JP2005257036A - 給油プラグ及び給油プラグ付きスタッド形トラックローラ - Google Patents

給油プラグ及び給油プラグ付きスタッド形トラックローラ Download PDF

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Abstract

【課題】 この給油プラグは,新品は勿論のこと既存のスタッド形トラックローラの給油穴にもほとんど設計変更をせずに容易に取り付けることができ,潤滑剤の再給油を極めて容易に確実に行うことができ,コンパクトで製作が容易であり,低コストである。
【解決手段】 給油プラグ1は,スタッド9の給油穴10に嵌合する外形が円筒形状の大径部2と小径部3とを一体構造に形成し,大径部2と小径部3には,軸心Oに沿って延び且つ大径部2から小径部3へ給油ノズルが挿入可能に構成されている注入孔4が形成されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は,軸受等の互いに相対移動可能な部材から成る組立体に設けられた潤滑剤を供給するための給油穴に装着される給油プラグ,及び該給油プラグが装着されるスタッド形トラックローラに関する。
従来,スタッド形トラックローラは,一般にカムフォロアと呼ばれ,厚肉の外輪に転動体である針状ころを組み込んだスタッド付きの軸受であり,外輪が相手部材の軌道を転動する構造に構成されている。トラックローラは,スタッドにねじ部や当接部が設けられた締結部を有しているので,相手部材に簡単に取り付けることができるものである。
また,スタッド形トラックローラ軸受として,カムフォロアとして多用されているものが知られている。該スタッド形トラックローラ軸受は,片持ちで相手部材に取り付けるため,内輪部材であるスタッドに外輪から一方側に突き出るように延ばして軸部を形成し,スタッドに給油プラグを装着する給油口を設け,該給油口が転動体等の軌道に潤滑剤を供給するための潤滑路に通じるように,給油穴をスタッドの端部に形成した六角穴に続くように設け,更に,別の給油口をスタッドのねじ部側にも設け,これらの給油口を給油プラグが配設できるように形成したものであり,工作機械等に対する着脱を簡単にし,製造コストを安価なものにしている(例えば,特許文献1参照)。
特開平10−196648号公報
近年,小形のスタッド形トラックローラは,種々の機器において使用頻度が多くなり,潤滑剤を再給油できる給油プラグ付きの構造を持つものが要望されている。しかしながら,スタッド形トラックローラについて,特に,小形のスタッド形トラックローラに構成した場合には,スタッドにグリースニップルの取付けスペースが無いことから,潤滑剤の再給油が難しいのが現状である。そこで,本出願人は,上記の問題を解決するために,上記のような給油プラグをスタッドの給油口に配設した構造のスタッド形トラックローラ軸受を開発した。
しかしながら,該スタッド形トラックローラ軸受は,使用されている給油プラグが凹凸状の複雑な形状をしており,その作製のための成形型が複雑な構造になり,製作が難しくなり,小形のスタッド形トラックローラに装着するわりには,給油プラグそのものが高価なものになるという問題を有している。更に,上記のスタッド形トラックローラ軸受は,給油プラグに設けた軸心方向に真っ直ぐに延びる空孔部を備えているため,給油プラグの端面位置をスタッドの軸心に直交する油孔に合わせて,給油プラグの端面に有る空孔部の出口をスタッドの油孔に対して正確に位置設定しなければならない等の問題があった。
また,従来の小形のスタッド形トラックローラについて,例えば,スタッド径(図3の符号d参照)が10mm以下のスタッド形トラックローラの場合に,グリースニップル等を装着するスペースが小さく,グリースニップル自体も小さいものでなければならず,実質的に再給油ができないものになっていた。それで,従来の小形のスタッド形トラックローラでは,給油穴(図3の符号10参照)及び該給油穴に直交する油孔(図3の符号22参照)が既に形成されたものになっているが,グリース等の潤滑剤を給油穴から軌道へと最初に給油した後に,給油穴を通じてのごみ等の侵入防止,油漏れ防止等の観点から給油穴にボール等の栓を圧入しているのが現状である。
