JP2005265958A - 磁性トナー - Google Patents
磁性トナー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005265958A JP2005265958A JP2004074637A JP2004074637A JP2005265958A JP 2005265958 A JP2005265958 A JP 2005265958A JP 2004074637 A JP2004074637 A JP 2004074637A JP 2004074637 A JP2004074637 A JP 2004074637A JP 2005265958 A JP2005265958 A JP 2005265958A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- mass
- parts
- resin
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】少なくとも結着樹脂及び磁性体を含有する磁性トナーにおいて、(i)該結着樹脂がビニル樹脂ユニットを含有しており、(ii)該トナーの重量平均粒子径が5.0〜9.0μmであり、(iii)該トナーの真比重が1.1〜1.6g/cm3であり、(iv)該トナーの磁場796kA/mにおける飽和磁化が20〜35Am2/kgであり、(v)該トナーの100kHz、40℃における誘電率が15〜40(pF/m)であり、(vi)該トナーの40℃における誘電正接(tanδ)の周波数依存性が、0.7≦(tanδ100K−tanδ2K)/tanδ2K≦1.7を満足する。
【選択図】なし
Description
分離後の紙が定着器に突入するときに画像乱れが起こると非常に重大であり、大きな画像欠陥として現れる可能性がある。
(1)少なくとも結着樹脂及び磁性体を含有する磁性トナーにおいて、
(i)該結着樹脂が、a)カルボキシル基を有するビニル樹脂とエポキシ基を有するビニル樹脂、b)カルボキシル基とエポキシ基とを有するビニル樹脂、及びc)カルボキシル基とエポキシ基が反応したビニル樹脂からなるグループより選択される1種以上のビニル樹脂を含有しており、
(ii)該トナーの重量平均粒子径が5.0〜9.0μmであり、
(iii)該トナーの真比重が1.1〜1.6g/cm3であり、
(iv)該トナーの磁場796kA/mにおける飽和磁化が20〜35Am2/kgであ
り、
(v)該トナーの100kHz、40℃における誘電率が15〜40(pF/m)であり、
(vi)該トナーの40℃における誘電正接(tanδ)の周波数依存性が、下記式(1)を満足することを特徴とする磁性トナー。
(3)前記磁性体の平均粒径が0.08〜0.30μmであることを特徴とする(1)又は(2)に記載の磁性トナー。
(4)前記トナーは、トナー中のクロロホルム可溶分の酸価が1.0〜20mg/KOHgで、かつ
クロロホルム可溶分のエポキシ量が2.0〜0.1mmol/gであることを特徴とする(1)〜(3)の何れかに記載の磁性トナー。
電率が15〜40(pF/m)であり、該トナーの40℃における誘電正接(tanδ)の周波数依存性が、下記式(1)を満足することを特徴とする磁性トナーである。
薄い転写紙の画像や両面出力における二面目の画像は、分離除電印加の影響を大きく受ける。本発明において規定する誘電正接の周波数による変化率は、この分離除電印加の影響をできるだけ抑制することができる磁性トナー特有の誘電特性を表す。転写材の分離のために印加されるバイアスに転写紙上のトナー帯電特性が変化する割合を定量的に示すことができる。
そこで、本発明では、上述した式で規定する値を満足しているとよい。
96kA/mにおける飽和磁化量は20〜35Am2/kgである。真比重が1.7g/
cm3より大きい、又は飽和磁化量が35Am2/kgより大きい場合、つまり磁性体が比較的多量に含有されている場合は、磁気凝集性により必要過多のトナーが現像されやすくなり、定着時の画像劣化や消費量の増大などの問題が起こり、低温定着性の悪化が起こる。一方、真比重が1.3g/cm3より小さい、又は飽和磁化量が20Am2/kgより小
さい場合、つまり磁性体の量が少ない場合には、トナー担持体上での穂形成能が低下しすぎ、画質の劣化が生じやすい。また誘電正接の周波数依存性が大きくなりすぎ、環境による帯電特性の変化が大きくなる。
、かつクロロホルム可溶分のエポキシ量が2.0〜0.1mmol/gであることが好ましい。
場合は、磁性体の分散が不十分となり、カブリが顕著になる。またクロロホルム可溶分のエポキシ量が0.1mmol/g未満である場合、本発明に係わる誘電特性、特に誘電率は低くな
り、低湿環境下などで安定した画像特性を有することが難しくなるからである。一方、クロロホルム可溶分の酸価が20mg/KOHgを超える場合は、誘電正接の周波数特性の変化率が高く、分離除電印加にトナーの電荷保持性が低下し、定着時の飛び散りが目立つ。クロロホルム可溶分のエポキシ量が2.0mmol/gを超える場合は、誘電率が高くなり放置による
帯電量の低下も起こりやすくなるからである。
あると、トナー中での磁性体の分散性が良好となり、電荷保持能が良好であり、除電印加による帯電特性の変動を抑制しやすくなる。誘電正接(tanδ)が2.0×10-3未満
の場合は電荷緩和過剰傾向がみら、画像濃度低下が生じやすい。また誘電正接(tanδ)が2.0×10-2を超える場合は、個々のトナー表面電荷のばらつきが生じるためか、
ライン画像のエッジ効果が強くトナー消費量を増大させる弊害がある。
