JPH10114352A - カバー部材のオープンロック機構 - Google Patents

カバー部材のオープンロック機構

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JPH10114352A
JPH10114352A JP8286065A JP28606596A JPH10114352A JP H10114352 A JPH10114352 A JP H10114352A JP 8286065 A JP8286065 A JP 8286065A JP 28606596 A JP28606596 A JP 28606596A JP H10114352 A JPH10114352 A JP H10114352A
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JP
Japan
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cover member
body case
main body
arm portion
lock mechanism
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JP8286065A
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Inventor
Yasunori Watanabe
保則 渡辺
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバー部材を全開位置にロックするためのオ
ープンロック機構において、カバー部材を全開位置に確
実に保持し得るようにする。 【解決手段】 ファクシミリ装置の本体ケース2に対し
て、合成樹脂製のカバー部材3を開閉自在に支持すると
ともに、カバー部材の裏面から本体ケース側に延びる湾
曲した腕部11に円形の係合穴13を設け、その係合穴
を本体ケース側の台形壁部に設けたほぼ円錐状の係合部
材15に係合させて、カバー部材を全開位置に保持可能
とする。この全開位置において腕部の被係止部16がス
トッパー部17で係止されるため、カバー部材が全開位
置から更に開くことがないし、カバー部材を強引に開放
しようとしても、被係止部がストッパー部17の規制部
18により受け止められて位置規制されるため、被係止
部がストッパー部から外れることがなく、カバー部材が
全開位置に確実に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、ファク
シミリ装置、ワードプロセッサー、タイプライタ等の装
置の本体ケースを開閉可能にカバーするカバー部材のオ
ープンロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】前記プリンタ、ファクシミリ装置、ワー
ドプロセッサー、タイプライタ等の装置においては、そ
の本体ケースを開閉可能にカバーするカバー部材が設け
られており、このカバー部材は本体ケースに開閉方向へ
回動自在に枢着されている。この装置においてカバー部
材を全開位置に保持する為のオープンロック機構につい
て説明すると、図8、図9に示すように、カバー部材1
00の枢支軸101と直交する面に沿ってカバー部材1
00の裏面から本体ケース102側へ延びる湾曲した腕
部103が設けられ、この腕部103には、カバー部材
100の回動軸心を中心とする円弧状の円弧穴104お
よび円形穴105とが形成されている。
【0003】本体ケース102には、ほぼ円錐状の係合
部材106が腕部103に接近対向状に突設され、この
係合部材106は、カバー部材100が全閉のとき円弧
穴104の上端部に係合し、カバー部材100が全開の
とき円形穴105に係合してカバー部材100を全開位
置に保持するようになっている。そして、腕部103の
先端部には前記回動軸心側へ突出状に被係止部107が
形成され、本体ケース102にはカバー部材100が全
開のとき被係止部107を係止するストッパー部108
が形成されている。更に、本体ケース102には、カバ
ー部材100が急激に閉じないようにする為に、腕部1
03の外周側端面と摩擦接触するゴムダンパ109が設
けられ、このゴムダンパ109はゴム系の接着剤にて接
着して固定されている。カバー部材100が全閉のとき
