JPH1165402A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH1165402A JPH1165402A JP9222490A JP22249097A JPH1165402A JP H1165402 A JPH1165402 A JP H1165402A JP 9222490 A JP9222490 A JP 9222490A JP 22249097 A JP22249097 A JP 22249097A JP H1165402 A JPH1165402 A JP H1165402A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- photoreceptor
- roller
- temperature
- image forming
- Prior art date
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- Pending
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 感光体上に残留した廃トナーや転写材の溶剤
が水分を含み、感光体表面に層ができて画像形成不良に
なったり、定着器で急激な加熱を受けて転写材中の水分
が急速に水蒸気となりトナーを吹き飛ばすのを防ぐこ
と。 【解決手段】 露光により潜像が形成される感光体8
と、該感光体を帯電する帯電ローラ26と、該潜像をト
ナーにより現像しトナー像とする現像手段103と、感
光体上のトナー像を転写材に転写する転写ローラ9を有
し、少なくとも前記感光体及び現像手段を一体化してカ
ートリッジ105とした画像形成装置において、例えば
ヒータ101を転写ローラの芯筒102内に設け、該カ
ートリッジ付近を昇温させることにより、感光体への水
分付着を防止するとともに、転写材を予め加熱すること
により急激な水蒸気発生を抑制する。
が水分を含み、感光体表面に層ができて画像形成不良に
なったり、定着器で急激な加熱を受けて転写材中の水分
が急速に水蒸気となりトナーを吹き飛ばすのを防ぐこ
と。 【解決手段】 露光により潜像が形成される感光体8
と、該感光体を帯電する帯電ローラ26と、該潜像をト
ナーにより現像しトナー像とする現像手段103と、感
光体上のトナー像を転写材に転写する転写ローラ9を有
し、少なくとも前記感光体及び現像手段を一体化してカ
ートリッジ105とした画像形成装置において、例えば
ヒータ101を転写ローラの芯筒102内に設け、該カ
ートリッジ付近を昇温させることにより、感光体への水
分付着を防止するとともに、転写材を予め加熱すること
により急激な水蒸気発生を抑制する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体としての
電子写真感光体にトナー像を形成し、該トナー像を紙等
の転写材に転写し、熱または圧によりトナーの定着を行
う電子写真方式の画像形成装置に関するものである。
電子写真感光体にトナー像を形成し、該トナー像を紙等
の転写材に転写し、熱または圧によりトナーの定着を行
う電子写真方式の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感光体を有する熱定着方式の画像形成装
置の動作原理を、本発明に係る図1を援用して説明す
る。
置の動作原理を、本発明に係る図1を援用して説明す
る。
【0003】まず、プリント開始信号をCPU1が受け
るとメインモータ25が駆動し、転写材としてのカット
紙23を搬送する各ローラが回転を始める。定着器10
が十分に暖まり描画準備が整うと給紙ソレノイドをON
/OFFすることで給紙ローラ20を回転させて、カッ
ト紙23を1枚を搬送ローラ18へ送り、更にレジスト
ローラ7まで送る。
るとメインモータ25が駆動し、転写材としてのカット
紙23を搬送する各ローラが回転を始める。定着器10
が十分に暖まり描画準備が整うと給紙ソレノイドをON
/OFFすることで給紙ローラ20を回転させて、カッ
ト紙23を1枚を搬送ローラ18へ送り、更にレジスト
ローラ7まで送る。
【0004】ここで、カット紙23の先端と感光体8上
の画像の先端を一致させる様なタイミングでレジストロ
