヨーク部109c、109cとから成る。第1のヨーク部109b、109bは前後方向、即ち、フォーカシング方向及びトラッキング方向に共に直交する方向に離隔して配置され、第2のヨーク部109c、109cは左右方向、即ち、トラッキング方向に離隔して配置されている。第1のヨーク部109b、109bの互いに対向する面には、それぞれ横長の矩形状に形成されたマグネット112、112が取り付けられている。
固定ブロック110は、上下に離隔して左右に3つずつのバネ取付部110a、110a、・・・を有している。固定ブロック110には図示しない回路基板が取り付けられている。
固定ブロック110のバネ取付部110a、110a、・・・にはそれぞれ左右に3本ずつの支持バネ113、113、・・・の各一端部が取り付けられ、該支持バネ113、113、・・・の各一端部が固定ブロック110に取り付けられた回路基板に接続されている。支持バネ113、113、・・・には回路基板を介して駆動電流が供給される。
可動ブロック111はボビン114を有し、該ボビン114の左右両端部にはそれぞれ挿入筒部114a、114aが設けられている。挿入筒部114a、114aは、上下に貫通された略角筒状に形成されている。
ボビン114にはフォーカシングコイル115とトラッキングコイル116、116、・・・とチルトコイル117、117とが取り付けられている。
フォーカシングコイル115は軸方向が上下方向となるような横長の厚みの薄い略角筒状に形成され、ボビン114の外周面に巻回されている。
トラッキングコイル116、116、・・・は軸方向が前後方向となるような厚みの薄い略角筒状に形成され、それぞれマグネット112、112の左右両端部と対向する位置に前後に2つずつが取り付けられている。
チルトコイル117、117は軸方向が前後方向となるように形成され、図4に示すように、それぞれボビン114の前後両面のマグネット112、112と対向する位置に取り付けられている。図2,図3からわかるように、チルトコイル117、117はそれぞれトラッキングコイル116、116、・・・間に位置されている。
チルトコイル117は、図4に示すように、フォーカシング方向及びトラッキング方向に対して、例えば、約45°傾斜された斜辺部117a、117aと、該斜辺部117a、117aにそれぞれ連続し左右に延びる水平部117b、117bと、該水平部117b、117bと斜辺部117a、117aとの間に位置し上下に延びる垂直部117c、117cとから成る。斜辺部117a、117a、水平部117b、117b及び垂直部117c、117cは、それぞれ互いに平行に形成されている。
そしてチルトコイル117、117は斜辺部117a、117a、・・・が何れも同じ方向に延びる向きでボビン114の前後両面に取り付けられている。
またチルトコイル17は、マグネット112の左右両端部を除く部分に対向して位置され、斜辺部117a、117aは略全体がマグネット112の磁束密度が高い中央側の部分に対応して位置され、水平部117b、117bはマグネット112の磁束密度が低い上下両端縁に対応して位置され、垂直部117c、117cはマグネット112の上下両端部に対応して位置されている。
そして可動ブロック111はチルトコイル117、117に電流が供給されると、フォーカシング方向及びトラッキング方向にともに直交する軸(チルト駆動軸)の軸回り方向であるチルト方向(スキュー制御方向)へ動作される。
ボビン114の上端部には対物レンズ35が取り付けられて保持されている。
ボビン114の左右両側面にはそれぞれ支持基板119、119が取り付けられ、該支持基板119、119にそれぞれ支持バネ113、113、・・・の他端部が取り付けられている。従って、可動ブロック111は支持バネ113、113、・・・によって固定ブロック110と連結され、中空に保持されてベース部材109の第1のヨーク部109b、109bに取り付けられたマグネット112、112間に位置される。また第2のヨーク部109c、109cはそれぞれボビン114の挿入筒部114a、114aに挿入される。
このときフォーカシング方向(上下方向)における可動ブロック111の中立位置、即ち、フォーカシング動作が行われていない状態における位置においては、フォーカシングコイル115及びチルトコイル117、117の斜辺部117a、117aの上下方向における中央部がマグネット112、112の上下方向における中央部に対応して位置される。マグネット112、112の上下方向における中央部は磁束密度が最も高い部分である。
