JP2005266103A - ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置 - Google Patents

ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置 Download PDF

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    • G02B15/1465Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having more than five groups the first group being negative

Abstract

【課題】 収差補正を良好に行う為にプラスチック材より成る非球面レンズを使用しても、温度変化等によるピントズレ等の光学性能の変化を抑えることができるズームレンズ及びそれを有する画像投射装置を得ること。
【解決手段】 ズーミングに際して光軸上移動する複数のレンズ群を有し、投影像原画を所定面上に投射する投射用のズームレンズであって、
プラスチック材より成り、前方又は/及び後方の面が非球面形状の正レンズと、
プラスチック材より成り、前方又は/及び後方の面が非球面形状の負レンズを有し、
前記ズームレンズに含まれる第i番目のプラスチック材より成る正レンズの焦点距離をfpi、
前記ズームレンズに含まれる第j番目のプラスチック材より成る負レンズの焦点距離をfni、
とし、
【数1】

とおくとき
−0.56<fn/fp<−0.05
を満足すること。
【選択図】図1

Description

本発明は、ズームレンズに関し、例えば液晶プロジェクターに好適なものである。
従来より、液晶表示素子等の画像表示素子を用いて、その表示素子に表示された画像をスクリーン面に投射する液晶プロジェクター(画像投射装置)が種々提案されている。
特に液晶プロジェクターはパソコン等の画像を大画面に投影可能な装置として会議およびプレゼンテーション等に広く利用されてきている。また最近では、ホームシアター用の小型化された液晶プロジェクターの普及がみられ、それと共に液晶表示素子のサイズも小型化される傾向にある。
液晶表示素子を3枚使用する3板方式のカラー液晶プロジェクターでは、白色光源からの光を色分離手段で赤,緑,青の色光に分離して、各々液晶表示素子に導光している。そして液晶表示素子により変調された色光をダイクロイックプリズムおよび偏光板等の色合成手段で合成して投写レンズに導光している。この為、投写レンズには、色合成手段を構成するこれらの素子を配置するスペースを液晶表示素子と投写レンズとの間に設けなければならず、投写レンズにはある一定長のバックフォーカスが要望されている。
また、カラー液晶プロジェクターに用いる投写光学系としては、色合成手段を構成するダイクロイックプリズムに設けている色合成膜への入射角度が変化すると分光透過率が変化し、投影された画像に色ムラが発生する等の角度依存の影響を極小にするため、また照明系との良好な瞳整合性を確保するために液晶表示素子(縮小)側の瞳が無限遠方にある所謂テレセントリック光学系であることが要望されている。
又、3色の液晶表示素子の絵(画像)をスクリーンに合成投写したとき、パソコンの文字等が二重に見えたりして解像感および品位がそこなわれないように各色の画素を画面の全域にて重ね合わせられなければならない。そのため、投写レンズにて発生する色ずれ(倍率色収差)が可視光帯域にて良好に補正されていることが要望されている。
更に投影された画像に関して輪郭部で歪んで見苦しくならないように歪曲収差が十分補正されていること(特に周辺および中間部等での急激な歪曲収差の変化等が残存すると、画像品位が低下して好ましくない)や、光源手段からの光束を多く取り込む為にFナンバーの小さな明るいレンズ系であること等が要望されている。
また最近では、画面の高輝度・画像の高精細化といったニーズの一方で、小型パネル搭載のプロジェクターには機動性を重視した、装置の小型・軽量化が強く求められている。さらには、狭い室内において、より短い投射距離で明るくかつ大画面の投影を可能とする高輝度化・広画角化で投射画面サイズの調整が行い易いズームレンズが要望されている。