にも開閉の途中のときにも、ゴムダンパ109が弾性変
形して腕部103に摩擦接触するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記ストッパー部10
8は、被係止部107が上方へ移動しないように係止す
るだけで、腕部103が係合部材106から離れる方向
へ移動するのを規制するようになっていない。それ故、
カバー部材100が全開位置にあるとき、カバー部材1
00をさらに開放しようとする力が作用すると、図9に
鎖線で示すように、腕部103が係合部材106から離
れる方向へ弾性変形して腕部103の円形穴105が係
合部材106から外れてカバー部材100が所期の全開
位置よりも大きく開いてしまい、操作者がカバー部材1
00の姿勢を調整して腕部103の円形穴105を係合
部材106に係合させなければならないという欠点があ
る。
【0005】また、ゴムダンパ109を強力に固定する
為に、ゴムダンパ109をゴム系の接着剤にて接着して
いたが、ゴム系の接着剤は乾きにくく、ゴムダンパ10
9の組付け所要時間が長くなるという欠点もある。しか
も、カバー部材100が全閉のときにも、ゴムダンパ1
09が弾性変形して腕部103に摩擦接触しているた
め、ゴムダンパ109がヘタリやすく、その寿命が低下
するという欠点もある。本発明の目的は、カバー部材の
オープンロック機構において、腕部が係合部材から外れ
にくくすること、ゴムダンパの取付け構造を簡単化して
簡単に取付け得るようにすること、ゴムダンパの寿命を
改善すること、等である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のカバー部材の
オープンロック機構は、プリンタ、ファクシミリ装置、
ワードプロセッサー、タイプライタ等の装置における本
体ケースに回動自在に枢着され本体ケースを開閉可能に
カバーするカバー部材のオープンロック機構において、
前記カバー部材の回動軸心と直交する面に沿ってカバー
部材から本体ケース側へ延びる腕部と、前記腕部の先端
側部分に形成された係合穴およびこの係合穴よりも腕部
の基端側部分に形成された逃げ部と、前記腕部に接近対
向状に本体ケースに突設され、カバー部材が全閉のとき
逃げ部に位置し、カバー部材が全開のとき係合穴に係合
する係合部材と、前記腕部の先端部に前記回動軸心側あ
るいは回動軸心と反対側へ突出状に形成された被係止部
と、前記本体ケースに設けられカバー部材が全開のとき
それ以上開かないように被係止部を係止するストッパー
部と、前記ストッパー部と一体的に形成され、ストッパ
ー部で係止された被係止部を係合部材と反対側から受け
止める規制部とを備えたものである。
【0007】前記腕部には係合穴と逃げ部とが形成され
ており、カバー部材が全閉のとき本体ケース側の係合部
材が逃げ部に位置し、カバー部材が全開のとき係合部材
が係合穴に係合してカバー部材が全開位置に保持され
る。この全開位置のとき、腕部の被係止部が本体ケース
側のストッパー部で係止され、全開位置以上に開くこと
がない。この全開位置のとき、ストッパー部で係止され
た被係止部が、ストッパー部と一体形成された規制部に
より、係合部材と反対側から受け止められるため、カバ
ー部材をさらに開放しようとする力が作用しても、腕部
の先端側部分の位置が保持され、係合穴が係合部材から
外れることがない。それ故、全開状態のカバー部材がそ
れ以上開くことがなく全開状態のカバー部材の安定性が
向上する。
【0008】請求項2のカバー部材のオープンロック機
構は、請求項1の発明において、前記逃げ部は、カバー
部材の回動軸心を中心とする円弧状に形成された円弧穴
からなることを特徴とするものである。腕部に切欠状の
逃げ部を形成した場合には腕部の強度が低下することに
なるが、腕部に円弧穴を形成してもその剛性があまり低
下しないため腕部の剛性・強度の面で有利である。その
他請求項1と同様の作用を奏する。
【0009】請求項3のカバー部材のオープンロック機
構は、請求項1または2の発明において、前記本体ケー
スに、カバー部材の回動軸心側あるいは回動軸心と反対
側の腕部の端面に摩擦接触するゴムダンパを設け、この
ゴムダンパを本体ケースのボス部に外嵌させて座付きボ
ルトで固定したことを特徴とするものである。カバー部
材を開閉するとき、ゴムダンパが腕部の端面に摩擦接触
して抵抗力を付加するため、カバー部材の急激な開作動
