JP2005251315A - メモリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のメモリ装置は、動作時におけるメモリ素子の読み出し電流の設定が、メモリ素子の特性とは独立して変化するため、十分な読み出し特性が得られないという問題があった。
【解決手段】メモリ素子51と同じ特性の参照メモリ素子50を用いた参照回路1と、この参照回路1に流れる電流量を参照してメモリ素子の読み出し電流を設定するメモリ通電回路2とを備えた。参照メモリ素子50にはハイまたはロウに相当する論理値を書き込み、参照メモリ素子50が流せる電流量は検流回路20により検知する。この構成により、メモリ素子に書き込んだ値を、高い信頼性で論理信号へ変換し読み出すことが可能となる。
【選択図】図1



Description

本発明は、半導体メモリ装置に関し、特にMONOSメモリに代表される不揮発性メモリの読み出し回路の構成に関する。
現在では、さまざまな種類の不揮発メモリ装置が利用されている。その中で、MONOSメモリを用いたメモリ装置は、通常のCMOS半導体製造プロセスで形成可能なメモリ素子の代表として挙げられる。MONOSメモリの読み出し回路については多くの提案をみるところである。
MONOSメモリの読み出し回路の知られている従来技術を図8を用いて説明する。111は通電スイッチ、112は読み出しスイッチ、113は選択スイッチ、31aはインバータ、31bはインバータ、51はメモリ素子である。
図8は、知られている従来技術のメモリ装置の1ビット分の読み出しに必要な回路を示している。ここでのメモリ機能を備えたメモリ素子51は、MONOS構造を有するNチャネル電界効果トランジスタ(以下NMOSFETと略記)である。これにNMOSFETである選択スイッチ113が接続して1ビット分のメモリを構成し、さらに読み出しスイッチ112(NMOSFET)を介してメモリ通電回路である通電スイッチ111が接続する。
通電スイッチ111はPチャネルMOS電界効果トランジスタ(以下PMOSFET)で構成しており、このトランジスタのオン抵抗により通電電流を設定する。通電スイッチ111は通常のオン状態として使い、ゲート端子は読み出し回路自体の電源電位(ここではVssとした)に接続して用いる。
知られている従来技術のメモリ装置において、データ(論理値)の読み出し動作について説明する。読み出し時には、読み出し回路がメモリ素子の接続状態を以下のように設定する。
読み出し用に選択されたメモリ素子51に対し選択スイッチ113のゲート端子をハイレベル(ここでは接地電位)にして導通状態とし、さらに読み出しスイッチ112のゲート端子をハイレベルにして導通状態とし、通電スイッチ111にメモリ素子を接続する。メモリ素子51のゲート電位およびソース電位は電源電位Vss(例えば−1.5V)とし、通電スイッチ111によってメモリ素子51へ通電がなされた結果、メモリ素子51のドレイン端子に現れる電圧を、論理判定回路であるインバータ31aへ入力し、さらにこの出力をインバータ31bを用いて2値化する。
知られている従来技術のメモリ装置におけるMONOS構造のメモリ素子は、例えば、論理値としてロウを書き込んだ場合、あるいは消去状態では、ディプリーション型のMOSFETの電流特性となり、逆にハイレベルを書き込んだ場合は、エンハンスメント型のMOSFETとして動作する。
したがって、前者の場合は通電スイッチ111よりもメモリ素子51の抵抗成分が高くなり、メモリ素子51のドレイン端子には電源電位Vssに近い電位が現れ、インバータを2つ(インバータ31a、31b)を介することでロウレベルの出力を得る。また、後者の場合では、通電スイッチ111よりもメモリ素子51の抵抗成分が低くなり、メモリ素子51のドレイン端子には接地電位に近い電位が現れ、インバータ2つを介してハイレベルの出力を得る。
知られている従来技術のメモリ装置においては、メモリ素子の読み出し特性は、メモリ
通電回路である通電スイッチ111のオン抵抗の特性と、メモリ素子51の電流特性と、論理判定回路であるインバータ31aの論理しきい値とに大きく依存する。しかしながら、これらの各特性には直接的にほとんど相関がなく、さらにこれら回路素子の温度特性も独立である。
例えば、僅かな製造プロセス条件の変動により、データを書き込んでから比較的短い期間が経過しただけで、高温下では読み出しが出来ないといったことが起こり得る。すなわち、知られている従来技術では、十分な記憶保持(リテンション)特性を得るのに許容される製造プロセスの変動幅は極めて小さく、使用温度範囲も限られてしまうという問題があった。