従来より、液晶プロジェクター用の投写レンズとして拡大側(前方側)より順に負、正、正、負、正、正の屈折力のレンズ群より成る全体として6つのレンズ群より構成し、このうち所定のレンズ群を適切に移動させて変倍を行っている6群ズームレンズが知られている(例えば特許文献1)。
この他、液晶プロジェクター用の投写レンズとして、拡大側より順に負、正、負、正、正の屈折力のレンズ群より成る全体として5つのレンズ群より構成し、このうち所定のレンズ群を適切に移動させて変倍を行っている5群ズームレンズが知られている(例えば特許文献2)。
一方、ズームレンズにおいてレンズ枚数を増やすことなく収差補正を行う為に非球面レンズを用いること、そして加工の容易さや製造コストの点からプラスチック材より成る非球面レンズが用いられている。
例えば物体側より順に負,正,正の屈折力のレンズ群より成る3群ズームレンズにおいて、各レンズ群にプラスチック材より成る非球面レンズを用いたズームレンズが知られている(特許文献3)。
特開2001−108900号公報 特開2001−066499号公報 特開2003−050352号公報
プラスチック材より成る非球面レンズは、ガラス材より成る非球面レンズに比べて製作が容易でしかも非球面量を容易に多く取れ、光学系の収差補正を容易に行うことができるといった特徴がある。
しかしながらその反面、環境変化があると、例えば温度変化があると、材料の屈折率や厚さそして面形状等が大きく変化して、ピント変動等の光学特性が大きく変化してしまう傾向がある。
例えば液晶プロジェクターに用いられるズームレンズにおいては、プラスチック材より成るレンズを用いると設置温度環境,照明用ランプによる発熱などによりズームレンズを構成する各レンズが加熱され、特にプラスチックレンズは、熱による材質の屈折率変化が多い為、光学特性の低下とともにピントズレが多く発生してくる。
本発明は、収差補正を良好に行う為にプラスチック材より成る非球面レンズを使用しても、温度変化等によるピントズレ等の光学性能の変化を抑えることができるズームレンズ及びそれを有する画像投射装置の提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、
ズーミングに際して光軸上移動する複数のレンズ群を有し、投影像原画を所定面上に投射する投射用のズームレンズ、
又は
前方より後方へ順に、変倍のためには不動で負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群、変倍のためには不動で正の屈折力の第6レンズ群を有するズームレンズ、
又は
前方より後方へ順に、変倍のためには不動で負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、変倍のためには不動で正の屈折力の第5レンズ群を有するズームレンズ、
において、
プラスチック材より成り、前方又は/及び後方の面が非球面形状の正レンズと、
プラスチック材より成り、前方又は/及び後方の面が非球面形状の負レンズを有し、
前記ズームレンズに含まれる第i番目のプラスチック材より成る正レンズの焦点距離をfpi、
前記ズームレンズに含まれる第j番目のプラスチック材より成る負レンズの焦点距離をfni、
とし、
とおくとき
−0.56<fn/fp<−0.05
を満足することを特徴としている。
本発明によれば温度上昇等の環境変化によるピントズレや光学性能の変化を抑制したズームレンズを実現することができる。また非球面形状のレンズを用いることにより少ない構成レンズ枚数にもかかわらず大口径・広画角・高変倍であるレトロフォーカス型のズームレンズを実現することができる。
以下、図面を用いて本発明のズームレンズの実施例について説明する。
図1は本発明の実施例1のズームレンズを用いた画像投射装置(液晶ビデオプロジェクター)の要部概略図である。図2(A),(B)は本発明の実施例1に対応する後述する数値実施例1の数値をmm単位で表わした時の物体距離(第1レンズ群からの距離)1.7mのときの広角端(短焦点距離端)と望遠端(長焦点距離端)のズーム位置における収差図である。
図3は本発明の実施例2のズームレンズを用いた画像投射装置(液晶ビデオプロジェクター)の要部概略図である。図4(A),(B)は本発明の実施例2に対応する後述する数値実施例2の数値をmm単位で表わした時の物体距離(第1レンズ群からの距離)1.7mのときの広角端(短焦点距離端)と望遠端(長焦点距離端)のズーム位置における収差図である。
