JP2005258317A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 少なくとも2本のヒータを備え、ヒータ1、2の接続状態を並列接続および直列接続に変更できるヒータ接続回路変更手段3を備え、ヒータ接続回路変更手段3がOFF時は直列接続となり、ON時は並列接続となるように設定し、ヒータの必要電力あるいは熱量に応じて接続状態を変更する。
【選択図】 図1
Description
一般的に画像形成装置の各種モードでの必要な熱量の順番は、立ち上がり時>動作時>待機時>低電力待機時>省エネ待機時、となっている。以下に画像形成装置の各モードについて簡単に説明する。
立ち上がり時:コピーやプリント準備中で定着部を加熱中のモード
動作時:コピーやプリント時のモード
待機時:定着部が一定温度制御されていて、いつでもコピーやプリントできる状態のモード
低電力待機時:定着部が待機時よりも低い一定温度制御されているモード
省エネ待機時:定着部に熱の供給はしないで、必要最小限な消費電力(キー入力やプリントコマンドの受付機能等)のみ消費するモード
一般の画像形成装置では、立ち上がり時間を短くする、あるいは動作時に必要な熱量を充分まかなえるようなヒータが搭載されている。動作時、待機時および低電力待機時では、ヒータの連続ON時では熱量が過剰になるので、ヒータのON/OFFの繰り返しによって必要な熱量の供給制御(温度制御)がされている。また、立ち上がり時のヒータは連続ONで少しでも立ち上がり時間が短くなるようにしている。
また、画像形成装置では、高調波や電圧変動や雑音端子電圧に関する規格が有り、これらの特性は、ヒータのON/OFFの繰り返し回数が少ないほど優れた特性となる。ヒータON時の発熱量が、画像形成装置の動作時での必要熱量より小さければ、当然機械として成り立たない。また、ヒータON時の発熱量を、画像形成装置の動作時の熱量より僅かに大きくすれば、ヒータのON/OFFの繰り返し回数を極めて少なくすることができ、良好な高調波や電圧変動や雑音端子電圧の特性がえられる。
しかしながら、このようなヒータとすると、画像形成装置の立ち上がり時間が長くなって、使用者の電源ON後の待ち時間が長くなるという問題を生じる。そこで、一般的な画像形成装置では、立ち上がり時間と高調波や電圧変動や雑音端子電圧の特性のバランスを考慮してヒータが選定されている。
また、制御手段により、少なくとも浴室内温度検出器の検出温度が設定温度に達した以後において、一定時間おきに当該検出温度と設定温度とを比較し、検出温度が設定温度より高いときは、全ヒータの合計消費電力量を1段階下げるように接続回路切り換え手段により接続回路を切り換え、検出温度が設定温度より低いときは、全ヒータの合計消費電力量を1段階上げるように接続回路切り換え手段により接続回路を切り換える制御を行っている。
これにより、ヒータの電源回路をオンオフ制御するのではなく、全てのヒータに連続通電しながらその発熱量を段階的に低下させたり高めたりすることができるとしている。
そこで、本発明は、上述した実情を考慮してなされたもので、モード間において設定温度に大きな差があっても各モードの必要熱量に応じてヒータの接続状態を変更できるようにすることで立ち上がり時のヒータの昇温時間を短くするとともに、ヒータのON/OFF回数を減らし、良好な高調波、電圧変動、及び雑音端子電圧の特性を得ることができる複数ヒータを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
