JP2005236518A - 薄膜バルク音響共振子およびその製造方法 - Google Patents

薄膜バルク音響共振子およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エアブリッジ方式のFBARにおいて、圧電膜に対する局所的応力が緩和され、圧電膜の破損や破壊を招かない安定した構造、高歩留り化による生産性の向上およびそれに伴う低コスト化を実現し、優れた共振特性(圧電膜の高配向化や緻密化)を有するFBARおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】基板10と、基板10に凸状に形成された支持層11と、支持層11の上部の空隙Vを含む領域において、基板10および支持層11上に形成された下部電極12、圧電膜13および上部電極14の積層体とを有し、空隙Vは、支持層11と下部電極12との間に、少なくとも一部が支持層11の表面よりも上方に位置するように形成され、共振領域を構成している。ここで、たとえば、支持層11は、支持層11表面から空隙Vの頂部までの最大高さの20%以上の高さを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、薄膜バルク音響共振子(Thin Film Bulk Acoustic Wave Rezonators、以下、FBARとも称する)およびその製造方法に関するものである。
携帯電話などのワイヤレス通信システムやワイヤレスセンシングシステムにおける送信フィルタやデュプレクサなどの回路に用いられる素子として、フィルタ特性などに優れ、装置の小型化を可能にするFBARは注目を浴びている
上記のFBARの構造および製造方法としては、(1)基板加工方式、(2)裏面VIA方式、(3)エアブリッジ方式、および(4)多層音響ミラー方式およびこれらを組み合わせた方式などが知られている。
上記の中で、特にエアブリッジ方式あるいはエアブリッジ方式と上記の他の方式とを組み合わせた方式は、製造方法上の複雑な工程を簡略化でき、低コスト化の可能性が高い方法の一つとして知られている。
たとえば、非特許文献1には、エアブリッジ方式のFBARの製造方法において、酸化亜鉛(ZnO)からなる犠牲層を用いて基板上にエアブリッジを形成することが可能であるとの記載がある。
また、非特許文献2には、エアブリッジ方式のFBARの製造方法において、犠牲層にCu膜を採用することで、効果的な特性を有するFBARを製造することが可能であるとの記載がある。
さらに、特許文献1には、FBARを形成するために改良された方法や、従来用いられてきた基板より効果的な特性を持った基板上に形成されたFBARについての記載がなされている。
一方、非特許文献3には、ゲルマニウム(Ge)からなる犠牲層を用いて基板上にエアブリッジを形成することで、従来の材料の場合より効果的にFBARが半導体集積回路上に搭載できる製造方法についての記載がなされている。
図11は、従来例に係る上記のエアブリッジ方式のFBARの構成を示す模式断面図である。
基板100上に、下部電極101、圧電膜102、および上部電極103が積層されている。
ここで、下部電極101と基板100との間には、所定の空隙Vが設けられており、圧電膜の振動を可能にする共振領域であるキャビティとなっている。
上記のエアブリッジ方式のFBARは、構造上、共振領域となる空隙Vに起因する凸状の表面起伏が特徴的である。このため、圧電膜102に対して空隙Vの外周縁部に相当する部分Saにおいて凸状の表面起伏に起因する段差形状が形成され、圧電膜102に過大な膜応力の蓄積と集中が発生する。
また、FBARに形成される圧電膜としては、たとえば、AlN、ZnO、およびPZTなどのバルク弾性デバイスに優れた圧電定数や弾性定数を有するセラミック系の圧電材料を採用することが望ましい。しかしながら、これらの材料は一般に著しく高い脆性を有する。このため、圧電膜への局所的な応力の蓄積と集中によって圧電膜の破損や破壊CRを引き起こしやすいという課題を有する。
それらセラミック系圧電膜への部分的応力集中は、FBAR製造工程を付加していく際、物理的衝撃や熱処理リサイクル、および付加される電極膜応力との相互作用などの影響が加わるにつれ、破損や破壊を次第に引き起こし始める。
このようなわずかな工程の環境負荷が圧電膜の欠陥を誘発し、その後の工程で次第にそれらの不良が明らかになることが多い。
一方で、FBARの共振特性を向上させるためには、優れた圧電特性と弾性特性とを備えた圧電膜が求められる。現在、それらの圧電膜を得るにはスパッタリング法による成膜が一般的に行われており、AlNおよびZnOなどでは特にC軸に高配向した緻密な膜を得ることが必要となる。