図5は本発明の実施例3のズームレンズを用いた画像投射装置(液晶ビデオプロジェクター)の要部概略図である。図6(A),(B)は本発明の実施例3に対応する後述する数値実施例3の数値をmm単位で表わした時の物体距離(第1レンズ群からの距離)1.7mのときの広角端(短焦点距離端)と望遠端(長焦点距離端)のズーム位置における収差図である。
図7は本発明の実施例4のズームレンズを用いた画像投射装置(液晶ビデオプロジェクター)の要部概略図である。図8(A),(B)は本発明の実施例4に対応する後述する数値実施例4の数値をmm単位で表わした時の物体距離(第1レンズ群からの距離)1.7mのときの広角端(短焦点距離端)と望遠端(長焦点距離端)のズーム位置における収差図である。
図9は本発明の実施例5のズームレンズを用いた画像投射装置(液晶ビデオプロジェクター)の要部概略図である。図10(A),(B)は本発明の実施例5に対応する後述する数値実施例5の数値をmm単位で表わした時の物体距離(第1レンズ群からの距離)2.3mのときの広角端(短焦点距離端)と望遠端(長焦点距離端)のズーム位置における収差図である。
図1,図3,図5,図7,図9の実施例1〜5における画像投射装置では液晶パネルLCD等に表示される原画(被投影画像)をズームレンズ(投影レンズ、投写レンズ)PLを用いてスクリーン面SO上に拡大投影している状態を示している。
SOはスクリーン面(投影面)、LCDは液晶パネル(液晶表示素子)等の原画像(被投影画像)である。スクリーン面SOと原画像LCDとは共役関係にあり、一般にはスクリーン面SOは距離の長い方の共役点で拡大共役側(前方側)に、原画像LCDは距離の短い方の共役点で縮小共役側(後方側)に相当している。
GBは色合成プリズムや偏光フィルター、そしてカラーフィルター等のガラスブロックである。
ズームレンズPLは接続部材(不図示)を介して液晶ビデオプロジェクター本体(不図示)に装着されている。ガラスブロックGB以降の液晶表示素子LCD側はプロジェクター本体に含まれている。
図1,図3,図5,図7の実施例1〜4において、L1は負の屈折力(パワー)の第1レンズ群、L2は正の屈折力の第2レンズ群、L3は正の屈折力の第3レンズ群、L4は負の屈折力の第4レンズ群、L5は正の屈折力の第5レンズ群、L6は正の屈折力の第6レンズ群である。STは絞りであり、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4との間に設けている。ASPは面が非球面形状であることを示している。
実施例1〜4では広角端から望遠端のズーム位置へのズーミングに際して矢印のように第2レンズ群L2、第3レンズ群L3、第4レンズ群L4、そして第5レンズ群L5をスクリーンSOへ各々独立に移動させている。
ズーミングのためには、第1レンズ群L1、第6レンズ群L6は移動しない。従って、ズーミングに際して第1〜第6レンズ群までの全長は一定である。第1レンズ群L1を光軸上移動させてフォーカスを行っている。尚、フォーカスは表示パネルLCDを移動させて行っても良い。
図9の実施例5においてL1は負の屈折力の第1レンズ群、L2は正の屈折力の第2レンズ群、L3は正の屈折力の第3レンズ群、L4は正の屈折力の第4レンズ群、L5は正の屈折力の第5レンズ群である。STは絞りであり、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4との間に設けている。ASPは面が非球面形状であることを示している。
実施例5では広角端から望遠端へのズーミングに際して矢印のように第2レンズ群L2、第3レンズ群L3、第4レンズ群L4をスクリーンSO側へ各々独立に移動させている。ズーミングのためには、第1レンズ群L1、第5レンズ群L5は移動しない。
従ってズーミングに際して第1〜第5レンズ群までの全長は一定である。第1レンズ群L1を光軸上移動させてフォーカスを行っている。尚、フォーカスは表示パネルLCDを移動させて行っても良い。
以上の各実施例では、各レンズ面に多層コートが施されており、これによって、スクリーン面SO上での照度の低下を防止している。
図2,図4,図6,図8,図10の収差図においてGは波長550nm、Rは波長620nm、Bは波長450nmでの収差を示し、S(サジタル像面の倒れ)、M(メリジオナル像面の倒れ)はどちらも波長550nmでの収差を示す。ωは画角、FはFナンバーである。