そして、結着樹脂製造の際の溶融条件、及びトナー製造の際の結着樹脂と磁性体等との原料混合条件や熱溶融混練条件等を考慮することにより、磁性トナーの誘電特性等を所望の範囲に制御することができる。所望の誘電特性等を示すよう制御する方法としては、例えば、トナー製造の際における、原材料混合工程において、本発明に係わる結着樹脂の粒径を100〜400μmに細かくするとともに、磁性体の分散性を考慮しつつ混合槽における原料投入順序を決定する、あるいは、結着樹脂製造の際やトナー製造の際における熱溶融時の温度を150℃以上に調整し結着樹脂中のエポキシ基とカルボキル基を反応させるもしくは反応近接状態に置く等の方法が挙げられる。尚、これらの方法を組み合わせる
ことにより、より容易に本発明に係わる所望の誘電特性を示す磁性トナーを得ることができる。
000,000が好ましい。
くいという問題点がある。その点、溶液重合法では、溶媒によるラジカルの連鎖移動の差を利用して、また、開始剤量や反応温度を調整することで低分子量重合体を温和な条件で容易に得ることができるため、カルボキシル基を有するビニル樹脂中の低分子量成分樹脂を得るにはこちらの重合法の方が好ましい。
ニル樹脂が40質量%以上含まれていることが好ましい。
O4)、酸化鉄ガドリニウム(Gd3Fe5O12)、酸化鉄銅(CuFe2O4)、酸化鉄鉛
(PbFe12O19)、酸化鉄ニッケル(NiFe2O4)、酸化鉄ネオジム(NdFe2O3)、酸化鉄バリウム(BaFe12O19)、酸化鉄マグネシウム(MgFe2O4)、酸化鉄マンガン(MnFe2O4)、酸化鉄ランタン(LaFeO3)、鉄粉(Fe)、コバルト
粉(Co)、ニッケル粉(Ni)等が挙げられる。本発明では磁性材料として、少なくとも磁性鉄を含有し、他に必要に応じて上述した磁性材料を一種又は二種以上任意に選択して使用することが可能である。
くは50〜100Am2/kg)、残留磁化が2〜20Am2/kgのものが好ましい。磁性材料の磁気特性は、25℃、外部磁場769kA/mの条件下において振動型磁力計、例えばVSM P−1−10(東英工業社製)を用いて測定することができる。
ト等のジオルガノスズボレート;等が挙げられる。本発明ではこれらの一種又は二種以上組み合わせて用いることができる。トナーを正帯電性に制御するものとしては、これらの中でもニグロシン系化合物、四級アンモニウム塩等の電荷制御剤が特に好ましく用いられる。
ることが好ましく、50m2/g以上であることがより好ましい。流動性向上剤は、流動
性向上剤の種類によって異なるが、例えばトナー粒子100質量部に対して0.01〜8質量部を配合することが好ましく、0.1〜4質量部を配合することがより好ましい。
えば以下のような商品名で市販されているもの、すなわちAEROSIL(日本アエロジル社)130、200、300、380、TT600、MOX170、MOX80、COK84;Ca−O−SiL(CABOT Co.社)M−5、MS−7、MS−75、HS−5、EH−5;Wacker HDK N 20(WACKER−CHEMIE GMBH社)V15、N20E、T30、T40;D−C Fine SiliCa(ダウ
コーニングCO.社);Franso1(Fransil社)等が挙げられる。
る。
粒度分布については、種々の方法によって測定できるが、本発明においてはコールターカウンターのマルチサイザーを用いて行なった。
測定装置としてはコールターカウンターのマルチサイザーII型(コールター社製)を用い、個数分布,体積分布を出力するインターフェイス(日科機製)及び解析用コンピューターを接続し、電解液は特級または1級塩化ナトリウムを用いて1%NaCl水溶液を調整ずる。測定法としては前記電解水溶液l00〜150ml中に分散剤として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩)を0.1〜5ml加え、さらに測定試科を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行ない、前記コールターカウンターのマルチサイザーII型により、アパーチャ一としてトナー粒径を測定するときは、100μmアパーチャーを用いて測定する。トナーの体積,個数を測定して、体積分布と、個数分布とを算出した。それから体積分布から求めた重量基準の重量平均粒子径を求める。
トナーの真比重は、島津製作所(株)製、乾式自動密度計アキュピック1330を用いて測定する。
磁性トナーの飽和磁化の強さは、振動型磁力計VSMP−1−10(東英工業社製)を用いて、25℃の室温にて外部磁場796kA/mで測定する。
磁性体の平均粒径は、例えばレーザー回折式粒度分布計(堀場製作所株式会社製を用いて測定する。
4284AプレシジョンLCRメーター(ヒューレット・パッカード社製)を用いて、1kHz及び1MHzの周波数を校正後、周波数2000Hzおよび100kHzにおける複素誘電率の測定を行なうことにより得る。
間かけて成形し、直径25mm、厚さ2mm以下(好ましくは0.5mm〜1.5mm)の円盤状の測定試料にする。この測定試料を直径25mmの誘電率測定治具(電極)を装着したARES(レオメトリック・サイエンティフィック・エフ・イー社製)に装着し、温度80℃まで加熱し、溶融固定する。その後、温度20℃まで冷却し、0.49〜1.96N(50〜200g)の荷重をかけた状態で、周波数2000Hz、100KHz一とし、温度40℃の温度範囲において、測定することより得られる。
試料は予めトナーのクロロホルム不溶成分を除去して使用するか、上記のクロロホルム不溶分の測定で得られるソックスレー抽出器によるクロロホルム溶媒によって抽出された可溶成分を試料として使用する。試料の粉砕品0.5(g):Wを精秤する。
ビーカーに試料を入れ、0.2NのHCl/ジオキサン溶液 20mlとクロロホルム
