JP2005251908A - 現像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現像液の供給と吸引を行うノズルヘッドを有する現像処理装置において,基板の裏面を直接吸着保持しないで,基板の浮き上がり現象を防止する。
【解決手段】 回転基台2に基板Wを収容する凹部7を設け,凹部7の底面に液体供給口9と液体吸引口10を形成する。凹部7の底面上には,基板Wを凹部7の底面との間に隙間を設けて支持する支持ピン8が配置される。凹部7に基板Wが収容され,基板Wが支持ピン8上に支持されると,基板Wの裏面と凹部7の底面との間の隙間C2に,液体供給口9から純水が供給され,液体吸引口10から純水が吸引される。この液体吸引口10による吸引により,隙間C2内の純水が陰圧になり,基板Wに対する吸引力が生じる。ノズルヘッド41によって基板Wの表面に現像液の供給と吸引が行われ,基板Wに対して上方向の吸引力が生じた時にも,基板Wの裏面側の吸引力によって,基板Wの浮き上がりを防止できる。
【選択図】 図8

Description

本発明は,基板の現像処理装置に関する。
例えば,半導体デバイスやレクチルの製造プロセスにおけるフォトリソグラフィー工程では,基板上にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布処理,基板上のレジスト膜に対し所定のパターンを露光する露光処理,露光処理された基板に現像液を供給して基板上のレジスト膜を現像する現像処理等が行われる。
上述の現像処理は,通常基板に現像液を供給するノズルを備えた現像処理装置で行われるが,近年,基板の表面に沿ってノズルヘッドを移動させながら,当該ノズルヘッドが基板の表面に対して現像液を供給しつつ当該現像液を吸引していく現像処理装置が提案されている。この現像処理装置によれば,基板上に常に新鮮な現像液が供給され,さらに現像によって生成された溶解物が基板上から直ちに除去されるので,基板の全面において斑のない現像が行われ,基板表面における現像の均一性を向上できる(例えば,特許文献1,2参照。)。
特開2003−234286号公報 特開2003−243299号公報
しかしながら,上記現像処理装置の場合,ノズルヘッドが現像液の供給と同時に吸引も行うため,その吸引力により基板が浮き上がり基板の位置や姿勢が不安定になる恐れがある。基板の位置や姿勢が不安定になると,基板に対する現像液の供給量が基板面内おいてばらつき,現像の均一性が損なわれてしまう。
基板の浮き上がりを防止するために,例えば現像処理装置において基板を保持する基板保持部材に,基板を真空吸引する吸引口を設け,基板の裏面を直接吸着保持することが提案できる。しかしながら,この場合,例えば基板の表面から裏面側に回り込んだ液体が,前記吸引口の吸引力により基板保持部材と基板の裏面との間に流れ込み,基板の裏面の吸着部分や基板保持部材が汚れることが懸念される。このように基板や基板保持部材が汚れると,例えばその汚れがパーティクルとなり,所望の基板処理が行われなくなる。
本発明は,かかる点に鑑みてなされたものであり,現像液の供給と吸引を行うノズルヘッドを備えた現像処理装置において,基板の裏面を直接吸着保持しないで,基板の浮き上がりを防止する現像処理装置を提供することをその目的とする。
上記目的を達成するために,本発明によれば,基板を収容可能な凹部が形成された基台と,前記基台の凹部に収容された基板の表面に沿って移動可能で,前記基板の表面に対して現像液の供給と吸引を同時に行うことができるノズルヘッドと,前記凹部内の基板の裏面を支持して,前記基板の裏面と前記凹部の底面との間に隙間を形成するスペーサ部材と,前記隙間に所定の液体を供給する液体供給口と,前記隙間に供給された液体を前記凹部の底面側から吸引する液体吸引口と,を備えたことを特徴とする現像処理装置が提供される。