このような問題を解決するため、多くの提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に示した従来技術においては、アズ状態(製造プロセスが終了し、完成したばかりの状態)のメモリ素子と実際にデータを書き込んだメモリ素子との読み出し出力をコンパレータ回路により比較出力する手法が提案されている。
図9は特許文献1に示した従来技術を示す回路図である。アズ状態のメモリ素子とデータを書き込んだメモリ素子とを比較する回路を示したものであって、その主旨を逸脱しないように書き直した図である。120は図8で示した回路、110はアズ電圧発生回路、115は参照メモリ素子でありアズ状態のままのメモリ素子、114はコンパレータである。図9では図を見易くするために選択スイッチ113と読み出しスイッチ112とは省略した。
この従来のメモリ装置は、図8に示した回路と同様の回路120と、これと同じ構成でかつメモリ素子をアズ状態のままとした参照メモリ素子115によって構成したアズ電圧発生回路110との出力電圧同士をコンパレータ114にそれぞれ入力し、通常のメモリ出力とアズ状態のメモリ出力との出力電圧を比較するというものである。
特開平8−138386号公報(第7−8頁、第2図)
ところが、特許文献1に示した従来技術についても、アズ状態は安定している保証がないうえに、メモリへ通電する回路そのものは図8に示した回路と同じであり、読み出し回路が持つ問題点は解決しているとは言えない。さらに、ワード長と同じ数だけコンパレータ回路が必要であり、1ワードのビット数が増えるほど回路面積が大きくなるという問題もあった。
本発明は上記の欠点を改善し、比較的簡素な回路構成で読み出し信頼性の高いメモリ装置を提供することを目的とする。
本発明のメモリ装置は、上記目的を達成するために、以下のような構造を採用する。
メモリ素子を1つ以上備えたメモリ回路と、メモリ回路中の所定のメモリ素子へ論理値を書き込みまたは消去を行う書き込み回路と、メモリ回路の書き込み済み論理値を読み出す読み出し回路とを備えたメモリ装置であって、
読み出し回路は、メモリ素子の電流特性を基準としてメモリ素子の読み出し電流を動的に設定することを特徴とする。
読み出し回路は、メモリ素子と同じ構造を有する参照メモリ素子を備えた参照回路と、参照回路に流れる電流量を参照してメモリ素子の読み出し電流量を設定するメモリ通電回路と、を備えたことを特徴とする。
メモリ素子を1つ以上備えたメモリ回路と、メモリ回路中の所定のメモリ素子へ論理値を書き込みまたは消去を行う書き込み回路と、メモリ回路の書き込み済み論理値を読み出す読み出し回路とを備えたメモリ装置であって、
読み出し回路は、メモリ素子と同じ構造を有する参照メモリ素子を備えた参照回路と、参照回路に流れる電流量を参照してメモリ素子の読み出し電流量を設定するメモリ通電回路とを備え、
読み出し回路は、メモリ素子の電流特性を基準とし、かつ参照メモリ素子が流せる電流とは異なる電流量をメモリ素子の読み出し電流として動的に設定することを特徴とする。
参照回路は、参照メモリ素子に直列に接続し、参照メモリ素子に流れる電流量を検知する検流回路を備えたことを特徴とする。
検流回路およびメモリ通電回路は、トランジスタを備えた回路であり、メモリ通電回路の電流量を検流回路からカレントミラーによって設定することを特徴とする。
参照メモリ素子は、ハイあるいはロウのいずれかの論理値を書き込んだ状態で参照回路内で動作することを特徴とする。
参照回路は、参照メモリ素子に並列に接続し、検流回路に流れる電流量を増加させるバイパス回路を備えたことを特徴とする。
バイパス回路は、メモリ素子と同じ構造を有し、参照メモリ素子とは異なる論理値を書き込んだ状態で、参照回路内で動作することを特徴とする。
メモリ素子を1つ以上備えたメモリ回路と、メモリ回路中の所定のメモリ素子へ論理値を書き込みまたは消去を行う書き込み回路と、メモリ回路の書き込み済み論理値を読み出す読み出し回路とを備えたメモリ装置であって、
読み出し回路は、メモリ素子の出力電圧を論理信号に変換して出力する論理判定回路を備え、かつメモリ素子の電流特性と論理判定回路のしきい値電圧とを基準にメモリ素子の読み出し電流を動的に設定することを特徴とする。
メモリ素子を1つ以上備えたメモリ回路と、メモリ回路中の所定のメモリ素子へ論理値を書き込みまたは消去を行う書き込み回路と、メモリ回路の書き込み済み論理値を読み出す読み出し回路とを備えたメモリ装置であって、
