JP2005246940A - 綴具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この発明の綴具は、複数の開閉自在の綴杆20と、前記綴杆20を間隔をおいて設けることができる長さを備えた保持部材16と、各綴杆20がその基部において間隔をおいてその表面に固定され、綴杆20が保持部材16に固定されるように保持部材16の内側に可動自在に固定された作動部材18とを備えた、綴具であって、前記綴杆20は、直接指で閉じられる主綴杆12と、該主綴杆12の閉じる方向に向けての作動に追動する副綴杆14とにより構成され、閉じられるとき、副綴杆14を構成する一対の半割杆14a,14bの先端どうしが突き当たったとき、主綴杆12を構成する一対の半割杆12a,12bの先端の間に間隙が形成されるように、主綴杆12及び副綴杆14が形成されている。
【選択図】図8
Description
この発明の請求項2にかかる綴具は、作動部材に固定された主綴杆と該作動部材に固定された副綴杆とは、円環状またD字状であり、前記主綴杆を構成する半割杆及び副綴杆を構成する半割杆の作動部材の主面への取り付け角度に差が設けられた、請求項1に記載の綴具である。
この発明の請求項3にかかる綴具は、副綴杆の各半割杆の基部と先端部とを結ぶ線と、各綴杆が固定された作動部材を構成する第1の作動片及び第2の作動片の表面に垂直に交わる線との間の角度θ1と、主綴杆の半割杆の基部と先端部とを結ぶ線と第2の作動片及び第1の作動片の表面に垂直に交わる線との間の角度θ2との間に差が設けられ、θ1の方がθ2より0.57°〜1.14°大きく、主綴杆の先端部の方が副綴杆の先端部より外側(接線方向)に開いている、請求項1または2に記載の綴具である。
この発明の請求項4にかかる綴具は、主綴杆及び副綴杆は、円環状であり、主綴杆の曲率と副綴杆の曲率との間に差が設けられた、請求項1ないし3のいずれかに記載の綴具である。
この発明の請求項5にかかる綴具は、副綴杆の曲率は、主綴杆の曲率より大きい、請求項1ないし4のいずれかに記載の綴具。
この発明の請求項6にかかる綴具は、直接指で閉じられる主綴杆と、該主綴杆の閉じる方向に向けての作動に追動する副綴杆とにより構成され、綴杆が閉じられるとき、副綴杆を構成する一対の半割杆と半割杆の先端どうしが突き当たったとき、主綴杆を構成する一対の半割杆と半割杆の先端の間に0.5mm〜1mmの間隔が形成されるように、主綴杆及び副綴杆が形成されている、請求項1ないし5のいずれかに記載の綴具である。
この発明の請求項7にかかる綴具は、綴具は、4本の綴杆を備え、主綴杆は、内側の綴杆のうち1本の綴杆により構成された、請求項1ないし6のいずれかに記載の綴具である。
この発明の請求項8にかかる綴具は、前記作動部材は、保持部材内で保持部材の長手方向に移動する一対の作動片からなり、一方の作動片には綴杆の一方の基部が固定され、他方の作動片には綴杆の他方の基部が固定され、前記綴杆が閉じるときには、保持部材の内面より離れた位置において、その突き合わせ縁が突き合わせた状態において保持され、前記綴杆が開くときには、保持部材の内面に近づいた方向に向いて保持されるように保持部材に固定され、前記綴杆を開くときに、作動片を保持部材内で保持部材の長手方向に移動させるとともに、保持部材の内面に近づいた方向に保持されるように、綴杆を開く方向に変化させる開閉部材が設けられた、請求項1ないし7のいずれかに記載の綴具である。
請求項2ないし7の発明によれば、主綴杆を閉じ始めると、直接指で閉じられない副綴杆が先に係止され始め、更に主綴杆が閉じて係止され始めると、副綴杆の係止が進み主綴杆より先に副綴杆が完全に係止されるので、直接指で閉じられない副綴杆が確実に係止された後、直接指で主綴杆が確実に係止される。
請求項8の発明によれば、綴杆と、綴杆を間隔をおいて設けることができる長さを備えた保持部材と、各綴杆がその基部において間隔をおいてその表面に固定され、綴杆が保持部材に固定されるように保持部材の内側に可動自在に固定された作動部材とを備えた、綴具であって、作動部材は、保持部材内で保持部材の長手方向に移動する一対の作動片からなり、一方の作動片には綴杆の一方の基部が固定され、他方の作動片には綴杆の他方の基部が固定され、綴杆が閉じるときには、保持部材の内面より離れた位置において、その突き合わせ縁が突き合わせた状態において保持され、綴杆が開くときには、保持部材の内面に近づいた方向に向いて保持されるように保持部材に固定され、綴杆を開くときに、作動片を保持部材内で保持部材の長手方向に移動させるとともに、保持部材の内面に近づいた方向に保持されるように、綴杆を開く方向に変化させる開閉部材が設けられているので、開閉部材によって綴杆を開閉できる。
なお、ここでは、固着具として、ボルトとナットを用いて説明するが、これに限ることなく、例えば、ビス、はとめ、リベット等を用いてもよい。また、背表紙に対して、例えば、超音波溶着または高周波溶着することにより固着する方法を採用することもできる。
第1の綴杆12と第2の綴杆14とは、同一方向に向けて、その係止部50を指で外すことができるように構成されている。
そして、綴杆20を閉じるときは、主綴杆たる第1の綴杆12を、例えば親指と人差し指で直接挟んで閉じるように構成されており、第1の綴杆12を2本の指で挟んで閉じる方向に作動させると、副綴杆たる第2の綴杆14は追動するように構成されている。