本発明によれば,基板を基台の凹部に収容したときに,スペーサ部材によって基板の裏面と凹部の底面との間に隙間が形成される。そして,その隙間に所定の液体を供給し,さらに隙間内の液体を凹部の底面側から吸引できる。この隙間内の液体の吸引によって,前記隙間内を陰圧にし,基板の裏面を下方向に吸引する吸引力を生じさせることができる。この結果,例えばノズルヘッドが基板の表面に対して現像液の供給と吸引を同時に行っているときに,基板の裏面側に吸引力を生じさせて,基板の浮き上がりを防止できる。また,この場合,基板の裏面を液体に曝した状態で液体を介在させて吸引するので,基板を直接吸着保持したときのように基板の裏面が汚れることが防止できる。また,液体供給口からの液体の供給と液体吸引口からの液体の吸引によって,基板の裏面と凹部の底面との隙間に液体の流れが形成されるので,例えば基板の裏面を積極的に洗浄することもできる。さらに,液体供給口からの液体の供給によって凹部内を液体で満たし,例えば現像液の供給前に凹部内の基板の表面に液体の液膜を形成して基板をプリウェットすることができる。なお,前記「所定の液体」は,例えば基板の表面をプリウェットするためのプリウェット液,現像の停止させる停止液,基板を洗浄する洗浄液,又は前記プリウェット液,停止液及び洗浄液として併用できる純水であってもよい。
前記基台は,前記凹部の周囲に,前記凹部に収容された基板の表面と同程度の高さの平坦面を備えていてもよい。かかる場合,液体供給口からの液体の供給によって凹部内の基板の表面とその周囲の平坦面上に液体を供給して,基板の表面と平坦面を合わせた全面に渡って液膜を形成することができる。それ故,例えばノズルヘッドを液膜に接触した状態でノズルヘッドからの現像液の供給と吸引を行うことができる。それ故,ノズルヘッドによる現像液の供給及び吸引時に,周辺の空気がノズルヘッドと基板の表面との間に混入することがなくなり,いわゆる泡噛み現象を防止できる。この結果,基板面内における現像斑を防止ができる。なお,「基板の表面と同程度の高さ」には,基板の表面と同じ高さのみならず,例えば基板の表面よりも低く基板の裏面よりも高い位置の高さも含まれる。
前記凹部に収容された基板の外側面と前記凹部の内周面との間に隙間ができるように前記凹部が形成されていてもよい。かかる場合,液体供給口から基板の裏面側に供給された液体を当該隙間を通して基板の表面や平坦面上にまで好適に供給することができる。
前記液体吸引口は,前記凹部に収容された基板の裏面の中央部に対向する位置に設けられていてもよい。また,前記液体供給口は,前記凹部の底部に複数開口し,平面から見て前記液体吸引口を中心とした同一円周上で等間隔に配置されていてもよい。かかる場合,基板の裏面に対して均等に液体を供給し,当該液体を均等に吸引することができる。
前記基台には,前記凹部内の液体を排出する排液孔が形成されていてもよい。また,本発明に係る現像処理装置は,前記基台を回転させる回転駆動部をさらに備え,前記排液孔は,前記基台の回転による遠心力によって前記液体が排出されるように形成されていてもよい。かかる場合,基台を回転させることによって,凹部内の液体を排出して,例えば凹部内の基板を適切に乾燥させることができる。
前記基台の凹部内には,収容した基板の外側面に当接し基板の位置決めを行う複数の位置決めピンが設けられていてもよい。かかる場合,凹部内において基板を所定の位置に収容し,基板の水平方向の位置ずれを防止できる。
本発明の現像処理装置は,基板を支持して昇降させる昇降ピンをさらに備え,前記凹部の底部には,前記昇降ピンが通過する貫通孔が形成され,前記貫通孔には,前記凹部内の液体の漏洩を防止するシール部材が設けられていてもよい。かかる場合,基板の受け渡しの際に,凹部の底部から凹部内の液体が漏洩することを防止し,現像処理装置内の汚染を防止できる。なお,前記シール部材は,前記貫通孔を覆う膜形状を有し,中心部に前記昇降ピンが通過する切り込みが形成されていてもよく,前記貫通孔を覆う膜形状を有し,前記昇降ピンによる押圧により上下方向に伸縮自在に構成されていてもよい。
本発明によれば,ノズルヘッドによる基板表面への現像液の供給と吸引時に,基板が浮き上がることがなく,基板への現像の供給量を安定させて,現像の均一性を向上することができる。
以下,本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は,本実施の形態にかかる現像処理装置1の構成の概略を示す縦断面の説明図であり,図2は,現像処理装置1の横断面の説明図である。