や閉作動を抑制して、カバー部材を開閉するときの安全
性を高めることができ、全閉時の衝撃も小さくすること
ができる。しかも、ゴムダンパを本体ケースのボス部に
外嵌させて座付きボルトで固定するだけで、ゴムダンパ
を組付けることができるからゴムダンパの組付けが簡単
化する。その他、請求項1または2と同様の作用を奏す
る。
【0010】請求項4のカバー部材のオープンロック機
構は、請求項3の発明において、前記腕部の端面に、カ
バー部材が全閉のときゴムダンパの弾性変形を開放する
為の凹部を形成したことを特徴とするものである。カバ
ー部材が全閉のときゴムダンパが腕部の端面の凹部に位
置して、その弾性変形が開放されるため、ゴムダンパが
ヘタリにくくなり、寿命が大幅に延び、耐久性が向上す
る。その他、請求項3と同様の作用を奏する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ説明する。本実施の形態は、ファク
シミリ装置のカバー部材のオープンロック機構に本発明
を適用した場合の一例である。図1〜図4に示すよう
に、ファクシミリ装置1の合成樹脂製の本体ケース2の
前部に操作パネル4が設けられ、本体ケース2の後部の
上面側を開閉可能に覆う合成樹脂製のカバー部材3は、
左右1対の枢支軸5を介して本体ケース2の左右1対の
枢支部6に回動自在に枢着されている。各枢支部6の後
側部の一部は開放されており、各枢支軸5は両面を面取
りした軸であり、左右1対の枢支軸5を左右1対の枢支
部6に対して後方から着脱可能に構成してある。
【0012】次に、本体ケース2とカバー部材3の右端
側部分に設けられたオープンロック機構10について説
明する。図2〜図5に示すように、カバー部材3の右端
側部分において、カバー部材3の枢支軸5の回動軸心と
直交する面に沿ってカバー部材3の裏面から本体ケース
2側へ延びる湾曲した板状の腕部11が設けられ、この
腕部11には、カバー部材3の回動軸心を中心とする円
弧状の円弧穴12およびこの円弧穴12に対してカバー
部材3と反対側に円弧穴12の下端から所定距離離隔し
て位置する係合穴13とが形成されている。
【0013】本体ケース2の上端部には、カバー部材3
の腕部11の移動領域の左側近傍に位置する台形壁部1
4が一体形成され、この台形壁部14には、ほぼ円錐状
の係合部材15が腕部11に左側から接近対向状に突設
され、この係合部材15は、図2に示すようにカバー部
材3が全閉のとき円弧穴12の上端部に遊嵌しており、
図4に示すようにカバー部材3が全開のとき係合穴13
に係合してカバー部材3を全開位置に保持するようにな
っている。前記円弧穴12は、カバー部材3が全閉のと
きに係合部材15を逃がす為の逃げ部として形成されて
いる。
【0014】図2〜図5に示すように、腕部11の下端
の先端部には枢支軸5の回動軸心側へ突出状の被係止部
16が屈曲状に形成され、本体ケース2の台形壁部14
の右側面には、カバー部材3が全開のとき、図4に示す
ように被係止部16を係止するストッパー部17が形成
され、このストッパー部17は、縦壁部17aとその下
端部前端に一体的に連なる水平壁部17bとで構成され
ている。図5、図6に示すように、本体ケース2の台形
壁部14には、図4に示すようにストッパー部17で係
止された被係止部16を係合部材15と反対側(つま
り、右側)から受け止める規制部18が、ストッパー部
17と一体的に形成されている。
【0015】図2〜図5に示すように、本体ケース2の
台形壁部14に連なる補強壁部7には、台形壁部14の
前側付近に位置し腕部11の移動領域に接近したゴム取
付け台19が一体形成され、このゴム取付け台19には
ボス部19aが縦向きに一体形成されている。このボス
部19aをゴムダンパ20の軸穴に内嵌させることによ
り、ゴムダンパ20がボス部19aに外嵌され、上方か
らボス部19aに螺合させた座付きボルト21によりゴ
ムダンパ20が固定され、このゴムダンパ20の前端
は、ゴム取付け台19の前端の押え壁部19bで受け止
められている。
【0016】このゴムダンパ20は、図3に示すように
カバー部材3が全閉と全開の間の途中の位置にあるとき
に、カバー部材3の回動軸心と反対側の腕部11の外周
側端面11aに摩擦接触してカバー部材3をその位置に
保持する為のものである。そして、腕部11の外周側端
面11aには、カバー部材3が全閉のときゴムダンパ2
0の弾性変形を開放する為の凹部22が形成されてい
