JP2008158159A - ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置 - Google Patents

ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
ズーミングに伴う諸収差を良好に補正し、画面全体にわたり良好なる好学性能を有した、例えば液晶プロジェクター用に好適なズームレンズを得ること。
【解決手段】
拡大側から縮小側へ順に、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、負の屈折力を有する第4レンズ群、正の屈折力を有する第5レンズ群、正の屈折力を有する第6レンズ群を有し、ズーミングの為には、該第1、第6レンズ群は不動であり、ズーミングの際に該第2〜第5レンズ群が移動し、フォーカスに際し、該第1レンズ群が移動するズームレンズであって、該第1レンズ群は、最も拡大側に正レンズを有するとともに1以上の負レンズを有し、このうち1つの負レンズの材料のアッベ数と部分分散比を各々νdn、θgFnを適切に設定すること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置に関し、例えば長いバックフォーカスを有し、様々な投影倍率で高い光学性能を有して投射できる液晶プロジェクターの投射光学系に好適なものである。
従来、液晶表示素子等の表示素子を用いて、その表示素子に形成された画像を投影面(スクリーン面)に投射する液晶プロジェクター(画像投射装置)が種々提案されている。
液晶プロジェクターに用いられるズームレンズには、投射画像の高精細化の要望に応じて光学性能のうち、特に色ずれ(倍率色収差)に対して非常に厳しい仕様が要求されている。
一般に、倍率色収差を補正するのには、異常分散性硝子より成るレンズを用いるのが有効である。
液晶プロジェクターに用いられるズームレンズとして、異常分散性硝子より成るレンズを用いて、倍率色収差を良好に補正したズームレンズが知られている(特許文献1、2)。
又バックフォーカスが長い3板式のカラー液晶プロジェクター用のズームレンズとして、拡大側(前方)より順に、負・正・正・負・正(もしくは負)・正の屈折力の第1〜第6レンズ群の配列による6群ズームレンズが知られている(特許文献3、4)。
このズームレンズでは、広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1および6レンズ群を固定として、光学系内部の第2〜第5レンズ群を全て拡大側へ移動させるため、ズーミング時にレンズ全長が一定に保たれている。またこの6群ズームレンズは、ズーミングの際の歪曲収差と色収差を少なくし、縮小共役側にテレセントリックとなっている。
特開2004−054021号公報 特開2005−062225号公報 特開2001−235679号公報 特開2004−070306号公報
近年、液晶プロジェクターに使用されるズームレンズには、高ズーム比化、広画角化、照明光をより高効率で使用するための大口径化、そして全ズーム領域において高い光学性能を有することが強く要望されている。これらの要望項目は、ズームレンズとして、主に球面収差や像面歪曲そして倍率色収差等を含む諸収差の補正とそれらのズーミングに伴う収差変動に大きく関わっている。
特に、これらの要望項目のうち、光学性能に大きく影響する倍率色収差のズーミングに伴う変動を少なくすることが要望されている。
倍率色収差を全ズーム範囲にわたり良好に補正しつつ高い光学性能を得るには、レンズ構成及び各レンズの材料を適切に設定しなければならない。
一方、3板式のカラー液晶プロジェクターに用いるズームレンズには、色合成用のプリズムが縮小側に配置できる程度の長さのバックフォーカスを有することが要望される。
長いバックフォーカスを得るためには、レンズ系全体をレトロフォーカスタイプとするのが良い。
しかしながら、レトロフォーカスタイプにすると、レンズ系全体が非対称性となり、例えば倍率色収差が多く発生し、青色が緑色に対してアンダー側(光軸方向)に生じる傾向となる。
又、歪曲収差も多く発生してくる。
本発明は、ズーミングに伴う諸収差を良好に補正し、画面全体にわたり良好なる光学性能を有した、例えば液晶プロジェクター用に好適なズームレンズの提供を目的とする。