尚、第2のヨーク部109c、109cはそれぞれマグネット112、112の左端部間又は右端部間に位置されている。従って、三軸機構36にあっては、マグネット112、112の左右両端部においても磁束密度が高くされている。
フォーカシングコイル115、トラッキングコイル116、116、・・・及びチルトコイル117、117には、それぞれ固定ブロック110に取り付けられた回路基板、支持バネ113、113、・・・及び支持基板119、119を介して駆動電流が供給される。
フォーカシングコイル115に駆動電流が供給されると、該フォーカシングコイル115に流れる駆動電流の向きに応じて所定の方向への推力が発生し、可動ブロック111が固定ブロック110に対して図4に示すF―F方向、即ち、ディスク1の記録面に離接する方向であるフォーカシング方向へ動作される。
トラッキングコイル116、116、・・・に駆動電流が供給されると、該トラッキングコイル116、116、・・・に流れる駆動電流の向きに応じて所定の方向への推力が発生し、可動ブロック111が固定ブロック110に対して図4に示すT―T方向、即ち、ディスク1の半径方向であるトラッキング方向へ動作される。
チルトコイル117、117に駆動電流が供給されると、該チルトコイル117、117に流れる駆動電流の向きに応じて所定の方向への推力が発生し、可動ブロック111が固定ブロック110に対して図4に示すR―R方向、即ち、フォーカシング方向及びトラッキング方向にともに直交するチルト駆動軸の軸回り方向であるチルト方向へ動作される。
なお、可動ブロック11がフォーカシング方向、トラッキング方向又はチルト方向へ動作されるときには、支持バネ113、113、・・・が弾性変形される。
以上のようにして構成された三軸機構36をピックアップ3内に備えれば、スキュー駆動回路19によってチルトコイル117に電流印加することで、対物レンズ35の傾き、つまりレーザ光軸の傾きを変化させることができ、この傾きを適正に調整することで、スキュー調整動作が実現される。
このようなスキュー調整機構により、例えばピックアップ3全体を傾けるなど、従来の比較的大がかりなスキュー調整機構が不要となり、ピックアップ3周りの機械構成は簡略化される。
3.ランニングOPC及びスキュー制御処理

上記図1のディスクドライブ装置の構成において、ランニングOPC及びスキュー制御系のみを抽出した構成を図5に示す。
図5にはピックアップ3内の概略構成を示しており、先に簡単に述べたが、ピックアップ3には、レーザ光源となるレーザダイオード31、反射光を検出するためのフォトディテクタ33、レーザ光の出力端となる対物レンズ35、レーザ光を対物レンズ35を介してディスク記録面に照射し、またその反射光をフォトディテクタ33に導く光学系32、対物レンズ35を支持する上述した構成の三軸機構36が設けられる。
光学系32には偏光ビームスプリッタ等の偏光素子や各種レンズが設けられレーザダイオード31からのレーザ光や、ディスク1に反射した戻り光の光路が制御される。
ライトワンスディスクとしてのディスク1が装填され、記録を行う場合においては、レーザダイオード31から出力されるレーザ光は、光学系32,対物レンズ35を介してディスク1の記録面に照射され、記録面にピット(色素変化ピット)を形成する。その際、記録面に反射された戻り光が得られるが、ピットが適正に形成されるほど、戻り光量は少なくなる。
ディスク1からの戻り光は、対物レンズ35,光学系32を介してフォトディテクタ33に入射され、光電変換されてRFアンプ8に供給される。
RFアンプ8において、フォトディテクタ33からの信号を演算処理して、光量の和信号であるRF信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号等を生成することが上述したとおりである。そして、RFアンプ8で得られるRF信号(光量和信号)はサンプル/ホールド回路16に供給される。サンプル/ホールド回路16は、上述したようにタイミング発生器19からのサンプルパルスPsに基づいたタイミングでRF信号のサンプリングを行い、そのサンプリングされた信号がA/D変換器17を介して、戻り光レベルの情報(光量データPL)としてシステムコントローラ12に供給される。
