JP2008268354A - 定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒートローラの表面温度のリップルを少なくし、効率のよい加熱及び省電力化を図ることができる定着装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ヒートローラ12を備えた定着装置11であって、ヒートローラは、円筒形状でなる基材21と、該基材の表面を覆う面状発熱体22と、給電切替手段SWを有する給電部24とを備え、上記面状発熱体は、複数本で等間隔に平行且つ上記基材の軸方向に延びる線状導体パターン29からなる発熱部と、該線状導体パターンの両端に形成された第1及び第2の導通部27、28とを備え、上記給電部を介して導通部に電圧が印加されると、上記発熱部が発熱するよう構成されており、上記線状導体パターンは、上記給電切替手段によって給電部を介して第1の導通部より給電されたときには、高抵抗回路を形成し、第2の通電部より給電されたときには、低抵抗回路を形成するよう構成されていることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、ヒートローラを備えた定着装置であって、詳しくはトナー画像を記録媒体上に定着させる定着装置に関する。
従来より、記録紙等の記録媒体に文字や図形等の画像情報を記録するための定着装置を用いた画像形成装置として、電子写真方式の複写機、ファクシミリ装置、プリンタ或いはこれらの機能を備えた所謂複合機等が知られている。このような画像形成装置には、感光体ドラムの周囲に、コロナ帯電方式の帯電器、LED等からなる露光器、現像器、転写ローラ(転写器)及び転写残トナーのクリーニング装置をこの順序で配したプロセス部と、その下流側の定着装置とより構成されるものがある。画像情報に基づく光学画像が露光器によって感光体ドラムの表面に照射され、感光体ドラムの表面に静電潜像が形成されると、この静電潜像は、バイアス印加された現像器で逐次現像されてトナー画像として感光体ドラムと転写ローラとの対合部に至る。転写ローラは、回転駆動されながら感光体ドラムと共に記録紙をニップ搬送し、この間に感光体ドラムの表面のトナー画像が記録紙に転写されるようになっている。そしてその後、定着装置に搬送されてきた記録紙は、ヒートローラとプレスローラとの対合部に至り、ニップ搬送される際に記録紙が加熱・加圧されることにより、トナー画像が記録紙上に定着されるようになっている。
上述のような定着装置における従来のヒートローラは、その基材としてアルミニウムやステンレス等の金属からなる円筒状のものが用いられ、中空の基材内に熱源となるハロゲンランプを挿入してヒートローラを加熱するようになっている。しかしながら、中空の基材内の空気層を介してヒートローラを内部から加熱する構造は、熱効率が悪いため、ヒートローラの表面がトナー画像の定着に必要な温度(概ね180℃)に達するまでの立ち上がり時間(ウォームアップタイム)が長い点や消費電力が大きい点が問題となっていた。
特許文献1には、熱源としてハロゲンランプを用いた定着装置が開示されており、発熱量の異なる2本のハロゲンランプが中空円筒状の基材内に配設されたヒートローラを用いた定着装置が開示されている。
これによれば、装置の電源投入時には、2本のハロゲンランプを用いて発熱量を大きくし、ヒートローラのウォームアップタイムを短縮することができるとされている。また発熱量の大きいハロゲンランプが記録紙の移動方向上流側に配置されているので、記録紙へのトナー画像の定着性を良好に保ち、安定した性能を維持することができるとされている。
また下記特許文献2(図3参照)及び下記特許文献3には、断熱層や離型層等に挟まれた面状発熱体を熱源とした多層構造の可撓性シートを、円筒状の基材の外周面に巻きつけ、固着してヒートローラを構成したものが記載されており、ヒートローラの表面を直接加熱することにより、上記ウォームアップタイムを短縮することができるとされている。
特開平5−333730号公報 特開2001−343850号公報 特開2004−46081号公報
