JP2005267905A - 回路遮断器 - Google Patents

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Abstract


【課題】 小形化すると共に、固定接点と可動接点が溶着した場合、あるいは、トリップ時の開閉機構部の動作などの改善をはかった回路遮断器を得る。
【解決手段】 下リンク15の他端が上リンク14の一端と他端の中間に位置するように下リンク15と上リンク14を折りたたんだ状態でオン状態を得るように構成させる。また、固定接点21aと可動接点22aが溶着したとき、コネクトリンク13の強制係合部13dにハンドル12が係合して、ハンドル12がオフ位置まで回動しないようにする。また、レバー16に開極突起16dを設け、コネクトリンク13に開極突起16dが当接する突起当接部13fを設け、トリップ始動時に開極突起16dがコネクトリンク13の突起当接部13fに当接してコネクトリンク13の始動を補助するように構成したものである。
【選択図】図20

Description

この発明は、配線用遮断器や漏電遮断器などの回路遮断器に関し、詳しくは開閉機構部の小形化あるいは薄形化などについて、新規な機構を提供するものである。
従来の起倒形ハンドルを有する回路遮断器の早入り・早切り開閉機構部においては、接点の接触圧力を確保するために、オン時に上リンクと下リンクがほぼ一直線になるように構成したトグルリンク機構が用いられる。(例えば、特許文献1参照)。
また、特殊な例としては、トグルリンク機構を採用せず、接触ばねで接触圧力を確保し、開離時には補助ばねを用いる構造が知られている。(例えば、特許文献2参照)。
特許第3166908号公報(図6) 特開2001−250465号公報(図3)
従来の回路遮断器では、一般に、開閉機構部に用いられるトグルリンク機構おいては、上リンクと下リンクをほぼ一直線に伸長させる構成が用いられている。この構成によれば、筺体の中で、上リンクと下リンクを伸長させるためのスペースが必要であり、筺体の外形寸法が大きくなる。また、上リンクと下リンクを折りたたむ構成の回路遮断器として、本願の出願人による先願発明があるが、固定接点と可動接点が溶着した場合、あるいは、トリップ時の開閉機構部の動作など、改善を要する問題点がある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、第一の目的は、開閉機構部において、小形化をはかった構成を有する回路遮断器を得るものである。また、第二の目的は、小形化をはかったものでありながら、ハンドルの操作が滑らかな回路遮断器を得るものである。さらに、第三の目的は、固定接点と可動接点が溶着した場合、あるいは、トリップ時の開閉機構部の動作などの改善をはかったものである。
この発明に係る回路遮断器においては、主として開閉機構部に特徴を有するものであり
一端がフレームに回動自在に軸支されると共に他端が過電流引き外し装置に連動するトリップバーに係合するようになされたラッチと、一端がフレームに回動自在に軸支されると共に、常時は他端がラッチに係止されているレバーと、一端が上記レバーの他端に回動自在に連結されると共に、他端に下側スプリングピンが設けられた上リンクと、一端が下側スプリングピンを介して上リンクに回動自在に連結された下リンクと、一端がフレームに回動自在に軸支されると共に他端が可動接触子を作動させる押し板に連結され、かつ、中間部に下リンクの他端が回動自在に連結されたコネクトリンクと、フレームの上端側に回動自在に設けられたハンドルと、ハンドルの位置に近接してフレームに形成された摺動溝と、ハンドルに係合され、ハンドルの回動により摺動溝を摺動する上側スプリングピンと、上記上側スプリングピンと下側スプリングピンとの間に懸架されたメインばねとを有する回路遮断器において、下リンクの他端が上リンクの一端と他端の中間に位置するように下リンクと上リンクを折りたたんだ状態でオン状態を得るように構成したものである。
また、固定接点と可動接点が溶着したとき、コネクトリンクの強制係合部にハンドルが係合して、ハンドルがオフ位置まで回動しないようにしたものである。
さらに、レバーに開極突起を設け、コネクトリンクに上記開極突起が当接する突起当接部を設け、トリップ始動時に開極突起がコネクトリンクの突起当接部に当接してコネクトリンクの始動を補助するように構成したものである。
この発明は、開閉機構部において、下リンクの他端が上リンクの一端と他端の中間に位置するように下リンクと上リンクを折りたたんだ状態でオン状態を得るように構成したので、回路遮断器の小形化が容易になる。