ピックアップ3内には、さらにAPC(Auto Power Control)のためにモニタディテクタ34が設けられている。レーザダイオード31からのレーザ光は、例えば光学系で32を介して一部がモニタディテクタ34に供給される。そしてモニタディテクタ34は受光光量に応じた電気信号を出力する。つまりモニタディテクタ34によって出力レーザ光量の情報が得られる。
レーザ変調回路15には、レーザドライバ41,ライトストラテジ42、APC回路43、レジスタ44が設けられる。
図1の変調部14から供給される記録データWDは、ライトストラテジ42において波形整形や補償処理を経てレーザ駆動パルスとされ、レーザドライバ41に供給される。レーザドライバ41はレーザ駆動パルスによりレーザダイオード31を駆動してレーザ発光を実行させる。
ここで、レーザ出力レベルを一定に保つためにAPC回路43が機能する。APC回路43はモニタディテクタ34による出力レーザ光レベルの情報を得る。またレジスタ44にはレーザ光レベルの目標値LTが設定されている。
APC回路43は、レジスタ44に記憶された目標値LTとモニタディテクタ34による出力レーザ光レベルの情報の差分をとって、その差分に応じてレーザドライバ41からの駆動電流を増減させることで、レーザダイオード31からのレーザ光レベルを、目標値LTに維持されるように制御する。これがAPC機能となる。
一方、システムコントローラ12は、記録動作中にレーザダイオード31からのレーザ光レベルを増減させるランニングOPC制御を行う。上述したように、ディスク1のソリや記録膜のムラに応じてレーザ光レベルを制御して、的確なピット形成を行うためである。
システムコントローラ12は、サンプル/ホールド回路16、A/D変換器17からの光量データPLを監視し、その増減に応じて、目標値LTを可変設定する。つまり、光量データPLにより戻り光レベルが高いと判断される場合は、ピット形成能力が落ちていることになるため、レーザ光レベルを上げるように目標値LTをアップさせる。逆に、光量データPLにより戻り光レベルが低いと判断される場合は、ピット形成能力が十分以上となっていることになるが、レーザレベルが高すぎることも適切ではないため、レーザ光レベルを下げるように目標値LTをダウンさせる。
上記APC回路43はレーザ光レベルを目標値LTに収束させる機能を有するため、システムコントローラ12がレジスタ44の目標値LTを書き換えることで、レーザダイオード31からの出力レーザパワーが可変されることになる。
ランニングOPC機能として、記録動作中に継続してこのような動作が行われることで、ディスク1の記録膜のムラや、スキュー状況に対応して、最適なレーザレベルでのデータ書込が行われる。
またシステムコントローラ12は、記録中において所定タイミングでスキュー調整を行う。システムコントローラ12は、このスキュー調整のための評価値としても、ランニングOPCと同じく、サンプル/ホールド回路16及びA/D変換器17から供給される光量データPLを監視する。
スキュー調整を行う際には、スキュー駆動回路19に対して駆動電圧を供給し、三軸機構36のチルトコイル117に与える電流を変化させる。そして駆動電圧を変化させながら、スキュー評価値である光量データPLを監視し、最適な駆動電圧を判別する。つまり最適なスキュー状態とする調整を行う。
図6にスキュー調整動作の概念を示す。横軸は駆動電圧、縦軸は戻り光量を示しているが、スキュー最適状態では、戻り光レベルは最小となる。
例えばある時点で駆動電圧Vdxであったとしたとき、駆動電圧を上げると、光量データPLから戻り光レベルは増加することが検出される。一方、駆動電圧を下げると、光量データPLから戻り光レベルが減少することが検出される。その場合、システムコントローラ12は駆動電圧を下げる方向に制御していき、例えば駆動電圧Vdyとして示すように、戻り光レベルが最小となる駆動電圧を探索するものとなる。
なお、戻り光レベルはスキュー状態だけでなく、記録膜ムラによっても変動する。従って、光量データPLだけではスキュー状態を検出できない。このため、スキューコントローラ18は駆動電圧を上下に可変して、各状態での光量データPLを得、光量データPLの値が小さくなる方向にオフセット電圧を調整していくという動作をとることになる。
ところで、ランニングOPC及びスキュー調整のいずれに対しても、光量データPLを評価値として用いるが、サンプル/ホールド回路16では、レーザのイレーズレベルのタイミングにおいてRF信号をサンプリングするようにしている。
