JP2005263109A - 車両用シートのロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シートロックアッシーのガタ付きおよびシートのぐらつき、並びに、ストライカとラッチが元の位置に戻るときの異音の発生。
【構成】 シートロックアッシー5は、ストライカ進入溝11を有するベースプレート10と、前記プレート10に設けられたストライカ係合溝16を有するラッチ12と、ラッチ12のアンロック方向の回転を規制するラチェット20とを有する。ラッチ12にはラッチ軸13周りに移動する軸31によりガタ取りプレート30を取付け、ガタ取りプレート30の一端には所定位置に設けたストッパ32に当接するロック誘導面34とストッパ摺動面33を形成し、プレート30の他端には前記誘導面34または前記摺動面33を常時ストッパ32に当接させるバネ14を設け、誘導面34と摺動面33の間には死点越えとなる頂部35を設ける。誘導面34は始端側より終端側に至るに従い前記軸31より遠くなる円弧状の傾斜面に形成する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、車体に脱着自在に取付けた車両用シートや、回動あるいは回転等の種々の態様で移動する車両用シートを車体に固定する車両用シートのロック装置に係るものである。
従来、ラッチとラチェットによりストライカを係合保持させるシートロックアッシーでは、ストライカが進入するストライカ進入溝の奥側にゴムダンパを設け、ゴムダンパとラッチのストライカ係合溝の内周面とによりストライカを係合保持する構成は、公知であった(例えば、特許文献1・特許文献2参照)。
実公平6−7970号公報 実開昭58−27460号公報
前記公知例は、ストライカはゴムダンパにより押されることにより、ガタ取りとロック解除時の(ストライカの)押出しを兼ねているため、ダンパの撓み剛性以上の荷重が係ると、ストライカはダンパを凹ませて移動して、シートロックアッシーのガタ付きおよびシートのぐらつきが発生するという課題がある。
また、荷重が減るとダンパは弾性復元し、ストライカとラッチが元の位置に戻るとき、ラッチとラチェットが当たり異音が発生する。
一方、ストライカをダンパに当てた状態で、これ以上奥に移動しないようにする構成は、製造・組立て誤差によりラッチの係合溝とストライカの間に僅かな隙間ができ、実現するのが非常に難しい。
本発明は、シートロックアッシーのガタ付きおよびシートのぐらつき、並びに、ストライカとラッチが元の位置に戻るときの異音の発生を防止する車両用シートのロック装置を提供するものである。
本願は、車体4に対して移動自在に設けた車両用シートを車体4に固定するシートロックアッシー5において、該シートロックアッシー5はストライカ6が進入するストライカ進入溝11を有するベースプレート10と、該ベースプレート10に設けた前記ストライカ6が係合するストライカ係合溝16を有するラッチ12と、該ラッチ12のアンロック方向の回転を規制するラチェット20とを有して構成し、前記ラッチ12には該ラッチ12を前記ベースプレート10に取付けるラッチ軸13周りに移動する軸31によりガタ取りプレート30を取付け、ガタ取りプレート30の一端には所定位置に設けたストッパ32に当接するロック誘導面34とストッパ摺動面33を形成し、ガタ取りプレート30の他端には前記ロック誘導面34またはストッパ摺動面33を常時ストッパ32に当接するように付勢するバネ14を設け、前記ロック誘導面34とストッパ摺動面33の間には死点越えとなる頂部35を設け、前記ロック誘導面34は始端側より終端側に至るに従い前記軸31より遠くなる円弧状の傾斜面に形成した車両用シートのロック装置としたものである。
本願は、前記ストライカ6は、ラッチ12のストライカ係合溝16の内周のロック方向面37と前記ストライカ進入溝11の最奥のベースプレート10の進入停止面36とにより隙間なく挟まれて係合保持されるように構成した車両用シートのロック装置としたものである。
本願は、前記ガタ取りプレート30にはカム面48を有するカム孔46を形成し、カム孔46には前記ラチェット20に設けた係合突起47を嵌合させ、ラチェット20がラッチ12より離脱方向に回動して係合突起47がカム面48に摺接すると、ガタ取りプレート30は、ロック誘導面34がストッパ32から離脱し、該ロック誘導面34に代わってストッパ摺動面33がストッパ32に摺接するように構成した車両用シートのロック装置としたものである。