綴杆20は、閉じるとき、主綴杆たる第1の綴杆12の半割杆12aの先端と半割杆12bの先端とが突き当たる前に、副綴杆たる第2の綴杆14の半割杆14aの先端と半割杆14bの先端とが突き当たり係止され始めるように構成されている。
平面PXYとは、第1の綴杆12と第2の綴杆14それぞれの基部が第1の作動片30と第2の作動片32に固着された部分(4箇所)を通る左右軸Y1,Y2および前後軸X1,X2(第12図図示)を含む平面である。
また、第2の綴杆14を構成する半割杆14aと半割杆14bとは、半割杆14aの係止部50と半割杆14bの係止部50とを係止することにより、環状に係合される。
この実施の形態においては、主として図9において示すように、第1の作動片30及び第2の作動片32の表面(平面)との取付角度に差が設けられている。すなわち、第2の綴杆14の半割杆14a及び半割杆14bの基部の中心14oと先端部14xとを結ぶ線14Lと第2の作動片32及び第1の作動片30の表面(基部の中心14o)に垂直に交わる線32Lとの間の角度θ1と第1の綴杆12の半割杆12a及び半割杆12bの基部の中心12oと先端部12xとを結ぶ線12Lと第2の作動片32及び第1の作動片30の表面(基部の中心12o)に垂直に交わる線32Lとの間の角度θ2との間に差が設けられ、θ1の方がθ2より0.57°〜1.14°大きく、第1の綴杆12の先端部12xの方が第2の綴杆14の先端部14xより外側(接線方向)に開いている。
θ1とθ2との差が1.14°よりも大きいときは、綴杆20を閉じるとき、第2の綴杆14が確実に係止された後にも第1の綴杆12の半割杆12aの先端と半割杆12bの先端との間隔が相当あり、第1の綴杆12が確実に係止される妨げとなるおそれがある。
また、前記実施の形態においては、第1の綴杆12を構成する半割杆12aと半割杆12bとの間において取付角度(及び曲率)を同じ構成にしたが、半割杆12aと半割杆12bとの間に差を設けてもよい。
また、半割杆12bの係止部50を構成する凹部54bと半割杆14bの係止部50を構成する凹部58bとは、同一方向に向けて凹み形成されている。
更に、第1の綴杆12を閉じるように作動させると、第1の綴杆12の半割杆12aの凸部52aと第1の綴杆12の半割杆12bの凸部54aとが当接する。更に、第1の綴杆12を閉じるように作動させると、第1の綴杆12の半割杆12aの凸部52aの傾斜縁52c上を第1の綴杆12の半割杆12bの凸部54aの傾斜縁54cが摺動し、一方第2の綴杆14の半割杆14aの凸部56a(半割杆14bの凸部58a)が半割杆14bの凹部58b(半割杆14aの凹部56b)に嵌まり込み始め、第1の綴杆12を更に閉じると第2の綴杆14の半割杆14aの凸部56a(半割杆14bの凸部58a)が半割杆14bの凹部58b(半割杆14aの凹部56b)に嵌まり込む。
第1の綴杆12は、更に閉じると、第2の綴杆14と同様に半割杆12aの凸部52a(半割杆12bの凸部54a)が半割杆12bの凹部54b(半割杆12aの凹部52b)に嵌まり込む。
凸部54aの先端縁54dと凸部54aの後端縁54e(凹部54bの前壁面に同じ)と凹部54bの後壁面54fとは、第1の作動片30及び第2の作動片32の突き合わせ縁(保持部材16の長手方向の中心線)と平行に形成されている。
凸部56aの先端縁56dと凸部56aの後端縁56e(凹部56bの前壁面に同じ)と凹部56bの後壁面56fとは、第1の作動片30及び第2の作動片32の突き合わせ縁(保持部材16の長手方向の中心線)と平行に形成されている。
凸部58aの先端縁58dと凸部58aの後端縁58e(凹部58bの前壁面に同じ)と凹部58bの後壁面58fとは、第1の作動片30及び第2の作動片32の突き合わせ縁(保持部材16の長手方向の中心線)と平行に形成されている。
したがって、第1の綴杆12の係止部50を、第1の綴杆12の頂部を指でねじることにより外すことができる。
すなわち、綴杆20を開くとき、第1の綴杆12と第2の綴杆14とは、同一方向に向けて、その係止部50を指で外すことができるように構成されている。
第1の綴杆312と第2の綴杆314とは、同一方向に向けて、その係止部350を指で外すことができるように構成されている。
そして、綴杆320を閉じるときは、主綴杆たる第1の綴杆312を、例えば親指と人差し指で直接挟んで閉じるように構成されており、第1の綴杆312を2本の指で挟んで閉じる方向に作動させると、副綴杆たる第2の綴杆314は追動するように構成されている。
綴杆320は、閉じるとき、主綴杆たる第1の綴杆312の半割杆312aの先端と半割杆312bの先端とが突き当たる前に、副綴杆たる第2の綴杆314の半割杆314aの先端と半割杆314bの先端とが突き当たり係止され始めるように構成されている。