ーラ7の回転を開始させる。感光体8上に形成されたト
ナー画像は転写ローラ9とのニップ部でカット紙23に
転写され、定着器10と加圧ローラ11のニップ部でト
ナー画像を、加熱加圧定着して画像形成を行う。
の画像の先端を一致させる様なタイミングでレジストロ
ーラ7の回転を開始させる。感光体8上に形成されたト
ナー画像は転写ローラ9とのニップ部でカット紙23に
転写され、定着器10と加圧ローラ11のニップ部でト
ナー画像を、加熱加圧定着して画像形成を行う。
【0005】その後、画像を形成されたカット紙23は
FD排紙部17又はFU排紙部16に排紙される。この
様な画像形成装置に於て、トナーを定着させるために熱
を発するのは定着器10のみである。
FD排紙部17又はFU排紙部16に排紙される。この
様な画像形成装置に於て、トナーを定着させるために熱
を発するのは定着器10のみである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような感光体を有
し、熱定着を行う画像形成装置において以下のような現
象の恐れがある。
し、熱定着を行う画像形成装置において以下のような現
象の恐れがある。
【0007】・感光体は汚れや異物に敏感なものであ
り、正常な画像を形成するためには、常に感光体表面を
きれいに保つ必要がある。しかし、感光体をクリーニン
グするクリーナブレードでは完全にクリーニングが困難
で、廃トナーや転写材の溶剤が感光体に蓄積してしま
い、さらに廃トナーや転写材の溶剤が水分を含むと感光
体表面に層を作ってしまい、正常に画像を形成すること
が出来なくなる可能性がある。
り、正常な画像を形成するためには、常に感光体表面を
きれいに保つ必要がある。しかし、感光体をクリーニン
グするクリーナブレードでは完全にクリーニングが困難
で、廃トナーや転写材の溶剤が感光体に蓄積してしま
い、さらに廃トナーや転写材の溶剤が水分を含むと感光
体表面に層を作ってしまい、正常に画像を形成すること
が出来なくなる可能性がある。
【0008】・吸湿した転写材にトナーを乗せ、定着器
で熱定着を行おうと転写材に急激な熱をかけると、転写
材内に含まれている水分が勢い良く水蒸気となり転写材
表面の定着されていないトナーを吹き飛ばしてしまうと
言う現象(以下、尾引きと称す)が発生する可能性があ
る。
で熱定着を行おうと転写材に急激な熱をかけると、転写
材内に含まれている水分が勢い良く水蒸気となり転写材
表面の定着されていないトナーを吹き飛ばしてしまうと
言う現象(以下、尾引きと称す)が発生する可能性があ
る。
【0009】・熱定着を行う画像形成装置では、プリン
ト信号を受信しても定着器の温度が所定の温度にならな
い限り、プリントを開始しないため、1ページ目をプリ
ントするのに時間がかかる。
ト信号を受信しても定着器の温度が所定の温度にならな
い限り、プリントを開始しないため、1ページ目をプリ
ントするのに時間がかかる。
【0010】本発明は、上記のような問題点を解決し、
感光体周囲の水分を低減して良質の画像形成を可能にす
るとともに、定着器の立ち上げ時のウエイト時間を短縮
できるようにした画像形成装置を提供することを目的と
する。
感光体周囲の水分を低減して良質の画像形成を可能にす
るとともに、定着器の立ち上げ時のウエイト時間を短縮
できるようにした画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本出願に係る発明の画像形成装置は、露光により潜
像が形成される感光体と、該感光体を帯電する帯電ロー
ラと、該潜像をトナーにより現像しトナー像とする現像
手段と、感光体上のトナー像を転写材に転写する転写ロ
ーラを有し、少なくとも前記感光体及び現像手段を一体
化してカートリッジとした画像形成装置において、該カ
ートリッジ付近を昇温させる昇温手段を有することを特
徴とする。
に、本出願に係る発明の画像形成装置は、露光により潜
像が形成される感光体と、該感光体を帯電する帯電ロー
ラと、該潜像をトナーにより現像しトナー像とする現像
手段と、感光体上のトナー像を転写材に転写する転写ロ
ーラを有し、少なくとも前記感光体及び現像手段を一体
化してカートリッジとした画像形成装置において、該カ
ートリッジ付近を昇温させる昇温手段を有することを特
徴とする。