次に実施例1〜5の特徴について説明する。各実施例では、
◎プラスチック材より成り、前方又は/及び後方の面が非球面形状の正レンズと、
プラスチック材より成り、前方又は/及び後方の面が非球面形状の負レンズを有し、
前記ズームレンズに含まれる第i番目のプラスチック材より成る正レンズの焦点距離をfpi、
前記ズームレンズに含まれる第j番目のプラスチック材より成る負レンズの焦点距離をfni、
とし、
とおくとき
−0.56<fn/fp<−0.05 ‥‥‥(1)
を満足している。
条件式(1)は、収差補正に有効な非球面形状を備えたプラスチック材より成る負の屈折力のレンズLNと、収差を補正する非球面形状を備えたプラスチック材より成る正の屈折力のレンズLPを含み,それらのパワー(屈折力)関係を特定したものである。
一般にレンズLPは温度上昇による材料の屈折率変化に伴い縮小共役側のピント位置をオーバー方向に、レンズLNは温度上昇による材料の屈折率変化に伴い縮小共役側のピント位置をアンダー方向にシフトさせる。よって前記双方を用いた構成とするとピント位置のシフト方向が対をなすため、温度変化によるピントズレを抑制できる。
条件式(1)の下限を超える領域においては、負の屈折力に対し正の屈折力が過剰に大きくなってしまうため、レンズLPの温度変化による影響が顕著に出てしまい、焦点が過剰にオーバー方向へシフトしてしまう。
また、条件式(1)の上限を超える領域においては正の屈折力に対し負の屈折力が過剰に大きくなってしまうため、レンズLNの温度変化による影響が顕著に出てしまい、焦点が過剰にアンダー方向へシフトしてしまう。
なお条件式(1)に関して、さらに好ましくは
−0.52 < fn/fp < −0.12 ‥‥‥(1a)
を満たすことが望ましい。
◎1以上の負の屈折力のレンズのうち、少なくとも1つは、最も前方の第1レンズ群に含まれている。
各実施例においては、第1レンズ群L1に非球面形状を有した負の屈折力のレンズの材料にプラスチックを用いている。これは、バックフォーカスが長い広角タイプ(レトロフォーカスタイプ)のレンズ系の特徴である強い負の屈折力を要する第1レンズ群L1内に、負の屈折力を有したプラスチック材より成るレンズを用いて収差を効率的に補正している。
また、第1レンズ群L1は他のレンズ群に比べて口径が大きくなるので投射時の光線の密度が小さくなり、それに伴い光線を適切に補正できる非球面形状を設定しやすくなり、各実施例は、これによって他レンズの収差補正の負担を軽減し、さらにはレンズ枚数の削減を効果的に達成している。
◎広角端のズーム位置における全系の焦点距離をfwとするとき
−7<fn/fw<−1 ‥‥‥(2)
を満足している。
条件式(2)は、レンズ全系の焦点距離に対して、プラスチック材より成り、非球面形状を有した負の屈折力のレンズLNの屈折力を適正に規定させた条件式である。条件式(2)の下限を超えた領域ではレンズLNの屈折力が緩くなってくる。そうすると、例えばレトロフォーカスタイプ特有の前群に強い負の屈折力を有する構成においては、レンズLNの非球面形状の作用が不十分となる。また上限を超えた領域では、レンズNLの負の屈折力が強くなりすぎてしまい偏芯敏感度が過剰に大きくなり、レンズ系全体の性能を出すための調整が困難となる。
更に好ましくは条件式(2)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−5<fn/fw<−2 ‥‥‥(2a)
◎最も拡大共役側の第1レンズ群は全て負の屈折力のレンズより成り、このうち最も縮小共役側のレンズは、拡大共役側の面が凹形状又は縮小共役側の面が凸のメニスカス形状より成っている。
各実施例では第1レンズ群L1内のすべてのレンズを負の屈折力のレンズとし(好ましくは1以上の非球面形状を有すること)、拡大共役側の面が凹形状又は縮小共役側の面が凸でメニスカス形状のレンズを備えることにより、拡大共役側の面を凸形状としたレンズで発生する歪曲収差や非点収差と逆の収差を発生させ第1レンズ群L1で発生する歪曲収差や非点収差を少ないレンズ枚数で補正している。さらには前玉有効径の小型化を図っている。
◎第1レンズ群中の負の屈折力のレンズの材料のアッベ数の平均値をν1nとするとき
47<ν1n ‥‥‥(3)
を満足している。