この実施の形態においては、主として図33及び34において示すように、第1の作動片330及び第2の作動片332の表面(平面)との取付角度に差が設けられている。すなわち、第2の綴杆314の半割杆314a及び半割杆314bの基部の中心314oと先端部314xとを結ぶ線314Lと第2の作動片332及び第1の作動片330の表面(基部の中心314o)に垂直に交わる線332Lとの間の角度θ1と第1の綴杆312の半割杆312a及び半割杆312bの基部の中心312oと先端部312xとを結ぶ線312Lと第2の作動片332及び第1の作動片330の表面(基部の中心312o)に垂直に交わる線332Lとの間の角度θ2との間に差が設けられ、θ1の方がθ2より0.57°〜1.14°大きく、第1の綴杆312の先端部312xの方が第2の綴杆314の先端部314xより外側(接線方向)に開いている。
θ1とθ2との差が1.14°よりも大きいときは、綴杆320を閉じるとき、第2の綴杆314が確実に係止された後にも第1の綴杆312の半割杆312aの先端と半割杆312bの先端との間隔が相当あり、第1の綴杆312が確実に係止される妨げとなるおそれがある。
また、前記実施の形態においては、第1の綴杆312を構成する半割杆312a及び半割杆312bとの間において取付角度(及び曲率)を同じ構成にしたが、半割杆312aと半割杆312bとの間に差を設けてもよい。
また、半割杆312bの係止部350を構成する凹部354bと半割杆314bの係止部350を構成する凹部358bとは、同一方向に向けて凹み形成されている。
更に、第1の綴杆312を閉じるように作動させると、第1の綴杆312の半割杆312aの凸部352aと第1の綴杆312の半割杆312bの凸部354aとが当接する。更に、第1の綴杆312を閉じるように作動させると、第1の綴杆312の半割杆312aの凸部352aの傾斜縁352c上を第1の綴杆312の半割杆312bの凸部354aの傾斜縁354cが摺動し、一方第2の綴杆314の半割杆314aの凸部356a(半割杆314bの凸部358a)が半割杆314bの凹部358b(半割杆314aの凹部356b)に嵌まり込み始め、第1の綴杆312を更に閉じると第2の綴杆314の半割杆314aの凸部356a(半割杆314bの凸部358a)が半割杆314bの凹部358b(半割杆314aの凹部356b)に嵌まり込む。
第1の綴杆312は、更に閉じると、第2の綴杆314と同様に半割杆312aの凸部352a(半割杆312bの凸部354a)が半割杆312bの凹部354b(半割杆312aの凹部352b)に嵌まり込む。
凸部354aの先端縁354dと凸部354aの後端縁354e(凹部354bの前壁面に同じ)と凹部354bの後壁面354fとは、第1の作動片330及び第2の作動片332の突き合わせ縁(保持部材316の長手方向の中心線)と平行に形成されている。
凸部356aの先端縁356dと凸部356aの後端縁356e(凹部356bの前壁面に同じ)と凹部356bの後壁面356fとは、第1の作動片330及び第2の作動片332の突き合わせ縁(保持部材316の長手方向の中心線)と平行に形成されている。
凸部358aの先端縁358dと凸部358aの後端縁358e(凹部358bの前壁面に同じ)と凹部358bの後壁面358fとは、第1の作動片330及び第2の作動片332の突き合わせ縁(保持部材316の長手方向の中心線)と平行に形成されている。
したがって、第1の綴杆312の係止部350を、第1の綴杆312の頂部を指でねじることにより外すことができる。
すなわち、綴杆320を開くとき、第1の綴杆312と第2の綴杆314とは、同一方向に向けて、その係止部350を指で外すことができるように構成されている。
この実施の形態の綴具410は、前記実施の形態の綴具310と略同様の構成であるが、主として、綴杆の数が増加したことに伴う、作動部材の構成および開閉部材の構成が異なるので、それらを中心に以下説明する。
第1の綴杆412は、半割杆412aおよび半割杆412bを備え、第2の綴杆414は、半割杆414aおよび半割杆414bを備え、第3の綴杆413は、半割杆413aおよび半割杆413bを備え、第4の綴杆415は、半割杆415aおよび半割杆415bを備える。
主綴杆たる第1の綴杆412は、4本の綴杆の内長手方向の中央に近い綴杆が選択され、その主綴杆たる第1の綴杆412の両側に配設された第2の綴杆414、第3の綴杆413及び第4の綴杆415との距離を比較的近くとして、第1の綴杆412の閉じる作動に第2の綴杆414、第3の綴杆413及び第4の綴杆415が追動し易いように構成されている。
この綴具510の綴杆520は、略D字状であり、主綴杆たる第1の綴杆512と副綴杆たる第2の綴杆514とからなる開閉自在の2穴タイプである。
綴具510は、一対のそれぞれ略円環状の金属製の第1の綴杆512および第1の綴杆512と一対の第2の綴杆514と、前記第1の綴杆512および第2の綴杆514をそれぞれ間隔をおいて設けることができる長さを備えた保持部材516と、その表面に第1の綴杆512および第2の綴杆514が間隔をおいて第1の綴杆512および第2の綴杆514のそれぞれの基部が固定され、第1の綴杆512および第2の綴杆514が前記保持部材516に固定されるように保持部材516の内側に可動自在に固定された作動部材518とを備える。綴具510は、保持部材516の取付孔590により、表紙に取り付けられる。
すなわち、第1の綴杆512の半割杆512a及び第2の綴杆514のは、略コ字型であり、もう一方の(第1の綴杆512の)半割杆512b及び(第2の綴杆514の)半割杆514aは半円弧状である。