20(ml)を加え溶解する。
ば、京都電子株式会社製の電位差滴定装置ATー400(win workstation)とABP−410電動ビュレットを用いての自動滴定が利用できる。)
この時のKOH溶液の使用量をS(ml)とし、同時にブランクを測定し、この時のKOH溶液の使用量をB(ml)とする。
次式(2)によりエポキシ量を計算する。fはKOHのファクターである。
基本操作はJIS K−0070に準ずる。
1)試料は予めトナー及び結着樹脂のクロロホルム不溶成分を除去して使用するか、上記のクロロホルム不溶分の測定で得られるソックスレー抽出器によるクロロホルム溶媒によって抽出された可溶成分を試料として使用する。試料の粉砕品0.5〜2.0(g)を精秤し、可溶成分の重さをW(g)とする。
2)300(ml)のビーカーに試料を入れ、トルエン/エタノール(4/1)の混合液150(ml)を加え溶解する。
3)0.1mol/lのKOHのエタノール溶液を用いて、電位差滴定装置を用いて滴定する。(例えば、京都電子株式会社製の電位差滴定装置ATー400(win workstation)とABP−410電動ビュレットを用いての自動滴定が利用できる。)4)この時のKOH溶液の使用量をS(ml)とし、同時にブランクを測定し、この時のKOH溶液の使用量をB(ml)とする。
5)次式(3)により酸価を計算する。fはKOHのファクターである。
・スチレン 75 質量部
・アクリル酸n−ブチル 18 質量部
・アクリル酸 7 質量部
・2,2−ビス(4,4−ジ−tert−ブチルパーオキシシクロへキシル)プロパン
1 質量部
製造例H−1において、
・スチレン 75 質量部
・アクリル酸n−ブチル 18 質量部
・メタクリル酸 4 質量部
・メタクリル酸グリシジル 3 質量部
・2,2−ビス(4,4−ジ−tert−ブチルパーオキシシクロへキシル)プロパン
0.8質量部
に変えた以外は製造例H−1と同様にして樹脂H−2を得た。
製造例H−1において、
・スチレン 77 質量部
・アクリル酸n−ブチル 15 質量部
・ジビニルベンゼン 8 質量部
・2,2−ビス(4,4−ジ−tert−ブチルパーオキシシクロへキシル)プロパン
3 質量部
に変えた以外は製造例H−1と同様にして樹脂H−3を得た。
・高分子量成分樹脂H−1 35 質量部
・スチレン 50 質量部
・アクリル酸n−ブチル 9 質量部
・アクリル酸 6 質量部
・ジ−tert−ブチルパーオキサイド 1.4質量部
・高分子量成分樹脂H−1 35 質量部
・スチレン 55 質量部
・アクリル酸n−ブチル 12 質量部
・メタクリル酸 3 質量部
・ジ−tert−ブチルパーオキサイド 1.2質量部
・高分子量成分樹脂H−2 30 質量部
・スチレン 55 質量部
・アクリル酸n−ブチル 13.5質量部
・メタクリル酸 1.5質量部
・ジ−tert−ブチルパーオキサイド 1.0質量部
・高分子量成分樹脂H−3 30 質量部
・スチレン 55 質量部
・アクリル酸n−ブチル 15 質量部
・ジ−tert−ブチルパーオキサイド 1.8質量部
・スチレン 77 質量部
・アクリル酸n−ブチル 20 質量部
・メタクリル酸グリシジル 3 質量部
・ジ−tert−ブチルパーオキサイド 4 質量部
・スチレン 78 質量部
・アクリル酸n−ブチル 16 質量部
・メタクリル酸グリシジル 6 質量部
・ジ−tert−ブチルパーオキサイド 3 質量部
・スチレン 70 質量部
・アクリル酸n−ブチル 8 質量部
・マレイン酸モノブチル 15 質量部
・メタクリル酸グリシジル 7 質量部
・ジ−tert−ブチルパーオキサイド 3 質量部
撹拌装置、温度計、窒素導入口、冷却管付セパラブルフラスコにビスフェノールA型液状エポキシ樹脂(エポミックR−140P)100g、ビスフェノールA47g、p−クミルフェノール30g、キシレン約20gを加えた。
窒素雰囲気下で70℃まで昇温した後、塩化リチウム0.03g/H2Oを加え170
℃で6時間反応した。その後ε−カプロラクトン9.0gを加えさらに6時間反応し、エポキシ樹脂EP−1を得た。
Zn/Feの質量比(質量%)が0.5質量%となるように亜鉛を含む第一鉄塩を主成
分とする水溶液を調製し、この水溶液に鉄及び亜鉛に対して当量以上の水酸化ナトリウム水溶液を混合し、水酸化第一鉄スラリーを得る。この水酸化第一鉄スラリーのpHを12に維持して80℃で酸化反応を行う。得られたマグネタイト粒子を含むスラリーに機械的せん断力を加え分散処理を施した後、ろ別、洗浄、乾燥、粉砕を行ない磁性体1を得た。
得られた磁性体の平均粒径は0.13μm、磁場796kA/mにおける磁気特性は飽和磁化87Am2/kg、残留磁化10Am2/kg、保持力が12kA/mであった。
Ti/Feの質量比(質量%)が0.7質量%となるようにチタンを含む第一鉄塩を主
成分とする水溶液を調製し、この水溶液に鉄及び亜鉛に対して当量以上の水酸化ナトリウム水溶液を混合し、水酸化第一鉄スラリーを得る。この水酸化第一鉄スラリーのpHを12に維持して85℃で酸化反応を行う。得られたマグネタイト粒子を含むスラリーに機械的せん断力を加え分散処理を施した後、ろ別、洗浄、乾燥、粉砕を行ない磁性体2を得た。
得られた磁性体の平均粒径は0.24μm、磁気特性は飽和磁化81Am2/kg、残
留磁化9Am2/kg、保持力が12kA/mであった。
Si/Feの質量比(質量%)が0.5質量%となるようにケイ素を含む第一鉄塩を主
成分とする水溶液を調製し、この水溶液に鉄及びケイ素に対して当量以上の水酸化ナトリウム水溶液を混合し、水酸化第一鉄スラリーを得る。この水酸化第一鉄スラリーのpHを12に維持して80℃で酸化反応を行う。得られたマグネタイト粒子を含むスラリーに機械的せん断力を加え分散処理を施した後、ろ別、洗浄、乾燥、粉砕を行ない磁性体3を得た。
