JPH1118288A - 突入電流防止回路、及びマイクロウェーブオーブンの電源装置 - Google Patents
突入電流防止回路、及びマイクロウェーブオーブンの電源装置Info
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- JPH1118288A JPH1118288A JP9328203A JP32820397A JPH1118288A JP H1118288 A JPH1118288 A JP H1118288A JP 9328203 A JP9328203 A JP 9328203A JP 32820397 A JP32820397 A JP 32820397A JP H1118288 A JPH1118288 A JP H1118288A
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- signal
- power supply
- rectifier
- circuit
- switching means
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/66—Circuits
- H05B6/68—Circuits for monitoring or control
- H05B6/681—Circuits comprising an inverter, a boost transformer and a magnetron
- H05B6/682—Circuits comprising an inverter, a boost transformer and a magnetron wherein the switching control is based on measurements of electrical values of the circuit
- H05B6/683—Circuits comprising an inverter, a boost transformer and a magnetron wherein the switching control is based on measurements of electrical values of the circuit the measurements being made at the high voltage side of the circuit
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H9/00—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
- H02H9/001—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection limiting speed of change of electric quantities, e.g. soft switching on or off
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/6414—Aspects relating to the door of the microwave heating apparatus
- H05B6/6417—Door interlocks of the microwave heating apparatus and related circuits
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
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- Power Engineering (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 交流電源の負荷に対する断続的な供給時に発
生する突入電流防止回路及びマイクロウェーブオーブン
への応用を提供する。 【解決手段】 温度−抵抗特性により所定値以上の突入
電流が印加されても負荷に出力する電流の大きさを所定
値以下に制限するPTCサーミスタ12は電源と負荷と
の間に介挿され、スイッチ10と並列連結される。直流
リレー14は交流信号の全波整流器に入力時点を基準に
所定の遅延時間の経過後、全波整流器からの直流信号に
より励磁されオフ状態のスイッチ10をオンさせる信号
をスイッチに提供する。オンされたスイッチはPTCサ
ーミスタのバイパス回路に提供され、交流信号の全波整
流器に入力時点から所定の遅延時間中は交流信号がPT
Cサーミスタを通して負荷に供給され、遅延時間の経過
後は交流信号がスイッチを通して負荷に供給され、断続
的な電源供給時に発生する突入電流を効果的に遮断す
る。
生する突入電流防止回路及びマイクロウェーブオーブン
への応用を提供する。 【解決手段】 温度−抵抗特性により所定値以上の突入
電流が印加されても負荷に出力する電流の大きさを所定
値以下に制限するPTCサーミスタ12は電源と負荷と
の間に介挿され、スイッチ10と並列連結される。直流
リレー14は交流信号の全波整流器に入力時点を基準に
所定の遅延時間の経過後、全波整流器からの直流信号に
より励磁されオフ状態のスイッチ10をオンさせる信号
をスイッチに提供する。オンされたスイッチはPTCサ
ーミスタのバイパス回路に提供され、交流信号の全波整
流器に入力時点から所定の遅延時間中は交流信号がPT
Cサーミスタを通して負荷に供給され、遅延時間の経過
後は交流信号がスイッチを通して負荷に供給され、断続
的な電源供給時に発生する突入電流を効果的に遮断す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は突入電流防止回路及
びその応用に関するものであり、より詳細には交流電源
を負荷に投入する時に初期に発生する突入電流の大きさ
を減少させて負荷に印加させることにより、負荷を電気
的な損傷から保護するための突入電流防止回路及びこの
回路をマイクロウェーブオーブンの電源装置に応用する
ことに関する。
びその応用に関するものであり、より詳細には交流電源
を負荷に投入する時に初期に発生する突入電流の大きさ
を減少させて負荷に印加させることにより、負荷を電気
的な損傷から保護するための突入電流防止回路及びこの
回路をマイクロウェーブオーブンの電源装置に応用する
ことに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、マイクロウェーブオーブンのマ
グネトロンを駆動させるためには高電圧が必要である。
この高電圧を作るために高電圧変圧器を使用する。一般