そのような特性を満たした膜ほど膜自体の内部応力が高くなる傾向にある。その結果、その高内部応力はエアブリッジ方式のFBARの空隙周辺領域における表面起伏部での一層の破損や破壊を助長する。
また、エアブリッジ方式のFBARは、半導体集積回路への混載化が製造工程の整合性から最も有利な構造である。しかしながら、半導体集積回路に混載する際に大きな制約となるのが、圧電膜の低温成膜化プロセス(400℃以下のスパッタリング工程)である。
この圧電膜の低温スパッタリング工程もまた同様に、圧電膜の内部応力が高くなる傾向にある。その結果、その高内部応力はエアブリッジ方式のFBARの空隙周辺領域における表面起伏部での一層の破損や破壊を助長する。
従って、エアブリッジ方式のFBARにおいて、圧電膜の破損や破壊を招かない安定した構造、高歩留り化による生産性の向上と低コスト化、およびさらに優れた共振特性(圧電膜の高配向化や緻密化)を有するFBARの提供の実現と、このようなFBARの半導体集積回路への混載プロセスを実現するために、この圧電膜の局所的応力集中を緩和することが大きな課題となっている。
特表2002−509644号公報 Hiroaki Satoh, Yasuo Ebata, Hitoshi Suzuki and Choji Narahara, 「An Air−Gap Type Piezoelectric Composite Thin Film Resonator」, IEEE Proc. 39th Annual Symp. Freq. Control, pp.361−355 (1985) 「Thin Film Bulk Acoustic WaveResonator」, IEEE Transaction on Ultrasonics, Ferroelectrics and Frequency Control (2002) Masayoshi Esasi and Motoaki Hara, 「Alminium Nitride Thin Film 2 Gz Resonator Using Germanium Sacrificual Layer Etching」, Mems Symposium 2002 Tohoku Univ.
解決しようとする問題点は、エアブリッジ方式の薄膜バルク音響共振子において、圧電膜に対して局所的応力が集中しやすい構造である点である。
上記の本発明の薄膜バルク音響共振子は、基板と、基板に凸状に形成された支持層と、支持層の上部の空隙を含む領域において、基板および支持層上に形成された下部電極、圧電膜および上部電極の積層体とを有し、空隙は、支持層と下部電極との間に、少なくとも一部が支持層の表面よりも上方に位置するように形成され、共振領域を構成している。
上記の本発明の薄膜バルク音響共振子は、基板に、下部電極、圧電膜および上部電極の積層体が形成されており、空隙領域における基板と下部電極の間に、少なくとも一部が基板の表面より上方に位置するように、共振領域を構成する空隙が構成されている。
ここで、空隙領域において、基板の上面に凸状に形成された支持層が形成されている。
上記の本発明の薄膜バルク音響共振子の製造方法は、基板上に犠牲層を形成する工程と、犠牲層上の一部に、犠牲層表面に対して非平行な側面を有するマスク層を形成する工程と、マスク層をマスクとして、マスク層の周辺に露出された犠牲層を除去する工程と、マスク層および犠牲層をマスクとして、マスク層の周辺に露出された基板を除去して、基板の一部を支持層に加工する工程と、少なくとも基板および犠牲層上に下部電極を形成する工程と、下部電極上に圧電膜を形成する工程と、圧電膜上の少なくとも一部に上部電極を形成する工程と、下部電極および圧電膜に、犠牲層を露出させる開口部を形成する工程と、開口部から犠牲層の少なくとも一部を除去する工程とを有する。
上記の本発明の薄膜バルク音響共振子の製造方法は、まず、基板上に犠牲層を形成する。
次に、犠牲層上の一部に、犠牲層表面に対して非平行な側面を有するマスク層を形成する。
次に、マスク層をマスクとして、マスク層の周辺に露出された犠牲層を除去する。
次に、マスク層および犠牲層をマスクとして、マスク層の周辺に露出された基板を除去して、基板の一部を支持層に加工する。
次に、少なくとも基板および犠牲層上に下部電極を形成する。
次に、下部電極上に圧電膜を形成する。
次に、圧電膜上の少なくとも一部に上部電極を形成する。
次に、下部電極および圧電膜に、犠牲層を露出させる開口部を形成する。
次に、開口部から犠牲層の少なくとも一部を除去する。
本発明の薄膜バルク音響共振子によれば、圧電膜に対する局所的応力が緩和され、圧電膜の破損や破壊を招かない安定した構造、高歩留り化による生産性の向上およびそれに伴う低コスト化を実現することができる。