また、請求項2に記載の発明では、少なくとも2本のヒータと、前記ヒータの接続状態を並列接続又は直列接続に変更できる接続状態変更手段とを備え、並列接続時の前記2本のヒータのうち大きい消費電力のヒータに対する他方のヒータの消費電力の比率を0.52以上とし、必要電力あるいは熱量に応じて前記接続状態変更手段により前記ヒータの接続状態を変更することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の複数ヒータを備えた画像形成装置において、並列接続時の前記2本のヒータの消費電力が等しいことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明では、少なくとも2本のヒータと、該2本のヒータのうち少なくとも1本のヒータを非通電とし他のヒータに通電した場合、前記2本のヒータを直列接続状態にする接続状態変更手段とを備え、必要電力あるいは熱量に応じて前記接続状態変更手段により前記2本のヒータの接続状態を変更することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明では、直列接続されている少なくとも2本のヒータと、少なくとも1本の前記ヒータの並列回路を短絡および開放できる接続状態変更手段とを備え、必要電力あるいは熱量に応じて前記接続状態変更手段により前記2本のヒータの短絡/開放状態を変更することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明では、前記ヒータの接続状態を変更する前記接続状態変更手段にリレーを使用し、前記リレーの操作は前記ヒータに電流が流れていない状態で行う複数ヒータを備えた画像形成装置を主要な特徴とする。
また、ヒータの電力比を限定することでヒータの電力設定の自由度を向上させることができる。また、2本のヒータを同一部品とした場合、ヒータの取り付け間違いが生じないという効果や、装置の部品種類を減らすことができるという効果が得られる。また、接続状態の変更による電力の変更では、ヒータの選択によって任意の電力に変更が可能であるという自由度拡大の効果がある。さらに、ヒータ接続回路変更手段にリレーが使用される場合にヒータに電流が流れていない状態でリレーの操作を行うことで、リレー接点間でスパークが発生してリレー接点が劣化するのを防止できる。
ヒータの並列/直列の接続状態の変更は、ヒータの接続状態を並列接続および直列接続に変更できる接続状態変更手段としてのヒータ接続回路変更手段3によって行われる。図では、その例として2回路のリレーを示しており、リレーがOFF時(図の状態)は電源5からON/OFF手段4の接点を介してヒータ接続回路変更手段3の接点3bを介してヒータ1とヒータ2が直列接続で、リレーがON時は電源5からON/OFF手段4の接点を介してヒータ接続回路変更手段3の接点3bがヒータ1とヒータ2の中点Aに接続され、更に接点3aを介してヒータ1とヒータ2が並列接続となる。
このように、ヒータの接続状態を変更することによって、ヒータON時の消費電力あるいは発熱量を変更することができる。図2は、1kWのヒータに対して、もう1本のヒータを変化させた場合に対する、並列/直列接続状態の電力を示した図である。同図では、1本のヒータが1kWとした例を参考にして説明するが、もちろんヒータの1本が1kWに限定されるわけではなく、2本のヒータは様々な値を取ることができる。ちなみに図3は固定ヒータを1.1kWとした場合の図である。
WH/WO=(VH/VO)1.54・・・・・・(式1)
WH:ハロゲンヒータの消費電力
WO:ハロゲンヒータの定格消費電力
VH:ハロゲンヒータの両端電圧
VO:ハロゲンヒータの定格電圧
図2のように、並列接続の方が直列接続よりも消費電力(発熱量)が大きいので、多くの熱量が必要な立ち上がり時あるいは立ち上がり時と動作時あるいは立ち上がり時と動作時と待機時を並列接続として、各々それ以外の必要熱量が少ないモードを直列接続とする。上記の各例を一つずつ以下に説明する。
(1)並列接続:立ち上がり時、直列接続:動作時と待機時と低電力待機時と省エネ待機時
(2)並列接続:立ち上がりと時動作時、直列接続:待機時と低電力待機時と省エネ待機時
(3)並列接続:立ち上がりと時動作時と待機時、直列接続:低電力待機時と省エネ待機時
なお、省エネ待機時はヒータに通電する必要が無いので、接続状態は、直列接続でも並列接続でもどちらでもかまわない。
