JP2005266706A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005266706A
JP2005266706A JP2004083091A JP2004083091A JP2005266706A JP 2005266706 A JP2005266706 A JP 2005266706A JP 2004083091 A JP2004083091 A JP 2004083091A JP 2004083091 A JP2004083091 A JP 2004083091A JP 2005266706 A JP2005266706 A JP 2005266706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
outer peripheral
forming apparatus
peripheral surface
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004083091A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Fujimori
信一郎 藤森
Tsukasa Inao
司 稲生
Hitoshi Iwasaki
仁 岩崎
Hiroe Okuyama
浩江 奥山
Katsuya Takenouchi
勝也 竹野内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2004083091A priority Critical patent/JP2005266706A/ja
Publication of JP2005266706A publication Critical patent/JP2005266706A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 感光体の外周面を過剰に磨耗させたり、傷付けることがなく、感光体の外周面に付着する放電生成物による感光体の表面の抵抗低下を防いで、長期間に渡って安定した画質を得ることを課題とする。
【解決手段】 転写ローラ34で感光体14の表面の温度を上昇させることで、感光体14の表面に付着した放電生成物に吸水された水分を蒸発させることができる。これにより、感光体14に付着した放電生成物によって感光体14の表面に帯電している電荷が流れることによって引き起こされるディレーションを防ぐことができるので、画像流れが改善されて良好な画像が得られる。従って、感光体14の表面に放電生成物が付着している場合でも、放電生成物を除去する必要がないので、感光体14の表面を傷つけてしまったり、トナーフィルミングを発生させたりすることがない。また、放電生成物の除去ムラによって発生するディレーションも防ぐことができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子写真複写機やレーザプリンタ等の画像形成装置において、像担持体に付着した放電生成物による画像の白抜けを防止する画像形成装置に関する。
従来、電子写真法では、感光体ドラムなどの像担持体の外周面を帯電、露光して作成した静電潜像をトナーによって現像することにより像担持体上にトナー像を形成し、そのトナー像を用紙などの記録媒体に転写し、定着することにより記録媒体上に画像を形成する。
このような画像形成装置には、トナー像を担持する像担持体の外周面に、一様に電荷を付与することにより、像担持体を帯電させる帯電装置が用いられている。これらの帯電装置としては、微小ギャップでの放電を利用した帯電ローラーなどによる接触帯電方式のものが知られている。
しかし、このような接触方式の帯電装置を用いた場合、像担持体の外周面に放電生成物が付着しやすく、高湿度下の環境では放電生成物が水分を吸収し、電荷が逃げることにより画像流れが発生するといった問題が起きている。特に、像担持体の磨耗を抑えるために、クリーニング手段としてブレードを用いないブレードレスシステムにおいては、これらは重要な課題となっている。
そこで、上記の問題点を解決すると共に、放電生成物を除去しながら像担持体の削れ量を制御して像担持体の感光層の劣化による画像不良を防いで安定した画像形成を行う画像形成装置が開示されている(特許文献1参照)。この画像形成装置は、スポンジローラでウェブを摺擦させて像担持体の外周面に付着した放電生成物の除去を行っている。
しかし、上記の場合には、像担持体にウェブを当接させて放電生成物を除去しているため、像担持体の外周面を傷つけてしまう。また、ウェブが像担持体の外周面にトナーを押し付けて固着させる、所謂、像担持体表面のトナーフィルミングが発生するという問題を有している。像担持体にトナーフィルミングが発生した状態で画像形成が行われると、得られた画像に残像や筋が発生して画質低下を招くことになる。さらに、トナーフィルミング等が生じない弱い力で像担持体の外周面を摺擦して、像担持体の外周面に付着した放電生成物を除去しようとした場合、放電生成物が除去しきれずに除去ムラが発生し、ディレーションが引き起こされる。
特開平8−123195号公報