そして、綴杆520を閉じるときは、主綴杆たる第1の綴杆512を、例えば親指と人差し指で直接挟んで閉じるように構成されており、第1の綴杆512を2本の指で挟んで閉じる方向に作動させると、副綴杆たる第2の綴杆514は追動するように構成されている。
綴杆520は、閉じるとき、主綴杆たる第1の綴杆512の半割杆512aの先端と半割杆512bの先端とが突き当たる前に、副綴杆たる第2の綴杆514の半割杆514aの先端と半割杆514bの先端とが突き当たり係止され始めるように構成されている。
この実施の形態においては、主として図48に示すように、第1の作動片530及び第2の作動片532の表面(平面)との取付角度に差が設けられている。すなわち、第2の綴杆514の半割杆514a及び半割杆514bの基部の中心514oと先端部514xとを結ぶ線514Lと第2の作動片532及び第1の作動片530の表面(基部の中心514o)に垂直に交わる線532L及び530Lとの間の角度θ1と第1の綴杆512の半割杆512a及び半割杆512bの基部の中心512oと先端部512xとを結ぶ線512Lと第2の作動片532及び第1の作動片530の表面(基部の中心512o)に垂直に交わる線532L及び530Lとの間の角度θ2との間に差が設けられ、θ1の方がθ2より0.57°〜1.14°大きく、第1の綴杆512の先端部512xの方が第2の綴杆514の先端部514xより外側(接線方向)に開いている。
θ1とθ2との差が1.14°よりも大きいときは、綴杆520を閉じるとき、第2の綴杆514が確実に係止された後にも第1の綴杆512の半割杆512aの先端と半割杆512bの先端との間隔が相当あり、第1の綴杆512が確実に係止される妨げとなるおそれがある。
また、前記実施の形態においては、第1の綴杆512を構成する半割杆512aと半割杆512bとの間において取付角度(及び曲率)を同じ構成にしたが、半割杆512aと半割杆512bとの間に差を設けてもよい。
また、半割杆512bの係止部550を構成する凹部554bと半割杆514bの係止部550を構成する凹部558bとは、同一方向に向けて凹み形成されている。
更に、第1の綴杆512を閉じるように作動させると、第1の綴杆512の半割杆512aの凸部552aと第1の綴杆512の半割杆512bの凸部554aとが当接する。更に、第1の綴杆512を閉じるように作動させると、第1の綴杆512の半割杆512aの凸部552aの傾斜縁552c上を第1の綴杆512の半割杆512bの凸部554aの傾斜縁554cが摺動し、一方第2の綴杆514の半割杆514aの凸部556a(半割杆514bの凸部558a)が半割杆514bの凹部558b(半割杆514aの凹部556b)に嵌まり込み始め、第1の綴杆512を更に閉じると第2の綴杆514の半割杆514aの凸部556a(半割杆514bの凸部558a)が半割杆514bの凹部558b(半割杆514aの凹部556b)に嵌まり込む。
第1の綴杆512は、更に閉じると、第2の綴杆514と同様に半割杆512aの凸部552a(半割杆512bの凸部554a)が半割杆512bの凹部554b(半割杆512aの凹部552b)に嵌まり込む。
凸部554aの先端縁554dと凸部554aの後端縁554e(凹部554bの前壁面に同じ)と凹部554bの後壁面554fとは、第1の作動片530及び第2の作動片532の突き合わせ縁(保持部材516の長手方向の中心線)と平行に形成されている。
凸部556aの先端縁556dと凸部556aの後端縁556e(凹部556bの前壁面に同じ)と凹部556bの後壁面556fとは、第1の作動片530及び第2の作動片532の突き合わせ縁(保持部材516の長手方向の中心線)と平行に形成されている。
凸部558aの先端縁558dと凸部558aの後端縁558e(凹部558bの前壁面に同じ)と凹部558bの後壁面558fとは、第1の作動片530及び第2の作動片532の突き合わせ縁(保持部材516の長手方向の中心線)と平行に形成されている。
したがって、第1の綴杆512の係止部550を、第1の綴杆512の頂部を指でねじることにより外すことができる。
すなわち、綴杆520を開くとき、第1の綴杆512と第2の綴杆514とは、同一方向に向けて、その係止部550を指で外すことができるように構成されている。
図49は、閉じた状態における綴具の平面図であり、図50は、閉じた状態における綴具の底面図であり、図51は、閉じた状態における綴具の横断面図であり、図52は、閉じた状態における綴具の側面図である。図53は、開いた状態における綴具の横断面図である。図54は、閉じた状態における綴杆と作動部材を示す平面図解図であり、図55は、閉じかけた状態における綴杆の係止部近傍を示す平面図解図であり、図56は、綴杆の綴じる作動状況を示す係止部近傍の平面図解図である。
なお、ここでは、固着具として、ボルトとナットを用いて説明するが、これに限ることなく、例えば、ビス、はとめ、リベット等を用いてもよい。また、背表紙に対して、例えば、超音波溶着または高周波溶着することにより固着する方法を採用することもできる。
第1の綴杆612と第2の綴杆614とは、同一方向に向けて、その係止部650を指で外すことができるように構成されている。
そして、綴杆620を閉じるときは、主綴杆たる第1の綴杆612を、例えば親指と人差し指で直接挟んで閉じるように構成されており、第1の綴杆612を2本の指で挟んで閉じる方向に作動させると、副綴杆たる第2の綴杆614は追動するように構成されている。