本発明の薄膜バルク音響共振子の製造方法によれば、上記の本発明の薄膜バルク音響共振子を半導体集積回路への混載プロセスにより製造することができる。
以下、本発明の薄膜バルク音響共振子(FBAR)および薄膜バルク音響共振子の製造方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。
第1の実施形態
図1は、本実施形態に係るFBARの構成を示す模式断面図である。
たとえば、シリコン基板10は、空隙領域に相当する領域の少なくとも一部において凸状に形成され、支持層11を構成している。また、支持層11の上層の空隙V領域を含む領域において、下部電極12、圧電膜13および上部電極14の積層体が形成されている。下部電極12および上部電極14は、たとえば、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、アルニミウム(Al)およびチタン(Ti)などからなる。また、圧電膜13は、たとえば、窒化アルミニウム、酸化亜鉛およびPZTなどからなる。
空隙領域において、シリコン基板10と下部電極12との間のシリコン基板10の一部から形成された支持層11上に、共振領域を構成する空隙Vが構成されている。ここで、支持層11の表面は、たとえば、周辺のシリコン基板10の表面と平行に形成され、周辺のシリコン基板10の表面よりも上方に位置する。また、空隙Vの最上部は、支持層11の表面よりも上方に位置する。さらに、空隙Vの端部の角度θおよび支持層11の側面と基板10表面から基板中心に向かう基板10の延長線によって設定される角度θとは、同じ角度に形成されている。
下部電極12および圧電膜13には、空隙Vに通じる開口部Hが形成されている。
上記のFBARは、エアブリッジ型の薄膜バルク音響共振子であって、下部電極12、圧電膜13および上部電極14の積層体と基板10との間に形成された空隙Vに、基板10の一部から構成された支持層11が形成されている。これにより、従来のエアブリッジ型の薄膜バルク音響共振子と比較して、ある程度の空隙V高さを確保しながら圧電膜13を支持層11によって支えることができ、圧電膜13に対する局所的応力が緩和される。従って、圧電膜13の破損や破壊を招かない安定した製造、高歩留り化による生産性の向上と低コスト化を実現できる。
また、上記のFBARにおいて、支持層11の高さに対応する基板10表面から支持層11表面までの高さは、空隙Vの高さに対応する支持層11表面から下部電極12の内壁の最上部までの高さの20%以上に相当することが好ましい。なお、支持層11の高さを空隙の高さの20%以上とする理由は後述する。これにより、圧電膜13の膜応力を緩和して、破損や破壊を低減することができる。
また、支持層11は、シリコン基板10と一体に形成されている。なお、基板10と支持層11とは、同じ材料から形成されていることが望ましいが、基板10が複数の層からなる積層体によって構成される場合は、支持層11と基板10とが異なる材料から形成されていてもよい。
また、支持層11の端部の形状に対応する圧電膜13と下部電極12の界面の段差部における圧電膜13と下部電極12の界面aが、シリコン基板10の表面Sとなす角αが40°以下である面を含んで構成されていることが好ましい。これにより、空隙Vの高さを確保しながら段差を小さく抑制することができるので、圧電膜13に対する膜応力が緩和される。
同様に、空隙Vを構成する内壁面であって段差部における下部電極12の内壁部bがシリコン基板10の表面Sとのなす角βが40°以下である面を含んで構成されていることが好ましい。
さらに、図示は省略されているが、段差部における圧電膜13の最表部がシリコン基板10の表面Sとのなす角が40°以下である面を含んで構成されていることが好ましい。
なお、上記の基板表面Sとのなす角において、シリコン基板10と支持層11表面とは平行に形成されているので、角αや角βは空隙Vの端部および支持層11の端部の角度に相当する。
また、上記の角βや圧電膜13の最表部と基板10表面とのなす角が40°以下となっている場合、通常は下部電極12や圧電膜13は膜厚が全面に均等に形成されているので、段差部における圧電膜13と下部電極12の界面aとシリコン基板10の表面Sとのなす角であって、空隙Vの端部および支持層11の端部に対応する角が40°以下になることを実現できる。
次に、上記の図1に示すFBARの製造方法について説明する。
図2〜図4は、図1に示すFBARの製造工程を順次示す模式断面図である。