読み出し回路は、メモリ素子と同じ構造を有する参照メモリ素子と参照メモリ素子に流れる電流量を検知する検流回路とからなる参照回路と、検流回路に流れる電流量を参照してメモリ素子の読み出し電流量を設定するメモリ通電回路と、を備えたことを特徴とする。
メモリ素子は、MONOSメモリあるいはMNOSメモリであることを特徴とする。
本発明のメモリ装置は、メモリ素子と同じ構造である参照メモリ素子を含む参照回路を備え、参照メモリ素子の電流特性からメモリ素子の読み出し電流量を動的に設定する構成とした。このような構成とすることによって、従来は各ビット毎に必要であったメモリ出
力用のコンパレータは必要なく、参照用のメモリ素子も1つで済むため、簡素な回路構成でありながら製造プロセス変動に強い、高信頼性を備えたメモリ装置が提供可能となる。また、メモリ素子の温度変化に応じて、適切な読み出し電流が自動的に設定できるため、メモリ装置の動作温度範囲を広くできるといった効果も有する。
以下図面を用いて本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明のメモリ装置の構成の全体を説明する回路図である。
まず図1を用いて本発明のメモリ装置の全体構成について説明する。1は参照回路、2はメモリ通電回路、3は論理判定回路、4はメモリ回路、4aは第1のワード、4bは第2のワード、7はアドレス回路、8は入出力回路、10は読み出し回路、100はメモリ装置である。
本発明を適用したメモリ装置100は、読み出し回路10とメモリ回路4とアドレス回路7と入出力回路8とで構成する。メモリ装置100には、装置外部との信号のやりとりのため、複数の信号線であるデータバスS1およびアドレスバスS2と、メモリ装置100に読み出しあるいは書き込み動作を指定する制御信号S3とを備えている。メモリ装置100の全体的な構成は一般的であるので、読み出し回路10の周辺以外の構成については簡単な説明にとどめる。
メモリ回路4は、一度に読み出せるワード(例えば16ビット)を一単位としたメモリワードを複数備えている(第1のワード4a、第2のワード4b)。また、アドレス回路7は、アドレスバスS2によって指定されたメモリ回路4内のメモリワードを読み書きするために選択し、そのメモリワードを読み出し回路10や入出力回路8へ接続する回路ブロックである。
入出力回路8は、メモリ装置100の書き込み時には、データバスS1から得たデータ(論理値)をメモリ回路4内の各メモリ素子へ書き込むのに必要な信号や電圧を生成し印加するための書き込み回路と、読み出し回路10から得たメモリの出力信号をデータバスS1から出力するための回路を含む回路ブロックである。
読み出し回路10は、アドレス回路7が選択した所定のメモリワードに通電動作を行うメモリ通電回路2と、メモリワードの各ビットへの通電電流量を決定するための参照回路1と、メモリワードが出力した信号を論理信号に変換し出力する論理判定回路3とで構成する。
本発明のメモリ装置を構成するメモリ素子としては、上記の背景技術で説明したものと同じMONOSメモリを用いる。本発明のメモリ装置における、データ(論理値)の書き込み時に関しては、一般的な書き込み動作と同様、入出力回路8中の図示しない書き込み回路がメモリ素子の各端子の電位関係を以下のように設定する。
すなわち、選択したメモリ素子のバルク(ウェル)端子およびソース端子の電位をハイレベル(本例では接地電位である0V)とし、ゲート端子の電位を書き込み電位、例えば−9Vとすることにより消去動作を行う。さらにメモリ素子のゲート端子の電位をハイレベルとし、バルク端子およびソース端子の電位を−9Vとすることにより書き込み操作を行う。この際にメモリ素子に書き込まれる論理値はハイに相当する。ロウの論理値を書き込む際にはソース端子をハイレベルとする。この結果、メモリ素子は論理値に対応した状態を保持する。
また本メモリ装置における、データ(論理値)の読み出し時に関しては、入出力回路8中の図示しない書き込み回路がメモリ素子の各端子の電位関係を以下のように設定する。
すなわち、選択したメモリ素子のバルク(ウェル)端子とゲート端子とおよびソース端子の電位を電源電位(例えば−1.5V)とし、さらにメモリ素子に所定の読み出し電流を通電することにより読み出し動作を行う。読み出し電流を設定するための構成については後述する。
[第1の実施例の説明:図1、図2、図3]
次に図2および図3を用いて本発明の実施例1におけるメモリ装置の構成および動作について説明する。図2は、本発明の実施例1における構成を説明する回路図である。図3は、本発明の実施例1における要部回路素子の電流特性を示した特性図である。図1と図2と図3とを参照しつつ実施例1を説明する。
