JP5297270B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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Description

この発明は、電力系統の配電盤などに使用される配線用遮断器または漏電遮断器などの回路遮断器に関するものである。
一般的な回路遮断器では、トグルリングを用いた接点早入り機構を採用した場合、上リンクはメインスプリングを介して間接的に駆動される。このとき、メインスプリングを駆動するハンドルアームの動作ストロークは、操作の余裕を確保するため大きく設定されるが、ハンドルアームと一体に動く操作ハンドルの操作感を安定させるため、操作ハンドルの回動角度は、小さく抑える必要がある。このため、ハンドルアームの回動軸心は、絶縁ケースの底面にできるだけ近い相間位置に配置される。このハンドルアームは、絶縁ケースの底部に近い相間位置に固定された支持フレームにより、回動可能に支持される。このハンドルアームには、それがクロスバーの延長方向に横ずれするのを防止する必要がある。
特許文献1には、ハンドルアームの下端部に円弧状突部を形成し、この円弧状突部に対応する凹円弧部を支持フレームの上面に形成し、この支持フレームの凹円弧部にハンドルアームの円弧状突部を嵌め込むことにより、ハンドルアームを回動可能に支持フレームで支持する回路遮断器において、ハンドルアームと支持フレームの一部を外側に折り曲げて折曲片を形成し、これらの折曲片をともに相手側の外側面に係合し、横ずれを防止するものが開示されている。これらの折曲部は、ハンドルアームまたは支持フレームの必要幅を超えて、外側に大きく突出している。
実開平2−104549号明細書、とくに第1図〜第3図とその説明
特許文献1のように、折曲部が、ハンドルアームまたは支持フレームの必要幅を超えて外側に大きく突出したものでは、ハンドルアームおよび支持フレームを配置する相間間隔を大きくする必要があり、結果として回路遮断器の幅寸法が大きくなるので、回路遮断器の小型化の妨げとなる。
また、ハンドルアームの下に、可動接触子を保持するクロスバーが配置されるが、この可動接触子の相間の絶縁を確保するに当たり、ハンドルアームおよび支持フレームの外側に大きく突出した折曲部が、絶縁を低下させ、遮断性能の向上の妨げとなる。
さらに、ハンドルアームの横ずれを防止するために、特許文献1の折曲部に代わって、別部品を使用するものも知られているが、この別部品を使用するものでは、部品コストおよび組立コストが上昇し、高価格となる不都合もある。
この発明は、前記課題を改善することのできる改良された回路遮断器を提案するものである。
この発明による回路遮断器は、絶縁基台上に配置された固定接点、前記固定接点と接離する可動接点を有する可動接触子、前記絶縁基台上に回転可能に配置され前記可動接触子を保持するクロスバー、手動操作されるハンドルに取り付けられたハンドルアーム、前記絶縁基台に固定され前記ハンドルアームを回動可能に軸支する支持フレーム、引き外し装置のラッチに係合されトリップ時に回動する回動レバー、前記クロスバーを駆動する下リンク、前記回動レバーに軸支され前記下リンクにスプリングピンを介して結合されてトグルリンクを構成する上リンク、および駆動側が前記ハンドルアームに連結され従動側が前記スプリングピンに結合されたメインスプリングを備えた回路遮断器であって、
前記ハンドルアームは、金属板で構成された一対のアームベース部分を有し、この一対のアームベース部分は、それぞれの内面が所定間隔を介して互いに対向するように配置され前記各アームベース部分は、それぞれの端部に連続してそれと一体に形成された回動センタ部を有し、これらの各回動センタ部は、前記各アームベース部分のそれぞれの板厚の範囲から突出することなく、それぞれの板厚の範囲内に位置し、
記支持フレームは、金属板で構成された一対のフレームベース部分を有し、この一対のフレームベース部分は、それぞれの内面が前記一対のアームベース部分の各内面を含む平面に位置し、かつ前記所定間隔と同じ間隔を介して互いに対向するように配置され前記各フレームベース部分は、それぞれの端部に連続してそれと一体に形成され回動サポート部を有し、これらの各回動サポート部は、前記フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲から突出することなく、それぞれの板厚の範囲内に位置し、
前記各回動センタ部はそれぞれの端面に円弧状回動面を有し、前記各回動サポート部はそれぞれの端面に前記各回動センタ部の円弧状回動面に接触する円弧状サポート面を有し、前記各アームベース部分および前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲内で、前記各回動サポート部が前記各回動センタ部を回動可能に支持しており、
前記アームベース部分に、それらの板厚の方向で前記回動センタ部のそれぞれに隣接する薄壁一体に形成これらの薄壁は前記各アームベース部分の板厚よりも薄い厚さを有し、れらの薄壁の内面または外面が、それぞれ前記アームベース部分の外面を含む平面とその内面を含む平面との間に位置するようにして、前記各薄壁を前記各アームベース部分および前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲内に形成、前記ハンドルアームの回動センタ部が前記クロスバーの延長方向にずれるのを防止するか、または
前記各フレームベース部分に、それらの板厚の方向で前記各回動サポート部のそれぞれに隣接する薄壁を一体に形成し、これらの薄壁は前記各フレームベース部分の板厚よりも薄い厚さを有し、これらの薄壁の内面または外面が、それぞれ前記各フレームベース部分の外面を含む平面とその内面を含む平面との間に位置するようにして、前記各薄壁を前記各アームベース部分および前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲内に形成し、前記ハンドルアームの各回動センタ部が前記クロスバーの延長方向にずれるのを防止することを特徴とする。
また、この発明による別の回路遮断器は、絶縁基台上に配置された固定接点、前記固定接点と接離する可動接点を有する可動接触子、前記絶縁基台上に回転可能に配置され前記可動接触子を保持するクロスバー、手動操作されるハンドルに取り付けられたハンドルアーム、前記絶縁基台に固定され前記ハンドルアームを回動可能に軸支する支持フレーム、引き外し装置のラッチに係合されトリップ時に回動する回動レバー、前記クロスバーを駆動する下リンク、前記回動レバーに軸支され前記下リンクにスプリングピンを介して結合されてトグルリンクを構成する上リンク、および駆動側が前記ハンドルアームに連結され従動側が前記スプリングピンに結合されたメインスプリングを備えた回路遮断器であって、
前記ハンドルアームは、金属板で構成された一対のアームベース部分を有し、この一対のアームベース部分は、それぞれの内面が所定間隔を介して互いに対向するように配置され、前記各アームベース部分は、それぞれの端部に連続してそれと一体に形成された回動センタ部を有し、これらの各回動センタ部は、前記各アームベース部分のそれぞれの板厚の範囲から突出することなく、それぞれの板厚の範囲内に位置し、
前記支持フレームは、金属板で構成された一対のフレームベース部分を有し、この一対のフレームベース部分は、それぞれの内面が前記一対のアームベース部分の各内面を含む平面に位置し、かつ前記所定間隔と同じ間隔を介して互いに対向するように配置され、前記各フレームベース部分は、それぞれの端部に連続してそれと一体に形成された回動サポート部を有し、これらの各回動サポート部は、前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲から突出することなく、それぞれの板厚の範囲内に位置し、
前記各回動センタ部はそれぞれの端面に円弧状回動面を有し、前記各回動サポート部はそれぞれの端面に前記各回動センタ部の円弧状回動面に接触する円弧状サポート面を有し、前記各アームベース部分および前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲内で、前記各回動サポート部が前記各回動センタ部を回動可能に支持しており、
前記各アームベース部分に、それらの板厚の方向で前記各回動センタ部のそれぞれに隣接する薄壁を一体に形成し、これらの薄壁は前記各アームベース部分の板厚よりも薄い厚さを有し、これらの薄壁の内面が、それぞれ前記各アームベース部分の外面を含む平面とその内面を含む平面との間に位置するようにして、前記各薄壁を前記各アームベース部分および前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲からその1/4以下の寸法だけ張り出すように形成し、前記ハンドルアームの各回動センタ部が前記クロスバーの延長方向にずれるのを防止するか、または
前記各フレームベース部分に、それらの板厚の方向で前記各回動サポート部のそれぞれに隣接する薄壁を一体に形成し、これらの薄壁は前記各フレームベース部分の板厚よりも薄い厚さを有し、これらの薄壁の内面または外面が、それぞれ前記各フレームベース部分の外面を含む平面とその内面を含む平面との間に位置するようにして、前記各薄壁を前記各アームベース部分および前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲からその1/4以下の寸法だけ張り出すように形成し、前記ハンドルアームの各回動センタ部が前記クロスバーの延長方向にずれるのを防止することを特徴とする。
また、この発明によるさらに別の回路遮断器は、絶縁基台上に配置された固定接点、前記固定接点と接離する可動接点を有する可動接触子、前記絶縁基台上に回転可能に配置され前記可動接触子を保持するクロスバー、手動操作されるハンドルに取り付けられたハンドルアーム、前記絶縁基台に固定され前記ハンドルアームを回動可能に軸支する支持フレーム、引き外し装置のラッチに係合されトリップ時に回動する回動レバー、前記クロスバーを駆動する下リンク、前記回動レバーに軸支され前記下リンクにスプリングピンを介して結合されてトグルリンクを構成する上リンク、および駆動側が前記ハンドルアームに連結され従動側が前記スプリングピンに結合されたメインスプリングを備えた回路遮断器であって、
前記ハンドルアームは、金属板で構成された一対のアームベース部分を有し、この一対のアームベース部分は、それぞれの内面が所定間隔を介して互いに対向するように配置され、前記各アームベース部分は、それぞれの端部に連続してそれと一体に形成された回動センタ部を有し、
前記支持フレームは、金属板で構成された一対のフレームベース部分を有し、この一対のフレームベース部分は、それぞれの内面が前記一対のアームベース部分の各内面を含む平面に位置し、かつ前記所定間隔と同じ間隔を介して互いに対向するように配置され、前記各フレームベース部分は、それぞれの端部に連続してそれと一体に形成された回動サポート部を有し、
前記各回動センタ部はそれぞれの端面に円弧状回動面を有し、前記各回動サポート部はそれぞれの端面に前記各回動センタ部の円弧状回動面に接触する円弧状サポート面を有し、前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲内で、前記各回動サポート部が前記各回動センタ部を回動可能に支持しており、
前記各フレームベース部分に、それらの板厚の方向で前記各回動サポート部のそれぞれに隣接する薄壁を一体に形成し、これらの薄壁は前記各フレームベース部分の板厚よりも薄い厚さを有し、これらの薄壁の内面または外面が、それぞれ前記各フレームベース部分の外面を含む平面とその内面を含む平面との間に位置するようにして、前記各薄壁を前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲内に形成し、前記ハンドルアームの各回動センタ部が前記クロスバーの延長方向にずれるのを防止することを特徴とする。