条件式(3)は、第1レンズ群L1で発生する倍率色収差を小さくするための条件式である。第1レンズ群L1の負の屈折力のレンズの材料に色分散の小さな材質を用いることで、倍率色収差を小さく抑えている。条件式(3)の下限を越える領域においては倍率色収差が大きくなってしまうので良くない。
尚、更に好ましくは条件式(3)の数値を次の如く設定するのが良い。
50<ν1n ‥‥‥(3a)
次に各実施例の特徴について説明する。
図1の実施例1において第1レンズ群L1は、拡大共役側から縮小共役側へ順に、拡大共役側の面が凸でメニスカス形状の負の屈折力のレンズG11、拡大共役側の面が凸でメニスカス形状の負の屈折力のレンズG12、拡大共役側と縮小共役側の面が凹形状のレンズG13より成っている。
レンズG12はプラスチック材より成り拡大共役側と縮小共役側の面が非球面形状である。レンズG12の拡大共役側と縮小共役側の面を非球面形状とすることにより主に歪曲収差を補正している。
また、レンズG13の縮小共役側の面により歪曲収差および非点収差を補正し、さらに第1レンズ群L1のすべてのレンズの材料に低分散ガラス(アッベ数54以上)を使用することにより倍率色収差の発生を小さく抑えている。
第2レンズ群L2は、拡大共役側と縮小共役側の面が凸形状のレンズG21より成り、主に第1レンズ群L1で発生した諸収差を補正している。このレンズG21には屈折率の高い(1.75以上)硝子材を用いており、これによりペッツバール和を小さくし、ズーミングの際の球面収差等の諸収差の変動を小さくしている。
又、ペッツバール和を小さくして、中間の像高での像面湾曲および非点収差を少なくして、高い解像力を得ている。さらに色収差補正の観点から、第1レンズ群L1で発生した倍率色収差を効率良く補正するため、高屈折率で低分散特性を有するガラスを用いている。
第3レンズ群L3は、拡大共役側の面が凸でメニスカス形状の負の屈折力のレンズG31、拡大共役側と縮小共役側の面が凸形状のレンズG32の2枚より成っており、主たる変倍作用の役割を担っている。負,正の屈折力の2枚のレンズ構成とすることにより、大口径でありながら変倍領域において倍率色収差の変動を小さくしている。
さらに、コマフレアおよび軸上色収差の補正を良好に行っている。なお、絞りSTは第3レンズ群L3内に存在し、ズーミングの際、第3レンズ群L3とともに移動しており、ズーミングの際の軸外収差の変動をおさえている。
第4レンズ群L4は、拡大側の面が凹面のレンズG41より成っている。レンズG41に強い負の屈折力を与えて、変倍に伴うピント面の移動を補正している。この強い負の屈折力のレンズG41を配置することにより、効率良くペッツバール和を小さくしている。
第5レンズ群L5は、拡大共役側と縮小共役側の面が凹形状のレンズG51と拡大共役側と縮小共役側の面が凸形状のレンズG52と、縮小共役側の面が凸でメニスカス形状の正の屈折力のレンズG53より成っている。
最も拡大共役側(スクリーン側)に強い負の屈折力をもつレンズG51を配することによりペッツバール和を効率良く小さくしている。また、後ろ側主点位置を制御し、良好なテレセントリック性を確保し、必要な長さのバックフォーカスを得ている。
また、レンズG52に関しては色収差を小さく抑えるため低分散ガラスを使用している。さらに,最も縮小共役側のレンズG53の材料にプラスチックを使用し拡大共役側と縮小共役側の面を非球面形状としている。このレンズG53により、非点収差等の軸外収差を効率良く補正している。
第6レンズ群L6は、拡大共役側の面を凸形状の正の屈折力のレンズG61より成っている。このレンズG61を使用しテレセントリック性を良好に維持している。
実施例1では正および負の屈折力のレンズG12,G53をプラスチックより成り、1面以上を非球面形状としているが、これに限らず複数のレンズをプラスチック材より成り、1面以上を非球面形状とし、環境変化によるピントズレ等の光学性能の変動を補正しても良い。また、非球面形状を有するレンズはプラスチックに限らず、ガラス材より構成しても良い。又レンズの面に薄い樹脂層を形成させて非球面形状とさせた所以ハイブリッドタイプの非球面形状を用いても良い。
実施例1のズームレンズはFナンバーが1.7と小さく、100型を約2.5mと短い距離で投射可能でありながらズーム倍率が約1.6倍という高変倍化の投射レンズを実現している。