この他本発明は、長いバックフォーカスを有しつつ、歪曲及び倍率色収差を良好に補正し、高い光学性能が容易に得られるプロジェクター用に好適なズームレンズの提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、
拡大側から縮小側へ順に、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、負の屈折力を有する第4レンズ群、正の屈折力を有する第5レンズ群、正の屈折力を有する第6レンズ群を有し、ズーミングの為には、該第1、第6レンズ群は不動であり、ズーミングの際に該第2〜第5レンズ群が移動し、フォーカスに際し、該第1レンズ群が移動するズームレンズであって、該第1レンズ群は、最も拡大側に正レンズを有するとともに1以上の負レンズを有し、このうち1つの負レンズの材料のアッベ数と部分分散比を各々νdn、θgFnとするとき、
νdn < 35
0.008<θgFn−(0.644−0.00168・νdn)<0.040
なる条件を満足することを特徴としている。
本発明によれば、ズーミングに伴う諸収差を良好に補正し、画面全体にわたり良好なる光学性能を有した、ズームレンズが得られる。
以下、図面を用いて本発明のズームレンズ及びそれを有する画像投射装置、撮像装置の実施例について説明する。
図1は本発明の実施例1のズームレンズを用いた画像投射装置(液晶ビデオプロジェクタ)の要部概略図である。図2(a)、(b)は本発明の実施例1に対応する後述する数値実施例1の数値をmm単位で表わした時の物体距離(第1レンズ群からの距離)2mのときの広角端(短焦点距離端)と望遠端(長焦点距離端)のズーム位置における収差図である。
図3は本発明の実施例2のズームレンズを用いた画像投射装置の要部概略図である。図4(a)、(b)は本発明の実施例2に対応する後述する数値実施例2の数値をmm単位で表わした時の物体距離2mのときの広角端と望遠端のズーム位置における収差図である。
図5は本発明の実施例3のズームレンズを用いた画像投射装置の要部概略図である。図6(a)、(b)は本発明の実施例3に対応する後述する数値実施例3の数値をmm単位で表わした時の物体距離2mのときの広角端と望遠端のズーム位置における収差図である。
図7は本発明の実施例4のズームレンズを用いた画像投射装置の要部概略図である。図8(a)、(b)は本発明の実施例4に対応する後述する数値実施例4の数値をmm単位で表わした時の物体距離2mのときの広角端と望遠端のズーム位置における収差図である。
図1、図3、図5、図7の実施例1〜4における画像投射装置では液晶パネルLCD等に表示される原画(被投影画像)をズームレンズ(投影レンズ、投写レンズ)PLを用いて投射面(スクリーン)面S0上に拡大投影している状態を示している。
S0はスクリーン面(投射面)、LCDは液晶パネル(液晶表示素子)等の原画像(被投影画像)である。スクリーン面S0と原画像LCDとは共役関係にあり、一般にはスクリーン面S0は距離の長い方の共役点で拡大側(前方側)に、原画像LCDは距離の短い方の共役点で縮小側(後方側)に相当している。
尚、ズームレンズを撮影系として用いるときは、スクリーン面S側が物体側、原画像LCD側が像側となる。
GBは色合成プリズムや偏光フィルター、そしてカラーフィルター等に対応して光学設計上設けられたガラスブロック(プリズム)である。
ズームレンズPLは接続部材(不図示)を介して液晶ビデオプロジェクタ本体(不図示)に装着されている。ガラスブロックGB以降の液晶表示素子LCD側はプロジェクター本体に含まれている。
図2、図4、図6、図8の収差図において、球面収差は波長550nm、620nm、450nmでの収差を示している。又収差図においてSはサジタル像面であり、Mはメリジオナル像面であり、波長550nmでの収差である。又、歪曲収差は波長550nmでの収差を示す。ωは半画角、FはFナンバーである。
図1、図3、図5、図7の各実施例においてはそれぞれ以下のようなレンズ構成となっている。
L1は負の屈折力(パワー=焦点距離の逆数)の第1レンズ群、L2は正の屈折力の第2レンズ群、L3は正の屈折力の第3レンズ群、L4は負の屈折力の第4レンズ群、L5は正の屈折力の第5レンズ群、L6は正の屈折力の第6レンズ群である。STは絞りであり第3レンズ群L3と第4レンズ群L4との間に設けている。
広角端から望遠端のズーム位置へのズーミングに際して第2レンズ群L2、第3レンズ群L3、第4レンズ群L4、そして第5レンズ群L5を移動させている。具体的には図中の矢印のように第2レンズ群L2、第3レンズ群L3、第4レンズ群L4、そして第5レンズ群L5をスクリーンS0へ各々独立に単調移動させている。