図1に示すように現像処理装置1は,ケーシング1aを有し,ケーシング1a内の中央部には,方形の基板Wを収容する基台としての回転基台2が設けられている。回転基台2は,例えば外形が略円盤状に形成されている。回転基台2は,方形で厚みのある方盤部3と,その方盤部3を取り囲む外周平坦部4を備えている。方盤部3は,例えばロッド5を介してモータなどの回転駆動部6に連動している。これにより,回転基台2は,回転基台2の中心軸を回転軸として所定の回転速度で回転できる。
回転基台2における方盤部3の表面の中央部には,基板Wを収容する凹部7が形成されている。凹部7は,図3に示すように平面から見て基板Wと同形状の方形に形成され,基板Wの大きさよりも僅かに大きく形成されている。つまり,凹部7は,基板Wを収容した際に基板Wの外側面と凹部7の内周面との間に隙間C1ができるように形成されている。
図1に示すように回転基台2の凹部7の底面上,つまり方盤部3の底部3aの表面上には,凹部7内に収容された基板Wの裏面を支持するスペーサ部材としての支持ピン8が設けられている。支持ピン8は,例えば図3に示すように基板Wの外周部の裏面に対応する複数箇所,例えば4箇所に設けられている。支持ピン8は,例えば0.1mm程度の高さを有し,この支持ピン8に基板Wが支持されることによって,図1に示すように基板Wの裏面と底部3aとの間に隙間C2を形成することができる。
凹部7の底部3aには,凹部7内に所定の液体を供給する液体供給口9と,凹部7内の液体を吸引する液体吸引口10が形成されている。本実施の形態において,液体供給口9から供給される所定の液体には,例えば現像前の行われるプリウェット,現像の停止及び基板Wの洗浄に併用できる純水が用いられる。
液体吸引口10は,図3に示すように底部3aの中央部,つまり凹部7内に収容された基板Wの裏面の中央部に対向する位置に設けられている。液体供給口9は,液体吸引口10を中心とする同一円周上の複数箇所に等間隔で設けられている。液体供給口9は,例えば4箇所に設けられている。
液体供給口9は,図1に示すように液体供給管11によって例えば現像処理装置1の外部に設置された液体供給装置12に接続されている。液体供給装置12は,液体供給管11を通じて,所望の流量の液体を凹部7内に供給できる。液体吸引口10は,吸引管13によって例えば現像処理装置1の外部の吸引装置14に接続されている。吸引装置14は,凹部7内の液体を吸引管13を通じて所望の流量で吸引できる。この液体供給口9からの液体の供給と,液体吸引口10からの液体の吸引によって,基板Wの裏面と底部3aとの間の隙間C2内に基板Wの裏面に沿って流れる液体の流れを形成できる。また隙間C2内の液体の吸引により,隙間C2内を陰圧し,基板Wの裏面に対する吸引力を生じさせることができる。
凹部7の底部3aには,垂直方向に貫通する貫通孔20が複数箇所,例えば3箇所に形成されている。貫通孔20内には,基板Wを支持して昇降させる昇降ピン21が設けられている。昇降ピン21は,例えばシリンダなどの昇降駆動部22によって昇降自在であり,底部3a上に出入りし凹部7に対する基板Wの受け渡しを行うことができる。
例えば各貫通孔20の上端部付近には,図4に示すように貫通孔21を覆う膜状のシール部材23が設けられている。シール部材23は,例えば可撓性のあるゴム材質の薄いシート状に形成され,その中央部には,昇降ピン21を通すための十字の切り込みが形成されている。シール部材23は,昇降ピン21が通らない時には,貫通孔20を閉鎖して凹部7内の液体の漏れを防止し,昇降ピン21が通る時には,昇降ピン21による押圧によって切り込みから開口し昇降ピン21を通過させることができる。
図1に示すように凹部7の内周面を形成する方盤部3の側面部3bには,凹部7内の液体を排出するための排液孔24が形成されている。排液孔24は,側面部3b内を水平に貫通するように形成されている。排液孔24の孔径は,回転基台2が停止しているときには,表面張力の作用によって凹部7内の液体が流出せず,回転基台2が回転したときには,遠心力によって液体が流出するように,例えば0.8〜1.0mm程度の大きさに設定されている。排液孔24は,例えば図5に示すように枠状の側面部3bに沿って複数箇所に偏り無く形成され,回転基台2の回転による遠心力によって凹部7内の液体が排出されるように遠心力の作用する方向に沿って形成されている。例えば側面部3bの内側には,凹部7内に収容された基板Wの外側面に当接し基板Wを位置決めするための複数の位置決めピン25が設けられている。