本願は、前記ストッパ32は前記ラチェット20をベースプレート10に取付けるラチェット軸21と兼用した車両用シートのロック装置としたものである。
本願は、前記バネ14の他端は、前記ラチェット20の取付部38に係止し、該取付部38には一端を操作部材39に連結した操作伝達部材40の他端を連結した車両用シートのロック装置としたものである。
請求項1の発明では、ラッチ12にストライカ6が係合した後も、ガタ取りプレート30の作用によりラッチ12をロック方向に回転させて締め込むので、ガタ付きおよびシートのぐらつきを防止でき、ストライカ6とラッチ12が元の位置に戻ることもないので異音の発生もない。
請求項2の発明では、ガタ付きおよびシートのぐらつきを防止できる。
請求項3の発明では、ラッチ12とラチェット20以外のガタ取りプレート30によりアンロックを二重に防止できる。
請求項4の発明では、構成を簡素にできる。
請求項5の発明では、一本のバネ14によりラッチ12とラチェット20とガタ取りプレート30の夫々を常時所定方向に付勢できるので、アンロック操作する際の操作に要する「力」を軽減できる。また、部品点数を減少させ、軽量化とコスト削減に貢献できる。
本発明の実施例を図により説明すると、1は車両用シートであり、座席シート2および背凭シート3を有する。前記車両用シート1は、車体4に対して脱着自在、あるいは、座席シート2の前側を中心に回動自在や縦軸回転自在等の種々の態様で移動自在に取付けるように構成し、車両用シート1に設けたシートロックアッシー5により車体4に固定する。
シートロックアッシー5は車体4に固定のストライカ6を係合させることでロックする。
即ち、車両用シート1は、取付軸7中心に回動自在に取付けてシートロックアッシー5により車体4に固定するか、あるいは、車体係合部8に前側シート係合部9を係合させてからシートロックアッシー5により車体4に固定すればよいが、本願はシートロックアッシー5に関するものであるから、車両用シート1の脱着あるいは移動構成は要件ではない。
また、実施例ではシートロックアッシー5は、車両用シート1の後側部分を固定するように設けているが、前側部分を固定するように設けてもよく、また、前後両側に設けてもよい。
前記シートロックアッシー5のベースプレート10には前記ストライカ6が進入する縦のストライカ進入溝11を形成する。ストライカ進入溝11は長さ方向の一方(下側)のみを開口させている。
前記ベースプレート10にはラッチ12をラッチ軸13により回転自在に取付ける。ラッチ軸13は前記ストライカ進入溝11より後側のベースプレート10に軸装する。ラッチ12は後述するバネ14により図2において反時計回転方向に付勢されている。
ラッチ12には前記ストライカ6と当接係合するストライカ係合溝16を形成し、車両用シート1を車体4に向けて固定方向に移動させると、ストライカ6はアンロック位置にあるストライカ係合溝16に当接して前記バネ14の弾力に抗してラッチ12を時計回転させる。
前記ストライカ進入溝11の前側(図2において左側)のベースプレート10にはラッチ12の回転を停止させてストライカ6との係合状態を保持するラチェット20の基部を、ラチェット軸21により取付ける。ラチェット20にはラッチ当り面22を形成する。ラッチ当り面22はラチェット軸21を中心とする円弧形状に形成する。
ラッチ12の外周には前記ラッチ当り面22が係合するラチェット係合面24を有するラッチ凸部25を形成する。ラチェット係合面24はラッチ凸部25の下面側に形成する。ラッチ凸部25は四角状の舌片形状のようにラチェット20に向けて突出させて形成する。
しかして、前記ラッチ12にはガタ取りプレート30を設ける。ガタ取りプレート30は、中間部を軸31によりラッチ12に回動自在に取付け、一端にはバネ14を取付け、他端はストッパ32に当接させる。
このストッパ32に当接するガタ取りプレート30の先端部分には、ラッチ12がアンロック状態のときストッパ32に当接するストッパ摺動面33と該ストッパ摺動面33に続くロック誘導面34とを形成し、ロック誘導面34は前記ストッパ摺動面33との境となる頂部35を始端部とし、始端部から終端部に至るに従い軸31中心とする半径が長くなるようにする。
