JP4915226B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、家庭のキッチンや業務用の厨房等に用いられる加熱調理器に関するものである。
近年、この種の加熱調理器、特に、誘導加熱調理器は安全・清潔・高効率という優れた特徴が認知され、普及されている。
従来、この種の加熱調理器は、製品上面に配したトッププレートと呼ばれるセラミック板の下に高周波磁界を発生する誘導加熱コイルを設け、この誘導加熱コイルに数十キロヘルツの高周波電流を供給して、セラミック板の上に載置した鍋を誘導加熱するものであり、火力を設定して使用する加熱モードと、例えばてんぷらのように負荷の温度を調節しながら加熱する温調加熱モードを兼ね備えているものが主流となっている。
この加熱モードによる温度制御のために、主に負特性サーミスタを用いた温度検知手段を使用している。しかしこの温度検知手段は例えば機械的なストレスを受けたりした場合には断線し、断線した場合には誤動作するものである。ゆえに、従来からこの断線に対する検知が行われており、これに伴う異常表示を誘導加熱の火力を表示する表示手段(一般に発光ダイオード)を用いて行われてきた。
図4(a)は従来の誘導加熱調理器の構成を示すブロック図である。101は高周波電流発生手段であり、高周波磁界を発生させる加熱コイル102へ高周波電流を供給するインバータ回路であり、加熱コイル102が発生する高周波磁界はトッププレート103を介して加熱コイル上に載置した鍋等の負荷104と鎖交して、負荷104を誘導加熱する。105は設定された火力に応じて高周波電流発生手段101を制御する加熱制御手段である。
この負荷104の温度は、温度検知手段106によって検知しており、制御手段107へ伝達される。また同時に、温度検知手段106の信号は断線を検知する断線検知手段108に伝達されている。断線検知手段108は、温度検知手段106を構成するサーミスタの抵抗値を監視しており、抵抗値が基準値以上の大きさに達すると断線状態と判断するものである。
断線検知手段108が温度検知手段106の断線を検知すると異常表示手段109はあらかじめ設定された温度検知手段106の断線を示す表示パターンにしたがって火力表示手段110の点灯・点滅状態を制御する。
111は使用者が加熱開始を指示する加熱スタート手段で、スイッチによって構成している。112は火力設定手段で、使用者が加熱スタート手段111を押した場合には火力を設定するように作用するものである。火力設定手段112は、火力の設定を上昇させる上昇ボタンと、同設定を下降させる下降ボタンによって構成されており、この上昇ボタン或いは下降ボタンを押した場合には、火力表示手段110を構成する複数個の発光素子の点灯数が変わるようになっており、発光素子の発光数によって設定火力を示す。
図4(b)は操作表示部の構成を説明する説明図である。113は加熱スタート手段108を構成する加熱スタートスイッチで、114は火力設定手段112を構成するアップダウンスイッチで、115は火力設定を表示するための4個の発光素子である。正常状態で動作している場合には、この操作表示部の表示は、図4(b)・図4(c)に示すようになっている。図4(b)は停止状態を示しており、各発光素子は消灯状態となっている。図4(c)は火力レベル3にて加熱中の状態を示しており、発光素子115の左から3つ目までを点灯しているものである。
図4(d)は異常状態を表示しているものである。温度検知手段106が断線していることを表示している。発光素子115は4個が左から右に順次点滅している。
さらに、機器の異常状態の場合に速やかに修理をするために表示される機器の異常状態は、この内容のみならず多数にわたってきており、表示手段を用いて各種の異常状態を表示しているものもある。たとえば、誘導加熱調理器は、誘導加熱するための構成部品が破壊した場合に漏電を防止するための電流ヒューズが備えられている。電流ヒューズが断線した場合に機器の使用ができなくなり、基板交換を行う必要がある。このため電流ヒューズの断線を検知し、これに伴う異常表示を行うものもある。
また、各種の異常状態を一対一に表現するのに点滅する周期を変えるものや、2進数により表現するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−219284号公報