図1に示すように回転基台2の外周平坦部4は,方盤部3の側面部3bから外方に向けて形成されている。外周平坦部4は,その表面の平坦面の位置が凹部7内に収容された基板Wの表面より僅かに低い位置になるように設けられている。図2及び図3に示すように外周平坦部4は,外形が円形になるように形成されている。このように外周平坦部4の外形を円形に形成することにより,回転基台2を回転させた際に,回転基台2の外周部付近において乱流が発生することを防止できる。
図1に示すように回転基台2は,基板Wから飛散又は落下する液体を受け止め,回収するためのカップ30内に収容されている。カップ30は,回転基台2の側方と下方を覆うように,例えば下面が閉鎖され上面が開口した四角形の略筒状に形成されている。カップ30の下面には,例えば工場の排液部に連通した排出管31が接続されており,カップ30において回収した液体を現像処理装置1の外部に排出できる。
図2に示すようにカップ30のY方向負方向(図2の左方向)側には,第1の待機部40が設けられている。第1の待機部40には,現像液及びリンス液(純水)の供給と吸引を行うノズルヘッド41が設けられている。ノズルヘッド41は,例えば少なくとも基板Wの短辺の寸法と同じかそれよりも長い,X方向(図2の上下方向)に沿った略直方体形状を有している。ノズルヘッド41は,ヘッドアーム42に支持されている。ノズルヘッド41は,ヘッドアーム42が取り付けられた例えばボールネジとその回転モータ等からなる水平移動機構43によって,第1の待機部40から少なくともカップ30のY方向正方向(図2の右方向)側の端部付近まで水平移動できる。また,ノズルヘッド41は,例えばヘッドアーム42に取り付けられたシリンダなどの昇降機構(図示せず)によって上下方向にも移動できる。
図6に示すようにノズルヘッド41の下面41aは,基板Wの表面と平行になるように水平に形成されている。ノズルヘッド41の下面41aにおける,ノズルヘッド41の進行方向であるY方向の中央部には,現像液吐出口50が形成されている。現像液吐出口50は,例えばノズルヘッド41の長手方向(X方向)に沿って例えば基板Wの短辺より長いスリット状に形成されており,現像液を帯状に吐出できる。現像液吐出口50は,ノズルヘッド41の内部に形成された第1の貯留部51に連通している。第1の貯留部51は,例えば現像処理装置1の外部に設置された現像液供給装置52に連通している。ノズルヘッド41と現像液供給装置52とは,例えば現像液供給管53によって接続されている。現像液供給装置52は,現像液供給管53を通じて所定の流量の現像液をノズルヘッド41に供給できる。ノズルヘッド41は,供給された現像液を第1の貯留部51に一旦貯留して圧力調整し,その後現像液吐出口50から均一に吐出できる。
ノズルヘッド41の下面41aの現像液吐出口50を挟んだ両側には,基板W上の現像液を吸引する現像液吸引口60が開口している。現像液吸引口60は,例えば前記現像液吐出口50と平行なスリット状に形成されている。現像液吸引口60は,例えばノズルヘッド41の内部に形成された第2の貯留部61に連通している。第2の貯留部61は,例えば現像処理装置1の外部に設置された吸引装置62に連通している。ノズルヘッド41と吸引装置62とは,例えば吸引管63によって接続されている。吸引装置62は,吸引管63を通じて所定の圧力で吸引できる。したがって,現像液吐出口50から基板W上に供給された現像液を現像液吐出口50の両側の現像液吸引口60から所定の圧力で吸引できる。この結果,基板Wの表面上には,現像液吐出口50から現像液吸引口60に向かう現像液の流れを形成できる。