この発明による回路遮断器では、ハンドルアームは、金属板で構成された一対のアームベース部分を有し、この一対のアームベース部分は、それぞれの内面が所定間隔を介して互いに対向するように配置されアームベース部分は、それぞれの端部に連続してそれと一体に形成された回動センタ部を有し、これらの各回動センタ部は、各アームベース部分のそれぞれの板厚の範囲から突出することなく、それぞれの板厚の範囲内に位置し、また支持フレームは、金属板で構成された一対のフレームベース部分を有し、この一対のフレームベース部分は、それぞれの内面が一対のアームベース部分の各内面を含む平面に位置し、かつ前記所定間隔と同じ間隔を介して互いに対向するように配置されフレームベース部分は、それぞれの端部に連続してそれと一体に形成され回動サポート部を有し、これらの各回動サポート部は、各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲から突出することなく、それぞれの板厚の範囲内に位置し、各回動センタ部はそれぞれの端面に円弧状回動面を有し、各回動サポート部はそれぞれの端面に各回動センタ部の円弧状回動面に接触する円弧状サポート面を有し、各アームベース部分および各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲内で、各回動サポート部が各回動センタ部を回動可能に支持しており、各アームベース部分に、それらの板厚の方向で各回動センタ部のそれぞれに隣接する薄壁一体に形成これらの薄壁は各アームベース部分の板厚よりも薄い厚さを有し、れらの薄壁の内面または外面が、それぞれ各アームベース部分の外面を含む平面とその内面を含む平面との間に位置するようにして、各薄壁を各アームベース部分および各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲内に形成、ハンドルアームの回動センタ部がクロスバーの延長方向にずれるのを防止するか、または各フレームベース部分に、それらの板厚の方向で各回動サポート部のそれぞれに隣接する薄壁を一体に形成し、これらの薄壁は各フレームベース部分の板厚よりも薄い厚さを有し、これらの薄壁の内面または外面が、それぞれ各フレームベース部分の外面を含む平面とその内面を含む平面との間に位置するようにして、各薄壁を各アームベース部分および各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲内に形成し、ハンドルアームの各回動センタ部がクロスバーの延長方向にずれるのを防止するので、回路遮断器を小型化し、併せて、相間の絶縁性能を確保しながら、部品コストを低減することができる。
また、この発明による別の回路遮断器のように、各アームベース部分に、それらの板厚の方向で各回動センタ部のそれぞれに隣接する薄壁を一体に形成し、これらの薄壁は各アームベース部分の板厚よりも薄い厚さを有し、これらの薄壁の内面が、それぞれ各アームベース部分の外面を含む平面とその内面を含む平面との間に位置するようにして、各薄壁を各アームベース部分および各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲からその1/4以下の寸法だけ張り出すように形成し、ハンドルアームの各回動センタ部がクロスバーの延長方向にずれるのを防止するか、または各フレームベース部分に、それらの板厚の方向で各回動サポート部のそれぞれに隣接する薄壁を一体に形成し、これらの薄壁は各フレームベース部分の板厚よりも薄い厚さを有し、これらの薄壁の内面または外面が、それぞれ各フレームベース部分の外面を含む平面とその内面を含む平面との間に位置するようにして、各薄壁を各アームベース部分および各フレームベース部分の各板厚の範囲内からその1/4以下の寸法だけ張り出すように形成し、ハンドルアームの各回動センタ部がクロスバーの延長方向にずれるのを防止するものでも、回路遮断器を小型化し、併せて、相間の絶縁性能を確保しながら、部品コストを低減することができる。
また、この発明によるさらに別の回路遮断器のように、各回動センタ部はそれぞれの端面に円弧状回動面を有し、各回動サポート部はそれぞれの端面に各回動センタ部の円弧状回動面に接触する円弧状サポート面を有し、各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲内で、各回動サポート部が各回動センタ部を回動可能に支持しており、各フレームベース部分に、それらの板厚の方向で各回動サポート部のそれぞれに隣接する薄壁を一体に形成し、これらの薄壁は各フレームベース部分の板厚よりも薄い厚さを有し、これらの薄壁の内面または外面が、それぞれ各フレームベース部分の外面を含む平面とその内面を含む平面との間に位置するようにして、各薄壁を前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲内に形成し、ハンドルアームの各回動センタ部がクロスバーの延長方向にずれるのを防止するものでも、回路遮断器を小型化し、併せて、相間の絶縁性能を確保しながら、部品コストを低減することができる。
図1は、この発明による回路遮断器の実施の形態1をトリップ状態で示す斜視図である。 図2は、実施の形態1に係る回路遮断器をトリップ状態で示す側面側断面図である。 図3は、図2におけるハンドルアームと、上リンクと、下リンクと、支持フレームとを抜き出して示す側面断面図である。 図4は、実施の形態1に係る回路遮断器をオフ状態で示す側面側断面図である。 図5は、図4におけるハンドルアームと、上リンクと、下リンクと、支持フレームとを抜き出して示す側面断面図である。 図6は、実施の形態1に係る回路遮断器をオン状態で示す側面側断面図である。 図7は、図6におけるハンドルアームと、上リンクと、下リンクと、支持フレームとを抜き出して示す側断面図である。 図8は、実施の形態1におけるハンドルアームと支持フレームを一部断面し関連部品とともに示す正面図である。 図9は、実施の形態1におけるハンドルアームと支持フレームを示す分解図である。 図10は、この発明による回路遮断器の実施の形態2におけるハンドルアームと支持フレームを一部断面し関連部品ともに示す正面図である。 図11は、実施の形態2におけるハンドルアームと支持フレームを示す分解図である。 図12は、この発明による回路遮断器の実施の形態3におけるハンドルアームと支持アームを示す分解図である。 図13は、この発明による回路遮断器の実施の形態4におけるハンドルアームと支持アームを示す分解図である。 図14は、この発明による回路遮断器の実施の形態5におけるハンドルアームと支持アームを示す分解図である。 図15は、この発明による回路遮断器の実施の形態6におけるハンドルアームと支持アームを示す分解図である。 図16は、この発明による回路遮断器の実施の形態7におけるハンドルアームと支持アームを示す分解図である。 図17は、この発明による回路遮断器の実施の形態8におけるハンドルアームと支持アームを示す分解図である。 図18は、この発明による回路遮断器の実施の形態9におけるハンドルアームと支持アームを示す分解図である。 図19は、この発明による回路遮断器の実施の形態10におけるハンドルアームと支持アームを示す分解図である。 図20は、この発明による回路遮断器の実施の形態11におけるハンドルアームと支持アームを示す分解図である。
以下この発明による回路遮断器のいくつかの実施の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明による回路遮断器の実施の形態1をトリップ状態で示す斜視図、図2は、実施の形態1に係る回路遮断器をトリップ状態で示す側面側断面図、図3は、図2におけるハンドルアームと、上リンクと、下リンクと、支持フレームとを抜き出して示す側面図、図4は、実施の形態1に係る回路遮断器をオフ状態で示す側面側断面図、図5は、図4におけるハンドルアームと、上リンクと、下リンクと、支持フレームとを抜き出して示す側面図、図6は、実施の形態1に係る回路遮断器をオン状態で示す側面側断面図、図7は、図6におけるハンドルアームと、上リンクと、下リンクと、支持フレームとを抜き出して示す側面図、図8は、実施の形態1におけるハンドルアームと支持フレームを一部断面し関連部品とともに示す正面図、図9は、実施の形態1におけるハンドルアームと支持フレームを示す分解図である。
実施の形態1に係る回路遮断器は、三相回路遮断器であり、図1に示すように、絶縁ケース10を用いて構成される。絶縁ケース10は、絶縁基台11と絶縁カバー12を有する。絶縁基台11上には、三相の各相の回路遮断ユニット20A、20B、20Cが互いに並列に配置され、中央の回路遮断ユニット20Bの上部には、操作機構40が配置される。絶縁基台11は、一対の外壁11A、11Bと、一対の仕切壁11C、11Dを有する。外壁11Aと仕切壁11Cの間に回路遮断ユニット20Aが配置され、仕切壁11C、11Dの間に回路遮断ユニット20Bが配置され、仕切壁11Dと外壁11Bとの間に回路遮断ユニット20Cが配置される。絶縁カバー12は、絶縁基台11上の各相の回路遮断ユニット20A、20B、20Cと、操作機構40を覆い、操作機構40の操作ハンドル41は絶縁カバー12から突出する。なお、図1では、絶縁カバー12は、回路遮断ユニット20A、20Bを覆う部分を切り欠いて、それらの内部を図示している。
各相の回路遮断ユニット20A、20B、20Cは、互いに同じに構成され、その具体的な構成は、図2、図4、図6に示される。図2、図4、図6は、中央の回路遮断ユニッ
ト12Bを示すが、他の回路遮断ユニット20A、20Cも同じに構成される。各相の回路遮断ユニット20A、20B、20Cに共通して、クロスバー30が配置される。このクロスバー30は、各相の回路遮断ユニット20A、20B、20Cに直交するように、絶縁基台11上に配置され、図2、図4、図6に示される。
各相の回路遮断ユニット20A、20B、20Cは、固定接点21と、可動接点22と、可動接触子23と、一対の端子24、25を有する。固定接点21は、絶縁基台11上に配置され、端子24に接続される。可動接点22は、固定接点21と対向して可動接触子23上に配置され、この可動接触子23の回動により、固定接点21に接離する。この可動接触子23は、端子25に接続される。可動接点22が固定接点21に接触すれば、端子24、25の間の電気回路がオンとなり、また、可動接点22が固定接点21から開離すれば、端子24、25間の電気回路がオフとされる。
クロスバー30は、図2、図4、図6に図示される。このクロスバー30は、絶縁基台11の底部に配置され、図2、図4、図6の紙面と直交するように延長される。このクロスバー30は、操作機構40により、その軸心を中心として回動される。クロスバー30には、各相の回路遮断ユニット20A、20B、20Cにおける可動接触子23が取り付けられる。クロスバー30がその軸心を中心として回動したときに、各相の回路遮断ユニット20A、20B、20Cの可動接触子23が同時に回動され、この可動接触子23の回動により、固定接点21に接離する。
操作機構40は、操作ハンドル41、ハンドルアーム42、支持フレーム43と、回動レバー44と、上リンク45と、下リンク46と、スプリングピン47と、メインスプリング48を有する。操作ハンドル41は、手動で操作される。ハンドルアーム42は、操作ハンドル41に取り付けられる。支持フレーム43は、絶縁基台11の仕切壁11C、11Dに固定される。ハンドルアーム42は、支持フレーム43により回動可能に支持される。このハンドルアーム42の回動心点Pを、図2〜図7に図示する。操作ハンドル41は、絶縁カバー12からその上部に突出し、手動操作により、回動心点Pを中心として、回動される。この操作ハンドル41の回動により、ハンドルアーム42も、操作ハンドル41とともに、回動中心点Pを中心として、回動される。ハンドルアーム42は、図2に示すトリップ状態において中間位置となり、図4に示すオフ状態において左傾斜位置となり、また、図6に示すオン状態において右傾斜位置となる。
回動レバー44は、過電流引き外し装置33により駆動されるラッチ34と協働する。回動レバー44は、メインスプリング48により、常時時計回り方向に付勢されているが、過電流引き外し装置33が過電流を検出しない状態では、回動レバー44は、ラッチ34に係合して保持される。過電流引き外し装置33が過電流を検出してラッチ34をトリップすると、回動レバー44は、ラッチ34から外れて、時計回り方向に回動する。
上リンク45は、その上端が、回動レバー44のリンク支持点Qに回動可能に支持される。このリンク支持点Qを図2、図4、図6に示す。下リンク46は、その上端が上リンク45の下端に、スプリングピン47を介して回動可能に連結され、上リンク45とともにトグルリンクを構成する。この下リンク46の下端は、クロスバー30に回動可能に連結される。メインスプリング48は、駆動側48aと従動側48bを有し、その駆動側48aがハンドルアーム42に結合され、その従動側48bがスプリングピン47に結合される。
固定接点21に対する可動接点22のオン、オフ動作について説明する。図4に示すオフ状態では、可動接点22が固定接点21から開離し、これらの固定接点21と可動接点22はオフ状態にある。このオフ状態では、ハンドルアーム42は左傾斜位置にあり、下
リンク46は横向き状態にある。この図4に示すオフ状態において、操作ハンドル41が時計回り方向に操作されると、この操作ハンドル41とともにハンドルアーム42が、回動中心点Pを中心として、時計回り方向に回動し、ハンドルアーム42は、図6に示す右傾斜位置まで回動する。このハンドルアーム42の回動により、メインスプリング48の駆動側48aが、ハンドルアーム42の回動中心点Pを中心として、時計回り方向に移動する。このメインスプリング48の駆動側48aの移動により、メインスプリング48の荷重方向が変化し、スプリングピン47が、図4に示す位置からその右方向に移動する。このスプリングピン47の移動により、図6に示すように、下リンク46が起立状態となり、クロスバー30が時計回り方向に回動して、可動接触子23上の可動接点22が、固定接点21に接触し、オン状態となる。
