JP5054662B2 - 回路遮断器 - Google Patents
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Description
以下、図面と共に、この発明の実施の形態1による回路遮断器について詳細に説明する。尚、各図中、同一符号は、同一又は相当部分を示す。図1は、この発明の実施の形態1による三相用回路遮断器(以下、単に、回路遮断器と称する)の外観を示す斜視図、図2は、そのカバー部を外した状態での開閉機構部と引きはずし装置とベース筐体を示す斜視図である。
図18は、この発明の実施の形態2による回路遮断器の開閉機構部に於ける機構フレームのラッチばねを保持する孔部を示す斜視図、図19は、その機構フレームとラッチばねと掛け金とラッチを示す正面図である。図18、図19に於いて、機構フレーム14は、バーリング加工により形成された貫通孔143を備えている。
図20は、この発明の実施の形態3による回路遮断器の開閉機構部に於ける機構フレームのラッチばねを保持する孔部を示す斜視図、図21は、その機構フレームとラッチばねと掛け金とラッチを示す正面図である。図20、図21に於いて、機構フレーム14は、機構フレーム14に曲げ加工により形成された貫通孔144を備えている。
図22は、この発明の実施の形態4による回路遮断器の開閉機構部に於ける機構フレームのラッチばねを保持する孔部を示す斜視図、図23は、その機構フレームとラッチばねと掛け金とラッチを示す正面図である。図22、図23に於いて、機構フレーム14は、機構フレーム14に切込みによるせん断加工により形成した貫通孔145を備えている。
図24は、この発明の実施の形態5による回路遮断器の開閉機構部に於ける機構フレームのラッチばねを保持する孔部を示す斜視図、図25は、その機構フレームとラッチばねと掛け金とラッチを示す正面図である。図24、図25に於いて、機構フレーム14は、機構フレーム14に設られた貫通孔に円筒形部材17を挿入し、この円筒形部材17を機構フレーム14に接合することにより形成された孔部としての貫通孔146を備えている。
図26は、この発明の実施の形態6による回路遮断器の開閉機構部に於ける機構フレームのラッチばねを保持する孔部を示す斜視図、図27は、その回路遮断器のオン状態での開閉機構部に於ける機構フレームとラッチばねと掛け金とラッチ示す斜視図である。図26、図27に於いて、機構フレーム14は、ラッチばね15を保持する孔部としての貫通孔147と、機構フレーム14の端面から貫通孔147に繋がる貫通溝148とを備えている。貫通孔147の内径は、ラッチばね15のコイル部151の外径よりやや大きい寸法に形成され、貫通溝148の溝幅はラッチばね15の足部152、153の直径よりやや大きい寸法を有する。
図28は、この発明の実施の形態7に於ける回路遮断器のオン状態での開閉機構部における機構フレームとラッチばね、掛け金、ラッチ、ベース筐体を示す斜視図、図29は、その機構フレームとラッチばね、掛け金、ラッチ、ベース筐体を示す正面図である。図28、図29に於いて、機構フレーム14を保持するベース筐体1は、機構フレーム14の孔部としての貫通孔142に挿入されたラッチばね15の一対の足部152、153の夫々の外側に位置する壁部1011、1012を備えている。即ち、ベース筐体1の壁部1011、1012は、ラッチばね15の軸方向両側を挟んだ配置とされている。尚、壁部1011、1012は、ベース筐体1とは別の部材により構成してもよい。その他の構成は、前述の実施の形態1による回路遮断器と同様である。
図30は、この発明の実施の形態8による回路遮断器の開閉機構部に於ける機構フレームのラッチばね及び掛け金ばねを保持する孔部を示す斜視図、図31は、その回路遮断器のオン状態での開閉機構部に於ける機構フレームとラッチばね、掛け金ばね、掛け金、ラッチを示す斜視図、図32は、その回路遮断器のオン状態での開閉機構部に於ける機構フレームとラッチばね、掛け金ばね、掛け金、ラッチを示す側断面図、図33は、その機構フレームとラッチばね、掛け金ばね、掛け金、ラッチを示す正面図である。
101 ベース
102 ミドルベース
2 バイメタル部
3 トリップバー
4 掛け金
5 固定接点
6 可動接点
7 電磁コイル部
8 プランジャー部
9 第1のリンク
10 第2のリンク
11 メインばね
12 ハンドルアーム
121、161、191 ピン
122 ばね掛け部
13 コネクトピン
14 機構フレーム
142、143、144、145、146、147 孔部
148 溝部
1490 第1の孔部
1500 第2の孔部
1441、1442 延在部
1451、1452 延在部
15 ラッチばね
151 コイル部
152、153 足部
16 ラッチ
17 円筒形部材
18 掛け金ばね
100 回路遮断器
200 開閉機構部
300 引きはずし装置
Claims (14)
- 固定接点に対向する可動接点を備え、駆動されることにより前記可動接点を前記固定接点に対して離反又は接触させて電気回路を遮断し又は閉じる可動接触子と、
前記電気回路に所定値以上の電流が流れたときに動作する引き外し装置と、
回動可能に設けられ、前記引き外し装置の動作に基づいて駆動され所定方向に回動するトリップバーと、