綴杆620は、閉じるとき、主綴杆たる第1の綴杆612の半割杆612aの先端と半割杆612bの先端とが突き当たる前に、副綴杆たる第2の綴杆614の半割杆614aの先端と半割杆614bの先端とが突き当たり係止され始めるように構成されている。
保持部材616は、第1の綴杆612および第2の綴杆614を固定する部位より幅方向における外側近傍から内側に向かって、その中央が膨出した断面略半円弧状の被綴じ物載置部622を備え、且つ、被綴じ物載置部622の内側には空間を備え、その空間に作動部材618等を収容するように構成されている。
保持部材616の被綴じ物載置部622の両端には、その長手方向に略その一端から他端に亘って、作動部材618を可動自在に保持する保持壁が設けられている。この実施の形態においては、保持部材616の長手方向において、第1の綴杆612および第2の綴杆614のそれぞれの外側近傍より略全体において垂下されるように、保持壁624aおよび保持壁624bが連設されている。さらに、保持壁624aおよび保持壁624bの下端縁より内側に向けて、適宜な間隔をおいて、保持用凸部624cおよび保持用凸部624dが突設されており、第1の作動片630の外側縁630bおよび第2の作動片632の外側縁632bの近傍を保持するように形成されている。
更に、保持壁624aの保持用凸部624cの上部及び保持壁624bの保持用凸部624dの上部には、保持用穴部624e及び保持用穴部624fが穿設され、第1の作動片630の外側縁630bに突設された保持用凸部630c及び第2の作動片632の外側縁632bに穿設された保持用凸部632cを該保持用穴部624e及び保持用穴部624fに嵌挿するように形成されている。
したがって、この保持壁624aおよび保持壁624bと被綴じ物載置部622によって囲繞された空間内の最適な位置に、後に詳しく説明する作動部材18等が移動自在に収容される。
第1の貫通孔626と第2の貫通孔628とは、第1の綴杆612と第2の綴杆614を構成する半割杆612aおよび半割杆612bと、第2の綴杆14を構成する半割杆614aおよび半割杆614bとに対応して、保持部材616の幅方向において左右に分かれて一定の間隔をおいて、2つずつ穿設されている。
第1の作動片630と第2の作動片632とは、保持部材616の空間内において各々その長手方向において並置したとき、各々その内側縁を回動自在に連結して、すなわち、その突き合わせ縁630aおよび突き合わせ縁632aを突き合わせ、且つ外側縁630bおよび外側縁632bが保持部材616の保持壁624aおよび保持壁624bの両壁内内側面に接合される。
そして、円筒状摺動部634a,634b,634cおよび円筒状摺動部636a,636b,636cは、断面円環状に形成され、円筒状摺動部634a,634b,634cおよび円筒状摺動部636a,636b,636cには貫通孔が貫設され、該貫通孔は保持部材616の長手方向の中心線上に位置して、該貫通孔内には、枢軸部638が挿通されている。
そして、第1の作動片630の円筒状摺動部634aと第2の作動片632の円筒状摺動部636aとの間には、開閉部材640を嵌挿させるための開閉部材用空隙部44が形成されている。
前記開閉部材用空隙部644には、一方の作動片、すなわち第1の作動片630の円筒状摺動部634aの内端が臨み、且つ前記円筒状摺動部634aとの内端と対向して、他方の作動片、すなわち第2の作動片632の円筒状摺動部636aの内端が臨むように形成されている。
また、他方の作動片、すなわち第2の作動片632における保持部材616の被綴じ物載置部622と対向する表面(すなわち上面)には、第1の綴杆612を構成する半割杆612bの基部が固定され、且つ、前記半割杆612bと一定の間隔をおいて、第2の綴杆614を構成する半割杆614bの基部が固定されている。
また、作動部材618を構成する第1の作動片630と第2の作動片632とは、保持部材616の被綴じ物載置部622の内面に近づいた方向、すなわち綴杆620を上にしたときにおいて山折りの状態においては、第1の作動片630と第2の作動片632の長手方向、すなわち第1の作動片630と第2の作動片632に固着された半割杆612aと半割杆614aとを結ぶ線(X1(図50及び図54図示))および半割杆612bと半割杆614bとを結ぶ線(X2(図50及び図54図示))と平行な方向に、第1の作動片630と第2の作動片632とを移動させることができるように摺動自在に内設されている。
第1の作動片630と第2の作動片632には、第1の綴杆612と第2の綴杆614とを開閉方向に変化させる開閉部材640が設けられている。
すなわち、開閉部材640は、略円筒状の圧縮バネ部664aおよび略円筒状の圧縮バネ部664bの中央に形成された貫通孔内に枢軸638を貫挿することによって、前記作動部材618の枢軸638に巻装されている。そして、連結係止部662は、第1の作動片630の上面に係止され、他方のバネ係止部666aおよびバネ係止部666bは、第2の作動片632の上面に係止されている。
そして、第1の綴杆612を閉じた状態においては、開閉部材640は、捩られた状態となり、開閉部材640は、第1の作動片630と第2の作動片632を第1の綴杆612を開く方向に付勢している。
そして、圧縮バネ部664aおよび圧縮バネ部664bは、開閉部材用空隙部644内において、第1の綴杆612が閉じられた状態においては、第1の作動片630と第2の作動片632とを枢軸638の長手方向に沿って外方に向けて移動するように円筒状摺動部634および円筒状摺動部636と接している。
而して、第1の綴杆612または第2の綴杆614を指で捩って開いたときには、一旦、連結係止部662が撓み、空隙部642を埋め、そして指の力をゆるめるか、指を離すと開閉部材640の連結係止部662と圧縮バネ部664aおよび圧縮バネ部664bとは、圧縮状態を解放されて、若干伸展し、第1の作動片630と第2の作動片632とを逆方向に移動させるように付勢する。
すなわち、第1の作動片630は、係止部650を外す方向(O1方向)に移動し、第2の作動片632は、係止部650を外す方向(O2方向)に移動する。
さらに、開閉部材640は、捩られていた状態から元の状態に復元しようとして、半割杆612aと半割杆612bとをおよび半割杆614aと半割杆614bとを円周方向(Y1およびY2方向(図54図示))に引き離すように作用する。
作動部材618を構成する第1の作動片630と第2の作動片632は、平面の状態から綴杆620を上にしたときにおいて山折り状態に変わる。
そして、開閉部材640は、第1の綴杆612と第2の綴杆614とを開いた状態にしたとき、第1の作動片630の突き合わせ縁630aと第2の作動片632の突き合わせ縁632aとが綴杆620を上にしたときにおいて山折り状態、すなわち、保持部材616の被綴じ物載置部622の内側面に近づいた状態に保持するように作用する。
第1の綴杆612を構成する半割杆612aと半割杆612bは、半割杆612aの係止部650と、半割杆612bの係止部650とを係止することにより、環状に係合される。
また、第2の綴杆614を構成する半割杆614aと半割杆614bとは、半割杆612bの係止部650と半割杆614bの係止部650とを係止することにより、環状に係合される。
この実施の形態においては、主として図57において示すように、第1の作動片630及び第2の作動片632の表面(平面)との取付角度に差が設けられている。すなわち、第2の綴杆614の半割杆614a及び半割杆614bの基部の中心614oと先端部614xとを結ぶ線614Lと第2の作動片632及び第1の作動片630の表面(基部の中心614o)に垂直に交わる線632L及び630Lとの間の角度θ1と第1の綴杆612の半割杆612a及び半割杆612bの基部の中心612oと先端部612xとを結ぶ線612Lと第2の作動片632及び第1の作動片630の表面(基部の中心612o)に垂直に交わる線632L及び630Lとの間の角度θ2との間に差が設けられ、θ1の方がθ2より0.57°〜1.14°大きく、第1の綴杆612の先端部612xの方が第2の綴杆614の先端部614xより外側(接線方向)に開いている。
θ1とθ2との差が1.14°よりも大きいときは、綴杆620を閉じるとき、第2の綴杆614が確実に係止された後にも第1の綴杆612の半割杆612aの先端と半割杆612bの先端との間隔が相当あり、第1の綴杆612が確実に係止される妨げとなるおそれがある。
また、前記実施の形態においては、第1の綴杆612を構成する半割杆612aと半割杆612bとの間において取付角度(及び曲率)を同じ構成にしたが、半割杆612aと半割杆612bとの間に差を設けてもよい。
また、半割杆612bの係止部650を構成する凹部654bと半割杆614bの係止部650を構成する凹部658bとは、同一方向に向けて凹み形成されている。
更に、第1の綴杆612を閉じるように作動させると、第1の綴杆612の半割杆612aの凸部652aと第1の綴杆612の半割杆612bの凸部654aとが当接する。更に、第1の綴杆612を閉じるように作動させると、第1の綴杆612の半割杆612aの凸部652aの傾斜縁652c上を第1の綴杆612の半割杆612bの凸部654aの傾斜縁654cが摺動し、一方第2の綴杆614の半割杆614aの凸部656a(半割杆614bの凸部658a)が半割杆614bの凹部658b(半割杆614aの凹部656b)に嵌まり込み始め、第1の綴杆612を更に閉じると第2の綴杆614の半割杆614aの凸部656a(半割杆614bの凸部658a)が半割杆614bの凹部658b(半割杆614aの凹部656b)に嵌まり込む。
第1の綴杆612は、更に閉じると、第2の綴杆614と同様に半割杆612aの凸部652a(半割杆612bの凸部654a)が半割杆612bの凹部654b(半割杆612aの凹部652b)に嵌まり込む。
凸部654aの先端縁654dと凸部654aの後端縁654e(凹部654bの前壁面に同じ)と凹部654bの後壁面654fとは、第1の作動片630及び第2の作動片632の突き合わせ縁(保持部材616の長手方向の中心線)と平行に形成されている。
凸部656aの先端縁656dと凸部656aの後端縁656e(凹部656bの前壁面に同じ)と凹部656bの後壁面656fとは、第1の作動片630及び第2の作動片632の突き合わせ縁(保持部材616の長手方向の中心線)と平行に形成されている。
凸部658aの先端縁658dと凸部658aの後端縁658e(凹部658bの前壁面に同じ)と凹部658bの後壁面658fとは、第1の作動片630及び第2の作動片632の突き合わせ縁(保持部材616の長手方向の中心線)と平行に形成されている。
したがって、第1の綴杆612の係止部650を、第1の綴杆612の頂部を指でねじることにより外すことができる。
すなわち、綴杆620を開くとき、第1の綴杆612と第2の綴杆614とは、同一方向に向けて、その係止部650を指で外すことができるように構成されている。
また、前記実施の形態においては、第1の綴杆612と第2の綴杆614といったように、2穴タイプの綴具について説明したが、綴杆を増やした多穴タイプ、例えば、3穴、4穴、20穴、26穴、30穴といった多くの綴杆を備えた綴具とすることができる。
この実施の形態の綴具710は、前記実施の形態の綴具610と略同様の構成であるが、主として、綴杆の数が増加したことに伴う、作動部材の構成および開閉部材の構成が異なるので、それらを中心に以下説明する。
そして、第1の作動片730の円筒状摺動部734b,736cと第2の作動片732の円筒状摺動部736b,736cの間には、空隙部742が形成されるように構成されている。
そして、第1の作動片730の突き合わせ縁730aに形成された円筒状摺動部734aは、前記開閉部材用空隙部744に臨み、且つ第2の作動片732の突き合わせ縁732aに形成された円筒状摺動部736aは、前記第1の作動片730に対向して前記開閉部材用空隙部744に臨むように形成されている。
開閉部材740は、略円筒状コイル部762の両端には、それぞれ反対方向を向いて連設された係止部764と係止部766とを備え、略円筒状コイル部762内の貫通孔に枢軸738を嵌挿することにより、開閉部材用空隙部744内に巻装されるとともに、一方の係止部764は、第1の作動片730の裏面に係止されるとともに、綴杆が閉じられた状態においては、捩られた状態において、もう一方の係止部766が第2の作動片732の上面に係止されている。
そして、略円筒状コイル部762の一端は、圧縮された状態において、(すなわち伸びようとする弾発力が働くように、)第1の作動片730の円筒状摺動部734aの開閉部材用空隙部744側端縁に当接されるとともに、第2の作動片732の円筒状摺動部736aの開閉部材用空隙部744側端縁に接合された状態において、開閉部材用空隙部744内に嵌挿されている。
P 用紙
10,110,210,310,410,510,610,710 綴具
12,112,212,312,412,512,612,712 第1の綴杆
12a,112a,212a,312a,412a,413a,415a,512a,612a,712a 半割杆
12b,112b,212b,312b,412b,413b,415b,512b,612b,712b 半割杆
12o,312o,512o,612o,14o,314o,514o,614o 基部の中心
12x,312x,512x,612x,14x,314x,514x,614x 先端部
12L,512L,612L,312L 線
413,713 第3の綴杆
713a,713b 半割杆
14,114,214,314,414,514,614,714 第2の綴杆
14a,114a,214a,314a,414a,514a,614a,714a 半割杆
14b,114b,214b,314b,414b,514b,614b,714b 半割杆
14L,314L,514L,614L 線
415,715 第4の綴杆
715a,715b 半割杆
16,116,216,316,416,516,616 保持部材
18,118,218,318,418,518,618 作動部材
20,320,420,520,620,720 綴杆
22,122,222,322,422,522,622 被綴じ物載置部
24a,24b,224a,224b,324a,324b,424a,424b,524a,524b,624a,624b 保持壁
24c,24d,324c,324d,424c,424d,524c,524d,624c,624d,632c 保持用凸部
624e,624f 保持用穴部
325e,425e,525e 第1固定部
325f,425f,525f 第2固定部
26,326,526,626 第1の貫通孔
28,328,528,628 第2の貫通孔
30,130,230,330,430,530,630,730 第1の作動片
30a,130a,230a,330a,430a,530a,630a,730a 突き合わせ縁
30b,330b,430b,530b,630b 外側縁
30c,230c,230d,630c 係止凸部
130c 切り欠き部
130d 第1固定部
330d,430d,530d 第3固定部
30e,330e,430e,530e 突き合わせ縁防止用の突片
530L,630L 線
32,132,232,332,432,532,632,732 第2の作動片
32a,132a,232a,332a,432a,532a,632a,732a 突き合わせ縁
32b,332b,432b,532b,632b 外側縁
32c,232c,232d 係止凸部
132c 切り欠き部
132d 第2固定部
32e,332e,432e,532e ずれ防止用の突片
330f,332f,430f,432f,530f,532f 摺動凸部
330g,332g,430g,432g,530g,532g 摺動凹部
332d,432d,532d 第4固定部
32L,332L,532L,632L 線
634a,634b,634c,734a,734b,734c,734d,734e,734f 円筒状摺動部
636a,636b,636c,736a,736b,736c,736d,736e,736f 円筒状摺動部
638,738 枢軸
40,140,240,340,440,540,640,740 開閉部材
140a 開閉部材の一方の先端
140b 開閉部材の他方の先端
242 第1の開閉部材
642,742 空隙部
244 第2の開閉部材
644,744 開閉部材用空隙部
50,150,250,350,450,550,650,750 係止部
52a,352a,552a,652a 凸部
52b,352b,552b,652b 凹部
54a,354a,554a,654a 凸部
54b,354b,554b,654b 凹部
56a,356a,556a,656a 凸部
56b,356b,556b,656b 凹部
58a,358a,558a,658a 凸部
58b,358b,558b,658b 凹部
52c,54c,56c,58c,352c,354c,356c,358c,552c,554c,556c,558c,652c,654c,656c,658c 傾斜縁
52d,54d,56d,58d,352d,354d,356d,358d,552d,554d,556d,558d,652d,654d,656d,658d 先端縁
52e,54e,56e,58e,352e,354e,356e,358e,552e,554e,556e,558e,652e,654e,656e,658e 後端縁
52f,54f,56f,58f,352f,354f,356f,358f,552f,554f,556f,558f,652f,654f,656f,658f 後壁面
60 スペーサ
662 連結係止部
664a,664b 圧縮バネ部
666a,666b バネ係止部
764,766 係止部
90,390,490,590,690 取付孔
θ1,θ2 角度
Claims (8)
- 複数の開閉自在の綴杆と、
前記綴杆を間隔をおいて設けることができる長さを備えた保持部材と、
各綴杆がその基部において間隔をおいてその表面に固定され、綴杆が保持部材に固定されるように保持部材の内側に可動自在に固定された作動部材とを備えた、綴具であって、
前記綴杆は、直接指で閉じられる主綴杆と、該主綴杆の閉じる方向に向けての作動に追動する副綴杆とにより構成され、
閉じられるとき、副綴杆を構成する一対の半割杆の先端どうしが突き当たったとき、主綴杆を構成する一対の半割杆の先端の間に間隙が形成されるように、主綴杆及び副綴杆が形成された、
綴具。 - 作動部材に固定された主綴杆と該作動部材に固定された副綴杆とは、円環状またD字状であり、
前記主綴杆を構成する半割杆及び副綴杆を構成する半割杆の作動部材の主面への取り付け角度に差が設けられた、
請求項1に記載の綴具。 - 副綴杆の各半割杆の基部と先端部とを結ぶ線と、各綴杆が固定された作動部材を構成する第1の作動片及び第2の作動片の表面に垂直に交わる線との間の角度θ1と、
主綴杆の半割杆の基部と先端部とを結ぶ線と第2の作動片及び第1の作動片の表面に垂直に交わる線との間の角度θ2との間に差が設けられ、
θ1の方がθ2より0.57°〜1.14°大きく、
主綴杆の先端部の方が副綴杆の先端部より外側(接線方向)に開いている、
請求項1または2に記載の綴具。 - 主綴杆及び副綴杆は、円環状であり、
主綴杆の曲率と副綴杆の曲率との間に差が設けられた、
請求項1ないし3のいずれかに記載の綴具。 - 副綴杆の曲率は、主綴杆の曲率より大きい、
請求項1ないし4のいずれかに記載の綴具。 - 直接指で閉じられる主綴杆と、該主綴杆の閉じる方向に向けての作動に追動する副綴杆とにより構成され、綴杆が閉じられるとき、副綴杆を構成する一対の半割杆と半割杆の先端どうしが突き当たったとき、主綴杆を構成する一対の半割杆と半割杆の先端の間に0.5mm〜1mmの間隔が形成されるように、主綴杆及び副綴杆が形成されている、
請求項1ないし5のいずれかに記載の綴具。 - 綴具は、4本の綴杆を備え、
主綴杆は、内側の綴杆のうち1本の綴杆により構成された、
請求項1ないし6のいずれかに記載の綴具。 - 前記作動部材は、保持部材内で保持部材の長手方向に移動する一対の作動片からなり、
一方の作動片には綴杆の一方の基部が固定され、他方の作動片には綴杆の他方の基部が固定され、
前記綴杆が閉じるときには、保持部材の内面より離れた位置において、その突き合わせ縁が突き合わせた状態において保持され、
前記綴杆が開くときには、保持部材の内面に近づいた方向に向いて保持されるように保持部材に固定され、
前記綴杆を開くときに、作動片を保持部材内で保持部材の長手方向に移動させるとともに、保持部材の内面に近づいた方向に保持されるように、綴杆を開く方向に変化させる開閉部材が設けられた、
請求項1ないし7のいずれかに記載の綴具。
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