図6に示すオン状態において、操作ハンドル41が反時計回り方向に操作されると、この操作ハンドル41とともにハンドルアーム42が、回動中心点Pを中心として、反時計回り方向に回動し、ハンドルアーム42は、図4に示す左傾斜位置まで回動する。このハンドルアーム42の回動により、メインスプリング48の駆動側48aが、ハンドルアーム42の回動中心点Pを中心として、反時計回り方向に移動する。このメインスプリング48の駆動側48aの移動により、メインスプリング48の荷重方向が変化し、スプリングピン47が、図6に示す位置から左方向へ移動する。このスプリングピン47の移動により、図4に示すように、下リンク46が横向き状態に戻り、クロスバー30が反時計回り方向に回動して、可動接触子23上の可動接点22が、固定接点21から開離し、オフ状態となる。
また、図6に示すオン状態において、過電流引き外し装置33が動作すると、ラッチ34が動き、このラッチ34と回動レバー44との係合が外れる。回動レバー44は、メインスプリング48により常時時計回り方向に付勢されているので、ラッチ34との係合が外れることにより、時計回り方向に回動する。この回動レバー44の回動により、ハンドルアーム42は、回動中心点Pを中心として、図6に示す右傾斜位置から図2に示す中間位置まで回動する。このハンドルアーム42の回動により、メインスプリング48の駆動側48aが、スプリングピン47よりも右側まで相対的に移動し、スプリングピン47に上方向の力が働き始める。このスプリングピン47の上方向への移動により、クロスバー30が上方向に持ち上がり、下リンク46が図2に示す中間起立状態となり、可動接触子23上の可動接点22が、固定接点21から開離し、図2に示すトリップ状態となる。
さて、図2に示すトリップ状態、図4に示すオフ状態、および図6に示すオン状態において、ハンドルアーム42と、上リンク45と、下リンク46と、支持フレーム43の関係を図3、図5、図7に抜き出して示す。図3は、図2に示すトリップ状態におけるハンドルアーム42と、上リンク45と、下リンク46と、支持フレーム43との関係を、図2から抜き出して示す。図5は、図4に示すオフ状態におけるハンドルアーム42と、上リンク45と、下リンク46と、支持フレーム43との関係を、図4から抜き出して示す。図7は、図6に示すオン状態におけるハンドルアーム42と、上リンク45と、下リンク46と、支持フレーム43との関係を、図6から抜き出して示す。
支持フレーム43は、絶縁基台11の仕切壁11C、11Dに固定されているので、図2、3に示すトリップ状態、図4、5に示すオフ状態、および図6、7に示すオン状態のいずれの状態でも、同じ位置にある。ハンドルアーム42は、支持フレーム43により、回動中心点Pにおいて回動可能に支持され、この回動中心点Pを中心として回動する。このハンドルアーム43は、図2、3に示すトリップ状態では中間位置となり、図4、5に示すオフ状態では中間位置から反時計回り方向に回動した左傾斜位置となり、図6、7に示すオン状態では中間位置から時計回り方向に回動した右傾斜位置となる。下リンク46は、図2、3に示すトリップ状態では中間起立状態、図4、5に示すオフ状態では横向き
状態、また図6、7に示すオン状態では、起立状態となっている。
図8は、実施の形態1におけるハンドルアーム42と支持フレーム43を一部断面し関連部品とともに示す正面図である。ハンドルアーム42は、具体的には、例えば鉄板からなる厚さの均一な金属板を折り曲げて形成され、図8に示すように、上板421と、一対の側板422、423を有する。上板421の両端から一対の側板422、423が、互いに実質的に平行に延びている。一対の側板422、423は、互いに同じ板厚を有し、また互いに同じ側面形状とされる。一対の側板422、423の間に、一対の回動レバー441、442と、一対の上リンク451、452と、一対の下リンク461、462と、スプリングピン47と、一対のメインスプリング481、482が配置される。
一対の回動レバー441、442は、互いに同じ板厚の鉄板を用いて、互いに同じ側面形状に形成され、ハンドルアーム42の各側板422、423の内面に配置され、回動レバー44を構成する。一対の上リンク451、452も、互いに同じ板厚の鉄板を用いて、互いに同じ側面形状に形成され、上リンク45を構成する。一対の下リンク41、42も、互いに同じ板厚の鉄板を用いて、互いに同じ側面形状に形成され、下リンク46を構成する。一対の下リンク461、462は、スプリングピン47により、一対の上リンク451、452と連結される。一対のメインスプリング481、482も、互いに同じ形状および寸法のコイルスプリングとして形成され、メインスプリング48を構成する。メインスプリング481、482の駆動側48aは、ハンドルアーム42の上板421の下面に係止され、またそれらの従動側48bは、スプリングピン47に係止される。
支持フレーム43は、一対のフレーム板431、432から構成される。この一対のフレーム板431、432は、例えば鉄板からなる金属板で、互いに同じ側面形状に形成される。各フレーム板431、432は、実施の形態1では、それぞれハンドルアーム42と同じ板厚の鉄板から成形され、各フレーム板431、432は、ハンドルアーム42の各側板422、423と同じ板厚を有する。
図9は、実施の形態1におけるハンドルアーム42と支持フレーム43を示す分解図であり、図9(a)は、ハンドルアーム42の正面図であり、図9(b)は、支持フレーム43を示す正面側断面図、図9(c)は、ハンドルアーム42の左側面図である。
ハンドルアーム42の一対の側板422、423は、それぞれアームベース部分ABと、回動センタ部RCを有し、回動センタ部RCは、アームベース部分ABの端部に連続して、アームベース部分ABと一体に形成される。アームベース部分ABは、側板422、423の主要部分を形成し、その板厚はt0である。このアームベース部分ABは、内面s11と外面s21を有し、これらの内面s11と外面s12は、互いに平行である。一対の側板422、423の各アームベース部分ABの内面s11は、間隔Dを介して互いに対向している。
回動センタ部RCは、ハンドルアーム42の回動センタとなる部分であり、この回動センタ部RCは、支持フレーム43の一対のフレーム板431、432によって回動可能に支持される。回動センタ部RCの板厚はt1である。この回動センタ部RCの板厚t1と、アームベース部分ABの板厚t0との間には、次の式(1)の関係がある。式(1)から明らかなように、板厚t1は、板厚t0より、寸法Aだけ小さい。
t1=t0−A (1)
回動センタ部RCは、内面s12と外面s22を有し、これらの内面s12と外面s22は、互いに平行である。回動センタ部RCの内面s12は、アームベース部分ABの内面s11と同じ平面にあり、一対の側板422、423の各回動センタ部RCの内面s12も、間隔Dを介して互いに対向している。回動センタ部RCの外面s22は、アームベース部分ABの内面s11を含む平面と、そのアームベース部分ABの外面s21を含む平面との間に位置し、アームベース部分ABの外面s21を含む平面から寸法Aだけ、内面s11を含む平面に近い。
ハンドルアーム42の一対の側板422、423の各回動センタ部RCは、実施の形態1では、支持フレーム43の一対のフレーム板431、432に向かって突出し、その突出端面に凸形状の円弧状回動面CRが形成されている。実施の形態1では、この回動センタ部RCは、アームベース部分ABの板厚t0の範囲内に形成され、このアームベース部分ABの板厚t0の範囲から、その外側へ突出しない。
支持フレーム43の一対のフレーム板431、432は、それぞれフレームベース部分FBと、回動サポート部RSと、薄壁TWを有する。回動サポート部RSと薄壁TWは、フレームベース部分FBの端部に形成される。フレームベース部分FBは、一対のフレーム板431、432の主要部分を形成し、板厚はt0である。この板厚t0は、アームベース部分ABの板厚と等しい。一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBは、内面s31と外面s41を有し、これらの内面s31と外面s41は、互いに平行である。一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの内面s31は、間隔Dを介して互いに対向している。この間隔Dは、ハンドルアーム42の一対の側板422、423の各アームベース部分ABの内面s11の間の間隔と等しい。
一対のフレーム板431、432の各回動サポート部RSは、ハンドルアーム42の一対の側板422、423の各回動センタ部RCを回動可能に支持する。各回動サポート部RSは、実施の形態1では、凹形状とされ、その端面に凹形状の円弧状サポート面CSを有する。この円弧状サポート面CSの径は、対応する回動センタ部RCの円弧状回動面CRとほぼ等しくされる。これらの円弧状回動面CRと円弧状サポート面CSは、アームベース部分ABおよびフレームベース部分FBを構成する各金属板の板厚t0の範囲内で、図2〜図7に示された回動中心点Pにおいて、互いに接触し、ハンドルアーム42は、この回動中心点Pを中心として、回動される。
円弧状サポート面CSは、フレームベース部分FBの内面s31から幅Bを持って形成される。この幅Bは、次の式(2)で表わされる。
B=t1 (2)
ここで、t1は、式(1)における板厚t1である。
一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの端部には、回動サポート部RSとともに、それに隣接する薄壁TWが、フレームベース部分FBと一体に形成される。この薄壁TWは、一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの端部に、このフレームベース部分FBの外面41側に形成され、フレームベース部分FBの外面s41を含む平面に沿って、ハンドルアーム42の回動センタ部RCに向かって延長される。薄壁TWは、厚さAを有し、フレームベース部分FBの板厚の方向で回動サポート部RSに隣接する。この厚さAは、式(1)における寸法Aに等しい。この薄壁TWは、内面s32と外面s42を有し、これらの内面s32と外面s42は、互いに平行である。薄壁TWの外面s42は、この実施の形態1では、フレームベース部分FBの外面s41と同じ平面にある。薄壁TWの内面s32は、フレームベース部分FBの内面s31を含む平面と、その外面s41を含む平面との間に存在する。
薄壁TWは、回動サポート部RSとともに、フレーム板431、432に、フレームベース部分FBの板厚t0の範囲内に形成され、この板厚t0の範囲から外部へ突出しない。一対のフレーム板431、432に形成された各薄壁TWの内面s32は、回動サポート部RSの円弧状サポート面CSが、回動センタ部RCの円弧状回動面CRに接触した状態において、回動センタ部RCの外面s22に接触し、ハンドルアーム42が図9(a)の左右方向、すなわちクロスバー30の延長方向にずれるのを防止する。一対のフレーム板431、432に形成された各薄壁TWの外面s42は、回動サポート部RSの円弧状サポート面CSが、回動センタ部RCの円弧状回動面CRに接触した状態において、ハンドルアーム42の一対の側板422、423のアームベース部分ABの外面s21を含む平面に位置する。この説明から、一対のフレームベース部分FBの各内面s31は、それぞれ一対のアームベース部分ABの各内面s11を含む平面に位置することが明らかである。
実施の形態1では、ハンドルアーム42の一対の側板422、423の各アームベース部分ABの板厚t0の範囲内に回動センタ部RCが形成され、また、支持フレーム43の一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの板厚t0の範囲内に回動サポート部CSと薄壁TWが形成され、結果として、回動センタ部RC、回動サポート部RS、および薄壁TWは、すべて板厚t0の範囲内に位置し、この板厚t0の範囲から外部へ突出しない。したがって、これらの回動センタ部RC、回動サポート部RS、および薄壁TWが、ハンドルアーム42または支持フレーム43の必要幅を超えて外側に突出することはなく、ハンドルアーム42および支持フレーム43を必要幅内に納めることができ、回路遮断器の幅寸法を小さくし、回路遮断器の小型化を図ることができる。
また、回動センタ部RC、回動サポート部RS、および薄壁TWが、ハンドルアーム42または支持フレーム43の必要幅を超えて外側に突出しないので、クロスバー30に保持された可動接触子23の相間の絶縁を確保するに当たり、回動センタ部RC、回動サポート部RS、および薄壁TWが、絶縁を低下させることもなく、遮断性能を確保することもでき、さらに薄壁TWも、支持フレーム43のフレームベース部分FBと一体に形成されるので、部品コストの低減を図り、組立コストも低く抑えることができる。
実施の形態2.