前記トリップバーに掛け金を介して係合可能に設けられると共にラッチばねにより常時所定方向に回動するように付勢され、前記係合しているときは前記回動が阻止され、前記トリップバーが前記回動したとき前記係合が解かれて前記所定方向に回動するラッチと、
前記ラッチに係合可能に設けられ、前記ラッチが前記所定方向に回動したとき前記ラッチとの係合が解かれて前記可動接触子を駆動して前記電気回路を遮断し又は閉じる開閉機構部と
を備えた回路遮断器であって、
前記ラッチばねは、コイル部と前記コイル部の両端部に夫々設けられた一対の足部とを備え、前記コイル部が前記開閉機構部を保持する機構フレームに設けられた孔部に挿入されることにより前記機構フレームに保持され、
前記ラッチばねの前記一対の足部は、前記機構フレームを挟んで前記機構フレームの両側部側に別々に配置され、前記一対の足部のうちの一方の足部が前記ラッチに当接して前記ラッチを付勢すると共に、他方の足部が前記掛け金に当接して前記掛け金を付勢することを特徴とする回路遮断器。 - 前記孔部は、前記機構フレームの一部分にバーリング加工することにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
- 前記孔部は、前記機構フレームの一部分に曲げ加工することにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
- 前記孔部は、前記機構フレームの一部分に切込みによるせん断加工することにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
- 前記孔部は、前記機構フレームの一部分に設けられた貫通孔に中空筒状部材を固定することにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
- 前記孔部は、前記ラッチばねの前記一対の足部のうちの少なくとも一方を通し得る溝部により前記機構フレームの端面に繋がっていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
- 前記ラッチばねの両足部の夫々の外側に、前記ラッチばねの軸方向への移動を規制する壁部を設けたことを特徴とする請求項1乃至6のうちの何れか1項に記載の回路遮断器。
- 固定接点に対向する可動接点を備え、駆動されることにより前記可動接点を前記固定接点に対して離反又は接触させて電気回路を遮断し又は閉じる可動接触子と、
前記電気回路に所定値以上の電流が流れたときに動作する引きはずし装置と、
回動可能に設けられ、前記引き外し装置の動作に基づいて駆動され所定方向に回動するトリップバーと、
前記トリップバーに掛け金を介して係合可能に設けられると共にラッチばねにより常時所定方向に回動するように付勢され、前記係合しているときは前記回動が阻止され、前記トリップバーが前記回動したとき前記係合が解かれて前記所定方向に回動するラッチと、
前記掛け金を常時付勢する掛け金ばねと、前記ラッチに係合可能に設けられ、前記ラッチが前記所定方向に回動したとき前記ラッチとの係合が解かれて前記可動接触子を駆動して前記電気回路を遮断し又は閉じる開閉機構部と
を備えた回路遮断器であって、
前記ラッチばねは、コイル部と前記コイル部の両端部に夫々設けられた一対の足部とを備え、前記コイル部が前記開閉機構部を保持する機構フレームに設けられた第1の孔部に挿入されることにより前記機構フレームに保持され、前記一対の足部のうちの一方が前記ラッチに当接して前記ラッチを付勢し、
前記掛け金ばねは、コイル部と前記コイル部の両端部に夫々設けられた一対の足部とを備え、前記コイル部が前記開閉機構部を保持する機構フレームに設けられた第2の孔部に挿入されることにより前記機構フレームに保持され、前記一対の足部のうちの一方が前記掛け金に当接して前記掛け金を付勢することを特徴とする回路遮断器。 - 前記第1の孔部と前記第2の孔部とのうちの少なくとも一方は、前記機構フレームの一部分にバーリング加工することにより形成されていることを特徴とする請求項8に記載の回路遮断器。
- 前記第1の孔部と前記第2の孔部とのうちの少なくとも一方は、前記機構フレームの一部分に曲げ加工することにより形成されていることを特徴とする請求項8に記載の回路遮断器。
- 前記第1の孔部と前記第2の孔部とのうちの少なくとも一方は、前記機構フレームの一部分に切込みによるせん断加工することにより形成されていることを特徴とする請求項8に記載の回路遮断器。
- 前記第1の孔部と前記第2の孔部とのうちの少なくとも一方は、前記機構フレームの一部分に設けられた貫通孔に中空筒状部材を固定することにより形成されていることを特徴とする請求項8に記載の回路遮断器。
- 前記第1の孔部と前記第2の孔部とのうちの少なくとも一方は、前記ラッチばねの前記一対の足部のうちの少なくとも一方を通し得る溝部により前記機構フレームの端面に繋がっていることを特徴とする請求項8に記載の回路遮断器。
- 前記ラッチばねと前記掛け金ばねとのうちの少なくとも一方の両足部の夫々の外側に、前記ラッチばね又は前記掛け金ばねの軸方向への移動を規制する壁部を設けたことを特徴とする請求項8乃至13のうちの何れか1項に記載の回路遮断器。
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