また、固定接点と可動接点が溶着したとき、溶着による事故の拡大を抑制できる。
さらに、過電流によりトリップしたとき、コネクトリンクの始動を補助することにより、可動接触子の開離を早くすることができる。
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明を実施するための実施の形態1における回路遮断器100を示すものであり、図1は回路遮断器の全体を示す正面図、図2はこの発明の主要部である開閉機構部を拡大して示す斜視図である。なお、図1は、回路遮断器の図面としては、通常、側面図として説明されるが、この実施例では、他の図面との関係から図1の図面を正面図として説明する。
図1において、ベース1及びカバー2は回路遮断器の筺体を構成するもので、合成樹脂材で形成されている。開閉機構部3は筺体の内部に配設され、後述のハンドル12が、カバー2のハンドル用窓孔2aからカバー2の表面に突出している。開閉接触子部4は、一般に橋絡形2接点方式と称する構成のものである。過電流引外し装置5は電路(図示しない)に接続された電源側端子6、及び負荷側端子7を介して過電流が流れたときに開閉機構部3を動作させるものであり、これらは周知の構成のものである。なお、消弧装置や端子ねじなども設けられるが、この発明には関係がないので、図示を省略してある。
図2において、開閉機構部3は、2枚のフレーム11の間にコネクトリンク13及び上リンク14などのリンク機構やハンドル軸31により支承されたハンドル12などが挟持されている。メインばね19は、ハンドル12により作動される上側スプリングピン32と、リンク機構に連結された下側スプリングピン35との間に懸架され、開閉接触子部4の開閉作動の際に伸縮する。即ち、この伸縮は、リンク機構を回動させてリンク機構に対して作用する方向が反転するように働いて開閉作動がなされる。押し板20はリンク機構に連結されて、一端に設けた可動接触子22を固定接触子(図示せず)に対して接離させる。18は周知のトリップバーであり、後述のように過電流引外し装置5により作動される。
次に、上記開閉機構部3の構成について、その構成部品の詳細を図3ないし図7に基づいて説明する。図3はフレーム11の斜視図、図4の(a)は正面図、(b)は側面図である。このフレーム11は、厚さ1mmの鋼板を用いて、ほぼ対称的に形成された一対のフレーム板111と112を向かい合わせに組み合わせたものである。その大きさの概略を示すと、例えば、100アンペアフレームの回路遮断器用として寸法Hが44mm、寸法Wが23mm、寸法Tが6mmに形成されている。なお、図3及び図4において、フレーム11は、フレーム板111と112を組み合わせたもの(内部にリンク機構などの部品が無いもの)を示しているが、このフレーム11は、開閉接触子部4を構成するとき、フレーム板111と112の間に、後述のハンドル、リンク機構及び軸類などを両側から挟持するようにしてフレーム板111と112を組み合わせるものである。
なお、図において、次のように各種の貫通孔やガイド片などがあるが、関係する部品はそれぞれ後述する。即ち、貫通孔11aには、ハンドル12が軸支される。円弧状の摺動溝11bには、上側スプリングピン32が摺動できるように嵌装される。貫通孔11cには、コネクトリンク13が軸支される。貫通孔11dには、ラッチ17が軸支される。貫通孔11fには、レバー16が軸支される。貫通孔11gには、トリップバー18が軸支される。貫通窓11hは、下側スプリングピン35の作動空間、及び、作動空間の端縁の一部分は、下側スプリングピン35の係止部に使用される。ガイド片11kは、フレーム板111と112の間の中央位置近傍に配置される部品の位置ずれを抑制するために設けられている。11mはねじ孔で、開閉接触子部4をベース2に螺着するために用いる。
図5は、例えば、合成樹脂材で形成されたハンドル12であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。図において、12aは係合孔であり、後述の上側スプリングピン32が嵌装される。ただし、上側スプリングピン32は、フレーム11に形成された円弧状の摺動溝11bに従動するので、ハンドル12側から見ると上側スプリングピン32の位置が上下方向に移動する。従って、係合孔12aは支承孔12b位置方向に延設した長孔に形成するか、または、長孔を延長してハンドル12の端縁に開口部を有するすり割り溝になされている。12cは係合突起であり、接点溶着時に後述のコネクトリンク13と係合する部分である。