まず、図2(a)に示すように、シリコン基板10上に、たとえば、化学的気相成長(Chemichal Vaper Deposition、以下、CVDと称する)法により、酸化シリコンを1000nm程度の膜厚で堆積させ、犠牲層31を形成する。
次に、図2(b)に示すように、犠牲層31の上部に空隙領域を保護するレジスト膜RSをパターン形成する。レジスト膜RSは、たとえば、犠牲層31にレジスト膜材料を塗布し、既存のフォトリソグラフィー工程によって図2(b)に示すようにパターン加工される。
次に、図2(c)に示すように、レジスト膜RSに、たとえばホットプレートを使用して150℃、1分30秒のハードベーキングを施し、レジスト膜RSの側面を40〜55°の順テーパー状に調整する。
次に、図3(a)に示すように、たとえば、CHF3 、CF4 、ArおよびO2 の混合ガスを用いて圧力5.3Pa、高周波1200Wの条件でレジスト膜RSをマスクとしてドライエッチングを行い、レジスト膜RSの周辺に露出した犠牲層31およびその下層のシリコン基板10の一部をそれぞれ連続して除去する。
ここで、犠牲層31に順テーパーの側面bが形成され、パターン形成された犠牲層31の側面bとシリコン基板10の表面Sとのなす角、つまり後述する空隙Vの端部の角βが形成される。また、連続してシリコン基板10の一部を支持層11に加工することで、同様に支持層11に順テーパーの側面bが形成される。
上記のエッチングにおいて、エッチングの混合ガス比を変えることによって、異なる材料からなる犠牲層31および支持層11の側面の形状をそれぞれ制御することができる。
また、犠牲層31とシリコン基板10のエッチングレートが異なるように混合ガス比を選択することで、犠牲層31と支持層11の側面のテーパー角度を制御することが可能である。たとえば、犠牲層31のエッチングレートを250〜600nm/分、シリコン基板10のエッチングレートを350〜900nm/分に制御して、それぞれの側面のテーパー角度を10〜45°に制御する。
さらに、エッチングにより一部除去された後のシリコン基板10の表面から、犠牲層31と接しエッチングされないシリコン基板10の表面までの距離、つまり支持層11の膜厚が犠牲層31の膜厚に対して20%以上の厚さになるように、エッチング時間を制御する。
その結果、上記のレジスト膜RSの下層に相当し、犠牲層31と接するシリコン基板10が支持層11に加工される。
次いで、犠牲層31の上面に形成されたレジスト膜RSを、たとえば、アッシング処理により除去する。
次に、図3(b)に示すように、犠牲層31およびシリコン基板10の表面、および犠牲層31および支持層11の側面に、たとえばスパッタリング法によりモリブデン(Mo)を150nmの膜厚で堆積させ、下部電極12を形成する。
ここで、下部電極12の表面には、犠牲層31および支持層11の側面bに対応して、シリコン基板10の表面Sのなす角であって、犠牲層31および支持層11を挟む角αを構成する面aが形成される。
次に、図3(c)に示すように、たとえばスパッタリング法により下部電極の上層にAlNなどの圧電材料を1.5μmの膜厚で堆積させ、圧電膜13を形成する。
ここで、圧電膜13の表面には、犠牲層31および支持層11の側面と下部電極12との界面bおよび下部電極12と圧電膜13との界面aとに対応する面が形成され、界面bと基板10の表面Sとのなす角βおよび界面aと基板10の表面Sとのなす角αとに対応する角が形成される。
次に、図4(a)に示すように、たとえばスパッタリング法により圧電膜13の上層にモリブデン(Mo)を140〜170nmの膜厚で堆積させ、所定のパターンに加工して上部電極14を形成する。
次に、図4(b)に示すように、圧電膜13および下部電極12に開口部Hを形成し、犠牲層31の一部を露出させる。
次に、図4(c)に示すように、たとえばHF液などのウェットエッチングにより、開口部Hよりエッチング液を浸入させ、犠牲層31を除去する。
以上の工程により、本実施形態に係るFBARを形成することができる。
本実施形態によれば、本実施形態に係るFBARを簡単に形成でき、たとえば半導体集積回路への混載プロセスにより製造することが実現できる。
第2の実施形態
図5は、本実施形態のFBARの構成を示す模式断面図である。
本実施形態に係るFBARは、図5に示す構成のように、支持層11の端部の形状に対応する支持層11の側面と基板表面の延長とのなす角θと、空隙Vの端部の形状に対応する下部電極12の内壁面と支持層11表面とのなす角θとが異なる角度を有する。つまり、圧電膜13と下部電極12の界面が、シリコン基板10の表面Sに対して非平行であって、シリコン基板10の表面Sとのなす角が、異なる複数の面がシリコン基板10側から空隙Vの頂部側へ積み上げられた構成である。これにより、さらに圧電膜13に対する応力を緩和することができる。