図7(a)には、ディスク1のトラックTK上で、記録データWDに基づいたレーザ発光により形成されるピットマーク列を示し、図7(b)はその際の戻り光を示している。図7(b)の戻り光は、レーザ発光駆動パルスと同波形となる。つまりレーザ出力がそのまま戻り光としてあらわれる。
図7(a)のようにトラック上には、記録パワーのレーザ発光(パルス発光)によりピットマークPMが形成され、またレーザ出力がイレーズレベルとされることで、ピットマークの存在しない区間ERが形成される。
そしてRF信号として得られる図7(b)の戻り光に対してサンプル/ホールド回路16でサンプリングを行うことになるが、本例では、タイミング発生器19は図7(c)のようにイレーズレベルの期間にサンプルタイミングが行われるようにサンプルパルスPsを発生させる。
図7(b)のRF信号波形は、レーザ駆動波形と同じであり、またピットマーク/イレーズ期間は記録データWDにより決まるものであるため、タイミング発生器19は、記録データWDのデータ列に基づいて、そのイレーズ期間としてサンプルタイミングを規定するサンプルパルスPsを生成することになる。
ピットマークPMを形成する期間は、レーザダイオード31はパルス発光(断続的な発光)される。一方イレーズ期間ERにおいてはイレーズレベルの連続発光が行われる。サンプル/ホールド回路16では、ランニングOPC及びスキュー調整の指標となる光量データPLを得るものであり、それはピットマークPMを形成する期間の戻り光量情報であっても、またイレーズレベル期間の戻り光量情報であっても、どちらでも良いものであるが、特にイレーズレベル期間はパルス駆動によるレベル変動がノイズとして乗らないため、評価値としての光量データPLは、イレーズレベルのサンプルデータとすることが好適となる。
以下、記録時におけるランニングOPC及びスキュー調整のためのシステムコントローラ12の制御を説明する。
図8は、記録動作中において、スキュー調整とランニングOPC制御をそれぞれ交互に適正なタイミングを実行させる実行制御処理を示している。
ステップF1において、ディスク1の或るアドレスA0から記録を開始するとする。システムコントローラ12は、ホスト機器から供給されたデータについて変調部14で変調させ、記録データWDをレーザ変調回路15に供給させる制御を開始する。またサーボ制御部10に指示し、スピンドルモータの回転駆動、光ピックアップ3のアドレスA0へのアクセス等を実行させ、アドレスA0から記録を実行させる。
ここでシステムコントローラ12は、スキュー調整及びランニングOPCのために、ステップF2で、アドレスA0を変数(レジスタ)aに格納する。
そしてステップF3で、スキュー調整処理を行う。なおこのとき、OPC処理は停止されており、従ってレーザパワーは或る目標値LTに固定されている。
ステップF3のスキュー調整処理は、例えば図9のように行われる。
システムコントローラ12は、記録開始と共に、初期値としてのスキュー駆動電圧Vdを発生させ、D/A変換器18を介してスキュー駆動回路19に与えており、これによって三軸機構36において或る傾き状態とされている。例えばこの初期値は、ディスクドライブ装置の製造時に対物レンズ35の傾き中立位置に対応するものとして決められ、例えば傾きゼロの状態とされている。
ステップF31では、現在の対物レンズ35の傾き状態において、サンプル/ホールド回路16、A/D変換器17を介して得られる光量データPLを取り込み、この光量データPLを評価値D0として記憶する。
続いてステップF32で、駆動電圧Vd(例えば初期値としての駆動電圧)に微小電圧ΔVdを加算した電圧を駆動電圧として出力する。これによって対物レンズ35は、図6のスキュー+方向(例えば図4のR1方向)に僅かに傾けられる。
そしてステップF33で、サンプル/ホールド回路16、A/D変換器17を介して得られる光量データPLを取り込み、この光量データPLを評価値D1として記憶する。
さらにステップF34では、システムコントローラ12は今度はスキュー駆動電圧Vd(例えば初期値としての駆動電圧)から微小電圧ΔVdを減算した駆動電圧を出力する。これによって対物レンズ35は、図6のスキュー−方向(例えば図4のR2方向)に僅かに傾けられる。