しかしながら、上記特許文献1のものは、基材内に2本のハロゲンランプを配設する必要があるため、ヒートローラの外径が大きくなり、定着装置の小型化の要請に応えられるものではなかった。また立ち上がり時にハロゲンランプを2本同時に発熱させる必要があるため、省電力化を図ることが難しいものであった。
また上記特許文献2及び3のものは、ヒートローラの表面を直接加熱することにより、ウォームアップタイムを短縮させることができるが、ここに記載の面状発熱体はいずれも面状発熱体の全面が、一定の発熱量で発熱し一定の温度を越えるとヒートローラの給電をオフする制御のみがなされているものであるため、ニップ部への通紙時における温度リップルが大きく、ヒートローラの省電力化を図り、効率のよい加熱ができているとはいえないものであった。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、ヒートローラの表面温度のリップルを少なくし、効率のよい加熱及び省電力化を図ることができる定着装置を提供することを目的としている。
本発明の定着装置における上記ヒートローラは、円筒形状でなる基材と、該基材の表面を覆う面状発熱体と、給電切替手段を有する給電部とを備え、上記面状発熱体は、複数本で等間隔に平行且つ上記基材の軸方向に延びる線状導体パターンからなる発熱部と、該線状導体パターンの両端に形成された第1及び第2の導通部とを備え、上記給電部を介して導通部に電圧が印加されると、上記発熱部が発熱するよう構成されており、上記線状導体パターンは、上記給電切替手段によって給電部を介して第1の導通部より給電されたときには、高抵抗回路を形成し、第2の通電部より給電されたときには、低抵抗回路を形成するよう構成されていることを特徴とする。
本発明において、更に前記ヒートローラの表面温度を計測する温度センサを備えており、給電切替手段は、前記温度センサによって測定された表面温度が所定温度より高いときは、前記給電部を介して前記第1の導通部に給電し、前記温度センサによって測定された表面温度が所定温度より低いときは、前記給電部を介して第2の導通部に給電するものであることが望ましい。また線状導体パターンは、前記第1の導通部と導通すると、夫々の導体パターンが直列に接続されて高抵抗回路を形成し、前記第2の導通部と導通すると、夫々の導体パターンが並列に接続されて低抵抗回路を形成するよう構成されているものとすることができる。
本発明の定着装置におけるヒートローラによれば、円筒形状でなる基材と、該基材の表面を覆う面状発熱体と、給電部とを備え、給電部を介して導通部に電圧が印加されると、面状発熱体の発熱部が発熱するよう構成されているので、従来のように中空円筒状の基材にハロゲンランプを挿入して構成されたヒートローラに比べて、基材の表面を覆ってヒートローラの表面を直接加熱する面状発熱体によって、ヒートローラの表面の温度を急速に上昇させることができ、ウォームアップタイムを顕著に短縮することができる。また、従来のようにヒートローラの中心部の無駄な加熱を防止できるので、省電力性に優れたものとできる。
本発明の面状発熱体の発熱部となる線状導体パターンは、給電切替手段によって給電部を介して第1の導通部より給電されたときには、高抵抗回路を形成し、第2の通電部より給電されたときには、低抵抗回路を形成するよう構成されている。よって一定電圧下において、消費電力を変化させることができ、高抵抗回路が形成されたときは発熱量が小となり、低抵抗回路が形成されたときは発熱量が大となるので、ひとつの線状導体パターンにおいて、給電の切替を行うだけで、発熱量の調整を行うことができる。
更に本発明の給電切替手段は、ヒートローラの表面温度を計測する温度センサによって測定された温度が、所定温度より高いときは、給電部を介して第1の導通部に給電し、温度センサによって測定された表面温度が所定温度より低いときは、給電部を介して第2の導通部に給電するよう構成されている。これによれば、ヒートローラの表面温度が所定温度より高いときは、第1の導通部に給電して、発熱部の発熱量を小さくすることができ、ヒートローラが加熱されすぎることがない。またヒートローラの表面温度が所定温度より低いときは、第2の導通部に給電して、発熱部の発熱量を大きくすることができる。即ち、上記所定温度を記録紙にトナー画像を定着させるのに最適な温度に設定すれば、ヒートローラの表面温度のリップルを少なくさせながら、その表面温度を常時適温に維持できるので、記録媒体に対して良好なトナー画像の定着を行うことができる上、無駄な加熱を抑制し、効率よくヒートローラの加熱をすることができる。
