JP2005267949A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】高温となっている機器の箇所を視覚的にわかりやすく表示し高温警告効果を高めた加熱調理器を提供すること。
【解決手段】鍋を加熱する複数の加熱源13、22、36と、加熱源近傍あるいは鍋の温度を検出するサーミスタ14、23、38と、各加熱源の動作状態表示用LCD30、32、34と、そのバックライト31、33、35を備え、サーミスタが高温であることを検出した時に、高温となっている加熱源のLCDのバックライトを通常時と異なる動作としたもので高温となっている機器の箇所を視覚的にわかりやすく表示できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、加熱部が2つ以上ある複合加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器は、電熱ヒータによる加熱で天板が高温となった時、高温表示LEDを点灯し使用者に温度上昇を警告している(例えば、特許文献1参照)。
図8は、特許文献1に記載された従来の加熱調理器の平面図を示すものである。図8に示すように、誘導加熱コイル1、2と、電熱ヒータ3と、高温表示LED4と、天板5とから構成されている。
特開2002−134258号公報
しかしながら、前記従来の技術では、複数の加熱部の内、電熱ヒータ周辺の高温警告に限定されるものであり、また高温表示LED点灯時も天板のどこの箇所が高温となっているか使用者には認識しづらいという課題を有していた。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、高温となっている機器の箇所を視覚的にわかりやすく表示し高温警告効果を高めた加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、鍋を載置する天板と、鍋を加熱する複数の加熱源と、前記加熱源近傍あるいは鍋の温度を検出する温度検出手段と、前記各加熱源に関連した表示を行なう複数の表示手段と、前記表示手段のバックライトとを備え、前記温度検出手段が高温であることを検出した時、当該加熱源の表示手段のバックライトを高温検出していない時と異なる動作をさせ、高温となっている加熱源を特定したものである。
既存の構成要素であるバックライトの動作と高温検知動作を関連付けることで、各加熱源毎に独立した高温表示ランプや高温検知表示ランプ自体を設けることなく、高温となっている機器の箇所を視覚的にわかりやすく表示できる。
本発明の加熱調理器は、高温となっている機器の箇所を視覚的にわかりやすく表示し高温警告効果を高めることができる。
第1の発明は、鍋を載置する天板と、載置した鍋を加熱する複数の加熱源と、前記加熱源近傍あるいは鍋の温度を検出する温度検出手段と、前記各加熱源に関連した表示を行なう複数の表示手段と、前記表示手段のバックライトと、前記加熱源の出力や前記表示手段および前記バックライトの表示を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記温度検出手段が高温であることを検出すると当該する前記加熱源の表示手段のバックライトを高温検出していない時と異なる動作をさせ高温となっている加熱源を特定するようにしたことにより、高温となっている機器の箇所を視覚的にわかりやすく表示し、使用者への高温警告効果を高めることができる。また、各表示手段の視認性を向上させる既存の構成要素であるバックライトを用いて高温となっている加熱源近傍箇所を表示するため、各加熱源毎に独立した高温表示ランプ等の高温報知手段を設けたり、独立した高温報知手段自体設けたりせずとも、高温警告でき安価な構成となる。
第2の発明は、特に、第1の発明の構成で、各加熱源が加熱動作していない時、温度検出手段が高温であることを検出すると、当該加熱源の表示手段のバックライトを高温検出していない時と異なる動作をさせ、高温となっている加熱源を特定することにより、加熱動作を使用者が行なっていない時も高温となっている機器の箇所を視覚的にわかりやすく表示し、加熱動作を使用者が行なっていない時も高温警告を効果的に行なうことができる。