図6は、例えば、鋼板で形成されたコネクトリンク13であり、(a)は正面図、(b)は上面図である。図において、貫通孔13aは、フレーム11の貫通孔11cに回動自在に支承するための孔である。貫通孔13bは、フレーム11で挟持する前に後述の下リンク15と回動自在に連結しておくための孔である。貫通孔13cは、後述の押し板20を連結するための孔である。13fは、後述のレバー16に設けられた開極突起16dが当接する突起当接部である。13eは変曲点、13hは当接係止部である。また、13dは、接点溶着時にハンドルの係合突起12cが係合する強制係合部であり、13eは、強制回動部である。
図7は、例えば、鋼板で形成された上リンク14であり、(a)は正面図、(b)は下面図である。図において、貫通孔14aは、後述の下側スプリングピン35を装着するための孔である。貫通孔14bはフレーム11で挟持する前に後述のレバー16と回動自在に連結しておくための孔である。14cはU曲げ部で、貫通孔14aはU曲げ部14cを貫通して形成されている。
図8は、例えば、鋼板で形成された下リンク15であり、(a)は正面図、(b)は下面図である。図において、貫通孔15aは、上記のようにフレーム11で挟持する前にコネクトリンク13と回動自在に連結しておくための孔である。貫通孔15bは、フレーム11で挟持する際に下側スプリングピン35を介して上リンク14に連結するための孔である。
図9は、例えば、鋼板で形成されたレバー16であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。図において、貫通孔16aはフレーム11で挟持する前に上記の上リンク14と回動自在に連結しておくための孔である。貫通孔16bはフレーム11の貫通孔11fに回動自在に支承するための孔である。なお、係止突起16cは後述のラッチ17の回動係止部17cに係止されるように形成されている。16dは開極突起であり、トリップ時にコネクトリンク13の強制係合部13dに当接するように設けられたものである。
図10は、例えば、鋼板で形成されたラッチ17であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。図において、17aは、フレーム11の貫通孔11dに回動自在に支承するための孔である。17bは、後述のトリップバー18に係止されるトリップ係止部である。17cは、レバー16の回動を係止するための回動係止部である。
上記のコネクトリンク13、上リンク14、下リンク15、レバー16、ラッチ17は、それぞれ厚さ1mmの鋼板で形成されている。そして、ハンドル12と共にフレーム11で挟持される。この挟持は、フレーム11の6mmの空間に、上記コネクトリンク13、上リンク14、下リンク15、レバー16、ラッチ17からなる5枚の部品を、それぞれ回動できるように挟持しなければならない。
この場合、開閉接触子部4の幅寸法を小さくするために、上記の5枚の部品が密接状態に挿入されている。即ち、同じ厚さの部品ならば、6枚は挿入できないほどにフレーム11の空間が設定されている。このため、隣接する部品が干渉しないように、一部分を折り曲げたものがある。
図11は合成樹脂材で形成されたトリップバー18であり、(a)はリンク機構側から見た正面図で、一部分を破断して示してある。(b)はK−K線における断面図である。図において、18aは、フレーム11に回動自在に支承するための貫通孔である。18bはラッチ係止部である。
次に、上記各部品を開閉機構部として組立てした状態について説明する。ただし、全部品を一括して図示すると、各部品の形状、他の部品との関係などが判りにくくなるので、オンの状態、あるいは、オフの状態のように図面(図示)を分割して、その状態に関係する部品のみ図示し、他の部品は図示を省略して説明する。この場合、説明の都合上、部品の前後の関係(実線と破線の関係)の図示が図12の関係と異なっている部分がある。
なお、図12は、開閉機構部3の側面図であり、フレーム板111と112の間に、コネクトリンク13、上リンク14、下リンク15、レバー16、ラッチ17の5個のリンク部品が密接状態に挿入されていることを示す。また、上記フレーム11の両外側において、上側スプリングピン32と下側スプリングピン35の間にメインばね19が懸架されることを示している。