そして、本発明の面状発熱体の線状導体パターンは、第1の導通部と導通すると、夫々の導体パターンが直列に接続されて高抵抗回路を形成し、第2の導通部と導通すると、夫々の導体パターンが並列に接続されて低抵抗回路を形成するものとすることができる。従ってこれによれば、ひとつの面状発熱体において、導体パターンの接続を第1の導通部に給電を行うか、第2の導通部に給電を行うかで切替えることができ、これによって発熱量も切替えることができる。
以下に本発明の最良の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1は本発明の定着装置を備えた画像形成装置の一実施形態を示す概略的縦断面図、図2は同定着装置の要部の拡大図、図3は同定着装置におけるヒートローラの要部の全体斜視図、図4は同定着装置におけるヒートローラの端部の組付構造を示す断面図、図5は、図4のY−Y線矢視断面図、図6は同定着装置におけるヒートローラの給電の制御を行う制御部のブロック図、図7は同定着装置のヒートローラに用いられる面状発熱体を示す展開平面図、図8は図7の面状発熱体の構成を電気回路図で示した図である。
図1の画像形成装置Xは、電子写真方式の記録部を備えたプリンタを例に採って示しているが、これに限らず、画像読取装置を備えた複写機、ファクシミリ装置或いはこれらの機能を兼ね備えた所謂複合機等であっても良く、また、白黒の電子写真方式の記録部に限られず、各種カラー記録方式の記録部などを備えた各種装置にも本実施形態に係る定着装置の適用が可能である。
図において、画像形成装置Xの装置本体1は、記録紙(記録媒体)の給紙部2と、電子写真方式の画像記録部3と、印字後の記録紙の排出部4とが、この順序で高さ方向に層積されて構成されている。
記録紙の給紙部2は、多数枚の記録紙を堆積収納し得る抜差し可能な給紙カセット2aと、該給紙カセット2aの給紙方向前端部に設置された分離給紙ローラ2bと、該分離給紙ローラ2bの周面に弾接する分離パッド2cとよりなる。
尚、給紙カセット2aの下に、更に同様のカセットを段積みして多段カセットとし、或いは、オプションカセット(不図示)を設置し得るよう構成することも可能である。また、上記分離パッド2cに代えリタードローラとすることも可能である。
画像記録部3は、感光体ドラム5の周囲に、コロナ帯電方式の帯電器(コロナ放電器)6、LED等からなる露光器7、現像器8、転写ローラ(転写器)9及び転写残トナーのクリーニング装置10をこの順序で配したプロセス部と、その下流側の後記する定着装置11とより構成される。これらプロセス部は、露光器7及び転写ローラ9を除き、感光体ドラム5、帯電器6及びクリーニング装置10を一括したドラムユニット50と、現像器ハウジング81、攪拌搬送スクリュー82、83、供給パドル84及び現像ローラ85等を一括した現像器ユニット80とよりなるプロセスユニットとされる。
図例の現像器ユニット80は、2成分現像剤を用いる方式の現像器であって、樹脂成型された現像剤容器を兼ねる現像器ハウジング81内にトナーとキャリアを収容し、2本の平行な攪拌・搬送スクリュー82、83で攪拌・搬送しながら、供給パドル84によりバイアス印加された現像ローラ85に現像剤を供給するよう構成されている。現像器ハウジング81の外面には磁気センサー86が付設され、現像器ハウジング81内のトナー濃度(トナーとキャリアの混合比)が検出される。この現像器ユニット80から離間した位置には、トナータンク14及びトナーホッパー15が設置され、磁気センサ86により現像器ハウジング81内のトナー濃度が低下したことが検出されると、トナーホッパー15よりスクリューコンベア(パイプスクリュー)16を介してトナーが現像器ハウジング81内に補給される。トナーホッパー15へのトナーの供給は、トナータンク14によりなされる。
尚、本実施形態では、前記のように2成分現像剤を用いる方式の現像器を例示しているが、これに限られず、1成分方式にも適用可能である。