即ち、ロック誘導面34は軸31中心とする円弧線Rに対して終端側が楔状にθ度(好適には略5〜8度)傾斜させ、ガタ取りプレート30がバネ14の弾力によりアンロック方向Uに回動すると、前記ロック誘導面34の傾斜により軸31をラッチ軸13周りに回転させ、このロック誘導面34とストッパ32との作用によりストライカ6がラッチ12のストライカ係合溝16に係合した後も、ストライカ6がストライカ進入溝11内の最奥部に向けて移動するように、常時、ラッチ12をロック方向L回転させる。
即ち、ストライカ進入溝11とラッチ12のストライカ係合溝16とガタ取りプレート30との関係は、ストライカ進入溝11内の最奥部のベースプレート10にストライカ6の進入停止面36を形成し、ストライカ6が進入停止面36に当たって停止するまで、ラッチ12のストライカ係合溝16によるストライカ6の締め込む作用が奏するように、ガタ取りプレート30のロック誘導面34とストッパ32とを相対的に配置構成する。
したがって、ストライカ6はラッチ12のストライカ係合溝16のロック方向面37とベースプレート10の進入停止面36との二つの面により隙間なく挟まれて係合保持される。
この場合、ストッパ摺動面33とロック誘導面34との境の頂部35が、ロックとアンロックとの何れか一方となるように切替える死点越えの死点を構成している。
しかして、実施例では、ラッチ軸13に対して前記ストライカ係合溝16を基準にロック方向L側に前記ガタ取りプレート30を軸31により取付け、前記ストッパ32はラチェット軸21と兼用するように構成し、前記バネ14はラチェット20の先端の取付部38に係止する。取付部38には一端を操作部材39に接続したワイヤ(ロッド)等の操作伝達部材40の他端を連結する。
しかして、前記ガタ取りプレート30には、ラッチ12をアンロック回転させるためのロック開放手段45を設ける。ロック開放手段45は、ガタ取りプレート30の他端側にカム孔46を形成し、カム孔46内には前記ラチェット20に設けた係合突起47を嵌合させて構成する。係合突起47はラチェット軸21と軸心が並行となるように突出させて、カム孔46内に嵌合させる。
カム孔46は、ラチェット20のラッチ当り面22がラッチ12のラチェット係合面24に係合する方向への回動するのを妨害しない形状に形成すると共に、その内周に前記係合突起47に摺接するカム面48を形成し、カム面48はラチェット20のラッチ当り面22がラッチ12のラチェット係合面24から離脱するとき、ガタ取りプレート30のロック誘導面34がストッパ32から外れて、ラッチ12を回転自由状態にさせる。
この点で、ガタ取りプレート30は、そのロック誘導面34がストッパ32に当接しているかぎり、ラッチ12のアンロック回転を阻止するので、本願では、ガタ取りプレート30とラチェット20により二重のロック構成であるといえる。
しかして、前記ラッチ12のラッチ凸部25の先端はアンロック状態のときラチェット20の側面50に当接してラチェット20を待機させ、ラッチ凸部25の先端がラチェット20のラッチ当り面22を通過すると、ラッチ当り面22はラッチ12のラチェット係合面24に係合する。
なお、ストライカ進入溝11には弾性ダンパ51を設けているが、弾性ダンパ51はストライカ6を押出すためのものであり、ストライカ6がストライカ進入溝11に進入して弾性ダンパ51に当接した後は、前記したように、ガタ取りプレート30のロック誘導面34とストッパ32との作用によりストライカ6を奥に押し込み、ストライカ6は進入停止面36とロック方向面37とにより挟持される。
52は「コ」の字形状のバックプレートであり、バックプレート52の側面53はアンロック状態のときガタ取りプレート30の先端が当接してストッパとして作用する。54は弾性ダンパ51を設けたホルダプレートである。
(実施例の作用)
車両用シート1のシートロックアッシー5を車体4のストライカ6に係合させてロックすると、車両用シート1は車体4に固定状態になり、反対に、シートロックアッシー5とストライカ6の係合を開放してアンロックにすると、車両用シート1は取り外しまたは移動自在となる。