画像形成装置の各種モードでの必要な熱量の順番は、立ち上がり時>動作時>待機時>低電力待機時>省エネ待機時、となっている。画像形成装置毎に各モードで必要な熱量は異なるが、本発明を適用するにあたっては、隣り合うモードで必要な熱量が大きく異なるモードを境目として、並列/直列の接続状態を変更すると良い。一般的な画像形成装置では、必要な熱量が大きく異なるモードの境目は、立ち上がり時と動作時あるいは、動作時と待機時となっているものが多い。その観点からすると、上記の各モードでの接続変更例では、多くの画像形成装置にとって(1)と(2)が有効である。
例えば、動作時に1300W程度の熱量を必要として待機時には240W程度の熱量を必要とする複数ヒータを備えた画像形成装置では、抵抗値一定ヒータでは、1000Wと328Wの並列接続:立ち上がりと時動作時、1000Wと328Wの直列接続:待機時と低電力待機時と省エネ待機時とすればよい(並列接続/直列接続:1328W/247W(図2の表参照))。
また、同じ例で、ハロゲンヒータについて考えてみると、図2の固定ヒータを1kWとした場合には、好ましい値が見つからない。そこで、例えば、図3のように固定ヒータを1.1kWとした場合について考えてみると、1100Wと231Wの並列接続:立ち上がりと時動作時、1100Wと231Wの接続:待機時と低電力待機時と省エネ待機時とすれば、好適な必要熱量が得られることがわかる。(並列接続/直列接続:1331W/246W)
このように、本発明によると、複数ヒータを備えた画像形成装置の各モードの必要熱量に対して、ヒータの接続状態を変更することで、発熱量を変えられる。そして、ヒータの発熱量を必要発熱量より少しだけ大きくすれば、ヒータがONしっぱなしの状態で、ほぼ必要熱量と発熱量が釣り合うので、OFF時間は前記の少しだけ大きな発熱量分に見合った時間で済む。このことは、頻繁にヒータのON/OFF切換を行わなくて良いことを意味する。
例えば、前記の例で、ハロゲンヒータ部への電力配分が1300Wで、動作時には420W程度の熱量を必要とする画像形成装置について、本発明と従来の画像形成装置について比較してみる。まず、ON/OFF制御で考えた場合、本発明の650Wヒータ2本構成の場合は、例えば、OFF時間を1秒とすると、ON時間は15.56秒で、平均電力は420Wとなる。このときの制御周期は16.56秒となる。
一方、従来の一般的な画像形成装置では、ヒータON時の発熱量は変更できないので、1300Wのヒータが1本搭載されていて、同様にOFF時間を1秒とすると、ON時間は0.477秒で、平均電力は420Wとなる。このときの制御周期はわずか1.477秒である。前記本発明の場合と比較すると1/11.21倍となっている。言い換えると、従来はそれだけ、ヒータのON/OFFを頻繁に行っていると言うことである。このことは、電圧変動や蛍光灯のフリッカー等の特性に悪影響を及ぼす。
また、前記従来機例で、OFF時間を11.21秒とすれば、ON時間が5.35秒で、制御周期が本発明の場合と同一になり、ヒータのON/OFFの頻度も本発明と等しくなる。しかしながら、熱を供給しない時間が長いため、この間の自然冷却による、定着ユニット7の温度低下が大きくなり問題である。すなわち、温度制御のリップルが大きくなる。さらには、ヒータ自体の温度も冷えてしまって、その後のON動作では、大きな突入電流が流れて、電圧変動や蛍光灯のフリッカー等の特性に悪影響を及ぼす。
従来の1300Wヒータの1本構成で、420Wの平均電力で制御するためには、420/1300の電力デューティで位相制御することになる。これは32%となって、ゼロクロスポイントからはある程度離れた所でONすることになる。したがって、ON時のヒータにかかる印加電圧はある程度大きくなる。このことは、高調波や雑音端子電圧の特性に対して不利になる。
以上のことから、実施例1の複数ヒータを備えた画像形成装置では、消費電力に大きな差があるヒータの消費電力あるいは発熱量をヒータON時に変更することができるので、複数のモード間において設定温度に大きな差があっても各モードの必要熱量に応じてヒータの並列/直列接続状態を変更できるようになり、立ち上がり時のヒータの昇温時間を短くすることが可能になるとともに、ヒータのON/OFF回数の低減や位相制御時の位相角をゼロクロスポイント直後にもってくることなどが可能となるので、良好な高調波、電圧変動、及び雑音端子電圧の特性を得ることができる。