図2は、メモリ装置の読み出し動作時の回路の状態を簡略化して示したものである。1は参照回路、20は検流回路、21は通電素子、31aと31bはインバータ、50は参照メモリ回路、51はメモリ素子である。図2において、説明上重要でない回路素子、例えばメモリ素子を選択するためや、読み出し時に常に導通状態となるようなスイッチ素子は省略し、メモリ装置の読み出し時に入出力回路8やメモリ回路4が、選択されたメモリ素子に印加する電位が電源電位Vssと等しくなる端子は直接電源電位Vssに接続したように図示した。以下、電源電圧とは接地−Vss間の電圧とする。
図3は、図2中の主な回路素子の静特性を示した電流特性図である。横軸は各回路素子の接地電位から見たドレイン電位を示し、縦軸は同回路素子に流れる電流量を示している。
参照回路1は、参照メモリ素子50と検流回路20とで構成する。また読み出し用に選択されたメモリワード中の1ビットの例としてメモリ素子51を示した。
参照メモリ素子50は、図1に示すメモリ回路4の中のメモリ素子と同じ構造を有する回路素子である。メモリ素子51および参照メモリ素子50は、MONOS構造を有するNMOSFETである。
本発明の実施例1では、参照メモリ素子50は論理値としてロウを書き込んだ状態で動作するものとし、かつこのときはMOSFETとしてはディプリーション型であるとする。したがって、参照メモリ素子50のゲート−ソース電圧を0Vとしても比較的大きな電流が流れる(図3上の曲線C50)。
参照メモリ素子50には、直列に検流回路20が接続する。検流回路20は、ゲート−ドレイン間を短絡したPMOSFETであり飽和領域で動作させる。この電流特性は、図3上の曲線C20で示したとおりであり、曲線C20と曲線C50との交点が参照回路1の動作点Pとなる。すなわち参照回路1には動作点Pから導かれる参照電流Irが流れることとなる。
図1に示すメモリ通電回路2の1ビット分である通電素子21は、PMOSFETで構成し、同じPMOSFETである検流回路20とカレントミラー回路を構成する。さらに検流回路20のチャネル幅に対して、通電素子21のチャネル幅は0.9倍になるようにした。これによりメモリ通電回路2は、選択されたメモリワードの各ビットに対して、参照電流Irよりも10%少ない電流まで流すことが可能な定電流回路を構成する(図3上の曲線C21)。
なお、この検流回路20と通電素子21との流せる電流比率は、メモリ素子51の出力を論理値として確実に判定するためのマージン、特にメモリ素子51が参照メモリ素子50と同じディプリーション型であっても確実に論理値ロウとして読みとるためのマージン
であり、メモリ素子の同一チップ内での面内差(ばらつき)に応じて適宜設定できる。例えば、メモリ素子がチップ面内でほとんど特性に差がない製造プロセス下であれば、この比率はより100%に近い値でよい。
さらにインバータ31aおよびインバータ31bは、図1に示す論理判定回路3の1ビット分を構成する。メモリ素子51に通電することで得られた出力は、インバータ31aに入力しさらにこの出力をインバータ31bに入力することでメモリ1ビット分の読み出し出力を得る。
メモリワードが読み出し用に選択されると、選択されたメモリワード中の各メモリ素子は、それぞれメモリ通電回路2中の通電素子に接続し、メモリ通電回路2は、各メモリ素子に通電動作を行う。
読み出されるメモリ素子51に論理値ハイが書き込まれている場合、本発明の実施例1では、メモリ素子51はエンハンスメント型のMOSFETとして動作する。このときのメモリ素子51は、(メモリ素子51と同じ特性を有する参照メモリ素子50に論理値ロウを書き込んで得た)参照電流Irの0.9倍よりもはるかに少ない電流しか流すことができない。このため、メモリ素子51のドレイン端子の電位は、電源電圧の1/2のレベルよりも上側(ハイレベル側)に大きくシフトする。
メモリ素子51に論理値ハイを書き込んだ電流特性が図3上の曲線C51Hであるとすると、メモリ通電回路2の1ビット分の通電特性である曲線C21と曲線C51Hとの交点である動作点QHがメモリ素子51のドレイン端子に現れる。この出力は接地電位に近いため、この電位を受けて図1に示す論理判定回路3で該当するビット(インバータ31b)は確実にハイレベルを出力可能となる。
読み出されるメモリ素子51に論理値ロウが書き込まれている場合、本発明の実施例1では、メモリ素子51はディプリーション型のMOSFETとして動作する。このときのメモリ素子51は、参照電流Irとほぼ同じ電流が流すことができるが、メモリ通電回路2の1ビット分の通電電流は参照電流Irよりも10%絞ってあり、メモリ素子51には参照電流Irよりも少ない電流しか流れない。このため、メモリ素子51のドレイン端子の電位は、電源電圧の1/2のレベルよりも下側(ロウレベル側)に大きくシフトする。
