JP2005236160A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トレンチ内のボイドの発生を抑制し,信頼性が高い半導体装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】 まず,N+ ソース領域31およびP- ボディ領域41を貫通してその底部がN- ドリフト領域12にまで到達するゲートトレンチ20を形成する。次に,ゲート酸化膜21を形成した後,そのゲート酸化膜21上に多結晶のシリコン膜221Pを形成する(D)。次に,シリコン膜221P上に非晶質のシリコン膜222Aを形成し,ゲートトレンチ20内部を充填する(E)。次に,活性化アニール処理を行うことで,シリコン膜221Pとシリコン膜222Aとを一体化させ,ゲートトレンチ20内に多結晶のシリコン層22Pを形成する(F)。
【選択図】 図3

Description

本発明は,トレンチ型電極構造を有する半導体装置およびその製造方法に関する。さらに詳細には,トレンチ内部のボイドの発生を抑制し,素子の信頼性が高い半導体装置およびその製造方法に関するものである。
従来から,パワーデバイス用の半導体装置として,トレンチ型ゲート電極構造を有する半導体装置が提案されている。この半導体装置のゲート電極は,例えば次の手順で製造される。まず,ドライエッチング等によりトレンチを形成する。そして,そのトレンチの壁面に熱酸化処理による酸化膜を形成する。これがゲート絶縁膜となる。
次に,ゲート絶縁膜が形成されたトレンチ内にシリコン膜を成膜する。この工程では,リン等を含む混合ガスを原料とし,CVD法にて不純物を含んだ状態のシリコン膜を形成する。例えば,SiH4 とPH3 とを含む混合ガスが利用される。このとき,SiH4 の流量は,1600sccm(standard cubic centimeter per minute),PH3 の流量は,35sccmである。そして,圧力が100Pa,成膜温度が530℃の条件下で成膜する。このように成膜温度が低温(600℃以下)となる条件にて形成されるシリコン膜は非晶質(アモルファス)となる。
次に,その半導体基板に対してアニール処理を行う。具体的には,N2 もしくはO2 の雰囲気中,850℃〜950℃の範囲内の温度で,活性化アニール処理を30分程度行う。この活性化アニール処理により,非晶質であったシリコン膜が多結晶となる。この熱処理後の多結晶シリコンがゲート電極となる。
なお,成膜温度を600℃以上とすると成膜直後から多結晶のシリコン膜を形成することができる。しかし,多結晶のシリコン膜は非晶質のシリコン膜と比べて不純物濃度が低く,ゲート電極の高抵抗化を招いてしまう。そのため,不純物濃度を高くする,すなわちゲート電極の低抵抗化を図るためには,成膜温度を530〜580℃の範囲内として一旦非晶質のシリコン膜を成膜し,その後のアニール処理にて多結晶化させている。
この他,トレンチの内部を多結晶シリコンで充填する方法としては,例えば特許文献1に開示された方法がある。この方法では,まず,不純物を含まない第1の多結晶シリコン膜を形成する。その後,雰囲気中に不純物を添加した混合ガスを利用し,不純物を含んだ状態の第2の多結晶シリコン膜を形成する。その後,熱処理により第2の多結晶シリコン膜内の不純物を第1の多結晶シリコン膜内に拡散させる。これにより,特許文献1では,信頼性が高い半導体装置を形成することができるとしている。
特開2002−141304号公報
しかしながら,先に述べた従来の半導体装置の製造方法には次のような問題があった。すなわち,活性化アニール処理後,図5に示すようにゲート絶縁膜21とゲート電極22との界面近辺にボイドが発生してしまう。このボイドは次のような理由により発生すると考えられる。すなわち,活性化アニール処理により非晶質のシリコン膜が多結晶に相変化する。この変化は一種の固相成長であり,非晶質のシリコン膜の結晶流動と膜収縮を伴う。このとき,特に密着性が悪いゲート絶縁膜21とゲート電極22との界面において膜剥がれが生じる。これにより,サイズが数10nm程度のボイドが発生してしまうと考えられる。そして,ゲート絶縁膜21とゲート電極22との界面に発生したボイドは,閾値電圧,オン電圧等のゲート特性を低下させる要因となる。
これに対して,特許文献1に開示された製造方法では,およそ0.5nm/secの速度で多結晶のシリコン膜を成膜している。これにより,特許文献1では,トレンチ内の埋め込み性が向上し,ボイドの発生が抑制されるとしている。しかしながら,この製造方法では成膜速度があまりにも低速であるため,成膜工程における処理時間の増大を招いていしまう。