【0012】前記昇温手段は、前記転写ローラ内部に設
けられたヒーターとすることができる。
けられたヒーターとすることができる。
【0013】前記昇温手段は、前記転写ローラの芯金を
加熱するヒーターとすることができる。
加熱するヒーターとすることができる。
【0014】前記昇温手段は、前記帯電ローラ内部に設
けられたヒーターとすることができる。
けられたヒーターとすることができる。
【0015】前記昇温手段は、前記帯電ローラの芯金を
加熱するヒーターとすることができる。
加熱するヒーターとすることができる。
【0016】前記カートリッジ内部又はカートリッジ外
部付近の温度を検知する温度センサーと、該温度センサ
ーの検知結果に基づき、カートリッジ内の温度をトナー
融解温度以下に制御する制御手段を設けてもよい。
部付近の温度を検知する温度センサーと、該温度センサ
ーの検知結果に基づき、カートリッジ内の温度をトナー
融解温度以下に制御する制御手段を設けてもよい。
【0017】
[実施形態1]図1は本発明に係る画像形成装置の一例
の概略構成図であり、図2はカートリッジ(以下、CR
Gと略称する)部分を拡大した図である。図1において
1はROM内蔵のワンチップマイコン(CPU)、2は
レーザー駆動部、3はスキャナーモーター、4はポリゴ
ンミラー、5は反射ミラーで、該ミラーからの露光によ
り電子写真感光体としての感光ドラムに潜像が形成され
る。6はレジスト前センサー、7は感光ドラム上の画像
とタイミングをとって転写材を給送するレジストロー
ラ、9は感光ドラム上のトナー像を転写材に転写する手
段としての転写ローラである。
の概略構成図であり、図2はカートリッジ(以下、CR
Gと略称する)部分を拡大した図である。図1において
1はROM内蔵のワンチップマイコン(CPU)、2は
レーザー駆動部、3はスキャナーモーター、4はポリゴ
ンミラー、5は反射ミラーで、該ミラーからの露光によ
り電子写真感光体としての感光ドラムに潜像が形成され
る。6はレジスト前センサー、7は感光ドラム上の画像
とタイミングをとって転写材を給送するレジストロー
ラ、9は感光ドラム上のトナー像を転写材に転写する手
段としての転写ローラである。
【0018】10はトナー像を転写材に加熱加圧により
定着する定着器の定着ローラー、11は転写材を定着ロ
ーラーに押圧する加圧ローラ、12はサーミスタ、13
は排紙センサー、14はFU排紙ローラ、15はFD排
紙ローラ、16はFU排紙トレイ、17はFD排紙トレ
イである。
定着する定着器の定着ローラー、11は転写材を定着ロ
ーラーに押圧する加圧ローラ、12はサーミスタ、13
は排紙センサー、14はFU排紙ローラ、15はFD排
紙ローラ、16はFU排紙トレイ、17はFD排紙トレ
イである。
【0019】18は転写材を搬送する搬送ローラ、19
は転写材の積載手段としてのカセット、20は転写材を
カセットから送り出す給紙ローラ、21は紙有無センサ
ー、22は紙サイズ検知手段、23は転写材であるカッ
ト紙、24は搬送ガイド、25は駆動モーターである。
は転写材の積載手段としてのカセット、20は転写材を
カセットから送り出す給紙ローラ、21は紙有無センサ
ー、22は紙サイズ検知手段、23は転写材であるカッ
ト紙、24は搬送ガイド、25は駆動モーターである。
【0020】26は感光ドラム8を一次帯電する帯電ロ
ーラ、27は感光ドラム上の転写残トナーを除去するク
リーニング手段としてのブレード、28は画像形成装置
の筐体である。
ーラ、27は感光ドラム上の転写残トナーを除去するク
リーニング手段としてのブレード、28は画像形成装置
の筐体である。
【0021】図2において101は転写ローラヒータ
ー、102は転写ローラ芯筒、103は図示しない容器
内のトナーを感光ドラムへ向けて搬送し、感光ドラム上
の潜像にトナーを付着させて現像する現像スリーブ、1
04は現像スリーブ上のトナー層厚を規制する現像ブレ
ード、105はCRGであり、その他は図1と同様であ
るため割愛する。本実施形態におけるCRGは、感光ド
ラム8、帯電器26、クリーニングブレード27、現像
スリーブ103等の現像手段が一体化された構成とされ
て画像形成装置本体に着脱自在とされているが、必ずし
もこのような組み合わせ限らず、少なくとも感光ドラム