しかして、シートロックアッシー5は、図2のアンロック状態において、ストライカ6がベースプレート10のストライカ進入溝11に進入すると、ラッチ12のストライカ係合溝16の内周に当接し、ラッチ12は図2において時計回転(ロック方向L)する。ラッチ12のラッチ凸部25の先端はラチェット20の側面50に当接し、ラチェット20はバネ14によりラッチ12の外周に弾着するように付勢されているため、ラッチ凸部25の先端がラチェット20のラッチ当り面22を通過すると、ラッチ当り面22はラッチ12のラチェット係合面24に係合する。
ラチェット係合面24にラチェット20のラッチ当り面22が係合すると、ラッチ12のアンロック方向の回転が規制され、ラッチ12のストライカ係合溝16とストライカ6との係合保持される。
しかして、ラッチ12にはガタ取りプレート30が軸31により取付けられ、ガタ取りプレート30の端部には軸31を中心とする円弧線Rに対して終端側が楔状にθ度(好適には略5〜8度)傾斜するロック誘導面34を形成しているから、ロック誘導面34がストッパ32に当接することにより、軸31がラッチ軸13周りを時計回転する。
そのため、ストライカ6がラッチ12のストライカ係合溝16に係合した後も、ストライカ6がストライカ進入溝11内の最奥部に向けて移動するように、ラッチ12を回転させるように作用する。
その結果、ストライカ6はベースプレート10の進入停止面36に当たるまでストライカ進入溝11内を進入し、進入停止面36にストライカ6が当たって停止するまで、ラッチ12を回転させる。
次に、ストライカ6が進入停止面36に当たって停止すると、ラッチ12のロック方向Lの回転が停止する。
そして、ガタ取りプレート30はバネ14により常時付勢されているため、ストライカ6はラッチ12のストライカ係合溝16のロック方向面37とベースプレート10の進入停止面36とにより隙間なく挟まれて係合保持され、ストライカ6とラッチ12が元の位置に戻ることもないので異音の発生もない。
したがって、ストライカ6は上下に隙間なく挟まれているので、従来のようなストライカ6の上下移動が原因の異音は発生しない。
また、同様に、ストライカ6の径が製造誤差により小径であっても、図6のように、ストライカ6はロック方向面37と進入停止面36との二面により隙間なく挟まれて係合保持されて、がた付きが防止される。なお、このとき、ラッチ12がロック方向Lに回転する分、ラッチ当り面22とラチェット係合面24の間に隙間が生じる。
しかして、図2または図6のロック状態において、操作ワイヤストッパ摺動面33を引くと、ラチェット20がラチェット軸21中心に反時計回転方向に回動し(図7)、ラチェット20のラッチ当り面22がラッチ12のラチェット係合面24から離脱すると(図8)、ラッチ12は瞬時にアンロック方向Uに回転し、ストライカ6を開放する。
また、ラチェット20のラッチ当り面22がラッチ12のラチェット係合面24から離脱してラッチ12が回転すると、ラッチ12のラッチ凸部25の誘導面がラチェット20の側面に当接してラチェット20のロック方向の回動を阻止しているため、メカロックを防止して待機状態となる。
しかして、ラチェット20のラッチ当り面22がラッチ12のラチェット係合面24から離脱するとき(図7〜図9)、ガタ取りプレート30のロック誘導面34はストッパ32を通過し、ストッパ摺動面33がストッパ32に摺接するので、ガタ取りプレート30によるラッチ12のアンロック防止状態も開放し、ラッチ12のアンロック方向Uの回転に影響しない(係合突起47がカム面48を押し、ガタ取りプレート30を開放してから、ラッチ12が回転する)。
即ち、ラチェット20が反時計回転方向に回動すると、ガタ取りプレート30のカム孔46のカム面48にラチェット軸21の係合突起47が当接し、係合突起47とカム面48の作用によりロック誘導面34はストッパ32から離れ、頂部35がストッパ32を乗り越える様に通過すると、所謂死点越えとなってストッパ32と軸31の間のつっかえ棒が外れるようにストッパ摺動面33がストッパ32に対して摺動し、これにより軸31はラッチ12と共にラッチ軸13周りを反時計回転方向に回転して、ラッチ12はストライカ6を開放するアンロック方向Uに回転する(図9、図10)。
この場合、バネ14はガタ取りプレート30をストッパ32とストッパ摺動面33との当接部分を支点に、軸31がラッチ軸13周りに常時アンロック方向Uに回転するように作用するので、バネ14はガタ取りプレート30を介してラッチ12を常時アンロック方向Uに回転させるように作用する。
