JP2005262844A - カラー感熱プリント方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 定着時間を短縮する。
【解決手段】 余白Abは、その長さDbがマゼンタ定着器の長さと略同じである。取り込んだ画像が、記録エリアAs内にその画像を記録しても余白Abが生じる程度に短い画像P2である場合は、光定着の際に記録エリアAsが搬送される給送方向の後端側に余白Abが生じるように各色の画像を熱記録する。マゼンタ感熱発色層の定着の際には、記録エリアAsの先端から定着エリアに進入させて紫外線の照射を行い、記録エリアAsの後端位置が定着エリアに進入した直後に、記録エリアAsの搬送を逆転して定着を完了する。これにより、余白を除いた記録エリアAsのマゼンタ感熱発色層が完全に定着される。短い画像を記録する場合、余白にした後端部を完全に定着する必要がないから、停止定着を省略することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 余白Abは、その長さDbがマゼンタ定着器の長さと略同じである。取り込んだ画像が、記録エリアAs内にその画像を記録しても余白Abが生じる程度に短い画像P2である場合は、光定着の際に記録エリアAsが搬送される給送方向の後端側に余白Abが生じるように各色の画像を熱記録する。マゼンタ感熱発色層の定着の際には、記録エリアAsの先端から定着エリアに進入させて紫外線の照射を行い、記録エリアAsの後端位置が定着エリアに進入した直後に、記録エリアAsの搬送を逆転して定着を完了する。これにより、余白を除いた記録エリアAsのマゼンタ感熱発色層が完全に定着される。短い画像を記録する場合、余白にした後端部を完全に定着する必要がないから、停止定着を省略することができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、カラー感熱プリンタに関し、更に詳しくは定着時間を短縮するプリント方法に関するものである。
支持体上に、少なくとも3色の感熱発色層、例えば、シアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエロー感熱発色層を順に層設したカラー感熱記録紙を用いて、フルカラー画像をプリントするカラー感熱プリンタが知られている。このカラー感熱プリンタは、サーマルヘッドで、各感熱発色層に対して各色の画像を面順次に記録し、記録済みの感熱発色層に対して定着光を照射して光定着を行う。
カラー感熱プリンタには、記録紙ロールからカラー感熱記録紙を搬送路へ引き出して1枚の画像を記録し、記録済み部分をカットして排紙するロールプリンタがある。定着光を照射する定着器の照射エリアは、画像が記録される記録エリアよりも短い。このため、カラー感熱プリンタでは、記録エリアの全面に均一に定着光が照射されるように、記録エリアを搬送させながら、照射エリアを通過させて定着を行っている。
しかし、記録エリアの後端まで定着器に対して通過させてしまうと、次の記録エリアの先端部が定着エリアに進入してしまい定着されてしまう。これを防止するために、特許文献1のカラー感熱プリンタでは、記録中の記録エリアの後端が照射エリアに進入した場合、すなわち、記録エリアの後端部が定着器と対面した場合に、カラー感熱記録紙の搬送を停止させている。しかし、こうすると、記録エリアの後端部の受光量が不足するので、カラー感熱記録紙をしばらくの間停止させて定着を行っている。これにより、記録エリアの後端部の定着が防止される。
しかしながら、プリント時間に占める定着時間の割合は大きく、プリント時間の短縮化のためには、定着時間を少しでも短縮したいという要望がある。プリントすべき画像のサイズは、記録エリアいっぱいに記録される大きいものだけではなく、これよりも小さいものもある。例えば、記録エリアに余白を生じるようなサイズの小さい画像では、記録エリアの後端部に余白が生じるように画像が記録されれば、後端部が完全に定着されなくても画像品質に何ら問題はない。このような場合にまで、上述した停止定着を行うのは、端的に無駄である。
本発明は、定着時間を短縮することができるカラー感熱プリント方法を提供することを目的とする。