図10は、この発明による回路遮断器の実施の形態2におけるハンドルアームと支持フレームを一部断面し関連部品とともに示す正面図、図11は、実施の形態2に係る回路遮断器におけるハンドルアームと支持フレームの分解図である。図11(a)は、実施の形態2に係る回路遮断器のハンドルアームを示す正面図、図11(b)は、実施の形態2に係る回路遮断器の支持フレームを示す正面側断面図、図11(c)は、実施の形態2に係る回路遮断器のハンドルアームを示す側面図である。
この実施の形態2に係る回路遮断器では、実施の形態1における支持フレーム43の一対のフレーム板431、432が、薄壁TW1を持つように、変形される。この薄壁TW1は、実施の形態1で使用された支持フレーム43における薄壁TWに比較して、そのフレームベース部分FBの外面s41よりも外側へ僅かに張り出して形成される。支持フレーム43は、その他は実施の形態1における支持フレーム43と同じに構成される。実施の形態2に係る回路遮断器は、その他は、実施の形態1と同じに構成され、ハンドルアーム42も実施の形態1と同じに構成される。
実施の形態2で使用される支持フレーム43では、図10、11から明らかなように、厚さA1を持った薄壁TW1が、一対のフレーム板431、432のフレームベース部分FBの端部に、そのフレームベース部分FBの板厚の方向で回動サポート部RSに隣接するようにして、そのフレームベース部分FBと一体に形成される。この薄壁TW1は、一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの外面s41側に、この外面s41から僅かに張り出して形成され、その外面s41を含む平面と平行に延長される。厚さA1は、実施の形態1で使用された支持フレーム43の薄壁TWの厚さAよりも大きく、A1>Aとされる。この薄壁TW1の外面s42は、フレームベース部分FBの外面s41を含む平面よりも僅かに外側に位置しているが、薄壁TW1の内面s32は、フレームベース部分FBの外面s41を含む平面と、そのフレームベース部分FBの内面s31を含む平面との間に位置している。この薄壁TW1の内面s32が、フレームベース部分FBの外面s41を含む平面と、そのフレームベース部分FBの内面s31を含む平面との間に位置しているので、薄壁TW1の外面s42が、フレームベース部分FBの外面s41より張り出す寸法を、フレームベース部分FBの板厚t0の例えば1/4以下としても、薄壁TW1の厚さA1は、薄壁TW1を必要な強度とするのに充分である。
支持フレーム43の一対のフレーム板431、432の端部に形成された各回動サポート部RSの円弧状サポート面CSに、ハンドルアーム42の一対の側板422、423の端部に形成された回動センタ部RCの円弧状回動面CRが接触する状態において、一対のフレーム板431、432のフレームベース部分FBの端部に形成された薄壁TW1の内面s32は、回動センタ部RCの外面s22に接触し、ハンドルアーム42が、図11(a)の左右方向、すなわちクロスバー30の延長方向にずれるのを防止する。
実施の形態2では、ハンドルアーム42の一対の側板422、423の各アームベース部分ABの板厚t0の範囲内に回動センタ部RCが形成され、また、支持フレーム43の一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの板厚t0の範囲内に回動サポート部RSが形成され、加えて、薄壁TW1は、その内面s32が、フレームベース部分FBの外面s41を含む平面と、そのフレームベース部分FBの内面s31を含む平面との間に位置するので、薄壁TW1の外面s42がフレーム板431、432のフレームベース部分FBの外面s41から張り出す寸法を小さくすることができる。したがって、これらの回動センタ部RC、回動サポート部RS、および薄壁TW1が、ハンドルアーム42または支持フレーム43の必要幅を超えて外側に大きく突出することはなく、ハンドルアーム42および支持フレーム43をほぼ必要幅内に納めることができ、回路遮断器の幅寸法を小さくし、回路遮断器の小型化を図ることができる。
また、実施の形態2では、回動センタ部RC、回動サポート部RS、および薄壁TW1が、ハンドルアーム42または支持フレーム43の必要幅を超えて外側に大きく突出しないので、クロスバー30に保持された可動接触子23の相間の絶縁を確保するに当たり、回動センタ部RC、回動サポート部RS、および薄壁TW1が、絶縁を低下させることもなく、遮断性能を確保することもでき、さらに薄壁TW1も、支持フレーム43のフレームベース部分FBと一体に形成されるので、部品コストの低減を図り、組立コストも低く抑えることができる。
実施の形態3.
図12は、この発明による回路遮断器の実施の形態3におけるハンドルアームと支持フレームを示す分解図であり、図12(a)は、実施の形態3に係る回路遮断器のハンドルアームを示す正面図、図12(b)は、実施の形態3に係る回路遮断器の支持フレームの正面側断面図、図12(c)は、実施の形態3に係る回路遮断器のハンドルアームの左側面図である。
この実施の形態3では、ハンドルアーム42Aと支持フレーム43が、厚さの異なる鉄板などの金属板で構成される。具体的には、実施の形態3では、図12に示す支持フレーム43と、ハンドルアーム42Aが使用される。支持フレーム43は、実施の形態1における支持フレーム43と同じであるが、一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの内面s31が、間隔D1を介して対向している。この間隔D1は、実施の形態1における支持フレーム43のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの内面s31の間隔Dよりも小さい。
ハンドルアーム42Aは、実施の形態1におけるハンドルアーム42に比べて、厚さが薄い金属板で構成される。このハンドルアーム42Aは、板厚t2の鉄板で構成され、この板厚t2は、t2<t0である。ハンドルアーム42Aは、実施の形態1におけるハン
ドルアーム42と同様に、上板421と一対の側板422、423を有し、これらの上板421と一対の側板422、423が、板厚t2の鉄板で構成される。実施の形態3におけるハンドルアーム42Aの一対の側板422、423は、図12(a)に示すように、板厚t2のアームベース部分ABと、板厚t2の回動センタ部RC1を有する。一対の側板422、423の各アームベース部分ABの内面s11は、間隔D1を介して互いに対向している。回動センタ部RC1は、アームベース部分ABから外側に張り出すようにして、アームベース部分ABの端部に連続し、アームベース部分ABと一体に形成される。その結果、一対の側板422、423の各回動センタ部RC1の内面s12は、間隔D1よりも大きい間隔D2を介して互いに対向する。実施の形態3に係る回路遮断器は、その他は実施の形態1と同じに構成される。回動センタ部CR1は、互いに平行な内面s12と外面s22を有し、また、その突出端に凸形状の円弧状回動面CRを有する。
実施の形態3では、実施の形態1と同じ支持フレーム43が使用され、この支持フレーム43における一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの板厚t0であり、この板厚t0は、t0>t2である。この実施の形態3においても、一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの端部に形成された回動サポート部RSの円弧状サポート面CSと、ハンドルアーム42Aの一対の側板422、423の各アームベース部分ABの端部に形成された回動センタ部RC1の円弧状回動面CRとが接触した状態において、回動サポート部RS1に隣接するように、薄壁TWが形成される。この薄壁TWは、一対のフレーム板431、432のフレームベース部分FBと一体に形成される。薄壁TWの内面s32は、円弧状サポート面CSと円弧状回動面CRとが接触した状態において、回動センタ部RC1の外面s22に接触し、ハンドルアーム42Aが、図12(a)の左右方向、すなわちクロスバー30の延長方向にずれるのを防止する。
実施の形態3では、円弧状サポート面CSの幅Bは、円弧状回動面CRの幅、すなわち回動センタ部RC1の板厚t2よりも大きく、B>t2とされている。したがって、回動センタ部RC1の外面s22が薄壁TWの内面s32に接触した状態において、円弧状回動面CRは、円弧状サポート面CSの幅B内に納められる。
この実施の形態3でも、実施の形態1と同様の効果が得られ、加えて、実施の形態3では、支持フレーム43は、その一対のフレーム板431、432のフレームベース部分FBの板厚t0と異なる板厚t2の鉄板で構成されたハンドルアーム42Aと組み合わせることが可能となり、支持フレーム43の標準化を図ることができる。
実施の形態4.