ドラムユニット50及び現像器ユニット80は、装置本体1に対してその前面側より、個々に或いは両者を何等かの結合手段で結合した状態で着脱可能に装着される。また、露光器7及び転写ローラ9を除く全てのプロセス部を一括してプロセスユニットとすることも可能である。更に、後記する廃トナータンク17とトナータンク14とが一体とされて構成されたトナーカートリッジ18も装置本体1に対して、その前面側より着脱可能に装着される。これらプロセスユニット50、80及びトナーカートリッジ18は、消耗品として適宜新品に交換される。ここで、装置本体1の前面側とは、図1における紙面手前側を言い、給紙カセット2aも装置本体1に対して前面側より抜差し可能とされている。
定着装置11の下流側には、切替ゲート4b、排出ローラ対4c及び排出トレイ4dが連設され、これらによって排出部4が構成される。上記プロセス部の上流側近傍には、レジストローラ対4aが配設され、上記給紙カセット2aから、分離給紙ローラ2b及び分離パッド2cの作用により1枚ずつ分離繰出された記録紙(用紙)は、該レジストローラ対4aによりレジストされて、前記感光体ドラム5と転写ローラ9との対合部に導入される。感光体ドラム5は図1の矢示方向に回転しながら、帯電器6によりその表面が一様にマイナス帯電され、画像情報に基づく光学画像が露光器7によって感光体ドラム5の表面に照射され、感光体ドラム5の表面には静電潜像が形成される。この静電潜像は、感光体ドラム5の表面の光導電体の特性により、光の照射部分の電位が変化し、その他の部位の電位が維持されて形成されるものである。
そして、この静電潜像は、バイアス印加された現像器8で逐次現像されてトナー画像として感光体ドラム5と転写ローラ9との対合部に至る。この現像の際、光の照射により電位が変化した部位には、現像器8との電位差によりトナーが感光体ドラム5に吸引されて黒部分となり、その他の部分にはトナーは吸引されず白部分となって、全体として、画像情報に基づく白黒のトナー画像が形成される。上記レジストローラ対4aは、感光体ドラム5の表面のトナー画像に同期して記録紙がこの対合部に導入されるようレジスト制御されて回転駆動される。
転写ローラ9はバイアス印加されており、感光体ドラム5と対合され且つ矢示方向(感光体ドラム5とウイズ方向)に回転駆動されながら記録紙をニップ搬送し、この間感光体ドラム5の表面のトナー像が記録紙に転写される。感光体ドラム5の表面に残ったトナー等(紙粉を含むことがある)は、クリーニング装置10で除去・回収される。トナー像が転写された記録紙は、定着装置11に導入され、永久画像として定着された後、切替ゲート4bを押し上げ、排出ローラ対4cを経て排出トレイ4d上に排出される。この一連の記録紙の給送は、給紙カセット2aからの繰出し直後に略垂直(鉛直)に立ち上がり、排出ローラ対4cでは給紙カセット2aからの繰出し方向とは略180度の方向にUターンするような主給送パスPに沿ってなされる。このようなレイアウト構成により、装置全体のコンパクト化が図られる。
前記クリーニング装置10で除去回収された廃トナーは、スクリューコンベア19を介して、トナーカートリッジ18を構成する廃トナータンク17に収容される。
図例の画像形成装置Xは、両面記録機能を更に備えており、上記主給送パスPの切替ゲート4bの取付け位置から、前記レジストローラ対4aの上流側で上記主給送パスPに循環合流する反転給送パスP1に沿って、記録紙が搬送されてなされる。
尚、図において、符号1aは、記録紙の手差機能を構成する手差給紙トレイであり、符号1bは、前記主給送パスP及び反転給送パスP1などで紙ジャムが発生した場合などに開閉されるジャムアクセスカバーである。
本実施形態に係る定着装置について図2及び図3に基づいて詳説する。
定着装置11は、ドラムユニット50(図1参照)の下流側に配設され、樹脂成型された定着装置ハウジング11a内に、互いに圧接されたヒートローラ12とプレスローラ13とを備えている。
定着装置ハウジング11aの記録紙搬送方向上流側(紙面下方、以下、上流側とする場合がある)には、主給送パスPに沿って搬送される記録紙を受入れる上流側開口11bが開設され、記録紙搬送方向下流側(紙面上方、以下、下流側とする場合がある)には、トナー画像が定着された記録紙を排出部4に向けて排出する下流側開口11cが開設されている。