ズーミングのためには、第1レンズ群L1、第6レンズ群L6は不動である。従って、ズーミングに際して第1〜第6レンズ群までの全長は一定である。第1レンズ群L1を光軸上に移動させてフォーカスを行っている。尚、フォーカスは表示パネルLCDを移動させて行っても良い。
以上の各実施例では、各レンズ面に多層コートが施されており、これによって、スクリーン面S0上での照度の低下を防止している。
各実施例では、拡大側に負の屈折力のレンズ群、縮小側に正の屈折力のレンズ群を配置したレトロフォーカスタイプ(ネガティブリード型)を構成することによって長いバックフォーカスを確保している。反面、レトロフォーカスタイプをとることにより高ズーム比化および諸収差の補正が困難となることに対しては、ズーミングに際して可動成分(レンズ群)を4成分とすることによって対処している。
また、第1、第6レンズ群L1、L6はともにズーミングの際は像面(縮小共役面)に対して固定(不動)としズーム全長を不変とすることで投射光学系としての堅牢性を確保している。
実施例1〜4では次の条件を満足している。
尚、以下の条件は全て満足する必要は必ずしもなく、少なくとも1つを満足すればよい。
第1レンズ群L1は、最も拡大側に正レンズを有するとともに1以上の負レンズを有している。1以上の負レンズのうち1つの負レンズの材料のアッベ数と部分分散比を各々νdn、θgFnとする。このとき、
νdn < 35 ・・・(1)
0.008<θgFn−(0.644−0.00168・νdn)
<0.040 ・・・(2)
なる条件を満足している。
ここでアッベ数νdと部分分散比θgFnは次のとおりである。
ndをd線(587.56nm)に対する屈折率とする。
ngをg線(435.84nm)に対する屈折率とする。
nFをF線(486.13nm)に対する屈折率とする。
nCをC線(656.28nm)に対する屈折率とする。
このとき、
νdn=(nd−1)/(nF−nC)
θgFn=(ng−nF)/(nF−nC)
である。
第1レンズ群L1内の最も拡大側に正レンズを配置することにより、ネガティブリード型の特徴でもある負の歪曲収差の発生を抑えている。特に、最も拡大側に正レンズを配置することにより光線密度が低くなるので効率的に歪曲収差を補正することができる。
条件式(1)は、第1レンズ群L1の負レンズのうち1つの負レンズの材料に高分散(すなわちアッベ数の小さい)材料を使用することを規定しており、主に色収差の補正を良好に行う為のものである。また一般に高分散材料は屈折率が高くない傾向があるので、レンズ径およびレンズ全長を抑えることができる。条件式(1)の上限を超える領域においては、軸上および倍率色収差の補正の効果が低下してしまう。
条件式(2)は、負レンズの材料の異常部分分散性を規定しており、特に軸上色収差及び倍率色収差を効果的に補正する為のものである。条件式(2)の上限、および下限を超える領域においては軸上および倍率色収差の補正が低下してしまう。
条件式(1)の数値範囲に関してさらに好ましくは、
νdn < 28 ・・・(1a)
とするのがよい。
また条件式(2)の数値範囲に関してさらに好ましくは
0.013<θgFn−(0.644−0.00168・νdn)<0.038
・・・(2a)
を満たすことが望ましい。
本実施例のズームレンズは、上述のような構成を持つことによって、前述の課題を解決することができている。その上で、以下の(ア)〜(カ)の特徴(実施例の特徴)のうち1つ以上を満足すると更に好ましい効果を得ることができる。以下に詳細に説明する。
(ア)広角端における全系の焦点距離をfw、第1レンズ群L1内の負レンズのうち材料のアッベ数が最も小さい負レンズの焦点距離をf1nとする。このとき
−4.3 < f1n/fw < −1.4 ・・・(3)
なる条件を満足している。
条件式(3)は、第1レンズ群L1内の負レンズのうち材料のアッベ数が最も小さい負レンズのパワーの条件式を表している。上限を超えれば負レンズのパワーが強くなり過ぎてしまい収差補正が困難になってしまう。逆に下限を超えれば負レンズのパワーが弱くなりすぎてしまうのでレンズ径が大きくなる傾向となるので好ましくない。
条件式(3)の数値範囲に関してさらに好ましくは
−4.0 < f1n/fw < −1.8 ・・・(3a)
を満たすことが望ましい。