に、高電圧変圧器及びこの2次側に連結された電気的負
荷に供給される駆動電圧は安定的であることが求められ
る。マイクロウェーブオーブンの駆動電源装置におい
て、負荷に対する安定的な電力供給に関連する技術とし
てはIkuyasuKaminakaによる米国特許第4,798,9
27号、Kyong-Keun Leeによる米国特許第5,250,
774号及びByung-Kap Leeによる米国特許第5,62
5,520号などがある。
グネトロンを駆動させるためには高電圧が必要である。
この高電圧を作るために高電圧変圧器を使用する。一般
に、高電圧変圧器及びこの2次側に連結された電気的負
荷に供給される駆動電圧は安定的であることが求められ
る。マイクロウェーブオーブンの駆動電源装置におい
て、負荷に対する安定的な電力供給に関連する技術とし
てはIkuyasuKaminakaによる米国特許第4,798,9
27号、Kyong-Keun Leeによる米国特許第5,250,
774号及びByung-Kap Leeによる米国特許第5,62
5,520号などがある。
【0003】米国特許番号第4,798,927号にお
いて、Ikuyasu Kaminakaは‘調理モードに対応してスイ
ッチング手段の適切な調合を利用してマイクロウェーブ
加熱器及び熱加熱器に対する電力を選択的/断続的に供
給することにより、オーブンの温度を常に設定された値
に維持すると同時に、調理時間の延長なく最適調理を可
能にする技術’を提案した。また、米国特許番号第5,
250,774号において、Kyong-Keun Leeは‘高電
圧変圧器の2次巻線とマグネトロンを駆動するための高
電圧コンデンサとの間にダイオードを介して高電圧変圧
器の出力電圧がフィードバックされる電圧値に従属され
て可変的に誘導されるようにすることにより、高電圧コ
ンデンサと高電圧変圧器の2次巻線間のLC共振による
出力電圧の不安定を防止して高電圧によるマグネトロン
の損傷を防止し、マグネトロンに安定した電力を供給す
る技術’を提案した。米国特許番号第5,625,52
0号において、Byung-Kap Leeは‘高電圧変圧器の2次
側のコイルの温度を直接感知し、感知された温度により
サーモスタットを利用して変圧器の1次側への電力供給
を調整することにより、変圧器が加熱することを防止で
きる技術’を提案した。
いて、Ikuyasu Kaminakaは‘調理モードに対応してスイ
ッチング手段の適切な調合を利用してマイクロウェーブ
加熱器及び熱加熱器に対する電力を選択的/断続的に供
給することにより、オーブンの温度を常に設定された値
に維持すると同時に、調理時間の延長なく最適調理を可
能にする技術’を提案した。また、米国特許番号第5,
250,774号において、Kyong-Keun Leeは‘高電
圧変圧器の2次巻線とマグネトロンを駆動するための高
電圧コンデンサとの間にダイオードを介して高電圧変圧
器の出力電圧がフィードバックされる電圧値に従属され
て可変的に誘導されるようにすることにより、高電圧コ
ンデンサと高電圧変圧器の2次巻線間のLC共振による
出力電圧の不安定を防止して高電圧によるマグネトロン
の損傷を防止し、マグネトロンに安定した電力を供給す
る技術’を提案した。米国特許番号第5,625,52
0号において、Byung-Kap Leeは‘高電圧変圧器の2次
側のコイルの温度を直接感知し、感知された温度により
サーモスタットを利用して変圧器の1次側への電力供給
を調整することにより、変圧器が加熱することを防止で
きる技術’を提案した。
【0004】一方、マグネトロンが加熱しないようにす
るためには高電圧変圧器に対する駆動電力の供給は断続
的になされる必要がある。特に機械式のマイクロウェー
ブオーブンの電源装置は使用者が選択した調理時間及び
高周波出力レベルに基づいて駆動電力を高電圧変圧器の
1次側に断続的に供給する。ところが、駆動電力の断続
的な供給は突入電流を誘発させる。突入電流は、電源装
置に電気的な衝撃を与えるだけでなくフリッカーを発生
する。従って、駆動電源の電圧変動幅を最小化して良質
の安定した電源が高電圧変圧器に提供されるのが要求さ
れる。
るためには高電圧変圧器に対する駆動電力の供給は断続
的になされる必要がある。特に機械式のマイクロウェー
ブオーブンの電源装置は使用者が選択した調理時間及び
高周波出力レベルに基づいて駆動電力を高電圧変圧器の
1次側に断続的に供給する。ところが、駆動電力の断続
的な供給は突入電流を誘発させる。突入電流は、電源装
置に電気的な衝撃を与えるだけでなくフリッカーを発生
する。従って、駆動電源の電圧変動幅を最小化して良質
の安定した電源が高電圧変圧器に提供されるのが要求さ
れる。
【0005】これに関連して、従来のマイクロウェーブ
オーブンの電源装置の駆動メカニズムを添付した図4を
参照して説明する。料理する食べ物を調理室に投入した
後、第1ドア及び第2ドアを閉めると、これらのドアの
スイッチ100a及び100bがオンとなる。この状態
で使用者が出力調節ノブ(図示せず)を利用してマグネ
トロン126の出力を選択し、タイマノブ(図示せず)
を利用して調理時間をセッティングすると、タイマスイ
ッチ104がオンとなりタイマモータ106が駆動する
と同時に、キャビティランプ142、ターンテーブルモ
ータ144及び冷却ファンモータ146が駆動する。可
変パワーコントロールスイッチ108は前記タイマモー
タ106から出力される制御信号により周期的にオン/
オフされ、これにより前記マグネトロン126は断続的
に動作する。このように、電源を断続的に供給すること
により、食べ物が加熱しすぎるのが防止される。
オーブンの電源装置の駆動メカニズムを添付した図4を
参照して説明する。料理する食べ物を調理室に投入した
後、第1ドア及び第2ドアを閉めると、これらのドアの
スイッチ100a及び100bがオンとなる。この状態
で使用者が出力調節ノブ(図示せず)を利用してマグネ
トロン126の出力を選択し、タイマノブ(図示せず)
を利用して調理時間をセッティングすると、タイマスイ
ッチ104がオンとなりタイマモータ106が駆動する
と同時に、キャビティランプ142、ターンテーブルモ
ータ144及び冷却ファンモータ146が駆動する。可
変パワーコントロールスイッチ108は前記タイマモー
タ106から出力される制御信号により周期的にオン/
オフされ、これにより前記マグネトロン126は断続的
に動作する。このように、電源を断続的に供給すること
により、食べ物が加熱しすぎるのが防止される。
【0006】ところが、前記可変パワーコントロールス
イッチ108がオフ状態からオン状態に切り替えた直後
にその出力波形は、図3に示すように、“A”部分のよ
うな所定の大きさ以上の突入電流を含む。このような突
入電流が高電圧変圧器120の1次巻線128にそのま