メモリ素子51に論理値ロウを書き込んだ電流特性が図3上の曲線C51Lであるとすると、メモリ通電回路2の1ビット分の通電特性である曲線C21と曲線C51Lとの交点である動作点QLがメモリ素子51のドレイン端子に現れる。この出力は電源電位に近いため、この電位を受けて論理判定回路3で該当するビット(インバータ31b)は確実にロウレベルを出力可能となる。
上記のような実施形態に従えば、特にメモリ素子がディプリーション状態で安定な回路素子であるような場合において、十分な記憶保持特性を得ることが可能となる。
[第2の実施例の説明:図1、図4、図5]
次に図4および図5を用いて本発明の実施例2におけるメモリ装置の構成および動作にについて説明する。図4は、本発明の実施例2における構成を説明する回路図である。図5は、本発明の実施例2における要部回路素子の電流特性を示した電流特性図である。図1と図4と図5とを参照しつつ実施例2を説明する。
図4もメモリ装置の読み出し動作時の回路の状態を簡略化して示したものであり、説明上重要でない回路素子は省略した。また図5は、主な回路素子の静特性を示したものであり、軸の表記は図3と同様である。実施例2は実施例1と類似しているため、図4と図5
とを用いた実施例2の説明においては、特に異なる部分について説明する。
参照回路1は、参照メモリ素子50と検流回路20とバイパス回路101とを有する。また、図2に示すように図4における構成においても、読み出し用に選択されたメモリワード中の1ビットの例としてメモリ素子51が必要であるが、図4では省略した。
参照メモリ素子50は、図1に示すメモリ回路4の中のメモリ素子と同じ構造を有する回路素子で構成する。メモリ素子51および参照メモリ素子50は、MONOS構造を有するNMOSFETである。
本発明の実施例2では、参照メモリ素子50は論理値としてハイを書き込んだ状態で動作するものとし、かつこのときはMOSFETとしてはエンハンスメント型であるとする。したがって、参照メモリ素子50のゲート−ソース電圧を0Vとするとほとんど電流が流れない(図5上の曲線C50)。
参照メモリ素子50には直列に検流回路20が接続する。検流回路20はゲート−ドレイン間を短絡したPMOSFETであり飽和領域で動作させる。この電流特性は、図5上の曲線C20で示したとおりである。さらに参照メモリ素子50に並列に定電流回路であるバイパス回路101を接続する。
バイパス回路101の流せる電流は、定電流ΔIである。参照メモリ素子50とバイパス回路101とが流せる電流の和(図5上の曲線C50+ΔI)と曲線C20との交点が参照回路の動作点Pとなる。参照回路1に流れる全電流量は参照電流Irとする。
なお、バイパス回路101の流す定電流ΔIは、メモリ素子51の出力を論理値として確実に判定するためのマージン、特にメモリ素子51が参照メモリ素子50と同じエンハンスメント型であっても確実に論理値ハイとして読みとるためのマージンであり、メモリ素子の同一チップ内での面内差(ばらつき)に応じて適宜設定できる。例えば、メモリ素子がチップ面内でほとんど特性に差がない製造プロセス下であれば、定電流ΔIはより小さい値(数μAまたはそれ以下)でよい。
メモリ通電回路2の1ビット分である通電素子はPMOSFETで構成し、同じPMOSFETである検流回路20とカレントミラー回路を構成する。ここでは検流回路20のチャネル幅と、メモリ通電回路2の各通電素子のチャネル幅とを等しくした。これによりメモリ通電回路2は、選択されたメモリワードの各ビットに対して、参照電流Irに等しい電流を流すことが可能な定電流回路を構成する(図5上の曲線C21)。
メモリワードが読み出し用に選択されると、選択されたメモリワード中の各メモリ素子は、それぞれメモリ通電回路2の中の通電素子に接続し、メモリ通電回路2は、各メモリ素子に通電動作を行う。
読み出されるメモリ素子51に論理値ハイが書き込まれている場合、本発明の実施例2では、メモリ素子51はエンハンスメント型のMOSFETとして動作する。このときのメモリ通電回路2は、(メモリ素子51とほぼ同じ特性を有する参照メモリ素子51にハイレベルを書き込んで得た)参照電流Irに等しい電流を流すことができる。一方のメモリ素子は、参照電流Irより定電流ΔIだけ少ない電流しか流すことができない。このため、メモリ素子51のドレイン端子の電位は、電源電圧の1/2のレベルよりも上側(ハイレベル側)に大きくシフトする。