さらに、該負レンズとして、材料のアッベ数が最も小さい負レンズとしている。これは、一般にアッベ数の小さい材料は屈折率が高い傾向があるので色収差の補正の観点とあわせて効率の良い負レンズの使い方ができるためである。
(イ)広角端における全系の焦点距離をfw、無限遠物体にフォーカスしているときの空気換算でのバックフォーカスをbfとする。このとき、
0.35<fw/bf<0.65 ・・・(4)
なる条件を満足している。
条件式(4)は、長いバックフォーカスを得るための条件である。条件式(4)の上限を超えると、バックフォーカスが短くなってしまいプリズム等の挿入に必要な長さのバックフォーカスを得ることが困難になってくる。逆に下限を超えると、バックフォーカスが長くなり過ぎてしまいそれと同時にレンズ全長も長大化する傾向となりメカ構造上好ましくない。
条件式(4)の数値範囲に関してさらに好ましくは
0.48 < fw / bf < 0.58 ・・・(4a)
を満たすことが望ましい。
(ウ)第1レンズ群L1は、最も縮小側に、縮小側の面が凸でメニスカス形状の正レンズを有し、該正レンズの拡大側と、縮小側の面の曲率半径を各々r1a、r2aとする。このとき
0.08 < (r1a−r2a)/(r1a+r2a) < 0.70
・・・(5)
なる条件を満足している。
条件式(5)は、最も縮小側のメニスカス形状の正レンズのレンズ形状に関する条件であり、おもに歪曲収差の発生を抑えつつ非点収差を補正するためのものである。条件式(5)の上限を超えると、非点収差の補正が過剰となってしまい他の諸収差とのバランスがとれなくなってしまう。下限を超えると、非点収差の補正が不足してしまう。
条件式(5)の数値範囲に関して、さらに好ましくは
0.12<(r1a−r2a)/(r1a+r2a)<0.50 ・・・(5a)
を満たすことが好ましい。
(エ)第1レンズ群L1の焦点距離をf1、広角端と望遠端における全系の焦点距離をそれぞれfw、ftとする。このとき
−1.0 < f1/(fw+ft1/2 < −0.65 ・・・(6)
なる条件を満足している。
条件式(6)は、主に歪曲収差を抑えつつ広画角化を図るための第1レンズ群のパワーの適切な条件を表している。上限を超えると第1レンズ群L1のパワーが強くなりすぎるので特に軸外光線における収差補正が困難になる。逆に、下限を超えると第1レンズ群L1のパワーが弱くなりすぎるのでレンズ系が大きくなる傾向となり好ましくなく、さらには第1レンズ群L1全体の重量も大きくなってしまいフォーカシングに対するメカ構造が複雑となり好ましくない。
条件式(6)の数値範囲に関して、さらに好ましくは
−0.95 < f1/(fw+ft1/2 < −0.70 ・・・(6a)
を満たすことが望ましい。
第1レンズ群L1は両レンズ面が球面形状から成るレンズを6以上有している。
一般に歪曲収差を補正するには非球面を用いるのが有効である。しかしレトロフォーカスタイプのズームレンズにおいては第1レンズ群L1の有効径が他のレンズ群に比して大きくなる。このため、第1レンズ群L1に非球面を使用するとその有効径も大きくなり非球面形状の精度も落ちる傾向となる。また製造的にも困難になってくる。そこで各実施例では、第1レンズ群L1に非球面を使用しない球面レンズのみを使用し、歪曲収差を補正しつつも他の諸収差を補正する構成としている。第1レンズ群L1内で正レンズおよび負レンズをそれぞれ複数使用することにより、1枚のレンズのパワーを緩め敏感度を低くする効果も出している。
(オ)第4レンズ群L4は、非球面形状の面を有する負レンズを1枚以上有しそのうち1つの、負レンズの材料の屈折率をNd4nとする。このとき、
1.60 < Nd4n ・・・(7)
なる条件を満足している。
条件式(7)は負レンズに強い負の屈折力を与えており、ズーミングに伴うピント面移動の補正およびペッツバール和を小さくする役割を担っている。さらには非球面の効果により球面収差を効率良く補正している。条件式(7)の下限を超えると、ペッツバール和を効率良く小さくすることが出来なくなりレンズ枚数を増やす必要が生じさらにズーミングによる移動量も大きくなってしまいレンズ系全体の小型化が困難となる。
条件式(7)の数値範囲に関して、さらに好ましくは
1.65 < Nd4n ・・・(7a)
を満たすことが望ましい。
(カ)各実施例のズームレンズを、原画を形成する表示ユニットによって形成された原画を被投射面上に投射する画像投射装置に用いるときは、特に次の条件を満足するのが良い。
ズームレンズと像面との間にプリズムを有するときは、プリズムの材料のアッベ数をνdpr、部分分散比をθgFprとする。このとき、