本発明は上記事実を考慮し、感光体の外周面を過剰に磨耗させたり、傷付けることがなく、感光体の外周面に付着する放電生成物による感光体の表面の抵抗低下を防いで、長期間に渡って安定した画質を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、光ビームが照射されることにより潜像が形成され、トナーによってトナー像が現像される像担持体と、前記像担持体に形成され現像されたトナー像を記録媒体に転写させる転写部材と、を有する画像形成装置において、前記転写部材は、加熱手段を備えていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、転写部材の加熱手段により、像担持体の表面の温度が上昇する。
このように、転写部材で像担持体の表面の温度を上昇させることで、像担持体の表面に付着した放電生成物に吸水された水分を蒸発させることができる。これにより、像担持体に付着した放電生成物によって像担持体の表面に帯電している電荷が流れることによって引き起こされるディレーションを防ぐことができるので、画像流れが改善されて良好な画像が得られる。従って、像担持体の表面に放電生成物が付着している場合でも、放電生成物を除去する必要がないので、像担持体の表面を傷つけてしまったり、トナーフィルミングを発生させたりすることがない。また、放電生成物の除去ムラによって発生するディレーションも防ぐことができる。
さらに、加熱手段を像担持体の外側に配置することで、像担持体の内部に、放電による音を小さくするためのサイレンサー等の他の部材を設置することができるなど、像担持体の内部を有効に利用することができる。
請求項2に記載の発明は、前記加熱手段は、前記転写部材の内部に収容されたヒータであることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、転写部材の内部にヒータを収容することで、転写部材の表面にヒータからの熱が効率良く伝導される。また、ヒータを設置する場所を確保する必要がないので、画像形成装置全体の小型化に繋がる。
請求項3に記載の発明は、前記加熱手段は、前記転写部材と当接するヒートローラであることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、加熱手段としてのヒートローラを転写部材に当接させ、熱を供給することで、ヒートローラを転写部材の内部に収容した場合と比較して、転写部材を小さくできる。
請求項4に記載の発明は、前記ヒートローラは、前記転写部材を加熱すると共に、該転写部材との間で前記記録媒体のトナー像を定着する定着ローラであることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、ヒートローラを定着ローラに用いることで、像担持体を加熱すると同時に、記録媒体にトナー像が転写された後すぐにトナー像を記録媒体に定着できるので、搬送経路を短くすることができる。これによって、画像形成装置全体を小型化することができる。
請求項5に記載の発明は、前記像担持体と前記転写部材との間には、前記記録媒体を搬送する搬送ベルトが配設されていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、像担持体と転写部材の間には搬送ベルトが配設されており、搬送ベルトを介して、転写部材から像担持体の表面に熱が供給されるようになっている。これにより、転写部材の熱が搬送ベルトを介することで直接像担持体の表面に伝導されないので、像担持体の表面の温度を必要以上に上昇させてしまうのを防ぐことができる。
請求項6に記載の発明は、前記像担持体と前記転写部材との間には、トナー像が転写される中間転写ベルトが配設されていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、像担持体と転写部材との間には、中間転写ベルトが配設されており、中間転写ベルトに像担持体からのトナー像が転写部材によって転写される。このような中間転写ベルトを用いる画像形成装置においても、本発明を適用することができる。
請求項7に記載の発明は、前記像担持体は、クリーニング手段としてブレードを用いないブレードレスシステムであることを特徴としている。
以下に、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10について説明する。
図1には、本発明が適用された画像形成装置10の概略構成が示されている。図1に示すように、画像形成装置10には、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色の画像に対応し、図示しない駆動モータによって所定の回転速度で矢印A方向に回転する感光体14C、14M、14Y、14Kが、並列状に並んで配置されている。各感光体14C、14M、14Y、14Kに対応して、順に光走査装置16C、16M、16Y、16Kが設けられている。そして、デジタル画像データに基づき、光走査装置16C、16M、16Y、16Kのレーザ光を変調して各感光体14C、14M、14Y、14Kに照射するようになっている。
