JP5971654B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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Description

この発明は、回路遮断器(例えば配線用遮断器や漏電遮断器等)に関するものである。
従来、高い定格遮断電流を確保し、かつ小形化を図るために、1極につき可動接点及び固定接点を2組備えた1極2点切り方式の回路遮断器が知られている。従来の回路遮断器では、操作ハンドルの動作に応じて回動されるリンクと、可動接点が設けられたロータとを連結シャフトで連結し、リンクの回動に応じてロータを回動させることにより、操作ハンドルと可動接点とを連動させるようにした機構が用いられている。リンクには、連結シャフトが通された長穴が設けられている。連結シャフトには、リンクの長穴の内面に案内されながら長穴内を移動するローラが設けられている。リンクは、長穴内でローラを移動させながら回動されることによりロータを回動させる。可動接点は、ロータの回動によって固定接点に接離される(例えば特許文献1参照)。
国際公開第2012/081105号公報
特許文献1に示されている回路遮断器では、リンクの長穴の内面にローラを案内させながらリンクが回動されるので、リンクの長穴の内面とローラとの間に摩擦力が生じる。リンクの長穴の内面とローラとの間に生じた摩擦力は、リンクの回動トルクを弱める方向へリンクに対して作用するので、例えば可動接点を固定接点に押し付ける接圧の低下等が生じてしまう。また、リンクの長穴の内面とローラとの間に生じる摩擦力は、リンクの長穴の内面の状態や、長穴の内面とローラとの接触状態によって大きく変化するので、回路遮断器の個体によって接点の開閉状態や開閉動作のばらつきが大きくなってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、性能の個体差を小さくすることができる回路遮断器を得ることを目的とする。
この発明に係る回路遮断器は、操作ハンドル、固定接触子、回動可能に支持されたロータ、ロータの回動に応じて固定接触子に接離する可動接触子、及び操作ハンドルと可動接触子とを連動させるハンドル操作機構部を備え、ハンドル操作機構部は、案内穴が設けられ、リンク回動軸の軸線を中心に回動可能な回動リンクと、ロータに設けられているとともに案内穴に挿入され、回動リンクの回動によって案内穴で案内されることにより、可動接触子を固定接触子に対して接離させる方向へロータを回動させる連結シャフトとを有し、案内穴の内面には、可動接触子が固定接触子に接触する方向へ回動リンクが回動されるときに連結シャフトを案内する閉極側案内面と、可動接触子が固定接触子から離れる方向へ回動リンクが回動されるときに連結シャフトを案内する開極側案内面とが設けられており、リンク回動軸の軸線は、閉極側案内面及び開極側案内面のいずれかを含む仮想平面上に配置されている。
また、この発明に係る回路遮断器では、リンク回動軸の軸線が、閉極側案内面を含む仮想平面上、及び開極側案内面を含む仮想平面上に共通の軸線として配置されている。
この発明に係る回路遮断器によれば、閉極側案内面及び開極側案内面のいずれかに生じる摩擦力を、リンク回動軸の軸線を通る直線の方向へ常に作用させることができる。これにより、閉極側案内面及び開極側案内面のいずれかに生じる摩擦力が回動リンクの回動を阻害するトルクとして作用することを防止することができ、閉極動作時及び開極動作時のいずれかの回動リンクの回動に対して摩擦力による影響を与えにくくすることができる。これにより、摩擦力の違いによる性能のばらつきを回路遮断器の個体間で小さくすることができ、回路遮断器の性能の個体差を小さくすることができる。
また、リンク回動軸の軸線が、閉極側案内面を含む仮想平面上、及び開極側案内面を含む仮想平面上に共通の軸線として配置されている構成にすれば、回路遮断器の閉極動作及び開極動作のいずれについても回路遮断器の個体間でのばらつきを小さくすることができ、回路遮断器の性能の個体差をさらに小さくすることができる。
この発明の実施の形態1による回路遮断器を示す斜視図である。 図1の連動機構部及び回路遮断ユニットのユニット内装置を示す要部構成図である。 図2のハンドル操作機構部の一部及び遮断機構部を模式的に示す構成図である。 閉極状態となっているときの図3のハンドル操作機構部の一部及び遮断機構部を示す構成図である。 比較例のハンドル操作機構部の一部及び遮断機構部を模式的に示す構成図である。 この発明の実施の形態2による回路遮断器の要部を模式的に示す構成図である。 この発明の実施の形態1による回路遮断器の要部において、ローラが回動リンクから受ける力の方向と、ロータの回転力として働く力の方向とを示す模式図である。 図7のローラが回動リンクから受ける力の方向と、ロータの回転力として働く力の方向とがなす角度が90度となっている状態を示す模式図である。 