装置本体1に装着された状態で定着装置11は、図1に示すように、ヒートローラ12とプレスローラ13とのニップ部nが主給送パスPに沿うように配置される。
また、定着装置ハウジング11aには、搬送される記録紙をヒートローラ12から剥離するための剥離爪11dと記録紙の搬送をガイドするガイドリブ11eがローラ軸方向に沿って複数箇所に配設されている。
剥離爪11dは、その基端部が軸支されて揺動自在に構成され、トーションバネなどにより常にヒートローラ12の外表面に、その先端が当接するように付勢されている。
さらに、定着装置ハウジング11aには、後記するヒートローラ12の面状発熱体22への給電を行うために電源ACに接続されている電極板11k、ブラシ付勢手段11j、給電ブラシ11iが設けられており、ブラシ付勢手段11jは、圧縮コイルバネや板バネ等からなり、給電ブラシ11iを所定の押圧力で、後記する環状電極部材24に向けて付勢している。ここでは給電部として環状の電極部材を用いた例を示すが、これに限定されるものではなく、後記する面状発熱体に給電を行えるものであればよい。
尚、電極板11k及びブラシ付勢手段11jをりん青銅で形成し、給電ブラシ11iを銅、黒鉛合金等で形成されたものとしてもよく、またそれらは周方向に沿って、複数個設けられたものとしてよい。更に図3では環状電極部材24が直接、電源ACに接続されているように示されているが、実際は、電源ACは電極板11kと接続されており、ブラシ付勢手段11jに付勢されている給電ブラシ11iが、環状電極部材24を介して後記する導通部27、28と接触することにより、面状発熱体22に電圧が印加され、発熱部が発熱するようになっている(図4参照)。
ヒートローラ12は、後記する両端に取着されたローラ軸部材25(図4参照)を介して軸受(不図示)等で定着装置ハウジング11a内に回転自在に支持されており、モータ等の駆動手段(不図示)により駆動されて、回転駆動がなされる。
このヒートローラ12が図3の矢印方向へ回転駆動することにより、プレスローラ13が従動回転し、ニップ部n(図2参照)に導入された記録紙がニップ搬送され、ニップ部nを記録紙が通過する間に、転写されたトナー画像が熱圧着により記録紙に定着される。そしてその後、図3の白抜矢示方向の排出部4側へとニップ搬送される。図において、符号25bは、ローラ軸部材25に開設された空気抜き孔である。
プレスローラ13は、鉄鋼材等の金属材料で形成されたプレスローラ軸13aと、該プレスローラ軸13aに外装された円筒状弾性部材13bとからなる。円筒状弾性部材13bは、シリコーン、ウレタン等のゴム体或いはスポンジ体からなり、プレスローラ軸13aに接着剤等を介して固着されている。
円筒状弾性部材13bには、記録紙やトナーの剥離性を高めるための離型層として、例えば、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニル共重合体等のフッ素系樹脂チューブ13cが外装されている。
尚、プレスローラ軸13aに適用される金属材料としては、SUM24LやS20C等の鉄鋼材に、ニッケル鍍金を施したものとしてもよい。またフッ素系樹脂チューブ13cの厚みは、30μm〜50μm程度のものが望ましい。
プレスローラ軸13aは、その両端が軸受体11gにより回転自在に支持されている。該軸受体11gは、定着装置ハウジング11aに対してスライド自在に設けられており、定着装置ハウジング11aに固定されたコイルバネ等からなるローラ付勢手段11hにより付勢されている。
このローラ付勢手段11hにより、プレスローラ13は、ヒートローラ12に向けて圧接され、ニップ部nが形成されている。
尚、ローラ付勢手段11hは、定着装置ハウジング11a内に固定された金属シャーシ(不図示)に固定支持されている。
また、ローラ付勢手段11hとしては、コイルバネに限らず、プレスローラ13をヒートローラ12に対して付勢可能な付勢手段であればどのようなものでもよい。
さらに、図示していないが、定着装置11では、ヒートローラ12とプレスローラ13とのニップを解除するニップ解除機構、ヒートローラ12の表面に付着した紙粉やトナーを除去するクリーニングローラあるいはクリーニングブレードなどを備えている。
次に、本実施形態に係るヒートローラについて詳説する。