先ず、図13は固定接触子21と可動接触子22aが閉合している状態、即ち、オンの状態を示す。なお、21aは固定接点、22aは可動接点である。この状態では、ハンドル12はハンドル軸31を中心にして矢印RA方向に回動した位置にあり、ハンドル12の係合孔12aに係合された上側スプリングピン32は、フレーム11の円弧状に形成された摺動溝11bの左側に寄せられている。なお、上側スプリングピン32には、摺動溝11bに対して動きを滑らかにするためにローラ32aを設けてある。このローラ32aには、メインばね19による強い力が加えられるので、耐久性を考慮した金属製のローラが望ましい。コネクトリンク13は、フレーム11の貫通孔11cに設けたリンク支承軸33により回動自在に支承されている。下リンク15の一端はリンク連結軸34によりコネクトリンク13に対し回動自在に連結され、下リンク15の他端は、上リンク14のU曲げ部14cにある貫通孔14aに設けた下側スプリングピン35により上リンク14に対し回動自在に連結されている。上リンク14の上端側は、レバー連結軸36により後述のレバー16の上端側と回動自在に連結されている。上記レバー連結軸36は、上記ハンドル12を手動でオンからオフに、また、オフからオンに操作するときは、後述のように他の部品との係合関係から、常に、所定の位置(図13に示す位置)に保持されている。
メインばね19は一対の引きばねであり、上側スプリングピン32の両端と下側スプリングピン35の両端の間に懸架されている。このメインばね19により、上リンク14にはレバー連結軸36を中心にして矢印RB方向に回動する付勢力が加えられている。この上リンク14の回動は、下側スプリングピン35をフレーム11の窓孔部11hに当接係止した状態において静止されている。また、上リンク14の回動付勢力は、下リンク15を介してコネクトリンク13に伝えられ、コネクトリンク13が、リンク支承軸33を中心矢印RC方向に回動するように付勢力が加えられている。このコネクトリンク13の回動付勢力は、固定接触子21と可動接触子22を閉合させるように働いている。即ち、コネクトリンク13の先端には、押し板連結軸37により押し板20が連結され、この押し板20に可動接触子22が設けられている。固定接触子21は可動接触子22に対向して設けられているが、この実施の形態による固定接触子21及び可動接触子22は、図2に示すように、一般に橋絡形2接点方式と称する構成になっている。なお、可動接触子22は押し板20に内蔵された接圧ばね(図示せず)の付勢力により、所定の接触圧力で固定接触子21に閉合するようになされている。
上記説明のように、この発明の回路遮断器は、図13に示すように、下リンク15の他端が上記上リンク14の一端と他端の中間に位置するように上記下リンク15と上リンク14を折りたたんだ状態でオン状態を得るように構成したので、回路遮断器の小形化が容易になる。
次に、上記図13のオンの状態から図14のオフの状態にする操作について説明する。このオフの操作は、ハンドル12を左側に倒す(矢印LA方向に回動する)ことによってなされる。即ち、ハンドル12を左側に回動すると、図14に示すように、上側スプリングピン32がフレーム11の摺動溝11aに案内されて右側に移動する。この移動の過程において、上側スプリングピン32と下側スプリングピン35の間に懸架されたメインばね19の作用線がレバー連結軸36の位置を越えると、上リンク14に対するメインばね19の作用方向が反転する。この反転により、上リンク14には、レバー連結軸36を中心にして矢印LB方向に回動する付勢力が加えられるようになる。上リンク14が矢印LB方向に回動すると、下リンク15を介してコネクトリンク13にも付勢力が加えられる。この付勢力により、コネクトリンク13はリンク支承軸33を中心にして矢印LC方向に回動する。従って、コネクトリンク13の先端に連結された押し板20を介して可動接触子22が固定接触子21から開離して図14に示すオフの状態になる。オフからオンの状態にする操作は、ハンドル12を右側に倒す(回動する)ことによってなされるが、その際のメインばね19の作用方向の反転、及び、上リンク14などの回動は、上記と逆方向になるだけのため説明を省略する。
上記説明の、ハンドル12を手動でオンからオフに、また、オフからオンに操作するとき、レバー連結軸36は常に所定の位置(図13に示す位置)に保持されているとした。その構成についてオンの状態における関係を図15を参照しながら説明する。この保持のために、フレーム11に設けられたレバー支承軸38により回動自在に支承されたレバー16と、ラッチ支承軸39により回動自在に支承されたラッチ17がある。レバー16の上端側は、上リンク14の上端側とレバー連結軸36により連結されている。従って、図15の状態において、下側スプリングピン35に懸架されたメインばね19により、上リンク14を介してレバー16は、レバー支承軸38を中心にして矢印LD方向に回動するように付勢されていることになる。