この発明の実施の形態1による図2のハンドル操作機構部の一部及び遮断機構部の開極状態を模式的に示す構成図である。 実施の形態1と比較するための比較例における遮断機構部の開極状態を模式的に示す構成図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による回路遮断器を示す斜視図である。図において、回路遮断器1は、3極の回路を開閉(遮断及び投入)する遮断器とされている。回路遮断器1は、例えば制御盤等に取り付けられるベース2と、ベース2の一端部に設けられた複数(この例では、3つ)の電源側端子3と、ベース2の他端部に設けられた複数(この例では、3つ)の負荷側端子4と、各電源側端子3と各負荷側端子4との間にそれぞれ設けられ、各極について電源側端子3と負荷側端子4との間の回路を個別に開閉する複数(この例では、3つ)の回路遮断ユニット5と、3つの回路遮断ユニット5のうち、中央の回路遮断ユニット5から突出する一対の支持板6に回動可能に支持され、操作力を受けることにより回路を開閉する(遮断及び投入する)ための操作ハンドル7と、操作ハンドル7とは別に、回路を開く(遮断する)トリップ動作を行うためのトリップバー8と、操作ハンドル7及びトリップバー8のそれぞれの操作に応じて各回路遮断ユニット5を動作させる連動機構部9と、ハンドル用窓孔が設けられ、各回路遮断ユニット5を覆うカバー(図示せず)とを有している。
電源側端子3には電力供給を行う電源が電気的に接続され、負荷側端子4には電力供給を受ける負荷(例えば照明器具や電動機等)が電気的に接続される。回路遮断ユニット5は、ユニットケース11と、ユニットケース11内に収容された後述するユニット内装置12(図2〜図4)とを有している。ユニットケース11は、ベース2内に嵌められて固定されている。
操作ハンドル7は、一対の支持板6に回動可能に取り付けられたハンドルアーム13と、ハンドルアーム13からカバーのハンドル用窓孔を通って外部に突出する突出部14とを有している。ハンドルアーム13は、一対の支持板6に個別に取り付けられた一対の対向板13aと、一対の対向板13aの縁部間に設けられた湾曲部13bとを有している。突出部14は、湾曲部13bから突出している。操作ハンドル7は、突出部14で操作力を受けてON位置とOFF位置との間で支持板6に対して回動されることにより操作される。トリップバー8は、過電流(例えば短絡電流等)が回路を流れた場合や、手動で回路の遮断を行う場合等に操作される。
図2は、図1の連動機構部9及び回路遮断ユニット5のユニット内装置12を示す要部構成図である。ユニット内装置12は、ユニットケース11内に設けられたロータ軸(図示せず)を中心に回動可能なロータ15と、電源側端子3と負荷側端子4との間の回路を開閉する開閉動作(開極動作及び閉極動作)をロータ15の回動に応じて行う2つの遮断機構部16とを有している。これにより、各回路遮断ユニット5は、1極につき2つの遮断機構部16で回路を遮断する2点切り方式の回路遮断ユニットとされている。なお、図2では、操作ハンドル7がOFF位置にある状態で遮断機構部16が回路を開いている(遮断している)開極状態が示されている。
遮断機構部16は、電源側端子3に電気的に接続された電源側固定接触子17と、負荷側端子4に電気的に接続された負荷側固定接触子18と、ロータ15に設けられ、ロータ15の回動に応じて電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18に対して変位される可動導体部19と、可動導体部19に設けられ、可動導体部19の変位に応じて電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18に個別に接離する電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21とを有している。電源側端子3と負荷側端子4との間の回路は、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21が電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18に個別に接触することにより閉じ、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21が電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18から離れることにより開く。電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18は、ユニットケース11に固定されている。