図6は、図5に示すFBARの一部を示す部分拡大図である。
図6に示すように、段差部における圧電膜13と下部電極12の界面が、シリコン基板10の表面Sとなす角であって、空隙Vを挟む第1の角αを構成する第1の面aと、支持層11を挟む第2の角αを構成する第2の面aとから構成されている。同様に、段差部における下部電極12の内壁面が、シリコン基板10の表面Sとなす角であって、空隙Vを挟む第1の角βを構成する第1の面bと、支持層11を挟む第2の角βを構成する第2の面bとから構成されている。上記の第1の角α,βおよび第2の角α,βの少なくとも一方が40°以下となる面を有することが好ましい。上記の構成において、第1の角α<第2の角αであるが、第1の角α>第2の角αであってもよい。
本実施形態に係るFBARの製造方法について説明する。本実施形態に係るFBARは、実質的に上記の第1の実施形態と同様の工程と同様に形成することができるので、異なる部分を中心に説明する。
まず、図7(a)に示すように、シリコン基板10上に、たとえば、CVD法により、犠牲層31として酸化シリコン膜を形成し、犠牲層31の上部にレジスト膜RSをパターン形成する。そして、たとえば、ホットプレートを使用してレジスト膜RSをハードベーキングし、レジスト膜RSの側面を順テーパー状に調整する。
次に、図7(b)に示すように、レジスト膜RSをマスクとしてドライエッチングを行い、レジスト膜RSの周辺に露出した犠牲層31およびその下層のシリコン基板10の一部をそれぞれ連続して除去する。
ここで、犠牲層31に順テーパーの側面bが形成され、パターン形成された犠牲層31の側面bとシリコン基板10の表面Sとのなす角、つまり第1の角βが形成される。第1の角βは、後述する空隙Vの端部の角に対応する。また、連続してシリコン基板10の一部を支持層11に加工することで、同様に支持層11に順テーパーの側面bが形成され、支持層11の側面bとシリコン基板10の表面Sとのなす角、つまり第2の角βが形成される。第2の角βは、後述する支持層11の端部の角に対応する。
上記のエッチングにおいて、エッチングの混合ガス比を変えることによって犠牲層31および支持層11の側面の形状はそれぞれ制御される。
このとき、犠牲層31とシリコン基板10のエッチングレートが異なるように混合ガス比を選択して、犠牲層31と支持層11の側面のテーパー角度を制御する。
たとえば、犠牲層31のエッチングレートを250〜600nm/分、シリコン基板10のエッチングレートを350〜900nm/分に制御して、それぞれの側面のテーパー角度を10〜45°に制御する。
また、支持層11の膜厚が犠牲層31の膜厚に対して20%以上の厚さになるように、エッチング時間を制御する。その結果、上記のレジスト膜RSの下層に相当し、犠牲層31と接するシリコン基板10が支持層11に加工される。
さらに、犠牲層31の上面に形成されたレジスト膜RSを、たとえば、アッシング処理により除去する。
次に、図8(a)に示すように、犠牲層31およびシリコン基板10の表面、および犠牲層31および支持層11の側面に、たとえばスパッタリング法によりモリブデン(Mo)を堆積させ、下部電極12を形成する。
ここで、下部電極12の表面には、犠牲層31の側面bの第1の角βおよび支持層11の側面bの第2の角βにそれぞれ対応して、シリコン基板10の表面Sのなす角であって、犠牲層31を挟む第1の角αを構成する第1の面aと、第1の角αと異なる第2の角αを構成する第2の面aとが形成される。
次に、図8(b)に示すように、たとえばスパッタリング法により下部電極の上層にAlNなどの圧電材料を堆積させ、圧電膜13を形成する。
ここで、圧電膜13の表面には、第1の角αを構成する第1の面aおよび第1の角αと異なる第2の角αを構成する第2の面aとに対応して、シリコン基板10の表面Sのなす角であって、犠牲層31を挟む第1の角γを構成する第1の面cと、第1の角γと異なる第2の角γを構成する第2の面cとが形成される。
その後、スパッタリング法などにより圧電膜13の上層にモリブデン(Mo)を堆積させ、所定のパターンに加工して上部電極14を形成し、圧電膜13および下部電極12に開口部Hを形成して犠牲層31の一部を露出させる。
次に、たとえばHF液などのウェットエッチングにより、開口部Hよりエッチング液を浸入させ、犠牲層31を除去して、本実施形態に係るFBARを形成することができる。
本実施形態によれば、本実施形態に係るFBARを簡単に形成でき、たとえば半導体集積回路への混載プロセスにより製造することができる。
第3の実施形態
図9は、本実施形態のFBARの構成を示す模式断面図である。