レバー16が矢印LD方向に付勢された状態は、次のようにしてラッチ17で係止されている。即ち、ラッチ17はラッチ支承軸39により回動自在にフレーム11に支承されているが、常時はラッチ支承軸39に設けられた弱い力のひねりばね23により、矢印LE方向に回動するように付勢されている。このラッチ17には、図10の部品図に示すように、U字状に折り曲げて形成された回動係止部17cがあり、図15のように、この回動係止部17cに対してレバー16に形成された係止突起16cが係合して、レバー16の矢印LD方向の回動が係止されている。なお、この係合は、メインばね19の強い力で係合しているので、ひねりばね23の付勢力(矢印LE方向の回動力)を打ち消して、レバー16の回動力によりラッチ17が矢印RD方向に回動する付勢力を受けている。このとき、ラッチ17は回動しないように周知のトリップバー18により係止されている。上記のように構成されているので、レバー連結軸36は常に所定の位置(図13に示す位置)に保持されている。
この保持について、オフの状態における関係を図16を参照しながら説明する。この場合、ハンドル12の操作により、上リンク14がレバー連結軸36を中心に矢印LB方向に回動している。しかし、オンの状態と同様に、下側スプリングピン35に懸架されたメインばね19により、上リンク14を介してレバー16はレバー支承軸38を中心にして矢印LD方向に回動するように付勢されていることになる。従って、オンの状態と同様に、レバー連結軸36は常に所定の位置(図12に示す位置)に保持されている。上記のことから理解できるように、オン・オフの際、このレバー連結軸36が中心になってメインばね19の反転及び上リンク14などの作動がなされる。
次に所定値を超過した過電流が流れたときの引外し動作(トリップ)について説明する。過電流が流れたときには、周知のように過電流引外し装置が作動して図15に矢印LHで示すようにトリップバー18を回動させる。即ち、図15のオンの状態のとき、トリップバー18とラッチ17、及び、レバー16などの関係は図に示すようになされている。この状態で、トリップバー18が矢印LH方向に回動すると、トリップバー18に係止されていたラッチ17が外れる。外れる寸前においては、ラッチ17は、前記のように、U字状に折り曲げて形成された回動係止部17cに、レバー16の係止突起16cが係合して時計方向(矢印RD方向)に回動する付勢力が加えられている。従って、ラッチ17は図17のように矢印RD方向に回動し、レバー16はラッチ17との係合が外れて、メインばね19の付勢力により矢印LD方向に回動して図17の位置に停止する。この停止は、レバー16がフレーム11に設けたストッパ11nにより停止される。このレバー16が停止しているとき、ハンドル12がレバー16の先端部に係合して、図のようにハンドル12はオンとオフの中間位置に停止する。このあと、トリップバー18はひねりばね(図示せず)の付勢力により元の位置にもどる。また、トリップ状態から通常の状態に戻すためのリセット操作は、従来の回路遮断器と同様に、ハンドル12をオフ方向に回動することによりなされるが、これらに関係する動作は、この発明の要旨に直接関係しないので説明を省略する。
上記のような構成の回路遮断器によれば、開閉機構部3の小形化により、付属装置付や漏電遮断器などに適用するときの対応が容易になる。また、ハンドル12がオンからオフ、または、オフからオンに回動するときの動く範囲が小さいので、カバー2のハンドル用窓孔2aが小さくなる。このことは、カバー2の前面における、各種記号あるいは名板などの表示が容易になる。
なお、上記の実施例ではフレーム11に摺動溝11bを形成させると共に、摺動溝11bを摺動する上側スプリングピン32と下側スプリングピン35との間にメインばね19を懸架させて、ハンドル12により上側スプリングピン32を摺動させることにより、上リンク14を回動させて可動接触子22を固定接触子21に接離するようにしたが、例えば、特許第3166908号公報(図6)に示されるように、ハンドル12で直接メインばね19を駆動させるようにしても良い。また、この発明による開閉機構部3は、橋絡形2接点方式の開閉接触子部4に適用されるだけでなく、一般の方式の開閉接触子部にも適用が可能である。
実施の形態2.