及び現像手段を必須要件とし、これに現像手段、帯電手
段等の他のプロセス要素を適宜組み合わせてCRGとす
ることができる。
ー、102は転写ローラ芯筒、103は図示しない容器
内のトナーを感光ドラムへ向けて搬送し、感光ドラム上
の潜像にトナーを付着させて現像する現像スリーブ、1
04は現像スリーブ上のトナー層厚を規制する現像ブレ
ード、105はCRGであり、その他は図1と同様であ
るため割愛する。本実施形態におけるCRGは、感光ド
ラム8、帯電器26、クリーニングブレード27、現像
スリーブ103等の現像手段が一体化された構成とされ
て画像形成装置本体に着脱自在とされているが、必ずし
もこのような組み合わせ限らず、少なくとも感光ドラム
及び現像手段を必須要件とし、これに現像手段、帯電手
段等の他のプロセス要素を適宜組み合わせてCRGとす
ることができる。
【0022】本実施形態では、図2に示すように、転写
ローラヒータ101を転写ローラ芯筒102内に設け、
該ヒータによりCRG近傍を加熱するようにする。該転
写ローラヒータは、CPU1の制御により発熱させる。
この場合、転写ローラヒータ101は転写ローラ芯筒1
02の中心に設け、転写ローラ芯筒102と一緒に回転
させてもよいし、CRG105に固定させてもよい。ま
た、転写ローラヒータ101の温調はトナーの融点の8
0%以下が望ましく、転写ローラヒータ101を点灯す
るタイミングは常時通電状態、又は定着器のヒーターを
点灯させるタイミングに同期させてもよい。
ローラヒータ101を転写ローラ芯筒102内に設け、
該ヒータによりCRG近傍を加熱するようにする。該転
写ローラヒータは、CPU1の制御により発熱させる。
この場合、転写ローラヒータ101は転写ローラ芯筒1
02の中心に設け、転写ローラ芯筒102と一緒に回転
させてもよいし、CRG105に固定させてもよい。ま
た、転写ローラヒータ101の温調はトナーの融点の8
0%以下が望ましく、転写ローラヒータ101を点灯す
るタイミングは常時通電状態、又は定着器のヒーターを
点灯させるタイミングに同期させてもよい。
【0023】上記のように、転写ローラヒータ101を
点灯させCRG付近の温度を高くすることにより、CR
G付近の水蒸気量は増えることはないため、感光体上に
蓄積された廃トナーや転写材の溶剤が水分を含んで、感
光体表面に層を作ることがなくなる。さらに、転写材の
溶剤の水分含有量が少なくなるので、定着時の水蒸気発
生による尾引きを低減させることができ、またCRG近
傍を加熱しておくことにより定着器の温調を低く設定で
き、ファーストプリントタイムを早くすることができ
る。
点灯させCRG付近の温度を高くすることにより、CR
G付近の水蒸気量は増えることはないため、感光体上に
蓄積された廃トナーや転写材の溶剤が水分を含んで、感
光体表面に層を作ることがなくなる。さらに、転写材の
溶剤の水分含有量が少なくなるので、定着時の水蒸気発
生による尾引きを低減させることができ、またCRG近
傍を加熱しておくことにより定着器の温調を低く設定で
き、ファーストプリントタイムを早くすることができ
る。
【0024】[実施形態2]図3(a),図3(b)を
用いて実施形態2を説明する。図3(a),図3(b)
において201は転写ローラ芯金であり、その他は図
1,2と同様であるため割愛する。
用いて実施形態2を説明する。図3(a),図3(b)
において201は転写ローラ芯金であり、その他は図
1,2と同様であるため割愛する。
【0025】本実施形態では、転写ローラヒータ101
を転写ローラ9の端部に設け、転写ローラヒータ101
より熱を発し、転写ローラ芯金201を加熱する。転写
ローラ芯金201に伝えられた熱は、熱伝導により転写
ローラ芯金201の全体、さらに転写ローラ9にも伝わ
り、CRG付近の温度を上げることができる。芯金はヒ
ートパイプで構成することができる。
を転写ローラ9の端部に設け、転写ローラヒータ101
より熱を発し、転写ローラ芯金201を加熱する。転写
ローラ芯金201に伝えられた熱は、熱伝導により転写
ローラ芯金201の全体、さらに転写ローラ9にも伝わ
り、CRG付近の温度を上げることができる。芯金はヒ
ートパイプで構成することができる。
【0026】実施形態1で述べたように、転写ローラヒ
ータ101の温調はトナーの融点の80%以下が望まし