ここで、感光体14C、14M、14Y、14Kの周辺について説明する。なお、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色を区別する際には、符号の後にC、M、Y、Kを付加して説明するが、各色を区別する必要がない場合は、符号の後のC、M、Y、Kは省略する。
感光体14の周面近傍で、光走査装置16によるレーザ光の照射位置(矢印B参照)よりも感光体14の回転方向上流側には、帯電器20が配設されている。帯電器20は、感光体14を一様に帯電させる。帯電器20により一様に帯電された感光体14の外周面には、レーザ光によって潜像が形成される。
また、光走査装置16によるレーザ光の照射位置よりも感光体14の回転方向下流側には、感光体14の周面に対向して、感光体14にトナーを供給する現像器22が配設されている。詳しくは、感光体14Cにはシアンのトナー、感光体14Mにはマジェンダのトナー、感光体14Yにはイエローのトナー、感光体14Kにはブラックのトナーが供給される。
現像器22から供給されたトナーは、光走査装置16によってレーザ光が照射された部分に付着するようになっている。これにより感光体14にトナー像が形成される。感光体14C、14M、14Y、14Kには、それぞれシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのトナー像が形成される。
各感光体14の下方には、無端状の搬送ベルト24が配置されている。この搬送ベルト24は、駆動ローラ26及び従動ローラ28に巻き掛けられている。駆動ローラ26にはモータ30が接続されており、モータ30の駆動力が伝達されて駆動ローラ26が回転すると、駆動ローラ26の回転駆動が搬送ベルト24を介して従動ローラ28に伝達され、搬送ベルト24は矢印A方向に搬送されるようになっている。
記録用紙Pが、図示しない給紙カセットから取り出されて、搬送ベルト24上に供給されるようになっている。搬送ベルト24上に供給された記録用紙Pは、搬送ベルト24の搬送によって、感光体14C、14M、14Y、14Kの順に案内される。
搬送ベルト24を挟んで各感光体14と対向する位置には、転写ローラ34が配設されている。転写ローラ34は、搬送ベルト24によって搬送された記録用紙Pに、感光体14に形成されたトナー像を転写する。すなわち、記録用紙P上には、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのトナー像が順番に重ねあわせて転写され、多色トナー像が形成される。多色トナー像が転写された記録用紙Pは、図示しない定着器へと搬送され、定着処理が施された後、装置外へと排出される。なお、転写ローラ34についての詳細は後述する。
また、転写ローラ34の配設位置よりも感光体14の回転方向下流側には、感光体14に対向して、クリーナー36が配設されている。このクリーナー36によって、転写後に感光体14の外周面に残留しているトナーが除去される。
次に、転写ローラ34について、図2に基づいて説明する。
転写ローラ34の外周には、従動するようにして加熱ヒータ37が内蔵された加熱ローラ38が設けられている。この加熱ローラ38によって、転写ローラ34の外周面が均一に加熱されて温度が上昇し、転写ローラ34に搬送ベルト24を介して接触している感光体14の外周面に温度が伝導し、感光体14の外周面の温度が上昇するようになっている。
加熱ヒータ37の電源スイッチには制御装置40が接続されている。また、画像形成装置10内には湿度を検知する温湿度センサー41が配置されている。温湿度センサー41が検出する温度又は湿度が所定値(例えば温度28°又は湿度85%)になると、制御装置40によって加熱ヒータ37のスイッチが所定時間オンされるようになっている。このように、画像形成装置10内の温湿度から感光体14の外周面に付着した放電生成物が水分を吸水したと判断し、加熱ヒータ37のスイッチをオンとすることで、節電効果を高め、必要以上に感光体14を加熱しない。
なお、本実施形態では、画像形成装置10内の温湿度によって加熱ローラ38に内蔵された加熱ヒータ37のスイッチをオン・オフさせる構成としたが、記録用紙Pに画像を記録する処理枚数を検知して、所定の枚数の処理が終了した段階で加熱ヒータ37のスイッチをオンにするようにしてもよい。また、画像形成装置10の電源投入時の乾燥状態の時に加熱ヒータ37を作動させ、その後は一定時間を置いて加熱ヒータ37のオン、オフを行うようにしてもよい。
また、感光体14の外周面近傍に、感光体14の外周面温度を検知する温度センサを配置して、感光体14の外周面温度が所定温度に達しないときには加熱ヒータ37をオンさせ、所定温度以上になると加熱ヒータ37をオフさせるようにしてもよい。
次に、本発明の第1の実施形態の作用について説明する。
図2に示すように、加熱ローラ38が、転写ローラ34の外周面に接触するようにして配置されており、これによって転写ローラ34の外周面の温度が上昇する。また、加熱ローラ38の外周面には、搬送ベルト24を介して感光体14の外周面が当接するようにして設けられている。これによって、感光体14の外周面は、転写ローラ34の外周面の熱が伝導することによって、温度が上昇するようになっている。