連動機構部9は、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21のそれぞれと操作ハンドル7とを連動させるハンドル操作機構部31と、トリップバー8の操作によって、回路を開く方向(電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21のそれぞれが電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18から離れる方向)へハンドル操作機構部31を動作させるトリップ操作機構部51とを有している。
トリップ操作機構部51は、支持板6に支持されたレバー軸52を中心に回動可能なレバー53と、レバー53と係合することによりレバー53の回動を阻止するとともに、トリップバー8と連動するラッチ54とを有している。
レバー53は、ラッチ54と係合する係合部53aを有している。レバー軸52を中心とするレバー53の回動は、トリップバー8の操作によってラッチ54が係合部53aから外れることにより許容される。
ハンドル操作機構部31は、ユニットケース11内に設けられたリンク回動軸32の軸線32aを中心に回動可能な回動リンク33と、回動リンク33の回動に応じてロータ15を回動させる連結シャフト(挿入部材)34と、互いに回動可能に接続され、回動リンク33とレバー53とを繋ぐ第1のリンク35及び第2のリンク36と、第1のリンク35と第2のリンク36との接続部分を操作ハンドル7の湾曲部13bに向けて付勢する付勢体である引張ばね(図示せず)とを有している。
リンク回動軸32には、回動リンク33の一端部が設けられている。また、回動リンク33の他端部には、第2のリンク36の一端部がリンク接続軸37を介して回動可能に接続されている。
第1のリンク35の一端部は、リンク接続軸38を介して回動可能にレバー53に接続されている。第1のリンク35及び第2のリンク36のそれぞれの他端部同士は、スプリングピン(リンク接続軸)39を介して互いに回動可能に接続されている。
操作ハンドル7の湾曲部13bには、ばね取付部40が設けられている。引張ばねは、ばね取付部40及びスプリングピン39間に接続されている。ばね取付部40及びスプリングピン39は、互いに近づく方向へ引張ばねによって付勢されている。
回動リンク33には、連結シャフト34が挿入された案内穴41が設けられている。この例では、案内穴41が長穴とされている。回動リンク33は、操作ハンドル7の変位に応じて、案内穴41内で連結シャフト34を案内しながら、リンク回動軸32の軸線32aを中心に回動される。連結シャフト34には、案内穴41内を転動されるローラ42が設けられている。回動リンク33が回動されるときには、ローラ42が案内穴41内を転動しながら、連結シャフト34が案内穴41内を移動する。
各回路遮断ユニット5におけるロータ15のそれぞれには、共通の連結シャフト34が通されている。これにより、各ロータ15は、連結シャフト34の変位によって互いに同じ動作を行う。各ロータ15は、回動リンク33の回動によって連結シャフト34が案内穴41内で案内されることにより、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21を電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18に対して個別に接離させる方向へ回動される。即ち、連結シャフト34は、回動リンク33の回動によって案内穴41内で案内されながら各ロータ15を回動させて、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21を電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18に対して個別に接離させる。これにより、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21は、操作ハンドル7の変位に応じて電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18に個別に接離する。
各遮断機構部16の状態は、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21が電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18に個別に接触することにより閉極状態(回路が閉じた状態)となり、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21が電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18から離れることにより開極状態(回路が開いた状態)となる。