この発明の目的は,上記の問題を解決することであり,軸受等の互いに相対移動可能な部材から成る組立体に設けられた給油穴に容易に装着でき,既存の給油穴が設けられた組立体即ち被装着側部材に対しても,ほとんど設計変更をすることなく,上記給油穴に容易に取り付けることができ,組立体への潤滑剤の再給油が極めて容易に確実に行うことができ,構造そのものがコンパクトになり,製作が容易で低コストである給油プラグを提供すると共に,その給油プラグを極めて容易に取り付けることができるスタッド形トラックローラを提供することである。
この発明は,軸受等の互いに相対移動可能な部材から成る組立体に設けられた給油穴に装着される給油プラグにおいて,前記給油穴に嵌合する外形が筒形状の大径部と前記大径部に続き一体構造で前記大径部より小径でなる外形が筒形状の小径部とを有し,前記大径部と前記小径部には,軸心に沿って延び且つ前記大径部から前記小径部へ給油ノズルが挿出入可能に構成された注入孔が形成されていることを特徴とする給油プラグに関する。
この給油プラグにおいて,前記注入孔は,前記大径部の端面側から前記給油ノズルが挿出入される前記軸心に沿って形成された導入口部と該導入口部に続き前記導入口部より小径に形成された導入孔とから構成されている。また,前記導入口部は,前記大径部の前記端面から前記導入孔に向かって先細になるテーパ穴に形成されている。
この給油プラグは,前記注入孔には,前記導入口部と前記導入孔との境界部に前記給油ノズルの突き当て可能な平らな当接部が形成されている。
この給油プラグについて,前記大径部と前記小径部は,合成樹脂又は合成ゴムから一体構造に成形されている。
また,この給油プラグは,前記大径部には,前記組立体に当接するフランジ部が形成されている。
また,この給油プラグは,前記小径部の先端部には,前記導入孔に交差して前記小径部の外側へ通じる複数の連通溝が形成されている。
この発明は,軌道を転動するローラとして機能する外輪,前記外輪に挿通して相対回転する内輪部と該内輪部と一体構造で前記外輪の側方に延びる把持可能で先端部にねじ部等の締結部を備えた軸部とを有するスタッド,及び前記外輪と前記スタッドとの間に介在した複数の転動体から成るスタッド形トラックローラにおいて,前記内輪部に形成された給油穴に給油プラグが挿着され,前記給油プラグは前記給油穴に嵌合する外形が筒形状の大径部と該大径部に続き一体構造で前記大径部より小径でなる筒形状の小径部とを有し,前記大径部と前記小径部には軸心に沿って延びる前記大径部から前記小径部へ給油ノズルの挿出入可能な注入孔が形成され,前記注入孔は前記大径部の端面側から前記給油ノズルが挿出入できる前記軸心に沿って形成されたテーパ穴に形成された導入口部と該導入口部に続き前記導入口部より小径に形成された導入孔とから構成されていることを特徴とするスタッド形トラックローラに関する。
このスタッド形トラックローラにおいて,前記給油穴は,前記給油プラグが挿着される嵌合穴と該嵌合穴に続き前記大径部の前記端面に形成された締結用工具の係合可能な係合穴とから成り,前記内輪部の軌道面に交差して前記内輪部に形成された油孔に連通している。
また,前記導入口部に挿入された前記給油ノズルから給油される前記潤滑剤は,前記給油プラグの前記導入孔を通って前記小径部の周囲を回り前記給油穴と交差する前記油孔へ流入して供給される。
このスタッド形トラックローラは,前記給油プラグの前記小径部の先端部には,前記導入孔に交差して前記小径部の外側へ通じる複数の連通溝が形成されている。
また,このスタッド形トラックローラについて,前記給油プラグは,前記スタッドの前記給油穴に挿着された前記給油プラグの前記導入口部を前記スタッドと区別し易くするために,前記スタッドの色と異なった色に色分けされている。
この発明による給油プラグは,上記のように構成されているので,給油プラグは形状が単純であり,成形型が極めて単純な構造のもので作製することができ,成形そのものが極めて簡単である。また,この給油プラグ付きスタッド形トラックローラは,上記の給油プラグを給油穴に差し込むだけで,給油プラグをスタッドに対して簡単に位置設定ができ,給油プラグのスタッドの給油穴への取り付けが極めて容易である。