このように、転写ローラ34の外周面を加熱ローラ38によって加熱して、感光体14の外周面の温度を上昇させることで、感光体14の外周面に付着した放電生成物に吸水された水分を蒸発させることができる。これにより、感光体14に付着した放電生成物によって感光体14の外周面に帯電している電荷が流れることによって引き起こされるディレーションを防ぐことができるので、画像流れが改善されて良好な画像が得られる。従って、感光体14の外周面に放電生成物が付着している場合でも、放電生成物を除去する必要がないので、感光体14の外周面を傷つけてしまったり、トナーフィルミングを発生させたりすることがない。また、放電生成物の除去ムラによって発生するディレーションも防ぐことができる。
さらに、加熱源を感光体14の外側に配置することで、感光体14の内部に、放電時による音を小さくするためのサイレンサー等の他の部材を設置することができるなど、感光体14の内部を有効に利用することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図3に示すように、転写ローラ42の内部には加熱ヒータ44が設けられており、この加熱ヒータ44によって転写ローラ42の外周面の温度が上昇するようになっている。
次に、本発明の第2の実施形態の作用について説明する。
図3に示すように、加熱ヒータ44を転写ローラ42の内部に収容することで、転写ローラ42の外周面に加熱ヒータ44からの熱が効率良く伝導される。また、加熱ヒータ44を設置する場所を取らないので、画像形成装置10全体の小型化に繋がる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置50について説明する。
図4に示すように、画像形成装置50は、図示しない駆動モータによって所定の回転速度で矢印C方向に回転する感光体52を備えている。感光体52の上方には、感光体52の外周面を帯電する帯電ローラ54が設けられている。帯電ローラ54の上方には露光装置56が配置されており、この露光装置56によって感光体52の外周面上に静電潜像が形成される。
感光体52の側方には、ロータリー式の現像装置58が配置されている。現像装置58には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の現像剤が収納された現像装置58Y、58M、58C、58Kが円周状に配設されており、現像装置58が90度回転しながら、これらの現像装置58から感光体52にトナーが供給されて、感光体52上にフルカラーのトナー像が形成される。
感光体52を挟んで現像装置58の反対側には、感光体52の外周面を除電する機能及び外周面に残留している不要トナーを除去する機能を備えた除電・清掃器60が配置されている。この除電・清掃器60によって、感光体52は除電され、また、感光体52上に残った転写残トナーが除去される。
感光体52の下方には、無端状の搬送ベルト62が配設されている。搬送ベルト62は、駆動ローラ64及び従動ローラ66、転写ローラ68(詳細は後述する)に巻き掛けられており、搬送ベルト62の外周面が感光体52の外周面に接触するように配置されている。モータ70の駆動力が伝達されて駆動ローラ64が回転すると、搬送ベルト62が矢印B方向に回転する。
搬送ベルト62を挟んで各感光体52と対向する位置には、転写ローラ68が配設されている。転写ローラ68は、搬送ベルト62によって搬送された記録用紙Pに、感光体52に形成されたトナー像を転写する。
また、搬送ベルト62を挟んで、感光体52よりも搬送ベルト62の搬送方向下流側には、定着ローラ72が搬送ベルト62を介して転写ローラ68に当接して配置されている。定着ローラ72と転写ローラ68のニップ部には、湾曲したガイド73によって記録用紙Pの先端部が案内される。
定着ローラ72の内部には、加熱源としてのハロゲンランプ74が内蔵されている。これにより、定着ローラ72の外周面温度は、トナーを溶融させる約160°まで上昇するようになっている。また、ハロゲンランプ74には図示しない制御装置が接続されており、定着ローラ72の外周面温度が所望の温度になるように制御されている。
この定着ローラ72と転写ローラ68との搬送ベルト62を介したニップ部に、トナー像が転写された記録用紙Pが搬送され、記録用紙Pにトナー像が定着する。そして、記録用紙P上のトナーが定着されて画像形成装置50外へと排出される。
次に、本発明の第3の実施形態の作用について説明する。
図4に示すように、転写と同時に定着を行う画像形成装置50において、転写ローラ68には、感光体52から転写された記録用紙Pのトナー像を定着させる定着ローラ72が当接しており、記録用紙Pに感光体52のトナー像を転写すると同時に、記録用紙Pにトナー像を定着する。このとき、定着ローラ72の熱が転写ローラ68に伝導して、搬送ベルト62を加熱し、最後に感光体52の外周面の温度を上昇させる。
このように、定着ローラ72の熱を転写ローラ68の外周面に伝導させ、転写ローラ68から搬送ベルト62を介して感光体52の外周面の温度を上昇させる。従って、感光体52の外周面の温度を上昇させるために別途熱源を設ける必要がなく、簡単な構成と少ない部品点数で、感光体52の外周面に付着した放電生成物によるディレーションを防ぐことができる。また、このような構成とすることで、記録用紙Pの搬送経路が短縮でき、画像形成装置全体を小型化することができる。