ノズルヘッド41の下面41aの各現像液吸引口60のさらに外側には,それぞれ純水等のリンス液を吐出するリンス液吐出口70が形成されている。リンス液吐出口70は,例えば前記現像液吐出口50に平行なスリット状に形成されており,リンス液をX方向に沿った帯状に吐出できる。リンス液吐出口70は,ノズルヘッド41の内部に形成された第3の貯留部71に連通している。第3の貯留部71は,例えば現像処理装置1の外部に設置されたリンス液供給装置72に連通している。ノズルヘッド41とリンス液供給装置72とは,例えばリンス液供給管73によって接続されている。リンス液供給装置72は,リンス液供給管73を通じて所定の流量のリンス液をノズルヘッド41に供給できる。ノズルヘッド41は,供給されたリンス液を第3の貯留部71に一旦貯留して圧力調整し,その後リンス液吐出口70から一様に吐出できる。
図2に示すようにカップ30のY方向正方向側には,第2の待機部80が設けられている。第2の待機部80には,純水等のリンス液吐出ノズル81が設けられている。リンス液吐出ノズル81は,例えば回転駆動軸82に取り付けられたノズルアーム83の先端部に支持されており,回転駆動軸82の回転によって第2の待機部80からカップ30内の基板Wの中心部上方まで移動できる。リンス液吐出ノズル81は,リンス液供給管84によって,例えば現像処理装置1の外部に設置されたリンス液供給源85に接続されており,リンス液供給源85から供給されたリンス液を下方に向けて吐出できる。
ケーシング1aのX方向正方向側の側壁には,ウェハWを搬入出するための搬送口90が形成されており,搬送口90には,搬送口90を開閉するシャッタ91が設けられている。
次に,上述した現像処理装置1で行われる現像処理について説明する。搬送口90から現像処理装置1内に基板Wが搬入されると,基板Wは,予め上昇していた昇降ピン21に受け渡され,昇降ピン21の下降によって図1に示すように凹部7内に収容され,支持ピン8に支持される。このとき,基板Wの裏面と凹部7の底面との間に隙間C2が形成され,基板Wの外側面と凹部7の内周面との間に隙間C1が形成される。
基板Wが凹部7内に収容されると,例えば図7に示すように液体供給口9から純水の供給と液体吸引口10からの吸引が開始される。このとき,例えば純水の供給量が吸引量よりも多くなるように設定される。液体供給口9から供給された純水は,隙間C2に充填され,その一部が液体吸引口10から吸引される。この吸引によって液体吸引口10の周辺の純水が陰圧になり,基板Wの裏面に対する吸引力が発生する。液体吸引口10に吸引されなかった純水は,隙間C2から隙間C1を通って外周平坦部4上及び基板Wの表面上に到達する。こうして,基板Wと外周平坦部4の表面の全面に渡る液膜が形成され,基板Wの表面の濡れ性を向上するプリウェットが行われる。
基板Wと外周平坦部4上に液膜が形成されると,例えば液体供給口9からの純水の供給量が液体吸引口10からの純水の吸引量と同じになるように設定される。こうすることにより,基板Wの裏面に対する吸引力を維持したまま,液体供給口9から供給された純水が総て液体吸引口10から吸引され,凹部7内の純水の総量が一定に維持される。
続いて第1の待機部40で待機していたノズルヘッド41がY方向正方向側に移動し,例えば基板Wの手前側(Y方向負方向側)に位置する外周平坦部4上まで移動する。そして,ノズルヘッド41が下降し,ノズルヘッド41の下面41aが外周平坦部4の表面の液膜に接触される。ノズルヘッド41の下面41aが液膜に接触した状態で,ノズルヘッド41の現像液吐出口50から現像液の吐出が開始され,現像液吸引口60から吸引が開始され,さらにリンス液吐出口70からリンス液である純水の吐出が開始される。その後,ノズルヘッド41は,Y方向正方向側に移動し始める。このとき,ノズルヘッド41の下面41aと外周平坦部4との間が常に液体で満たされており,ノズルヘッド41の下面41a側に周辺空気が混入することがなく,いわゆる泡噛み現象が発生することはない。
そして,ノズルヘッド41は,基板Wの表面上に到達する。この際,現像液は,現像液吐出口50から基板Wの表面上に吐出され,ノズルヘッド41の進行方向に対し前方側と後方側にある現像液吸引口60から吸引され,ノズルヘッド41の真下の基板Wの表面上には,帯状の現像液の流れが形成される。この現像液の流れによって基板Wの表面上の帯状領域が現像される。この現像によって生じた溶解生成物は現像液吸引口60によって直ちに排出される。