しかしながら、前記従来の構成では、故障状態を表現する表示は点滅周期を変更するものや、2進数により表現するものであり、一般の使用者にとってわかりにくい表現となっており、使用者が機器の故障であることを認識し、サービス会社へ電話越しに表示内容を伝える際に点灯点滅している場所が1つずれるだけで誤った故障情報がサービスマンへ伝わる可能性がある。それに伴い、サービスマンが現地へ行った際に必要な部材がなく対処できないといったトラブルになるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、故障に対して一対一に対応する故障状態の表示パターンを備えると共に、故障を基板交換が必要なものと他の部品交換が必要なものに分類し、発光素子を点灯点滅させる位置、方向、色などにより分類して表現するものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、調理物を加熱する調理容器と、前記調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイルと、前記調理容器の温度を前記トッププレートを介して検知する温度検知手段と、前記温度検知手段の断線状態を検知する断線検知手段と、使用者が加熱を開始するための加熱スタート手段と、加熱中の火力を設定する火力設定手段と、前記火力設定手段により設定された火力を制御するため前記加熱コイルの高周波電流を制御する加熱制御手段と、前記加熱制御手段を備えた制御基板上の複数の故障を検知する制御基板故障検知手段と、複数個の発光素子を1列に並べ一方より点灯している個数により火力を表示する火力表示手段と、前記火力表示手段の発光素子の点灯点滅状態により複数の故障状態を表示する故障状態報知手段を備え、前記故障状態報知手段は前記複数の故障状態を修理に必要な部材毎にグループ化し、各グループを前記グループ内で表示状態を変化させることで故障内容を細分化し報知することとしたものである。
これによって、故障に対して一対一に対応する故障状態の表示パターンを備えると共に、故障を基板交換が必要なものと他の部品交換が必要なものに分類し、発光素子を点灯点滅させる位置、方向、色などにより分類して表現するものである。
本発明の加熱調理器は、故障を基板交換が必要なものと他の部品交換が必要なものに分類し表現することで、使用者がサービス会社へ故障状態を伝える際に各々の故障に応じた表示が伝わらなくても基板交換が必要であるか、または他の部品が必要であるかが発光素子を点灯点滅させる位置、方向、色などの伝えやすい区分を行うことで情報の伝達ミスによりサービスマンが現地へ赴き対処できないといったトラブルを減らすことができる。
第1の発明は、調理物を加熱する調理容器と、前記調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイルと、前記調理容器の温度を前記トッププレートを介して検知する温度検知手段と、前記温度検知手段の断線状態を検知する断線検知手段と、使用者が加熱を開始するための加熱スタート手段と、加熱中の火力を設定する火力設定手段と、前記火力設定手段により設定された火力を制御するため前記加熱コイルの高周波電流を制御する加熱制御手段と、前記加熱制御手段を備えた制御基板上の複数の故障を検知する制御基板故障検知手段と、複数個の発光素子を1列に並べ一方より点灯している個数により火力を表示する火力表示手段と、前記火力表示手段の発光素子の点灯点滅状態により複数の故障状態を表示する故障状態報知手段を備え、前記故障状態報知手段は前記複数の故障状態を修理に必要な部材毎にグループ化し、各グループを前記グループ内で表示状態を変化させることで故障内容を細分化し報知することにより、故障状態を修理に必要な部材毎にグループ化し、各グループの差異をわかりやすく表現することができ、使用者が電話越しにサービス会社へ機器の故障状態を伝える際に、個々の故障状態が伝わらなくても故障のグループが伝われば、サービスマンが現地へ行く際に必要な部品を持参することができるため、再度出直すといったトラブルを減らすことができる加熱調理器を提供することができる。