得られた磁性体の平均粒径は0.08μm、磁気特性は飽和磁化87Am2/kg、残
留磁化13Am2/kg、保持力が12kA/mであった。
第一鉄塩を主成分とする水溶液に鉄に対して当量以上の水酸化ナトリウム水溶液を混合し、水酸化第一鉄スラリーを得る。この水酸化第一鉄スラリーのpHを12に維持して8
0℃で酸化反応を行う。得られたマグネタイト粒子を含むスラリーを、ろ別、洗浄、乾燥、粉砕を行ない磁性体4を得た。
得られた磁性体の平均粒径は0.33μm、磁気特性は飽和磁化78Am2/kg、残
留磁化8Am2/kg、保持力が9kA/mであった。
樹脂P−1:85質量部、樹脂E−1:15質量部をヘンシェルミキサーにて混合後、二軸混練押し出し機にて190℃で混練し、冷却後、平均粒径200μmに粉砕した結着樹脂1を得た。該結着樹脂1は、カルボキシル基とエポキシ基が反応したビニル樹脂を有している。
・磁性体 1 50 質量部
・T−77(保土ヶ谷化学社製) 2 質量部
・フィシャートロプシュワックス(融点=105℃) 4 質量部
ナーを得た。
この磁性トナー100質量部に、疎水性乾式シリカ(BET180m2/g)1.2質量部をヘンシェルミキサーにて外部添加し表6に示すトナー1を得た。トナー物性を表6にまとめて示す。
市販のキヤノン製デジタル複写機IR6010を使用し、プロセススピードを265mm/sから320mm/sとし、A4横サイズを1分間に75枚通紙できるように高速出力化改造を行なった。この改造により、連続両面通紙を行なった場合、転写材の分離性厳しくなるため分離帯電のワイヤーを1mm転写紙方向に近づけた。また機内温度、及び現像
器近傍温度はともに上がりやすい条件となっている。この状態で本発明のトナー1を用い
て、低温低湿環境(温度23℃、湿度5%)において10万枚の紙厚64g/m2キヤノンホワイトリサイクルペーパーEW-100A4紙の両面通紙耐久試験を行った。その後、高温高湿環境(温度30℃、湿度80%)において、さらに10万枚の通紙耐久試験を行なった。原稿は画像比率5%のチャートを使用した。画像に関する評価を以下のようにして行なった。
1.画像濃度
画像濃度はマクベス濃度計(マクベス社製)でSPIフィルターを使用して、チャートの5mm丸(1.1濃度)の反射濃度を低温低湿環境での耐久試験前後及び高温高湿環境での耐久試験前後で比較し、濃度安定性を評価した。
ライン及び文字を含む原稿を使用し、低温低湿環境及び高温高湿環境での両面耐久試験後の第2面目画像を目視及び拡大顕微鏡を使用して、以下の基準で評価した。(分離除電印加による画像への影響確認)
B : 細部に多少の乱れまたは飛び散りが生じているが、目視では問題
ないレベルである
C : 目視でも乱れや飛び散りがわかるレベルである
D : 乱れ、飛び散りが多数発生し、原稿を再現していない
高温、高湿度下での両面通紙耐久の10K枚後、画像濃度0.6のA4ハーフトーン画
像を出力し、得られたA4画像を6等分に分割しハーフトーン画像濃度の最大値と最小値との差を以下の基準で判断した。
B : 変化が0.03〜0.10であり、不均質な画像として目視では確認されない
C : 変化が0.11〜0.20であり、不均質な画像として目視で確認できる
D : 変化が0.21以上であり、不均質な画像として明らかに認められる
各環境の10k枚後、分離帯電のワイヤーを通常位置に戻し、紙厚64g/m2キヤノンホワイトリサイクルペーパーEW-100A3リサイクル紙の両面通紙を行った。用紙の先端から、100mm以内の文字原稿画像が再転写による「ラインや文字中抜け」として評価した。
B : 中抜けしている部分も若干あるが実用上問題なし
C : 中抜けが認識できる
D : はっきりと中抜けが認識できる
画出し試験において、初期の現像器重量と2000枚出力後の現像器重量から下式(4)にて求めた。
低温(15℃)常湿(30%)環境にプロセススピードを265mm/sから320m
m/sとし、A4横サイズを1分間に75枚通紙できるように高速出力化改造を行なった
IR6010を設置し、安定化電源により入力電源を100Vから95Vとした。この状態で画像比率5%の原稿(A3サイズ)を紙厚105g/m2キヤノンカラーレーザーコピア
用紙で1000枚連続通紙を行なった。連続通紙による定着ローラーの帯電が上昇し、さらに入力電圧の低下に伴い、連続通紙水分の気化により定着ローラー温度も下がる条件で、高速定着におけるオフセット性評価を以下の基準で判断した。
B : 800〜1000枚の間で軽微なオフセットが見られる
C : 500枚〜800枚の間でオフセットが見られる
D : 500枚通紙までにオフセットが見られる
各評価の結果を表7に示す。その結果表7に示すように良好な結果が得られた。
樹脂P−1:83質量部、樹脂E−1:17質量部をヘンシェルミキサーにて混合後、二軸混練押し出し機にて190℃で混練し、冷却後、平均粒径200μmに粉砕した結着樹脂2を得た。該結着樹脂2は、少なくともカルボキシル基とエポキシ基が反応したビニル樹脂を有している。
・磁性体 1 50 質量部
・T−77(保土ヶ谷化学社製) 2 質量部
・フィシャートロプシュワックス(融点=105℃) 4 質量部
この磁性トナー100質量部に、疎水性乾式シリカ(BET180m2/g)1.2質量部をヘンシェルミキサーにて外部添加し表6に示すトナー2を得た。トナー物性を表6にまとめて示す。
実施例1と同様な評価を行い、各評価の結果を表7に示す。その結果表7に示すように良好な結果が得られた。