実施例1の複数ヒータを備えた画像形成装置と同様の効果を得るためには、各動作モードに合わせて、それぞれ、専用のヒータを備えるという方法も考えられるが、発熱源を全く同じ位置にすることは無理であるし、定着ユニットが複雑になったり大型になったりするという問題がある。本実施形態の複数ヒータを備えた画像形成装置では、このような問題点も解決することができる。
抵抗値一定ヒータでは、その比は0.25(各表の第4列に表示)となって、ハロゲンヒータでは、0.344(各表の第8列に表示)程となる。これらの値より小さい比率とすることは、ヒータを選択することによって任意に可能であるが、これらの値を越えることは理論的に不可能である。
画像形成装置では、各動作モードで並列接続時のヒータや直列接続時のヒータに必要な電力比と捉えることができる。このような画像形成装置に対しては、ヒータの選択としては、2本のヒータを同じにすれば良いことは明白であるが、同様の効果(ほぼ等しい比率)を得るには2本のヒータの消費電力の比率をどの位にすればいいかを検討することができる。
そこで、上記比率の90%(各表の第5列および第9列に表示)以上を同様の効果(ほぼ等しい比率)と考えれば、抵抗値一定ヒータでは、大きいヒータを基準として0.52以上のヒータとすればよいことが図2に示されている。同様にハロゲンヒータの場合は、0.539以上のヒータとすればよいことが図2に示されている。ちなみに、ハロゲンヒータの場合、0.52以上のヒータとすれば88.86%(図2の第9列)であり、ほぼ90%である。
実施例2の複数ヒータを備えた画像形成装置は、以上説明したように、実施例1の複数ヒータを備えた画像形成装置でヒータが2本構成の状態で、ヒータの電力比を限定した場合である。このように、実施例2の複数ヒータを備えた画像形成装置では、実施例1での効果に加えて、ヒータの電力設定の自由度が向上するという効果がある。
この例では、実施例1および実施例2の効果に加えて、2本のヒータを同一部品とした場合にヒータの取り付け間違いが生じないという効果や、装置の部品種類を減らすことができるという効果が得られる。
ヒータ接続回路変更手段3のスイッチ3bのみの切換によって、ヒータ2の一本接続回路とヒータ1およびヒータ2の直列接続回路の選択が可能になる。図1に関するその他の説明は実施例1の場合と同じである。この例では、ヒータ2の電力は立ち上がり時に必要な電力を選択し、ヒータ1は2本のヒータの直列接続によって、複数ヒータを備えた画像形成装置の動作時や待機時の必要電力より少しだけ大きい電力となるようなヒータを選択する。
これにより、実施例1の複数ヒータを備えた画像形成装置と同様の効果が得られるとともに、接続状態の変更による電力の変更も、実施例1の複数ヒータを備えた画像形成装置のように限定されることなく、ヒータの選択によって任意の電力に変更が可能であるという自由度拡大の効果もある。
ヒータの接続状態の変更は、ヒータ接続回路変更手段20(直列接続されている少なくとも2本のヒータの少なくとも1本のヒータの並列回路を短絡および開放できる接続状態変更手段)によって行われる。すなわち、ヒータ接続回路変更手段3がONで接点20aにより中点Aがヒータ1の並列回路と短絡し電流は短絡回路に流れ、ヒータ接続回路変更手段20がOFFでヒータ1の並列回路が開放し電流はヒータ1とヒータ2の直列回路に流れる。2本のヒータの選択および、この実施例の効果は、実施例4の複数ヒータを備えた画像形成装置と同じである。
図6は図1、図5を更に具体化した定着ユニットの制御装置の構成図である。同じ構成要素には同じ参照番号を付して説明する。定着ユニット21の中にはヒータ1、ヒータ2以外にも、各ヒータで暖められた温度を検知するサーミスタ10とサーミスタ11、各ヒータの周囲で異常高温度を感知してヒータ回路を遮断する温度フューズ8、温度フューズ9、定着ユニットの排紙口に備えられているジャム(紙詰まり)センサ12および定着オイルの有無を検知するオイル有無センサ13が備えられている。
サーミスタ10とサーミスタ11、ジャム(紙詰まり)センサ12および定着オイルの有無を検知するオイル有無センサ13は、接続(ドロアー)コネクタ6を介して、複数ヒータを備えた画像形成装置のコントローラ(制御基板)15に接続されている。