ま印加されると、電気的な衝撃により装置の耐久性の側
面において不利な影響を与えるだけでなく、人体の健康
や周辺機器の動作に有害な影響を及ぼすフリッカー現象
が起こる。特に、ヨーロッパを始め一部の先進国は電子
機器の品質規格をさらに強化する目的で前記突入電流の
量に比例する入力電源の電圧変動幅を規制するためにフ
リッカーという規制項目を備えている。このような品質
規格を満足させるために突入電流を効果的に抑制するた
めの装置が必要である。
イッチ108がオフ状態からオン状態に切り替えた直後
にその出力波形は、図3に示すように、“A”部分のよ
うな所定の大きさ以上の突入電流を含む。このような突
入電流が高電圧変圧器120の1次巻線128にそのま
ま印加されると、電気的な衝撃により装置の耐久性の側
面において不利な影響を与えるだけでなく、人体の健康
や周辺機器の動作に有害な影響を及ぼすフリッカー現象
が起こる。特に、ヨーロッパを始め一部の先進国は電子
機器の品質規格をさらに強化する目的で前記突入電流の
量に比例する入力電源の電圧変動幅を規制するためにフ
リッカーという規制項目を備えている。このような品質
規格を満足させるために突入電流を効果的に抑制するた
めの装置が必要である。
【0007】突入電流を防止するための従来の手段とし
て、図4に示すように、フューズ114とこれに直列連
結されたセメントレジスタ112及び交流リレー116
とこれに連動するバイパッシングスイッチ(バイパスス
イッチ)110で構成される突入電流防止回路140が
ある。前記交流リレー116は励磁電流が印加される
と、励磁コイルが励磁されるための自体の応答時間だけ
遅延された後、前記バイパッシングスイッチ110の動
作信号を送る。その結果、前記可変パワーコントロール
スイッチ108がターンオンされた直後に発生する突入
電流は前記応答時間中に前記セメントレジスタ112に
流れて減衰し、その後には前記バイパッシングスイッチ
110にバイパッシングされる。
て、図4に示すように、フューズ114とこれに直列連
結されたセメントレジスタ112及び交流リレー116
とこれに連動するバイパッシングスイッチ(バイパスス
イッチ)110で構成される突入電流防止回路140が
ある。前記交流リレー116は励磁電流が印加される
と、励磁コイルが励磁されるための自体の応答時間だけ
遅延された後、前記バイパッシングスイッチ110の動
作信号を送る。その結果、前記可変パワーコントロール
スイッチ108がターンオンされた直後に発生する突入
電流は前記応答時間中に前記セメントレジスタ112に
流れて減衰し、その後には前記バイパッシングスイッチ
110にバイパッシングされる。
【0008】一方、フューズ114は、回路に電源が印
加された状態で前記交流リレー116が不良によりター
ンオンされなかったり、自己の応答速度が長くなるなど
の誤動作に備えるためである。このような誤動作はセメ
ントレジスタ112を加熱させて配線及び周囲のモール
ド物に悪い影響を及ぼし、さらに火災になるおそれもあ
る。
加された状態で前記交流リレー116が不良によりター
ンオンされなかったり、自己の応答速度が長くなるなど
の誤動作に備えるためである。このような誤動作はセメ
ントレジスタ112を加熱させて配線及び周囲のモール
ド物に悪い影響を及ぼし、さらに火災になるおそれもあ
る。
【0009】交流リレーの一般的な応答時間は約6ms
であるが、スローアクチング用(slow acting type) の
場合には接点構造を変更すると約10ms程度である。
すなわち、前記交流リレー116の前記バイパッシング
スイッチ110は突入電流が前記交流リレー116に印
加された時点から10ms間はオフ状態に維持された後
ターンオンされる。ところが、実際に可変パワーコント
ロールスイッチ108の出力電流を測定すると、図3に
示した“A”部分のように少なくとも交流電源の1周期
(例えば、50Hzの電源の1周期は20msである)
の間は所定の大きさ以上の突入電流が発生する。従っ
て、このような突入電流による悪影響を防止して高電圧
変圧器120に安定した電力を供給するためにはこの突
入電流が前記セメントレジスタ112を通過する時間が
少なくとも20ms以上とならなければならない。しか
しながら、スローアクチング用の交流リレーそれ自体の
応答時間(遅延時間)は接点の構造上最大10msまで
のみ可能であるために、突入電流を充分に防止できない
という問題点があった。
であるが、スローアクチング用(slow acting type) の
場合には接点構造を変更すると約10ms程度である。
すなわち、前記交流リレー116の前記バイパッシング
スイッチ110は突入電流が前記交流リレー116に印
加された時点から10ms間はオフ状態に維持された後
ターンオンされる。ところが、実際に可変パワーコント
ロールスイッチ108の出力電流を測定すると、図3に
示した“A”部分のように少なくとも交流電源の1周期
(例えば、50Hzの電源の1周期は20msである)
の間は所定の大きさ以上の突入電流が発生する。従っ
て、このような突入電流による悪影響を防止して高電圧
変圧器120に安定した電力を供給するためにはこの突
入電流が前記セメントレジスタ112を通過する時間が
少なくとも20ms以上とならなければならない。しか
しながら、スローアクチング用の交流リレーそれ自体の
応答時間(遅延時間)は接点の構造上最大10msまで
のみ可能であるために、突入電流を充分に防止できない
という問題点があった。
【0010】さらに、前記交流リレー116は、タップ
タミナルを4つ持っており、端子挿入工程が必要であ
り、前記セメントレジスタ112は、タップタミナルが
2つの端子タイプで配線時にスクリューにより電装室の
底板に取り付けられるべきなので、端子挿入工程とスク
リュー作業工程が必要である。前記交流リレー116
は、直流電源を供給できない機械式のマイクロウェーブ
オーブンの特性上使用されるものであり、比較的に高価
である。交流リレーの誤動作に備えてフューズを設ける
と火災防止には効果的であるが、溶断後にはこれを交換
しなければならないという不便さがある。
タミナルを4つ持っており、端子挿入工程が必要であ
り、前記セメントレジスタ112は、タップタミナルが
2つの端子タイプで配線時にスクリューにより電装室の
底板に取り付けられるべきなので、端子挿入工程とスク
リュー作業工程が必要である。前記交流リレー116
は、直流電源を供給できない機械式のマイクロウェーブ
オーブンの特性上使用されるものであり、比較的に高価
である。交流リレーの誤動作に備えてフューズを設ける
と火災防止には効果的であるが、溶断後にはこれを交換
しなければならないという不便さがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来技術の問題点を解決するためのものであり、本発明