ヒートローラ12は、中空円筒からなる基材21、基材21の外周面に形成された面状発熱体22及び面状発熱体22の外周面に形成された離型層23とからなるローラ体20と、ヒートローラの表面温度を計測する温度センサ11fと、後記する給電切替手段を有する環状電極部材24と、基材21の両端の開口部12aに取着されるローラ軸部材25とから構成されている。
基材21は、電気絶縁性を有する樹脂、例えばポリフェニレンサルファイド(以下、PPSと略す)樹脂を中空円筒状に成型して構成されている。
PPS樹脂は、耐熱性、強度、寸法安定性等に優れ、ヒートローラ12の基材21として好適であるが、その他、少なくとも外周面を電気絶縁性とした、耐熱性の他の樹脂材、金属材から構成されたものとしてもよい。
ローラ軸部材25は、基材21の円心と同心とされた円柱状の軸部25dと、円板状フランジ部25aと、該フランジ部25aの一方面から突設されたリング状の挿入部25cとを備えており、これらが金属材若しくは樹脂材等により一体形成されている。
ローラ軸部材25は、基材21の軸方向両端の開口部12aに矢印方向に嵌着され、この際にフランジ部25aと嵌合するように基材21の開口部12aには段部12bが形成されている。このとき挿入部25cの外径は、基材21の内径と嵌合するよう形成される。
面状発熱体22は、図5に示すように基材21側から、耐熱絶縁層22a、ヒータ層22b、耐熱絶縁弾性体層22c、伝熱層22dの順に積層された積層構造とされている。
耐熱絶縁層22aは、例えば1μm以上200μm以下、好ましくは10μm以上70μm以下とすることが望ましい。耐熱絶縁層22aの材料としては、例えばポリイミド樹脂、シリコーン樹脂等が好ましいが、これに限定されるものではない。
ヒータ層22bは、耐熱絶縁層22aとなる絶縁シートの表面に導電性材料で後記の導体パターンを形成してなり、耐熱絶縁弾性体層22cの材料は、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂等の耐熱接着剤等が好ましいがこれに限定されるものではない。
伝熱層22dは、例えば1μm以上50μm以下、好ましくは10μm以上30μm以下とすることが望ましい。伝熱層22dの熱伝導率は例えば10W/m・K以上とすることが望ましく、その材料としては、例えば銅、アルミニウム等の金属、窒化アルミニウム(AlN)や炭化ケイ素(SiC)等のセラミックス等が好ましいが、これに限定されるものではない。
面状発熱体22は、例えばポリイミドフィルムからなる耐熱絶縁層22aの一方面に、ステンレスやニッケルクロムからなる箔状の材料をポリイミド、シリコーン等の耐熱接着剤で加熱圧着させ、ウェットエッチング等の公知の方法により、導体パターンを加工してヒータ層22bを形成し、その上面に耐熱絶縁弾性体層22cとしてのポリイミド、シリコーン等の耐熱接着剤を介して、銅箔からなる伝熱層22dを貼着して形成される。ここで形成される導体パターンの構成については、後に詳述する。
ヒートローラ12の最外周となる離型層23は、トナーや紙粉の付着を低減するためのもので、例えば30μm程度とすることが望ましい。離型層23の材料としては、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニル共重合体等のフッ素系樹脂からなり、面状発熱体22の両端部外周面の後記の第1の導通部22a、第2の導通部22bを残して、面状発熱体22の外周面に接着剤等を介して固着される。
尚、離型層23のローラ軸方向に沿った長さは、少なくとも圧接状態とされたヒートローラ12とプレスローラ13とのニップ部nを搬送される最大サイズ(幅)、例えばJIS A列4番、A列3番などの記録紙幅以上の長さとされている。
そして、面状発熱体22と基材21との間には、耐熱断熱層21aが介在され、例えば0.1mm以上0.5mm以下とすることが望ましい。耐熱断熱層の材料は、低い熱伝導率を有するものが望ましく、例えばセラミックファイバーを主成分とするマット、ガラスファイバー、発泡樹脂、多孔質セラミックス等が好ましいが、これに限定されるものではない。
このような構成により、面状発熱体22は可撓性を有したシート状のヒータとなり、ローラ体20は、基材21の外周面に耐熱断熱層21a、4層構造でなる面状発熱体22、離型層23が半径方向外方にこの順に積層されて構成されている。