なお、本実施形態においては、ハロゲンランプ74を内蔵した定着ローラ72で、転写ローラ68の外周面の温度及び感光体52の外周面の温度を上昇させる構成としたが、定着ローラ72の外部に加熱ヒータを設け、定着ローラ72の外周面を加熱する構成としてもよい。
また、図5に示すように、本発明は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色の現像ユニット84と各色の感光体82を並列して配置し、各色のトナー像を転写ローラ88によって一端中間転写ベルト86に転写して、中間転写ベルト86から記録用紙にフルカラーのトナー像を形成する構成の画像形成装置80にも適用できる。このときには、それぞれの転写ローラ88に加熱手段としてのヒートローラ92を当接させ、このヒートローラ92によって転写ローラ88を加熱する。そして、中間転写ベルト86を介して感光体82を加熱することで、感光体82の表面に付着した放電生成物の水分が蒸発する。なお、この場合にも、加熱手段としてのヒートローラ92を転写ローラ88に当接するようにして配置する構成に代えて、転写ローラ88の内部に加熱手段としての加熱ヒータを収容させる構成としてもよい。
本発明の第1の実施形態の画像形成装置の概略構成図である。 本発明の第1の実施形態の画像形成装置のプリント部の概略構成を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態の画像形成装置のプリント部の概略構成を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態の画像形成装置の概略構成図である。 本発明のその他の実施形態の画像形成装置の説明図である。
符号の説明
10 画像形成装置
14 感光体(像担持体)
24 搬送ベルト
34 転写ローラ(転写部材)
37 加熱ヒータ(加熱手段)
38 加熱ローラ(加熱手段)
42 転写ローラ(転写部材)
44 加熱ヒータ(加熱手段)
50 画像形成装置
52 感光体(像担持体)
62 搬送ベルト
68 転写ローラ(転写部材)
72 定着ローラ(定着部材)
74 ハロゲンランプ(加熱手段)
86 中間転写ベルト

Claims (7)

  1. 光ビームが照射されることにより潜像が形成され、トナーによってトナー像が現像される像担持体と、
    前記像担持体に形成され現像されたトナー像を記録媒体に転写させる転写部材と、を有する画像形成装置において、
    前記転写部材は、加熱手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記加熱手段は、前記転写部材の内部に収容されたヒータであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記加熱手段は、前記転写部材と当接するヒートローラであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ヒートローラは、前記転写部材を加熱すると共に、該転写部材との間で前記記録媒体のトナー像を定着する定着ローラであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記像担持体と前記転写部材との間には、前記記録媒体を搬送する搬送ベルトが配設されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体と前記転写部材との間には、トナー像が転写される中間転写ベルトが配設されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記像担持体は、クリーニング手段としてブレードを用いないブレードレスシステムであることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2004083091A 2004-03-22 2004-03-22 画像形成装置 Pending JP2005266706A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004083091A JP2005266706A (ja) 2004-03-22 2004-03-22 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004083091A JP2005266706A (ja) 2004-03-22 2004-03-22 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005266706A true JP2005266706A (ja) 2005-09-29

Family

ID=35091270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004083091A Pending JP2005266706A (ja) 2004-03-22 2004-03-22 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005266706A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009069557A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01179181A (ja) * 1988-01-08 1989-07-17 Canon Inc 転写装置