そしてステップF35で、サンプル/ホールド回路16、A/D変換器17を介して得られる光量データPLを取り込み、この光量データPLを評価値D2として記憶する。
ステップF36では、記憶した3つの評価値D0,D1,D2を比較する。
ここで、比較結果が状態(i)、つまりD1<D0<D2であれば、ステップF32で駆動電圧を上げた場合に、光量データPLが最小となっていることであり、つまり駆動電圧を上げる方向が、適正なスキュー状態に近づいていると判断できる。そこでその場合は、ステップF38に進み、駆動電圧Vdを、Vd+ΔVdに変更する。そしてステップF31に戻る。
ステップF31以降は、変更された駆動電圧Vdの状態から上記処理を繰り返す。
またステップF36で比較結果が状態(ii)、つまりD2<D0<D1であれば、ステップF34で駆動電圧を下げた場合に、光量データPLが最小となっていることであり、つまり駆動電圧を下げる方向が、適正なスキュー状態に近づいていると判断できる。そこでその場合は、ステップF37に進み、駆動電圧Vdを、Vd−ΔVdに変更する。そしてステップF31に戻る。
ステップF31以降は、変更された駆動電圧Vdの状態から上記処理を繰り返す。
ステップF36で状態(i)(ii)のいずれも得られなかった場合は、そのままステップF31に戻る。
例えばこの処理を繰り返し実行すると、駆動電圧Vdは、図6に示した、戻り光量が最小となる駆動電圧Vdyに収束されていくことになる。
従って、例えば一定の時間、図9の処理が行われるようにしたり、或いはステップF36で状態(i)(ii)のいずれも得られない場合が或る程度連続するまで図9の処理が行われるようにすることなどで、スキュー調整が実行されることになる。
なお、この処理は、戻り光をサンプリングして得た評価値(光量データPL)が最小になるように、レーザ光の光軸の傾きを調整する処理といえる。ところが正確に最小値を探索することは困難であり、また或る程度時間を要する。
そこで、ステップF36の処理を変更して、評価値(光量データPL)の変化率が所定以下になるように、光軸の傾きを調整するという手法も考えられる。
その場合、上記状態(i)の条件を、(D1+α)<(D0+α)<D2とし、状態(ii)の条件を(D2+α)<(D0+α)<D1とすればよい。つまりαの値により、或る程度、制御の不感帯を設定するものである。
以上のように、例えば一定時間図9の処理を行い、図8のステップF3を終えたら、今度はステップF4に進みランニングOPC処理を開始する。ステップF4のOPC処理は図10に示される。
なお、記録開始時点において、レーザパワーの目標値LTとしての初期値はレジスタ44にセットされている。例えばシステムコントローラ12は、ディスク1が装填された際に検出されるディスク種別や、ディスク1から読み込まれる管理情報に基づいて、初期目標値を設定し、レジスタ44に記憶させておくものである。
図4のステップF4で図10のOPC処理が開始されると、システムコントローラ12は、まずステップF41で戻り光レベルを取得する。つまりシステムコントローラ12はサンプル/ホールド回路16、A/D変換器17から得られる光量データPLを取り込む。
ステップF42では、光量データPLの値に対して所定の演算処理を行い、現在レジスタ44に設定している目標値LTに応じた適正な戻り光レベルになっているか否かの判別を行う。
ステップF43では、戻り光レベルが、現在の目標値に対して適正な記録ができていると判断できるレベルより大きいか小さいかで処理を分岐する。
そして戻り光レベルが、適正なレベルである場合は処理を終える。
戻り光レベルが、適正なレベルより高い場合は、スキュー状態や記録膜ムラの影響で、十分なピット形成ができていない(レーザパワーが不足している)と判断して、ステップF44に進み、目標値LTを上げる。つまりレジスタ44の目標値LTを、より高い値に書き換える。
戻り光レベルが、適正なレベルより低い場合は、十分なピット形成ができているが、レーザパワーが高すぎると判断して、ステップF45に進み、目標値LTを下げる。つまりレジスタ44の目標値LTを、より低い値に書き換える。
図8のステップF4で以上の処理が行われた後、次のステップF5では、現在記録動作中のアドレスが、変数a+ΔAのアドレスに達したか否かを判別する。ΔAは、スキュー調整を行う間隔を設定するアドレス量とされる。変数aは、前回スキュー調整を開始する際にデータ記録を実行していたアドレスであるため、ステップF5の判断は、前回のスキュー調整から一定アドレス区間を経過したか否かの判断となる。