図3は、図2のハンドル操作機構部31の一部及び遮断機構部16を模式的に示す構成図である。また、図4は、閉極状態となっているときの図3のハンドル操作機構部31の一部及び遮断機構部16を示す構成図である。電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21は、電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18から離れた図3の状態から、回動リンク33がリンク回動軸32の軸線32aを中心に図3の反時計方向へ回動されることにより、電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18に個別に接触した図4の状態となる。このとき、連結シャフト34は、回動リンク33の回動に応じて、リンク回動軸32から離れる方向(図3の左方向)へ案内穴41内を案内される。また、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21は、電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18に個別に接触した図4の状態から、回動リンク33がリンク回動軸32の軸線32aを中心に図4の時計方向へ回動されることにより、電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18から離れた図3の状態となる。このとき、連結シャフト34は、回動リンク33の回動に応じて、リンク回動軸32に近づく方向(図4の右方向)へ案内穴41内を案内される。
案内穴41の内面には、互いに対向する平面である閉極側案内面41a及び開極側案内面41bが設けられている。閉極側案内面41aは、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21が電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18に個別に接触する方向へ回動リンク33が回動されるとき(即ち、回動リンク33が図3の反時計方向へ回動されるとき)に、ローラ42を押しながら連結シャフト34を案内する。開極側案内面41bは、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21が電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18から離れる方向へ回動リンク33が回動されるとき(即ち、回動リンク33が図4の時計方向へ回動されるとき)に、ローラ42を押しながら連結シャフト34を案内する。
リンク回動軸32の軸線32aは、閉極側案内面41aを含む仮想平面A上に配置されている。これにより、ローラ42と閉極側案内面41aとの間に生じる摩擦力(即ち、閉極側案内面41a上に生じる摩擦力)は、リンク回動軸32の軸線32aを通る直線の方向へ常に作用する。これにより、ローラ42と閉極側案内面41aとの間に生じる摩擦力によるトルクがリンク回動軸32に作用することが防止される。なお、この例では、開極側案内面41bを含む仮想平面から外れた位置にリンク回動軸32の軸線32aが配置されている。
次に、動作について説明する。電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21を電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18に個別に接触させる閉極動作を、操作ハンドル7の操作によって行うときには、操作ハンドル7に操作力を加えて、操作ハンドル7をOFF位置(図2の位置)からON位置(図2の操作ハンドル7の右側の位置)へ回動させる。
操作ハンドル7がOFF位置からON位置へ回動されると、スプリングピン39が引張ばねによって引かれながら、第1のリンク35がリンク接続軸38を中心に図2の反時計方向へ回動され、第2のリンク36が図2の下方へ変位される。これにより、回動リンク33がリンク回動軸32の軸線32aを中心に図2及び図3の反時計方向(下方)へ回動されながら、連結シャフト34が閉極側案内面41aによって図2及び図3の左方向へ案内される。これにより、各ロータ15及び各可動導体部19がロータ軸を中心に図2及び図3の時計方向へ回動され、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21が電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18に個別に接触する。これにより、各遮断機構部16の状態が閉極状態となる。
また、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21を電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18から離す開極動作を、操作ハンドル7の操作によって行うときには、操作ハンドル7に操作力を加えて、操作ハンドル7をON位置からOFF位置へ回動させる。これにより、操作ハンドル7がOFF位置からON位置へ回動されるときと逆の動作を第1のリンク35、第2のリンク36、回動リンク33、連結シャフト34、ロータ15及び可動導体部19が行い、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21が電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18から離れる。これにより、各遮断機構部16の状態が開極状態となる。