の第1目的は、交流電源を負荷に投入する際に初期に発
生する突入電流が負荷に印加されることを防止する突入
電流防止回路を提供することにある。
従来技術の問題点を解決するためのものであり、本発明
の第1目的は、交流電源を負荷に投入する際に初期に発
生する突入電流が負荷に印加されることを防止する突入
電流防止回路を提供することにある。
【0012】また、本発明の第2目的は、交流電源を負
荷に投入する際に初期に発生する突入電流が負荷に印加
されるのを防止する突入電流防止回路をマイクロウェー
ブオーブンのマグネトロン駆動用の電源装置に採用する
ことにより、マグネトロン駆動用の高電圧信号をマグネ
トロンに供給する高電圧変圧器に突入電流が流入される
のを防止するマイクロウェーブオーブンを提供すること
にある。
荷に投入する際に初期に発生する突入電流が負荷に印加
されるのを防止する突入電流防止回路をマイクロウェー
ブオーブンのマグネトロン駆動用の電源装置に採用する
ことにより、マグネトロン駆動用の高電圧信号をマグネ
トロンに供給する高電圧変圧器に突入電流が流入される
のを防止するマイクロウェーブオーブンを提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1目的を達成
するために、本発明による突入電流防止回路は交流信号
を供給するための電源と負荷との間に介挿されたスイッ
チング手段と、前記電源から励磁信号を提供されて前記
スイッチング手段のオン/オフを制御する信号を前記ス
イッチング手段に提供する経路選択手段と、前記電源と
前記負荷との間に介挿され、前記スイッチング手段と並
列連結され、前記電源から所定の大きさ以上の突入電流
が印加されても前記負荷に出力する電流の大きさを所定
の大きさ以下に制限する電流制限手段を備える。
するために、本発明による突入電流防止回路は交流信号
を供給するための電源と負荷との間に介挿されたスイッ
チング手段と、前記電源から励磁信号を提供されて前記
スイッチング手段のオン/オフを制御する信号を前記ス
イッチング手段に提供する経路選択手段と、前記電源と
前記負荷との間に介挿され、前記スイッチング手段と並
列連結され、前記電源から所定の大きさ以上の突入電流
が印加されても前記負荷に出力する電流の大きさを所定
の大きさ以下に制限する電流制限手段を備える。
【0014】前記経路選択手段は、前記交流信号を入力
された時点から所定の遅延時間が経過した後にオフ状態
の前記スイッチング手段にターンオン信号を供給して前
記スイッチング手段が前記電流制限手段のバイパッシン
グ回路に提供され、前記交流信号が前記経路選択手段に
入力された時点から前記所定の遅延時間の間には前記交
流信号が前記電流制限手段を通して前記負荷に供給さ
れ、前記遅延時間が経過した後からは前記交流信号が前
記スイッチング手段を通して前記負荷に供給される。
された時点から所定の遅延時間が経過した後にオフ状態
の前記スイッチング手段にターンオン信号を供給して前
記スイッチング手段が前記電流制限手段のバイパッシン
グ回路に提供され、前記交流信号が前記経路選択手段に
入力された時点から前記所定の遅延時間の間には前記交
流信号が前記電流制限手段を通して前記負荷に供給さ
れ、前記遅延時間が経過した後からは前記交流信号が前
記スイッチング手段を通して前記負荷に供給される。
【0015】本発明の第2目的を達成するために、本発
明による突入電流防止回路を備えたマイクロウェーブオ
ーブンの電源装置は、交流信号を提供する電源に連結さ
れ、出力端に連結される回路に前記交流信号を断続的に
供給するためにスイッチング動作をする第1スイッチン
グ手段と、1次巻線に供給される交流信号の電圧を昇圧
させてマグネトロンを駆動するための高電圧電力を生成
する高電圧変圧器と、前記第1スイッチング手段と前記
高電圧変圧器との間に介挿された第2スイッチング手段
と、前記電源から提供される前記交流信号を整流して直
流信号に変換するための整流手段と、前記交流信号が前
記整流手段に入力された時点を基準に所定の遅延時間が
経過した後、前記整流手段から提供された前記直流信号
により励磁されオフ状態の前記スイッチング手段をター
ンオンさせるための信号を前記スイッチング手段に提供
する直流リレー手段と、前記第1スイッチング手段と前
記高電圧変圧器との間に介挿され、前記第2スイッチン
グ手段と並列連結され、内部温度に対応して抵抗値が増
加する温度−抵抗特性により所定の大きさ以上の突入電
流が印加されても前記高電圧変圧器に出力する電流の大
きさを所定の大きさ以下に制限するPTCサーミスタを
備える。
明による突入電流防止回路を備えたマイクロウェーブオ
ーブンの電源装置は、交流信号を提供する電源に連結さ
れ、出力端に連結される回路に前記交流信号を断続的に
供給するためにスイッチング動作をする第1スイッチン
グ手段と、1次巻線に供給される交流信号の電圧を昇圧
させてマグネトロンを駆動するための高電圧電力を生成
する高電圧変圧器と、前記第1スイッチング手段と前記
高電圧変圧器との間に介挿された第2スイッチング手段
と、前記電源から提供される前記交流信号を整流して直
流信号に変換するための整流手段と、前記交流信号が前
記整流手段に入力された時点を基準に所定の遅延時間が
経過した後、前記整流手段から提供された前記直流信号
により励磁されオフ状態の前記スイッチング手段をター
ンオンさせるための信号を前記スイッチング手段に提供
する直流リレー手段と、前記第1スイッチング手段と前
記高電圧変圧器との間に介挿され、前記第2スイッチン
グ手段と並列連結され、内部温度に対応して抵抗値が増
加する温度−抵抗特性により所定の大きさ以上の突入電
流が印加されても前記高電圧変圧器に出力する電流の大
きさを所定の大きさ以下に制限するPTCサーミスタを
備える。
【0016】前記直流リレー手段は、前記整流手段が交
流信号を入力された時点から所定の遅延時間が経過した
後にオフ状態の前記第2スイッチング手段にターンオン
信号を供給して前記第2スイッチング手段が前記PTC
サーミスタのバイパッシング回路に提供される。前記交
流信号が前記整流手段に入力された時点から前記所定の
遅延時間中には前記交流信号が前記PTCサーミスタを
通して前記高電圧変圧器に供給される。前記遅延時間が
経過した後からは前記交流信号が前記第2スイッチング
手段を通して前記高電圧変圧器に供給される。
流信号を入力された時点から所定の遅延時間が経過した
後にオフ状態の前記第2スイッチング手段にターンオン
信号を供給して前記第2スイッチング手段が前記PTC
サーミスタのバイパッシング回路に提供される。前記交
流信号が前記整流手段に入力された時点から前記所定の