現在アドレスが変数a+ΔAのアドレスに達していなければステップF4に戻って、再び図10のOPC処理を実行する。即ちその時点の目標値LTにおいて戻り光レベルを取り込み、適正レベルか否かを判断し、必要に応じて目標値LTを更新する。
つまりステップF5で、前回のスキュー調整から一定アドレス区間を経過していないと判断される期間は、ステップF4のOPC処理が繰り返し行われることになる。
ステップF5で、現在アドレスが変数a+ΔAのアドレスに達した、つまり前回のスキュー調整から一定アドレス区間を経過したと判断されると、処理はステップF6に進み、変数aの値をa+ΔAに更新してステップF3に戻る。そしてスキュー調整(図9)を実行する。即ち、その時点のスキュー状態で取り込んだ光量データPLを評価値D0とし、またスキュー状態を+方向、−方向に振って取り込んだ光量データPLをD1,D2として、上述した処理を行い、最適なスキュー状態に収束させる。
そしてステップF3のスキュー調整を終えたら、ステップF4でOPC処理を実行する。
なお、この図8の処理は記録動作の終了時点で終了される。
以上の処理からわかるように本例では、記録動作中において、記録動作の進行が一定アドレス区間を経過する毎に、スキュー調整が行われる。そして当該一定アドレス区間を進行している期間にOPC制御が行われる。
ディスク1に対しては線密度一定でデータ記録が行われるため、この場合、ディスクの半径位置で見ると、ディスク外周側にいくほど、スキュー調整が行われる半径位置としての間隔が詰められていくことになる。
ディスクのラジアル方向の傾きは一般的に外周部にいくほど大きくなる傾向があることが知られている。図11(a)は、半径位置に対するラジアルチルト(傾き)を示している。
一方、ディスクの半径とアドレスの関係をグラフに表すと図11(b)のように2次曲線になり、図11(a)のディスクの傾きとほぼ同じ傾向を示す。
これは、一定アドレス経過ごとにスキュー調整を行えば、外周部では内周部より密な間隔で制御できること、すなわち傾きが急に変化するところでは密な間隔で制御できることを表している。
図11(c)は、或るアドレスA0から記録が開始される場合に、スキュー調整が行われる位置を模式的に示している。アドレスA0から記録領域に対するデータ記録が行われていくときに、ΔAとしてのアドレス区間毎にスキュー調整が行われることで、図示するように半径位置で見たスキュー調整箇所は、外周側にいくほど密になる。図11(a)のように、外周ほど傾きの変化が大きくなるため、外周側ほどスキュー状態の変動が大きく、従って外周側にいくほどスキュー調整位置が密になることは、スキュー調整タイミングとして好適なものとなる。
また本例では、このようにスキュー調整が、一定アドレス区間間隔のタイミングで行われる一方、ランニングOPCについては、そのスキュー調整が行われる間の期間(つまりΔAのアドレス区間の記録進行中)に連続して行われる。このため、本例は記録動作中に、なるべくランニングOPCが機能するようにしたうえで、適切なタイミングでスキュー調整が行われることになる。
なお、図8では一定アドレス区間毎にスキュー調整を行うようにしたが、一定時間毎にスキュー調整を行うようにしても良い。連続記録を行う際はアドレスは時間に置き換えることができるので、制御の間隔を時間に基づいて行っても制御シーケンスは成り立つことになる。図12にその場合の処理を示す。
システムコントローラ12ステップF10で或るアドレスから記録開始すると、ステップF12で内部タイマTをスタートさせる。このタイマTは、或る一定時間を計測するタイマとされる。
そしてステップF13でスキュー調整(図9の処理)を行い、続いてステップF14でOPC処理(図10の処理)を行う。
ステップF15では、タイマTがタイムオーバとなったか否かを確認し、タイムオーバーとなっていなければ、ステップF14でOPC処理を行う。つまりタイムオーバーとなるまで、OPC処理が繰り返し連続して実行される。
タイムオーバーとなったらステップF15からF12に進み、タイマTをリセットして再びカウントスタートさせる。そしてステップF13でスキュー調整を行い、その後は再びタイムオーバーとなるまでステップF14のOPC処理を繰り返す。
この図12の処理の場合も、スキュー調整は図11(c)のように外周側にいくほど密に行われることになり、上記図8の場合と同様の効果が得られる。