一方、操作ハンドル7がON位置にある状態で、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21を電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18から離すトリップ動作(開極動作)を、トリップバー8の操作によって行うときには、トリップバー8に操作力を加えて、ラッチ54をレバー53の係合部53aから外す。
ラッチ54がレバー53の係合部53aから外れると、引張ばねの付勢力によって、レバー53がレバー軸52を中心に図2の時計方向へ回動されながら、第1のリンク35がリンク接続軸38を中心に図2の時計方向へ回動される。これにより、第2のリンク36が湾曲部13bに近づく方向(図4の上方)へ変位され、回動リンク33がリンク回動軸32の軸線32aを中心に図4の時計方向へ回動される。このとき、連結シャフト34が開極側案内面41bによって図4の右方向へ案内される。これにより、各ロータ15及び各可動導体部19がロータ軸を中心に図4の反時計方向へ回動され、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21が電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18から離れる。これにより、各遮断機構部16の状態が開極状態となる。
ここで、実施の形態1での回路遮断器1と比較するための比較例について説明する。図5は、比較例のハンドル操作機構部31の一部及び遮断機構部16を模式的に示す構成図である。なお、図5では、遮断機構部16の状態が開極状態となっている。比較例では、閉極側案内面41aを含む仮想平面A、及び開極側案内面41bを含む仮想平面Bのいずれの位置も、リンク回動軸32の軸線32aから外れた位置となっている。即ち、リンク回動軸32の軸線32aを含む仮想平面上には、閉極側案内面41a及び開極側案内面41bのいずれも配置されていない。比較例では、リンク回動軸32の軸線32aと仮想平面Aとの距離L1が、リンク回動軸32の軸線32aと仮想平面Bとの距離L2よりも大きくなっている。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
比較例では、閉極側案内面41aを含む仮想平面Aの位置がリンク回動軸32の軸線32aから外れているので、連結シャフト34が閉極側案内面41aに案内されながら変位される閉極動作時に、ローラ42と閉極側案内面41aとの間の摩擦力が、連結シャフト34の変位を阻害するトルクとして作用する。
連結シャフト34の変位を阻害するトルクは、リンク回動軸32の軸線32aと仮想平面Aとの距離L1の大きさが大きくなるほど大きくなる。また、ローラ42と閉極側案内面41aとの間の摩擦力の大きさは、閉極側案内面41aによって案内されるときの連結シャフト34及びローラ42の速度や加速度等の違いによって異なる。従って、比較例では、リンク回動軸32の軸線32aと仮想平面Aとの距離L1が大きく、操作ハンドル7の操作速度が異なると、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21と、電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18との接触状態の違いも、回路遮断器の個体間で大きくなってしまう。即ち、比較例では、ローラ42と閉極側案内面41aとの間の摩擦力が連結シャフト34の変位を阻害するトルクとして作用するので、摩擦力の大きさの違いによって回路遮断器の性能にばらつきが生じてしまい、回路遮断器の性能の個体差が大きくなってしまう。
これに対して、実施の形態1による回路遮断器1では、リンク回動軸32の軸線32aが、閉極側案内面41aを含む仮想平面A上に配置されているので、ローラ42と閉極側案内面41aとの間に生じる摩擦力(閉極側案内面41aに生じる摩擦力)を、リンク回動軸32の軸線32aを通る直線の方向へ常に作用させることができる。これにより、ローラ42と閉極側案内面41aとの間に生じる摩擦力が回動リンク33の回動を阻害するトルクとして作用することを防止することができる。これにより、回動リンク33から、ローラ42、連結シャフト34、ロータ15及び可動導体部19を介して電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21のそれぞれに伝わる力は、摩擦力によって弱められにくくなり、ローラ42と閉極側案内面41aとの間に生じる摩擦力による影響を、閉極動作時の回動リンク33の回動に与えにくくすることができる。