JP2005242765A - 顧客情報通知システム - Google Patents

顧客情報通知システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005242765A
JP2005242765A JP2004053022A JP2004053022A JP2005242765A JP 2005242765 A JP2005242765 A JP 2005242765A JP 2004053022 A JP2004053022 A JP 2004053022A JP 2004053022 A JP2004053022 A JP 2004053022A JP 2005242765 A JP2005242765 A JP 2005242765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
charge
person
customer information
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004053022A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Kawabata
英之 川端
Noboru Yamamoto
暢 山元
Masatoshi Asano
昌利 浅野
Satoshi Araki
智 荒木
Toshiaki Baba
俊朗 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JB CRAFT KK
Takara Belmont Corp
Original Assignee
JB CRAFT KK
Takara Belmont Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JB CRAFT KK, Takara Belmont Corp filed Critical JB CRAFT KK
Priority to JP2004053022A priority Critical patent/JP2005242765A/ja
Publication of JP2005242765A publication Critical patent/JP2005242765A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】 担当者が自己の担当すべき顧客の人数、来店の有無、待ち時間等が把握できないために、せっかく来店しても、他の顧客を施術している時などは、確認が遅れて長時間待たせたり、顧客が予約時間に来店しない場合には、その確認ができない等、担当者の勤務シフト等の店舗の運営にも影響を来すといった問題があった。
【解決手段】 顧客に関する顧客情報が蓄積された顧客管理端末1から所望のタイミングにおいて担当者の携帯端末2に対してメールで送信するようにした顧客情報管理システムである。
【選択図】 図1

Description

本発明は理美容院等において、顧客の氏名、住所、生年月日、電話番号、来店履歴、予約日時等の顧客個人データや、顧客のカット、パーマ、ヘアカラー等の顧客施術データが登録された顧客管理端末の前記データを施術者が所有する端末に対して所望のタイミングで前記顧客データを選択してメールにて送信することで、施術者が顧客の来店等の情報を知ることができるようにした顧客情報通知システムに関する。
従来におけるこの種のコンピュータを利用して顧客の管理を行うシステムとしては、例えば、特開平7−134736号公報に開示された技術がある。この出願の技術は、コンピュータに顧客の氏名、住所、生年月日、電話番号、来店履歴、予約日時等の顧客個人データや、顧客のカット、パーマ、ヘアカラー等の顧客施術データを登録しておき、使用者は顧客の施術時等に前記コンピュータの登録データから、担当する顧客の氏名や年齢、前回の施術内容、本日の予約内容、希望メニュー等、その顧客に関する情報を参照し、カウンセリングを施したり、今回の施術の参考にしたりしていた。
また、担当者はコンピュータの登録データから、自分の担当する顧客の人数、来店の有無、来店の時間等を確認することで、現在、担当する顧客が何人いるか、来店が済んでいるか、長時間待たせていないか等の確認も行っていた。
特開平7−134736号公報
ところで、前記した従来例にあっては、1店舗1台のコンピュータしかないため、担当者が顧客の情報を参照した場合に、その都度、施術場から前記コンピュータの設置場所に出向いて操作し、各種の顧客情報を見ていた。ところが、一般的にコンピュータは顧客の受付業務等の他の業務と兼用して使用されるために、該コンピュータの設置場所に赴いても他の業務において使用されていることが多く、従って、所望の顧客情報を即座に確認することができず、的確なタイミングで情報の把握やカウンセリングに支障を来すことがあった。