本発明は,前記した従来の半導体装置の製造方法が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,トレンチ内のボイドの発生を抑制し,信頼性が高い半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた半導体装置の製造方法は,トレンチ型電極構造を有する半導体装置の製造方法であって,半導体基板の上面からトレンチ部を形成するトレンチ部形成工程と,トレンチ部形成工程にてトレンチ部を形成した後に,そのトレンチ部の壁面に絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と,絶縁膜形成工程にて絶縁膜を形成した後に,その絶縁膜上に多結晶の第1のシリコン膜を形成する第1シリコン膜形成工程と,第1シリコン膜形成工程にて第1のシリコン膜を形成した後に,その第1のシリコン膜上に非晶質の第2のシリコン膜を形成する第2シリコン膜形成工程と,第2シリコン膜形成工程にて非晶質の第2のシリコン膜を形成した後に,その第2シリコン膜を多結晶化する多結晶化工程を含んでいる。
すなわち,本発明の半導体装置の製造方法では,トレンチ部を形成し,そのトレンチ部の壁面に絶縁膜を形成している。その後,第1シリコン膜形成工程にてそのトレンチ部内に多結晶の第1のシリコン膜を形成している。この第1のシリコン膜は,トレンチ部内を完全には充填しないように成膜される。すなわち,第1のシリコン膜の膜厚がトレンチ部の開口部の幅の半分の長さよりも薄くなるように形成される。その後,第2シリコン膜形成工程にて第1のシリコン膜上に非晶質の第2のシリコン膜を形成し,トレンチ部を完全に充填している。その後,非晶質の第2のシリコン膜を多結晶化することで,第1のシリコン膜と第2のシリコン膜とを一体化させている。これにより,多結晶のトレンチ型電極が形成される。
この半導体装置の製造方法では,多結晶化工程にて第1のシリコン膜と第2のシリコン膜とを一体化させている。具体的には,活性化アニール処理等を行うことで,多結晶シリコンのトレンチ電極を形成している。このとき,第1のシリコン膜は元々多結晶であるため,その構造に変化がなく膜収縮を殆ど伴わない。すなわち,第1のシリコン膜が絶縁膜に対する接着層として機能することとなる。従って,第2のシリコン膜を多結晶化する際に生じるボイド,特にトレンチ部内のシリコン膜(トレンチ電極)と絶縁膜との界面に生じるボイドが抑制される。
また,多結晶化工程にて第1のシリコン膜と第2のシリコン膜とが一体化することで,トレンチ部内が多結晶シリコンで充填される。これにより,トレンチ部内のシリコン膜,すなわちトレンチ型電極の低抵抗化が図られる。
なお,第1シリコン膜形成工程にて形成される第1のシリコン膜は,その膜厚が厚いほどボイド抑制の効果が顕著になる。ただし,第1のシリコン膜は,多結晶であるが故に不純物濃度を高くすることが困難である。そのため,必要以上に膜厚を厚くするとトレンチ電極の高抵抗化を招いてしまう。そのため,その膜厚は,トレンチ電極に必要な比抵抗との兼ね合いで決定される。
また,第2シリコン膜形成工程では,不純物を添加しつつ第2のシリコン膜を成膜することとするとよりよい。これにより,不純物濃度が高い第2のシリコン膜を形成することができる。そして,その後の多結晶化工程中のアニール処理にて,第1のシリコン膜にその不純物が拡散される。そのため,多結晶化工程にて一体化された多結晶シリコンは,不純物濃度が高い。また,その濃度も均一化される。よって,トレンチ型電極の低抵抗化が図られる。
また,本発明の半導体装置は,トレンチ型電極構造を有する半導体装置であって,半導体基板の表面に位置するトレンチ部と,トレンチ部の壁面に位置する絶縁膜と,絶縁膜上に位置する多結晶の第1のシリコン膜と,第1のシリコン膜上に位置し,非晶質のシリコン膜を多結晶化した第2のシリコン膜とを備えるものである。本発明の半導体装置では,非晶質であった第2のシリコン膜を多結晶化して第1のシリコン膜と一体化させている。その際,第1のシリコン膜は多結晶であるため,その構造に変化がなく膜収縮を殆ど伴わない。そのため,第1のシリコン膜と第2のシリコン膜との界面に生じるボイドや,第1のシリコン膜と絶縁膜との界面に生じるボイドが抑制される。なお,第1のシリコン膜と第2のシリコン膜との継ぎ目は,TEM(透過型電子顕微鏡)等によって観測することができる。
また,本発明の半導体装置の第2のシリコン膜は,第1のシリコン膜と比較して不純物濃度が高いこととするとよりよい。また,第1のシリコン膜の膜厚は,トレンチ部の開口部の半分の長さよりも薄いこととするとよりよい。