以上、実施の形態として説明してきたが、本発明は多様な変形例が考えられる。
実施の形態では三軸機構36を用いてスキュー駆動を行うこととしたが、ピックアップ3の全体を傾けるような従前のスキュー駆動機構など、他のスキュー駆動機構を用いる場合も、本発明を適用できる。
また、DVD方式のディスクに対応するディスクドライブ装置として実施の形態を説明したが、本発明は、CD方式、ブルーレイディスク(Blu-Ray Disc)方式など、他の種のディスクメディアに対応する記録装置でも適用できる。
本発明の実施の形態のディスクドライブ装置のブロック図である。 実施の形態の三軸機構の分解斜視図である。 実施の形態の三軸機構の斜視図である。 実施の形態の三軸機構のチルトコイルの説明図である。 実施の形態のランニングOPC/スキュー制御系のブロック図である。 実施の形態のスキュー調整処理方式の説明図である。 実施の形態の光量データのサンプルタイミングの説明図である。 実施の形態の記録時のスキュー調整及びOPC処理のフローチャートである。 実施の形態のスキュー調整処理のフローチャートである。 実施の形態のランニングOPC処理のフローチャートである。 実施の形態のスキュー調整位置の説明図である。 実施の形態の記録時のスキュー調整及びOPC処理の他の例のフローチャートである。
符号の説明
1 ディスク、3 ピックアップ、8 RFアンプ、12 システムコントローラ、15 レーザ変調回路、16 サンプル/ホールド回路、17 A/D変換器、18 D/A変換器、19 スキュー駆動回路、36 三軸機構

Claims (4)

  1. ディスク記録媒体に対してレーザ光の照射を行って情報の記録を行う記録ヘッド手段と、
    上記ディスク記録媒体に照射されたレーザ光の戻り光をサンプリングして得た評価信号に基づいて、上記記録ヘッド手段から出力するレーザ光のパワーを可変制御するレーザパワー制御手段と、
    上記ディスク記録媒体に対する上記レーザ光の光軸の傾きを可変するスキュー駆動手段と、
    上記スキュー駆動手段を駆動制御しながら、上記ディスク記録媒体に照射されたレーザ光の戻り光をサンプリングして得た評価信号を検出して、上記ディスク記録媒体に対する上記レーザ光の光軸の傾きを調整するスキュー制御手段と、
    上記記録ヘッド手段による記録動作中において、上記スキュー制御手段の処理を一定時間間隔もしくは一定アドレス区間間隔で実行させるとともに、その一定時間もしくは一定アドレス区間の進行中において上記レーザパワー制御手段の処理を実行させる実行制御手段と、
    を備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 上記スキュー制御手段は、上記ディスク記録媒体に照射されたレーザ光の戻り光をサンプリングして得た評価信号が最小になるように、上記ディスク記録媒体に対する上記レーザ光の光軸の傾きを調整することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 上記スキュー制御手段は、上記ディスク記録媒体に照射されたレーザ光の戻り光をサンプリングして得た評価信号の変化率が所定以下になるように、上記ディスク記録媒体に対する上記レーザ光の光軸の傾きを調整することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. ディスク記録媒体に照射されたレーザ光の戻り光をサンプリングして得た評価信号に基づいて、上記レーザ光のパワーを可変制御するレーザパワー制御ステップと、
    上記ディスク記録媒体に対する上記レーザ光の光軸の傾きを変化させながら、上記ディスク記録媒体に照射された上記レーザ光の戻り光をサンプリングして得た評価信号を検出して、上記ディスク記録媒体に対する上記レーザ光の光軸の傾きを調整するスキュー制御ステップと、
    が上記ディスク記録媒体に対する記録動作中に行われるとともに、
    上記記録動作中において、上記スキュー制御ステップの処理を一定時間間隔もしくは一定アドレス区間間隔で実行させ、その一定時間もしくは一定アドレス区間の進行中において上記レーザパワー制御ステップの処理を実行させることを特徴とする記録方法。
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