メモリ素子51に論理値ハイを書き込んだ電流特性が図5上の曲線C51Hであるとすると、メモリ通電回路2の1ビット分の通電特性である曲線C21と曲線C51Hとの交点である動作点QHがメモリ素子51のドレイン端子に現れる。この出力は、接地電位に近いため、この電位を受けて論理判定回路3で該当するビット(インバータ31b)は確
実にハイレベルを出力可能となる。
読み出されるメモリ素子51に論理値ロウが書き込まれている場合、本発明の実施例2では、メモリ素子51はディプリーション型のMOSFETとして動作する。このときのメモリ通電回路2は、参照電流Irに等しい電流を流すことができるが、メモリ素子51は参照電流Irよりはるかに多い電流を流すことができる。このため、メモリ素子51のドレイン端子の電位は、電源電圧の1/2のレベルよりも下側(ロウレベル側)に大きくシフトする。
メモリ素子51に論理値ロウを書き込んだ電流特性が図5上の曲線C51Lであるとすると、メモリ通電回路2の1ビット分の通電特性である曲線C21と曲線C51Lとの交点である動作点QLがメモリ素子51のドレイン端子に現れる。この出力は、電源電位に近いため、この電位を受けて論理判定回路3で該当するビット(インバータ31b)は確実にロウレベルを出力可能となる。
上記のような実施例に従えば、特にメモリ素子がエンハンスメント状態で安定な回路素子であるような場合においても十分な記憶保持特性を得ることが可能である。
[第3の実施例の説明:図1、図6、図7]
次に図6および図7を用いて本発明の実施例3におけるメモリ装置の構成および動作について説明する。図6は、本発明の実施例3における構成を説明する回路図である。図7は、本発明の実施例3における要部回路素子の電流特性を示した電流特性図である。図1と図6と図7とを参照しつつ実施例3を説明する。
図6もメモリ装置の読み出し動作時の回路の状態を簡略化して示したものであり、説明上重要でない回路素子は省略した。また図7は、主な回路素子の静特性を示したものであり、軸の表記は図3と同様である。実施例3は実施例2と類似しているため、図6と図7とを用いた実施例3の説明においては、特に異なる部分について説明する。
参照回路1は、参照メモリ素子50と検流回路20とバイパス回路101とを有する。また、図2や図4に示すように図6における構成においても、読み出し用に選択されたメモリワード中の1ビットの例としてメモリ素子51が必要であるが、図6では省略した。
参照メモリ素子50は、図1に示すメモリ回路4の中のメモリ素子と同じ構造を有する回路素子で構成する。メモリ素子51および参照メモリ素子50は、MONOS構造を有するNMOSFETである。
本発明の実施例3では、参照メモリ素子50は論理値としてハイレベルを書き込んだ状態で動作するものとし、かつこのときはMOSFETとしてはエンハンスメント型であるとする。したがって、参照メモリ素子50のゲート−ソース電圧を0Vとするとほとんど電流が流れない(図7上の曲線C50)。
実施例3の参照回路1は、論理判定回路3の中の各ビットのインバータと同じ構成であるしきい値生成回路102を備えている。しきい値生成回路102は、入出力間を短絡することでインバータ回路の論理しきい値(Vth)を出力する電圧生成回路として動作する。
また、実施例3の参照回路1は、差動増幅回路であるアンプ103を備えている。アンプ103の正入力端子には参照メモリ素子50のドレイン端子が接続し、アンプの負入力端子にはしきい値生成回路102の出力が接続する。そして、アンプ103の出力端子は参照信号Vrefとしてメモリ通電回路2の各通電素子のゲート端子に接続する。
参照メモリ素子50には直列に検流回路20が接続する。検流回路20はPMOSFETである。検流回路20のゲート端子にも参照信号Vrefが接続する。また、参照メモリ素子50には並列に定電流回路であるバイパス回路101を接続する。
バイパス回路101の流せる電流は定電流ΔIである。定電流ΔIの設定に関しては上記実施例2に従う。
上記のように参照回路1を構成することにより、アンプ103は、参照メモリ素子50のドレイン端子の電位と、しきい値生成回路102の出力電位とが等しくなるように動作する。
この結果、参照メモリ素子50とバイパス回路101との流せる電流の和(図7上の曲線C50+ΔI)としきい値生成回路102の出力電圧との交点が参照回路1の動作点Pとなる。参照回路1に流れる全電流量は参照電流Irとする。