第3の発明は鍋を載置する天板と、鍋を加熱する複数の加熱源と、前記加熱源近傍あるいは鍋の温度を検出する温度検出手段と、前記各加熱源に関連した表示を行なう複数の表示手段と、前記表示手段のバックライトと、加熱源への電源の供給を入り切りする電源スイッチと、前記電源スイッチが切りのときに制御手段およびバックライトに電源を供給する補助電源供給手段とを備え、制御手段は、電源スイッチが切りの時(オフ時)に前記温度検出手段が高温であることを検出すると、当該加熱源の表示手段のバックライトを高温検出していない時と異なる動作をさせ、高温となっている加熱源を特定することにより、高温となっている機器の箇所を視覚的にわかりやすく表示し、電源スイッチオフ時にも使用者への高温警告を効果的に行なうことができる。また、各表示手段の視認性を向上させる既存の構成要素であるバックライトを用いて高温となっている加熱源近傍箇所を表示するため、各加熱源毎に独立した高温表示ランプ等の高温報知手段を設けたり、独立した高温報知手段自体設けたりせずとも、高温警告でき安価な構成となる。
第4の発明は、特に、第1〜3の発明のいずれか1つの発明のバックライトの動作を限定するもので、高温検出していない時はバックライトを点灯、高温検出時はバックライトを点滅させることで、高温となっている機器の箇所を視覚的にわかりやすく表示でき、使用者への高温警告効果を高めることができる。
第5の発明は、特に、第1〜3の発明のいずれか1つの発明のバックライトの動作を限定するもので、高温検出していない時と高温検出時とでバックライトの点灯色を変化させることで、高温となっている機器の箇所を視覚的にわかりやすく表示でき、使用者への高温警告効果を高めることができる。
第6の発明は、特に、第2または3の発明のバックライトの動作を限定するもので、高温検出していない時はバックライトを消灯、高温検出時はバックライトを点滅もしくは点灯させることで、高温となっている機器の箇所を視覚的にわかりやすく表示でき、使用者への高温警告効果を高めることができる。
第7の発明は、特に、第1〜6の発明のいずれか1つの発明の表示手段の動作を限定するもので、表示手段に高温である旨を文字として表示することで、高温となっている機器の箇所を視覚的にわかりやすく表示でき、使用者への高温警告効果を高めることができる。
第8の発明は、第1〜7の発明のいずれか1つの発明において、表示手段とバックライトを各加熱源の前方に配することを特長とし、各加熱源と、それに対応する表示手段とバックライトを物理的にわかりやすく配置することで、高温となっている機器の箇所を視覚的にわかりやすく表示でき、使用者への高温警告効果を高めることができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の回路ブロック図を示すものである。
図1の回路ブロック図に示すように商用電源10に電源スイッチ11を介して、周波数変換装置12、周波数変換装置21、加熱源である電熱ヒータ36とリレー37の直列回路が並列に接続されている。周波数変換装置12には加熱源である加熱コイル13が、周波数変換装置21には加熱源である加熱コイル22が接続されている。
温度検出手段であるサーミスタ14、サーミスタ23は、それぞれ加熱コイル13、加熱コイル22の上部に位置し、負荷を載置するための天板裏面に当接して取り付けられている。温度検出手段であるサーミスタ38は電熱ヒータ36の上部近傍に設けられている。サーミスタ14は温度検知回路15に、サーミスタ23は温度検知回路24に、サーミスタ38は温度検知回路39にそれぞれ接続されている。
温度検知回路15の出力信号は、周波数変換装置12の制御回路18に入力され、温度検知回路24の出力信号は、周波数変換装置21の制御回路27に入力され、温度検知回路39の出力信号は、リレー37の制御回路40に入力されている。
制御回路27と制御回路40は、それぞれ加熱コイル22、電熱ヒータ36の動作状態とサーミスタ23、サーミスタ38から得られた温度データを制御回路28に出力する。制御回路18は加熱コイル13の動作状態とサーミスタ14から得られた温度データを、それぞれフォトカプラ19、フォトカプラ20を介して制御回路28に出力する。また、制御回路27には周波数変換装置21の印可電圧を監視して、電源スイッチ11のオンオフを検知する機能があり、電源スイッチオンオフの情報も制御回路28に出力する。