図3の実施例2において、第1レンズ群L1は3つのレンズG11,G12,G13より成っている。このうちレンズG11,G12は実施例1と同じである。
レンズG13は縮小共役型の面が凸でメニスカス形状の負の屈折力のレンズである。レンズG13をメニスカス形状とし、歪曲収差および非点収差を補正している。
第2〜第6レンズ群L2〜L6に関しては、実施例1と同じである。
実施例2のズームレンズでは、Fナンバーが1.75と小さく,100型を約2.4mと短い距離で投射可能でありながらズーム倍率が約1.7倍という高変倍化の投射レンズを実現している。
図5の実施例3において、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の構成は実施例2と同じである。
第3レンズ群L3は拡大共役側と縮小共役側の面が凸形状のレンズG31から成っている。レンズG31に、パワー(屈折力)を持たせることにより主たる変倍レンズ群の役割を担っている。絞りSTは第3レンズ群L3内に存在し、ズーミングの際、第3レンズ群L3とともに移動しており、ズーミングの際の軸外収差の変動をおさえている。
第4レンズ群L4は、拡大共役側の面が凹のメニスカス形状の負の屈折力のレンズG41より成っている。レンズG41に強い負の屈折力を与えて、変倍に伴うピント面の移動を補正している。この強い負の屈折力のレンズG41を配置することにより、効率良くペッツバール和を小さくしている。
第5,第6レンズ群L5,L6に関しては、実施例1と同じである。
実施例3のズームレンズでは、Fナンバー1.75と小さく、100型を約2.4mと短い距離で投射可能な投射レンズを実現している。
図7の実施例4において、第1,第2,第3レンズ群L1,L2,L3の構成は実施例3と同じである。
第4レンズ群L4は、拡大共役側と縮小共役側の面が凹形状の負の屈折力のレンズG41より成っている。レンズG41に強い負の屈折力を与えて、変倍に伴うピント面の移動を補正している。この強い負の屈折力のレンズG41を配置することにより、効率良くペッツバール和を小さくしている。また、後ろ側主点位置を制御し、良好なテレセントリック性を確保し、必要な長さのバックフォーカスを得ている。
第5レンズ群L5は拡大共役側と縮小共役側の面が凸形状の正の屈折力のレンズG51と縮小共役側の面が凸でメニスカス形状の正の屈折力のレンズG52より成っている。レンズG51は、低分散ガラス(例えば,SFSL5,SFPL51(いずれもOHARA製)等)を使用し、色収差の劣化をより小さく抑えている。
さらに、レンズG52はプラスチック材より成り、拡大共役側と縮小共役側の面が非球面形状としている。このレンズG52により非点収差等の軸外収差を効率良く補正している。
第6レンズ群に関しては、実施例1と同じである。実施例4のズームレンズはFナンバーが1.7と小さく、100型を約2.8mと短い距離で投射可能でありながらズーム倍率が約1.5倍という高変倍化の投射レンズを実現している。
図9の実施例5は全体として5群より成るズームレンズであることが実施例1〜4と異なっている。実施例5において、第1,第2レンズ群L1,L2の構成は実施例3と同じである。
第3レンズ群L3は、拡大共役側の面が凸のメニスカス形状の正の屈折力のレンズG31より成っている。レンズG31に強いパワーを持たせることにより主たる変倍レンズ群の役割を担っている。絞りSTは第3レンズ群L3内に存在し、ズーミングに際して第3レンズ群L3とともに移動しており、ズーミングの際の軸外収差の変動をおさえている。
第4レンズ群L4は拡大共役側と縮小共役側の面が凹形状の負の屈折力のレンズG41、拡大共役側と縮小共役側の面が凸形状の正の屈折力のレンズG42、縮小共役側の面が凸でメニスカス形状の正の屈折力のレンズG43より成っている。
最も拡大共役側に強い負の屈折力をもつレンズG41を配することによりペッツバール和を効率良く小さくしている。また、後ろ側主点位置を制御し、良好なテレセントリック性を確保し、必要な長さのバックフォーカスを得ている。また、レンズG42は色収差を小さく抑えるため材料に低分散ガラスを使用している。
さらに,最も縮小共役側のレンズG43をプラスチック材より成り拡大共役側と縮小共役側の面を非球面形状としている。このレンズG43により、非点収差等の軸外収差を効率良く補正している。第5レンズ群L5は、拡大共役側と縮小共役側の面が凸形状の正の屈折力のレンズG51より成っている。レンズG51によってテレセントリック性を良好に維持している。