図13は、この発明による回路遮断器の実施の形態4におけるハンドルアームと支持フレームを分解図であり、図13(a)は、実施の形態4に係る回路遮断器のハンドルアームを示す正面図、図13(b)は、実施の形態4に係る回路遮断器の支持フレームを示す正面側断面図である。
この実施の形態4では、図13(a)(b)に示すハンドルアーム42Bと支持フレーム43Bが使用される。ハンドルアーム42Bでは、一対の側板422、423のアームベース部分ABの端部に形成された回動センタ部RC2の外面s22が、アームベース部分ABの外面s21と同じ平面とされ、回動センタ部RC2の内面s12が、寸法Aだけ、アームベース部分ABの内面s11を含む平面よりも外側に位置する。また、支持フレーム43Bでは、一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの端部の内面s31側に、この内面s31を含む平面に沿って延長する薄壁TWが、フレームベース部分FBの板厚の方向で回動サポート部RS2に隣接し、フレームベース部分FBと連続して一体に形成される。実施の形態4に係る回路遮断器は、その他は、実施の形態1と同じに構成される。
ハンドルアーム42Bでは、一対の側板422、423の各アームベース部分ABの内面s11は、間隔Dを介して対向している。このハンドルアーム42Bでは、一対の側板422、423の各アームベース部分ABの端部に形成された回動センタ部RC2の内面s12は、間隔Dよりも2×Aだけ大きい間隔D3を介して対向している。支持フレーム43Bでは、一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの内面s31は、間隔Dを介して対向し、また、一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの端部の内面s31側に形成された薄壁TWの内面s32は、フレームベース部分FBの内面s31と同じ平面上にあり、間隔Dを介して対向している。この薄壁TWの外面s42は、フレームベース部分FBの外面s41を含む平面とその内面s31を含む平面との間に位置する。
この実施の形態4においても、一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBと一体に、薄壁TWが形成される。この薄壁TWは、一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの端部に、回動サポート部RS2に隣接するようにして、形成される。この薄壁TWの外面s42は、一対のフレーム板431、432のフレームベース部分FBの端部に形成された回動サポート部RS2の円弧状サポート面CSと、ハンドルアーム42Bの一対の側板422、423の各アームベース部分ABの端部に形成された回動センタ部RC2の円弧状回動面CRとが接触した状態において、回動センタ部RC2の内面s12に接触し、ハンドルアーム42Bが、図13(a)の左右方向、すなわちクロスバー30の延長方向にずれるのを防止する。
この実施の形態4では、ハンドルアーム42Bの回動センタ部RC2は、アームベース部分ABの板厚t0の範囲内にあり、支持フレーム43Bの回動サポート部RS2と薄壁TWは、フレームベース部分FBの板厚t0の範囲内にあるので、実施の形態1と同様な効果が得られる。
実施の形態5.
図14は、この発明による回路遮断器の実施の形態5におけるハンドルアームと支持フレームを示す分解図であり、図14(a)は、実施の形態5に係る回路遮断器のハンドルアームを示す正面図、図14(b)は、実施の形態5に係る回路遮断器の支持フレームを示す正面側断面図である。
この実施の形態5では、実施の形態4における支持フレーム43Bの薄壁TWが、実施の形態2における薄壁TW1と同様な薄壁TW1に置き換えられる。実施の形態5の支持フレーム43Bは、その他は実施の形態4と同じに構成される。この実施の形態5に係る回路遮断器は、その他は、実施の形態4と同じに構成される。
実施の形態5において、支持フレーム43Bには、一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの端部の内面s31側に、この内面s31よりも僅かに内側に張り出して、その内面s31を含む平面に沿って延長する薄壁TW1が、そのフレームベース部分FBの板厚の方向で回動サポート部RSに隣接し、フレームベース部分FBと連続して一体に形成される。この薄壁TW1は厚さA1を持つ。この薄壁TW1の内面s32は、フレームベース部分FBの内面s31を含む平面よりも僅かに内側に位置しているが、薄壁TW1の外面s42は、フレームベース部分の外面s41を含む平面と、そのフレームベース部分FBの内面s31を含む平面との間に位置している。薄壁TW1の外面s42が、フレームベース部分FBの外面s41を含む平面と、そのフレームベース部分FBの内面s31を含む平面との間に位置しているので、薄壁TW1の内面s32が、フレームベース部分FBの内面s31から張り出す寸法を、フレームベース部分の板厚t0の例えば1/4以下としても、薄壁TW1の厚さA1は、薄壁TW1を必要な強度とするのに充分である。
この実施の形態5においても、一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの端部に形成された回動サポート部RS2の円弧状サポート面CSと、ハンドルア
ーム42Bの一対の側板422、423のアームベース部分ABの端部に形成された回動センタ部RC2の円弧状回動面CRとが接触した状態において、一対のフレーム板431、432のフレームベース部分FBの端部に形成された薄壁TW1の外面s42は、回動センタ部RC2の内面s12に接触し、ハンドルアーム42Bが、図14(a)の左右方向、すなわちクロスバー30の延長方向にずれるのを防止する。
実施の形態5では、ハンドルアーム42Bの一対の側板422、423の各アームベース部分ABの板厚t0の範囲内に回動センタ部RC2が形成され、また、支持フレーム43の一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの板厚t0の範囲内に回動サポート部RS2が形成され、加えて、薄壁TW1は、その内面s32が、フレームベース部分FBの内面s31から僅かに張り出すが、その外面s42は、フレームベース部分FBの外面s41を含む平面と、そのフレームベース部分FBの内面s31を含む平面との間に位置するので、フレーム板431、432に外側に突出しない。したがって、これらの回動センタ部RC2、回動サポート部RS2、および薄壁TW1が、ハンドルアーム42Bまたは支持フレーム43Bの必要幅を超えて外側に突出することはなく、ハンドルアーム42Bおよび支持フレーム43Bを必要幅内に納めることができ、回路遮断器の幅寸法を小さくし、回路遮断器の小型化を図ることができる。
また、実施の形態5では、回動センタ部RC2、回動サポート部RS2、および薄壁TW1が、ハンドルアーム42Bまたは支持フレーム43Bの必要幅を超えて外側に突出しないので、クロスバー30に保持された可動接触子23の相間の絶縁を確保するに当たり、回動センタ部RC2、回動サポート部RS2、および薄壁TW1が、絶縁を低下させることもなく、遮断性能を確保することもでき、さらに薄壁TW1も、支持フレーム43Bのフレームベース部分FBと一体に形成されるので、部品コストの低減を図り、組立コストも低く抑えることができる。
実施の形態6.
図15は、この発明による回路遮断器の実施の形態6におけるハンドルアームと支持フレームを示す分解図であり、図15(a)は、実施の形態6に係る回路遮断器におけるハンドルアームを示す正面図、図15(b)は、実施の形態6に係る回路遮断器における支持フレームを示す正面側断面図、図15(c)は、実施の形態6に係る回路遮断器におけるハンドルアームを示す側面図、図15(d)は、実施の形態6に係る回路遮断器における支持フレームを示す側面図である。
実施の形態6では、図15(a)〜(d)に示すハンドルアーム42Cと支持フレーム43Cが使用される。ハンドルアーム42Cは、実施の形態4におけるハンドルアーム42Bを変形したもので、回動センタ部RC3が、その端面に凹形状の円弧状回動面CRを持つように変形される。ハンドルアーム42Cは、その他は実施の形態4におけるハンドルアーム42Bと同じに構成される。支持フレーム43Cは、実施の形態4における支持フレーム43Bを変形したもので、回動サポート部RS3が凸形状の円弧状サポート面CSを持つように変形される。この回動サポート部RS3は、図15(d)に示すように、両側の凹部C1、C2の間に凸形状に形成される。支持フレーム43Cは、その他は実施の形態4における支持フレーム43Bと同じに構成される。
実施の形態6において、薄壁TWは、一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの端部からそれに連続し、そのフレームベース部分FBと一体に形成される。この薄壁TWは、凸形状の回動サポート部RS3と、その両端の凹部C1、C2の内端に隣接し、回動サポート部RS3よりも高い位置まで、フレームベース部分FBの内面s31を含む平面に沿って延長される。一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの端部に形成された回動サポート部RS3の円弧状サポート面CSと、一対の側板422、423の各アームベース部分ABの端部に形成された回動センタ部RC3の円弧状回動面CRとが接触した状態において、薄壁TWの外面s42は、回動センタ部RC3の内面s12に接触し、ハンドルアーム42Cが、図15(a)の左右方向、すなわちクロスバー30の延長方向にずれるのを防止する。
この実施の形態6によれば、実施の形態4と同様な効果を得ることができ、加えて、薄壁TWの側面から見た面積を大きくすることができるので、薄壁TWの機械的強度をより大きくすることができる。
実施の形態7.