本実施形態に係るFBARは、図9に示す構成のように、圧電膜13と下部電極12の界面が、シリコン基板10の表面Sに対して非平行であって、シリコン基板10の表面Sとのなす角が異なる複数の面がシリコン基板10側から空隙Vの頂部側へと連続的に変化する接面を有する曲面から構成されている。これにより、さらに圧電膜13に対する応力を緩和することができ、好ましい実施形態とすることができる。
即ち、段差部における圧電膜13と下部電極12の界面が、シリコン基板10の表面Sとなす角であって、空隙Vを挟む第1の角αを構成する第1の面aと、支持層11を挟む第2の角αを構成する第2の面aを含むように、傾きが連続的に変化する接面を有する曲面Rとなっている。本実施形態においては、上記の曲面Rが空隙Vの頂部に至まで連続的に続いている。同様に、段差部における下部電極12の内壁面が、シリコン基板10の表面Sとなす角であって、空隙Vを挟む第1の角βを構成する第1の面bと、支持層11を挟む第2の角βを構成する第2の面bとを含む曲面Rから構成されている。上記の曲面Rにおいて、空隙Vあるいは支持層11を挟む角が40°以下である接面を含むことが好ましい。
なお、本実施形態に係るFBARは、犠牲膜および支持層を加工する形状が異なる以外は実質的に上記の実施形態と同様の工程によって形成することができる。
第4の実施形態
図10は、本実施形態のFBARの構成を示す模式断面図である。上述のように、基板10の一部を加工して支持層11を形成することもできるが、本実施形態のように、基板10上に支持層11を別途形成してもよい。このとき、基板10と別途形成された支持層11とを実質的な基板として加工をする。
本実施形態に係るFBARは、図10に示す構成のように、シリコン基板10上の一部に支持層11が形成され、他は上記と同様に支持層11の上層の空隙領域を含む領域に、下部電極12、圧電膜13および上部電極14の積層体が形成されている。支持層11は、シリコン基板10と異なる材料によって形成されている。
なお、本実施形態に係るFBARは、実質的に上記の実施形態と同様の工程によって形成することができ、支持層11と基板との材料が異なるのでエッチングレートの差を用いて容易に支持層11を所望の形状に加工することができる。
上記の実施形態のFBARおよびその製造方法によれば、以下の効果を享受することができる。
(1)エアブリッジ方式FBARの構造上の課題である、共振領域の空隙周辺の表面起伏による圧電膜へ局所的に集中する応力を抑制し、圧電膜の破損や破壊を招かない安定した形成と、高歩留り化による生産性の向上およびそれに伴う低コスト化が、煩雑な工程を追加することなく可能となる。
(2)エアブリッジ方式FBARにおいて、共振特性に優れたFBARを製造するために必要な品質の高い圧電膜として、高配向性化および緻密化した膜を採用することで生じる高い内部応力の集中にも十分耐えうるだけの応力緩和構造が可能となり、高性能化が可能となる。
(3)半導体集積回路への混載プロセスにおいて要求される400℃以下の低温スパッタリング工程の採用によってもたらさせる、圧電膜の高内部応力にも十分耐えるだけの応力緩和構造が可能となり、半導体集積回路への混載が実現可能となる。
(4)圧電膜形成後のFBAR製造工程に付加される物理的衝撃や熱処理サイクルおよび電極膜応力との相互作用など、製造プロセス上の制約を受けることがなくなり、最適な製造工程設計を圧電膜の破損や破壊の懸念なく採用することができる。
(5)機械的強度を十分確保することが可能になるので、過酷な使用環境に長期的に耐えることが可能となり、信頼性の高いFBARを提供することができる。
実施例
図1に示す構成の第1の実施形態に係るFBARにおいて、シリコン基板10と下部電極12との間の空隙領域に、シリコン基板10の一部から形成された支持層11の高さを、犠牲層31の高さに対して0%、5%、10%、15%、20%および25%と種々に変化させたときの圧電膜13の破損(クラック)および破壊(剥がれ)の発生について調べた。
その結果、支持層11の高さが犠牲層31の高さに対して0%〜5%の間においては、圧電膜13の破損および破壊の発生が観察された。また、10%においては、圧電膜の破壊の発生は観察されなかったが、圧電膜の破損が観察された。15%においては破損の発生が観察される場合もあったが、20%以上の高さにすると圧電膜の破損や破壊はほとんど観察されなかった。
上記のように、支持層11の高さを犠牲層31の高さに対して20%以上に設計することで、圧電膜13に対する応力を緩和することができる。その結果、製造工程上の物理的衝撃や熱処理サイクルおよび電極膜応力との相互作用などに十分耐える圧電膜を得ることができ、圧電膜の破損や破壊が抑制される。