る。
【0017】次に、以上説明したオープンロック機構1
0の作用について説明する。先ず、ゴムダンパ20の組
付けの際、ゴムダンパ20をボス部19aに外嵌させて
座付きボルト21をボス部19aに螺合させることでゴ
ムダンパ20を固定することができるので、ゴムダンパ
20の組付けを簡単に短時間で行なうことができる。フ
ァクシミリ装置1が使用に供された状態において、カバ
ー部材3が全閉位置のときには、図2に示すように、係
合部材15が逃げ部としての円弧穴12の上端部に逃げ
てカバー部材3が全閉位置に保持され、ゴムダンパ20
が凹部22に臨んでその弾性変形が開放されるため、ゴ
ムダンパ20がヘタルことがなく、ゴムダンパ20の寿
命が大幅に延び、耐久性が向上する。
【0018】カバー部材3を開く際には、図3に示すよ
うにゴムダンパ20が弾性変形した状態で腕部11の外
周側端面11aに摩擦接触するため、カバー部材3から
手を離してもカバー部材3の位置が保持されるため安全
性が向上する。そして、カバー部材3を開くとき、係合
部材15が円弧穴12内を相対移動するときには、係合
部材15が腕部11を右方へ押すこともないので、カバ
ー部材3を円滑に開くことができるし、係合部材15の
摩耗も生じない。
【0019】カバー部材3が全開位置になるときには、
腕部11が弾性変形して一旦右側に退避した後、係合部
材15が係合穴13に係合し、カバー部材3を全開位置
にした状態では、図6に示すように係合部材15が係合
穴13に係合しているため、カバー部材3が全開位置に
保持される。しかも、この全開位置において腕部11の
被係止部16がストッパー部17で係止されるため、カ
バー部材3が全開位置から更に開くことがないし、図7
に示すように被係止部16が規制部18により係合部材
15と反対側から受け止められて位置規制されるため、
カバー部材3をさらに開放しようとする力が作用して
も、被係止部16がストッパー部17から外れることが
なく、腕部11が係合部材15から外れることがない。
それ故、カバー部材3を全開位置にしたときの安定性が
著しく向上する。
【0020】カバー部材3を全開位置から閉じるときに
は、図6に鎖線で示すように、最初腕部11の弾性変形
を介して係合穴13が係合部材15から外れ、その後係
合部材15が円弧穴12に沿って相対移動し、これと並
行してゴムダンパ20の摩擦力が腕部11に作用し、カ
バー部材3が全閉位置になる。このように、ゴムダンパ
20が腕部11に摩擦接触してカバー部材3が閉じる際
に腕部11に抵抗力が作用するので、カバー部材3が急
激に閉じることがないため安全性が向上するとともに、
カバー部材3が全閉する時の衝撃も緩和される。
【0021】ここで、図6に示すように、カバー部材3
を全開位置から閉じる場合、係合部材15に接する係合
穴13側の点Aは、鎖線aの方へ移動し、ストッパー部
17に接する被係止部16側の点Bは、鎖線aと平行な
鎖線bの方へ移動することから、点Bが規制部18と干
渉しないように、図示の寸法c,dが適切に設定されて
いる。
【0022】前記実施形態を部分的に変更する変更例に
ついて説明する。前記逃げ部としての円弧穴12の代わ
りに、外周側端面又は内周側端面から円弧状に切欠いた
切欠き部からなる逃げ部を形成してもよい。また、被係
止部16を枢支軸5の回動軸心と反対側へ突出するよう
に形成するとともにその被係止部を係止するようにスト
ッパー部を形成してもよい。また、係合部材15をほぼ
角錐状の形状に構成するとともに係合穴13を角穴に形
成してもよい。また、ゴムダンパ20は、腕部11の外
周側端面11aに摩擦接触する代わりに、腕部11の内
周側端面に摩擦接触するように配設してもよい。また、
座付きボルト21の代わりに、ゴムダンパ20を押さえ
る面積を大きく取るために、座金とボルトとで取付ける
ようにしてもよいし、或いは、ネジ頭部の径が大きけれ
ばボルトのみでもよい。
【0023】前記実施形態は、ファクシミリ装置のカバ
ー部材のオープンロック機構に本発明を適用した場合の
例であるが、ファクシミリ装置のカバー部材に限らず、
プリンタ、ワードプロセッサー、タイプライタ等の装置
のカバー部材のオープンロック機構に本発明を前記同様
に適用することができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、カバー部材が
全開位置のとき、ストッパー部で係止された被係止部