温度フューズ8、温度フューズ9は、各ヒータの電流経路に直列接続されている。定着ユニット7の外部は、コントローラ(制御基板)15と、交流電源5と、交流電流ON/OFF手段14とヒータ電流のON/OFF手段としてトライアック41とフォトカプラ42で構成された回路と、ヒータ接続回路変更手段3で構成されている。
交流電流ON/OFF手段14もコントローラ(制御基板)15で制御され、ジャム(紙詰まり)センサ12でジャムを検知した時やオイル有無センサ13で定着オイル無を検知した時やサーミスタ10またはサーミスタ11からの温度情報が異常となった場合(サーミスタの断線やトライアック41とフォトカプラ42で構成された回路の故障等も原因として考えられる。)や、定着ユニット外の異常状態をコントローラ(制御基板)15が検知した時に、コントローラ(制御基板)15が交流電流ON/OFF手段14にOFF信号を出力して、交流電源を遮断するようになっている。図6では図示していないが、コントローラ(制御基板)15には定着ユニット以外の複数ヒータを備えた画像形成装置全体の情報が入力されている。
以上において図1、図5、図6を用いて実施例1〜5の複数ヒータを備えた画像形成装置を説明してきた。同図らに示されているヒータ接続回路変更手段3にリレーが使用される場合は、ヒータ電流を流したまま接続回路切換を実行すると、リレー接点が離接する瞬間にリレー接点間でスパークが発生しリレー接点を劣化させる。また、ひどい時はリレー接点が溶着してしまって、リレーとしての機能を果たせなくなってしまう。この問題は、実施例6の複数ヒータを備えた画像形成装置によって解決できる。
以上の説明においては、定着ヒータを備えた画像形成装置について説明してきたが、除湿ヒータや結露防止ヒータ等のヒータを備えた画像形成装置にも本発明を適用することができる。適用例としては、機械停止時や夜間等の大きな除湿効果や結露防止効果を必要とする場合に、供給熱量を大きくする接続方法とする。一方、機械の動作時等で機械がある程度暖まっている場合は、小さな除湿効果や結露防止効果で充分であるので、供給熱量を小さくする接続方法とする。
Claims (6)
- 少なくとも2本のヒータと、前記ヒータの接続状態を並列接続又は直列接続に変更できる接続状態変更手段とを備え、必要電力あるいは熱量に応じて前記接続状態変更手段により前記ヒータの接続状態を変更することを特徴とする画像形成装置。
- 少なくとも2本のヒータと、前記ヒータの接続状態を並列接続又は直列接続に変更できる接続状態変更手段とを備え、並列接続時の前記2本のヒータのうち大きい消費電力のヒータに対する他方のヒータの消費電力の比率を0.52以上とし、必要電力あるいは熱量に応じて前記接続状態変更手段により前記ヒータの接続状態を変更することを特徴とする複数ヒータを備えた画像形成装置。
- 請求項2に記載の複数ヒータを備えた画像形成装置において、
並列接続時の前記2本のヒータの消費電力が等しいことを特徴とする複数ヒータを備えた画像形成装置。 - 少なくとも2本のヒータと、該2本のヒータのうち少なくとも1本のヒータを非通電とし他のヒータに通電した場合、前記2本のヒータを直列接続状態にする接続状態変更手段とを備え、必要電力あるいは熱量に応じて前記接続状態変更手段により前記2本のヒータの接続状態を変更することを特徴とする画像形成装置。
- 直列接続されている少なくとも2本のヒータと、少なくとも1本の前記ヒータの並列回路を短絡および開放できる接続状態変更手段とを備え、必要電力あるいは熱量に応じて前記接続状態変更手段により前記2本のヒータの短絡/開放状態を変更することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の複数ヒータを備えた画像形成装置において、
前記ヒータの接続状態を変更する前記接続状態変更手段にリレーを使用し、前記リレーの操作は前記ヒータに電流が流れていない状態で行うことを特徴とする画像形成装置。
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