メモリ通電回路2の1ビット分である通電素子21はPMOSFETで構成し、同じPMOSFETである検流回路20とカレントミラー回路を構成する。ここでは検流回路20のチャネル幅と、メモリ通電回路2の各通電素子のチャネル幅とは等しくした。これによりメモリ通電回路2は、選択されたメモリ素子の各ビットに対して、参照電流Irに等しい電流を流すことが可能な定電流回路を構成する(図7上の曲線C21)。
メモリワードが読み出し用に選択されると、選択されたメモリワード中の各メモリ素子は、それぞれメモリ通電回路2の各通電素子に接続し、メモリ通電回路2は、各メモリ素子に通電動作を行う。
読み出されるメモリ素子51に論理値ハイが書き込まれている場合、本発明の実施例3ではメモリ素子51はエンハンスメント型のMOSFETとして動作する。このときメモリ通電回路2の通電素子21は、参照電流Irに等しい電流を流すことができる。一方のメモリ素子51は参照電流Irより定電流ΔIだけ少ない電流しか流すことができない。このため、メモリ素子51のドレイン端子の電位は、少なくとも論理判定回路3のインバータ31aのしきい値よりも上側(ハイレベル側)にシフトする。
メモリ素子51に論理値ハイを書き込んだ電流特性が図7上の曲線C51Hであるとすると、メモリ通電回路2の1ビット分の通電特性である曲線C21と曲線C51Hとの交点である動作点QHがメモリ素子のドレイン端子に現れる。この出力は接地電位に近いため、この電位を受けて論理判定回路3で該当するビット(インバータ31b)は確実にハイレベルを出力可能となる。
読み出されるメモリ素子51に論理値ロウが書き込まれている場合、本発明の実施例3ではメモリ素子51はディプリーション型のMOSFETとして動作する。このときメモリ通電回路2の通電素子21は、参照電流Irに等しい電流を流すことができるが、メモリ素子51は参照電流Irよりはるかに多い電流を流すことができる。このため、メモリ素子51のドレイン端子の電位は、少なくとも論理判定回路3のインバータ31aのしきい値よりも下側(ロウレベル側)にシフトする。
メモリ素子51に論理値ロウを書き込んだ電流特性が図7上の曲線C51Lであるとすると、メモリ通電回路2の1ビット分の通電特性である曲線C21と曲線C51Lとの交点である動作点QLがメモリ素子のドレイン端子に現れる。この出力は電源電位に近いため、この電位を受けて論理判定回路3で該当するビット(インバータ31b)は確実にロウレベルを出力可能となる。
上記のような実施例に従えば、特にメモリ素子がエンハンスメント状態で安定な回路素子であるような場合であって、かつ論理判定回路3の論理しきい値に偏りがある場合にお
いても十分な記憶保持特性を得ることが可能である。
以上、本発明のメモリ装置について各実施例をもとに説明した。本発明は、1ワードあたりのビット数が増えたとしても、単にメモリ通電回路2中の通電素子の数を増やすだけで、参照回路1は一つだけでよい。従って、従来技術のように、ワード長の増加に伴い回路規模が大きくなるということはない。この際、各通電素子のゲート端子は全て参照信号Vrefを接続すればよい。逆にメモリ回路4の規模が大きく、メモリ素子の電流特性に面内差がある場合は、参照メモリ素子50をメモリ回路4中に複数備えてもよい。
また本発明のメモリ装置は、説明した実施例には限定せず、その他にも多くの例が考えられる。例えば、実施例2に用いたバイパス回路101を、ロウの論理値を書き込んだメモリ素子による定電流回路で構成し、さらにメモリ通電回路2の各ビットについては、検流回路20とのカレントミラー比を50%に設定することで、各通電素子が流せる電流値として、メモリ素子に論理値のハイを書き込んだ場合とロウを書き込んだ場合との平均電流を設定することができる。
その他、説明した実施例において採用した回路構成や回路素子は一例であり、同様の機能が得られるもので代用することも可能である。例えば、バイパス回路101は定電流回路としたが、抵抗素子を用いても良い。メモリ素子であるMONOS素子もNMOSFETで構成したが、動作原理上PMOSFETであっても説明した実施例と同様であることは、言うまでもない。
本発明のメモリ装置は、メモリ素子の読み出し電流が、メモリ素子の特性に応じた適切な設定となる参照回路を備えた。このような構成にすることにより、従来よりも読み出し特性の良好なメモリ装置を提供可能となった。よって、本発明によるメモリ装置は、電子時計に代表される携帯電子機器をはじめ、屋外用などの使用温度範囲の広い電子機器に搭載することができる。