樹脂P−1:83質量部、樹脂E−1:17質量部をヘンシェルミキサーにて混合後、二軸混練押し出し機にて150℃(カルボン酸とエポキシ基との反応を抑制するため温度を低下)で混練し、冷却後、平均粒径200μmに粉砕した結着樹脂3を得た。該結着樹脂3は、少なくともカルボキシル基とエポキシ基が反応したビニル樹脂を有している。
・磁性体 1 50 質量部
・T−77(保土ヶ谷化学社製) 2 質量部
・フィシャートロプシュワックス(融点=105℃) 4 質量部
ヘンシェルミキサーに投入し十分に前混合した後、130℃に設定した二軸混練押し出し機によって、溶融混練した。得られた混練物を冷却ベルト(冷却水15℃)により冷却後、混合物をハンマーミルで粗粉砕した。この粗粉砕物をターボミル(ターボ工業社製)で微粉砕し、得られた微粉砕物を風力分級機で分級して重量平均粒子径7.1μmの磁性トナーを得た。
この磁性トナー100質量部に、疎水性乾式シリカ(BET180m2/g)1.2質量部をヘンシェルミキサーにて外部添加し表6に示すトナー3を得た。トナー物性を表6にまとめて示す。
実施例1と同様な評価を行い、各評価の結果を表7に示す。その結果表7に示すように良好な結果が得られた。
樹脂P−4:75質量部、樹脂P−3:23質量部、樹脂E−1:2質量部をヘンシェルミキサーにて混合後、二軸混練押し出し機にて170℃で混練し、冷却後、平均粒径150μmに粉砕した結着樹脂4を得た。該結着樹脂4は、少なくともカルボキシル基を有するビニル樹脂、エポキシ基を有するビニル樹脂、及びカルボキシル基とエポキシ基が反
応したビニル樹脂を有している。
・磁性体 1 50 質量部
・T−77(保土ヶ谷化学社製) 2 質量部
・フィシャートロプシュワックス(融点=105℃) 4 質量部
この磁性トナー100質量部に、疎水性乾式シリカ(BET180m2/g)1.2質量部をヘンシェルミキサーにて外部添加し表6に示すトナー4を得た。トナー物性を表6にまとめて示す。
実施例1と同様な評価を行い、各評価の結果を表7に示す。その結果表7に示すように良好な結果が得られた。
樹脂P−1:75質量部、樹脂P−2:15質量部、樹脂E−1:10質量部をヘンシ
ェルミキサーにて混合後、二軸混練押し出し機にて200℃で混練し、冷却後、平均粒径150μmに粉砕した結着樹脂5を得た。該結着樹脂5は、少なくともカルボキシル基を有するビニル樹脂、エポキシ基を有するビニル樹脂、及びカルボキシル基とエポキシ基が反応したビニル樹脂を有している。
・磁性体 2 70 質量部
・T−77(保土ヶ谷化学社製) 2 質量部
・フィシャートロプシュワックス(融点=105℃) 4 質量部
ヘンシェルミキサーに投入し十分に前混合した後、130℃に設定した二軸混練押し出し機によって、溶融混練した。得られた混練物を冷却ベルト(冷却水15℃)により冷却後、混合物をハンマーミルで粗粉砕した。この粗粉砕物をターボミル(ターボ工業社製)で微粉砕し、得られた微粉砕物を風力分級機で分級して重量平均粒子径7.3μmの磁性トナーを得た。
この磁性トナー100質量部に、疎水性乾式シリカ(BET180m2/g)1.2質量部をヘンシェルミキサーにて外部添加し表6に示すトナー5を得た。トナー物性を表6にまとめて示す。
実施例1と同様な評価を行い、各評価の結果を表7に示す。その結果表7に示すように良好な結果が得られた。
樹脂P−3:85質量部、樹脂E−1:15質量部をヘンシェルミキサーにて混合後、二軸混練押し出し機にて160℃で混練し、冷却後、平均粒径300μmに粉砕した結着樹脂6を得た。該結着樹脂6は、少なくともカルボキシル基とエポキシ基が反応したビニル樹脂を有している。
・磁性体 2 70 質量部
・T−77(保土ヶ谷化学社製) 2 質量部
・フィシャートロプシュワックス(融点=105℃) 4 質量部
この磁性トナー100質量部に、疎水性乾式シリカ(BET180m2/g)1.2質量部をヘンシェルミキサーにて外部添加し表6に示すトナー6を得た。トナー物性を表6にまとめて示す。
実施例1と同様な評価を行い、各評価の結果を表7に示す。その結果表7に示すように良好な結果が得られた。
樹脂P−2:95質量部、樹脂E−1:5質量部をヘンシェルミキサーにて混合後、二軸混練押し出し機にて200℃で混練し、冷却後、平均粒径100μmに粉砕した結着樹脂7を得た。該結着樹脂7は、少なくともカルボキシル基とエポキシ基が反応したビニル樹脂を有している。
・磁性体 3 35 質量部
・T−77(保土ヶ谷化学社製) 2 質量部
・フィシャートロプシュワックス(融点=105℃) 4 質量部
この磁性トナー100質量部に、疎水性乾式シリカ(BET180m2/g)1.2質量部をヘンシェルミキサーにて外部添加し表6に示すトナー7を得た。トナー物性を表6にまとめて示す。
実施例1と同様な評価を行い、各評価の結果を表7に示す。その結果表7に示すように良好な結果が得られた。
樹脂P−2:85質量部、樹脂E−2:15質量部をヘンシェルミキサーにて混合後、二軸混練押し出し機にて200℃で混練し、冷却後、平均粒径100μmに粉砕した結着樹脂8を得た。該結着樹脂8は、少なくともカルボキシル基とエポキシ基とを有するビニル樹脂、及びカルボキシル基とエポキシ基が反応したビニル樹脂を有している。
・磁性体 3 35 質量部
・T−77(保土ヶ谷化学社製) 1 質量部
・TN−105(保土ヶ谷化学社製) 2 質量部
・フィシャートロプシュワックス(融点=105℃) 4 質量部
の磁性トナーを得た。
この磁性トナー100質量部に、疎水性乾式シリカ(BET180m2/g)1.2質量部をヘンシェルミキサーにて外部添加し表6に示すトナー8を得た。トナー物性を表6にまとめて示す。
実施例1と同様な評価を行い、各評価の結果を表7に示す。その結果表7に示すように良好な結果が得られた。