環状電極部材24は、リング状に形成された電極部材、即ち給電部であり、銅、黒鉛合金等からなり、電極板11k、ブラシ付勢手段11j、給電ブラシ11i(図2参照)を介し、電源ACと電気的に接続されている。そして後記する線状導体パターン29の両端に夫々形成される第1の導通部27及び第2の導通部28に周着するように片側に2個ずつ、計4個の環状電極部材24が配備されている。そして環状電極部材24のうち、第1の導通部27に固着するよう配備されている環状電極部材24を第1の環状電極部材24aとし、第2の導通部28に固着するよう配備されている環状電極部材24を第2の環状電極部材24bとしている。
ローラ体20の外表面には、サーモスタット等、表面温度を計測する温度センサ11fが当接(摺接)あるいは近接して配置されており、該温度センサ11fにおいて計測された温度に基づいて、ヒートローラ12の外表面が最適な温度に維持されるように面状発熱体22の発熱部の制御がなされる。
図6はヒートローラの給電の制御を行う制御部のブロック図を示している。26は、CPU等で構成され、温度センサ11fによる測定温度に基づいてスイッチSWの制御を行う制御部、SWは、スイッチで構成される給電切替手段SW、11fは上述の温度センサである。
制御部26は、トナー画像を記録紙に定着するのに、最適な温度等を所定温度として設定されており、温度センサ11fによる測定温度に応じて第1の導通部27或いは第2の導通部28に給電するようスイッチSWの切替え制御を行う。給電の切替は、第2の導通部28に通じるスイッチSWを切り替えることによってなされ(図3参照)、電源ACがONのときにスイッチSWが閉じられると、第2の導通部28に給電され、スイッチSWが開となると、第1の導通部27に給電されるよう構成されている。
制御部26において、温度センサ11fによって測定された表面温度が所定温度より高いと判断したときは、スイッチSWを開状態とする。スイッチSWが開状態となると、第1の環状電極部材24aを介して第1の導通部27に電圧が印加される。また制御部26は、温度センサ11fによって測定された表面温度が所定温度より低いと判断したときは、スイッチSWを閉状態とする。スイッチSWが閉状態となると、第2の環状電極部材24bを介して第2の導通部28に電圧が印加される。
次に上述の面状発熱体22のヒータ層22bについて詳述する。
図7に示すように面状発熱体22のヒータ層22bは、複数の線を平行で等間隔に並んだ線状導体パターン29からなる発熱部と、該線状導体パターン29の両端には第1の導通部27、第2の導通部28とを備えている。長方形のシート状でなる面状発熱体22は、線状導体パターン29の線が基材21の軸方向に平行に配されるよう基材21の周方向に巻きつけることにより、発熱部を構成することができる(図3参照、尚、図3のヒートローラ12は説明のため、耐熱絶縁弾性体層22c、伝熱層22d、離型層23が貼着されていない状態を示している。)。
ここに示すヒータ層22bの導体パターンは、第1の導通部27に電圧が印加されると、線状導体パターン29は直列に接続されて高抵抗回路を形成し、第2の導通部28に電圧が印加されると、線状導体パターン29が並列に接続されて低抵抗回路を形成するよう構成されている。
上述のように、温度センサ11fによる測定温度が、所定温度より高いと判断するときは、スイッチSW(図3参照)が開状態となり、第1の環状電極部材24aを介して第1の導通部28より給電がなされる。すると、線状導体パターン29は直列に接続されるので高抵抗回路が形成され、発熱量が小さくすることができる。よって、一定電圧下において消費電力が低減され、ヒートローラ12の表面温度が熱くなりすぎることなく、トナー画像を記録紙に定着するのに最適温度に維持することができる。
また、温度センサ11fによる測定温度が、所定温度より低いと判断するときは、スイッチSW(図3参照)が閉状態となり、第2の環状電極部材24bを介して第2の導通部27より給電がなされる。すると、線状導体パターン29は並列に接続されるので低抵抗回路が形成され、発熱量が大きくすることができる。よって、ヒートローラ12の表面温度が所定の温度に達するまでヒートローラ12の表面を直接急速に熱くすることができる。