νdpr < 40 ・・・(8)
0.002<θgFpr−(0.644−0.00168・νdpr)
<0.040 ・・・(9)
なる条件を満足することである。
ここでアッベ数νdprと部分分散比θgFprは次のとおりである。
νdpr=(nd−1)/(nF−nC)
θgFpr=(ng−nF)/(nF−nC)
条件式(8)は、プリズムとして使用される材料のアッベ数を規定している。ズームレンズの光学性能はレンズ系だけでなくそれとともに用いるプリズムの材質及び光学長に拠るところも大きい。そのためバックフォーカス部のプリズム長が長い液晶プロジェクタ用の投射光学系に対して、そのプリズムの材料のアッベ数を(8)式を満足するように選択するのが良い。又条件式(8)を満足するような異なる材料より成るプリズムを組み合わせても良い。条件式(8)を満足すれば、主に色収差、球面収差、コマ収差等の補正における効果が大きい。条件式(9)は、プリズムの材料の異常部分分散性を規定しており、軸上色収差及び倍率色収差を効果的に補正する為のものである。条件式(9)の上限、および下限を超える領域においては軸上および倍率色収差補正の効果が低下してくる。
条件式(8)に関して、さらに好ましくは
νdpr < 35 ・・・(8a)
を満たすことが望ましい。また一般的に使用されている商品名S−BSL7((株)OHARA社製)等のアッベ数が大きな硝子を使用しても良い。
条件式(8)に関して、さらに好ましくは
0.010 <θgFn−(0.644−0.00168・νdn)
< 0.030・・・(9a)
を満たすことが望ましい。
次に各実施例の特徴について説明する。
第1レンズ群L1は、拡大側から縮小側へ順に、拡大側の面が凸形状の正レンズG11、拡大側の面が凸でメニスカス形状の負レンズG12、両レンズ面が凹形状又は拡大側の面が凸でメニスカス形状の負レンズG13を有している。更に、拡大側の面が凸でメニスカス形状の負レンズG14、縮小側の面が凸でメニスカス形状の負レンズG15、縮小側の面が凸でメニスカス形状の正レンズG16より成っている。正レンズG11は主に歪曲収差を補正している。また、最も縮小側の正レンズG16において縮小側の面を曲率の大きな凸形状とすることにより歪曲収差を抑えつつ正レンズG11から負レンズG15に至る各レンズで発生する非点収差を補正している。さらに第1レンズ群L1のレンズに高分散ガラスおよび低分散ガラスを併せて使用することにより倍率色収差の発生を極力抑えている。
第2レンズ群L2は両レンズ面が凸形状又は拡大側の面が凸形状の正レンズG21の1枚構成としており、主に第1レンズ群L1で発生した諸収差を補正している。この正レンズG21には屈折率の高い材料が用いられ、ペッツバール和の補正およびズーミング時の球面収差等の諸収差の変動を小さくしている。一般に中間像高での像面湾曲および非点収差が大きいと解像感が劣化するためペッツバール和は小さく補正されていることが重要である。さらに色収差補正の観点から、第1レンズ群L1で発生した倍率色収差を効率良く補正するため、第2レンズ群L2に用いるレンズには、高屈折率で低分散特性を有する材料を選択している。
第3レンズ群L3は、両レンズ面が凸形状の正レンズG31で構成しており、主たる変倍作用の役割を担っている。正レンズG31にはズーミングによる倍率色収差の変動を抑えるために低分散特性を有する材料を選択している。
第4レンズ群L4は、両レンズ面が凹形状の負レンズG41と両レンズ面が凸形状の正レンズG42で構成している。負レンズG41に強い負の屈折力を与えており、変倍に伴うピント面の移動を補正する役割を担っている。この強い負の屈折力の負レンズG41を配置することにより効率良くペッツバール和も小さくしている。また、正レンズG42は、負レンズG41で発生する球面収差や軸上色収差を補正する役割を担っている。なお、絞りSTは第4レンズ群L4の拡大側に存在し、ズーミング時の軸外収差の変動を抑えている。尚絞りSTは、第4レンズ群L4以外のレンズ群に設定しても良い。さらに絞りSTは、ズーミングの際、レンズ群と共に動かせることなく独立に動かす構成としても良い。
尚、実施例3における負レンズG41には非球面を使用して球面収差を効果的に補正している。又負レンズG41の屈折力を強くすることにおいても球面収差を効果的に補正している。