実施例5では正および負の屈折力のレンズG12,G43をプラスチックより成り、1面以上を非球面形状としているが、これに限らず複数のレンズをプラスチックより成り、1面以上を非球面形状とし、環境変化によるピントズレ等の光学性能の変化を補正しても良い。
また、非球面形状を有するレンズはプラスチックに限らず、ガラス材より構成しても良い。又、レンズ面に薄い樹脂層を形成させて非球面形状とさせた所以ハイブリッドタイプの非球面形状を用いても良い。
実施例5のズームレンズはFナンバーが1.6と小さく,100型を約3.3mと短い距離で投射可能な投射レンズを実現している。
以上説明したように、各実施例によれば大口径で縮小側にて良好なテレセントリック性能を有し、高解像・低歪曲で、可視光広帯域にて倍率色収差が良好に補正された長いバックフォーカスを有するズームレンズを実現することができる。
以下に実施例1〜5のズームレンズの数値データに各々対応する数値実施例1〜5を示す。各数値実施例においてiは拡大側(前方側)からの光学面の順序を示し、Riは第i番目の光学面(第i面)の曲率半径、diは第i面と第(i+1)面との間の間隔、Niとνiはそれぞれd線に対する第i番目の光学部材の材質の屈折率、アッベ数を示す。fは焦点距離、FnoはFナンバーである。
また数値実施例1〜4の最も縮小側の2つの面と数値実施例5の最も縮小側の5つの面は、色合成プリズムやフェースプレート、各種フィルター等に相当するガラスブロックGBを構成する面である。
またkを円錐定数、A,B,C,D,Eを非球面係数、光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にしてxとするとき、非球面形状は、
で表示される。但しrは近軸曲率半径である。尚、例えば「e−Z」の表示は「10-Z」を意味する。
前述の各条件式1〜3と数値実施例1〜5における諸数値との関係を表1に示す。
図11は、本発明のズームレンズを反射型の液晶プロジェクター(画像投射装置)に適用した実施形態の要部概略図である。
照明手段101からの出射光束は、ビームスプリッタ102によって反射され反射型の液晶表示パネル103に入射して反射される、この後液晶表示パネル103で光変調された光束はビームスプリッタ102を通し、ズームレンズ104に入射し、ズームレンズ104によって液晶表示パネル103に基づく画像情報をスクリーン105に投射している。
尚、本実施例において、液晶表示パネル103に透過型の液晶表示パネルを用いても良い。
図12は本発明のズームレンズを撮像装置に適用した実施形態の要部概略図である。本実施形態ではビデオカメラ、フィルムカメラ、デジタルカメラ等の撮像装置に撮影レンズとして前述したズームレンズを用いた例を示している。図8においては被写体9の像をズームレンズ8で感光体7に結像し、画像情報を得ている。
実施例1のズームレンズを用いた画像投射装置の要部概略図 数値実施例1のズームレンズをmm単位で表わしたときの物体距離1.7mのときの収差図 実施例2のズームレンズを用いた画像投射装置の要部概略図 数値実施例2のズームレンズをmm単位で表わしたときの物体距離1.7mのときの収差図 実施例3のズームレンズを用いた画像投射装置の要部概略図 数値実施例3のズームレンズをmm単位で表わしたときの物体距離1.7mのときの収差図 実施例4のズームレンズを用いた画像投射装置の要部概略図 数値実施例4のズームレンズをmm単位で表わしたときの物体距離1.7mのときの収差図 実施例5のズームレンズを用いた画像投射装置の要部概略図 数値実施例5のズームレンズをmm単位で表わしたときの物体距離2.3mのときの収差図 画像投射装置を反射型の液晶プロジェクターに適用したときの要部概略図 撮像装置の実施例の要部概略図
符号の説明
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
L5 第5レンズ群
L6 第6レンズ群
LCD 液晶表示素子(像面)
GB 硝子ブロック(色合成プリズム)
S Sagittal像面の倒れ
M Meridional像面の倒れ
SP スクリーン
ASP 非球面形状の面
ST 絞り

Claims (13)