本発明のカラー感熱プリント方法は、支持体上に上層から順に第1〜第3の3色の感熱発色層が層設され、少なくとも第1及び第2の各感熱発色層が特有な波長域の定着光による光定着性を有する長尺のカラー感熱記録紙をロール形態にした記録紙ロールを用い、この記録紙ロールからカラー感熱記録紙を搬送路へ引き出し、引き出されたカラー感熱記録紙を往復搬送させながら、記録可能な画像の最大長さに対応する長さを持つ記録エリア内に、サーマルヘッドによって各色の画像を面順次に熱記録し、第1及び第2の各感熱発色層に対しては、より下層の感熱発色層に対して各色の画像を熱記録する前に記録エリアに対して定着光源によって定着光を照射してそれぞれの色の画像を光定着して、カラー画像を得る方法であって、記録すべきカラー画像の長さが、そのカラー画像を記録しても記録エリア内に定着光源の照射領域の長さ以上の余白が生じる程度に短い場合には、光定着の際に記録エリアが搬送される第1方向の後端側に余白が生じるように画像を熱記録し、画像が熱記録された記録エリアを第1方向へ搬送しながら、その先頭から照射領域に進入させて熱記録済み部分に対して順次定着光の照射を行い、記録エリアの後端位置が照射領域に進入した直後に、記録エリアの搬送方向を第1方向とは逆の第2方向へ逆転させて、直ちに次の色の記録準備動作を開始することを特徴とする。余白に、サーマルヘッドによって画像に関連する数字や記号を含む文字情報を記録しても良い。
本発明によれば、記録すべきカラー画像の長さに応じて、光定着の際に記録エリアが搬送される第1方向の後端側に余白が生じるように画像を熱記録し、画像が熱記録された記録エリアを第1方向へ搬送しながら、その先頭から照射領域に進入させて熱記録済み部分に対して順次定着光の照射を行い、記録エリアの後端位置が照射領域に進入した直後に、記録エリアの搬送方向を第2方向へ逆転させるようにするから、カラー画像の長さに応じて停止定着を省くことができ、定着時間を短縮することができる。余白に、記録すべき画像に関連する数字や記号を含む文字情報を記録することで、余白を有効に活用することができる。
図1は、本発明を実施したカラー感熱プリンタ1の構成を示す概略図である。このカラー感熱プリンタ1では、記録媒体として長尺のカラー感熱記録紙10が用いられる。カラー感熱記録紙10は、ロール状に巻かれた記録紙ロール11の形態でカラー感熱プリンタにセットされる。
記録紙ロール11の近傍には、カラー感熱記録紙10を挟み込んで搬送する搬送ローラ対12が配置されている。この搬送ローラ対12は、搬送用モータ13に回転駆動されるキャプスタンローラ14と、このキャプスタンローラ14に圧接するピンチローラ15とからなり、カラー感熱記録紙10を図中右方の給送方向と、図中左方の印画方向とに往復搬送する。記録紙ロール11は、カラー感熱記録紙2を巻き取る方向に弱い力で常時回転付勢されており、搬送ローラ対12がカラー感熱記録紙10を印画方向に搬送する際に、カラー感熱記録紙10を巻き取る。
カラー感熱記録紙10は、周知のように支持体上にシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエロー感熱発色層が順次層設されている。最上層となるイエロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネルギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱発色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアンに発色する。また、イエロー感熱発色層は、420nmの近紫外線が照射されたときに発色能力が消失する。第2の感熱発色層であるマゼンタ感熱発色層は、イエロー感熱発色層とシアン感熱発色層との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに発色し、365nmの紫外線が照射されたときに発色能力が消失する。カラー感熱記録紙10に、例えばブラック感熱発色層を設けて4層構造にしてもよい。
搬送ローラ対12の給紙方向の下流側には、サーマルヘッド16とプラテンローラ17とがカラー感熱記録紙10の搬送経路を挟み込むように配置されている。サーマルヘッド16は、カラー感熱記録紙10の搬送経路の上方に配置されており、多数の発熱素子をカラー感熱記録紙の幅方向にライン状に配列した発熱素子アレイ16aを備えている。プラテンローラ17は、発熱素子アレイ16aに対面する位置で、搬送経路の下方に配置されている。また、サーマルヘッド16は、上下方向で移動自在とされており、図示しないバネによってプラテンローラ17に圧接する方向に付勢されている。