樹脂P−2:90質量部、樹脂E−1:10質量部をヘンシェルミキサーにて混合後、二軸混練押し出し機にて200℃で混練し、冷却後、平均粒径100μmに粉砕した結着樹脂9を得た。該結着樹脂9は、少なくともカルボキシル基とエポキシ基が反応したビニル樹脂を有している。
・磁性体 1 50 質量部
・T−77(保土ヶ谷化学社製) 2 質量部
・フィシャートロプシュワックス(融点=105℃) 4 質量部
得た。
この磁性トナー100質量部に、疎水性乾式シリカ(BET180m2/g)0.8質量部をヘンシェルミキサーにて外部添加し表6に示すトナー9を得た。トナー物性を表6にまとめて示す。
実施例1と同様な評価を行い、各評価の結果を表7に示す。その結果表7に示すように良好な結果が得られた。
樹脂P−4:65質量部、樹脂P−3:5質量部、樹脂E−1:30質量部をヘンシェルミキサーにて混合後、二軸混練押し出し機にて200℃で混練し、冷却後、平均粒径100μmに粉砕した結着樹脂10を得た。該結着樹脂10は、少なくともカルボキシル基とエポキシ基が反応したビニル樹脂を有している。
・磁性体 1 50 質量部
・T−77(保土ヶ谷化学社製) 2 質量部
・フィシャートロプシュワックス(融点=105℃) 4 質量部
物をハンマーミルで粗粉砕した。この粗粉砕物をターボミル(ターボ工業社製)で微粉砕し、得られた微粉砕物を風力分級機で分級して重量平均粒子径7.3μmの磁性トナーを
得た。
この磁性トナー100質量部に、疎水性乾式シリカ(BET180m2/g)1.2質量部をヘンシェルミキサーにて外部添加し表6に示すトナー10を得た。トナー物性を表6にまとめて示す。
実施例1と同様な評価を行い、各評価の結果を表7に示す。その結果表7に示すように良好な結果が得られた。
樹脂E−3を60質量部及び樹脂EP−1を40質量部、ヘンシェルミキサーにて混合後、二軸混練押し出し機にて130℃で混練し、冷却粉砕し、比較結着樹脂1を得た。
・磁性体 4 100 質量部
・T−77(保土ヶ谷化学社製) 2 質量部
・フィシャートロプシュワックス(融点=105℃) 4 質量部
得た。
この磁性トナー100質量部に、疎水性乾式シリカ(BET180m2/g)1.2質量部をヘンシェルミキサーにて外部添加し表6に示す比較トナー1を得た。トナー物性を表6にまとめて示す。
実施例1と同様な評価を行い、各評価の結果を表7に示す。その結果表7に示すように分離除電印加の影響により高湿下での両面2面目の画像飛び散りが顕著で、除電にともなうトナーの転写紙への付着性低下からハーフトーンの均一性も悪くさらに、現像画像濃度安定性、トナー消費量、高速定着におけるオフセット性等に劣るものであった。
樹脂H−3を99質量部及び樹脂EP−1を1質量部、ヘンシェルミキサーにて混合後、二軸混練押し出し機にて220℃で混練し、冷却粉砕し、比較結着樹脂2を得た。
・磁性体 2 25 質量部
・T−77(保土ヶ谷化学社製) 2 質量部
・フィシャートロプシュワックス(融点=105℃) 4 質量部
得た。
この磁性トナー100質量部に、疎水性乾式シリカ(BET180m2/g)1.2質量部をヘンシェルミキサーにて外部添加し表6に示す比較トナー2を得た。トナー物性を表6にまとめて示す。
実施例1と同様な評価を行い、各評価の結果を表7に示す。その結果表7に示すように再転写が生じ、かつ低湿度環境下で著しく画像濃度の低下がみられた。
樹脂E−3を60質量部及び樹脂E−1を40質量部、ヘンシェルミキサーにて混合後、二軸混練押し出し機にて130℃で混練し、冷却粉砕し、比較結着樹脂3を得た。
・磁性体 1 50 質量部
・T−77(保土ヶ谷化学社製) 2 質量部
・フィシャートロプシュワックス(融点=105℃) 4 質量部
得た。
この磁性トナー100質量部に、疎水性乾式シリカ(BET180m2/g)1.2質量部をヘンシェルミキサーにて外部添加し表6に示す比較トナー3を得た。トナー物性を表6にまとめて示す。
実施例1と同様な評価を行い、各評価の結果を表7に示す。その結果表7に示すように比較例1と同様、高湿下での画像特性やトナー消費量、高速定着におけるオフセット性に劣るものであった。
樹脂P−4を98質量部及び樹脂E−1を2質量部、ヘンシェルミキサーにて混合後、二軸混練押し出し機にて130℃で混練し、冷却粉砕し、比較結着樹脂4を得た。
・磁性体 1 50 質量部
・T−77(保土ヶ谷化学社製) 2 質量部
・フィシャートロプシュワックス(融点=105℃) 4 質量部
得た。
この磁性トナー100質量部に、疎水性乾式シリカ(BET180m2/g)1.2質量部をヘンシェルミキサーにて外部添加し表6に示す比較トナー5を得た。トナー物性を表6にまとめて示す。
実施例1と同様な評価を行い、各評価の結果を表7に示す。その結果表7に示すように再転写が顕著で、実施例1と比較して画像濃度安定性に劣るものであった。
Claims (4)
- 少なくとも結着樹脂及び磁性体を含有する磁性トナーにおいて、
(i)該結着樹脂が、a)カルボキシル基を有するビニル樹脂とエポキシ基を有するビニル樹脂、b)カルボキシル基とエポキシ基とを有するビニル樹脂、及びc)カルボキシル基とエポキシ基が反応したビニル樹脂からなるグループより選択される1種以上のビニル樹脂を含有しており、
(ii)該トナーの重量平均粒子径が5.0〜9.0μmであり、
(iii)該トナーの真比重が1.1〜1.6g/cm3であり、
(iv)該トナーの磁場796kA/mにおける飽和磁化が20〜35Am2/kgであ
り、
(v)該トナーの100kHz、40℃における誘電率が15〜40(pF/m)であり、
(vi)該トナーの40℃における誘電正接(tanδ)の周波数依存性が、下記式(1)を満足することを特徴とする磁性トナー。