遅延時間中には前記交流信号が前記PTCサーミスタを
通して前記高電圧変圧器に供給される。前記遅延時間が
経過した後からは前記交流信号が前記第2スイッチング
手段を通して前記高電圧変圧器に供給される。
【0017】
【作用】本発明によると、電源側から突入電流が印加さ
れた時点から正常的な大きさの電流が印加されるまでの
一定時間の間に正の抵抗−温度特性を有するPTCサー
ミスタに突入電流を流すことにより、交流電力の断続的
な供給により発生する突入電流を完全に減衰させて高電
圧変圧器のような負荷に安定的な電力を供給できる。さ
らに、低価な直流リレーを採用して費用を減らし、突入
電流による火災の発生を防止すると同時にフューズの溶
断による交換の不便さを取り除くことができる。
れた時点から正常的な大きさの電流が印加されるまでの
一定時間の間に正の抵抗−温度特性を有するPTCサー
ミスタに突入電流を流すことにより、交流電力の断続的
な供給により発生する突入電流を完全に減衰させて高電
圧変圧器のような負荷に安定的な電力を供給できる。さ
らに、低価な直流リレーを採用して費用を減らし、突入
電流による火災の発生を防止すると同時にフューズの溶
断による交換の不便さを取り除くことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の好適実施例をより詳細に説明する。図1は、本発明に
よる突入電流防止回路の一実施例を示す回路図であって
前記突入電流防止回路40は出力電流を所定値以下に制
限して出力する電流制限器12、電源の負荷に対する供
給経路を選択する経路選択手段及び前記経路選択手段に
連動されて前記経路選択手段のターンオン信号により前
記電流制限器12に対するバイパッシング回路として提
供されるスイッチ10を備える。前記スイッチ10の接
点134と接点136は交流電流を供給するための電源
と任意の負荷とにそれぞれ連結される。
の好適実施例をより詳細に説明する。図1は、本発明に
よる突入電流防止回路の一実施例を示す回路図であって
前記突入電流防止回路40は出力電流を所定値以下に制
限して出力する電流制限器12、電源の負荷に対する供
給経路を選択する経路選択手段及び前記経路選択手段に
連動されて前記経路選択手段のターンオン信号により前
記電流制限器12に対するバイパッシング回路として提
供されるスイッチ10を備える。前記スイッチ10の接
点134と接点136は交流電流を供給するための電源
と任意の負荷とにそれぞれ連結される。
【0019】前記電流制限器12は、前記接点134と
接点136に結合され、前記スイッチ10とは並列連結
される。前記電流制限器12は、抵抗の温度係数が正の
値を有するPTCサーミスタ(Positive Characteristic
Thermistor)で具現する。PTCサーミスタは次のよう
な温度−抵抗特性を有する。PTCサーミスタは電流が
流れる前には初期抵抗値を維持していたが、流れる電流
量が増加するとジュール熱により内部温度が上昇する
が、内部温度それ自体がキュリー温度の約120℃とな
ると、抵抗値もこれに対応して急速に増加して飽和され
ることにより、電流の流れを遮断する。また、PTCサ
ーミスタは発熱温度に耐える耐熱性キャップに内蔵され
る。このようなPTCサーミスタの温度−抵抗特性を利
用すると、電源から所定の大きさ以上の突入電流が印加
されても前記負荷に出力する電流の大きさを所定の大き
さ以下に制限して出力することにより、突入電流の負荷
への流入を遮断できることは無論、加熱による火災発生
の危険性も取り除くことができる。
接点136に結合され、前記スイッチ10とは並列連結
される。前記電流制限器12は、抵抗の温度係数が正の
値を有するPTCサーミスタ(Positive Characteristic
Thermistor)で具現する。PTCサーミスタは次のよう
な温度−抵抗特性を有する。PTCサーミスタは電流が
流れる前には初期抵抗値を維持していたが、流れる電流
量が増加するとジュール熱により内部温度が上昇する
が、内部温度それ自体がキュリー温度の約120℃とな
ると、抵抗値もこれに対応して急速に増加して飽和され
ることにより、電流の流れを遮断する。また、PTCサ
ーミスタは発熱温度に耐える耐熱性キャップに内蔵され
る。このようなPTCサーミスタの温度−抵抗特性を利
用すると、電源から所定の大きさ以上の突入電流が印加
されても前記負荷に出力する電流の大きさを所定の大き
さ以下に制限して出力することにより、突入電流の負荷
への流入を遮断できることは無論、加熱による火災発生
の危険性も取り除くことができる。
【0020】経路選択手段は、前記接点134に連結さ
れ、入力電源である交流電圧を降下させるための抵抗2
2、電圧降下された交流電圧を全波整流させるための整
流部20、全波整流された信号を電圧降下し平滑化して
所定の大きさの直流励磁電圧をRC時常数だけ遅延させ
て発生するRC回路15及び前記RC回路15と前記ス
イッチ10との間に介挿される直流リレー14を有す
る。前記整流部20は、前記抵抗22の出力端及び入力
電源端子138を入力とし、4つのダイオード24,2
6,28,30を利用したブリッジ回路20で具現でき
る。無論、図面においては前記整流部20の一実施例と
して前記ブリッジ回路20を示したが、前記整流部20
はこれに限定されるものではなく、交流信号を直流信号
に整流できる整流回路ならどれでもかまわない。このよ
うな構成を有する突入電流防止回路40は印刷配線回路
基板に一体化して設けられる。
れ、入力電源である交流電圧を降下させるための抵抗2
2、電圧降下された交流電圧を全波整流させるための整
流部20、全波整流された信号を電圧降下し平滑化して
所定の大きさの直流励磁電圧をRC時常数だけ遅延させ
て発生するRC回路15及び前記RC回路15と前記ス
イッチ10との間に介挿される直流リレー14を有す
る。前記整流部20は、前記抵抗22の出力端及び入力
電源端子138を入力とし、4つのダイオード24,2
6,28,30を利用したブリッジ回路20で具現でき
る。無論、図面においては前記整流部20の一実施例と
して前記ブリッジ回路20を示したが、前記整流部20
はこれに限定されるものではなく、交流信号を直流信号
に整流できる整流回路ならどれでもかまわない。このよ
うな構成を有する突入電流防止回路40は印刷配線回路
基板に一体化して設けられる。
【0021】図2に示すように、前記突入電流防止回路
40は機械式のマイクロウェーブオーブンの電源装置に
応用されることにより、高電圧変圧器120に対する断
続的な電源供給時に発生する突入電流を効果的に遮断で
きる。
40は機械式のマイクロウェーブオーブンの電源装置に
応用されることにより、高電圧変圧器120に対する断
続的な電源供給時に発生する突入電流を効果的に遮断で