サーマルヘッド16は、搬送ローラ対12によって印画方向へ搬送されるカラー感熱記録紙10に圧接し、発熱素子アレイ16aを所定の温度に発熱させて各感熱発色層を発色させる。これにより、カラー感熱記録紙10の記録エリア内に各色の画像が熱記録される。プラテンローラ17は、カラー感熱記録紙10の搬送に応じて従動回転して、カラー感熱記録紙10と発熱素子アレイ16aとの摺接を行いやすくする。
サーマルヘッド16の給送方向の下流側には、カラー感熱記録紙10の記録面に対面して、マゼンタ用定着器19とイエロー用定着器20とが配置されている。これらマゼンタ用定着器19とイエロー用定着器20とは、カラー感熱記録紙10の幅方向に沿って配置された紫外線ランプ21,22と、これらの紫外線ランプ21,22を覆うように設けられたリフレクタ23,24とからなる。各紫外線ランプ21,22は、管径が、例えば10mmとする。マゼンタ用定着器19の紫外線ランプ21は、発光ピークが365nmの紫外線を放射する。イエロー用定着器20の紫外線ランプ22は、発光ピークが420nmの近紫外線を放射する。リフレクタ23,24は、各紫外線ランプ21,22から放射された紫外線をカラー感熱記録紙10に向けて反射する。このリフレクタ23,24の長さが感熱発色層を定着する定着エリアとなる。
マゼンタ用定着器19は、マゼンタ画像の熱記録後に、給紙方向へ搬送されるカラー感熱記録紙10に対して発光ピークが365nmの紫外線を放射して、マゼンタ感熱発色層を定着する。イエロー用定着器20は、イエロー画像の熱記録後に、給紙方向へ搬送されるカラー感熱記録紙10に対して発光ピークが420nmの近紫外線を放射してイエロー感熱発色層を定着する。イエロー感熱発色層の定着の際に、記録エリアの後端部が定着エリアを通過するのに合わせて、図示しない定着光遮蔽用シャッタ板が移動する。これにより、次の記録エリアが定着されることなく、記録エリアの全域に一定の照射量の近紫外線が照射され、イエロー感熱発色層が過不足なく定着される。
イエロー用定着器20の給送方向の下流側には、カッター30、排紙ローラ対36、排紙口37が配置されている。カッター30は、長尺のカラー感熱記録紙10をシート状にカットする。排紙ローラ対36は、搬送用モータ13にて回転されるキャプスタンローラ38と、ピンチローラ39とからなり、プリント済みのカラー感熱記録紙10を挟み込んで搬送する。また、排紙口37から、シート状のプリントをプリンタ外に排出する。
カラー感熱プリンタ1は、画像の長さによってマゼンタ感熱発色層の定着方法を切り替える。コントローラ40は、取り込んだ画像の長さを判定し、その判定結果に基づいてマゼンタ感熱発色層の定着方法を決定する。図2に示すように、取り込んだ画像が記録エリアAsと略同じ大きさである長い画像P1である場合は、マゼンタ感熱発色層の定着の際に、給送方向へ搬送される記録エリアAsの先端から定着エリアに進入させて紫外線の照射を行い、記録エリアAsの後端位置がマゼンタ用定着器19の定着エリアに進入した場合に、記録エリアAsの搬送を停止して通過定着を終了するとともに、記録エリアAsの後端部に所定時間紫外線を照射する停止定着を行う。これにより、画像P1が記録された記録エリアAsの全域にマゼンタ感熱発色層を定着するのに十分な定着光が照射され、記録エリアAsのマゼンタ感熱発色層が完全に定着される。
取り込んだ画像が、記録エリアAs内に、その画像を記録しても、マゼンタ用定着器19の長さDbを有する余白Abが生じる程度に短い画像P2である場合は、給送方向へ搬送される記録エリアAsの後端側に余白Abが生じるように各色の画像を熱記録する。マゼンタ感熱発色層の定着の際には、長い画像P1の場合と同様に、給送方向へ搬送される記録エリアAsの先端から定着エリアに進入させて紫外線の照射を行う。記録エリアAsの搬送が進み、記録エリアAsの後端位置がマゼンタ用定着器19の定着エリアに進入した直後に、記録エリアAsの搬送を印画方向へ逆転して直ちにシアン画像の熱記録準備を行う。これにより、余白Abを除いた記録エリアAsにマゼンタ感熱発色層を定着するのに十分な定着光が照射され、余白Abを除いた記録エリアAsのマゼンタ感熱発色層が完全に定着される。このように、画像P2の場合、余白Abにした後端部を完全に定着する必要がないから、停止定着を省略することができる。なお、余白Abは、その長さDbが、例えば15mmに設定されており、マゼンタ用定着器の長さと略同じにすることが望ましい。