- 前記トナーの100kHz、40℃における誘電正接が2.0×10-3〜2.0×10-2であることを特徴とする請求項1に記載の磁性トナー。
- 前記磁性体の平均粒径が0.08〜0.30μmであることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁性トナー。
- 前記トナーは、トナー中のクロロホルム可溶分の酸価が1.0〜20mg/KOHgで、かつクロ
ロホルム可溶分のエポキシ量が2.0〜0.1mmol/gであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の磁性トナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004074637A JP4307297B2 (ja) | 2004-03-16 | 2004-03-16 | 磁性トナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004074637A JP4307297B2 (ja) | 2004-03-16 | 2004-03-16 | 磁性トナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005265958A true JP2005265958A (ja) | 2005-09-29 |
JP4307297B2 JP4307297B2 (ja) | 2009-08-05 |
Family
ID=35090618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004074637A Expired - Fee Related JP4307297B2 (ja) | 2004-03-16 | 2004-03-16 | 磁性トナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4307297B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007049802A1 (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-03 | Canon Kabushiki Kaisha | トナー |
WO2008090916A1 (ja) * | 2007-01-26 | 2008-07-31 | Canon Kabushiki Kaisha | 磁性トナー |
EP2016466A1 (en) * | 2006-04-28 | 2009-01-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic toner |
WO2009057807A1 (ja) | 2007-10-31 | 2009-05-07 | Canon Kabushiki Kaisha | 磁性トナー |
JP2010085942A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-15 | Canon Inc | トナー |
JP2010145551A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Canon Inc | トナー |
JP2012168527A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-09-06 | Canon Inc | 磁性トナー |
JP2012215777A (ja) * | 2011-04-01 | 2012-11-08 | Canon Inc | 磁性トナー |
US8512925B2 (en) | 2011-01-27 | 2013-08-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic toner |
EP2577401A4 (en) * | 2010-05-31 | 2016-03-16 | Canon Kk | MAGNETIC TONER |
-
2004
- 2004-03-16 JP JP2004074637A patent/JP4307297B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7638251B2 (en) | 2005-10-26 | 2009-12-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Toner |
WO2007049802A1 (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-03 | Canon Kabushiki Kaisha | トナー |
JP4914349B2 (ja) * | 2005-10-26 | 2012-04-11 | キヤノン株式会社 | トナー |
EP2016466A1 (en) * | 2006-04-28 | 2009-01-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic toner |
EP2016466A4 (en) * | 2006-04-28 | 2011-08-24 | Canon Kk | MAGNETIC TONER |
US8124306B2 (en) | 2006-04-28 | 2012-02-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic toner |
KR101317195B1 (ko) * | 2007-01-26 | 2013-10-15 | 캐논 가부시끼가이샤 | 자성 토너 |