上記の構成において、フレーム11に形成された円弧状の摺動溝11bは、ハンドル12を、オンからオフに回動するに従って、メインばね19が伸長される方向に傾斜した円弧状になされている。これは、ハンドル操作をしていないとき、あるいは、操作の途中で手を離したときにハンドルを元のオンまたはオフ位置に戻る付勢力を生じるようになされたものである。この場合、摺動溝11bの円弧状は、単純な円弧でもよいが、図18に示すように特殊な円弧状にすると更に望ましい動作が得られる。即ち、摺動溝11bにおいて、下側の円弧Sを、図に示すように、摺動溝11bのほぼ中間位置を変曲点とし半径中心を下側スプリングピン35の近傍の互いに上記変曲点を越えた位置とする2種類の半径寸法R−1及びR−2で形成された円弧状にする。即ち、中間位置を変曲点にした、ほぼヘ字形状にする。なお、上側の円弧Uは上側スプリングピン32が接触することがないので、特に考慮した円弧でなくてもよい。
上記のような摺動溝11bに形成することにより、ハンドル12を、オンからオフに回動しかけて途中で回動を中止したときのハンドル付勢力を増やすことができ、ハンドル12は確実にもとのオンの位置に復帰する。ハンドル12を、オフからオンに回動しかけて途中で回動を中止したときでも、ハンドル12は確実にもとのオフの位置に復帰する。
実施の形態3.
また、上記の構成において、ハンドル12の係合孔12aは、長孔またはすり割り溝であるように説明した。しかし、この係合孔12aは、単純な長孔あるいは単純なすり割り溝の場合は、ハンドル12をオンからオフに回動するとき、上側スプリングピン32をフレーム11の円弧状摺動溝11bに押し付ける力が大きくなって、ハンドル12の滑らかな回動を得ることが困難になる。このため、図19のような形状の係合孔12aにした。即ち、ハンドル12がオンの状態において、係合孔12aが上側スプリングピン32を摺動溝11bの形状に沿った方向に押圧する押圧部12cを含む形状にした。この実施の形態においては、例えば、図19に示すように、ハンドル12と上側スプリングピン32を結ぶ中心線に対する直角方向の線から、約27度上向きになるような押圧方向を係合孔12aに設定した。
上記上向きの角度は、計算値あるいは実験により求めるが、上記27度の角度を大きくした場合には、摺動溝11bに押し付ける力は少なくなるが、係合孔12aを大きくする必要があるため、結果的には上側スプリングピン32とのギャップが大きくなり開閉操作がスムーズでなくなるという問題がある。この発明による上記の構成ではこの角度は27度が適当であった。
なお、ハンドル12をオフからオンに回動するときも、同様の考えで押圧部12cを設定できる。上記のような係合孔12aの押圧部12cにより、上側スプリングピン32の動きが滑らかで、ハンドル12の操作が容易になる。
実施の形態4.
上記構成において、回路遮断器に異常状態が生じた場合、固定接触子21と可動接触子22が閉合している状態で溶着することがある。この状態で、ハンドル12をオフ方向(矢印LA方向)に回動すると、ハンドル12は図14のようにオフ状態になるが、固定接触子21と可動接触子22が閉合している状態、即ち、固定接点21aと可動接点22a
が溶着状態になっている。この状態は危険であるため、本願発明の構成では、接点の溶着状態において、ハンドル12がオフ位置に回動できないようになされている。
即ち、図20において、図のように、固定接触子21と可動接触子22が溶着により閉合している状態で、ハンドル12をオフ方向(矢印LA方向)に回動すると、ハンドル12に形成された係合突起12cが、コネクトリンク13の強制係合部13dに係合してストップされ、オフ位置(一点鎖線で示すハンドルの位置)には回動できない。このストップされた位置においては、メインばね19がレバー連結軸36の位置を越えないので、上リンク14に対するメインばね19の作用方向が反転しない。このため、ハンドル12はオフ状態にならず、もとのオンの位置に復帰する。この構成によれば、固定接点21aと可動接点22aが溶着したとき、溶着による事故の拡大を抑制できる。
実施の形態5.