次に、上記実施形態の作用について、図3のフローチャートを参照して説明する。カラー感熱プリンタ1においてプリント開始操作がなされると、取り込んだ画像の長さが検出され、その画像が長い画像P1あるいは短い画像P2であるかが判定される。記録紙ロール11から引き出されたカラー感熱記録紙10は、サーマルヘッド16とプラテンローラ17との間を通って給送方向へ搬送される。サーマルヘッド16の発熱素子アレイ16aの位置からプリント1枚分の長さだけ給送方向に送られると、カラー感熱記録紙10の搬送がいったん停止される。
カラー感熱記録紙10の搬送停止後、カラー感熱記録紙10は、サーマルヘッド16とプラテンローラ17との間で挟み込まれ、その状態で印画方向へ搬送される。取り込んだ画像が短い場合、光定着の際に給送方向へ搬送される先頭の記録エリアAsの後端側に長さDbの余白Abが生じるようにイエロー画像の熱記録が行われる。余白Abが発熱素子アレイ16aの下方を通過すると、サーマルヘッド16によって発熱素子アレイ16aがイエロー画像に応じて発熱され、イエロー画像が熱記録される。一方、取り込んだ画像が長い場合、先頭の記録エリアAsが発熱素子アレイ16aに達すると、イエロー画像の熱記録が行われる。
イエロー画像の熱記録が終了すると、カラー感熱記録紙10の印画方向への搬送が停止され、カラー感熱記録紙10の挟み込みが解除され、カラー感熱記録紙10が給送方向へ搬送される。先頭の記録エリアAsの先端がイエロー用定着器20の定着エリアに達すると、紫外線ランプ22が点灯され、イエロー感熱発色層に対して順次定着光が照射される。先頭の記録エリアAsの後端位置がイエロー用定着器20の定着エリアに達すると、紫外線ランプ22が消灯され、イエロー感熱発色層の定着が完了する。
イエロー感熱発色層の定着完了後、カラー感熱記録紙10が印画方向へ搬送される。画像P2の場合、イエロー画像の場合と同様に、先頭の記録エリアAsの後端側に余白Abが生じるようにマゼンタ画像の熱記録が行われる。余白Abが発熱素子アレイ16aの下方を通過すると、サーマルヘッド16によって発熱素子アレイ16aがマゼンタ画像に応じて発熱され、マゼンタ画像が熱記録される。一方、画像P1の場合、イエロー画像の場合と同様に、先頭の記録エリアAsが発熱素子アレイ16aに達すると、マゼンタ画像の熱記録が行われる。
マゼンタ画像の熱記録が終了すると、カラー感熱記録紙10の印画方向への搬送が停止され、カラー感熱記録紙10の挟み込みが解除され、カラー感熱記録紙10が給送方向へ搬送される。先頭の記録エリアAsの先端がマゼンタ用定着器19の定着エリアに達すると、紫外線ランプ21が点灯され、マゼンタ感熱発色層に対して順次定着光の照射が行われる。画像P2の場合、先頭の記録エリアAsの後端位置がマゼンタ用定着器19の定着エリアに達すると、カラー感熱記録紙10の搬送が逆転され、先頭の記録エリアAsは印画方向へ搬送される。これにより、余白Abを除いた記録エリアAsのマゼンタ用定着器19が完全に定着される。
一方、画像P1の場合、先頭の記録エリアAsの後端位置がマゼンタ用定着器19の定着エリアに達してマゼンタ用定着器19に対面すると、カラー感熱記録紙10の搬送を停止するとともに、続けて紫外線ランプ21が点灯され、後端部に所定時間定着光の照射が行われる。これにより、記録エリアAsの全域のマゼンタ感熱発色層が完全に定着される。
マゼンタ感熱発色層の定着後、画像P2の場合、イエロー及びマゼンタの各画像の場合と同様に、先頭の記録エリアAsの後端側に余白Abが生じるようにシアン画像の熱記録が行われる。余白Abが発熱素子アレイ16aの下方を通過すると、サーマルヘッド16によって発熱素子アレイ16aがシアン画像に応じて発熱され、シアン画像が熱記録される。一方、画像P1の場合、イエロー及びマゼンタの各画像の場合と同様に、先頭の記録エリアAsが発熱素子アレイ16aに達すると、シアン画像の熱記録が行われる。
シアン画像の熱記録が終了すると、カラー感熱記録紙10がカッター30でシート状にカットされ、カラープリントが作成される。画像P2の場合には、記録エリアAsに余白Abを含めないようにカラー感熱記録紙10が切断される。この後、排紙口37からカラープリントが出力される。
上記実施形態では、短い画像P2の場合、給送方向に搬送される記録エリアAsの後端側に余白Abが生じるように熱記録を行ったが、記録エリアAsの先端側に余白が生じるように熱記録しても良い。この場合、光定着の際の記録エリアAsの搬送方向は印画方向になる。