本発明によれば,トレンチ部内に多結晶の第1のシリコン膜と非晶質の第2のシリコン膜とを形成している。この第1のシリコン膜が絶縁膜に対する接着層として機能し,第1のシリコン膜と絶縁膜との界面におけるボイドが抑制される。従って,トレンチ内のボイドの発生が抑制され,信頼性が高い半導体装置およびその製造方法が実現される。
以下,本発明を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお,本実施の形態は,トレンチ型ゲートへの電圧印加により,ドレイン−ソース間の導通をコントロールするトレンチゲート型パワーMOSに本発明を適用したものである。
[第1の形態]
第1の形態に係る半導体装置100は,図1の断面図に示す構造を有している。なお,本明細書においては,出発基板と,出発基板上にエピタキシャル成長により形成した単結晶シリコンの部分とを合わせた全体を半導体基板と呼ぶこととする。
半導体装置100では,半導体基板内における図1中の上面側に,N+ ソース領域31が設けられている。一方,下面側にはN+ ドレイン領域11が設けられている。それらの間には上面側から順に,P- ボディ領域41およびN- ドリフト領域12が設けられている。また,半導体基板の上面側の一部を掘り込むことによりN+ ソース領域31およびP- ボディ領域41を貫通するゲートトレンチが形成されている。また,ゲートトレンチの内部には,多結晶シリコンのゲート電極22が形成されている。そして,ゲート電極22は,ゲートトレンチの壁面に形成されているゲート絶縁膜21を介して,N+ ソース領域31およびP- ボディ領域41と対面している。すなわち,ゲート電極22は,ゲート絶縁膜21によりN+ ソース領域31およびP- ボディ領域41から絶縁されている。
このような構造を持つ半導体装置100では,ゲート電極22への電圧印加によりP- ボディ領域41にチャネル効果を生じさせ,もってN+ ソース領域31とN+ ドレイン領域11との間の導通をコントロールしている。
次に,図1に示した半導体装置100の製造プロセスについて,図2および図3を基に説明する。まず,N+ ドレイン領域11となるN+ 基板上に,N- 型シリコン層をエピタキシャル成長により形成する。このN- 型シリコン層(エピタキシャル層)は,N- ドリフト領域12,P- ボディ領域41,N+ ソース領域31の各領域となる部分である。そして,その後のイオン注入や熱拡散処理等によりP- ボディ領域41およびN+ ソース領域31が形成される。これにより,図2(A)に示すようにN+ ドレイン領域11上にエピタキシャル層を有する半導体基板が作製される。
次に,図2(B)に示すようにドライエッチングによりN+ ソース領域31およびP- ボディ領域41を貫通してその底部がN- ドリフト領域12にまで到達するゲートトレンチ20を形成する。なお,ゲートトレンチ20を形成した後,ゲートトレンチ20の側壁に対して犠牲酸化処理およびCDEを行ってもよい。この処理を行うと,ドライエッチングによるダメージを除去することができる。
次に,図2(C)に示すように半導体基板の上面およびゲートトレンチ20の壁面に熱酸化処理により酸化膜21を形成する。これがゲート酸化膜21となる。
次に,図3(D)に示すようにゲート酸化膜21上にシリコン膜を形成する。この工程では,リンを含む混合ガスを原料とし,CVD法にてゲートトレンチ20内部を完全には閉塞しない程度の膜厚のシリコン膜を形成する。例えば,SiH4 とPH3 とを含む混合ガスが利用される。このとき,SiH4 の流量を330sccm,PH3 の流量を50sccmとする。そして,圧力が27Pa,成膜温度が620℃の条件下で,膜厚が10nm〜100nm程度となるように成膜する。このときの成膜速度は,およそ10.0nm/secである。この工程では,成膜温度が600℃以上であるため,多結晶のシリコン膜(以下,「シリコン膜221P」とする)が形成される。シリコン膜221Pには不純物としてリンがドープされるが,その濃度は低い。
次に,図3(E)に示すようにシリコン221P上に非晶質のシリコン膜(以下,「シリコン膜222A」とする)を形成する。この工程でもリンを含む混合ガスを原料とし,CVD法にてゲートトレンチ20内部を充填するようにシリコン膜を形成する。例えば,SiH4 の流量を16000sccm,PH3 の流量を35sccmとする。そして,圧力が100Pa,成膜温度が530℃の条件下で,ゲートトレンチ20を充填するように成膜する。このときの成膜速度は,およそ2.0nm/secである。この工程では,成膜温度が600℃以下である。また,非晶質のシリコン膜222Aには多結晶のシリコン膜221Pと比較して多くのリンがドープされる。そのため,シリコン膜222Aの不純物濃度は高い。