なお、本願発明の構成では、上記実施の形態4における接点の溶着が軽度な場合には、ハンドル12を強制回動することにより修復することができる。即ち、図20の状態において、ハンドル12を強制的にオフ位置(一点鎖線で示すハンドルの位置)に回動すれば、係合突起12cが、コネクトリンク13の強制回動部13eに係合して、コネクトリンク13を矢印LC方向に強制回動させる。この強制回動が可能であれば、溶着した接点が剥離してオフ状態にできる。この構成によれば、上記実施の形態4と同様に、固定接点21aと可動接点22aが溶着したとき、溶着による事故の拡大を抑制できる。
実施の形態6.
上記実施の形態1の構成において、過電流が流れたときには、周知のように過電流引外し装置が作動して図15に矢印LHで示すようにトリップバー18を回動させる。トリップバー18が矢印LH方向に回動すると、トリップバー18に係止されていたラッチ17が外れる。外れる寸前においては、ラッチ17は、前記のように、U字状に折り曲げて形成された回動係止部17cに、レバー16の係止突起16cが係合して時計方向(矢印RD方向)に回動する付勢力が加えられている。従って、ラッチ17は図17のように矢印RD方向に回動し、レバー16はラッチ17との係合が外れて、メインばね19の付勢力により矢印LD方向に回動して図17の位置に停止する。この停止は、レバー16がフレーム11に設けたストッパ11nにより停止される。このレバー16が停止しているとき、ハンドル12がレバー16の先端部に係合して、図のようにハンドル12はオンとオフの中間位置に停止する。このあと、トリップバー18はひねりばね(図示せず)の付勢力により元の位置にもどる。
上記のようにレバー16が矢印LD方向に回動すると、レバー連結軸36の位置が図17に示すように移動する。この移動により、上リンク14に対するメインばね19の付勢力が反転して、上リンク14における下側スプリングピン35の位置が移動する。下側スプリングピン35の位置が移動すれば、下リンク15を介してコネクトリンク13を、図22に示すように矢印LC方向に回動させる。このコネクトリンク13の回動により可動接触子22が開離する。これらの動作は実施の形態1において説明しているが、本願発明の構成では、上記トリップによる可動接触子22の開離に際し、コネクトリンク13の始動を補助するように構成されている。
このコネクトリンク13の始動を補助する構成について、図21及び図22を参照して説明する。先ず、図21は、固定接触子21と可動接触子22が閉合している状態であり、この状態は、図13のオン状態と同一である。ただし、コネクトリンク13に、突起当接部13f、変曲点13g、当接係止部13hが設けられている。また、レバー16には開極突起16dが設けられている。
従って、図21のオン状態から、図22のトリップ状態に至る過程において、レバー16が矢印LDの方向に回動するとき、開極突起16dが、図21において矢印で示すように移動する。この移動に際して、コネクトリンク13の突起当接部13fに開極突起16dが当接して、コネクトリンク13の矢印LC方向の始動を補助するように働く。コネクトリンク13が始動した後は、メインばね19の付勢力によりコネクトリンク13が急速に回動する。この急速回動を阻害しないように、開極突起16dは変曲点13gを経て当接係止部13hに係止されて図22の状態になる。なお、図22の状態は、図17に示すトリップ状態と同様の状態である。上記のように、過電流によりトリップしたとき、コネクトリンクの始動を補助することにより、可動接触子の開離を早くして、アークなどによる回路遮断器の損傷を抑止する。
この発明の実施の形態を示す回路遮断器の正面図である。 この発明の主要部である開閉接触子部を示す斜視図である。 フレームの外観を示す斜視図である。 フレームの細部を示す部品図である。 ハンドルの細部を示す部品図である。 コネクトリンクの細部を示す部品図である。 上リンクの細部を示す部品図である。 下リンクの細部を示す部品図である。 レバーの細部を示す部品図である。 ラッチの細部を示す部品図である。 トリップバーの細部を示す部品図である。 開閉接触子部の説明用側面図である。 開閉接触子部のオン状態を示す説明用構成図である。 開閉接触子部のオフ状態を示す説明用構成図である。 開閉接触子部のオン状態を示す他部分の説明用構成図である。 開閉接触子部のオフ状態を示す他部分の説明用構成図である。 開閉接触子部のトリップ状態を示す説明用構成図である。 フレームの摺動溝の細部を示す説明図である。 ハンドルの係合孔の細部を示す説明図である。 実施の形態4及び5の説明用構成図である。 実施の形態6の説明用構成図でオン状態を示す。 実施の形態6の説明用構成図でトリップ状態を示す。