が、規制部により係合部材と反対側から受け止められる
ため、カバー部材をさらに開放しようとする力が作用し
ても、腕部の先端側部分の位置が保持され、係合穴が係
合部材から外れることがない。それ故、全開状態のカバ
ー部材がそれ以上開くことがなく、全開状態のカバー部
材の安定性が向上する。請求項2の発明によれば、逃げ
部としての円弧穴の案内作用により、カバー部材の回動
を円滑化することができ、腕部に円弧穴を形成してもそ
の剛性があまり低下しないため腕部の剛性・強度の面で
有利である。その他請求項1と同様の効果を奏する。
【0025】請求項3の発明によれば、カバー部材の腕
部に摩擦抵抗を付加するゴムダンパを本体ケースのボス
部に外嵌させて座付きボルトで固定するだけで、ゴムダ
ンパを組付けることができるからゴムダンパの組付けが
簡単化する。その他、請求項1または2と同様の効果を
奏する。請求項4の発明によれば、カバー部材が全閉の
ときゴムダンパが腕部の端面の凹部に位置して、その弾
性変形が開放されるため、ゴムダンパがヘタリにくくな
り、寿命が大幅に延び、耐久性が向上する。その他、請
求項3と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るファクシミリ装置の斜
視図である。
【図2】全閉位置のときのカバー部材と本発明ケースの
要部断面図である。
【図3】中開き状態のときのカバー部材と本発明ケース
の要部断面図である。
【図4】全開位置のときのカバー部材と本発明ケースの
要部断面図である。
【図5】カバー部材のオープンロック機構の要部斜視図
である。
【図6】図4のVI−VI線拡大断面図(規制部非作用状
態)である。
【図7】図4のVI−VI線拡大断面図(規制部作用状態)
である。
【図8】従来技術に係る図4相当図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 本体ケース 3 カバー部材 5 枢支軸 10 オープンロック機構 11 腕部 12 円弧穴(逃げ部) 13 円形穴 15 係合部材 16 被係止部 17 ストッパー部 18 規制部 19a ボス部 20 ゴムダンパ 21 座付きボルト 22 凹部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ、ファクシミリ装置、ワードプ
    ロセッサー、タイプライタ等の装置における本体ケース
    に回動自在に枢着され本体ケースを開閉可能にカバーす
    るカバー部材のオープンロック機構において、 前記カバー部材の回動軸心と直交する面に沿ってカバー
    部材から本体ケース側へ延びる腕部と、 前記腕部の先端側部分に形成された係合穴およびこの係
    合穴よりも腕部の基端側部分に形成された逃げ部と、 前記腕部に接近対向状に本体ケースに突設され、カバー
    部材が全閉のとき逃げ部に位置し、カバー部材が全開の
    とき係合穴に係合する係合部材と、 前記腕部の先端部に前記回動軸心側あるいは回動軸心と
    反対側へ突出状に形成された被係止部と、 前記本体ケースに設けられカバー部材が全開のときそれ
    以上開かないように被係止部を係止するストッパー部
    と、 前記ストッパー部と一体的に形成され、ストッパー部で
    係止された被係止部を係合部材と反対側から受け止める
    規制部と、 を備えたことを特徴とするカバー部材のオープンロック
    機構。
  2. 【請求項2】 前記逃げ部は、カバー部材の回動軸心を
    中心とする円弧状に形成された円弧穴からなることを特
    徴とする請求項1に記載のカバー部材のオープンロック
    機構。
  3. 【請求項3】 前記本体ケースに、カバー部材の回動軸
    心側あるいは回動軸心と反対側の腕部の端面に摩擦接触
    するゴムダンパを設け、このゴムダンパを本体ケースの
    ボス部に外嵌させて座付きボルトで固定したことを特徴
    とする請求項1または2に記載のカバー部材のオープン
    ロック機構。
  4. 【請求項4】 前記腕部の端面に、カバー部材が全閉の
    ときゴムダンパの弾性変形を開放する為の凹部を形成し
    たことを特徴とする請求項3に記載のカバー部材のオー
    プンロック機構。
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