次に,活性化アニール処理を行う。具体的には,O2 の雰囲気中,850℃〜950℃の範囲内の温度により,30分程度の時間,活性化アニール処理を行う。これにより,シリコン膜222Aが多結晶化する。すなわち,図3(F)に示すようにシリコン膜221Pとシリコン膜222Aとが一体化し,ゲートトレンチ20内部が全体にわたって多結晶のシリコン層(以下,「シリコン層22P」とする)となる。また,シリコン膜222A中のリンがシリコン膜221Pに拡散し,ゲートトレンチ20内部のリン濃度が均一になる。これにより,低抵抗のゲート電極が形成される。なお,活性化アニール処理後,ポリシリコンの継ぎ目をTEM(透過型電子顕微鏡)等によって観測することができる。最後に,上面に堆積した多結晶シリコン等に対してエッチングを行い,その後ソース電極およびドレイン電極を形成することにより,図1に示すようなトレンチ型ゲート電極を備えた半導体装置,すなわち半導体装置100が作製される。
本形態の製造方法は,一旦,ゲートトレンチ20内部を完全には閉塞しない多結晶のシリコン膜221Pを形成することにより次のような特性を有する。ゲート酸化膜21と接するシリコン膜221Pは,活性化アニール処理後も多結晶のままである。すなわち,シリコン膜221Pは,活性化アニール処理の前後においてその構造が殆ど変化しない。そのため,膜収縮等の影響は小さい。このシリコン膜221Pがゲート酸化膜21に対する接着層として機能するため,活性化アニール処理後のシリコン層22Pとゲート酸化膜21との界面におけるボイドの発生が抑制される。従って,本形態の製造方法にて製造される半導体装置100のゲート特性の信頼性は高い。
なお,ボイドの発生を抑制するために必要なシリコン膜221Pの膜厚は10nm以上であり,その膜厚が厚いほどボイド抑制の効果が顕著になる。ただし,シリコン膜221Pは,シリコン膜222Aよりも不純物濃度が低いため,必要以上に膜厚を厚くするとゲート電極22の高抵抗化を招いてしまう。そのため,シリコン膜221Pの膜厚は,ゲート電極22に必要な比抵抗との兼ね合いで決定される。具体的には,25nm〜100nmの範囲内の膜厚であることが好ましい。
また,シリコン膜221Pは,不純物を含んでいなくてもボイドの抑制の効果は発揮される。ただし,この場合もシリコン膜221Pの膜厚を必要以上に厚くすると,シリコン膜222Aと一体化させたシリコン層22P(ゲート電極22)の高抵抗化を招いていしまう。そのため,シリコン膜221Pの膜厚は,ゲート電極22に必要な比抵抗との兼ね合いで決定される。
以上詳細に説明したように第1の形態の製造方法では,ゲート酸化膜21上にゲートトレンチ20内を完全に充填しない程度に多結晶のシリコン膜221Pを形成することとしている。その後,ゲートトレンチ20内を充填するように非晶質のシリコン膜222Aを形成することとしている。そして,ゲートトレンチ20を充填した後,活性化アニール処理を行うことでシリコン膜221Pとシリコン膜222Aとが一体化した多結晶のシリコン層(ゲート電極)22Pを形成することとしている。このシリコン膜222Aの多結晶化の際,シリコン膜221Pがゲート酸化膜21に対する接着層として機能するため,シリコン膜221Pとシリコン膜222Aとが一体化した後のシリコン層22Pとゲート酸化膜21との界面におけるボイドが抑制される。また,各シリコン膜の成膜速度はおよそ2.0nm/secであり,特許文献1に開示された製造方法と比較して十分に速い。よって,スループットの問題は生じない。従って,トレンチ内のボイドの発生を抑制し,信頼性が高い半導体装置およびその製造方法が実現されている。
[第2の形態]
以下,第2の形態の製造方法について,図4を基に説明する。第2の形態では,ゲート酸化膜21との接着層として機能するシリコン膜を,一旦非晶質となるように形成し,その後の活性化アニール処理等によって多結晶化する。この点,始めから多結晶のシリコン膜221Pを形成した第1の形態と異なる。なお,本形態の製造方法では,まず,図2で示した工程を行う。そのため,図2(C)で示したようにゲートトレンチ20の側壁に酸化膜21が形成された段階から説明する。