きる。
【0022】このために、図4に示す従来の突入電流防
止回路140を、図1に示した、本発明による突入電流
防止回路40に代替する。すなわち、突入電流が流れる
時間中に突入電流をより完璧に減衰させるために、前記
交流リレー116は前記直流リレー14及び前記直流リ
レー14を励磁させるための励磁電流を所定の時間だけ
遅延させて前記直流リレー14に提供する励磁回路2
2,20,18,16に代替させ、フューズ114及び
セメントレジスタ112はPTCサーミスタ12に代替
する。
止回路140を、図1に示した、本発明による突入電流
防止回路40に代替する。すなわち、突入電流が流れる
時間中に突入電流をより完璧に減衰させるために、前記
交流リレー116は前記直流リレー14及び前記直流リ
レー14を励磁させるための励磁電流を所定の時間だけ
遅延させて前記直流リレー14に提供する励磁回路2
2,20,18,16に代替させ、フューズ114及び
セメントレジスタ112はPTCサーミスタ12に代替
する。
【0023】以下、本発明の突入電流防止回路の作用を
マイクロウェーブオーブンの電源装置に応用した場合を
例にして詳細に説明する。マイクロウェーブオーブンを
起動させると、230Vの交流電圧が9.1KΩの抵抗
22により30Vへ降下され、この降下された交流電圧
はダイオードブリッジ20により全波整流されながら電
圧降下し26Vの全波整流波に変換される。この全波整
流波は100Ωの抵抗18により24Vと電圧降下され
ながらリップルが最小化され、電解キャパシター16に
より平滑され純粋な直流電圧に加工される。この際に、
抵抗18及びキャパシター16からなるRC回路はRC
時定数だけ時間を遅延させた後、24Vの直流電圧を前
記直流リレー14に供給する。24Vの定格励磁電圧が
供給されると、前記直流リレー14は内部の励磁コイル
が励磁されながら前記スイッチ10にターンオン信号を
供給する。前記キャパシター16は定格電圧が50Vで
あり容量が100μFである。
マイクロウェーブオーブンの電源装置に応用した場合を
例にして詳細に説明する。マイクロウェーブオーブンを
起動させると、230Vの交流電圧が9.1KΩの抵抗
22により30Vへ降下され、この降下された交流電圧
はダイオードブリッジ20により全波整流されながら電
圧降下し26Vの全波整流波に変換される。この全波整
流波は100Ωの抵抗18により24Vと電圧降下され
ながらリップルが最小化され、電解キャパシター16に
より平滑され純粋な直流電圧に加工される。この際に、
抵抗18及びキャパシター16からなるRC回路はRC
時定数だけ時間を遅延させた後、24Vの直流電圧を前
記直流リレー14に供給する。24Vの定格励磁電圧が
供給されると、前記直流リレー14は内部の励磁コイル
が励磁されながら前記スイッチ10にターンオン信号を
供給する。前記キャパシター16は定格電圧が50Vで
あり容量が100μFである。
【0024】実験によると、前記直流リレーに連動する
前記スイッチ10の応答時間は120msないし160
ms程度である。応答時間がこのような値を有する理由
は、前記直流リレー14の前端に配置された素子22,
20,18の全体抵抗値がRC時定数の決定時にR値に
寄与し、また前記直流リレー14が有するそれ自体の応
答時間も全体の応答時間に含まれるためであると推定さ
れる。
前記スイッチ10の応答時間は120msないし160
ms程度である。応答時間がこのような値を有する理由
は、前記直流リレー14の前端に配置された素子22,
20,18の全体抵抗値がRC時定数の決定時にR値に
寄与し、また前記直流リレー14が有するそれ自体の応
答時間も全体の応答時間に含まれるためであると推定さ
れる。
【0025】このような突入電流防止回路40を図2に
示すように可変パワーコントロールスイッチ108と高
電圧変圧器120の1次巻線128の間に介在させる。
このような電源装置の構成において、前記可変パワーコ
ントロールスイッチ108がオフ状態からオン状態に転
換すると、図3の“A”のように、初期に突入電流が発
生する。この突入電流が前記直流リレー14に印加され
た際から前記120msないし160msの応答時間の
間は前記直流リレー14が励磁される前なので前記スイ
ッチ10がオフ状態に維持され、結果として前記可変パ
ワーコントロールスイッチ108から前記高電圧変圧器
120の1次巻線128に提供される突入電流が含まれ
る駆動電流は前記PTCサーミスタ12を経ながら安定
した大きさの電流に減衰する。同時に、前記応答時間が
経過した時点からは励磁された前記直流リレー14から
提供されたターンオン信号により前記スイッチ10がオ
ン状態に切り替えられるために、前記駆動電流は前記ス
イッチ10を通してバイパスする。実験によると、前記
突入電流の持続時間が約30ms以内なので、前記突入
電流防止回路40をマイクロウェーブオーブンの駆動電
源装置に採用すると、前記突入電流は完璧に遮断でき
る。
示すように可変パワーコントロールスイッチ108と高
電圧変圧器120の1次巻線128の間に介在させる。
このような電源装置の構成において、前記可変パワーコ
ントロールスイッチ108がオフ状態からオン状態に転
換すると、図3の“A”のように、初期に突入電流が発
生する。この突入電流が前記直流リレー14に印加され
た際から前記120msないし160msの応答時間の
間は前記直流リレー14が励磁される前なので前記スイ
ッチ10がオフ状態に維持され、結果として前記可変パ
ワーコントロールスイッチ108から前記高電圧変圧器
120の1次巻線128に提供される突入電流が含まれ
る駆動電流は前記PTCサーミスタ12を経ながら安定
した大きさの電流に減衰する。同時に、前記応答時間が
経過した時点からは励磁された前記直流リレー14から
提供されたターンオン信号により前記スイッチ10がオ
ン状態に切り替えられるために、前記駆動電流は前記ス
イッチ10を通してバイパスする。実験によると、前記
突入電流の持続時間が約30ms以内なので、前記突入
電流防止回路40をマイクロウェーブオーブンの駆動電
源装置に採用すると、前記突入電流は完璧に遮断でき
る。
【0026】さらに、前記直流リレー14が不良や誤動
作により予定の前記応答時間に動作しなくて前記駆動電
流が前記スイッチ10を通さなく前記PTCサーミスタ
12を通して長時間流れる場合でも、温度の増加により
抵抗値が増加するというそれ自体の温度−抵抗特性を有
する前記PTCサーミスタ12は、キュリー温度に達し
た時点以後からは抵抗値が急速に上昇して前記駆動電流
の前記高電圧変圧器120への流入を遮断する。つま
り、前記直流リレー14が誤動作する場合には前記PT
Cサーミスタ12がフューズの役割を果たす。