く、転写ローラヒータ101を点灯するタイミングは常
時通電状態、又は定着器のヒーターを点灯させるタイミ
ングに同期させてもよい。
ータ101の温調はトナーの融点の80%以下が望まし
く、転写ローラヒータ101を点灯するタイミングは常
時通電状態、又は定着器のヒーターを点灯させるタイミ
ングに同期させてもよい。
【0027】[実施形態3]図4は画像形成装置の実施
形態3を示すCRG部分の概略構成図である。
形態3を示すCRG部分の概略構成図である。
【0028】図4において26は帯電ローラ、26−1
は帯電ローラ芯筒、202は帯電ローラヒータである。
は帯電ローラ芯筒、202は帯電ローラヒータである。
【0029】その他は前述の事例と同様であるため割愛
する。
する。
【0030】本実施形態では、図4に示すように、帯電
ローラヒータ202を帯電ローラ芯筒26−1内に設け
る。該ヒータはCPU1の制御により発熱させる。この
場合、帯電ローラヒータ202は帯電ローラ芯筒26−
1の中心に設け、帯電ローラ芯筒26−1と一緒に回転
させてもよいし、帯電ローラ芯筒26−1内に独立して
固定させてもよい。また、帯電ローラヒータ202の温
調はトナーの融点の80%以下が望ましく、帯電ローラ
ヒータ202を点灯するタイミングは常時通電状態、又
は、定着器のヒーターを点灯させるタイミングに同期さ
せてもよい。
ローラヒータ202を帯電ローラ芯筒26−1内に設け
る。該ヒータはCPU1の制御により発熱させる。この
場合、帯電ローラヒータ202は帯電ローラ芯筒26−
1の中心に設け、帯電ローラ芯筒26−1と一緒に回転
させてもよいし、帯電ローラ芯筒26−1内に独立して
固定させてもよい。また、帯電ローラヒータ202の温
調はトナーの融点の80%以下が望ましく、帯電ローラ
ヒータ202を点灯するタイミングは常時通電状態、又
は、定着器のヒーターを点灯させるタイミングに同期さ
せてもよい。
【0031】上記のように、帯電ローラヒータ202を
点灯させCRG付近の温度を高くすることにより、CR
G付近の水蒸気量は増えることはないため、感光体上に
蓄積された廃トナーや転写材の溶剤が水分を含んで、感
光体表面に層を作ることがなくなる。
点灯させCRG付近の温度を高くすることにより、CR
G付近の水蒸気量は増えることはないため、感光体上に
蓄積された廃トナーや転写材の溶剤が水分を含んで、感
光体表面に層を作ることがなくなる。
【0032】さらに、尾引きを低減させることや、ファ
ーストプリントタイムを早くすることができる。
ーストプリントタイムを早くすることができる。
【0033】[実施形態4]図5を用いて実施形態4を
説明する。図5において26−2は帯電ローラ芯金であ
り、202は帯電ローラヒータである。その他は前述の
実施形態と同様であるため割愛する。
説明する。図5において26−2は帯電ローラ芯金であ
り、202は帯電ローラヒータである。その他は前述の
実施形態と同様であるため割愛する。
【0034】本実施形態では、帯電ローラヒータ202
を帯電ローラ芯金26−2の端部に設け帯電ローラヒー
タ202より熱を発し、帯電ローラ芯金26−2を加熱
する。帯電ローラ芯金26−2に伝えられた熱は、熱伝
導により帯電ローラ芯金26−2の全体、さらに帯電ロ
ーラ26にも伝わり、CRG付近の温度を上げることが
できる。
を帯電ローラ芯金26−2の端部に設け帯電ローラヒー
タ202より熱を発し、帯電ローラ芯金26−2を加熱
する。帯電ローラ芯金26−2に伝えられた熱は、熱伝
導により帯電ローラ芯金26−2の全体、さらに帯電ロ
ーラ26にも伝わり、CRG付近の温度を上げることが
できる。
【0035】又帯電ローラ芯金をヒートパイプで構成
し、その端部をCRG外部の熱源よりの熱を加え熱交換
により加熱しても良い。
し、その端部をCRG外部の熱源よりの熱を加え熱交換
により加熱しても良い。
【0036】前述のように、帯電ローラヒータ202の
温調はトナーの融点の80%以下が望ましく、帯電ロー
ラヒータ202を点灯させるタイミングは常時通電状
態、又は、定着器のヒータを点灯させるタイミングに同
期させてもよい。
温調はトナーの融点の80%以下が望ましく、帯電ロー
ラヒータ202を点灯させるタイミングは常時通電状