ここでは第1の環状電極部材24a、第2の環状電極部材24bをヒートローラ12の両端に夫々設けた例について説明したが、これに限定されず、例えば、ヒータ層22bの導体パターンが形成される面を基材21に配置し、基材21の内周面側から給電を行うものとしてもよい。また導体パターンの構成も図6のものに限定されるものではなく、各導通部27、28より給電されることにより、高抵抗回路、低抵抗回路が構築されるものであればよい。
この図7に示す面状発熱体22のヒータ層22bの構成を電気回路図として示したのが図8である。
図中、ACは電圧を供給する交流電源、Rは抵抗を示している。この抵抗Rは、線状導体パターン29に電流が流れた場合の電気的抵抗をRとして表したものである。
この例によれば、図8に示すように、第2の導通部28のスイッチSWが開状態で電源ACがオンのときは、第1の導通部27が導通し、線状導体パターン29が、直列に接続された状態となる。即ち抵抗Rが直列に接続された状態になるため、高抵抗回路が形成されたことになり、導体パターンの発熱量は小となる。よって一定電圧下において、消費電力を低減することができる。一方、第2の導通部28のスイッチSWが閉状態で電源ACがオンになると、第2の導通部28が導通し、線状導体パターン29が、並列に接続された状態となる。即ち抵抗
Rが並列に接続された状態になるため、低抵抗回路が形成されたことになり、導体パターンの発熱量は大となり、ヒートローラ12が加熱される。
尚、面状発熱体22の構成は上述の層構造に限定されず、ヒータ層22bの導体パターンも図に示したものに限定されるものではない。
本発明の定着装置を備えた画像形成装置の一実施形態を示す概略的縦断面図である。 同定着装置の要部の拡大図である。 同定着装置の要部の全体斜視図である。 同定着装置におけるヒートローラの端部の組付構造を示す断面図である。 図4のY−Y線矢視断面図である。 同定着装置におけるヒートローラの給電の制御を行う制御部のブロック図である。 同定着装置のヒートローラに用いられる面状発熱体を示す展開平面図である。 図7の面状発熱体の構成を電気回路図で示した図である。
符号の説明
X 画像形成装置
11 定着装置
12 ヒートローラ
13 プレスローラ
21 基材
22 面状発熱体
24 環状電極部材(給電部)
27 第1の導通部
28 第2の導通部
29 線状導体パターン
SW スイッチ(給電切替手段)

Claims (3)

  1. ヒートローラを備えた定着装置であって、
    上記ヒートローラは、円筒形状でなる基材と、該基材の表面を覆う面状発熱体と、給電切替手段を有する給電部とを備え、
    上記面状発熱体は、複数本で等間隔に平行且つ上記基材の軸方向に延びる線状導体パターンからなる発熱部と、該線状導体パターンの両端に形成された第1及び第2の導通部とを備え、上記給電部を介して導通部に電圧が印加されると、上記発熱部が発熱するよう構成されており、
    上記線状導体パターンは、上記給電切替手段によって給電部を介して第1の導通部より給電されたときには、高抵抗回路を形成し、第2の通電部より給電されたときには、低抵抗回路を形成するよう構成されていることを特徴とする定着装置。
  2. 請求項1に記載の定着装置において、
    更に前記ヒートローラの表面温度を計測する温度センサを備えており、
    前記給電切替手段は、前記温度センサによって測定された表面温度が所定温度より高いときは、前記給電部を介して前記第1の導通部に給電し、前記温度センサによって測定された表面温度が所定温度より低いときは、前記給電部を介して第2の導通部に給電することを特徴とする定着装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の定着装置において、
    前記線状導体パターンは、前記第1の導通部と導通すると、夫々の導体パターンが直列に接続されて高抵抗回路を形成し、前記第2の導通部と導通すると、夫々の導体パターンが並列に接続されて低抵抗回路を形成するよう構成されていることを特徴とする定着装置。
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