制御回路28では、制御回路18、制御回路27、制御回路40から得た、それぞれ加熱コイル13、加熱コイル22、電熱ヒータ36の動作状態を、表示手段であるLCD30、表示手段であるLCD32、表示手段であるLCD34に出力し、加熱コイル13の動作状態をLCD30に、加熱コイル22の動作状態をLCD34に電熱ヒータ36の動作状態をLCD34にそれぞれ表示させる。また更に、制御回路28では、制御回路18から得た加熱コイル13の動作状態、サーミスタ14の温度データ、制御回路27から得た電源スイッチオンオフ信号に基づき、LCD30とLCD30のバックライト31に動作信号を出力し、制御回路27から得た加熱コイル22の動作状態、サーミスタ23の温度データ、電源スイッチオンオフ信号に基づき、LCD32とLCD32のバックライト33に動作信号を出力する。そしてまた、制御回路28では、制御回路40から得た電熱ヒータ36の動作状態、サーミスタ38の温度データ、制御回路27から得た電源スイッチオンオフ信号に基づき、LCD34とLCD34のバックライト35に動作信号を出力する。
補助電源供給手段である電源トランス16は電源スイッチ11を介さずに商用電源10に接続され、電源トランス16の出力電圧を整流・平滑する電源回路17が制御回路18に直流電源電圧を供給し、電源トランス25は同様に電源スイッチ11を介さずに商用電源10に接続され、補助電源供給手段である電源トランス25の出力電圧を整流・平滑する電源回路26が制御回路27、制御回路28、制御回路40に直流電源電圧を供給する。電源トランス16、25により制御回路18、27、28、40は電源供給されているため、電源スイッチオフ時にも温度検知、バックライト、LCDの駆動が行なえる。
また、制御回路27と制御回路40の一部または全部が1個のマイクロコンピュータで構成され、制御回路18も一部または全部が1個のマイクロコンピュータで、制御回路28も一部または全部は1個がマイクロコンピュータ(制御手段)で構成され、合計3個のマイクロコンピュータを有している。
図2は図1の回路が内臓された加熱調理器の構成図で、加熱コイル13と加熱コイル22と電熱ヒータ36が天板50の下方に破線で示すように配置されている。構成図を上面から見たときの配置は、機器正面からみた左方に加熱コイル13、右方に加熱コイル22、中央奥に電熱ヒータ36が設けられている。また、機器の前方側面には、左からLCD30、LCD34、LCD32の順に配置され、それぞれのLCDのバックライトであるバックライト31、バックライト35、バックライト32も各LCDの直下に左から順に配置されている。
以上のように構成された加熱調理器について、その動作を図3を参照し説明する。図3の(a)は本発明の実施の形態1における加熱調理器のLCDの左側加熱コイルで加熱時の表示例を示す図、(b)は同、LCDの右側加熱コイルで加熱時の表示例を示す図、(c)は同、LCDの電熱ヒータで加熱時の表示例を示す図である。電源スイッチ10をオンし、使用者の操作により左側加熱コイル13の動作スタートの信号を受け付けると、制御回路18により周波数変換装置12が動作する。周波数変換装置12を動作させると、加熱コイル13に高周波電流が供給されて、加熱コイル13から高周波磁界が発生し、図2の加熱コイル13上部の天板50上に載置されたホーロー鍋等の鍋底に渦電流を誘起して加熱する。左側加熱コイル13の加熱スタートすると制御回路28により左側加熱コイル13の動作状態表示用のLCD30に加熱状態を示す表示を行なうとともにバックライト31を点灯させる。同様に右側加熱コイル22の動作スタートの信号を受け付けると、加熱コイル22上部の天板50上に載置されたホーロー鍋等の鍋底に渦電流を誘起して加熱する。右側加熱コイル22の加熱スタートすると制御回路28により右側加熱コイル22の動作状態表示用のLCD32に加熱状態を示す表示を行なうとともにバックライト33を点灯させる。
電源スイッチ10をオンし、使用者の操作により電熱ヒータ36の動作スタートの信号を受け付けると、制御回路40によりリレー37をオンオフ制御することで電熱ヒータ36上部の天板50上の負荷を加熱する。電熱ヒータ36の加熱スタートすると制御回路28により電熱ヒータ36の動作状態表示用のLCD34に加熱状態を示す表示を行なうとともにバックライト35を点灯させる。
左側加熱コイル13、右側加熱コイル22、電熱ヒータ36による加熱パワーの大小はそれぞれ周波数変換装置12、周波数変換装置21、リレー37の動作制御により行なうことができ、使用者が加熱パワーを調整すると対応した火力に制御するとともに、現在の各加熱源のパワーばどのレベルであるかをそれぞれLCD30、LCD32、LCD34で表示する。
電源スイッチオンの状態で加熱動作をしておらず且つサーミスタが高温検知していない時は、それぞれLCD30、LCD32、LCD34は全消灯し、バックライト31、33、35のみ点灯させる。電源スイッチオフで且つサーミスタが高温検知していない時は、LCD30、LCD32、LCD34は全消灯し、バックライト31、33、35も全消灯させる。
図4(a)は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の左側加熱コイルの加熱動作時の高温検知時の表示例を示す図、(b)は、同、左側加熱コイルの加熱停止時の高温検知時の表示例を示す図、(c)は、同、左側加熱コイルの電源オフ時の高温検知時の表示例を示す図である。左側加熱コイル13による加熱により鍋もしくは左側加熱コイル13近傍の天板の温度が上昇しサーミスタ14の検知温度が所定温度(ここでは70℃とする)を超えると、制御回路18はフォトカプラ20を介して制御回路28に高温データを送り、制御回路28は左側加熱コイル用LCD30に“左高温”の文字を点灯させるともにバックライト31を点滅させる(図4(a)に図示)。
左側加熱コイル13の加熱動作を停止後も、サーミスタ14の検知温度が70℃以上であればLCD30の“左高温”文字の点灯とバックライト31の点滅動作を行なう。左側加熱コイル13の加熱動作を停止後、サーミスタ14の検知温度が70℃未満となると、LCD30の“左高温”文字を消灯、バックライト31を点滅から点灯に動作変化させる(図4(b)に図示)。
また、電源スイッチオフ後もサーミスタ14の検知温度が70℃以上であればLCD30の“左高温”文字の点灯とバックライト31の点滅動作を行なう。電源スイッチオフ後、サーミスタ14の検知温度が70℃未満となると、LCD30の“左高温”文字を消灯させ、バックライト31を点滅から消灯に動作変化させる(図4(c)に図示)。
同様に、図5(a)は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の右側加熱コイルの加熱動作時の高温検知時の表示例を示す図、(b)は、同、右側加熱コイルの加熱停止時の高温検知時の表示例を示す図、(c)は、同、右側加熱コイルの電源オフ時の高温検知時の表示例を示す図である。右側加熱コイル22による加熱により鍋もしくは右側加熱コイル22近傍の天板の温度が上昇しサーミスタ23の検知温度が70℃を超えると、制御回路27は制御回路28に高温データを送り、制御回路28は右側加熱コイル用LCD32に“右高温”の文字を点灯させるともにバックライト33を点滅させる(図5(a)に図示)。
右側加熱コイル22の加熱動作を停止後も、サーミスタ23の検知温度が70℃以上であればLCD32の“右高温”文字の点灯とバックライト33の点滅動作を行なう。右側加熱コイル22の加熱動作を停止後、サーミスタ14の検知温度が70℃未満となると、LCD32の“右高温”文字を消灯させ、バックライト33を点滅から点灯に動作変化させる(図5(b)に図示)。
また、電源スイッチオフ後もサーミスタ23の検知温度が70℃以上であればLCD32の“右高温”文字の点灯とバックライト33の点滅動作を行なう。電源スイッチオフ後、サーミスタ23の検知温度が70℃未満となると、LCD32の“右高温”文字を消灯させ、バックライト33を点滅から点消灯に動作変化させる(図5(c)に図示)。
また同様に、図6(a)は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の電熱ヒータの加熱動作時の高温検知時の表示例を示す図、(b)は、同、電熱ヒータの加熱停止時の高温検知時の表示例を示す図、(c)は、同、電熱ヒータの電源オフ時の高温検知時の表示例を示す図である。電熱ヒータ36による加熱により鍋もしくは電熱ヒータ36近傍の天板の温度が上昇しサーミスタ38の検知温度が70℃を超えると、制御回路40は制御回路28に高温データを送り、制御回路28は電熱ヒータ用LCD34に“中央高温”の文字を点灯させるともにバックライト35を点滅させる(図6(a)に図示)。
電熱ヒータ36の加熱動作を停止後も、サーミスタ38の検知温度が70℃以上であればLCD34の“中央高温”文字の点灯とバックライト35の点滅動作を行なう。電熱ヒータ36の加熱動作を停止後、サーミスタ38の検知温度が70℃未満となると、LCD34の“中央高温”文字を消灯させ、バックライト35を点滅から点灯に動作変化させる(図6(b)に図示)。