態、又は、定着器のヒータを点灯させるタイミングに同
期させてもよい。
【0037】[実施形態5]図6を用いて実施形態5を
説明する。図5までの実施形態では、温度センサーはC
RG付近の外側に設けられるが、本実施形態では図6に
示すように画像形成装置本体のCRG内に温度センサー
を設置したものであり、その他は全ては図5と同様であ
るため説明を割愛する。
説明する。図5までの実施形態では、温度センサーはC
RG付近の外側に設けられるが、本実施形態では図6に
示すように画像形成装置本体のCRG内に温度センサー
を設置したものであり、その他は全ては図5と同様であ
るため説明を割愛する。
【0038】本実施形態では、画像形成装置本体内のC
RG内に温度センサー203を設けたもので、温度セン
サー203はサーミスタ等で構成され、温度変化を電気
抵抗変化で検出するものである。温度センサー203で
検知した温度を基に、即ち抵抗変化を電圧値に置き換え
CPU1への入力とし、CPU1内で設定された基準電
圧との比較により、CPU1より帯電ローラヒーター2
02のON/OFFを制御する。
RG内に温度センサー203を設けたもので、温度セン
サー203はサーミスタ等で構成され、温度変化を電気
抵抗変化で検出するものである。温度センサー203で
検知した温度を基に、即ち抵抗変化を電圧値に置き換え
CPU1への入力とし、CPU1内で設定された基準電
圧との比較により、CPU1より帯電ローラヒーター2
02のON/OFFを制御する。
【0039】この時、CRG付近の温度がトナーの融点
の80%以下の温度であるように温調することが望まし
い。
の80%以下の温度であるように温調することが望まし
い。
【0040】本実施形態では温度センサーをCRG内部
のクリナー付近に設置したが、必要に応じてCRG内部
の別の部分、またはプリンター筐体内部に設置する事も
可能である。
のクリナー付近に設置したが、必要に応じてCRG内部
の別の部分、またはプリンター筐体内部に設置する事も
可能である。
【0041】なお、上記実施形態では、転写ローラヒー
タ及び帯電ローラヒータはそれぞれ単独に使用された
が、これら両者を併用するようにしてもよい。
タ及び帯電ローラヒータはそれぞれ単独に使用された
が、これら両者を併用するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、 ・CRG付近の温度を上げておくことにより、定着器で
発生した水蒸気はCRGで結露する事はなく、CRG付
近の水蒸気量も増えることはない。このため、感光体上
に蓄積された廃トナーや転写材の溶剤が水分を含んで、
感光体表面に層を作ることがなくなる。
発生した水蒸気はCRGで結露する事はなく、CRG付
近の水蒸気量も増えることはない。このため、感光体上
に蓄積された廃トナーや転写材の溶剤が水分を含んで、
感光体表面に層を作ることがなくなる。
【0043】・あらかじめCRG付近で熱をかけておく
ことにより、定着器において紙内にある水分が勢い良く
水蒸気にならなくなるようにする事ができる。このため
尾引きの発生が軽減できる。
ことにより、定着器において紙内にある水分が勢い良く
水蒸気にならなくなるようにする事ができる。このため
尾引きの発生が軽減できる。
【0044】・ CRG付近で熱をかけておくことによ
り、定着器の温調を低く設定することができるため、昇
温させる時間が短縮され、結果として1ページ目のプリ
ント時間を短くする事ができる。
り、定着器の温調を低く設定することができるため、昇
温させる時間が短縮され、結果として1ページ目のプリ
ント時間を短くする事ができる。
【図1】本発明に係る画像形成装置の1実施形態の全体
概略図。
概略図。
【図2】本発明に係る画像形成装置の1実施形態のカー
トリッジ近傍の概略図。
トリッジ近傍の概略図。
【図3】本発明に係る画像形成装置の実施形態2のカー
トリッジ近傍の概略図。
トリッジ近傍の概略図。
【図4】本発明に係る画像形成装置の実施形態3のカー
トリッジ近傍の概略図。
トリッジ近傍の概略図。
【図5】本発明に係る画像形成装置の実施形態4のカー
トリッジ近傍の概略図。
トリッジ近傍の概略図。
【図6】本発明に係る画像形成装置の実施形態5のカー
トリッジ近傍の概略図。
トリッジ近傍の概略図。