第5レンズ群L5は、拡大側から縮小側へ順に、両レンズ面が凹形状の負レンズG51と両レンズ面が凸形状の正レンズG52との接合レンズ、両レンズ面が凸形状の正レンズG53で構成している。最も拡大側に負の屈折力の負レンズG51を配することによりペッツバール和を効率良く小さくしている。また、正レンズG52および正レンズG53には色収差を小さく抑えるため低分散ガラスを使用している。
第6レンズ群L6は、両レンズ面が凸形状の正レンズG61より構成している。正レンズG61は色収差を抑えるために低分散ガラスを用いつつパワーを強くして、テレセントリック性を良くしている。
本実施例1、2および4では非球面を有するレンズ(非球面レンズ)を用いていないが、各収差補正、全長短縮等の目的から非球面レンズを用いても良い。非球面レンズはプラスチック材やガラス材より構成しても良い。この他、光学面に薄い樹脂層を形成させて非球面形状とした所以ハイブリッドタイプ非球面を用いる構成としても良い。
実施例1〜4によれば、Fナンバーおよびズーミング時のFナンバーの変動が小さく、100インチの投射画面を約3.0mと短い距離で投射可能である。又ズーム倍率が約1.5倍という高ズーム比化が可能な投射型のズームレンズを実現している。
以上のように各実施例によれば、レンズ系全体の小型化を図りつつ、ズーミングに伴う諸収差を良好に補正し、画面全体にわたり良好なる光学性能を有した液晶プロジェクタ用に好適なズームレンズを達成することができる。
この他、長いバックフォーカスを有しながらも諸収差を良好に補正し、テレセントリック性を有した大口径・広画角・高ズーム比であるズームレンズを実現することができる。
又、画像情報を銀塩フィルム、CCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)上に形成するビデオカメラ、フィルムカメラ、デジタルカメラ等の撮像装置に好適なズームレンズを達成することができる。
図9は本発明の画像投射装置の実施形態の要部概略図である。
同図は前述したズームレンズを3板式のカラー液晶プロジェクターに適用している。図9では複数の液晶表示素子に基づく複数の色光の画像情報を色合成手段102を介して合成している。そしてズームレンズ103でスクリーン面104上に拡大投射する画像投射装置を示している。
図9においてカラー液晶プロジェクター101はR、G、Bの3枚の液晶パネル105R、105G、105BからのRGBの各色光を色合成手段としてプリズム102で1つの光路に合成している。そして前述したズームレンズより成る投射レンズ103を用いてスクリーン104に投影している。
図10は本発明の撮像装置の実施例の要部概略図である。本実施形態ではビデオカメラ、フィルムカメラ、デジタルカメラ等の撮像装置106に撮影レンズとして前述したズームレンズを用いたレンズを示している。
図10において被写体109の像を撮影レンズ108で感光体107に結像し、画像情報を得ている。
以下に実施例1〜4のズームレンズに各々対応する数値実施例1〜4を示す。各数値実施例においてiは拡大側(前方側)からの光学面の順序を示し、Riは第i番目の光学面(第i面)の曲率半径、diは第i面と第i+1面との間の間隔、Niとνiはそれぞれd線を基準とした第i番目の光学部材の材質の屈折率、アッベ数を示す。fは焦点距離、FnoはFナンバーである。
また数値実施例1〜4の最も縮小側の3つの面はガラスブロックGBを構成する面であり、平面より成っている。
またkを円錐定数、A、B、C、Dを非球面係数、光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にしてxとするとき、非球面形状は、
x=(h/r)/[1+[1−(1+k)(h/R)1/2
+Ah+Bh+Ch+Dh10
で表示される。但しrは近軸曲率半径である。
なお、例えば「E−Z」の表示は「10−Z」を意味する。
数値実施例1〜4における諸数値と、各条件式との値を表1〜5に示す。
S−T1H53、N−SF6はいずれも商品名であり、(株)OHARA社製と、SCHOTT社製のものである。
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実施形態1のズームレンズを用いた画像投射装置の要部概略図 数値実施例1のズームレンズの収差図 実施形態2のズームレンズを用いた画像投射装置の要部概略図 数値実施例2のズームレンズの収差図 実施形態3のズームレンズを用いた画像投射装置の要部概略図 数値実施例3のズームレンズの収差図 実施形態4のズームレンズを用いた画像投射装置の要部概略図 数値実施例4のズームレンズの収差図 カラー液晶プロジェクターの要部概略図 撮像装置の要部概略図