図16は、この発明による回路遮断器の実施の形態7におけるハンドルアームと支持フレームを示す分解図であり、図16(a)は、実施の形態7に係る回路遮断器におけるハンドルアームを示す正面図、図16(b)は、実施の形態7に係る回路遮断器における支持フレームを示す正面側断面図、図16(c)は、実施の形態7に係る回路遮断器におけるハンドルアームを示す側面図、図16(d)は、実施の形態7に係る回路遮断器における支持フレームを示す側面図である。
実施の形態7に係る回路遮断器では、図16(a)〜(d)に示すハンドルアーム42Dと、支持フレーム43Dが使用される。ハンドルアーム42Dは、実施の形態1におけるハンドルアーム42を変形したものであり、支持フレーム43Dは、実施の形態1における支持フレーム43を変形したものである。実施の形態7に係る回路遮断器は、その他は実施の形態1と同じに構成される。
ハンドルアーム42Dの一対の側板422、423は、それぞれアームベース部分ABと、回動センタ部RC4を有し、回動センタ部RC4は、アームベース部分ABの端部に、アームベース部分ABに連続して、アームベース部分ABと一体に形成される。アームベース部分ABは、側板422、423の主要部分を形成し、その板厚はt0である。このアームベース部分ABは、内面s11と外面s21を有し、これらの内面s11と外面s12は、互いに平行である。ハンドルアーム42Dの一対の側板422、423の各アームベース部分ABの内面s11は、間隔Dを介して互いに対向している。
ハンドルアーム42Dの回動センタ部RC4は、ハンドルアーム42Dの回動センタとなる部分であり、この回動センタ部RC4は、支持フレーム43Dの一対のフレーム板431、432によって回動可能に支持される。回動センタ部RC4の板厚はt1である。この回動センタ部RC4の板厚t1と、アームベース部分ABの板厚t0との間には、式(1)の関係がある。式(1)から明らかなように、板厚t1は、板厚t0より、寸法Aだけ小さい。
ハンドルアーム42Dの回動センタ部RC4は、内面s12と外面s22を有し、これらの内面s12と外面s22は、互いに平行である。ハンドルアーム42Dの回動センタ部RC4の内面s12は、アームベース部分ABの内面s11と同じ平面にあり、一対の側板422、423の各回動センタ部RC4の内面s12も、間隔Dを介して互いに対向している。ハンドルアーム42Dの回動センタ部RC4の外面s22は、アームベース部分ABの内面s11を含む平面と、そのアームベース部分ABの外面s21を含む平面との間に位置し、アームベース部分ABの外面s21を含む平面から寸法Aだけ、内面s11を含む平面に近い。
ハンドルアーム42Dの一対の側板422、423の各回動センタ部RC4は、実施の形態7では、支持フレーム43Dの一対のフレーム板431、432に向かって突出し、その突出端面には、凸形状の円弧状回動面CRが形成されている。
ハンドルアーム42Dには、回動センタ部RC4の外面s22に隣接して、薄壁TW2が形成される。この薄壁TW2の厚さは、Aであり、この薄壁TW2は、アームベース部分ABの板厚の方向で回動センタ部RC4に隣接する。この薄壁TW2は、一対の側板422、423のアームベース部分ABの端部に連続して、アームベース部分ABと一体に形成される。この薄壁TW2は、内面s32と外面s42を有し、これらの内面s32と外面s42は、互いに平行である。薄壁TW2は、図16(c)に示すように、円弧状に広い角度範囲に亘って形成され、回動センタ部RC4の外面s22を覆い、さらにその外面s22を超えて外周に突出している。この薄壁TW2の内面s32は、回動センタ部RC4の外面s22に接触するが、この薄壁TW2の内面s32も、回動センタ部RC4の外面s22を超えて、さらに外周に突出している。
実施の形態7では、回動センタ部RC4と薄壁TW2は、アームベース部分ABの板厚t0の範囲内に形成され、このアームベース部分ABの板厚t0の範囲から、その外側へ突出しない。
支持フレーム43Dの一対のフレーム板431、432は、それぞれフレームベース部分FBと、回動サポート部RS4とを有する。回動サポート部RS4は、フレームベース部分FBの端部に形成される。フレームベース部分FBは、一対のフレーム板431、432の主要部分を形成し、板厚はt0である。この板厚t0は、ハンドルアーム42Dの一対の側板422、423のアームベース部分ABの厚さと等しい。支持フレーム43Dの一対のフレーム板431、432のフレームベース部分FBは、内面s31と外面s41を有し、これらの内面s31と外面s41は、互いに平行である。支持フレーム43Dの一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの内面s31は、間隔Dを介して互いに対向している。この間隔Dは、ハンドルアーム42Dの一対の側板422、423の各アームベース部分ABの内面s11の間の間隔と等しい。
支持フレーム43Dの一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの端部に連続して、回動サポート部RS4が、フレームベース部分FBと一体に形成される。この回動サポート部RS4は、ハンドルアーム42Dの一対の側板422、423の回動センタ部RC4を回動可能に支持する。この回動サポート部RS4は、実施の形態7では、凹形状とされ、その端面に凹形状の円弧状サポート面CSを有する。この円弧状サポート面CSの径は、対応する回動センタ部RC4の円弧状回動面CRとほぼ等しくされる。これらの円弧状回動面CRと円弧状サポート面CSは、アームベース部分ABおよびフレームベース部分FBを構成する金属板の板厚t0の範囲内で、図2〜図7に示された回動中心点Pにおいて、互いに接触し、ハンドルアーム42Dは、この回動中心点Pを中心として、回動される。
回動サポート部RS4の円弧状サポート面CSは、フレームベース部分FBの端部の内面s31から幅Bを持って形成される。この幅Bは、式(2)で表わされる。回動サポート部RS4は、内面s51と外面s61を有し、これらの内面s51と外面s61は互いに平行であり、その内面s51が、フレームベース部分FBの内面s31と同じ平面に位置する。結果として、回動サポート部RS4の外面s61は、フレームベース部分FBの外面s41を含む平面から、寸法Aだけ、フレームベース部分FBの内面s31に近い。
実施の形態7では、支持フレーム43Dの回動サポート部RS4は、そのフレームベース部分FBの板厚t0の範囲内に形成され、この板厚t0の範囲から外へ突出しない。
実施の形態7では、ハンドルアーム42Dの一対の側板422、423に形成された薄壁TW2の内面s32は、回動サポート部RS4の円弧状サポート面CSが、ハンドルアーム42Dの回動センタ部RC4の円弧状回動面CRに接触した状態において、回動サポート部RS4の外面s61に接触し、ハンドルアーム42Dが図16(a)の左右方向、すなわちクロスバー30の延長方向にずれるのを防止する。薄壁TW2の外面s42は、回動サポート部RS4の円弧状サポート面CSが、ハンドルアーム42Dの回動センタ部RC4の円弧状回動面CRに接触した状態において、支持フレーム43Dの一対のフレーム板431、432のフレームベース部分FBの外面s41を含む平面に位置する。この説明から、一対のアームベース部分ABの各内面s11は、それぞれ一対のフレームベース部分FBの各内面s31を含む平面に位置することが明らかである。
実施の形態7では、ハンドルアーム42Dの一対の側板422、423の各アームベース部分ABの板厚t0の範囲内に、回転センタ部RC4と薄壁TW2が形成され、また、支持フレーム43Dの一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの板厚t0の範囲内に回動サポート部RS4が形成され、結果として、回動センタ部RC4、薄壁TW2、および回動サポート部RS4は、すべて板厚t0の範囲内に位置し、この板厚t0の範囲から外部へ突出しない。したがって、これらの回動センタ部RC4、薄壁TW2、および回動サポート部RS4が、ハンドルアーム42Dまたは支持フレーム43Dの必要幅を超えて外側に突出することはなく、ハンドルアーム42Dおよび支持フレーム43Dを必要幅内に納めることができ、回路遮断器の幅寸法を小さくし、回路遮断器の小型化を図ることができる。
また、実施の形態7では、回動センタ部RC4、薄壁TW2、および回動サポート部RS4が、ハンドルアーム42Dまたは支持フレーム43Dの必要幅を超えて外側に突出しないので、クロスバー30に保持された可動接触子23の相間の絶縁を確保するに当たり、回動センタ部RC4、薄壁TW2、および回動サポート部RS4が、絶縁を低下させることもなく、遮断性能を確保することもでき、さらに薄壁TW2も、ハンドルアーム42Dのアームベース部分ABと一体に形成されるので、部品コストの低減を図り、組立コストも低く抑えることができる。加えて、円弧状回動面CRと円弧状サポート面CSとの接触部を、薄壁TW2によって広い範囲で覆うことができ、その接触部における潤滑剤を確実に維持し、またその接触部に対する粉塵の侵入を確実に防止できる。
実施の形態8.
図17は、この発明による回路遮断器の実施の形態8におけるハンドルアームと支持フレームを示す分解図であり、図17(a)は、実施の形態7に係る回路遮断器におけるハンドルアームを示す正面図、図17(b)は、実施の形態7に係る回路遮断器における支持フレームを示す正面側断面図、図17(c)は、実施の形態7に係る回路遮断器におけるハンドルアームを示す側面図、図17(d)は、実施の形態7に係る回路遮断器における支持フレームを示す側面図である。
この実施の形態8に係る回路遮断器では、実施の形態7におけるハンドルアーム42Dの一対のフレーム板422、423が、薄壁TW3を持つように、変形される。この薄壁TW3は、実施の形態7で使用されたハンドルアーム42Dにおける薄壁TW2に比較して、そのアームベース部分ABの外面s41よりも外側へ僅かに張り出して形成される。実施の形態8におけるハンドルアーム42Dは、その他は実施の形態7におけるハンドルアーム42Dと同じに構成される。実施の形態8に係る回路遮断器は、その他は、実施の形態7と同じに構成され、支持フレーム43Dも実施の形態7と同じに構成される。
実施の形態8で使用されるハンドルアーム42Dでは、図17(a)から明らかなように、厚さA1を持った薄壁TW3が、一対の側板422、423のアームベース部分ABの端部に、そのアームベース部分ABの板厚の方向で回動センタ部RC4に隣接するようにして、そのアームベース部分ABと一体に形成される。この薄壁TW3は、一対の側板422、423の各アームベース部分ABの端部の外面s21側に、この外面s21から僅かに張り出して形成され、その外面s21を含む平面と平行に延長される。厚さA1は、実施の形態7で使用されたハンドルフレーム42Dの薄壁TW2の厚さAよりも大きく、A1>Aとされる。この薄壁TW3の外面s42は、アームベース部分ABの外面s21を含む平面よりも僅かに外側に位置しているが、その薄壁TW3の内面s32は、アームベース部分ABの外面s21を含む平面と、そのアームベース部分ABの内面s11を含む平面との間に位置している。この薄壁TW3の内面s32が、アームベース部分ABの外面s21を含む平面と、そのアームベース部分ABの内面s11を含む平面との間に位置しているので、薄壁W3の外面s42が、アームベース部分ABの外面s21から張り出す寸法を、アームベース部分ABの板厚t0の例えば1/4以下としても、薄壁TW3の厚さA1は、薄壁TW3を必要な強度とするのに充分である。
実施の形態8において、支持フレーム43Dの一対のフレーム板431、432の端部に形成された回動サポート部RS4の円弧状サポート面CSに、ハンドルアーム42Dの一対の側板422、423の端部に形成された回動センタ部RC4の円弧状回動面CRが接触する状態において、一対の側板422、423の端部に形成された薄壁TW3の内面s32は、回動サポート部RS4の外面s61に接触し、ハンドルアーム42Dが、図17(a)の左右方向、すなわちクロスバー30の延長方向にずれるのを防止する。
実施の形態8では、ハンドルアーム42Dの一対の側板422、423の各アームベース部分ABの板厚t0の範囲内に回動センタ部RC4が形成され、また、支持フレーム43Dの一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの板厚t0の範囲内に回動サポート部RS4が形成され、加えて、薄壁TW3は、その内面s32が、アームベース部分ABの外面s21を含む平面と、そのアームベース部分ABの内面s11を含む平面との間に位置するので、その薄壁TW3の外面s42が、側板422、423のアームベース部分ABの外面s21から張り出す寸法を小さくすることができる。したがって、これらの回動センタ部RC4、薄壁TW3、および回動サポート部RS4が、ハンドルアーム42Dまたは支持フレーム43Dの必要幅を超えて外側に大きく突出することはなく、ハンドルアーム42Dおよび支持フレーム43Dをほぼ必要幅内に納めることができ、回路遮断器の幅寸法を小さくし、回路遮断器の小型化を図ることができる。
また、実施の形態8では、回動センタ部RC4、薄壁TW3、および回動サポート部RS4が、ハンドルアーム42Dまたは支持フレーム43Dの必要幅を超えて外側に大きく突出しないので、クロスバー30に保持された可動接触子23の相間の絶縁を確保するに当たり、回動センタ部RC4、薄壁TW3、および回動サポート部RS4が、絶縁を低下させることもなく、遮断性能を確保することもでき、さらに薄壁TW3も、ハンドルアーム42Dのアームベース部分ABと一体に形成されるので、部品コストの低減を図り、組立コストも低く抑えることができる。
実施の形態9.