第2の発明は、特に第1の発明に記載の加熱調理器が、故障状態を修理に必要な部材毎にグループ化し、前記制御基板故障検知手段により前記制御基板の故障が検知された場合に前記火力表示手段が火力を表示するのと逆方向から点灯する発光素子を増加するよう表
示する前記故障状態報知手段を備えることにより、例えば通常の火力表示が左から右へ伸びる火力バーにより表示されるものである場合に、制御基板の交換が必要な異常状態を右から左へ伸びるように表示することで、使用者がサービス会社へ故障状態を伝える際に、右から左へ火力バーが伸びていることを伝えることができればサービスマンは交換用の基板を持参すればよいことがわかるため、再度出直すといったトラブルを減らすことができる加熱調理器を提供することができる。
第3の発明は、特に第1〜2の発明のいずれかに記載の加熱調理器が、前記断線検知手段により断線が検知されると左から右へ発光素子の点灯数を所定単位時間毎に増加させ、所定個数点灯すると全消灯し、再び点灯数を増加させる表示を繰り返し行い、前記制御基板故障検知手段により前記制御基板の故障が検知されると右から左へ発光素子の点灯数を所定単位時間毎に増加させ、所定個数点灯すると全消灯し、再び点灯数を増加させる表示を繰り返し行い、起点となる発光素子の位置によって前記制御基板の故障状態を区別する前記故障状態報知手段を備えることにより、点灯する発光素子が伸びる方向により故障状態をグループ化することで、制御基板の故障であるか、センサ及び表示素子の断線であるかを分類できる。また、点灯を開始する起点により故障状態を判別することができるので、各々の故障状態に応じた処置をマニュアルに照らし合わせて施すことができる加熱調理器を提供することができる。
第4の発明は、特に第1〜3の発明のいずれかに記載の加熱調理器が、複数の色を発光する発光素子からなる前記火力表示手段と、前記火力表示手段の色により故障状態の各グループを分類し報知する前記故障状態報知手段を備えることにより、故障状態を修理に必要な部材毎にグループ化し、各グループの差異を色により表現することができるので、使用者が電話越しにサービス会社へ機器の故障状態を伝える際に、火力表示手段にて点灯・点滅されている色が伝われば、サービスマンが現地へ行く際に必要な部品を持参することができるため再度出直すといったトラブルを減らすことができる加熱調理器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の構成を示すブロック図である。高周波電流発生手段1は制御基板2上に配置されており、高周波磁界を発生させる加熱コイル3へ高周波電流を供給するインバータ回路である。加熱コイル3が発生する高周波磁界はトッププレート4を介して加熱コイル上に載置した鍋等の負荷5と鎖交して、負荷5を誘導加熱する。加熱制御手段6は設定された火力に応じて高周波電流発生手段1を制御する。この負荷5の温度は、温度検知手段7によって検知しており、マイコンにより構成された制御手段8へ伝達される。温度検知手段7はサーミスタにより構成され、リード線及びコネクタを介して制御基板2と接続される。温度検知手段7の信号は断線を検知する断線検知手段9に伝達されている。断線検知手段9は、制御基板2上に配置された制御手段8にて温度検知手段7を構成するサーミスタの抵抗値を監視しており、抵抗値が基準値以上の大きさに達すると断線状態と判断するものである。断線検知手段9が温度検知手段7の断線を検知すると故障状態報知手段10はあらかじめ設定された温度検知手段7の断線を示す表示パターンにしたがって火力表示手段11の点灯・点滅状態を制御する。制御基板故障検知手段12は制御基板2の故障を検知する。制御基板2には高周波電流発生手段1の構成部品が破壊した場合に漏電を防止するための電流ヒューズが備えられており、制御基板故障検知手段12は電流ヒューズの断線を検知するヒューズ断線検知機能を備えている。
制御基板2は商用電源と高周波電流発生手段1の間に電源リレーを備え、電源スイッチの操作により加熱調理器の電源がONになると制御手段8が高周波電流発生手段1へ商用電源を供給する電源リレーをONする機能を備えている。制御基板故障検知手段12は高周波電流発生手段1の入力電圧を監視し、制御手段8が電源リレーをONしているのにもかかわらず所定の電圧が得られない場合、その逆で制御手段8が電源リレーをOFFしているのにもかかわらず所定の電圧以下にならない場合に電源リレー非動作を検知する電源リレー非動作検知機能を備えている。