作により予定の前記応答時間に動作しなくて前記駆動電
流が前記スイッチ10を通さなく前記PTCサーミスタ
12を通して長時間流れる場合でも、温度の増加により
抵抗値が増加するというそれ自体の温度−抵抗特性を有
する前記PTCサーミスタ12は、キュリー温度に達し
た時点以後からは抵抗値が急速に上昇して前記駆動電流
の前記高電圧変圧器120への流入を遮断する。つま
り、前記直流リレー14が誤動作する場合には前記PT
Cサーミスタ12がフューズの役割を果たす。
【0027】一方、前記PTCサーミスタ12から発生
する高熱は耐熱性のキャップにより外部に放出されなく
て周囲の温度が常温を維持するために、電源回路の配線
及び周囲のモールド物に悪い影響を及ぼさなくなる。
する高熱は耐熱性のキャップにより外部に放出されなく
て周囲の温度が常温を維持するために、電源回路の配線
及び周囲のモールド物に悪い影響を及ぼさなくなる。
【0028】前記突入電流防止回路40により突入電流
が減衰された駆動信号は前記高電圧変圧器120により
昇圧され、昇圧された前記駆動信号は高電圧キャパシタ
ー122及び高電圧ダイオード124を通してマグネト
ロン126に供給され、前記マグネトロン126の駆動
により料理が行われる。
が減衰された駆動信号は前記高電圧変圧器120により
昇圧され、昇圧された前記駆動信号は高電圧キャパシタ
ー122及び高電圧ダイオード124を通してマグネト
ロン126に供給され、前記マグネトロン126の駆動
により料理が行われる。
【0029】本発明を実施例によって詳細に説明した
が、本発明は実施例によって限定されず、本発明が属す
る技術分野において通常の知識を有する者であれば本発
明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正または
変更できるであろう。
が、本発明は実施例によって限定されず、本発明が属す
る技術分野において通常の知識を有する者であれば本発
明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正または
変更できるであろう。
【0030】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明による突
入電流防止回路は、交流電源を負荷に投入するときに初
期に発生する突入電流を低価の直流リレーと正の温度−
抵抗特性を有するPTCサーミスタを利用して完璧に遮
断でき、これをマイクロウェーブオーブンの電源装置に
応用すると、フリッカーの除去などのような有用な効果
を得ることができる。
入電流防止回路は、交流電源を負荷に投入するときに初
期に発生する突入電流を低価の直流リレーと正の温度−
抵抗特性を有するPTCサーミスタを利用して完璧に遮
断でき、これをマイクロウェーブオーブンの電源装置に
応用すると、フリッカーの除去などのような有用な効果
を得ることができる。
【図1】本発明による突入電流防止回路の一実施例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図2】図1に示す突入電流防止回路を採用したマイク
ロウェーブオーブンの電気回路図である。
ロウェーブオーブンの電気回路図である。
【図3】本発明が減衰させようとする突入電流が含まれ
た交流電源の波形図である。
た交流電源の波形図である。
【図4】従来の突入電流防止回路を含むマイクロウェー
ブオーブンの電気回路図である。
ブオーブンの電気回路図である。
10 スイッチ 12 PTCサーミスタ 14 直流リレー 24,26,28,30 ダイオード 40 突入電流防止回路 108 可変パワーコントロールスイッチ 120 高電圧変圧器 122 高電圧キャパシター 124 高電圧ダイオード 126 マグネトロン 128 1次巻線 134,136 接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02M 7/06 H02M 7/06 K // H05B 6/68 330 H05B 6/68 330Z
Claims (10)
- 【請求項1】 交流信号を供給するための電源と負荷と
の間に介挿されたスイッチング手段と、 前記電源から励磁信号を提供されて前記スイッチング手
段のオン/オフを制御する信号を前記スイッチング手段
に提供する経路選択手段と、 前記電源と前記負荷との間に介挿され、前記スイッチン
グ手段と並列連結され、前記電源から所定の大きさ以上
の突入電流が印加されても前記負荷に出力する電流の大
きさを所定の大きさ以下に制限する電流制限手段を備
え、 前記経路選択手段は、前記交流信号を入力された時点か
ら所定の遅延時間が経過した後にオフ状態の前記スイッ
チング手段にターンオン信号を供給して前記スイッチン
グ手段が前記電流制限手段のバイパッシング回路に提供
され、前記交流信号が前記経路選択手段に入力された時
点から前記所定の遅延時間の間には前記交流信号が前記
電流制限手段を通して前記負荷に供給され、前記遅延時
間が経過した後からは前記交流信号が前記スイッチング
手段を通して前記負荷に供給されることを特徴とする突
入電流防止回路。 - 【請求項2】 前記経路選択手段は、前記電源から提供
される交流信号を直流信号に変換して直流リレー部に提
供する整流手段、及び前記交流信号が前記整流手段に入
力された時点を基準に前記遅延時間が経過した後、前記
整流手段から提供された前記直流信号により励磁されて
オフ状態の前記スイッチング手段をターンオンさせるた
めの信号を前記スイッチング手段に提供する直流リレー
手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の突入電
流防止回路。 - 【請求項3】 前記整流手段は、前記電源の電圧を所定
の大きさの電圧に降下させるための抵抗及び前記抵抗に
より電圧降下された交流信号を整流して直流の励磁電流
を生成するための整流手段を備えることを特徴とする請
求項2に記載の突入電流防止回路。 - 【請求項4】 前記整流手段は、複数個のダイオードを
利用して構成されたブリッジ回路であることを特徴とす
る請求項3に記載の突入電流防止回路。 - 【請求項5】 前記整流手段は、抵抗とキャパシターで
構成される回路をさらに備え、前記回路は、前記ブリッ
ジ回路の出力端と前記直流リレー手段との間に介挿され
前記ブリッジ回路により整流された信号に含まれた交流
成分を減衰させると同時に前記直流リレー手段の応答時
間を所定時間だけさらに延長させることを特徴とする請
求項4に記載の突入電流防止回路。 - 【請求項6】 前記電流制限手段は、内部温度に対応し
て抵抗値が増加する温度−抵抗特性を有するPTCサー
ミスタであることを特徴とする請求項1に記載の突入電
流防止回路。 - 【請求項7】 交流信号を供給するための電源と負荷と