図18は、この発明による回路遮断器の実施の形態9におけるハンドルアームと支持フレームを示す分解図であり、図18(a)は、実施の形態9に係る回路遮断器におけるハンドルアームを示す正面図、図18(b)は、実施の形態9に係る回路遮断器における支持フレームを示す正面側電面図、図18(c)は、実施の形態9に係る回路遮断器におけるハンドルアームを示す側面図、図18(d)は、実施の形態9に係る回路遮断器における支持フレームを示す側面図である。
実施の形態9に係る回路遮断器では、図18(a)〜(d)に示すハンドルアーム42Eと、支持フレーム43Eが使用される。ハンドルアーム42Eは、実施の形態1におけるハンドルアーム42を変形したものであり、支持フレーム43Eは、実施の形態1における支持フレーム43を変形したものである。実施の形態9に係る回路遮断器は、その他は実施の形態1と同じに構成される。
ハンドルアーム42Eの一対の側板422、423は、それぞれアームベース部分AB
と、回動センタ部RC5を有し、回動センタ部RC5は、アームベース部分ABの端部に、アームベース部分ABに連続して、アームベース部分ABと一体に形成される。アームベース部分ABは、側板422、423の主要部分を形成し、その板厚はt0である。このアームベース部分ABは、内面s11と外面s21を有し、これらの内面s11と外面s12は、互いに平行である。ハンドルアーム42Eの一対の側板422、423の各アームベース部分ABの内面s11は、間隔Dを介して互いに対向している。
回動センタ部RC5は、ハンドルアーム42Eの回動センタとなる部分であり、この回動センタ部RC5は、支持フレーム43Eの一対のフレーム板431、432によって回動可能に支持される。この回動センタ部RS5は、実施の形態9では、凹形状とされ、凹形状の円弧状回動面CRを有する。この円弧状回動面CRは、アームベース部分ABの外面s21を含む平面から幅Bを持って形成される。この幅Bは、B=t0−Aで表わされる。
回動センタ部RC5には、それに隣接して薄壁TW4が形成される。この薄壁TW4は、アームベース部分ABに連続して、このアームベース部分ABと一体に形成され、支持フレーム43Eの一対のフレーム板431、432に向かって延長される。この薄壁TW4は、厚さAを有し、アームベース部分ABの板厚の方向で回動センタ部RC5に隣接する。薄壁TW4は、内面s32と外面s42を有し、これらの内面s32と外面s42は互いに平行である。薄壁TW4の内面s32は、アームベース部分ABの内面s11と同じ平面にある。薄壁TW4は、図18(c)から明らかなように、円弧状回動面CRの内面側を覆っている。
実施の形態9では、回動センタ部RC5と薄壁TW4は、アームベース部分ABの板厚t0の範囲内に形成され、このアームベース部分ABの板厚t0の範囲から、その外側へ突出しない。
支持フレーム43Eの一対のフレーム板431、432は、それぞれフレームベース部分FBと、回動サポート部RS5を有する。支持フレーム43Eの回動サポート部RS5は、フレームベース部分FBの端部にそれと一体に形成される。このフレームベース部分FBは、一対のフレーム板431、432の主要部分を形成し、板厚はt0である。この板厚t0は、ハンドルアーム42Eの一対の側板422、423のアームベース部分ABの厚さと等しい。支持フレーム43Eの一対のフレーム板431、432のフレームベース部分FBは、内面s31と外面s41を有し、これらの内面s31と外面s41は、互いに平行である。一対のフレーム板431、432の各フレームベース部分FBの内面s31は、間隔Dを介して互いに対向している。この間隔Dは、ハンドルアーム42Eの一対の側板422、423の各アームベース部分ABの内面s11の間の間隔と等しい。
支持フレーム43Eの一対のフレーム板431、432に形成された回動サポート部RS5は、ハンドルアーム42Eの一対の側板422、423に形成された回動センタ部RC5を回動可能に支持する。回動サポート部RS5は、実施の形態9では、凸形状とされ、その端面に凸形状の円弧状サポート面CSを有する。この円弧状サポート面CSの径は、対応する回動センタ部RC5の円弧状回動面CRとほぼ等しくされる。これらの円弧状回動面CRと円弧状サポート面CSは、アームベース部分ABおよびフレームベース部分FBを構成する金属板の板厚t0の範囲内で、図2〜図7に示された回動中心点Pにおいて、互いに接触し、ハンドルアーム42Eは、この回動中心点Pを中心として、回動される。
ハンドルアーム42Eの一対の側板422、423に形成された薄壁TW4の外面s42は、回動サポート部RS5の円弧状サポート面CSが、ハンドルアーム42Eの回動センタ部RC5の円弧状回動面CRに接触した状態において、回動サポート部RS5の内面s51に接触し、ハンドルアーム42Eが図18(a)の左右方向、すなわちクロスバー30の延長方向にずれるのを防止する。薄壁TW4の内面s51は、回動サポート部RS5の円弧状サポート面CSが、ハンドルアーム42Eの回動センタ部RC5の円弧状回動面CRに接触した状態において、支持フレーム43Eの一対のフレーム板431、432のフレームベース部分FBの内面s31を含む平面に位置する。
実施の形態9では、ハンドルアーム42Eの一対の側板422、423の各アームベース部分ABの板厚t0の範囲内に回転センタ部RC5と薄壁TW4が形成され、また、支持フレーム43Eの一対のフレーム板431、432の板厚t0の範囲内に回動サポート部RS5が形成され、結果として、回動センタ部RC5、薄壁TW4、および回動サポート部RS5は、すべて板厚t0の範囲内に位置し、この板厚t0の範囲から外部へ突出しない。したがって、これらの回動センタ部RC5、薄壁TW4、および回動サポート部RS5が、ハンドルアーム42Eまたは支持フレーム43Eの必要幅を超えて外側に突出することはなく、ハンドルアーム42Eおよび支持フレーム43Eを必要幅内に納めることができ、回路遮断器の幅寸法を小さくし、回路遮断器の小型化を図ることができる。
また、実施の形態9では、回動センタ部RC5、薄壁TW4、および回動サポート部RS5が、ハンドルアーム42Eまたは支持フレーム43Eの必要幅を超えて外側に突出しないので、クロスバー30に保持された可動接触子23の相間の絶縁を確保するに当たり、回動センタ部RC5、薄壁TW4、および回動サポート部RS5が、絶縁を低下させることもなく、遮断性能を確保することもでき、さらに薄壁TW4も、ハンドルアーム42Eのアームベース部分ABと一体に形成されるので、部品コストの低減を図り、組立コストも低く抑えることができる。加えて、薄壁TW4をハンドルアーム42Eに形成したので、薄壁TW4が変形または損傷したときに、ハンドルアーム42Eとともに、容易に交換できる。
実施の形態10.
図19は、この発明による回路遮断器の実施の形態10におけるハンドルアームと支持フレームを示す分解図であり、図19(a)は、実施の形態10に係る回路遮断器のハンドルアームを示す正面図、図19(b)は、実施の形態10に係る回路遮断器の支持フレームを示す正面側断面図である。
この実施の形態10は、実施の形態1におけるハンドルアーム42に形成された円弧状回動面CRを円弧状回動傾斜面CR1とし、また、実施の形態1における支持フレーム43に形成された円弧状サポート面CSを円弧状サポート傾斜面CS1としたものである。この実施の形態10のハンドルアーム42は、その他は実施の形態1と同じに構成され、また、実施の形態10の支持フレーム43は、実施の形態1と同じに構成される。また、実施の形態10に係る回路遮断器は、その他は実施の形態1と同じに構成される。
実施の形態10において、円弧状回動傾斜面CR1は、回動センタ部RCの外面s22側の径が、その内面s12側の径よりも大きくなるように、クロスバー30の延長方向に傾斜して形成される。円弧状サポート傾斜面CS1は、円弧状回動傾斜面CR1の傾斜に対応し、回動サポート部RSの外面s41側の径が、その内面s31側の径よりも大きくなるように、クロスバー30の延長方向に傾斜して形成される。
ハンドルアーム42は、メインスプリング48によって支持フレーム43の方向に付勢されるが、この支持フレーム43の方向の付勢力は、円弧状回動傾斜面CR1と円弧状サポート傾斜面CS1との接触面において、回動センタ部RCを外側に移動させる分力を発生する。この分力に基づいて、回動センタ部RCの外面s22が薄壁TWの内面s32に押し付けられ、ハンドルアーム42の脱落が防止される。
このように実施の形態10では、実施の形態1と同様の効果を得ることができ、加えて
、円弧状回動傾斜面CR1と円弧状サポート傾斜面CS1とによって、回動センタ部RCを薄壁TWへ押し付け、ハンドルアーム42の脱落を防止することができる。
実施の形態11.