  1. ズーミングに際して光軸上移動する複数のレンズ群を有し、投影像原画を所定面上に投射する投射用のズームレンズであって、
    プラスチック材より成り、前方又は/及び後方の面が非球面形状の正レンズと、
    プラスチック材より成り、前方又は/及び後方の面が非球面形状の負レンズを有し、
    前記ズームレンズに含まれる第i番目のプラスチック材より成る正レンズの焦点距離をfpi、
    前記ズームレンズに含まれる第j番目のプラスチック材より成る負レンズの焦点距離をfni、
    とし、
    とおくとき
    −0.56<fn/fp<−0.05
    を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記1以上の負の屈折力のレンズのうち、少なくとも1つは、最も前方の第1レンズ群に含まれていることを特徴とする請求項1のズームレンズ。
  3. 広角端のズーム位置における全系の焦点距離をfwとするとき
    −7<fn/fw<−1
    を満足することを特徴とする請求項1又は2のズームレンズ。
  4. 最も前方の第1レンズ群は全て負の屈折力のレンズより成り、このうち最も後方のレンズは、後方の面が凸のメニスカス形状より成ることを特徴とする請求項1,2又は3のズームレンズ。
  5. 前方より後方へ順に、変倍のために移動しない負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群、変倍のため移動しない正の屈折力の第6レンズ群を有するズームレンズであって、
    プラスチック材より成り、前方又は/及び後方の面が非球面形状の正レンズと、
    プラスチック材より成り、前方又は/及び後方の面が非球面形状の負レンズを有し、
    前記ズームレンズに含まれる第i番目のプラスチック材より成る正レンズの焦点距離をfpi、
    前記ズームレンズに含まれる第j番目のプラスチック材より成る負レンズの焦点距離をfni、
    とし、
    とおくとき
    −0.56<fn/fp<−0.05
    を満足することを特徴とするズームレンズ。
  6. 前記第1レンズ群は、負の屈折力のレンズのみから成り、これらのレンズのうち1つのレンズは、後方の面が凸形状であることを特徴とする請求項5のズームレンズ。
  7. 前記1以上の正の屈折力のレンズのうち少なくとも1つは、前記第5レンズ群に含まれていることを特徴とする請求項5又は6のズームレンズ。
  8. 前記第1レンズ群中の負の屈折力のレンズの材料のアッベ数の平均値をν1nとするとき
    47<ν1n
    を満足することを特徴とする請求項5,6又は7のズームレンズ。
  9. 前方より後方へ順に、変倍のために移動しない負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、変倍のために移動しない正の屈折力の第5レンズ群を有するズームレンズであって、
    プラスチック材より成り、前方又は/及び後方の面が非球面形状の正レンズと、
    プラスチック材より成り、前方又は/及び後方の面が非球面形状の負レンズを有し、
    前記ズームレンズに含まれる第i番目のプラスチック材より成る正レンズの焦点距離をfpi、
    前記ズームレンズに含まれる第j番目のプラスチック材より成る負レンズの焦点距離をfni、
    とし、
    とおくとき
    −0.56<fn/fp<−0.05
    を満足することを特徴とするズームレンズ。
  10. 前記1以上の正の屈折力のレンズのうち少なくとも1つは、前記第4レンズ群に含まれていることを特徴とする請求項9のズームレンズ。
  11. 前記第1レンズ群中の負の屈折力のレンズの材料のアッベ数の平均値をν1nとするとき
    47<ν1n
    を満足することを特徴とする請求項9又は10のズームレンズ。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項のズームレンズを用いて投影像原画をスクリーン面上に投射していることを特徴とする画像投射装置。
  13. 請求項5乃至11のいずれか1項のズームレンズを用いて画像情報を撮像手段面上に形成していることを特徴とする光学機器。
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