以下,図面を参照して,この発明による給油プラグ及び給油プラグ付きスタッド形トラックローラの実施例を説明する。
図1及び図2を参照して,この発明による給油プラグの一実施例を説明する。
給油プラグ1は,従来の給油プラグと比較して,形状そのものが単純化され,成形型が単純化され,容易に且つ安価に製作することができる。また,給油プラグ1は,軸受等の互いに相対移動可能な部材から成る組立体,特にスタッド形トラックローラに設けられた給油穴に,容易に装着することができ,既存のスタッド形トラックローラの給油穴にも容易に装着することができる。給油プラグ1は,特に,小形のスタッド形トラックローラに装着するのに適しており,給油ノズルを使用して潤滑剤を給油プラグを通じてスタッド形トラックローラに再給油することができ,広い範囲に便用することが可能になって利便性に富んだものである。
給油プラグ1は,軸受等の互いに相対移動可能な部材から成る組立体に設けられた給油穴10(図3)に装着されるものであり,給油穴10に嵌合する外形38が円筒形等の筒形状の大径部2と,大径部2の一端側から大径部2に続き一体構造で大径部2より小径でなる外形39が円筒形等の筒形状の小径部3とを有している。給油プラグ1における大径部2と小径部3には,軸心Oに沿って延びて貫通する注入孔4が形成されており,注入孔4には,大径部2から小径部3へ向かって,潤滑剤供給用の給油ノズル15(図5)が挿出入可能になっている。図1では,大径部2と小径部3との外面境界部は,大径部2から小径部3に向かって径が小さくなるテーパ外面44に形成されている。また,小径部3の先端11側の外面は,面取りされたテーパ面13に形成されている。大径部2の後端12側の端面37及び小径部3の先端面は,軸心Oに直角な平らな面になって延びている。
注入孔4は,大径部2の端面37側から給油ノズル15が挿出入される軸心Oに沿って形成された導入口部5と,導入口部5に続き導入口部5より小径に形成された導入孔6とから構成されている。導入口部5は,大径部2の端面37から導入孔6に向かって先細になる角度θのテーパ穴40に形成されている。また,導入孔6は,テーパ穴40に連通するストレート穴45に形成されている。更に,図1では,導入口部5と導入孔6との境界部は,大径部2の部位に位置している。注入孔4には,導入口部5と導入孔6との境界部に給油ノズル15の突き当て可能な平らな当接部30が形成されている。また,小径部3には,導入孔6から小径部3の外側へ通じる複数の連通溝7,特に,図2に示すように,導入孔6を中心にして交差するように十字形の連通溝7に形成されている。図1では,連通溝7は導入孔6に直交するように形成されている。
給油プラグ1については,大径部2と小径部3は,単純な形状の成形型によって合成樹脂又は合成ゴムから一体構造に成形されるものであり,安価に製作し易いものになっている。即ち,大径部2と小径部3には,従来のような凹凸形状がなくストレート状であり,導入口部5も外側に広くなるテーパ穴40であり,連通溝7は導入孔6に交差するストレート形状であり,成形に単純な形状をしている。給油プラグ1を構成する材料としては,合成ゴムである場合には一般的なNBR(ニトリルブタジエンラバー)を用いることができ,合成樹脂である場合にはポリアセタール,ポリプロピレン等の材料を用いることができる。
給油プラグ1に形成された注入孔4は,図5に示すように,グリースガン等の給油ノズル15から潤滑剤,ここでは,グリース及び潤滑油を指し,主として,グリースを注入するための貫通孔に形成されている。給油ノズル15は,グリースガン等の潤滑剤給油口に取り付けられており,大径部35,小径部34及び先端テーパ部33から一体構造に形成され,潤滑剤を通す注入孔36が大径部35,小径部34及び先端テーパ部33を貫通して形成されている。給油ノズル15は,給油プラグ1の後端12側から導入口部5と導入孔6に挿出入される。導入孔6は,ごみ等の侵入を防ぐために小径に,例えば,φ1mm以下であり,好ましくはφ0.5mmのサイズに形成されている。給油プラグ1の導入孔6が小さすぎれば,潤滑剤が給油し難いものになってしまう。また,注入孔4の導入口部5と導入孔6との境部分は,給油ノズル15が注入孔4に押し付けすぎて入り込みすぎないように平面部である突き当て面即ち当接面30に形成されており,給油ノズル15の給油プラグ1の導入口部5への着脱が容易になっている。
注入孔4の導入口部5は,給油ノズル15の先端部である外面テーパ部33が嵌入するように,テーパ穴40に形成されている。導入口部5のテーパ穴40は,給油ノズル15の先端部の外面テーパ部33を密着して嵌着させるために,給油ノズル15の先端部よりもしめ代がある小さい寸法のテーパ角度に形成されている。即ち,給油プラグ1に形成された導入口部5のテーパ穴40のテーパ角θは,給油ノズル15の外面テーパ部33のテーパ角,例えば,18°より小さい角度の16°に形成されている。従って,給油ノズル15を導入口部5に挿入して押し付ければ,導入口部5が弾性変形して給油ノズル15に密着する状態になる。また,図5に示す給油ノズル15は,グリースガン等の先端に取り付けられるものであり,一般的なノズル形状を有するものになっている。また,導入口部5は,ストレート穴(図示せず)でも良いことは勿論であるが,テーパ穴40に形成することによって,給油ノズル15に合致し易く,給油ノズル15の着脱が容易になり,密着し易くなり,潤滑剤の給油漏れを起こし難いものになる。
次に,図3及び図4を参照して,この発明によるスタッド形トラックローラの実施例を説明する。
このスタッド形トラックローラは,内輪部材であるスタッド9を片持ちで相手部材(図示せず)に取り付けることができるタイプであり,スタッド9は,外輪8に挿通された内輪部14と内輪部14から一方に延ばした軸部16とを備え,軸部16の先端部に締結部になるねじ部17が設けられた軸形式に構成されているものである。即ち,このスタッド形トラックローラは,相手部材の軌道を転動するローラとして機能する肉厚の外輪8,外輪8に挿通して相対回転する内輪部14と内輪部14と一体構造で外輪8の側方に延びる把持可能で先端にねじ部17を備えた軸部16とから成るスタッド9,及び外輪8とスタッド9の内輪部14との間に介在した潤滑剤が供給される複数の転動体でなる針状ころ20から構成されている。また,スタッド9は,内輪部14の後端側に内輪部14に隣接したつば部18と,内輪部14の先端側の軸部16との間に側板19を嵌合して係止する係合部50とを備えており,スタッド9を外輪8に嵌挿した状態で,つば部18が外輪8の一端の嵌合穴43に嵌合し,また,側板19が外輪8の他端の嵌合穴43に嵌合し,つば部18は一種のストッパの機能を果たし,側板19は外輪8に対するスタッド9の固定具として機能している。また,外輪8の内周面の軌道面41と内輪部14の外周面の軌道面42との間の軌道路には,複数の針状ころ20が保持器21に保持されて転動するように組み込まれている。
このスタッド形トラックローラは,特に,内輪部14に形成された給油穴10に給油プラグ1が挿着されたものであり,給油プラグ1は,上記の構成を有していることを特徴としている。給油穴10は,少なくとも給油プラグ1が挿着される嵌合穴46,及び嵌合穴46に続き内輪部14の端面側に形成された締結用工具(図示せず)の係合可能な六角穴等の係合穴23から成り,内輪部14の軌道面42に交差して(図3では直交して)内輪部14に形成された油孔22に連通している。このスタッド形トラックローラは,給油プラグ1をスタッド9の給油穴10に嵌着する場合には,給油プラグ1の小径部3の先端部13を給油穴10の底部24に突き当たるまで押し込めば,給油プラグ1が給油穴10の所定の位置に位置決めされるように構成されており,或いは.給油プラグ1の大径部2の端面37を係合穴23と嵌合穴46との境界位置まで押し込めば,給油プラグ1が給油穴10の所定の位置に位置決めされるように構成されており,スタッド9の給油穴10に対する給油プラグ1の位置設定が極めて容易になるように構成されている。導入口部5に挿入された給油ノズル15から給油された潤滑剤は,給油プラグ1の導入孔6,複数の連通溝7,次いで小径部3の回りの給油穴10を通って油孔22へ流入し,油孔22から外輪8の内周面の軌道面41と内輪部14の外周面の軌道面42とで形成される針状ころ20が転動する軌道路に供給される。
また,このスタッド形トラックローラでは,給油プラグ1は,スタッド9の給油穴10に挿着された給油プラグ1の導入口部5をスタッド9の内輪部14と区別し易くするために,内輪部14の色と異なった色,例えば,内輪部14が黒色であれば青色に色分けされており,少しの明かりさえあれば,作業者は給油プラグ1をスタッド9の内輪部14と区別し易くなり,給油ノズル15を給油プラグ1の導入口部5に容易に挿入することができる。給油プラグ1は,スタッド等の部材の給油穴10に装着されたときに,給油プラグ1の存在を明示することもできる。また,給油プラグ1は,潤滑剤の再給油を可能にする製品として,見え易くするために,例えば,青色に形成されているが,これに限定されるものではなく,白色でもよいが,汚れた場合にスタッド9との区別がつき難いので,どちらかと言えば,青色が好ましい。
このスタッド形トラックローラに装着する給油プラグ1は,給油穴10及び給油穴10に直交等の交差する油孔22が形成された小形のものに最適なものになっており,給油穴10に栓等をすることなく,導入孔6が小さいので給油プラグ1を装着することで潤滑剤の漏れ等も発生しないものである。従って,このスタッド形トラックローラは,給油プラグ1が注入孔4に交差する複数の連通溝7を備えているので,既存のスタッド9に形成した油孔22の形成位置を変更しなくてもよく,給油プラグ1の通る潤滑剤はスムーズに注入孔4から油孔22へと流入できるものになっている。そして,このスタッド形トラックローラに組み込まれた給油プラグ1は,小形に形成されているにもかかわらず,スタッド9に給油穴10が形成されていれば,給油穴10に簡単に装着できるものである。
このスタッド形トラックローラは,スタッド9に形成された給油穴10に給油プラグ1が装着されたものであり,相手装置即ち相手部材に螺着締結されるため,給油穴10はスタッド9の端部に形成された締結用工具が係合する六角穴等の係合穴23に続き形成されており,スタッド9の軌道面42に交差して形成された油孔22に連通している。給油プラグ1は,図3に示すように,給油プラグ1の先端部13が給油穴10の底部24に突き当たる状態で装着され,給油プラグ1が給油穴10に安定して設定されているので,スタッド形トラックローラに潤滑剤を注入する際に,給油ノズル15を給油プラグ1に押し付けても給油プラグ1が給油穴10の奥へ押し込まれることがなく,スムーズに潤滑剤をスタッド形トラックローラに再給油できるようになっている。
また,給油プラグ1の小径部3には,導入孔6から小径部3の外形39側へ通じる複数の連通溝7が形成されているので,給油プラグ1の導入口部5に嵌入された給油ノズル15から給油されると,潤滑剤が導入孔6を通り,複数の連通溝7を通り小径部3の周りの給油穴10と交差する油孔22へ流入し,転動体である針状ころ20が転動する外輪8の軌道面41とスタッド9の軌道面42との間の軌道路に流入して給油される構成になっている。このスタッド形トラックローラでは,油孔22は,スタッド9の軌道面42の円周方向の一箇所に設けられているが,給油プラグ1の十字状の4本の連通溝7が形成され,給油穴10と小径部3との間,即ち,小径部3の回りには円環状の給油路が形成されるので,給油プラグ1を装着する場合に,給油穴10に対する給油プラグ1の円周方向での装着位置に関係無く給油プラグ1を給油穴10に装着すればよい構成になっており,潤滑剤が注入孔4から油孔22に流入し易くなっている。給油プラグ1は,大径部2が給油穴10に嵌着し,小径部3は給油穴10との間に隙間を有している。このスタッド形トラックローラは,給油プラグ1が六角穴の係合穴23にかかることなく,六角穴に続く給油穴10だけに配設されているので,いつでも六角穴に締結工具を挿入することができ,着脱が自由になっている。
次に,図6及び図7を参照して,この発明による給油プラグの別の実施例を説明する。 この実施例では,給油プラグ25は,潤滑剤を再給油できる構造に構成されているものであり,大径部26が本体部でなる大径本体28に金属製の外環29が被さった構造に構成されており,本体部でなる小径部27が大径本体28と共に一体構造に成形されたものである。外環29は,その端部47が本体部における大径本体28の外形曲面に接して被さる状態に曲面に形成されており,本体部における小径部27と大径本体28との境界部に形成された嵌合溝46に,外環29の端部47が嵌入するように形成されている。また,注入孔4は,テーパ穴40の導入口部5と導入口部5に続くストレート穴45の導入孔6から構成されている。図6では,大径本体28の端面49は,外環29の端面51より内部へ入り込んでおり,注入孔4は一種の段部付き孔が形成されている。大径本体28と小径部27とを構成する本体部は,第1実施例と同様に,合成ゴム又は合成樹脂で一体構造に成形され,ここでは,合成ゴムのNBRで作製されている。
また,図8を参照して,このスタッド形トラックローラの別の実施例を説明する。 この実施例は,図3を参照して説明した実施例と比較して,給油プラグ1と異なる給油プラグ25を給油穴10に嵌着した以外は同様の構成を有するものである。給油プラグ25は,図8に示すように,外環29が内輪部14の給油穴10に強固に嵌着されており,外環29を給油穴10に強固に固定されているので,給油プラグ25は,その先端を給油穴10の底部24に接触させずに,給油穴10の入口部48で留まった状態に配設されている。給油プラグ25の給油穴10への挿入は,給油プラグ25の外環29の端面51を係合穴23と嵌合穴46との境界位置まで挿入すれば,給油プラグ25が給油穴10の所定の位置に位置決めされるように構成されており,極めて位置設定が容易に構成されている。給油プラグ25から給油ノズル15でグリース等の潤滑剤を注入する際に,給油ノズル15を給油プラグ25に押し付けても外環29が給油穴10に安定して強固に固定されているので,給油ノズル15は導入口部5と導入孔6との境界の当接部30に突き当たって,そこで給油ノズル15の注入孔4への押し込みが停止されて給油プラグ25が給油穴10の奥に押し込まれることがなく,スタッド形トラックローラへの潤滑剤の再給油がスムーズに行われるようになっている。
また,給油プラグ25は,大径部26の外環29に続き先端側に本体部でなる小径部27を形成した構造になっており,小径部27を設けたことにより,外環29と本体部でなる大径本体28との一体成形を行い易くなっており,外環29は大径本体28の嵌合溝46に入り込んで堅固な一体構造に形成されたものになっている。小径部27は,給油穴10より小径になっているので,油孔22の位置が小径部27と重なり合った位置即ち交差した位置にある構造であっても,給油されたグリースが導入孔6を通り,小径部27の周囲である外形39を回り,油孔22に流入して軌道面41と42との間の軌道路に潤滑剤を再給油できるように構成されている。また,本体部に設けた注入孔4は,注入孔4の途中で,導入口部5と導入孔6との境部分に一種の段部である平面部即ち平らな当接部30が形成されており,給油ノズル15を給油プラグ25に押し付けても,給油ノズル15が注入孔4に入り込み過ぎないようになり,給油ノズル15の給油プラグ25に対する着脱が容易になっている。このスタッド形トラックローラは,給油プラグ25が六角穴の係合穴23にかかることなく,六角穴に続く給油穴10だけに配設されているので,いつでも六角穴に締結工具の給油ノズル15を挿入することができ,給油ノズル15の着脱が自由になっている。
次に,図9及び図10を参照して,この発明による給油プラグの更に別の実施例を説明する。
この実施例の給油プラグ31は,大径部2の後端側端部に,スタッド9の内輪部14の端面に当接するフランジ部32が一体構造に形成されている。図9に示すように,給油プラグ31は,給油プラグ1と同様に,大径部2,小径部3,導入口部5及び導入孔6が同様に形成されたものであるが,大径部2の後端側端面にフランジ部32が形成されている点で異なっている。給油プラグ31は,スタッド形トラックローラの給油穴10に嵌着される場合に,フランジ部32がストッパとして機能し,給油穴10に対して極めて容易に位置決めされ,注入孔4の導入孔6がスタッド9の給油穴10と油孔22に連通する状態に位置決めされるように構成されている。
また,図11を参照して,このスタッド形トラックローラの他の実施例を説明する。
この実施例は,上記各実施例と比較して,給油プラグ1,25と異なる給油プラグ31を給油穴10に嵌着する以外は同様に構成されているものである。給油プラグ31は,スタッド形トラックローラの六角穴等の係合穴23及び給油穴10に嵌着されるものであり,大径部2が六角穴の係合穴23に嵌着されると共に,小径部3が給油穴10に嵌着されている。この場合には,給油プラグ31は,大径部2が係合穴23に嵌着された係合力よりも,小径部3が給油プラグ10に強固な係合力で嵌着された状態になっている。給油プラグ31は,上記のように構成されているので,スタッド形トラックローラを着脱する際には,六角穴の係合穴23に締結工具を挿入するために,給油プラグ31を外した状態にしなければならない。従って,給油プラグ31は,大径部2の後端側の端面にフランジ部32を形成し,フランジ部32がスタッド9のつば部18に当接するまで給油プラグ31を給油穴10に押し込めば,給油プラグ31はスタッド9に位置決めされるようになっており,また,フランジ部32を把持して給油プラグ31をスタッド9から外し易く構成されている。また,給油プラグ31は,スタッド形トラックローラを相手装置即ち相手部材(図示せず)に取り付けるまでは,スタッド形トラックローラから外した状態になっており,相手部材に装着した後に,給油穴10に取り付けられるものである。また,給油プラグ31は,小形なスタッド形トラックローラに取り付けるのに適しており,先端を給油穴10の底部24に接触させずに,油孔22の位置が小径部3と重なり合った位置即ち交差した位置の状態であっても,給油された潤滑剤がスムーズに導入孔6を通って小径部3の回りや給油穴10を通り,油孔22に流入して,スタッド9の軌道面42と外輪8の軌道面41との間に軌道路に再給油ができるように構成されている。
この給油プラグは,潤滑剤の供給が必要な軸受等の互いに相対移動可能な部材,特に,スタッド形トラックローラに組み込んで使用されるものである。また,このスタッド形トラックローラは,カム機構用,直線運動案内用等として,工作機械,産業用ロボット,電子部品の組立装置,OA機器等の広い範囲の種々の機器に使用されるものである。
この発明による給油プラグの一実施例を示し,軸心Oの上側を図2のAOAでの断面を示す正面図である。 図1の給油プラグを示す右側面図である。 図1の給油プラグを装着したスタッド形トラックローラの一実施例を示す断面を含む正面図である。 図3のスタッド形トラックローラを示す左側面図である。 給油ノズルの一例を示す断面図である。 この発明による給油プラグの別の実施例を示す断面図である。 図6の給油プラグを示す左側面図である。 図6の給油プラグを装着したスタッド形トラックローラの別の実施例の部分を示す断面を含む正面図である。 この発明による給油プラグの更に別の実施例を示す正面図である。 図9の給油プラグを示す左側面図である。 図9の給油プラグを装着したスタッド形トラックローラの更に別の実施例の部分を示す断面を含む正面図である。
符号の説明
1,25,31 給油プラグ
2,26 大径部
3,27 小径部
4 注入孔
5 導入口部
6 導入孔
7 連通溝
8 外輪
9 スタッド
10 給油穴
13 先端部
14 内輪部
15 給油ノズル
16 軸部
17 ねじ部
20 針状ころ
22 油孔
23 係合穴
24 底部
28 大径本体
29 外環
30 平らな当接部
32 フランジ部
37 端面
38,39 外形
40 テーパ穴
41,42 軌道面
43 嵌合穴
46 嵌合溝
47 端部
O 軸心

Claims (12)

  1. 軸受等の互いに相対移動可能な部材から成る組立体に設けられた給油穴に装着される給油プラグにおいて,
    前記給油穴に嵌合する外形が筒形状の大径部と前記大径部に続き一体構造で前記大径部より小径でなる外形が筒形状の小径部とを有し,前記大径部と前記小径部には,軸心に沿って延び且つ前記大径部から前記小径部へ給油ノズルが挿出入可能に構成された注入孔が形成されていることを特徴とする給油プラグ。
  2. 前記注入孔は,前記大径部の端面側から前記給油ノズルが挿出入される前記軸心に沿って形成された導入口部と該導入口部に続き前記導入口部より小径に形成された導入孔とから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の給油プラグ。
  3. 前記導入口部は,前記大径部の前記端面から前記導入孔に向かって先細になるテーパ穴に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の給油プラグ。
  4. 前記注入孔には,前記導入口部と前記導入孔との境界部に前記給油ノズルの突き当て可能な平らな当接部が形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の給油プラグ。
  5. 前記大径部と前記小径部は,合成樹脂又は合成ゴムから一体構造に成形されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の給油プラグ。
  6. 前記大径部には,前記組立体に当接するフランジ部が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の給油プラグ。
  7. 前記小径部の先端部には,前記導入孔に交差して前記小径部の外側へ通じる複数の連通溝が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の給油プラグ。
  8. 軌道を転動するローラとして機能する外輪,前記外輪に挿通して相対回転する内輪部と該内輪部と一体構造で前記外輪の側方に延びる把持可能で先端部にねじ部等の締結部を備えた軸部とを有するスタッド,及び前記外輪と前記スタッドとの間に介在した複数の転動体から成るスタッド形トラックローラにおいて,
    前記内輪部に形成された給油穴に給油プラグが挿着され,前記給油プラグは前記給油穴に嵌合する外形が筒形状の大径部と該大径部に続き一体構造で前記大径部より小径でなる筒形状の小径部とを有し,前記大径部と前記小径部には軸心に沿って延びる前記大径部から前記小径部へ給油ノズルの挿出入可能な注入孔が形成され,前記注入孔は前記大径部の端面側から前記給油ノズルが挿出入できる前記軸心に沿って形成されたテーパ穴に形成された導入口部と該導入口部に続き前記導入口部より小径に形成された導入孔とから構成されていることを特徴とするスタッド形トラックローラ。
  9. 前記給油穴は,前記給油プラグが挿着される嵌合穴と該嵌合穴に続き前記大径部の前記端面に形成された締結用工具の係合可能な係合穴とから成り,前記内輪部の軌道面に交差して前記内輪部に形成された油孔に連通していることを特徴とする請求項8に記載のスタッド形トラックローラ。
  10. 前記導入口部に挿入された前記給油ノズルから給油される前記潤滑剤は,前記給油プラグの前記導入孔を通って前記小径部の周囲を回り前記給油穴と交差する前記油孔へ流入して供給されることを特徴とする請求項8又は9に記載のスタッド形トラックローラ。
  11. 前記給油プラグの前記小径部の先端部には,前記導入孔に交差して前記小径部の外側へ通じる複数の連通溝が形成されていることを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載のスタッド形トラックローラ。
  12. 前記給油プラグは,前記スタッドの前記給油穴に挿着された前記給油プラグの前記導入口部を前記スタッドと区別し易くするために,前記スタッドの色と異なった色に色分けされていることを特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載のスタッド形トラックローラ。
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