JPH056088A (ja) * 1991-02-15 1993-01-14 Toshiba Corp 静電記録装置
JPH0651650A (ja) * 1992-07-30 1994-02-25 Mita Ind Co Ltd 画像形成装置の転写定着装置
JPH0736292A (ja) * 1993-07-21 1995-02-07 Canon Inc 画像形成装置
JPH1152688A (ja) * 1997-08-07 1999-02-26 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH1165402A (ja) * 1997-08-19 1999-03-05 Canon Inc 画像形成装置
JPH11311908A (ja) * 1998-04-30 1999-11-09 Nec Niigata Ltd 画像形成装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01179181A (ja) * 1988-01-08 1989-07-17 Canon Inc 転写装置
JPH056088A (ja) * 1991-02-15 1993-01-14 Toshiba Corp 静電記録装置
JPH0651650A (ja) * 1992-07-30 1994-02-25 Mita Ind Co Ltd 画像形成装置の転写定着装置
JPH0736292A (ja) * 1993-07-21 1995-02-07 Canon Inc 画像形成装置
JPH1152688A (ja) * 1997-08-07 1999-02-26 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH1165402A (ja) * 1997-08-19 1999-03-05 Canon Inc 画像形成装置
JPH11311908A (ja) * 1998-04-30 1999-11-09 Nec Niigata Ltd 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009069557A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4924236B2 (ja) 画像形成装置
JP4829638B2 (ja) 画像形成装置
JP6394936B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の駆動方法
US20060251447A1 (en) Image forming apparatus
JP2009103987A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2010160185A (ja) 画像形成装置及びカートリッジ
JP4474992B2 (ja) 画像形成装置
JP6221976B2 (ja) 画像形成装置
JP2005266706A (ja) 画像形成装置
JP4457876B2 (ja) 画像形成装置
JP2008089785A (ja) 画像形成装置
JP2015228005A (ja) 画像形成装置
JP2006072102A (ja) 画像形成装置
JP2000010445A (ja) 画像形成装置
JP2008275703A (ja) 画像形成装置
JP4474981B2 (ja) 画像形成装置
JP4318896B2 (ja) 画像形成装置
JP2005338709A (ja) 画像形成装置
JP2005107435A (ja) 画像形成装置
JP6443617B2 (ja) 画像形成装置
JP2004325642A (ja) 画像記録装置
JP2009031552A (ja) 画像形成装置
JP2020003695A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2007108494A (ja) クリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2008310006A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070221

A977 Report on retrieval

Effective date: 20091007

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100319

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100420

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02