従って、閉極側案内面41aの状態や、閉極側案内面41aとローラ42との接触状態の違いによって、閉極側案内面41aとローラ42との間に生じる摩擦力の大きさが回路遮断器1の個体間で異なる場合であっても、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21と、電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18との接触状態のばらつきを回路遮断器1の個体間で小さくすることができ、回路遮断器1の性能の個体差を小さくすることができる。
また、ローラ42と閉極側案内面41aとの間に生じる摩擦力が回動リンク33の回動を阻害するトルクとして作用することを防止することができるので、回動リンク33からの力を電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21に効率良く伝えることができ、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21を電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18に押し付ける接圧の低下を抑制することができる。これにより、ローラ42と閉極側案内面41aとの間に生じる摩擦力による接圧の低下分を補償する必要がなくなるので、引張ばねを強くしたり、引張ばねの強化に伴って引張ばねの支持構造の剛性を高めたりする必要がなくなる。これにより、回路遮断器1の小形化やコストの低減を図ることもできる。
また、連結シャフト34には、案内穴41内で転動されるローラ42が設けられているので、閉極側案内面41aに案内されるときの連結シャフト34、及び開極側案内面41bに案内されるときの連結シャフト34をより円滑に変位させることができる。これにより、回路遮断器1の性能の個体差をさらに小さくすることができるとともに、回路遮断器1の小形化やコストの低減をさらに図ることができる。
なお、上記の例では、閉極側案内面41aを含む仮想平面A上にリンク回動軸32の軸線32aが配置されているが、開極側案内面41bを含む仮想平面上にリンク回動軸32の軸線32aを配置してもよい。このようにすれば、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21を電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18から離す開極動作時に、ローラ42と開極側案内面41bとの間に生じる摩擦力(開極側案内面41bに生じる摩擦力)による影響を受けにくくすることができる。これにより、開極動作時における回路遮断器1の性能の個体差を小さくすることができる。また、例えば、開極動作終了後に、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21と、電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18との間の距離S1,S2(図5)が、ローラ42と開極側案内面41bとの間に生じる摩擦力によって狭められることを抑制することもできる。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2による回路遮断器の要部を模式的に示す構成図である。リンク回動軸32の軸線32aは、閉極側案内面41aを含む仮想平面A上、及び開極側案内面41bを含む仮想平面B上に共通の軸線として配置されている。即ち、リンク回動軸32の軸線32aは、仮想平面A及び仮想平面Bが互いに交差することにより生じる交線と一致している。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
このような回路遮断器1では、リンク回動軸32の軸線32aが、閉極側案内面41aを含む仮想平面A上、及び開極側案内面41bを含む仮想平面B上に共通の軸線として配置されているので、閉極側案内面41aとローラ42との間に生じる摩擦力だけでなく、開極側案内面41bとローラ42との間に生じる摩擦力も、リンク回動軸32の軸線32aを通る直線の方向へ常に作用させることができる。これにより、回路遮断器1の閉極動作時及び開極動作時のいずれにおいても、連結シャフト34が案内穴41内で案内されるときの摩擦力が回動リンク33の回動を阻害するトルクとして作用することを防止することができ、摩擦力による影響を回動リンク33の回動に与えにくくすることができる。これにより、閉極動作時及び開極動作時のいずれの性能についても回路遮断器1の個体間でのばらつきを小さくすることができ、回路遮断器1の性能の個体差をさらに小さくすることができる。
なお、各上記実施の形態では、連結シャフト34にローラ42が設けられ、ローラ42が案内穴41内を転動しながら、連結シャフト34が案内穴41内で案内されるようになっているが、ローラ42はなくてもよい。この場合、閉極動作時に連結シャフト34が閉極側案内面41aに接触しながら案内され、開極動作時に連結シャフト34が開極側案内面41bに接触しながら案内される。このようにすると、連結シャフト34が案内穴41内で案内されるときの摩擦力は増加するものの、摩擦力が回動リンク33の回動に影響を与えにくくなっているので、摩擦力の違いによる回路遮断器1の個体間の性能のばらつきが大きくなることを防止することができる。これにより、回路遮断器1の性能の個体差を小さくすることができる。また、部品点数を少なくすることができ、コストの低減をさらに図ることができる。
ここで、図7は、この発明の実施の形態1による回路遮断器の要部において、ローラ42が回動リンク33から受ける力の方向と、ロータ15の回転力として働く力の方向とを示す模式図である。また、図8は、図7のローラ42が回動リンク33から受ける力の方向と、ロータ15の回転力として働く力の方向とがなす角度が90度となっている状態を示す模式図である。
図7において、Fはローラ42が回動リンク33から受ける力、Fはロータ15の回動力として働く力、θは力Fの方向と力Fの方向とがなす角度である。また、回転軌跡43は、ロータ15が回動した時のローラ42の回動中心の回転軌跡を表している。このとき、力F、力F及び角度θの間には次式(1)の関係が成立する。
=F・cos(θ)…(1)
上記(1)式から、角度θが90度となるとロータ15の回動力として働く力Fが0となり、回動リンク33に回動力を加えてもロータ15が回動できず、接点を開閉できなくなる。そのため、回路遮断器を設計する際には、回動リンク33の回動中に角度θが90度を通過しないように、リンク回動軸32の軸線32aの位置、開極側案内面41a又は閉極側案内面41bの方向、ロータ15の回動中心の位置、連結シャフト34の連結位置のそれぞれの関係に基づいて、回動リンク33の回動範囲を決定する必要がある。これにより、回動リンク33及びロータ15の配置関係には制約が存在し、自由に回路遮断器内に回動リンク33などの部品を配置することができない。
この発明の実施の形態1では、リンク回動軸32の軸線32aは、仮想平面A上に配置されるため、角度θが90度となるのは図8に示すように、回転軌跡43の接線のうち、ローラ42の回動中心を通る線が仮想平面Aと平行となる場合である。そして、これは回動リンク33の回動によってロータ15を回動させることができる回動リンク33の限界回動角度位置と等しい。
そのため、この発明の実施の形態1では、回動リンク33の回動範囲は、回動リンク33の回動によってロータ15を回動させることができる限界回動角度以内に設定されることとなる。これにより、この発明の実施の形態1では、リンク回動軸32aの位置、ロータ15の回動中心の位置、連結シャフト34の連結位置によらずに、回動リンク33の回動中に角度θが90度を通過することがない。
従って、この発明の実施の形態1によれば、回動リンク33の回動中に角度θが90度を通過することを避けるために、回動リンク33やロータ15の配置に制約を受けることがないため、リンク回動軸32をロータ15に近づけて配置することができ、回路遮断器を小形化することが可能になる。また、この発明の実施の形態2によっても、実施の形態1と同様に、リンク回動軸32をロータ15に近づけて配置することができ、回路遮断器を小形化することが可能になる。
図9は、この発明の実施の形態1による図2のハンドル操作機構部31の一部及び遮断機構部16の開極状態を模式的に示す構成図である。図10は、実施の形態1と比較するための比較例における遮断機構部16の開極状態を模式的に示す構成図である。図9及び図10において、Fはローラ42が回動リンク33から受ける力、Fはローラ42と閉極側案内面41aとの間に働く摩擦力である。ローラ42と閉極側案内面41aとの間の摩擦係数をμとすると、力Fと力Fと間には次式(2)の関係が成立する。
=μ・F…(2)
図9及び図10を用いて、この発明の実施の形態1による効果を説明する。図9において、電源側可動接触子20及び負荷側可動接触子21は、電源側固定接触子17及び負荷側固定接触子18から離れた状態から、回動リンク33がリンク回動軸32aを中心に図9の反時計方向へ回動されることにより、閉極状態へと動作する。このとき、連結シャフト34及びローラ42は、案内穴41に案内されながら、回動リンク33の回動に応じて、リンク回動軸32から離れる方向へ移動する。
ローラ42の移動時には、ローラ42と閉極側案内面41aとの間に摩擦力Fが働く。そして、摩擦力Fは、ローラ42の移動を阻害する力として働くと共に、その反力として、大きさが同じで向きが逆の方向の力が回動リンク33に対して働く。比較例では、図10に示すように、回動リンク33に対して働く摩擦力Fの反力は、リンク回動軸32の軸線32aと仮想平面Aとの距離L1に応じて、回動リンク33の回動を阻害するトルクTを生じさせる。トルクTと摩擦力Fとの間には次式(3)の関係が成立する。
=−L1・F=−L1・μ・F…(3)
トルクTは、回動トルク33の回動に必要となるトルクを増加させることで、遮断機構部16の動作に必要な操作トルクを増大させる。また、摩擦係数μが、ローラ42と閉極側案内面41aとの接触状態に依存して変動するため、摩擦係数μのばらつきに応じて、遮断器個体間でトルクTがばらつく。そのため、結果として遮断器機構部16の動作に必要な操作トルクもばらつくこととなり、機構性能の個体差を生じさせる。
特に、操作トルクは、一般的に回路遮断器の出荷時の検査項目となっており、設計時に設定した操作トルクの大きさに対して、ある一定の上限値・下限値を設けて出荷の可否判定を実施しているため、操作トルクのばらつきは、製品の直行率の低下を招く深刻な課題となる。
一方、この発明の実施の形態1による図9においては、リンク回動軸32の軸線32aが、閉極側案内面41aを含む仮想平面A上に配置されているため、ローラ42と閉極側案内面41aとの間に生じる摩擦力Fは、回動リンク33の回動中、常に軸線32aの方向に働く。そのため、リンク回動軸32の軸線32aと仮想平面Aとの距離L1は常に0であり、式(3)に示したように回動リンク33の回動を阻害するトルクTも常に0となる。
このとき、摩擦係数μの値が遮断器個体間でばらついたとしても、トルクTは常に0のままであり、遮断機構部の操作トルクにばらつきを生じない。そのため、遮断器の性能の個体差が大幅に抑制され、遮断器出荷時の操作トルクの検査での直行率の向上が期待される。また、この発明の実施の形態2によっても、遮断器の性能の個体差を大幅に抑制するという実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
1 回路遮断器、7 操作ハンドル、17 電源側固定接触子(固定接触子)、18 負荷側固定接触子(固定接触子)、20 電源側可動接触子(可動接触子)、21 負荷側可動接触子(可動接触子)、31 ハンドル操作機構部、32 リンク回動軸、32a 軸線、33 回動リンク、34 連結シャフト(挿入部材)、41 案内穴、41a 閉極側案内面、41b 開極側案内面、43 回転軌跡。

Claims (3)

  1. 操作ハンドル、
    固定接触子、
    回動可能に支持されたロータ、
    上記ロータの回動に応じて上記固定接触子に接離する可動接触子、及び
    上記操作ハンドルと上記可動接触子とを連動させるハンドル操作機構部
    を備え、
    上記ハンドル操作機構部は、
    案内穴が設けられ、リンク回動軸の軸線を中心に回動可能な回動リンクと、
    上記ロータに設けられているとともに上記案内穴に挿入され、上記回動リンクの回動によって上記案内穴で案内されることにより、上記可動接触子を上記固定接触子に対して接離させる方向へ上記ロータを回動させる連結シャフトと
    を有し、
    上記案内穴の内面には、上記可動接触子が上記固定接触子に接触する方向へ上記回動リンクが回動されるときに上記連結シャフトを案内する閉極側案内面と、上記可動接触子が上記固定接触子から離れる方向へ上記回動リンクが回動されるときに上記連結シャフトを案内する開極側案内面とが設けられており、
    上記リンク回動軸の軸線は、上記閉極側案内面及び上記開極側案内面のいずれかを含む仮想平面上に配置されている回路遮断器。
  2. 操作ハンドル、
    固定接触子、
    回動可能に支持されたロータ、
    上記ロータの回動に応じて上記固定接触子に接離する可動接触子、及び
    上記操作ハンドルと上記可動接触子とを連動させるハンドル操作機構部
    を備え、
    上記ハンドル操作機構部は、
    案内穴が設けられ、リンク回動軸の軸線を中心に回動可能な回動リンクと、
    上記ロータに設けられているとともに上記案内穴に挿入され、上記回動リンクの回動によって上記案内穴で案内されることにより、上記可動接触子を上記固定接触子に対して接離させる方向へ上記ロータを回動させる連結シャフトと
    を有し、
    上記案内穴の内面には、上記可動接触子が上記固定接触子に接触する方向へ上記回動リンクが回動されるときに上記連結シャフトを案内する閉極側案内面と、上記可動接触子が上記固定接触子から離れる方向へ上記回動リンクが回動されるときに上記連結シャフトを案内する開極側案内面とが設けられており、
    上記リンク回動軸の軸線は、上記閉極側案内面を含む仮想平面上、及び上記開極側案内面を含む仮想平面上に共通の軸線として配置されている回路遮断器。
  3. 上記連結シャフトには、上記案内穴内で転動されるローラが設けられている請求項1又は請求項2に記載の回路遮断器。
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