図20は、この発明による回路遮断器の実施の形態11におけるハンドルアームと支持フレームを示す分解図であり、図20(a)は、実施の形態10に係る回路遮断器のハンドルアームを示す正面図、図20(b)は、実施の形態10に係る回路遮断器の支持フレームを示す正面側断面図である。
この実施の形態11は、実施の形態2におけるハンドルアーム42に形成された円弧状回動面CRを円弧状回動傾斜面CR1とし、また、実施の形態2における支持フレーム43に形成された円弧状サポート面CSを円弧状サポート傾斜面CS1としたものである。この実施の形態11のハンドルアーム42は、その他は実施の形態2と同じに構成され、また、実施の形態11の支持フレーム43も、実施の形態2と同じに構成される。また、実施の形態11に係る回路遮断器は、その他は実施の形態2と同じに構成される。
実施の形態11において、円弧状回動傾斜面CR1は、回動センタ部RCの外面s22側の径が、その内面s12側の径よりも大きくなるように、クロスバー30の延長方向に傾斜して形成される。円弧状サポート傾斜面CS1は、円弧状回動傾斜面CR1の傾斜に対応し、回動サポート部RSの外面s41側の径が、その内面s31側の径よりも大きくなるように、クロスバー30の延長方向に傾斜して形成される。
ハンドルアーム42は、メインスプリング48によって支持フレーム43の方向に付勢されるが、この支持フレーム43の方向の付勢力は、円弧状回動傾斜面CR1と円弧状サポート傾斜面CS1との接触面において、回動センタ部RCを外側に移動させる分力を発生する。この分力に基づいて、回動センタ部RCの外面s22が薄壁TWの内面s32に押し付けられ、ハンドルアーム42の脱落が防止される。
このように実施の形態11では、実施の形態2と同様の効果を得ることができ、加えて、円弧状回動傾斜面CR1と円弧状サポート傾斜面CS1とによって、回動センタ部RCを薄壁TWへ押し付け、ハンドルアーム42の脱落を防止することができる。
なお、実施の形態10および実施の形態11における円弧状回動傾斜面CR1と円弧状サポート傾斜面CS1は、実施の形態3〜9における円弧状回動面CRと円弧状サポート面CSに代えて、使用することもできる。
この発明による回路遮断器は、配電用遮断器または漏電遮断器などに利用される。
11:絶縁基台、12:絶縁カバー、21:固定接点、22:可動接点、
23:可動接触子、30:クロスバー、41:ハンドル、
42、42A、42B、42C、42D、42E:ハンドルアーム、
43、43B、43C、43D、43E:支持フレーム、44:回動レバー、
46:下リンク、45:上リンク、48:メインスプリング、
AB:アームベース部分、FB:フレームベース部分、
RC、RC1、RC2、RC3、RC4、RC5:回動センタ部、CR:円弧状回動面、
RS、RS2、RS3、RS4、RS5:回動サポート部、CS:円弧状サポート面、
TW、TW1、TW2、TW3、TW4:薄壁。

Claims (9)

  1. 絶縁基台上に配置された固定接点、
    前記固定接点と接離する可動接点を有する可動接触子、
    前記絶縁基台上に回転可能に配置され前記可動接触子を保持するクロスバー、
    手動操作されるハンドルに取り付けられたハンドルアーム、
    前記絶縁基台に固定され前記ハンドルアームを回動可能に軸支する支持フレーム、
    引き外し装置のラッチに係合されトリップ時に回動する回動レバー、
    前記クロスバーを駆動する下リンク、
    前記回動レバーに軸支され前記下リンクにスプリングピンを介して結合されてトグルリンクを構成する上リンク、および
    駆動側が前記ハンドルアームに連結され従動側が前記スプリングピンに結合されたメインスプリングを備えた回路遮断器であって、
    前記ハンドルアームは、金属板で構成された一対のアームベース部分を有し、この一対のアームベース部分は、それぞれの内面が所定間隔を介して互いに対向するように配置され前記各アームベース部分は、それぞれの端部に連続してそれと一体に形成された回動センタ部を有し、これらの各回動センタ部は、前記各アームベース部分のそれぞれの板厚の範囲から突出することなく、それぞれの板厚の範囲内に位置し、
    記支持フレームは、金属板で構成された一対のフレームベース部分を有し、この一対のフレームベース部分は、それぞれの内面が前記一対のアームベース部分の各内面を含む平面に位置し、かつ前記所定間隔と同じ間隔を介して互いに対向するように配置され前記各フレームベース部分は、それぞれの端部に連続してそれと一体に形成され回動サポート部を有し、これらの各回動サポート部は、前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲から突出することなく、それぞれの板厚の範囲内に位置し、
    前記各回動センタ部はそれぞれの端面に円弧状回動面を有し、前記各回動サポート部はそれぞれの端面に前記各回動センタ部の円弧状回動面に接触する円弧状サポート面を有し、前記各アームベース部分および前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲内で、前記各回動サポート部が前記各回動センタ部を回動可能に支持しており、
    前記アームベース部分に、それらの板厚の方向で前記回動センタ部のそれぞれに隣接する薄壁一体に形成これらの薄壁は前記各アームベース部分の板厚よりも薄い厚さを有し、れらの薄壁の内面または外面が、それぞれ前記アームベース部分の外面を含む平面とその内面を含む平面との間に位置するようにして、前記各薄壁を前記各アームベース部分および前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲内に形成、前記ハンドルアームの回動センタ部が前記クロスバーの延長方向にずれるのを防止するか、または
    前記各フレームベース部分に、それらの板厚の方向で前記各回動サポート部のそれぞれに隣接する薄壁を一体に形成し、これらの薄壁は前記各フレームベース部分の板厚よりも薄い厚さを有し、これらの薄壁の内面または外面が、それぞれ前記各フレームベース部分の外面を含む平面とその内面を含む平面との間に位置するようにして、前記各薄壁を前記各アームベース部分および前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲内に形成し、前記ハンドルアームの各回動センタ部が前記クロスバーの延長方向にずれるのを防止することを特徴とする回路遮断器。
  2. 絶縁基台上に配置された固定接点、
    前記固定接点と接離する可動接点を有する可動接触子、
    前記絶縁基台上に回転可能に配置され前記可動接触子を保持するクロスバー、
    手動操作されるハンドルに取り付けられたハンドルアーム、
    前記絶縁基台に固定され前記ハンドルアームを回動可能に軸支する支持フレーム、
    引き外し装置のラッチに係合されトリップ時に回動する回動レバー、
    前記クロスバーを駆動する下リンク、
    前記回動レバーに軸支され前記下リンクにスプリングピンを介して結合されてトグルリンクを構成する上リンク、および
    駆動側が前記ハンドルアームに連結され従動側が前記スプリングピンに結合されたメインスプリングを備えた回路遮断器であって、
    前記ハンドルアームは、金属板で構成された一対のアームベース部分を有し、この一対のアームベース部分は、それぞれの内面が所定間隔を介して互いに対向するように配置され、前記各アームベース部分は、それぞれの端部に連続してそれと一体に形成された回動センタ部を有し、これらの各回動センタ部は、前記各アームベース部分のそれぞれの板厚の範囲から突出することなく、それぞれの板厚の範囲内に位置し、
    前記支持フレームは、金属板で構成された一対のフレームベース部分を有し、この一対のフレームベース部分は、それぞれの内面が前記一対のアームベース部分の各内面を含む平面に位置し、かつ前記所定間隔と同じ間隔を介して互いに対向するように配置され、前記各フレームベース部分は、それぞれの端部に連続してそれと一体に形成された回動サポート部とを有し、これらの各回動サポート部は、前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲から突出することなく、それぞれの板厚の範囲内に位置し、
    前記各回動センタ部はそれぞれの端面に円弧状回動面を有し、前記各回動サポート部はそれぞれの端面に前記各回動センタ部の円弧状回動面に接触する円弧状サポート面を有し、前記各アームベース部分および前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲内で、前記各回動サポート部が前記各回動センタ部を回動可能に支持しており、
    前記各アームベース部分に、それらの板厚の方向で前記各回動センタ部のそれぞれに隣接する薄壁を一体に形成し、これらの薄壁は前記各アームベース部分の板厚よりも薄い厚さを有し、これらの薄壁の内面が、それぞれ前記各アームベース部分の外面を含む平面とその内面を含む平面との間に位置するようにして、前記各薄壁を前記各アームベース部分および前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲からその1/4以下の寸法だけ張り出すように形成し、前記ハンドルアームの各回動センタ部が前記クロスバーの延長方向にずれるのを防止するか、または
    前記各フレームベース部分に、それらの板厚の方向で前記各回動サポート部のそれぞれに隣接する薄壁を一体に形成し、これらの薄壁は前記各フレームベース部分の板厚よりも薄い厚さを有し、これらの薄壁の内面または外面が、それぞれ前記各フレームベース部分の外面を含む平面とその内面を含む平面との間に位置するようにして、前記各薄壁を前記各アームベース部分および前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲からその1/4以下の寸法だけ張り出すように形成し、前記ハンドルアームの各回動センタ部が前記クロスバーの延長方向にずれるのを防止することを特徴とする回路遮断器。
  3. 絶縁基台上に配置された固定接点、
    前記固定接点と接離する可動接点を有する可動接触子、
    前記絶縁基台上に回転可能に配置され前記可動接触子を保持するクロスバー、
    手動操作されるハンドルに取り付けられたハンドルアーム、
    前記絶縁基台に固定され前記ハンドルアームを回動可能に軸支する支持フレーム、
    引き外し装置のラッチに係合されトリップ時に回動する回動レバー、
    前記クロスバーを駆動する下リンク、
    前記回動レバーに軸支され前記下リンクにスプリングピンを介して結合されてトグルリンクを構成する上リンク、および
    駆動側が前記ハンドルアームに連結され従動側が前記スプリングピンに結合されたメインスプリングを備えた回路遮断器であって、
    前記ハンドルアームは、金属板で構成された一対のアームベース部分を有し、この一対のアームベース部分は、それぞれの内面が所定間隔を介して互いに対向するように配置され、前記各アームベース部分は、それぞれの端部に連続してそれと一体に形成された回動センタ部を有し、
    前記支持フレームは、金属板で構成された一対のフレームベース部分を有し、この一対のフレームベース部分は、それぞれの内面が前記一対のアームベース部分の各内面を含む平面に位置し、かつ前記所定間隔と同じ間隔を介して互いに対向するように配置され、前記各フレームベース部分は、それぞれの端部に連続してそれと一体に形成された回動サポート部を有し、
    前記各回動センタ部はそれぞれの端面に円弧状回動面を有し、前記各回動サポート部はそれぞれの端面に前記各回動センタ部の円弧状回動面に接触する円弧状サポート面を有し、前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲内で、前記各回動サポート部が前記各回動センタ部を回動可能に支持しており、
    前記各フレームベース部分に、それらの板厚の方向で前記各回動サポート部のそれぞれに隣接する薄壁を一体に形成し、これらの薄壁は前記各フレームベース部分の板厚よりも薄い厚さを有し、これらの薄壁の内面または外面が、それぞれ前記各フレームベース部分の外面を含む平面とその内面を含む平面との間に位置するようにして、前記各薄壁を前記各フレームベース部分のそれぞれの板厚の範囲内に形成し、前記ハンドルアームの各回動センタ部が前記クロスバーの延長方向にずれるのを防止することを特徴とする回路遮断器。
  4. 請求項1、2または3記載の回路遮断器であって、前記各円弧状回動面は、凸形状の円弧状回動面とされ、前記各円弧状サポート面は、凹形状の円弧状サポート面とされ前記各フレームベース部分に前記薄壁を形成するときに、前記薄壁前記円弧状サポート面に隣接し前記フレームベース部分と一体に形成たことを特徴とする回路遮断器。
  5. 請求項1または3記載の回路遮断器であって、前記各円弧状回動面は、凹形状の円弧状回動面とされ、前記各円弧状サポート面は、凸形状の円弧状サポート面とされ前記各フレームベース部分に前記薄壁を形成するときに、前記薄壁前記円弧状サポート面に隣接し前記フレームベース部分と一体に形成たことを特徴とする回路遮断器。
  6. 請求項1または2記載の回路遮断器であって、前記各円弧状回動面は、凸形状の円弧状回動面とされ、前記各円弧状サポート面は、凹形状の円弧状サポート面とされ前記各アームベース部分に前記薄壁を形成するときに、前記薄壁前記円弧状回動面に隣接し前記アームベース部分と一体に形成たことを特徴とする回路遮断器。
  7. 請求項1記載の回路遮断器であって、前記各円弧状回動面は、凹形状の円弧状回動面とされ、前記各円弧状サポート面は、凸形状の円弧状サポート面とされ前記各アームベース部分に前記薄壁を形成するときに、前記薄壁前記円弧状回動面に隣接し前記アームベース部分と一体に形成たことを特徴とする回路遮断器。
  8. 請求項のいずれか一項記載の回路遮断器であって、前記円弧状回動面と前記円弧状サポート面の径がほぼ等しくされたことを特徴とする回路遮断器。
  9. 請求項のいずれか一項記載の回路遮断器であって、前記円弧状回動面と前記円弧状サポート面は、前記クロスバーの延長方向に傾斜して形成されたことを特徴とする回路遮断器。
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