WO2008090916A1 (ja) * | 2007-01-26 | 2008-07-31 | Canon Kabushiki Kaisha | 磁性トナー |
JP5089612B2 (ja) * | 2007-01-26 | 2012-12-05 | キヤノン株式会社 | 磁性トナー |
EP2109009A1 (en) * | 2007-01-26 | 2009-10-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic toner |
EP2109009A4 (en) * | 2007-01-26 | 2013-03-06 | Canon Kk | MAGNETIC TONER |
JPWO2008090916A1 (ja) * | 2007-01-26 | 2010-05-20 | キヤノン株式会社 | 磁性トナー |
WO2009057807A1 (ja) | 2007-10-31 | 2009-05-07 | Canon Kabushiki Kaisha | 磁性トナー |
JP2010085942A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-15 | Canon Inc | トナー |
JP2010145551A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Canon Inc | トナー |
EP2577401A4 (en) * | 2010-05-31 | 2016-03-16 | Canon Kk | MAGNETIC TONER |
US8512925B2 (en) | 2011-01-27 | 2013-08-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic toner |
JP2012168527A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-09-06 | Canon Inc | 磁性トナー |
JP2012215777A (ja) * | 2011-04-01 | 2012-11-08 | Canon Inc | 磁性トナー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4307297B2 (ja) | 2009-08-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101171033B1 (ko) | 자성 토너 | |
JP4914349B2 (ja) | トナー | |
KR101259863B1 (ko) | 토너 | |
JP4886871B2 (ja) | トナーの製造方法 | |
KR100675727B1 (ko) | 자성 토너 | |
WO2005043251A1 (ja) | 磁性トナー | |
JP4307297B2 (ja) | 磁性トナー | |
JP2005157318A (ja) | 磁性トナー | |
JP2000310888A (ja) | 負摩擦帯電性トナー | |
JP4078232B2 (ja) | 負帯電性トナー、画像形成方法及びプロセスカートリッジ | |
JP2005266788A (ja) | トナーの製造方法及びトナー | |
JP4217652B2 (ja) | 磁性トナー | |
JP3108827B2 (ja) | 静電荷像現像用現像剤 | |
JP4390255B2 (ja) | トナー | |
JP4739115B2 (ja) | トナー | |
JP4095432B2 (ja) | 磁性トナー | |
JPH09134030A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP4307367B2 (ja) | トナー | |
JP3295783B2 (ja) | 静電荷像現像用現像剤 | |
JP4478605B2 (ja) | トナー | |
JPH1010785A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP3880354B2 (ja) | 現像剤 | |
JP4185801B2 (ja) | 負帯電性トナー | |
JP4307150B2 (ja) | トナー | |
JP3530685B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070302 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080514 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080603 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080730 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090414 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090428 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4307297 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140515 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |