JP2005256508A - バルコニー等の屋外腰壁と外壁との境界部分の乾式防水構造 - Google Patents

バルコニー等の屋外腰壁と外壁との境界部分の乾式防水構造 Download PDF

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建二 広沢
Noriyuki Kuroda
訓行 黒田
Chie Sonoda
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Abstract

【課題】バルコニー等の屋外腰壁の外壁側の端部の上面側と外壁面との間を、乾式で施工容易に止水でき、また、外壁縦目地が屋外腰壁を通過するように備えられている場合に、その部分を乾式でしっかりとした止水状態にすることができる、バルコニー等の屋外腰壁と外壁と境界部分の乾式防水構造を提供する。
【解決手段】金物3の外壁側ベース部13と外壁面2との間に乾式の弾性止水材15が介設され、該止水材15が圧縮状態となるように金物3が外壁面2の側に寄せ込まれ、腰壁側ベース部12が腰壁1に固着状態に取り付けられている。外壁縦目地5内は、弾性止水材15の高さ位置付近において、乾式の仕切り材16で上下に止水状態に仕切られ、仕切り材16を挟む上側の外壁縦目地内に乾式の目地止水材19,20が設置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バルコニー等の屋外腰壁と外壁との境界部分の乾式防水構造に関する。
例えばバルコニー腰壁の外壁側の端部の上面側と、外壁面との間は、従来、バルコニー笠木と外壁面との間に湿式のコーキングを設けることによって止水されていた。
また、外壁面材間の縦目地が前記コーキング部を通過するように備えられている場合は、外壁面材間の縦目地を湿式のコーキングで止水すると共に、このコーキングと、バルコニー笠木側のコーキングとを湿式でジョイントさせることが行われていた。
しかしながら、バルコニー笠木と外壁面との間は細かく入り込んだところであり、湿式でコーキングの施工を行うのは非常に厄介であるという問題がある。
特に、上記のように、外壁面材間の縦目地がバルコニー笠木部分のコーキング部を通過するように備えられている場合には、外壁縦目地側のコーキングとバルコニー笠木側のコーキングをうまくジョイントするのにかなりの熟練を必要とする。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、バルコニー等の屋外腰壁の外壁側の端部の上面側と外壁面との間を、乾式で施工容易に止水することができる、バルコニー等の屋外腰壁と外壁と境界部分の乾式防水構造を提供することを課題の一つとする。
また、本発明は、外壁面材間の縦目地が屋外腰壁を通過するように備えられている場合に、その部分を乾式でしっかりとした止水状態にすることができる、バルコニー等の屋外腰壁と外壁と境界部分の乾式防水構造を提供することをもう一つの課題とする。
上記の課題は、バルコニー等の屋外腰壁の外壁側の端部の上面部をカバーする腰壁側ベース部と、外壁面側に面する外壁側ベース部を備えたピース物の金物を具備し、
該金物の外壁側ベース部と外壁面との間に乾式の弾性止水材が介設され、該止水材が圧縮状態となるように外壁側ベース部が外壁面の側に寄せ込まれ、その寄せ込み状態において、腰壁側ベース部が腰壁に固着状態に取り付けられていることを特徴とする、バルコニー等の屋外腰壁と外壁と境界部分の乾式防水構造によって解決される。
この構造では、金物の外壁側ベース部と外壁面との間がそれらの間に挟み込まれて圧縮された乾式の弾性止水材で止水され、金物の腰壁側ベース部が腰壁の外壁側の端部の上面をカバーしているので、この金物と乾式の弾性止水材とで、腰壁の外壁側の端部の上面側と外壁面との間を乾式でしっかりとした止水状態にすることができる。
しかも、上記のようなピース物の金物を用いていることにより、乾式弾性止水材の圧縮を、外壁面側への金物の寄せ込みによって行うことができ、腰壁の外壁側の端部の上面側と外壁面との間を施工容易に止水することができる。
上記の構造において、腰壁の上面部に、金物の外壁側ベース部を外壁面側に寄せ込むためのしの孔が明けられているは、しのを用いて金物の外壁側ベースを外壁側にしっかりと寄せ込むことができ、しかも、その寄せ込み状態において、腰壁側ベース部を腰壁に容易に固着することができ、施工を非常に容易に行うことができる。なお、しの孔は、使用後に塞いでおくとよい。
また、上記の構造において、外壁面材間の縦目地が前記金物を通過するように備えられている場合は、
該縦目地内は、金物の外壁側ベース部と外壁面との間に挟み込まれた弾性止水材の高さ位置付近において、乾式の仕切り材で上下に止水状態に仕切られ、
該仕切り材を挟む上側の外壁縦目地内に乾式の目地止水材が設置され、
該目地止水材で止水された水が仕切り材による誘導で金物の上面側に排出されるようになされているとよい。
この構造では、目地止水材によって外壁面材間の縦目地を通じた屋内側への水の侵入を防ぐことができ、また、目地止水材で止水された水は、仕切り材による誘導で金物の上面側に排出され、目地止水材で止水された水の一部が仕切り材を越えて下方に流れていかず屋内側への水の侵入を防ぐことができ、これらの作用によって、上記の部分をしっかりとした止水状態にすることができる。しかも、目地止水材も仕切り材も乾式のものからなっているので、それを乾式にて施工容易に実現することができる。
前記仕切り材が弾性止水材からなり、該仕切り材は、外壁面側への金物の前記寄せ込みで圧縮され、縦目地内の空間部を挟む両面部に押付け状態となって外壁縦目地内を止水状態に仕切っているのもよい。この場合は、上記の金物を外壁面側に寄せ込むことで外壁縦目地を乾式の仕切り材で上下に止水状態にすることができるので、仕切り材の設置を施工容易に行うことができる。
また、前記仕切り材が、有底で屋外側に開口する溝形のものからなっていて、縦目地内の空間部を挟む両面部に止水状態に接着されており、前記乾式目地止水材の下端部が仕切り材の溝内に突出しているのもよい。この場合は、目地止水材の下端側の両側部及び背面側が仕切り材の溝を囲む周壁部で囲まれることで、仕切り材の部分において水が屋内側に侵入するのを確実に防ぐことができる。
また、腰壁がバルコニー腰壁からなり、外壁面材間の縦目地が前記金物を通過するように備えられている場合は、
該縦目地内は、金物の外壁側ベース部と外壁面との間に挟み込まれた弾性止水材を挟む上下両側が連通しており、
外壁縦目地内には乾式目地止水材が設置され、
前記連通部を挟む上下に延び、バルコニー床面の防水シート上に延びる乾式の排水用ガイドが備えられ、
目地止水材の下端部が該排水用ガイド内に突出し、目地止水材で止水された水がガイドに誘導されて連通部を通じてバルコニー床面の防水シート上に排水されるようになされているとよい。
この構造では、目地止水材によって外壁面材間の縦目地を通じた屋内側への水の侵入を防ぐことができ、また、目地止水材で止水された水は、排水用ガイドによってバルコニー床面の防水シート上に排水され、目地止水材で止水された水の一部が連通部を下って屋内側に侵入するのを防ぐことができ、これらの作用によって、上記の部分をしっかりとした止水状態にすることができる。しかも、目地止水材も排水用ガイドも乾式のものからなっているので、それを乾式にて施工容易に実現することができる。
本発明は、以上のとおりのものであるから、バルコニー等の屋外腰壁の外壁側の端部の上面側と外壁面との間を、乾式で施工容易に止水することができる。また、外壁面材間の縦目地が屋外腰壁を通過するように備えられている場合であっても、その部分を乾式でしっかりとした止水状態にすることができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示す第1実施形態の防水構造において、1は屋外腰壁としてのバルコニー腰壁、2は外壁、3は金物であり、外壁面材4,4間の縦目地5が腰壁1を通過するように備えられている。
腰壁1は、バルコニー側の面材6と屋外側の面材7との間に下地8,8を介してフレーム9が備えられたものからなっていて、外壁2側の端部の上面部においてフレーム9に、金物3を取り付ける取付け孔10と、金物3を外壁面2側に寄せ込むためのしの孔11が備えられている。
金物3は、ピース物からなっていて、腰壁1の外壁2側の端部の上面部をカバーする腰壁側ベース部12と、外壁面2側に面する外壁側ベース部13とを備えている。
腰壁側ベース部12は、下向き開放のチャンネル状をしていて、腰壁1の端部上面部に外嵌め状態に嵌合することができるようになされている。なお、左右の側壁部12bの内面側には、腰壁1の内外面材6,7との間の止水のためのEPT等からなるスポンジ状などをした乾式止水材14,14が取り付けられている。また、腰壁側ベース部12の上面部12aには、腰壁1側の取付け孔10に対応する取付け孔10が備えられている。
外壁側ベース部13は、腰壁側ベース部12の端部において、その上壁部12aと左右の側壁部12b,12bから上方及び左右に張り出す板状門形をしていて、外壁面2と対向する側の面部には、ブチル系ゴムなどからなる乾式の弾性止水材15が全面わたるようにして備えられている。また、その部分には、外壁縦目地5内を上下に止水状態に仕切る同じくブチル系ゴムなど弾性止水材からなる乾式の仕切り材16が、前記弾性止水材15よりも前方に突出し、上面部16aを基端側に向けて斜め下方に傾斜させるようにして備えられている。なお、仕切り材16と弾性止水材15とは、一体成形品からなっていてもよいし、別体品の組み合わせで外壁側ベース部13に備えられていてもよい。
上記の金物3は、図3(イ)(ロ)に示すように、外壁側ベース部13を外壁面2側に向け、腰壁側ベース部12を、腰壁1の端部の上面部に外嵌め状態に嵌合した状態で、外壁面2の側に寄せていき、仕切り材16を外壁縦目地5内に挿入すると共に、外壁側ベース部13の弾性止水材15を外壁面2に押し当て、しの孔11に図示しないしのを刺し込み、テコの原理で、金物3を外壁面2側にしっかりと寄せ込み、金物3側の取付け孔10と、腰壁1側の取付け孔10とを一致させ、その状態で、図3(ハ)に示すように、ボルト17を通し、金物3を腰壁1のフレーム9に固定する。
これにより、金物3の外壁側ベース部13と外壁面2との間の弾性止水材15が圧縮状態となって、金物3の外壁側ベース部13と外壁面2との間が該弾性止水材15で止水状態となり、また、金物3の腰壁側ベース部12が腰壁1の外壁側の端部の上面をカバーし、それらによって、この金物3と乾式の弾性止水材15とで、腰壁1の外壁側の端部の上面側と外壁面2との間が乾式でしっかりとした止水状態になる。
また、弾性止水材からなる仕切り材16も、金物3の寄せ込みによって、その先端部が背後の建物構造部分である柱18に当接して圧縮され、側方に膨出して、外壁縦目地5内の空間部を挟む両面部に押し当て状態となって密着し、外壁縦目地5内が、金物3の外壁側ベース部13と外壁面2との間に挟み込まれた弾性止水材15の高さ位置付近において、上下に止水状態に仕切られている。
そして、該仕切り材16を挟む上側の外壁縦目地内に一次及び二次の乾式目地止水材19,20が設置され、二次目地止水材20の下端部は仕切り材16の上面傾斜部16aに支持されて屋外側に向けられ、一次、二次の乾式目地止水材19,20で止水された水は、仕切り材16による間接的な誘導で金物3の上面側に排出され、屋内側への水の侵入が防止される。
このように、上記の実施形態によれば、バルコニー腰壁1の外壁側の端部の上面側と外壁面2との間を、金物3と弾性止水材15とによって乾式で施工容易に止水することができ、また、外壁面材4,4間の縦目地5が腰壁1を通過するように備えられているが、その部分を乾式でしっかりとした止水状態にすることができる。
図4〜図6に示す第2実施形態の構造は、図4等に示すように、仕切り材16が、有底で屋外側に開口する溝形をし、エプロン部16bも備えられたブチルシート等の成形体からなっている。
この仕切り材16は、図6(イ)(ロ)に示すように、金物3の取付けを行う前に、エプロン部16bを除く本体部分が外壁縦目地5内に設置され、外壁縦目地5内の空間部を挟む両面部に止水状態に接着され、また、本実施形態では、外壁縦目地5の奥方の構造部分である柱18にも止水状態に接着され、更に、エプロン部16bも縦目地5を挟む両外壁面材4,4に止水状態に接着されている。
そして、図6(ハ)に示すように、仕切り材の省略された金物3の寄せ込みを行い、外壁側ベース部13と外壁面2との間に弾性止水材15と仕切り材16のエプロン部16bとを挟み込みこんで圧縮し、仕切り材16と金物3とを止水上連続させた状態にして、金物3をボルト17で固定する。その後、一次、二次の乾式目地止水材19,20が、図5(ロ)に示すように、それらの下端部を仕切り材16の溝内に突出させるようにして外壁縦目地5内に設置されている。その他は第1実施形態と同様である。
この構造では、特に、目地止水材19,20の下端側の両側部及び背面側が仕切り材16の溝を囲む周壁部で囲まれることで、仕切り材16の部分において水が屋内側に侵入するのを確実に防ぐことができる。
図7〜図10に示す第3実施形態の構造は、外壁縦目地5内が、金物3の外壁側ベース部13と外壁面2との間に挟み込まれた弾性止水材15を挟む上下両側が仕切り材で仕切られることなく連通している。そして、上記の連通部を挟む上下に延びるように、乾式の排水用ガイド21が備えられている。
該排水用ガイド21は、ポリプロピレンシートの成形体などからなり、金物3を挟む上側部分21aは、屋外側及びバルコニー側に開放された断面L形をしており、下側部分21bは、縦目地5から屋外側に突出するサイズを備えていてバルコニー側にのみ開放された溝形をしており、下側部分21bは、図8及び図10に示すように、バルコニー床面の防水シート22の立ち上がり部22aの内面側に突出している。
この排水用ガイド21は、全長にわたって、外壁縦目地5内の空間部を挟む屋外側の面部にブチルテープなどで止水状態に接着されると共に、同ガイド21の下側部分21bは、その全長にわたって、腰壁1の端面部にブチルテープなどで止水状態に接着されている。
そして、外壁縦目地5内には一次、二次の乾式目地止水材19,20が設置され、二次目地止水材20は、その下端側が排水用ガイド21の下側部分21bの内部に突出し、二次目地止水材20で止水された水が排水用ガイド21に誘導されて連通部を通じてバルコニー床面の防水シート22上に排水されるようになされている。その他は、上記の第1、第2実施形態と概ね同様である。
この構造では、一次、二次の目地止水材19,20によって外壁面材4,4間の縦目地5を通じた屋内側への水の侵入を防ぐことができ、また、二次目地止水材20で止水された水は、排水用ガイド21によってバルコニー床面の防水シート22上に排水され、二次目地止水材20で止水された水の一部が連通部を下って屋内側に侵入するのを防ぐことができ、これらの止水作用によって、外壁縦目地5と腰壁1の上端部との領域部分をしっかりとした止水状態にすることができる。しかも、目地止水材19,20も排水用ガイド21も乾式のものからなっているので、それを乾式にて施工容易に実現することができる。
なお、図9に示すように、腰壁1のバルコニー側の側面部と、外壁面2との間の縦目地部にも、一次、二次の乾式目地止水材24,25が、上記の排水用ガイド21の下側部分21bを背面側からの支えとして設置され、これら目地止水材24,25で止水された水や、これら目地止水材24,25を越えて背面側に侵入して排水用ガイド21の下側部分21bに受けられた水が防水シート22上に排水されるようになされている。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の第1,第2実施形態では、屋外腰壁がバルコニーの腰壁である場合を示しているが、屋外に備えられるその他の腰壁であってもよい。また、上記の各実施形態では、外壁縦目地が腰壁を通過するように備えられている場合を示したが、本発明は、外壁縦目地が通過しない腰壁に用いられてもよい。また、上記の各実施形態では、金物3の寄せ込みのために、しの孔11を備えさせた場合を示しているが、しの孔11は省略されてもよい。また、仕切り材の形態に制限はないし、外壁縦目地5への取付け構造に関しても制限はない。また、排水用ガイド21の具体的形態についても制限はない。
第1実施形態の乾式防水構造を示す分解斜視図である。 図(イ)は同断面平面図、図(ロ)は同断面側面部である。 図(イ)〜図(ハ)は、止水の施工方法を順次に示す断面平面図である。 第2実施形態の乾式防水構造を示す分解斜視図である。 図(イ)は同断面平面図、図(ロ)は同断面側面部である。 図(イ)〜図(ハ)は、止水の施工方法を順次に示す断面平面図である。 第3実施形態の乾式防水構造を示す分解斜視図である。 乾式目地止水材とガイドと防水シートとの関係を示す斜視図である。 同乾式防水構造の断面平面図である。 図9のI−I線断面図である。
符号の説明
1…バルコニー腰壁(屋外腰壁)
2…外壁面
3…金物
5…外壁縦目地
11…しの孔
12…腰壁側ベース部
13…外壁側ベース部
15…乾式弾性止水材
16…仕切り材
19,20…乾式目地止水材
21…排水用ガイド
22…防水シート

Claims (6)

  1. バルコニー等の屋外腰壁の外壁側の端部の上面部をカバーする腰壁側ベース部と、外壁面側に面する外壁側ベース部を備えたピース物の金物を具備し、
    該金物の外壁側ベース部と外壁面との間に乾式の弾性止水材が介設され、該止水材が圧縮状態となるように外壁側ベース部が外壁面の側に寄せ込まれ、その寄せ込み状態において、腰壁側ベース部が腰壁に固着状態に取り付けられていることを特徴とする、バルコニー等の屋外腰壁と外壁と境界部分の乾式防水構造。
  2. 腰壁の上面部に、金物の外壁側ベース部を外壁面側に寄せ込むためのしの孔が明けられている請求項1に記載の、バルコニー等の屋外腰壁と外壁と境界部分の乾式防水構造。
  3. 外壁面材間の縦目地が前記金物を通過するように備えられており、
    該縦目地内は、金物の外壁側ベース部と外壁面との間に挟み込まれた弾性止水材の高さ位置付近において、乾式の仕切り材で上下に止水状態に仕切られ、
    該仕切り材を挟む上側の外壁縦目地内に乾式の目地止水材が設置され、
    該目地止水材で止水された水が仕切り材による誘導で金物の上面側に排出されるようになされている請求項1又は2に記載の、バルコニー等の屋外腰壁と外壁と境界部分の乾式防水構造。
  4. 前記仕切り材が弾性止水材からなり、該仕切り材は、外壁面側への金物の前記寄せ込みで圧縮され、縦目地内の空間部を挟む両面部に押付け状態となって外壁縦目地内を止水状態に仕切っている請求項3に記載の、バルコニー等の屋外腰壁と外壁と境界部分の乾式防水構造。
  5. 前記仕切り材が、有底で屋外側に開口する溝形のものからなっていて、縦目地内の空間部を挟む両面部に止水状態に接着されており、前記乾式目地止水材の下端部が仕切り材の溝内に突出している請求項3に記載の、バルコニー等の屋外腰壁と外壁との境界部分の乾式防水構造。
  6. 腰壁がバルコニー腰壁からなり、
    外壁面材間の縦目地が前記金物を通過するように備えられており、
    該縦目地内は、金物の外壁側ベース部と外壁面との間に挟み込まれた弾性止水材を挟む上下両側が連通しており、
    外壁縦目地内には乾式目地止水材が設置され、
    前記連通部を挟む上下に延び、バルコニー床面の防水シート上に延びる乾式の排水用ガイドが備えられ、
    目地止水材の下端部が該排水用ガイド内に突出し、目地止水材で止水された水がガイドに誘導されて連通部を通じてバルコニー床面の防水シート上に排水されるようになされている請求項1又は2に記載の、バルコニー腰壁と外壁との境界部分の乾式防水構造。
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JP2017180036A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 大和ハウス工業株式会社 排水部材及び排水構造

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