また、バネ14の他端はラチェット20の取付部38に係止しているから、ラチェット20のラッチ当り面22がラッチ12に係合させるロック方向に常時付勢することになる。
したがって、ラッチ12とラチェット20とガタ取りプレート30の夫々に作用するバネ14は、一本ですむので、操作部材39による操作は軽くできる。
なお、ストライカ6は車体4に設けられているが、理解を容易にするためシートロックアッシー5に対して相対的に移動させて説明しており、また、上下や前後といった方向が記載されているが、これらの記載によって構成が限定されるものではない。
シート側面図。 シートロックアッシーのロック状態の側面図(ガタ取りプレート省略)。 同分解斜視図。 ガタ取りプレートの側面図。 通常のロック状態の側面図。 ロック状態ありながらガタ取りプレートがストライカを押し込んでいる側面図。 アンロックへの移行状態の側面図。 ラチエットがラッチ当り面から離脱した状態の側面図。 ガタ取りプレートがストッパから離脱直前の側面図。 アンロック状態の側面図。 A−A断面図。
符号の説明
1…車両用シート、2…座席シート、3…背凭シート、4…車体、5…シートロックアッシー、6…ストライカ、10…ベースプレート、11…ストライカ進入溝、12…ラッチ、13…ラッチ軸、14…バネ、15…ストッパ、16…ストライカ係合溝、20…ラチェット、21…ラチェット軸、24…ラチェット係合面、22…ラッチ当り面、25…ラッチ凸部、30…ガタ取りプレート、31…軸、32…ストッパ、33…ストッパ摺動面、34…ロック誘導面、35…頂部、36…進入停止面、37…ロック方向面、38…取付部、39…操作部材、40…操作ワイヤ、45…ロック開放手段、46…カム孔、47…係合突起、48…カム面、50…側面。

Claims (5)

  1. 車体4に対して移動自在に設けた車両用シートを車体4に固定するシートロックアッシー5において、該シートロックアッシー5はストライカ6が進入するストライカ進入溝11を有するベースプレート10と、該ベースプレート10に設けた前記ストライカ6が係合するストライカ係合溝16を有するラッチ12と、該ラッチ12のアンロック方向の回転を規制するラチェット20とを有して構成し、前記ラッチ12には該ラッチ12を前記ベースプレート10に取付けるラッチ軸13周りに移動する軸31によりガタ取りプレート30を取付け、ガタ取りプレート30の一端には所定位置に設けたストッパ32に当接するロック誘導面34とストッパ摺動面33を形成し、ガタ取りプレート30の他端には前記ロック誘導面34またはストッパ摺動面33を常時ストッパ32に当接するように付勢するバネ14を設け、前記ロック誘導面34とストッパ摺動面33の間には死点越えとなる頂部35を設け、前記ロック誘導面34は始端側より終端側に至るに従い前記軸31より遠くなる円弧状の傾斜面に形成した車両用シートのロック装置。
  2. 請求項1において、前記ストライカ6は、ラッチ12のストライカ係合溝16の内周のロック方向面37と前記ストライカ進入溝11の最奥のベースプレート10の進入停止面36とにより隙間なく挟まれて係合保持されるように構成した車両用シートのロック装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記ガタ取りプレート30にはカム面48を有するカム孔46を形成し、カム孔46には前記ラチェット20に設けた係合突起47を嵌合させ、ラチェット20がラッチ12より離脱方向に回動して係合突起47がカム面48に摺接すると、ガタ取りプレート30は、ロック誘導面34がストッパ32から離脱し、該ロック誘導面34に代わってストッパ摺動面33がストッパ32に摺接するように構成した車両用シートのロック装置。
  4. 請求項3において、前記ストッパ32は前記ラチェット20をベースプレート10に取付けるラチェット軸21と兼用した車両用シートのロック装置。
  5. 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4において、前記バネ14の他端は、前記ラチェット20の取付部38に係止し、該取付部38には一端を操作部材39に連結した操作伝達部材40の他端を連結した車両用シートのロック装置。
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