操作表示部13は制御基板2と別基板である操作基板として構成し、制御基板2とリード線及びコネクタにより接続され、加熱調理器本体の上面手前に配置される。加熱スタート手段14は使用者が加熱開始を指示するスイッチによって構成している。火力設定手段15は使用者が加熱スタート手段14を押した場合に火力を設定するように作用するものである。火力設定手段15は、火力の設定を上昇させる上昇スイッチと、同設定を下降させる下降スイッチによって構成されており、この上昇スイッチ或いは下降スイッチを押した場合には、火力表示手段11を構成する複数個の発光素子の点灯数が変わるようになっており、発光素子の発光数によって設定火力を示す。
高温表示手段16は発光素子により構成されトッププレート4の温度が高い時には点灯し使用者にプレートが高温であるため注意を促すものである。
図1(b)は操作表示部13の構成を説明する説明図である。電源スイッチ17は加熱調理器の電源を入り切りするためのスイッチであり、電源ON時に点灯、電源OFF時に消灯し、電源のON/OFFを表示する電源LED18を備えている。
加熱スタートスイッチ19は加熱スタート手段14を構成するスイッチであり、アップダウンスイッチ20は火力設定手段15を構成するスイッチである。火力LED21は火力表示手段11を構成する8個の発光素子からなる表示素子である。高温LED22は高温表示手段16を構成する発光素子であり、トッププレート4の温度が高い時には点灯し使用者にプレートが高温であるため注意を促すものである。
加熱調理器が正常状態で動作している場合には、この操作表示部13の表示は、図1(b)・図1(c)に示すようになっている。図1(b)は停止状態を示しており、各発光素子は消灯状態となっている。図1(c)は火力レベル3にて加熱中の状態を示しており、火力LED21の左から4つ目までを点灯しているものである。
次に、図2を用いて故障状態の表示について説明する。図2(a)はヒューズ断線の故障状態を示す説明図である。(1)にて全LEDを消灯させる。(2)にて起点となるLEDをひとつ点灯させる。ヒューズ断線の場合は火力7のLEDを点灯させる。(3)で点灯させるLEDの数を左へ増やす。(4)でさらに点灯させるLEDの数を左へ増やす。3つLEDが点灯すると(1)へ戻り全LEDを消灯させる。0.5秒毎に(1)〜(4)へ表示を切り替え、それを繰り返すことでヒューズ断線であることを表す。
図2(b)は本実施の形態における加熱調理器の全故障状態を表した表である。故障No.1は左から右へ点灯するLEDの個数を増やす表示を行い、No.2及び3は右から左へ点灯するLEDの個数を増やす表示を行う。
No.1の故障の場合はまず制御基板2との間のコネクタの半挿入を確認し、それでも改善しない場合はNo.1の場合は温度検知手段7のユニット(サーミスタとリード線及びコネクタ)を交換する。よって、No.1の故障表示の場合サービスマンは温度検知手段7のユニットを持参する必要がある。No.及びの故障の場合は制御基板2を交換
することで修理を行うことができる。
以上のように、本発明の実施の形態1では、故障状態を必要な部材によって分類し、火力LEDの点灯数が右から左へ増加するか、左から右へ増加するかにより表現することで、使用者がサービス会社へ故障状態を伝える際に火力LEDが右へ伸びているか、左へ伸びているかが伝わればサービスマンが現地へ行く際に必要な部材を持参することができるため、再度出直すといったトラブルを減らすことができる。
なお、本実施の形態では、全故障状態を表したものとしたが、これに限られず、特定の故障状態を表すものであってもよい。
(実施の形態2)
次に、図3を用いて第2の実施の形態における故障状態の表示について説明する。なお、実施の形態1と同じ構成物については説明を省略する。本実施の形態における火力LED21は各素子が2色の発光素子を備え、複数の色を表示できるものとする。図3は本実施の形態における加熱調理器の全故障状態を表した表である。
故障No.1は赤色にて火力右から左へ点灯するLEDの個数を増やす表示を行い、No.2及び3は緑色にて右から左へ点灯するLEDの個数を増やす表示を行う。
No.1の故障の場合はまず制御基板2との間のコネクタの半挿入を確認し、それでも改善しない場合はNo.1の場合は温度検知手段7のユニット(サーミスタとリード線及びコネクタ)を交換する。よって、No.1の故障表示の場合サービスマンは温度検知手段7のユニットを持参する必要がある。No.及びの故障の場合は制御基板2を交換することで修理を行うことができる。
なお、本実施の形態では故障状態の表示が通常使用時の左から右へ伸びる表示とは逆にすべて右から左へ点灯するLEDが増加する表示であるため使用者が故障状態であると認識しやすいといった効果もある。
以上のように、本発明の実施の形態では、故障状態を必要な部材によって分類し、火力LEDの点灯色が赤か緑で表示することで、使用者がサービス会社へ故障状態を伝える際に赤か緑かが伝わればサービスマンが現地へ行く際に必要な部材を持参することができるため、再度出直すといったトラブルを減らすことができる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、故障状態を必要な部材によって分類し、発光素子を点灯点滅させる位置、方向、色などの伝えやすい区分を行うことで情報の伝達ミスによりサービスマンが現地へ赴き対処できないといったトラブルを減らすことができ、誘導加熱部に加えて、ラジェントヒータやロースタヒータを備えた複合加熱調理器等への用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器のブロック図 本発明の実施の形態1における故障状態の説明図 本発明の実施の形態2における故障状態の説明図 従来例の加熱調理器のブロック図
符号の説明
2 制御基板
3 加熱コイル
4 トッププレート
6 加熱制御手段
7 温度検知手段
8 制御手段
9 断線検知手段
10 故障状態報知手段
14 加熱スタート手段
15 火力設定手段

Claims (4)

  1. 調理物を加熱する調理容器と、前記調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイルと、前記調理容器の温度を前記トッププレートを介して検知する温度検知手段と、前記温度検知手段の断線状態を検知する断線検知手段と、使用者が加熱を開始するための加熱スタート手段と、加熱中の火力を設定する火力設定手段と、前記火力設定手段により設定された火力を制御するため前記加熱コイルの高周波電流を制御する加熱制御手段と、前記加熱制御手段を備えた制御基板上の複数の故障を検知する制御基板故障検知手段と、複数個の発光素子を1列に並べ一方より点灯している個数により火力を表示する火力表示手段と、前記火力表示手段の発光素子の点灯点滅状態により複数の故障状態を表示する故障状態報知手段を備え、前記故障状態報知手段は前記複数の故障状態を修理に必要な部材毎にグループ化し、各グループを前記グループ内で表示状態を変化させることで故障内容を細分化し報知する加熱調理器。
  2. 故障状態を修理に必要な部材毎にグループ化し、前記制御基板故障検知手段により前記制御基板の故障が検知された場合に前記火力表示手段が火力を表示するのと逆方向から点灯する発光素子を増加するよう表示する前記故障状態報知手段を備えた請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記断線検知手段により断線が検知されると左から右へ発光素子の点灯数を所定単位時間毎に増加させ、所定個数点灯すると全消灯し、再び点灯数を増加させる表示を繰り返し行い、前記制御基板故障検知手段により前記制御基板の故障が検知されると右から左へ発光素子の点灯数を所定単位時間毎に増加させ、所定個数点灯すると全消灯し、再び点灯数を増加させる表示を繰り返し行い、起点となる発光素子の位置によって前記制御基板の故障状態を区別する前記故障状態報知手段を備えた請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 複数の色を発光する発光素子からなる前記火力表示手段と、前記火力表示手段の色により故障状態の各グループを分類し報知する前記故障状態報知手段を備えた請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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