次に,図4(D)に示すようにゲート酸化膜21上に非晶質のシリコン膜(以下,「シリコン膜223A」とする)を形成する。この工程では,リンを含む混合ガスを原料とし,CVD法にてゲートトレンチ20内部を完全には閉塞しない程度の膜厚のシリコン膜を形成する。例えば,SiH4 の流量を16000sccm,PH3 の流量を35sccmとする。そして,圧力が100Pa,成膜温度が530℃の条件下で,膜厚が10nm〜100nm程度となるように成膜する。この工程では,成膜温度が600℃以下である。そのため,シリコン膜223Aは非晶質であり,その不純物濃度は高い。
次に,活性化アニール処理を行う。具体的には,O2 の雰囲気中,850℃〜950℃の範囲内の温度により,30分程度の時間,活性化アニール処理を行う。これにより,非晶質のシリコン膜223Aが,図4(E)に示すように多結晶のシリコン膜(以下,「シリコン膜223P」とする)となる。なお,この段階では,ゲートトレンチ内が充填されていない。そのため,シリコン膜の多結晶化の際に膜収縮を伴ったとしても,ゲート酸化膜21とシリコン膜223Pとの界面付近に殆どボイドは生じない。
次に,図4(F)に示すようにシリコン膜223P上に非晶質のシリコン膜(以下,「シリコン膜224A」とする)を形成する。この工程でもリンを含む混合ガスを原料とし,CVD法にてゲートトレンチ20内部を充填するようにシリコン膜を形成する。例えば,SiH4 の流量を16000sccm,PH3 の流量を35sccmとする。そして,圧力が100Pa,成膜温度が530℃の条件下で,ゲートトレンチ20を充填するように成膜する。この工程では,成膜温度が600℃以下である。
次に,活性化アニール処理を行う。具体的には,O2 の雰囲気中,850℃〜950℃の範囲内の温度により,30分程度の時間,活性化アニール処理を行う。これにより,シリコン膜224Aが多結晶化する。すなわち,図4(G)に示すようにシリコン膜223Pとシリコン膜224Aとが一体化し,ゲートトレンチ内部が全体にわたって多結晶のシリコン層が形成される。これにより,多結晶のゲート電極22が形成される。上面に堆積した多結晶シリコン等に対してエッチングを行い,その後ソース電極およびドレイン電極を形成することにより,トレンチ型ゲート電極を備えた半導体装置が作製される。
以上詳細に説明したように第2の形態の製造方法では,ゲート酸化膜21上に一旦非晶質のシリコン膜223Aを形成し,その後の活性化アニール処理によりそのシリコン膜223Aを多結晶化することとしている。そのため,不純物濃度が第1の形態のシリコン膜221Pと比較して高いシリコン膜223Pが形成される。その後,第1の形態と同様に非晶質のシリコン膜224Aでゲートトレンチ内部を充填し,その後にそのシリコン膜224Aを再度活性化アニール処理によって多結晶化している。すなわち,シリコン膜223Pとシリコン膜224Aとを一体化させている。その一体化の際,第1の形態と同様にシリコン膜223Pがゲート酸化膜21に対する接着層として機能するため,一体化後のシリコン層22Pとゲート酸化膜21との界面におけるボイドが抑制される。さらに,シリコン膜223Pの不純物濃度が高いため,一体化後のシリコン層22Pは第1の形態のシリコン層22Pと比較して低抵抗である。よって,トレンチ内のボイドの発生が抑制されるとともにゲート電極の高抵抗化が抑制された半導体装置およびその製造方法が実現されている。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,各半導体領域については,P型とN型とを入れ替えてもよい。また,ゲート絶縁膜21については,酸化膜に限らず,窒化膜等の他の種類の絶縁膜でもよいし,複合膜でもよい。また,半導体についても,シリコンに限らず,他の種類の半導体(SiC,GaN,GaAs等)であってもよい。また,実施の形態の絶縁ゲート型半導体装置は,P型基板を用いた伝導度変調型パワーMOSに対しても適用可能である。
また,本実施の形態では,ゲート電極22にドープされる不純物としてリンを使用しているが,これに限るものではない。例えば,ヒ素,アンチモン,またはホウ素であってもよい。
なお,上述した本発明の実施形態には,特許請求の範囲に記載した発明以外にも,以下の付記に示すような発明が含まれる。
[付記1]トレンチ型電極構造を有する半導体装置の製造方法において,
半導体基板の上面からトレンチ部を形成するトレンチ部形成工程と,
前記トレンチ部形成工程にてトレンチ部を形成した後に,そのトレンチ部の壁面に絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と,
前記絶縁膜形成工程にて絶縁膜を形成した後に,不純物を添加しつつ非晶質の第1のシリコン膜を形成し,その後に多結晶化することで多結晶の第1のシリコン膜を形成する第1シリコン膜形成工程と,
前記第1シリコン膜形成工程にて第1のシリコン膜を形成した後に,その第1のシリコン膜上に非晶質の第2のシリコン膜を形成する第2シリコン膜形成工程と,
前記第2シリコン膜形成工程にて非晶質の第2のシリコン膜を形成した後に,その第2シリコン膜を多結晶化する多結晶化工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
[付記2]付記1に記載する半導体装置の製造方法において,
第1シリコン膜形成工程では,トレンチ部の開口部の幅の半分の長さよりも薄い膜厚となるように第1のシリコン膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
実施の形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 第1の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その1)である。 第1の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その2)である。 第2の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図である。 従来の半導体装置の製造方法にて製造した半導体装置のゲート電極を示す断面図である。
符号の説明
20 ゲートトレンチ(トレンチ部)
21 ゲート酸化膜(絶縁膜)
22 ゲート電極(トレンチ型電極)
221P 多結晶のシリコン膜(第1のシリコン膜)
222A 非晶質のシリコン膜(第2のシリコン膜)
100 半導体装置

Claims (7)

  1. トレンチ型電極構造を有する半導体装置の製造方法において,
    半導体基板の上面からトレンチ部を形成するトレンチ部形成工程と,
    前記トレンチ部形成工程にてトレンチ部を形成した後に,そのトレンチ部の壁面に絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と,
    前記絶縁膜形成工程にて絶縁膜を形成した後に,その絶縁膜上に多結晶の第1のシリコン膜を形成する第1シリコン膜形成工程と,
    前記第1シリコン膜形成工程にて第1のシリコン膜を形成した後に,その第1のシリコン膜上に非晶質の第2のシリコン膜を形成する第2シリコン膜形成工程と,
    前記第2シリコン膜形成工程にて非晶質の第2のシリコン膜を形成した後に,その第2シリコン膜を多結晶化する多結晶化工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載する半導体装置の製造方法において,
    第2シリコン膜形成工程では,不純物を添加しつつ第2のシリコン膜を成膜することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載する半導体装置の製造方法において,
    前記多結晶化工程では,活性化アニール処理を行うことを特徴とするとする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載する半導体装置の製造方法において,
    第1シリコン膜形成工程では,トレンチ部の開口部の幅の半分の長さよりも薄い膜厚となるように第1のシリコン膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. トレンチ型電極構造を有する半導体装置において,
    半導体基板の表面に位置するトレンチ部と,
    前記トレンチ部の壁面に位置する絶縁膜と,
    前記絶縁膜上に位置する多結晶の第1のシリコン膜と,
    前記第1のシリコン膜上に位置し,非晶質のシリコン膜を多結晶化した第2のシリコン膜とを備えることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項5に記載する半導体装置において,
    前記第2のシリコン膜は,前記第1のシリコン膜と比較して不純物濃度が高いことを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載する半導体装置において,
    前記第1のシリコン膜の膜厚は,前記トレンチ部の開口部の半分の長さよりも薄いことを特徴とする半導体装置。
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