符号の説明
1 ベース、2 カバー、3 開閉機構部、4 開閉接触子部、
5 過電流引外し装置、11 フレーム、11b 摺動溝、11k ガイド片、
12 ハンドル、12a 係合孔、12b 支承孔、12c 係合突起、
13 コネクトリンク、13d 強制係合部、13e 強制回動部、
13f 突起当接部、13g 変曲点、13h 当接係止部、14 上リンク、
15 下リンク、16 レバー、16a 貫通孔、16c 係止突起、
16d 開極突起、17 ラッチ、18 トリップバー、19 メインばね、
20 押し板、21 固定接触子、21a 固定接点、22 可動接触子、
22a 可動接点、31 ハンドル軸、32 上側スプリングピン、32a ローラ、
35 下側スプリングピン、36 レバー連結軸(連結軸)、100 回路遮断器、
111,112 フレーム板。

Claims (6)

  1. 合成樹脂材で形成された筺体と、
    上記筺体に収納され、一端に固定接点が設けられ他端が電路に接続された固定接触子と、上記固定接点に対向して可動接点が設けられた可動接触子と、
    上記可動接触子に連結された押し板と、
    上記筺体に固着されたフレームと、
    一端が上記フレームに回動自在に軸支されると共に他端が過電流引き外し装置に連動するトリップバーに係合するようになされたラッチと、
    一端が上記フレームに回動自在に軸支されると共に、常時は他端の係止突起が上記ラッチに係止されているレバーと、
    一端が上記レバーの他端の貫通孔に回動自在に連結されると共に、他端に下側スプリングピンが設けられた上リンクと、
    一端が上記下側スプリングピンを介して上記上リンクに回動自在に連結された下リンクと、一端が上記フレームに回動自在に軸支されると共に他端が上記押し板に連結され、かつ、中間部に上記下リンクの他端が回動自在に連結されたコネクトリンクと、
    上記フレームの上端側に回動自在に設けられたハンドルと、
    上記下側スプリングピンに係合したメインばねを上記ハンドルで駆動することにより上記上リンクを回動させて上記可動接触子を上記固定接触子に接離させる回路遮断器において、
    上記下リンクの他端が上記上リンクの一端と他端の中間に位置するように上記下リンクと上リンクを折りたたんだ状態でオン状態を得るように構成したことを特徴とする回路遮断器。
  2. 固定接点と可動接点が溶着時に、コネクトリンクに設けた強制係合部にハンドルに形成した係合突起が係合して、ハンドルがオフ位置まで回動しないように構成したことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
  3. 固定接点と可動接点が溶着した状態においては、コネクトリンクに設けた強制回動部にハンドルに形成した係合突起が係合して、上記コネクトリンクをオフ方向に強制回動するように構成したことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
  4. レバーに開極突起を設け、コネクトリンクに上記開極突起が当接する突起当接部を設け、トリップ始動時に上記開極突起が上記コネクトリンクの突起当接部に当接してコネクトリンクの始動を補助するように構成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の回路遮断器。
  5. コネクトリンクの突起当接部において、開極突起が当接してからトリップ終了時にいたるまでの途中に、当接による作用方向を変える変曲点を持たせたことを特徴とする請求項4記載の回路遮断器。
  6. コネクトリンクの突起当接部において、トリップ終了時に開極突起が係止される当接係止部を設けたことを特徴とする請求項4または5記載の回路遮断器。
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