ノズルヘッド41が基板Wの表面上を移動することによって,現像液の流れが生じる帯状領域が次第に移動し,基板Wの表面全体が現像される。このとき,ノズルヘッド41による吸引により,基板Wに対し吸引力が上方向に作用するが,上述したように基板Wの裏面側にも,液体吸引口10による吸引により下方向の吸引力が作用しているため,基板Wが浮き上がることがない。
ノズルヘッド41がさらに進んで外周平坦部4上まで移動すると,ノズルヘッド41による現像液及び純水の供給とその吸引が停止され,ノズルヘッド41は,第1の待機部40に戻される。続いて,例えば第2の待機部80で待機していたリンス液吐出ノズル81が基板Wの中心部上方まで移動し,回転基台2によって基板Wが回転される。リンス液吐出ノズル81から回転された基板W上にリンス液である純水が吐出され,基板Wの表面が洗浄される。このとき,基板Wの裏面においても,液体供給口9と液体吸引口10による純水の供給と吸引が引き続き行われ,基板Wの裏面側も洗浄される。
基板Wの両面が所定時間洗浄された後,リンス液吐出ノズル81及び液体供給口9からの純水の供給と液体吸引口10からの吸引が停止され,図9に示すように回転基台2が高速回転される。この回転基台2の高速回転による遠心力により,基板Wと外周平坦部4上の液体は外方に飛散し,凹部7内の液体は排液孔24を通じて排出される。こうして,凹部7内の基板Wは,振り切り乾燥される。
基板Wが乾燥されると,基板Wが昇降ピン21によって持ち上げられ,図示しない搬送アームによって基板処理装置1の外部に搬出される。
以上の実施の形態によれば,回転基台2の凹部7内に所定の高さを有する支持ピン8を設け,凹部7の底面に液体供給口9と液体吸引口10を設けたので,凹部7に収容された基板Wの裏面と凹部7の底面との間に隙間C2を形成し,隙間C2に対して純水の供給と吸引を行うことができる。この隙間C2内の純水の吸引により基板Wの裏面に対して吸引力が作用し,基板Wの浮き上がりを防止することができる。この場合,基板Wの裏面に対し液体を介して間接的に吸引力が働くので,基板Wを直接吸着保持したときのように基板Wの裏面の一部が汚れることがない。また,基板Wの裏面側が流れる純水で満たされるため,基板Wの裏面が清浄な状態に維持される。
回転基台2に外周平坦部4を設けたので,基板Wと外周平坦部4の表面全面に渡る液膜を形成することができ,この結果,ノズルヘッド41による現像液の供給と吸引時に,ノズルヘッド41の下面41aと基板Wとの間に空気が混入することが防止できる。したがって,現像斑が抑制され現像の均一性が向上される。
凹部7の内周面と基板Wの外側面との間に隙間C2を形成したので,基板Wの裏面側から供給された純水が隙間C2を通って基板Wの表面にまで到達し,基板W上に液膜を形成することができる。したがって,液体供給口9から供給された純水によって,基板Wの表面のプリウェットを行うことができる。
液体吸引口10が凹部7の底面の中央部に形成されたので,純水を介在して基板Wの中心部を吸引することができる。それ故,基板Wをバランスよく吸引できる。液体供給口9が液体吸引口10を中心とする同一円周上に形成されたので,基板Wの裏面に均等に純水を供給できる。なお,液体吸引口10や液体吸引口9の数は配置は,上記例に限られない。
回転基台2の方盤部3の側面部3bに,遠心力が作用する方向に沿った排液孔24を形成したので,回転基台2の回転を利用して凹部7内の液体を簡単に排出することができる。
方盤部3の底部3aを貫通する貫通孔20にシール部材23を設けたので,凹部7内の液体が貫通孔20から漏れることを防止できる。なお,上記実施の形態では,シール部材23がゴム材質のシール状で中央に十字が切り込まれたものが用いられていたが,例えば図10に示すようにシール部材100が,貫通孔20を閉鎖する膜状に形成され,昇降ピン21による上方への押圧により上下方向に伸縮するものであってもよい。例えばシール部材100は,ベローズや伸縮性のある袋状のものであってもよい。