また、電源スイッチオフ後もサーミスタ38の検知温度が70℃以上であればLCD34の“中央高温”文字の点灯とバックライト35の点滅動作を行なう。電源スイッチオフ後、サーミスタ38の検知温度が70℃未満となると、LCD34の“中央高温”文字を消灯させ、バックライト35を点滅から点消灯に動作変化させる(図6(c)に図示)。
以上のように、本実施の形態においては、サーミスタが高温であることを検出した時、当該加熱源のLCDと、そのバックライトの動作を変化させることで、高温となっている機器の箇所を視覚的にわかりやすく表示し、使用者への高温警告効果を高めることができる。また、LCDの視認性を向上させる既存の構成要素であるバックライトを用いて高温となっている加熱源近傍箇所を表示するため、各加熱源毎に独立した高温表示ランプ等の高温報知手段を設けたり、独立した高温報知手段自体設けたりせずとも、高温警告でき安価な構成となる。
また、専用の高温報知手段がなくとも高温警告可能であるため、高温報知手段設置用に必要となる物理上のスペースが不要となり、そのスペースを利用してLCD等の表示部を大きくする等の視認性の向上を行なうこともできる。
また、各加熱源が加熱動作していない時においても、サーミスタが高温であることを検出すると、当該加熱源のLCDと、そのバックライトの動作を変化させることで、高温となっている機器の箇所を視覚的にわかりやすく表示でき、使用者への高温警告を効果的に行なうことができる。
また、電源スイッチオフ時にもLCDやバックライトに電源供給する電源トランスを具備することで、電源スイッチオフ時であっても、サーミスタが高温であることを検出すると、当該加熱源のLCDと、そのバックライトの動作を変化させることで、高温となっている機器の箇所を視覚的にわかりやすく表示でき、使用者への高温警告を効果的に行なうことができる。
尚、本実施の形態では、高温となっている加熱源の、動作状態表示LCDのバックライトを点滅させることで、高温となっている加熱源を報知したが、サーミスタが高温を検知すると動作状態表示LCDのバックライトの色を高温でない時と変化させることで高温となっている加熱源を報知したとしても同等の効果が得られる。
また尚、本実施の形態では、LCDの“左高温”“右高温”“中央高温”の文字の点灯とバックライトの点滅動作で高温警告を行なっているが、前記のどちらか一方であったとしても同等の効果が得られる。
また尚、本実施の形態では、LCDの高温検知時の文字表示は“左高温”“右高温”“中央高温”としたが、高温を意図する文字表示であれば、前期文字に限定するものではなく、同等の効果が得られる。
また尚、本実施の形態では、電源スイッチオフ時で高温検知している場合、バックライトを点滅するとして説明したが、高温非検知時はバックライト消灯であるため、高温検知時バックライトを点灯させるとしても同等の効果が得られる。
(実施の形態2)
図7は、本発明の第2の実施の形態における構成図を示すものである。表示手段であるLCDとバックライトの配置のみ第1の実施と形態とことなるため、回路動作詳細説明は省略する。
図7に示すように、表示手段であるLCDとバックライトを各加熱源の前方に配置することで、高温検知時のバックライト動作がどの加熱源を対象としているか明確になり、使用者への高温警告効果を更に高めることができる。
また、LCDの視認性を向上させる既存の構成要素であるバックライトを用いて高温となっている加熱源近傍箇所を表示するため、各加熱源毎に独立した高温表示ランプ等の高温報知手段を設けたり、独立した高温報知手段自体設けたりせずとも、高温警告でき安価な構成となる。
また、専用の高温報知手段がなくとも高温警告可能であるため、高温報知手段設置用に必要となる物理上のスペースが不要となり、そのスペースを利用してLCD等の表示部を大きくする等の視認性の向上を行なうこともできる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、高温となっている機器の箇所を視覚的にわかりやすく表示し高温警告効果を高めることが可能となるので、複数の加熱部を有した給湯器等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の回路ブロック図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の構成図 (a)本発明の実施の形態1における加熱調理器のLCDの左側加熱コイルで加熱時の表示例を示す図(b)同、LCDの右側加熱コイルで加熱時の表示例を示す図(c)同、LCDの電熱ヒータで加熱時の表示例を示す図 (a)本発明の実施の形態1における加熱調理器の左側加熱コイルの加熱動作時の高温検知時の表示例を示す図(b)同、左側加熱コイルの加熱停止時の高温検知時の表示例を示す図(c)同、左側加熱コイルの電源オフ時の高温検知時の表示例を示す図 (a)本発明の実施の形態1における加熱調理器の右側加熱コイルの加熱動作時の高温検知時の表示例を示す図(b)同、右側加熱コイルの加熱停止時の高温検知時の表示例を示す図(c)同、右側加熱コイルの電源オフ時の高温検知時の表示例を示す図 (a)本発明の実施の形態1における加熱調理器の電熱ヒータの加熱動作時の高温検知時の表示例を示す図(b)同、右側加熱コイルの加熱停止時の高温検知時の表示例を示す図(c)同、右側加熱コイルの電源オフ時の高温検知時の表示例を示す図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の構成図 従来の加熱調理器の上面図
符号の説明
11 電源スイッチ
13 加熱コイル(加熱源)
14 サーミスタ(温度検知手段)
16 電源トランス(補助電源供給手段)
22 加熱コイル(加熱源)
23 サーミスタ(温度検知手段)
25 トランス(補助電源供給手段)
30 LCD(表示手段)
31 バックライト
32 LCD(表示手段)
33 バックライト
34 LCD(表示手段)
35 バックライト
36 電熱ヒータ(加熱源)
38 サーミスタ(温度検知手段)

Claims (8)

  1. 鍋を載置する天板と、載置した鍋を加熱する複数の加熱源と、前記加熱源近傍あるいは鍋の温度を検出する温度検出手段と、前記各加熱源に関連した表示を行なう複数の表示手段と、前記表示手段のバックライトと、前記加熱源の出力や前記表示手段および前記バックライトの表示を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記温度検出手段が高温であることを検出すると当該する前記加熱源の表示手段のバックライトを高温検出していない時と異なる動作をさせ高温となっている加熱源を特定するようにした加熱調理器。
  2. 制御手段は、各加熱源が加熱動作していない時、前記温度検出手段が高温であることを検出すると、当該加熱源の表示手段のバックライトを高温検出していない時と異なる動作をさせる請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 加熱源への電源の供給を入り切りする電源スイッチと、前記電源スイッチが切りのときに制御手段およびバックライトに電源を供給する補助電源供給手段とを備え、前記制御手段は、前記電源スイッチが切りのときであって前記温度検出手段が高温であることを検出すると当該する前記加熱源の表示手段のバックライトを高温検出していない時と異なる動作をさせ高温となっている加熱源を特定するようにした請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 制御手段は、高温検出していない時はバックライトを点灯、高温検出時はバックライトを点滅させる請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  5. 制御手段は、高温検出していない時と高温検出時とでバックライトの点灯色を変化させる請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  6. 制御手段は、高温検出していない時はバックライトを消灯、高温検出時はバックライトを点滅もしくは点灯させる請求項2または3に記載の加熱調理器。
  7. 表示手段に高温である旨を文字として表示する請求項1〜6のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  8. 表示手段とバックライトを各加熱源の前方に配した請求項1〜6のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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