そのため、前日までに予約されている顧客の顧客情報を、開店前等に一括して印刷しておき、予約した顧客の担当者に前もって渡している店舗もあるが、この場合、予約なしで来店した顧客には対応できないといった問題があった。
また、担当者が自己の担当すべき顧客の人数、来店の有無、待ち時間等が把握できないために、せっかく来店しても、他の顧客を施術している時などは、確認が遅れて長時間待たせたり、顧客が予約時間に来店しない場合には、その確認ができない等、担当者の勤務シフト等の店舗の運営にも影響を来すといった問題もあった。
さらに、担当者が施術中に顧客から住所などの顧客に関する情報に変更があったことを知らされた場合など、業務に追われて多忙であったり、コンピュータが受付業務等の他の業務で使用されていて、即座に変更できずに業務終了後に変更処理を行おうと思っていて、忘れてしまい変更し忘れてしまうといった問題もあった。
本発明は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、顧客に関する情報が蓄積された顧客管理端末から担当者の携帯端末に対して顧客の入店時等のタイミングにおいて前記蓄積された所望の情報がメールで送信されることで、リアルタイムで顧客の情報を得ることができ、顧客を長時間待たせるようなことがなく、また、時間や場所に関わらず、携帯電話やPDAなどの担当者の携帯端末や他の端末から顧客管理端末の顧客情報の変更、追加、削除も行え、さらに、担当者が顧客に関する必要な情報のみ、例えば、特定の顧客と、該顧客の必要な項目である住所や氏名等の情報を選択して担当者の携帯端末に送信することも可能な顧客情報通知システムを提供せんとするにある。
本発明の顧客情報管理システムは前記した目的を達成せんとするもので、請求項1の手段は、顧客に関する顧客情報が蓄積された顧客管理端末から所望のタイミングにおいて担当者の携帯端末に対してメールで送信するようにしたことを特徴とする。
請求項2の手段は、前記した請求項1において、前記顧客管理端末に蓄積されている顧客情報が前記担当者の携帯端末に送信されるのは、来店の受付、来店のキャンセル、予約の受付、予約後のキャンセル、精算時であることを特徴とする。
請求項3の手段は、前記した請求項1において、前記担当者の携帯端末に送信される顧客情報は、該顧客情報に該当する顧客を担当する担当者の携帯端末であることを特徴とする。
請求項4の手段は、前記した請求項1において、前記担当者の携帯端末に送信される顧客情報は、担当者毎に要・不要の設定が可能であり、選択した顧客情報の項目のみが顧客管理端末から前記担当者の携帯端末に送信されることを特徴とする。
請求項5の手段は、前記した請求項1において、顧客管理端末に蓄積されている顧客情報の変更、追加あるいは削除を、前記顧客管理端末あるいは前記顧客情報の顧客の担当者とは異なる担当者の携帯端末により行った時に、前記顧客の担当者の携帯端末に前記顧客情報が送信されることを特徴とする。
請求項6の手段は、前記した請求項1において、前記担当者の携帯端末に送信された顧客管理端末に記憶されている顧客情報は、該担当者の携帯端末において変更、追加あるいは削除した後に顧客管理端末に返信することで、該顧客管理端末の当該顧客情報が更新されることを特徴とする。
請求項7の手段は、前記した請求項1において、前記担当者の携帯端末において、顧客情報を新規に作成し顧客管理端末に送信することで、該顧客管理端末に新規顧客の顧客情報を追加することが可能なようにしたことを特徴とする。
請求項8の手段は、前記した請求項1において、顧客管理端末に記憶されている顧客情報を任意の条件あるいは無条件で抽出した情報を、前記顧客情報が当該顧客の担当者の携帯端末に送信されることを特徴とする。
請求項9の手段は、前記した請求項1において、顧客管理端末に記憶されている顧客情報を任意の条件あるいは無条件で抽出した情報を、指定した担当者の携帯端末あるいはオーナー等の管理者が所有する端末に送信されることを特徴とする。
請求項10の手段は、前記した請求項1において、前記顧客情報は、文字情報や顧客のヘアスタイル等に関する画像情報であることを特徴とする。
本発明は顧客に関する顧客情報が蓄積された顧客管理端末から所望のタイミングにおいて担当者の携帯端末に対して送信するようにしたので、該担当者の携帯端末を所有する担当者は必要な時に担当者の携帯端末を見ることで、顧客の情報を知ることが可能となる。
また、担当者の携帯端末に顧客情報が送信されるのが、来店の受付、来店後のキャンセル、予約の受付、予約のキャンセル、精算時であることから、自己の担当する顧客が来店したことを即座に知ることができ、従って、顧客の希望メニュー等から施術前に前もって準備することが可能となり、かつ、予約せずに来店した顧客を長時間待たせるようなこともなく、また、来店、予約のキャンセルを知ることで、他の顧客の施術を代行して行うなどにより効率よく業務の時間配分ができ無駄な時間が省ける。