次に、支持層の高さを20%に固定して、圧電膜13と下部電極12の界面とシリコン基板10の表面とのなす角であって、支持層の端部に対応する角αを80°、60°、45°および40°と種々に変更したときの圧電膜13の破損および破壊の発生について調べた。
その結果、支持層の端部に対応する角を大きくするよりも、45°および40°のように支持層の端部に対応する角が小さくなるようにFBARを形成した方が、圧電膜13の破損および破壊は発生しにくいことがわかった。特に、支持層の端部の対応する角が40°以下においては圧電膜13の破損や破壊の発生はほとんど観測されなかった。これより、支持層の高さを20%以上に形成することにより、支持層の端部に対応する角が大きくなっても圧電膜13の破損や破壊が発生しにくくなる。
上記の結果より、支持層の高さが犠牲層の20%以上に設定されていれば、支持層の端部の角度が大きくても圧電膜の破損や破壊が生じにくい。
本発明の薄膜バルク音響共振子およびその製造方法は、上記の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明の薄膜バルク音響共振子およびその製造方法は、携帯電話などのワイヤレス通信システムやワイヤレスセンシングシステムにおける送信フィルタやデュプレクサなどの回路に用いられるFBARとその製造方法に適用可能である。
図1は、第1の実施形態に係る薄膜バルク音響共振子を示す模式断面図である。 図2(a)〜(c)は、第1の実施形態に係る薄膜バルク音響共振子の製造方法の製造工程を示す模式断面図である。 図3(a)〜(c)は、第1の実施形態に係る薄膜バルク音響共振子の製造方法の製造工程を示す模式断面図である。 図4(a)〜(c)は、第1の実施形態に係る薄膜バルク音響共振子の製造方法の製造工程を示す模式断面図である。 図5は、第2の実施形態に係る薄膜バルク音響共振子を示す模式断面図である。 図6は、図5に示す薄膜バルク音響共振子の一部を示す部分拡大図である。 図7(a)〜(b)は、第2の実施形態に係る薄膜バルク音響共振子の製造方法の製造工程を示す模式断面図である。 図8(a)〜(b)は、第2の実施形態に係る薄膜バルク音響共振子の製造方法の製造工程を示す模式断面図である。 図9は、第3の実施形態に係る薄膜バルク音響共振子を示す模式断面図である。 図10は、第4の実施形態に係る薄膜バルク音響共振子を示す模式断面図である。 図11は、従来の技術に係る薄膜バルク音響共振子を示す模式断面図である。
符号の説明
10…シリコン基板、11…支持層、12…下部電極、13…圧電膜、14…上部電極、31…犠牲層、100…基板、101…下部電極、102…圧電膜、103…上部電極

Claims (20)

  1. 基板と、
    前記基板に凸状に形成された支持層と、
    前記支持層の上部の空隙を含む領域において、前記基板および前記支持層上に形成された下部電極、圧電膜および上部電極の積層体と
    を有し、
    前記空隙は、前記支持層と前記下部電極との間に、少なくとも一部が前記支持層の表面よりも上方に位置するように形成され、共振領域を構成している
    薄膜バルク音響共振子。
  2. 前記支持層は、前記支持層表面から前記空隙の頂部までの最大高さの20%以上の高さを有する
    請求項1に記載の薄膜バルク音響共振子。
  3. 前記基板と前記支持層とが同じ材料で構成されている
    請求項1に記載の薄膜バルク音響共振子。
  4. 前記支持層は、前記基板と一体に形成されている
    請求項3に記載の薄膜バルク音響共振子。
  5. 前記空隙の端部の形状に対応する前記圧電膜と前記下部電極の界面と前記基板表面とのなす角度と、前記支持層の端部の形状に対応する前記圧電膜と前記下部電極の界面と前記基板表面とのなす角度とが、同じ角度に構成されている
    請求項1に記載の薄膜バルク音響共振子。
  6. 前記空隙の端部の形状に対応する前記圧電膜と前記下部電極の界面と前記基板表面とのなす角度と、前記支持層の端部の形状に対応する前記圧電膜と前記下部電極の界面と前記基板表面とのなす角度とが、異なる角度に構成されている
    請求項1に記載の薄膜バルク音響共振子。
  7. 前記空隙の端部の形状に対応する前記下部電極の内壁面と前記支持層の表面とのなす角度と、前記支持層の端部の形状に対応する前記下部電極の内壁面と前記基板の表面とのなす角度とが、同じ角度に構成されている
    請求項1に記載の薄膜バルク音響共振子。
  8. 前記空隙の端部の形状に対応する前記下部電極の内壁面と前記支持層の表面とのなす角度と、前記支持層の端部の形状に対応する前記下部電極の内壁面と前記基板の表面とのなす角度とが、異なる角度に構成されている