符号の説明
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
L5 第5レンズ群
L6 第6レンズ群
ST 開口絞り
LCD 液晶表示装置(像面)
GB 硝子ブロック(色合成プリズム)
S Sagittal像面の倒れ
M Meridional像面の倒れ
101 液晶プロジェクター
102 色合成手段
103 投射レンズ
104 スクリーン
105B、105G、105R 液晶パネル
106 撮像装置
107 撮像手段
108 撮影レンズ
109 被写体

Claims (9)

  1. 拡大側から縮小側へ順に、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、負の屈折力を有する第4レンズ群、正の屈折力を有する第5レンズ群、正の屈折力を有する第6レンズ群を有し、ズーミングの為には、該第1、第6レンズ群は不動であり、ズーミングの際に該第2〜第5レンズ群が移動し、フォーカスに際し、該第1レンズ群が移動するズームレンズであって、該第1レンズ群は、最も拡大側に正レンズを有するとともに1以上の負レンズを有し、このうち1つの負レンズの材料のアッベ数と部分分散比を各々νdn、θgFnとするとき、
    νdn < 35
    0.008<θgFn−(0.644−0.00168・νdn)<0.040
    なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 広角端における全系の焦点距離をfw、前記第1レンズ群内の負レンズのうち、材料のアッベ数が最も小さい負レンズの焦点距離をf1nとするとき
    −4.3 < f1n/fw < −1.4
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1のズームレンズ。
  3. 広角端における全系の焦点距離をfw、無限遠物体にフォーカスしているときの空気換算でのバックフォーカスをbfとするとき、
    0.35 < fw / bf < 0.65
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1又は2のズームレンズ。
  4. 前記第1レンズ群は、最も縮小側に、縮小側の面が凸でメニスカス形状の正レンズを有し、該正レンズの拡大側と、縮小側の面の曲率半径を各々r1a、r2aとするとき、
    0.08 < (r1a−r2a)/(r1a+r2a) < 0.70
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1、2又は3のズームレンズ。
  5. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1、広角端と望遠端における全系の焦点距離をそれぞれfw、ftとするとき、
    −1.0 < f1/(fw+ft1/2 < −0.65
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項のズームレンズ。
  6. 前記第1レンズ群は、両レンズ面が球面形状から成るレンズを6以上有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項のズームレンズ。
  7. 前記第4レンズ群は、非球面形状の面を有する負レンズを1枚以上有し、そのうち1つの負レンズの材料の屈折率をNd4nとするとき、
    1.60 < Nd4n
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項のズームレンズ。
  8. 請求項1から7のいずれか1項のズームレンズと、原画を形成する表示ユニットとを有し、前記表示ユニットによって形成された原画を前記ズームレンズによって投射面上に投射することを特徴とする画像投射装置。
  9. 前記ズームレンズと像面との間にプリズムを有し、該プリズムの材料のアッベ数をνdpr、部分分散比をθgFprとするとき
    νdpr < 40
    0.002<θgFpr−(0.644−0.00168・νdpr)<0.040
    なる条件を満足することを特徴とする請求項8の画像投射装置。
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