の間に介挿されたスイッチング手段と、 前記電源から提供される交流信号を整流して直流信号に
変換するための整流手段と、 前記交流信号が前記整流手段に入力された時点を基準に
所定の遅延時間が経過した後、前記整流手段から提供さ
れた前記直流信号により励磁されてオフ状態の前記スイ
ッチング手段をターンオンさせるための信号を前記スイ
ッチング手段に提供する直流リレー手段と、 前記電源と前記負荷との間に介挿され、前記スイッチン
グ手段と並列連結され、内部温度に対応して抵抗値が増
加する温度−抵抗特性により所定大きさ以上の突入電流
が印加されても前記負荷に出力する電流の大きさを所定
の大きさ以下に制限するPTCサーミスタを備え、 前記直流リレー手段は、前記整流手段が交流信号を入力
された時点から所定の遅延時間が経過した後にオフ状態
の前記スイッチング手段にターンオン信号を供給して前
記スイッチング手段が前記PTCサーミスタのバイパッ
シング回路に提供され、前記交流信号が前記整流手段に
入力された時点から前記所定の遅延時間の間には前記交
流信号が前記PTCサーミスタを通して前記負荷に供給
され、前記遅延時間が経過した後からは前記交流信号が
前記スイッチング手段を通して前記負荷に供給されるこ
とを特徴とする突入電流防止回路。 - 【請求項8】 前記整流手段は、前記電源の電圧を所定
の大きさの電圧に降下させるための抵抗、前記抵抗によ
り電圧降下された交流信号を全波整流して直流信号を生
成するための整流回路、及び抵抗とキャパシターで構成
され、前記整流回路の出力端と前記直流リレー手段との
間に介挿されて前記整流回路により整流された信号に含
まれた交流成分を減衰させると同時に、前記直流リレー
手段の応答時間を所定時間だけさらに延長させるための
回路で構成されることを特徴とする請求項7に記載の突
入電流防止回路。 - 【請求項9】 交流信号を提供する電源に連結され、出
力端に連結される回路に前記交流信号を断続的に供給す
るためにスイッチング動作をする第1スイッチング手段
と、 1次巻線に提供される交流信号の電圧を昇圧させてマグ
ネトロンを駆動するための高電圧電力を生成する高電圧
変圧器と、 前記第1スイッチング手段と前記高電圧変圧器との間に
介挿された第2スイッチング手段と、 前記電源から供給される前記交流信号を整流して直流信
号に変換するための整流手段と、 前記交流信号が前記整流手段に入力された時点を基準に
所定の遅延時間が経過した後、前記整流手段から提供さ
れた前記直流信号により励磁されオフ状態の前記スイッ
チング手段をターンオンさせるための信号を前記スイッ
チング手段に提供する直流リレー手段と、 前記第1スイッチング手段と前記高電圧変圧器との間に
介挿され、前記第2スイッチング手段と並列連結され、
内部温度に対応して抵抗値が増加する温度−抵抗特性に
より所定の大きさ以上の突入電流が印加されても前記高
電圧変圧器に出力する電流の大きさを所定の大きさ以下
に制限するPTCサーミスタを備え、 前記直流リレー手段は、前記整流手段が交流信号を入力
された時点から所定の遅延時間が経過した後にオフ状態
の前記第2スイッチング手段にターンオン信号を供給し
て前記第2スイッチング手段が前記PTCサーミスタの
バイパッシング回路に提供され、前記交流信号が前記整
流手段に入力された時点から前記所定の遅延時間中には
前記交流信号が前記PTCサーミスタを通して前記高電
圧変圧器に供給され、前記遅延時間が経過した後からは
前記交流信号が前記第2スイッチング手段を通して前記
高電圧変圧器に供給されることを特徴とする突入電流防
止回路を備えたマイクロウェーブオーブンの電源装置。 - 【請求項10】 前記整流手段は、前記電源の電圧を所
定の大きさの電圧に降下させるための抵抗、前記抵抗に
より電圧降下された交流信号を全波整流して直流信号を
生成するための整流回路、及び抵抗とキャパシターで構
成され前記整流回路の出力端と前記直流リレー手段との
間に介挿され前記整流回路により整流された信号に含ま
れた交流成分を減衰させると同時に、前記直流リレー手
段の応答時間を所定時間だけさらに延長させるための回
路で構成されることを特徴とする請求項9に記載の突入
電流防止回路を備えたマイクロウェーブオーブンの電源
装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR97-25632 | 1997-06-19 | ||
KR1019970025632A KR19990002105A (ko) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 기계식 전자렌지의 돌입전류 방지회로 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1118288A true JPH1118288A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=19510159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9328203A Pending JPH1118288A (ja) | 1997-06-19 | 1997-11-28 | 突入電流防止回路、及びマイクロウェーブオーブンの電源装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5894396A (ja) |
JP (1) | JPH1118288A (ja) |
KR (1) | KR19990002105A (ja) |
FR (1) | FR2765040B1 (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100271362B1 (ko) * | 1998-08-20 | 2000-11-01 | 윤종용 | 전자렌지의 전원제어장치 및 전원제어방법 |
US6218652B1 (en) * | 1999-05-29 | 2001-04-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus for eliminating inrush current of a microwave oven |
US6483680B1 (en) | 1999-10-13 | 2002-11-19 | General Electric Co. | Magnetizing inrush restraint method and relay for protection of power transformers |
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