本発明のメモリ装置の全体構成を示す回路図である。 本発明の実施例1におけるメモリ装置の動作を説明するための回路図である。 本発明の実施例1におけるメモリ装置の要部回路素子の電流特性図である。 本発明の実施例2におけるメモリ装置の動作を説明するための回路図である。 本発明の実施例2におけるメモリ装置の要部回路素子の電流特性図である。 本発明の実施例3におけるメモリ装置の動作を説明するための回路図である。 本発明の実施例3におけるメモリ装置の要部回路素子の電流特性図である。 従来技術のメモリ装置を示す回路図である。 従来技術のメモリ装置を示す回路図である。
符号の説明
1 参照回路
2 メモリ通電回路
3 論理判定回路
4 メモリ回路
20 検流回路
21 通電素子
50 参照メモリ素子
51 メモリ素子
101 バイパス回路

Claims (11)

  1. メモリ素子を1つ以上備えたメモリ回路と、該メモリ回路中の所定のメモリ素子へ論理値を書き込みまたは消去を行う書き込み回路と、前記メモリ回路の書き込み済み論理値を読み出す読み出し回路とを備えたメモリ装置であって、
    前記読み出し回路は、前記メモリ素子の電流特性を基準として前記メモリ素子の読み出し電流を動的に設定することを特徴とするメモリ装置。
  2. 前記読み出し回路は、前記メモリ素子と同じ構造を有する参照メモリ素子を備えた参照回路と、該参照回路に流れる電流量を参照して前記メモリ素子の読み出し電流量を設定するメモリ通電回路と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
  3. メモリ素子を1つ以上備えたメモリ回路と、前記メモリ回路中の所定のメモリ素子へ論理値を書き込みまたは消去を行う書き込み回路と、前記メモリ回路の書き込み済み論理値を読み出す読み出し回路とを備えたメモリ装置であって、
    前記読み出し回路は、前記メモリ素子と同じ構造を有する参照メモリ素子を備えた参照回路と、該参照回路に流れる電流量を参照して前記メモリ素子の読み出し電流量を設定するメモリ通電回路とを備え、
    前記読み出し回路は、前記メモリ素子の電流特性を基準とし、かつ前記参照メモリ素子が流せる電流とは異なる電流量を前記メモリ素子の読み出し電流として動的に設定することを特徴とするメモリ装置。
  4. 前記参照回路は、前記参照メモリ素子に直列に接続し、前記参照メモリ素子に流れる電流量を検知する検流回路を備えたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のメモリ装置。
  5. 前記検流回路および前記メモリ通電回路は、トランジスタを備えた回路であり、前記メモリ通電回路の電流量を前記検流回路からカレントミラーによって設定することを特徴とする請求項4に記載のメモリ装置。
  6. 前記参照メモリ素子は、ハイあるいはロウのいずれかの論理値を書き込んだ状態で前記参照回路内で動作することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のメモリ装置。
  7. 前記参照回路は、前記参照メモリ素子に並列に接続し、前記検流回路に流れる電流量を増加させるバイパス回路を備えたことを特徴とする請求項4に記載のメモリ装置。
  8. 前記バイパス回路は、前記メモリ素子と同じ構造を有し、前記参照メモリ素子とは異なる論理値を書き込んだ状態で、前記参照回路内で動作することを特徴とする請求項7に記載のメモリ装置。
  9. メモリ素子を1つ以上備えたメモリ回路と、該メモリ回路中の所定のメモリ素子へ論理値を書き込みまたは消去を行う書き込み回路と、前記メモリ回路の書き込み済み論理値を読み出す読み出し回路とを備えたメモリ装置であって、
    前記読み出し回路は、前記メモリ素子の出力電圧を論理信号に変換して出力する論理判定回路を備え、かつ前記メモリ素子の電流特性と前記論理判定回路のしきい値電圧とを基準に前記メモリ素子の読み出し電流を動的に設定することを特徴とするメモリ装置。
  10. メモリ素子を1つ以上備えたメモリ回路と、該メモリ回路中の所定のメモリ素子へ論理値を書き込みまたは消去を行う書き込み回路と、前記メモリ回路の書き込み済み論理値を読み出す読み出し回路とを備えたメモリ装置であって、
    前記読み出し回路は、前記メモリ素子と同じ構造を有する参照メモリ素子と該参照メモリ素子に流れる電流量を検知する検流回路とからなる参照回路と、前記検流回路に流れる電流量を参照して前記メモリ素子の読み出し電流量を設定するメモリ通電回路と、を備えたことを特徴とするメモリ装置。
  11. 前記メモリ素子は、MONOSメモリあるいはMNOSメモリであることを特徴とする請求項1から請求項10に記載のメモリ装置。

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