上記実施形態では、余白Abに何も記録を行わなかったが、図4に示すように、余白52に、例えば、プリント日時やファイル名などの画像に関連する文字情報52aを記録しても良い。この場合、記録する文字情報の内容は適宜に設定することが好ましい。余白52には、画像を定着させるために十分な光量の定着光が照射されないため、余白52に画像を記録すると、記録された画像に例えば滲みなどが生じて画像を識別することが不可能になるおそれがある。しかし、文字は滲みが生じても画像に比べて識別しやすいため、余白52に文字情報を記録することが有効となる。なお、文字情報が記録された余白52を切り離さずにプリントに残しておくと、画像に関連する文字情報が記録された媒体を画像が記録されたプリントと別個に保存する必要がなくなるので、プリントに記録された画像とこの画像に関する文字情報とを照合する作業を省くことができる。
上記実施形態では、カラー感熱プリンタに、長尺のカラー感熱記録紙を使用したが、予め所定の長さにカットされたカットシートを使用しても良い。
1 カラー感熱プリンタ
10 カラー感熱記録紙
11 記録紙ロール
12 搬送ローラ対
16 サーマルヘッド
19 マゼンタ用定着器
20 イエロー用定着器
As 記録エリア
Ab 余白
P1 長い画像
P2 短い画像
10 カラー感熱記録紙
11 記録紙ロール
12 搬送ローラ対
16 サーマルヘッド
19 マゼンタ用定着器
20 イエロー用定着器
As 記録エリア
Ab 余白
P1 長い画像
P2 短い画像
Claims (2)
- 支持体上に上層から順に第1〜第3の3色の感熱発色層が層設され、少なくとも第1及び第2の各感熱発色層が特有な波長域の定着光による光定着性を有する長尺のカラー感熱記録紙をロール形態にした記録紙ロールを用い、この記録紙ロールから前記カラー感熱記録紙を搬送路へ引き出し、引き出されたカラー感熱記録紙を往復搬送させながら、記録可能な画像の最大長さに対応する長さを持つ記録エリア内に、サーマルヘッドによって各色の画像を面順次に熱記録し、前記第1及び第2の各感熱発色層に対しては、より下層の感熱発色層に対して各色の画像を熱記録する前に前記記録エリアに対して定着光源によって前記定着光を照射してそれぞれの色の画像を光定着して、カラー画像を得るカラー感熱プリント方法において、
記録すべきカラー画像の長さが、そのカラー画像を記録しても前記記録エリア内に前記定着光源の照射領域の長さ以上の余白が生じる程度に短い場合には、光定着の際に前記記録エリアが搬送される第1方向の後端側に前記余白が生じるように画像を熱記録し、画像が熱記録された記録エリアを前記第1方向へ搬送しながら、その先頭から前記照射領域に進入させて熱記録済み部分に対して順次定着光の照射を行い、前記記録エリアの後端位置が前記照射領域に進入した直後に、前記記録エリアの搬送方向を前記第1方向とは逆の第2方向へ逆転させて、直ちに次の色の記録準備動作を開始することを特徴とするカラー感熱プリント方法。 - 前記余白に、前記サーマルヘッドによって前記画像に関連する数字や記号を含む文字情報を記録することを特徴とする請求項1記載のカラー感熱プリント方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004083171A JP2005262844A (ja) | 2004-03-22 | 2004-03-22 | カラー感熱プリント方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004083171A JP2005262844A (ja) | 2004-03-22 | 2004-03-22 | カラー感熱プリント方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005262844A true JP2005262844A (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=35087872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004083171A Pending JP2005262844A (ja) | 2004-03-22 | 2004-03-22 | カラー感熱プリント方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005262844A (ja) |
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2004
- 2004-03-22 JP JP2004083171A patent/JP2005262844A/ja active Pending
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