以上の実施の形態は,本発明の一例を示すものであり,本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。例えば,本発明は,レクチル,LCD,FPD(フラットパネルディスプレイ)等の方形の基板に限られず,ウェハ等の円形の基板など他の基板にも適用できる。
本発明は,現像液の供給と吸引を行うノズルヘッドを有する現像処理装置において,基板を直接吸着保持せずに,基板の浮き上がりを防止する際に有用である。
本実施の形態にかかる現像処理装置の構成の概略を示す縦断面の説明図である。 現像処理装置の構成の概略を示す横断面の説明図である。 回転基台の平面図である。 シール部材が設けられた貫通孔の縦断面の説明図である。 回転基台の方盤部の横断面図である。 ノズルヘッドの構成の概略を示す縦断面の説明図である。 基板と外周平坦部上に液膜が形成されたときの様子を示す回転基台の縦断面の説明図である。 ノズルヘッドにより現像液の供給と吸引を行っているときの様子を示す回転基台の縦断面の説明図である。 凹部内の液体を排出するときの様子を示す回転基台の縦断面の説明図である。 他のシール部材が設けられた貫通孔の縦断面の説明図である。
符号の説明
1 現像処理装置
2 回転基台
4 外周平坦部
7 凹部
8 支持ピン
9 液体供給口
10 液体吸引口
41 ノズルヘッド
C1,C2 隙間
W 基板

Claims (11)

  1. 基板を収容可能な凹部が形成された基台と,
    前記基台の凹部に収容された基板の表面に沿って移動可能で,前記基板の表面に対して現像液の供給と吸引を同時に行うことができるノズルヘッドと,
    前記凹部内の基板の裏面を支持して,前記基板の裏面と前記凹部の底面との間に隙間を形成するスペーサ部材と,
    前記隙間に所定の液体を供給する液体供給口と,
    前記隙間に供給された液体を前記凹部の底面側から吸引する液体吸引口と,を備えたことを特徴とする,現像処理装置。
  2. 前記基台は,前記凹部の周囲に,前記凹部に収容された基板の表面と同程度の高さの平坦面を備えていることを特徴とする,請求項1に記載の現像処理装置。
  3. 前記凹部に収容された基板の外側面と前記凹部の内周面との間に隙間ができるように前記凹部が形成されていることを特徴とする,請求項1又は2のいずれかに記載の現像処理装置。
  4. 前記液体吸引口は,前記凹部に収容された基板の裏面の中央部に対向する位置に設けられていることを特徴とする,請求項1,2又は3のいずれかに記載の現像処理装置。
  5. 前記液体供給口は,前記凹部の底面に複数開口し,平面から見て前記液体吸引口を中心とした同一円周上に等間隔で配置されていることを特徴とする,請求項4に記載の現像処理装置。
  6. 前記基台には,前記凹部内の液体を排出する排液孔が形成されていることを特徴とする,請求項1,2,3,4又は5のいずれかに記載の現像処理装置。
  7. 前記基台を回転させる回転駆動部をさらに備え,
    前記排液孔は,前記基台の回転による遠心力によって前記凹部内の液体が排出されるように形成されていることを特徴とする,請求項6に記載の現像処理装置。
  8. 前記基台の凹部内には,収容した基板の外側面に当接し基板の位置決めを行う複数の位置決めピンが設けられていることを特徴とする,請求項1,2,3,4,5,6又は7のいずれかに記載の現像処理装置。
  9. 基板を支持して昇降する昇降ピンをさらに備え,
    前記凹部の底部には,前記昇降ピンが通過する貫通孔が形成され,
    前記貫通孔には,前記凹部内の液体の漏洩を防止するシール部材が設けられていることを特徴とする,請求項1,2,3,4,5,6,7又は8のいずれかに記載の現像処理装置。
  10. 前記シール部材は,前記貫通孔を覆う膜形状を有し,中心部に前記昇降ピンが通過する切り込みが形成されていることを特徴とする,請求項9に記載の現像処理装置。
  11. 前記シール部材は,前記貫通孔を覆う膜形状を有し,前記昇降ピンによる押圧により上下方向に伸縮自在に構成されていることを特徴とする,請求項9に記載の現像処理装置。
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