    請求項1に記載の薄膜バルク音響共振子。
  9. 前記空隙の端部の形状および前記支持層の端部の形状に対応する前記圧電膜と前記下部電極の界面の段差部において、前記圧電膜と前記下部電極の界面は、前記基板の表面に対して非平行であって、前記界面と前記基板の表面とのなす角度が異なる複数の面が、前記基板側から前記空隙の頂部側へ積み上げられて構成されている
    請求項1に記載の薄膜バルク音響共振子。
  10. 前記空隙の端部の形状および前記支持層の端部の形状に対応する前記圧電膜と前記下部電極の界面の段差部において、前記圧電膜と前記下部電極の界面は、前記基板の表面に対して非平行であって、前記界面と前記基板の表面とのなす角度が前記基板側から前記空隙の頂部側へと連続的に変化する接面を有する曲面から構成されている
    請求項1に記載の薄膜バルク音響共振子。
  11. 前記空隙の端部の形状および前記支持層の端部の形状に対応する前記圧電膜と前記下部電極の界面の段差部において、前記圧電膜と前記下部電極の界面は、前記基板表面とのなす角度であって、前記空隙および前記支持層を挟む角度の少なくとも一方が、40°以下である面を含んで構成されている
    請求項1に記載の薄膜バルク音響共振子。
  12. 前記空隙の端部の形状および前記支持層の端部の形状に対応する前記下部電極の内壁面の段差部において、前記下部電極の内壁面は、前記支持層の表面あるいは前記基板表面とのなす角度であって、前記空隙および前記支持層を挟む角の少なくとも一方が40°以下である面を含んで構成されている
    請求項1に記載の薄膜バルク音響共振子。
  13. 基板上に犠牲層を形成する工程と、
    前記犠牲層上の一部に、前記犠牲層表面に対して非平行な側面を有するマスク層を形成する工程と、
    前記マスク層をマスクとして、前記マスク層の周辺に露出された前記犠牲層を除去する工程と、
    前記マスク層および前記犠牲層をマスクとして、前記マスク層の周辺に露出された前記基板を除去して、前記基板の一部を支持層に加工する工程と、
    少なくとも前記基板および前記犠牲層上に下部電極を形成する工程と、
    前記下部電極上に圧電膜を形成する工程と、
    前記圧電膜上の少なくとも一部に上部電極を形成する工程と、
    前記下部電極および前記圧電膜に、前記犠牲層を露出させる開口部を形成する工程と、
    前記開口部から前記犠牲層の少なくとも一部を除去する工程と
    を有する薄膜バルク音響共振子の製造方法。
  14. 前記基板の一部を前記支持層に加工する工程は、前記犠牲層の最大の厚さに対する前記支持層の厚さが20%以上になるように前記基板の一部を除去する
    請求項13に記載の薄膜バルク音響共振子の製造方法。
  15. 前記基板の一部を前記支持層に加工する工程は、少なくとも前記支持層に加工される部分が他の部分と異なるエッチングレートを有する前記基板を加工する
    請求項13に記載の薄膜バルク音響共振子の製造方法。
  16. 前記マスク層を形成する工程は、前記犠牲層の表面にマスク層材料を形成する工程と、前記マスク層材料を所定のパターンに加工する工程と、前記マスク層を加熱して、前記マスク層の側面と前記犠牲層表面とのなす角度を調整する工程とを含む
    請求項13に記載の薄膜バルク音響共振子の製造方法。
  17. 前記犠牲層を除去する工程および前記基板の一部を加工する工程において、前記マスク層をマスクとして途中でエッチング条件を変更しながら前記犠牲層および前記基板とを連続して加工する工程とを含む
    請求項13に記載の薄膜バルク音響共振子の製造方法。
  18. 前記基板の一部を前記支持層に加工する工程は、前記支持層の側面と前記基板表面とのなす角度が異なる複数の面を前記基板側から前記犠牲層の頂部側へ積み上げて構成されるように前記基板を加工する工程とを含む
    請求項13に記載の薄膜バルク音響共振子の製造方法。
  19. 前記基板の一部を前記支持層に加工する工程は、前記支持層の側面と前記基板表面とのなす角度が前記基板側から前記犠牲層の頂部側へ連続的に変化する接面を有する曲線から構成されるように前記基板を加工する工程とを含む
    請求項13に記載の薄膜バルク音響共振子の製造方法。
  20. 前記下部電極を形成する工程は、前記下部電極と前記犠牲層表面とのなす角度であって、前記犠牲層および前記支持層を挟む少なくとも一方の角度が40°以下である側面を有するように前記下部電極を形成する
    請求項13に記載の薄膜バルク音響共振子の製造方法。

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