また、担当者の携帯端末に送信される顧客情報を、該担当者の携帯端末を所有する担当者が選択して受けることができるようにすることで、必要な情報のみを見ることが可能となる。
さらに、担当者の携帯端末に送信される顧客情報は、該担当者の携帯端末を所有する担当者が担当する顧客情報のみとすることで、担当者は他の担当者の顧客情報を見ることによる煩わしさから開放され施術に没頭することが可能となり、かつ、他の担当者の顧客の情報を受けないためデータの整理作業が不要になる。
また、顧客管理端末に蓄積されている顧客情報を、該顧客管理端末あるいは前記顧客情報の顧客を担当する担当者以外が変更、追加あるいは削除した場合には、前記顧客の担当者の携帯端末に送信することができるように設定することで、常に自己の顧客情報を正確に把握することが可能となる。
また、顧客管理端末に蓄積されている顧客情報が送信され、担当者の携帯端末に記憶された顧客情報を、該担当者の携帯端末において変更、追加、削除して顧客管理端末に送信することで顧客情報を更新することができるので、顧客情報の更新を離れた顧客管理端末まで赴く必要がなく、従って、手間が掛からないと共に更新を行う時間や場所の制約を受けないので、手の開いたときに更新を行うことで更新をし忘れることがない。
さらに、担当者の携帯端末において新規の顧客情報を顧客管理端末に対して登録することが可能となることで、受付担当者が忙しかったり、不在の場合にも担当者が施術現場において顧客情報の登録が可能となり、顧客管理端末まで赴く必要がなく担当者に負担を掛けることがない。
また、顧客管理端末の顧客情報を任意の条件あるいは無条件で抽出した情報を、前記顧客情報の顧客を担当する担当者の携帯端末、他の担当者の携帯端末あるいはオーナー等の管理者の端末に送信するようにしたので、例えば、自己の担当する顧客に限らず、明日の店全体の予約の中で、ヘアカラーを希望メニューとする顧客の情報を確認することで、染毛剤の在庫などを前もって確認することができ、また、送信先の担当者のみ設定し、抽出する条件を指定せずに、設定された担当者に全件送信することで、情報を受信した担当者は、現在の店全体の来店客や本日以降の予約客の情報を全て確認することが可能となる。さらに、過去の情報も送信できるようにすることで、来店や予約が未受付の顧客について、担当者の携帯端末2で情報を確認できる。
また、顧客情報は、文字情報やヘアスタイルに関する画像情報とすることで、該顧客の希望のヘアスタイル画像や施術画像を登録し、次回の来店時の施術において参考にしたり、施術内容を変更した場合に前の画像と変更したりすることで、担当者にとって非常に参考となる等の効果を有するものである。
本発明は顧客に関する情報が蓄積された顧客管理端末から所望のタイミングにおいて担当者の携帯端末に対してメールで送信するようにしたことである。
以下、本発明に係る顧客情報通知システムを実施するための手段を図面と共に説明する。
図1はシステム構成図にして、1はパーソナルコンピュータやサーバ等の顧客管理端末、2は携帯電話やPDA(Personal Digital Assistance)等の携帯端末であって被施術者の施術を行う担当者の携帯端末である。なお、ここで、担当者の携帯端末とは必ずしも担当者が携帯可能なものでなく、安価なパーソナルコンピュータであって各担当者が確認し易い位置に配置できるものも含むものとする。
前記顧客管理端末1のハードディスク等の記憶装置には、顧客管理システム11とデータ領域12とが記憶されている。前記顧客管理システム11は、インターネット等を介しての予約や顧客が来店した時や電話で予約が入った時、該顧客の情報を後述する顧客テーブル121から呼び出して記録したり、後述する担当者テーブル123から、顧客の担当者は誰か確認したりする機能を有する顧客受付機能111と、来店した顧客の情報や来店予定の顧客の情報を担当者に通知したい時に、顧客テーブル121、受付・施術テーブル122、担当者テーブル123から通知すべき情報を抽出し、顧客情報通知データ41として担当者の携帯端末に送信する顧客情報送受信機能112とからなる。
前記データ領域12は、顧客の氏名、住所、電話番号、施術を担当する主担当者名、その他の属性が記憶されている顧客テーブル121と、顧客名、受付日時、希望メニュー、施術内容、へアスタイル等に関する画像、施術担当者名、その他の属性が記憶されている受付・施術履歴テーブル122と、担当者(施術者)名、担当者が所有する携帯端末の宛先のアドレス、送信項目設定、その他の属性が記憶されている担当者テーブル123とが記憶されている。
担当者の携帯端末2のメモリ等の記憶装置には、データ送受信ソフトウエア21とデータ領域22とが記憶されている。前記データ送受信ソフトウエア21は、顧客管理端末1から送信された顧客情報通知データ41を自動または手動で受信し、顧客情報データ221としてデータ領域22に記憶したり、顧客データ221に変更や追加が加えられた場合に、その内容を顧客管理端末1に送信するデータ送受信機能211と、記憶された顧客情報データ221を表示し来店した顧客の情報や、来店予定の顧客の情報を確認すると共に表示された顧客の情報について、その内容を変更・追加し、顧客情報データ221を更新・追加するデータ表示・編集機能212とからなる。そして、更新されたり追加された顧客情報データ221は、データ送受信機能211によって、その内容を顧客情報更新データ42として、自動または手動で顧客管理端末1に送信する機能を有している。
次に、前記した構成に基づいて、顧客からの予約や来店受付の動作を図2のフローチャートと共に説明する。
顧客が来店した時の受付業務は、受付担当者が顧客受付機能111を呼び出して顧客テーブル121の顧客名や住所等から、その顧客が誰かの検索を行う(ステップS1)。この検索において、前記した顧客の情報が無い場合には未登録の顧客であるか否かの判断を行い(ステップS2)、未登録であると顧客管理端末1が判断すると、その旨を通知したり、新規登録画面を表示するので、顧客受付機能111を呼び出したり、あるいは、新規登録画面から顧客テーブル121に顧客の氏名、年齢、住所、電話番号、その他の属性を登録する(ステップS3)。
次いで、その顧客の受付日時や本日の施術メニュー等を受付・施術履歴テーブル122に登録する(ステップS4)。そして、受付の登録が完了すると、顧客受付機能111により、その顧客の担当者の担当者テーブル123の送信項目設定に設定されている項目に該当する情報を顧客テーブル121、受付・施術履歴テーブル122および担当者テーブル123から抽出し、例えば、その顧客の顧客名、住所、受付日時、希望メニューや主担当者の担当名等を抽出し、顧客情報通知データ41を作成する(ステップS5)。次いで、前記作成された顧客情報通知データ41は前記抽出された担当者の携帯端末2に対して送信される(ステップS6)。
そして、顧客管理端末1から送信された顧客情報通知データ41は、当該担当者の携帯端末2のデータ送受信ソフトウエア21のデータ送受信機能211によって自動または手動によって受信され、顧客情報通知データ41は担当者の携帯端末2のデータ領域22の顧客情報データ221に記録される(ステップS7)。なお、担当者の携帯端末2で受信されると、例えば、音や画面表示によって通知される
このように、担当者の携帯端末2の顧客情報データ221に顧客情報通知データ41が記憶されているので、担当者の携帯端末2の画面に表示することで、担当者は自己の顧客が来店したことを知ることができるとともに、その顧客の希望メニューや希望のヘアスタイルの画像等から施術前に前もって準備しておくことができる。
また、顧客に対して実際の施術を行う時も、顧客の情報を担当者の携帯端末2のデータ表示・編集機能212により再度確認することで(ステップS8)、適切なカウンセリング等に利用することも可能である。従って、担当者は自己の担当すべき顧客が予約せずに、突然、来店した場合であっても、受付したタイミングで来店した顧客の情報が担当者の携帯端末2に通知されるので、確認漏れによって顧客を長時間待たせたりすることもなく、かつ、受信した情報を元に即座にカウンセリングも行えるようになる。
なお、フローチャートには示していないが、担当者の携帯端末2を操作して該担当者が担当する顧客情報を顧客管理端末1から呼び出すには、顧客管理端末1に対してメールを送信すると担当者の携帯端末2から送信したメールにある担当者のメールアドレスなどから担当者テーブル123の担当者が特定され、そして顧客テーブル121の主担当者、若しくは受付・施術履歴テーブル122の施術担当者と照合の上、当該顧客の情報を顧客情報通知データ41として、担当者の携帯端末2に送信することで、担当者は自己が担当する顧客の情報を確認することができる。例えば、担当者が顧客情報の中から来店日を指定することで、当該担当者の顧客の中から本日来店する顧客の情報のみを担当者の携帯端末2で受信することが可能となる。
前記したステップS8において顧客管理端末1よりのデータを取り込んだ担当者の携帯端末2の顧客情報を見て担当者は実際のカウンセリングや施術を行うことになるが、その中で、顧客が結婚などにより、姓や住所が変わったことが判明した場合には、担当者の携帯端末2のデータ表示・修正機能212によって顧客情報データ221の修正を行う(ステップS9)。
この修正方法としては、例えば、携帯電話を担当者の携帯端末2とした場合には、ダイヤルボタンを操作し文字入力したり、受信したい顧客の受付日で限定する等の操作を簡単にするために、これらの指定機能を備えたデータ表示・編集機能212をJAVA(登録商標)アプリケーション等で提供する場合は、ダイヤルボタンに限らず矢印や決定ボタンで操作してもよく、さらに、タッチパネルであってもよく、また、PDAの場合には文字キーを利用するなど種々の方法が考えられる。
前記データ表示・修正機能212によって顧客情報データ221を変更し終わると、データ送受信機能211によって変更された情報を顧客情報更新データ42として、顧客管理システム11の顧客管理端末宛先32に送信する(ステップS10)。送信された顧客情報更新データ42は顧客管理システム11の顧客情報送受信機能112によって受信され、顧客テーブル121、受付施術履歴テーブル122、担当者テーブル123のそれぞれについて変更された項目が更新される(ステップS11)。
なお、変更された項目が顧客管理端末1のテーブルのどの項目に該当するかは、顧客管理端末1から顧客情報通知データ41が担当者の携帯端末2に送信される際に、図5に示すように来店顧客氏名、予約日時、予約内容、カルテ内容、顧客メモなどの項目名のタグ情報が記載されており、これが担当者の携帯端末2の顧客情報データ221にも合わせて記録されているため、これらの項目の内容(例えば、カルテ内容のタグに対してパーマ1液の時間10分)を(時間15分に)修正後に、顧客管理端末1に顧客情報更新データ42が送信されたときには、このタグにより、更新先のテーブルや項目が判別できるようになっている。
また、送受信の通信手段については特にメールのみにこだわる必要はなく、一般的な電文を送受信できれば十分であり、例えば、通信プロトコルを電子メール等で使用されているpop,smtpにすれば、担当者の携帯端末2の、データ送受信ソフトウエア21は、市販されているようなメールソフトで十分である。一般的なメールソフトは、データ送受信や受信したデータの記録・編集・再送信を行う機能を持っているので、担当者の携帯端末2のデータ送受信機能211やデータ表示・編集機能212に置き換えることができる。
また、前記したメールソフトは通常、携帯電話やPHSにも搭載されているので、携帯電話やPHSを担当者の携帯端末2として利用することも可能となる。この場合、通常、携帯電話は担当者個人が保有している場合が多いため、担当者の携帯端末2を店舗が用意する必要がなく、システム全体のコストが非常に安価なものとなる。
次に、担当者によっては、顧客情報のうち一部の項目のみ、すなわち、担当者によって顧客情報における必要な情報と不必要な情報とを選別して顧客管理端末1から受信したい場合があるので、このような場合の動作を図3のフローチャートと共に説明する。
先ず、顧客管理端末1の顧客受付機能111により、受付日、希望メニュー等の抽出条件を設定する(ステップS21)。そして、顧客受付機能111により設定された抽出条件により、担当者テーブル123の送信項目設定に設定されている項目に該当する情報を、顧客テーブル121、受付・施術履歴テーブル122、担当者テーブル123から抽出し、顧客情報通知テーブル41を作成する(ステップS22)。
次いで、前記作成された顧客情報通知データ41は前記抽出された担当者の携帯端末2に対して送信される(ステップS23)。そして、顧客管理端末1から送信された顧客情報通知データ41は、当該担当者の携帯端末2のデータ送受信ソフトウエア21のデータ送受信機能211によって自動または手動によって音や画面表示によって受信され、顧客情報通知データ41は担当者の携帯端末2のデータ領域22の顧客情報データ221に記録される(ステップS24)。従って、必要に応じて顧客の情報を担当者の携帯端末2のデータ表示・編集機能212により確認することができる(ステップS25)。
なお、前記した実施例では必要な情報と不要な情報との選別が担当者テーブル123の送信項目設定に設定されており、この設定に基づいて該当する情報を、顧客テーブル121、受付・施術履歴テーブル122および担当者テーブル123から抽出される旨説明したが、この送信項目設定に対する要・不要の設定は、顧客管理端末1に要・不要の設定画面を設けて設定してもよく、顧客管理端末1から担当者の携帯端末2に、要・不要の設定内容を送信し、これを受信した担当者の携帯端末2において設定内容を変更した上で、担当者の携帯端末2から顧客管理端末1に変更済みの設定内容を送信することで、変更された設定内容を受信した顧客管理端末1で、この内容に基づいて送信項目設定を変更することができるような機能を顧客管理端末1に設けてもよい。この場合における前記技術的な手法は、前記した担当者における顧客情報の変更の手法で説明した手法と同じである。
このように、担当者の携帯端末2には、前記した抽出した顧客情報のみが受信されることから、担当者は必要な項目の顧客情報のみを得ることが可能となる。また、顧客管理システム11の顧客受付機能11において、来店受付済の顧客情報を一括して送信できるようにすることで、担当者はその時点で担当すべき顧客がどのくらいいるのか判ると共に、それぞれの希望なども把握できるため、より計画的に業務を遂行できるようになる。
さらに、顧客情報を一括で抽出するときに、例えば、希望メニューがパーマの顧客のみを抜き出すというように抽出条件を設定することで必要な情報のみ送信できるようにしてもよい。
なお、前記した説明では来店受付の場合について説明したが、予約受付についても同様に通知することで、担当者は本日のみだけでなく、明日以降の顧客の予約を知ることができ、その状況により休憩時間や休暇などを事前に調整することができるようになる。
次に、顧客の情報を顧客テーブル121の主担当者を含めて任意の担当者あるいはオーナー等の管理者に対して、顧客情報のうち一部の項目のみを顧客管理端末1から送信する場合の動作を図4のフローチャートと共に説明する。
先ず、顧客管理端末1の顧客受付機能111により、受付日、希望メニュー等の抽出条件を設定する(ステップS31)。そして、顧客受付機能111により設定された抽出条件により、担当者テーブル123の送信項目設定に設定されている項目に該当する情報を、顧客テーブル121、受付・施術履歴テーブル122、担当者テーブル123から抽出し、顧客情報通知テーブル41を作成する(ステップS32)。
次いで、前記作成された顧客情報通知データ41は前記抽出された担当者の携帯端末2および顧客受付機能111にて、送信先の担当者を別途設定することにより他の担当者やオーナー等の管理者に対して送信される(ステップS33)。そして、顧客管理端末1から送信された顧客情報通知データ41は、主担当者の携帯端末2および他の担当者の携帯端末2あるいはオーナー等の管理者端末のデータ送受信ソフトウエア21のデータ送受信機能211によって自動または手動によって音や画面表示によって受信され、顧客情報通知データ41は担当者の携帯端末2や他の担当者あるいはオーナー等の管理者の端末のデータ領域22の顧客情報データ221に記録される(ステップS34)。
従って、必要に応じて顧客の情報を主担当者の携帯端末2や他の担当者の携帯端末2あるいはオーナー等の管理者や店長の端末のデータ表示・編集機能212により確認することができる(ステップS35)。なお、前記した説明にあっては、主担当者の携帯端末2をも含めて他の担当者の携帯端末およびオーナー等の管理者などの責任者の端末に送る場合について説明したが、担当者テーブル123のその他の属性に送信の可否を設定し、受信の権限を与えたくない場合には、これを拒否設定することで、不必要な担当者の携帯端末2には送らないようにすることも可能である。
前記したように、任意の担当者やオーナー等の管理者等に対して一括して任意の顧客情報を送信できるようにすることで、例えば、自己の担当する顧客に限らず、明日の店全体の予約の中で、ヘアカラーを希望メニューとする顧客の情報を確認することで、染毛剤の在庫などを前もって確認することができる。
また、送信先の担当者のみ設定し、来店日などを抽出条件として指定し、設定された担当者に全件送信することで、情報を受信した担当者は、現在の店全体の来店客や本日以降の予約客の情報を全て確認することが可能となる。さらに、過去の情報も送信できるようにすることで、例えば、予約して来店しなかった顧客などについて、担当者の携帯端末2で情報を確認できる。
なお、前記した実施例では、電話や直接来店した顧客の管理について説明したが、インターネット等で予約を24時間受け付けている店舗である場合において、インターネットからの予約を自動または手動で顧客管理システム11に受信するように構成しておくことで、前記予約が顧客管理システム11にリアルタイムで通知されるので、自動的にその担当者の携帯端末2に顧客情報通知データ41が送信されることとなる。これにより、閉店後などでも予約が入った場合に、その担当者は携帯電話等によって即座にその顧客の情報を確認することが可能となる。
また、前記した実施例にあっては、顧客情報として文字情報の場合について説明したが、例えば、携帯電話のカメラ機能により顧客の画像を撮影し、この画像を顧客管理端末1から受信した顧客情報に添付して返信することで、顧客管理端末1の当該顧客の受付・来店履歴テーブル122にスタイル画像として登録および更新も可能である。
なお、前記した実施例において、顧客が来店し顧客管理端末1に顧客の来店を入力すると、顧客管理端末1より顧客の担当者の携帯端末2に対して来店した旨のメールを行い知らせるが、前記顧客管理端末1に来店した旨の入力を行うとタイマーが動作を開始し所定時間が経過しても施術が開始されない場合には、前記担当者の携帯端末2に対してワーニングメールを送信することができる。
そして、前記ワーニングメールは前記所定時間内に、受付者が前記顧客を施術ブースに案内して顧客管理端末1に施術の開始を入力した場合、あるいは、顧客の担当者が担当者の携帯端末2から施術中であった顧客の施術が終了した旨のメールを顧客管理端末1に送信した場合には、顧客管理端末1におけるタイマーの動作を終了させることで、担当者の携帯端末2に対してワーニングメールの送信は行われなくなる。
前記した実施例では、理美容院用の顧客情報管理システムに応用した場合について説明したが、病院のように患者の管理を行う必要がある場合にも応用できるものである。
本発明に係る顧客情報管理システムを実行するためのシステムブロック図である。 予約、来店受付処理動作を示すフローチャートである。 条件により抽出した顧客情報の送信動作を示すフローチャートである。 任意の担当者へ条件により抽出顧客情報の送信動作を示すフローチャートである。 担当者の携帯端末における受信内容を示した説明図である。
符号の説明
1 顧客管理端末
11 顧客管理システム
111 顧客受付機能
112 顧客情報送受信機能
113 担当者別操縦項目設定機能
12 データ領域
121 顧客テーブル
122 受付・施術履歴テーブル
123 担当者テーブル
2 担当者の携帯端末
21 データ送受信ソフトウエア
211 データ送受信機能
212 データ表示・編集機能
22 データ領域
221 顧客情報データ
41 顧客情報通知データ
42 顧客情報更新データ

Claims (10)

  1. 顧客に関する顧客情報が蓄積された顧客管理端末から所望のタイミングにおいて担当者の携帯端末に対して送信するようにしたことを特徴とする顧客情報通知システム。
  2. 前記顧客管理端末に蓄積されている顧客情報が前記担当者の携帯端末に送信されるのは、来店の受付、来店のキャンセル、予約の受付、予約のキャンセル、精算時であることを特徴とする請求項1記載の顧客情報管理システム。
  3. 前記担当者の携帯端末に送信される顧客情報は、該顧客情報に該当する顧客を担当する担当者の端末であることを特徴とする請求項1記載の顧客情報管理システム。
  4. 前記担当者の携帯端末に送信される顧客情報は、担当者毎に要・不要の設定が可能であり、選択した顧客情報の項目のみが顧客管理端末から前記担当者の携帯端末に送信されることを特徴とする請求項1記載の顧客情報管理システム。
  5. 顧客管理端末に蓄積されている顧客情報の変更、追加あるいは削除を、前記顧客管理端末あるいは前記顧客情報の顧客の担当者とは異なる担当者の携帯端末により行った時に、前記顧客の担当者の携帯端末に前記顧客情報が送信されることを特徴とする請求項1記載の顧客情報管理システム。
  6. 前記担当者の携帯端末に送信された顧客管理端末に記憶されている顧客情報は、該担当者の携帯端末において変更、追加あるいは削除した後に顧客管理端末に返信することで、該顧客管理端末の当該顧客情報が更新されることを特徴とする請求項1記載の顧客情報管理システム。
  7. 前記担当者の携帯端末において、顧客情報を新規に作成し顧客管理端末に送信することで、該顧客管理端末に新規顧客の顧客情報を追加することが可能なようにしたことを特徴とする請求項1記載の顧客情報管理システム。
  8. 顧客管理端末に記憶されている顧客情報を任意の条件あるいは無条件で抽出した情報を、前記顧客情報が当該顧客の担当者の携帯端末に送信されることを特徴とする請求項1記載の顧客情報管理システム。
  9. 顧客管理端末に記憶されている顧客情報を任意の条件あるいは無条件で抽出した情報を、指定した担当者の携帯端末あるいはオーナー等の管理者が所有する端末に送信されることを特徴とする請求項1記載の顧客情報管理システム。
  10. 前記顧客情報は、文字情報や顧客のヘアースタイル等に関する画像情報であることを特徴とする請求項1記載の顧客情報管理システム。
JP2004053022A 2004-02-27 2004-02-27 顧客情報通知システム Pending JP2005242765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004053022A JP2005242765A (ja) 2004-02-27 2004-02-27 顧客情報通知システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004053022A JP2005242765A (ja) 2004-02-27 2004-02-27 顧客情報通知システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005242765A true JP2005242765A (ja) 2005-09-08

Family

ID=35024425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004053022A Pending JP2005242765A (ja) 2004-02-27 2004-02-27 顧客情報通知システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005242765A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007249872A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 受付支援システム、受付支援方法及びプログラム
JP2011237899A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Yoshito Murakami 患者情報管理システム
JP2014139841A (ja) * 2014-04-23 2014-07-31 Casio Comput Co Ltd 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
JP2016015176A (ja) * 2015-10-28 2016-01-28 カシオ計算機株式会社 情報処理装置及びプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007249872A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 受付支援システム、受付支援方法及びプログラム
JP2011237899A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Yoshito Murakami 患者情報管理システム
JP2014139841A (ja) * 2014-04-23 2014-07-31 Casio Comput Co Ltd 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
JP2016015176A (ja) * 2015-10-28 2016-01-28 カシオ計算機株式会社 情報処理装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6842512B2 (en) Systems and methods for managing electronic communications
JP5852082B2 (ja) オーダー管理システム、オーダー管理方法及びプログラム
JP4675816B2 (ja) 通信端末及びリスト表示方法
JP2006318065A (ja) 顧客対応支援システム、顧客対応支援方法及び顧客対応支援プログラム
WO2017170171A1 (ja) 順番管理システム、順番管理装置、およびプログラム
US20200160243A1 (en) Resource reservation system, information display method, server system, and information processing terminal
KR100683618B1 (ko) 정보 등록 방법, 정보 관리 장치 및 광고 표시 시스템
JP2005242765A (ja) 顧客情報通知システム
JP2003229957A (ja) 端末情報管理方法
JP2005070933A (ja) 電子メールと連動した会議情報管理システム,方法,ユーザ端末およびプログラム
JP2012113680A (ja) 予約呼出装置および方法
JP5747745B2 (ja) 携帯端末装置、携帯端末装置の制御方法、およびそのプログラム
JP4446639B2 (ja) ワークフロー管理システム、プログラムおよび記録媒体
JP2006139384A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP4411048B2 (ja) 携帯端末,携帯端末におけるメール返信忘れ防止方法およびプログラム
CN111433794A (zh) 顺序管理系统
JP2007172015A (ja) 電子メールアドレス管理装置と方法並びに電子メール管理プログラム
JP2009276974A (ja) 呼出電子メール送信装置
JP2012027800A (ja) 情報配信システム、情報配信方法及びサーバ装置
JP7225485B1 (ja) 通知表示システム及び通知表示プログラム
JP6787940B2 (ja) 順番管理システム
JP6361774B1 (ja) スケジュール管理システムおよびスケジュール管理方法
WO2021054171A1 (ja) 順番管理システム、順番管理装置、およびプログラム
JP6807349B2 (ja) 順番管理システム、順番管理装置、およびプログラム
JP5772368B2 (ja) 情報通知方法、情報通知装置および情報通知システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091201