1…CPU 2…レーザー駆動部 7…レジストローラ 8…感光ドラム 9…転写ローラ 10…定着ローラ 14、16…排紙ローラ 26…帯電ローラ 26−1…帯電ローラ芯筒 26−2…帯電ローラ芯金 27…クリーニングブレード 101…転写ローラヒーター 102…転写ローラ芯筒 103…現像スリーブ 105…カートリッジ(CRG) 201…転写ローラ芯金 202…帯電ローラヒータ 203…温度センサー
Claims (6)
- 【請求項1】 露光により潜像が形成される感光体と、
該感光体を帯電する帯電ローラと、該潜像をトナーによ
り現像しトナー像とする現像手段と、感光体上のトナー
像を転写材に転写する転写ローラを有し、少なくとも前
記感光体及び現像手段を一体化してカートリッジとした
画像形成装置において、該カートリッジ付近を昇温させ
る昇温手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記昇温手段は、前記転写ローラ内部に
設けられたヒーターであることを特徴とする請求項1記
載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記昇温手段は、前記転写ローラの芯金
を加熱するヒーターであることを特徴とする請求項1記
載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記昇温手段は、前記帯電ローラ内部に
設けられたヒーターであることを特徴とする請求項1記
載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記昇温手段は、前記帯電ローラの芯金
を加熱するヒーターであることを特徴とする請求項1記
載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記カートリッジ内部又はカートリッジ
外部付近の温度を検知する温度センサーと、該温度セン
サーの検知結果に基づき、カートリッジ内の温度をトナ
ー融解温度以下に制御する制御手段を有することを特徴
とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9222490A JPH1165402A (ja) | 1997-08-19 | 1997-08-19 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9222490A JPH1165402A (ja) | 1997-08-19 | 1997-08-19 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1165402A true JPH1165402A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16783253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9222490A Pending JPH1165402A (ja) | 1997-08-19 | 1997-08-19 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1165402A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005266706A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1997
- 1997-08-19 JP JP9222490A patent/JPH1165402A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005266706A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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S531 | Written request for registration of change of domicile |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |